大橋和孝 参議院議員
7期国会発言一覧

大橋和孝[参]在籍期 : | 7期|- 8期- 9期
大橋和孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大橋和孝参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

大橋和孝[参]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第23号(1966/04/20、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されました国民健康保険法の一部を改正する法律案について、佐藤総理をはじめ、関係各大臣にお尋ねいたします。  昭和三十六年以来、二十七兆円にも及ぶ膨大な設備投資によって、四十五年度に二十六兆円という国民総生産の目標は、四十年度において少なくとも外見上はすでに達成されたかのごとくであります。しかし、その実態を見れば、このような急テンポの経済成長が、ことごとく国民大衆の犠牲によってなし遂げられたものであり、それがもたらした今日の構造的不況が再び国民大衆の犠牲の上に打開されようとしていることも、また周知の事実であります。そうして、この犠牲をまともにか……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第19号(1967/06/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました炭鉱災害による一酸化炭素中毒症に関する特別措置法案について、総理大臣並びに関係各大臣にお尋ねをいたします。  三池の爆発で四百五十八名の死亡者と八百二十二名にのぼる一酸化炭素中毒患者が出てから、すでに三年七カ月もたっているのに、まだこの事件は解決していないのであります。この問題では昨年の国会決議もあるのであって、政府当局も前向きに取り組んでいると思うのでありますけれども、昨年十月二十五日労災補償打ち切り問題以来、その処理も今日まで解決していないのである。ために労災病院にいる六十名の入院患者は何らの医療、給食も施されず放置されている……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第4号(1968/02/01、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、ただいま御報告のありました昭和四十一年度歳入歳出決算外三件につきまして、日本社会党を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。  まず第一にお伺いいたしたいのは、決算審議の主眼は、憲法にいうところの財政民主主義の原則に立ち、予算執行が適法かいなかの点のみならず、納税者たる国民の目から見て納得のいく、適正かつ効率的な予算の執行がなされたかどうかの見地に立って、行政万般にわたり広く政策批判を行なうことにあると考えるのであります。すなわち、決算は予算と相まって行政執行の重要な二つの指針であります。政府は、決算審議にあらわれた国民の声に率直に耳を傾け、くみ取るべき……

大橋和孝[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

大橋和孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま鉄道各駅におきましては、手回り品を持ち回る赤帽が非常にいろいろな条件に置かれておるように見受けられるのであります。特に私が申し上げたいのは、現在の国有鉄道において、非常に整備をされて、非常な一貫した中で運営されておる中に、こうした人が非常なまちまちな条件で置かれておるように考えられるわけであります。特にこの問題につきましては、鉄道の弘済会の職員として身分を確保されて置かれておる面、あるいは、またもう一つには、弘済会の支部長のもとに統括をされておる、そして雇用関係を結ばれておる向きがあります。また、国鉄の管理局長と特定の人が契約を結んで、しかも、これが下のほうに大勢の人を使って……

第49回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1965/10/01、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 現今では、薬価の基準の引き下げの問題も盛んに論ぜられておりまして、その間において社会保障制度審議会、あるいは、また、社会保険審議会、あるいは、また、中央医療協のいろいろな会合が持たれておるわけですが、その後の経過について各審議会の模様をちょっと御報告願いたい。
【次の発言】 答申が出ないとまだ決定はしにくいことはわかりますが、ちょっと私は、この間において、薬価基準の引き下げを大臣、あるいは、また、厚生省の側からはいかように考えていかれるかという意味において、その中の考え方の意味において、やはりこの薬価基準なるものを当然引き下げて、そして、その実態に即したものにすべきだと考えますが……

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまの国立療養所で行なわれておりますいろいろな経費の問題で赤字になっておるのじゃなかろうかと私は思うのでありますが、その措置費と、それから内容と、それからいまの経済運営状況の説明をちょっと聞きたいのです。
【次の発言】 そのトータルの赤字はどれくらいになっておるのですか。五千万を出して、それからあとほかの収入がなくて、運営費は相当かさんでおるわけでありますね。保険の点数で計算されておるというけれども、大体国としてはどれくらいここに支出しておるのか。
【次の発言】 国がこういうような経営をしておられて、私が一番知りたいのは、いわゆる人件費はどのくらいの赤字になっているか、詳しい赤字……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 社会労働委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本席には木村先生もお見えのようでございます。非常にガンのほうに経験の深い方でございますので、私質問をさしていただく前にいろいろ外国の状態やら、ガン対策についての御所見を拝聴いたしたいと思います。
【次の発言】 それでは逐次質問させていただきたいと思うのでありますが、第一番目に、先ほど大臣からも局長からも御説明のありましたように、わが国は胃ガンでは世界で第一位を占め、特に男子でありますが、ことに女子ではチリーに次ぎまして第二位を占めております。しかも、先ほどおっしゃったように、日本では胃ガンが多く、外国では特に腸ガンなんかが多いといわれておりますし、また順位は胃ガンとか子宮ガンとか……

第50回国会 社会労働委員会 第3号(1965/10/26、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶいろいろお話を承りましてありがとうございますが、私ちょっと笠先生のほうに。日本対ガン協会でいろいろ御研究あるいはまた御事業をなさった非常な成果をいま聞かせていただいたわけですが、いまのお話の中で、やはり基礎的な研究と予防検診、それからまた啓蒙宣伝だということでありますが、基礎的な研究の方面にはどれくらいのいままでの経済の中で御支援をなさったか、あるいはまたどういうところに重点を置かれていま対ガン協会としてはそういう方面に御活躍をなさっていらっしゃるかということを、総括的にちょっとお伺いしたい。  第二番目には、集団検診をなさっておられまして、七台でずいぶん効果をあげていらっ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間も迫っておりますので、私いろいろ聞きたいことがありましたけれども、要点をしぼって、ガンの問題と、それからインターンの問題についてちょっと御意見を伺い、これを予算にも反映していただきたいと思うのであります。ガンにつきましては、厚生省のほうで、大臣を初め、重要な問題として取り上げていただいて、いろいろ懇談会にも出して案を練っていただいておるようでありますが、私この点に対しては非常に感謝をすると同時に、私はこの際、ガンの取り組み方について、一、二の御意見を伺いたいと思うのであります。  このガンの問題に対しましては、やはり早期発見ということが一番要点であるということは御承知の……

第51回国会 社会労働委員会 第5号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 じゃ私、ちょっといまのに関連があるわけですが、最近特にほかの事業にもそういう例があったわけですが、特に建築方面であって、たとえば下請、下請ということになって、たとえばダンプの事故なんですが、そのことなんかも、これが個人で経営をしておるために補償する相手がなくなる。今度のこの問題でも、やはり下請、下請であって、そういうことが起こり得る状態にあるので、私は、特にそういう方面なんかについては、今度の問題とも少し関連はしておるだけでありますけれども、そういう監督の面から特にその点はどういうふうになっておるか、一応聞いておきたいと思うのです。

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま山崎委員のほうから話がありましたので、私ちょっと重複するかもしれませんが、私、特にそのあと、厚生省としては、大臣のそうした趣旨にありますように、こうした子供の楽園に対して広くやっていこうという御趣旨はわかりましたが、これはこの内容が、たとえば大阪の緑地地帯、緑地公園といいますか、ああいうふうな形の中に飲食をする場所とか、あるいは、また、様子を見てみますと人造の池などもできているわけでありますが、こういうようなものがあるということは、私は衛生的に、たとえば池であれば絶えず水が流れるようにしなければいけない。腐敗する、あるいは、また、飲食物を提供するということによって、業者にこれ……

第51回国会 社会労働委員会 第11号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ根本的なことは藤田委員から御意見がありましたので、私は、時にはこまか過ぎることにも触れると思いますけれども、一、二質問さしていただきたいと思います。  先ほどの御説明の中で、この赤字の七百二十億についてのいろいろお話がございましたが、私はもう一ぺんここでちょっとお尋ねしたいのは、これは一体どういうふうな根拠でこの七百二十億が計算されておるのか、同時に、また、これを解消するのにはどういうふうにされるのかということについて、ちょっと大まかにお尋ねいたしたい。
【次の発言】 このようにして内訳を見せていただきますと、まだまだ赤字というものも非常に不安定だ、それから、また、医療費も……

第51回国会 社会労働委員会 第14号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本会議において大体質問をさしていただいたわけでありますが、特に皆保険下にあって、この国民健康保険に対する厚生大臣としてのお取り組みの考え方、特に私は、非常にボーダーライン層が多い、そうした被保険者に対して、そして特に高齢者が多いのであって、非常に医療費もかかる。しかも赤字が非常に続出しておる、こういう段階で、もっと前向きに赤字を解消するために国から金を出すということが私は一番大事じゃないかと思うのですが、こういうような国民健康保険に対する全体の考え方をもう少し具体的に今後どういうふうにしようかという御所信を第一番目に聞きたいと思います。

第51回国会 社会労働委員会 第17号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連してちょっと。   いまの資料の中で、私はまた別な角度から一ついただきたいのは、いま民間薬が医療薬のほうに非常にふえて、ウエートが大きくなった。というのは、民間薬を医療薬として出している。実は医療薬の中であるといわれておるが、実は民間に流れているのだ、あるいは貿易の面もどんどん出ているのだということで、この五五%の中に非常に差異があるのだということをわれわれ感ずるわけです。そういうことをデーターで出してもらいたいということを要求しておきます。
【次の発言】 本日は厚生省の一般について、チブスの事件後の問題、あるいは、また最近たくさん赤痢が集団発生をしていますので、それに関連し……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、本日この家内労働者についての質問をさせていただくわけでありますが、いま藤田委員からのお話で、林野に及ぶ問題で、非常に低い状態に置かれておる。特に国家公務員の方が生活保護以下の生活をしながら、あの福島の山奥で、手続すらできないで、非常にみじめな状態であるということを深く追及されたのでありますが、私は、同じく家内労働者が、同じように、非常に浮かばれない状態に置かれておるということについて、一言いろいろ御意見を伺いたいと思うわけであります。  四十年の六月でありますか、調査の結果、この委託者とか、あるいは、また、仲介人、あるいは、また、家内労働者の数なんかについての報告があります……

第51回国会 社会労働委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間も迫ってまいりましたので、ごく簡単にひとつ要点を質問させていただきます。  一週間前に、実は名古屋の准看護婦学校の問題についていろいろお尋ねをしたわけでありますが、一週間の間に何とかしよう、あるいは、また、大体その実習の病院も九九%まで何とかなるであろうというお話でもって、私は非常に期待をしておったわけでありますが、その後の経過について、ひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろとうまくまとまるように御配慮を願っていることはいまの答弁でもうかがえるわけでありますが、まあ看護婦の非常に少ないときでもあり、あるいは、また、求人困難なときでもあり、いろいろ方向……

第51回国会 社会労働委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまいろいろ質問の中で私伺っておりまして、会社側の方々からの御発言の中にも、やはりこうした大きな災害であり、このあとにまだ療養中の方々に対しましても前向きの姿勢でいろいろとこれについては組合とも話し合いをしながら進めるという御意向のように伺いまして、私はこの際、質問を申し上げるのではなくして、特に要望として、そうした前向きの姿勢で、こういう非常な災害によって、特に中にはおそらく一生立ち上がれないかもしれない人もあるというような悲惨な状態であります。あるいは、また、こういうような方の家族の方の中にも、非常に経済の苦しい中で苦しんでおられる。これらに対してもいままでもいろいろな補……

第51回国会 社会労働委員会 第21号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回に少し質問させていただいたので、続きまして、重複を避けてお伺いしたいと思います。なお、この児童扶養手当法と、現在厚生省で考えておられるところの児童手当法との間に、どうもまだ私自身が了解しにくい点があるわけでありますが、一応もう一回これについての御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、その児童手当法はいつごろから行なう予定ですか。
【次の発言】 そうなりますと、また、同時に、私は、この国民年金の中の母子福祉の年金、あるいは、また、いまの特別児童手当法なんかの問題、こういうものにいろいろ関連があるわけでありますが、そういう観点からも、この児童手当法はもう少し早くやっ……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま藤田委員のほうから非常に商い角度からいろいろお話がありましたが、私はこれに関連しまして、ごくささいな問題ではありましょうけれども、二点ほどお尋ねしておきたいと思うのです。  いま、お話があって、この季節の労働者の不安定なものをだんだんと改正されるというわけでありますが、いま現在のところで、そういうふうになるまでの間におきまして、私は、やっぱりその常用作業に属している人たちは、その間じゅうは、やはり政府の管掌の健康保険、あるいは、また、厚生年金に入っているわけでありますが、それが解雇されますとそれが国民健康保険になるというふうなことでありますので、こういう点には非常にいま現……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま説明を聞きました中に、衛生師の「師」はこの「師」になっておるのですが、いままでいろいろの法案を見てまいりますと、労務管理士とか、あるいは栄養士とかいうのはさむらいという字の「士」で、その点は少の字句はおかしくないかと思うのでありますが。
【次の発言】 じゃあ簡単でございますが、一、二ちょっと御質問を申し上げます。先ほど御説明の中にありましたように、最近は非常に製菓の中にありましても、いろいろな色をつけたり、あるいは、また、いろんな化学的なものも利用されるようになりました関係上、このようにして衛生知識を高めるための教育を受け、身分を与えられることに対しては私も非常に賛成でござい……

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 では、前に続きまして、ひとつ御所見を伺いたいと思うわけでございます。  最初に、保険料の引き上げと国庫負担について少しお話を承りたいと思うわけでありますが、国民年金の保険料が昭和四十二年の一月から引き上げられることになっておりますが、当初昭和四十一年度の予算要求では、厚生省が保険料の額と同額の国庫負担を要求しておったのでありますが、これが認められずに現行のような二分の一に国庫負担を据え置かれております。また、この法案の要綱を諮問した国民年金審議会ですか、及び社会保障制度審議会の答申におきましてもその点を指摘して、国庫負担率の引き上げがはかられていることなど、保険財政の将来に問題を……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は三つ、四つの問題についてちょっと御質問したいと思うのでありますが、その中で、一番目には、いま国立身障者センター、ここで百何名かのあの非常に痛々しい、からだの動けないような、足の曲がったような人たちがすわり込みをしているという現状を見まして、私は、国立のこうした一つしかないところのモデルケースといわれるような身障者センターでこういうことが行なわれておるということは、私は非常に意外に感じたわけです。特にそういう観点から、私はその身障者センターに参っていろいろ話を聞き、話を聞けば聞くほど、私は非常に不可解なものを感ずるわけです。この国立の模範的なセンターがこういうようなことであって……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1966/10/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 看護婦の非常に不足しておる問題について、ひとつ厚生省のほうに――まだ大臣がおいでになっておりませんので、大臣が来られてから大臣からお伺いすることにして、初め医務局長のほうにお伺いいたします。  最近の婦人労働者は八百万人もあるといわれます。共かせぎの婦人も非常に極度に数がふえてきておるわけであります。そうして、しかもその中で低賃金で働いている人、いわゆる月額が一万五千円程度のものは、三分の二はこの婦人労働者が占めているといわれているわけであります。こういうような状況の中で、看護婦とか保母というような職業に従事している者も、従来から非常に低く見られているというところにこの看護婦不足……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1966/10/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、いま非常に問題になっております交通事故、特にこれの治療に当たる救急処置ということについて、ひとつ数点にわたって厚生省に質問申し上げたいと思います。特に時間を限られておりますので、なるべく簡単にやりますので、よろしくお願いしたいと思います。  最近では、この九月の終わりで死亡者が一万人をこえたという、これは歴史上非常に最悪の状態だといわなければなりません。特に今度の状態を調べた報告を見てみますと、十年前は非常に事故は都会に多くて郡部に少なかった。ところが、最近ではその六六%が七大都市を離れたところに起こっている。これは私は非常に救急の設備の足らないところで、助かる者がなくたっ……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1966/11/08、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いろいろといまお話を承りまして、一、二私お伺いしたいと思います。  まず第一に愛知県の医師会長さんのほうからお伺いしたいのでありますが、いまのお話の中で、愛知県に一本にならなければいけないというような御趣旨を承ったと思うのでありますが、その点をもう少し詳しくお伺いをするとともに、いま非常に看護婦が少なくて、看護婦学校が非常に少ない、もっと看護婦の供給をしてもらわなければならないという現時点で、これは前からも私この委員会で申し上げましたが、そういうことに対して、いち早く厚生省がもっと進んで看護婦教育というものにも従事をして、そして十分な需給計画を樹立するのが厚生行政の最も必要である……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1966/11/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 冒頭に、私はきょうは少しハンセン氏病の患者の対策について質疑をしたいと思っておりましたのですが、ほかの委員も希望をされるような関係もあるようでありますから、これはそのときに譲りまして、私は別な面の問題についてきょうはちょっとお尋ねしたいと思います。  第一番目に伺っておきたいことは、新聞にも出ておりまして御存じだろうと思うのでありますが、杉並の太田病院閉鎖の問題です。医務局長来ていますか。
【次の発言】 それじゃ続けて質問さしていただきます。  この太田病院には結核患者が二十八名ほど入院をしておる。それが閉鎖の通知を受けて、ガスだとか水道とか、あるいは、また、そうした衣食に、生活……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後6号(1966/11/25、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま私ちょっとおくれてまいりまして、勝木教授のほうからのお話をちょっと承っていないので、たいへんまた失礼にわたる点があるかもしれませんが、御容赦願いたいと存じます。  先ほど平田参考人のほうからのお話は、私承ったのでありますが、いろいろお話が出ておりましたその中で、私は第一番目に、私も救急の病院をやっておりまして、CO、いわゆるガス管をくわえて中毒した患者が入ってくるというのを見て、あとからいろいろの症状が出てきたものを精神科の先生にお願いして、症例は数は少ないのでありますが、数例を持っているわけでありますが、その中で、私いままでから考えておりました中で、こうしたCOの中毒で……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 決算委員会 第3号(1967/03/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは、ただいまから決算委員会を再開いたします。  委員長所用のため、私が委員長の職務を行ないます。  委員の異動について報告いたします。  本日、柴田栄君が委員を辞任され、その補欠として横井太郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  昭和三十九年度決算外二件(農林省の部)の審査のため、本日の委員会に農林中央金庫の関係者の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 決算委員会 第4号(1967/03/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま報告にもありましたように、昭和三十九年度のわが国の経済は、三十八年度末から国際収支の悪化が起こり、引き締め政策がとられてまいりました。しかし前半は、まだ旺盛な活動が続けられました。そして民間の設備投資は年間に四兆八千五百億、前年に比べまして一七%の増加といわれております。非常な利益の伸びをいたしておるわけでありますが、一方企業の合理化とか国際競争力の強化が進みまして、アメリカあるいはヨーロッパの国際市場の状況なんかにこの収支が支えられて、収支は黒字になっておるわけであります。他方に、企業の整備、経営の悪化あるいは倒産の増加というのが非常に深刻になってまいりまして、政府は三……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま説明を承りまして、三十六年度、三十七年度までは黒字にずっとなってまいったわけでございますが、三十九年度から三百億の赤字に転換をした。それからまた四十年度の見込みは相当千何百億に当たる赤字になっている、こういうことをやっぱり私なりにも調べさしてもらい、お聞きもしたわけでありますが、やはりこの人件費の問題とか経費の問題、あるいはまた利子の問題、いろいろあるようでございます。特にまた東海道の新幹線におきましても、第一年度は少し赤字であったが、第二年度は黒字に転換をしてきたということで、これはまたある意味においてはこれが相殺されるというような形になっております。こういうふうな経過……

第55回国会 決算委員会 第7号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私、ごく簡単に二点だけ御質問したいと思う。  簡易生命保険及び郵便年金の特別会計でありますけれども、この問題点の中にも長年にわたって低迷を続けておるような状態で、郵政審議会からも「このまま推移するときは遠からずその存在意義をも失うこととなる」というので、「制度全般にわたる改革を行う要がある」、こういうように答申されているように聞いております。当局でも近く、まあいろいろ検討はされていると思うのでありますが、この答申についての見解とか、あるいはまた反省、あるいはまた事業改善方策というようなものをどういうふうに考えておられるか、少しお伺いしたいと思います。

第55回国会 決算委員会 第8号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 建設省の住宅の計画についてごく簡単に一、二点質問をさせていただきます。  住宅対策は、民間の建設の戸数と、それからまた政府施策によるところの建設の戸数とによって、その割合が、おおむね報告によると六対四という形にやられておるというふうに聞いておるわけでありますが、このごろの建設費の暴騰やら、あるいはまた、いろいろ一世帯一住宅というような形での要求に沿っていくためには、このような調子でいかれるものであるかどうか、特にその伸び率なんかについてもお考えを聞きたいと思います。また、ことに民間の建設の促進については相当施策をしないといかぬのではないかと思うのでありますが、その辺の点をお聞かせ……

第55回国会 決算委員会 第9号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 一、二御質問させていただきたいと思うのでありますが、特に、この財政投融資の額の推移の問題でありますが、三十九年度には、出資金が九十五億で、政府の借り入れ金が三百三十九億ですか、それに民間からの借り入れ金が三百四十億、こういうふうになっておるようであります。この政府の出資金の伸びは、いままでを見ますと非常に少なくて、そして借り入れ金が非常に伸びて、政府に比べますと七、八倍の伸びを示しておるようであります。それに借り入れ金の中に、六分二厘コストの政府資金よりも、七分、八分の民間資金にウェートが置かれるということになりますと、これはひいては、この住宅の家賃とか、あるいはまた分譲住宅であ……

第55回国会 決算委員会 第10号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 それじゃ一つ二つ労働省のほうに質問したいと思うわけでありますが、労働力の不足の現況と今後の対策について少し伺いたいわけでありますが、現在では非常に低年者の、ことに中卒の就労者が減ってまいりました。これは就学の関係もありましょうが、いろいろな意味で非常に労働力が減ってまいる。と同時に、そういうことは、結局今後技能労働者としての開発にも非常に大きく影響するわけでありますが、このようにして非常に労働力の不足が一方にあるのにかかわらず、中高年齢層のほうにおいては、まだやはり就職が非常に困難視されている。特にその方向を考えてみますと、中高年齢層の就職は比較的中小企業のほうにしわ寄せされて、……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは総理に対しまして、一年間三十九年度の決算が行なわれた締めくくりの総括として二、三点を問いただしたいと思います。  政府においても、また国民一般の関心によりましても、この予算に比較して決算が非常に軽んぜられておるという感じがいたしておるのであります。予算と決算は、これは表裏一体のものでありまして、特にこの決算の審議の過程においていろいろな問題点を討論することが、この予算を十分に執行されておるかどうか、あるいはまた将来どう政策に反映さしていくかということがうかがわるべき非常に重要な審議だと考えております。このような問題に対しまして、この決算の重要性に対して、政府は、 はいかよ……

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました昭和三十九年度決算についての議決案に対して承認できないことを表明して討論をするものであります。  昭和三十九年度決算の審議に際しましては、一年余りにわたって、前年度決算と同様、会計検査院の検査報告中心の審査ということではなくて、国会として独自の立場より国民の道義的な声の反映としての批判を通して、予算及び関係法律がはたして適正かっ効率的に執行されているかどうかという点を主眼として、さらに必要ならば政策の批判に及ぶという、大きな心がまえをもって慎重に審査を行なった次第であります。  先ほど朗読されました本件審査の結果に関するとこ……

第55回国会 決算委員会 第13号(1967/06/28、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま説明になりました予備費の問題に対して、数点をお尋ねするとともに、私は、国立大学に対しての海外旅費に対して非常にこのごろ問題になっておりますところの、他のいろいろな団体からの補助を受けておる点についてもひとつただしておきたい。同時にまた、最高裁判所においても、ことにCIAの関連あるといわれておるところのアジア財団あたりからも補助を受けておるということがありますので、この三点についてこれからお尋ねをしたいと思っておる次第であります。  まず、第一点の今度の予算の問題につきましても、非常に問題点が多くて、しかも、この予算の出し方に対しては、いままでからも何回も繰り返されてこの不……

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 理事の立場から、時間がだいぶ食い込んでおりますから、ぼくのほうはできるだけひとつ時間の調整をしたいと思いますので、これから、いま議題となっているところの予備費の問題についてお伺いしたいと思いますので、担当の係はすみやかに全部着席していただいて、質問をまとめてやりますから、まとまった返事をしていただきたい、こういうふうに思います。  現在、四十年度の一般会計予備費の中で、ベトナムに対して七千二百余万円を出しているわけでありますが、この問題については、もう衆議院のほうでいろいろ討議をされておりますから、私はそれになるべく重複を避けて、そうして問題点だけを伺ってみたいと、こう思うわけで……

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、いま非常に問題になっておりますところのインターン制度の問題について、少しく厚生省並びに文部省側に御質問させていただきたいと思うわけであります。  インターンの制度の是非が非常に問題になりましたのはずいぶん前からでありますが、三十七年の五月に国立大学の医学部長会議でこれが問題になり、教育の改善をはかることによって廃止したいというようなあれが出されております。また、三十八年の九月にはインターン生に給与の支給だとか、あるいはインターン生の地位の明確化の要求を行なっております。また、その後も国立大学の病院長会議で学術会議から同趣旨のインターン廃止の提案も行なわれておる。あるいは、ま……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまずっと厚生大臣のお話を聞いておりまして、私はまだまだ一部に納得のいかない点があるのでございますので、少しぐらい重複するかもしれませんけれども、ぼくの考え、意見を述べて、もう少し具体的なお話を伺いたいと思うわけでございます。  今年度の重大政策の中で、経済の効率化を軸として、物価の安定だとか社会開発の推進を最重点の政策の課題とした、こうなっておるわけでありますが、その中で、昭和四十年代においては、社会開発も経済の効率化に基づく経済規模の拡大なしには持続的進展を期待し得ないと、こういうこともいっておられるわけであります。また、一方には、これと同時に、経済の効率化も国民の創意と……

第55回国会 社会労働委員会 第4号(1967/04/18、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 一言関連。いま藤田委員と電電公社の職員局長の話を聞いておって、ぼくは局長の考え方というものは、もう少しあたたかい気持ちをもって労働者に接するというかまえなしに、いまの法律でこうあるから、これはあたりまえだというような、風を切ったような態度自体は私は非常に嘆かわしいと思う。こういう人が労働者の賃金を担当する、あるいはこれらの労働条件に関する事務を掌握するという責任を持たされている男であって、こういうようなのが涼しい顔をしているいまの態度を見ていて、私自身非常に憤慨を感ずるのです。こんなのは資格がない、実際。法律をもう少し勉強したまえ。外国の様子も考えてみたらどうか。それで、われわれ……

第55回国会 社会労働委員会 第5号(1967/05/09、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまちょっとお話を聞いておりました中にもありましたが、いま現在月々に何千人か帰っているわけでございますね、二千人ぐらい帰っていると聞いているわけでありますが、そういうふうにして現段階で帰りつつあるわけなんですが、そうしていままだ相当多数残っているはずです。その希望者の残っている数も同時に伺いたいと思いますが、また、一面、相当長く日本に居住して引き揚げて帰ろうという場合、私はそれはやはり家財から、あるいは、また、いろいろなものの処理をしていかなければならぬので、相当進みながらも、たとえば家を売るのに売れなくて予定よりおくれたとか、いろいろな種々な事情があろうと思います。同時に、また……

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 最賃の問題で、ことに中央最賃審議会の基本問題小委員会が審議の最終段階に入ったように伝えられておりますが、その状況はどんなふうになっておりましょうか。
【次の発言】 その内容的に伝えられるところでは、その答申案の内容が、いまおっしゃいましたように、二年後に業者間協定方式を廃止する、あるいは、また、その後は十六条方式を中心にしてその法を運用するというふうなことがいわれておる、やはりそういうふうでございますか。
【次の発言】 そのようになったとしますと、やはり私は今日なおまだ疑問点が非常に明らかにされてないと思うのでありますが、第一番目に、そのようにして審議をするその審議会に対しての依……

第55回国会 社会労働委員会 第7号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して二点だけ質問させていただきます。  先ほどから、調査がされて、まだ医療調査は出てない、生活調査は出てないというわけでありますが、柳岡委員からも言われたように、非常にいま原爆の障害で倒れている人、また、なくなっている人がたくさんあるという実態である。同時に、また、私は、現在私の家にも二人ほど被爆をされた人を使っているわけであります。これはやはりもう十分明らかになっていることであって、調査の結果ではない。もう待つ必要はないと思うのでありますが、やはりこの血液に及ぼされた大きい影響というものはなかなか復帰しないものであります。だからして、働きながらも三分の一なり、あるいは、また……

第55回国会 社会労働委員会 第10号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶん時間がおくれてあれですから、私もできるだけ簡単に皆さん方に御迷惑のないように配慮したいと思います。  私は、大阪の星ケ丘病院について少しお尋ねをしたいと思っているわけですが、その前に、一度、次官もおいでになっておりますし、担当局長もおられますので、結核というものに対しての考え方を一応尋ねてみたいと思うわけです。  昔は非常に結核というのはなおらなかったために各施設が十分にできて、これに対する対策というものが大きく取り上げられたわけですけれども、最近は早期発見、あるいは、また、新しい薬の発見などによって非常に成績があがって、いまではだいぶんそういう収容施設があいてきたという……

第55回国会 社会労働委員会 第12号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 この間ぼくが質問したときは、局長は、たぶん、国立は池田さんも入院させるんだ、それだからして差額徴収たくさんせんならぬという答弁があったんですが、いまもまたそれを繰り返されて言われたようで、これはちょっとがまんならぬので関連させてもらうわけですが、実際国立のほんとうの使命というものはそういうあり方であっていいのかどうか。私は根本的に一ぺん大臣にも腹を聞きたいと思うし、これはたいへんな問題だと思うのですよ。これは国立は国民全体に合わんならぬから、富裕階層に対してもサービスせんならぬという考え方、それは一応は通るかもしれません。けれども、私は、国立でなければならないような診療をもっとす……

第55回国会 社会労働委員会 第14号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 この間ちょっと大阪の星ヶ丘病院についての質問をしたのでありますが、これに引き続きまして、ちょっと二、三点お伺いしたいと思っておるわけであります。  あのときにもお話を承ったのですが、最近私はちょっと調べてみますと、大阪あたりの結核の状態でありますが、大阪全体を見てみますと、昭和三十六年には十二万三千五百五十二人、三十七年に少し減って十一万九千百二十七人、三十八年にはまた少しふえて十二万二千五百六十五人、三十九年は十二万五千百一人とふえております。四十年は十七万五千八百二十六人となっておる。この年次的な結核登録患者を調べてみるとそういうふうになっていますので、大阪では、むしろ厚生省……

第55回国会 社会労働委員会 第15号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 もう前にかなり論議が尽くされていると思いますけれども、私、なお多少の重複をする点があるかもしれませんが、私なりの考え方のもとに、きょうはひとついろいろと質疑をしてみたいと思うわけであります。特に家内労働の問題について二、三点いろいろと伺いたいと思うわけであります。  前にもお話のありましたように、最近の経済情勢で、非常に家内労働をしなければならない、何と申しますか、特に内職的な労働がふえてきたわけであります。これは前にも多少その報告があったかもしれませんが、私ちょっと最近入手しました調査の結果では、非常にばく大な数字にふえているというように思いますので、もう一つ、このごろ労働省の……

第55回国会 社会労働委員会 第16号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、筋ジストロフィーについて二、三点質問したいと思います。いろいろ前にジストロフィー協会のほうでも調査をされた調査資料をちょっと調べてみたわけでありますが、現在、筋ジストロフィーの患者で非常な重度のものもあり、しかも、数においては七千も八千も患者があるように、報告されております。そして、その中でも、発生率は非常に小さい子供さんたちに多くて、初めのうちには非常に、何と申しますか、診断のつきにくいような場合があり、適切な処置が講ぜられていないという向きも非常に多いのでありまして、私は、この筋ジストロフィーの患者に対しまして、厚生省のほうではいまどのように取り組んでおられ、そして、……

第55回国会 社会労働委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連して伺いますが、こういうような病気が、いま話を聞いておりますと、会社におった当時は、まだ結論的に水銀の中毒で云々ということが出ていなかったのではないかと思うのですね。それで、杉山先生おっしゃるように、患者はそういうことを意識していなかった。だから、そういうふうな診断をしてもらったときには、見るほうも見てもらうほうも、意識せずに見てもらったから、そういう診断の結果が出ておったが、あとからそういう中毒があるということになれば、そのとき振り返って見て、最近の診断ではそれはやはり中毒であろうといわれておる大学の教授もおるわけですね。そういう場合に、私はいま聞いておって、それは……

第55回国会 社会労働委員会 第20号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、いま非常に流行しようといたしております日本脳炎の問題について二、三点をお伺いしたいと思うわけでございます。  今年は、御承知のように、流行の三カ年目に当たるというので、非常に大流行を起こすのではないかということは前々からいわれておるわけでありまして、また、私は京都出身なんでありますが、京都なんかの状態を見てみますと、あそこも非常に多発流行地としての指定を受けておるというので、京都あたりでも非常に大きくこの予防対策について考慮が払われてきておるわけであります。今年はもう愛知県に一名五月の三日に発生をしておるし、六月六日には長崎で蚊から日本脳炎のビールスを発見をして、これも平年……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 決算委員会 第閉会後1号(1967/10/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 法務省関係について一、二ひとつお伺いしたいと思う次第であります。  昭和三十九年度の刑務所の職員の状態を見てみますと、一万六千六百五人、それから昭和四十年では一万六千六百九人、それから四十一年には一万六千七百六十二人でありますが、一方において収容されておるところの現員は、三十九年では六万二千五百九十二人、四十年では六万三千二百三十三人、四十一年度では六万三千百四十五人というふうになっておるのであります。これで計算してみますと、一人当たり刑務職員は三・七人くらいに当たっておるわけでありますが、実際収容所の処遇に当たるところの職員というのは実際上はもっと数が少なくて、約一万人くらいの……

第56回国会 決算委員会 第閉会後2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 非常に時間もあれでございますので、きょうは国立大学の研究費それから大学の自治の問題、特にまた最近問題になっておりますインターン制度の問題に対して、文部省側のいろいろ御意見を伺いたいと思うわけであります。  この前のときにおきましても、この国立大学の研究体制に対していろいろ問題が投げかけられて、特にこの学術の進歩が、個別的な研究の時代から共同研究の時代へとだんだん移り変わるとともに、その研究水準が向上いたしますし、大学相互の間に共同研究の進展あるいは付属設置の研究所の整備等が行なわれているようでありますが、特にこの性質に対しましても、いろいろ非常に危険的なものもあれば、また不適当な……

第56回国会 決算委員会 第閉会後4号(1967/10/27、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 国鉄と鉄道公団にお聞きをしたいと思います。  私が、ちょっとお尋ねしたいのは、琵琶湖の西側に新設されるところの湖西線についてでありますが、いま現在この問題に対してはどの程度に進捗をしておるか、現在の状態でどんなふうになっておるか、あるいはまたその線路の決定についてどういうふうになっておるか、あるいはまたその見込みはどうか、そういう点について一ぺん現状を御報告願いたい。
【次の発言】 江若鉄道と並行する部面においては、江若鉄道そのものを買収してやるのか――何か別にということになっていることは十分話は聞いているのですが、実際には、どういうふうな交渉過程の、一つの何と申しますか、技術的……

第56回国会 決算委員会 第閉会後5号(1967/11/13、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 午前中に柴谷先生からだいぶいろいろ御質問がありましたから、できるだけ重複するのを避けてお尋ねしたいと思いますが、柴谷先生も指摘されましたように、近来はやはり上級な葉が要求されておると聞いております。同時にいまの状態では、すべての葉たばこを買い上げている関係で、比較的下級のたばこが非常に好まれないために、在庫品が多くなっておると聞いておるわけでありますが、こういうようなことに対しまして、もっと具体的にいま公社がとっておられる方式を示してもらいたいと思います。
【次の発言】 抽象的に言えばそうだろうと思うわけですが、私はその非常に悪い葉とか、あるいは中流の葉というものがストックになっ……

第56回国会 決算委員会 第閉会後6号(1967/11/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 大臣、忙しいそうでありますから、じゃ大臣に一つ二つお尋ねしたいことだけ伺って、またあとで建設省のほうには、いろいろ詳しい話を聞こうと思っております。  大臣にお伺いしたいのは、午前中も問題になっておりましたが、土地なんかを取得する住宅公団あたりでも非常に苦労しておるようであります。こういうことに対して、私は建設省に対してほんとうに土地の価格を、価格政策と申しますか、あるいはまた土地の価格の評価委員会というものもあるわけでありますので、そういうものをもう少し何か考え直して、土地の売買をするのに、もっと非常ないろいろな黒い霧があるとかあるいはまたそれをするために相当いろいろな何と申し……

第56回国会 決算委員会 第閉会後8号(1967/11/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。この問題を聞いておりまして、非常に私は遺憾に思うわけです。私の知る限りでは、東大あたりでは入院患者よりもたくさんの医者がいるわけです。いま僻地には人がないということは、先ほど医務局長は、今度の医師法を改正すれば何か一ぺんに医者ができてスムーズにいくような話でありますが、私はもっと研究の場を与えなかったらこれは解決しないと思うのです。もっと教育の立場からこれは考えなければだめだと思います。現に尾道市民病院、あの大きな市民病院が、いま医者が引き揚げてしまうので来月の半ばになったら医者がいなくなってしまうから何とかしようというので自治労――働いておる人たちがいま一生懸命になって運……

第56回国会 決算委員会 第閉会後9号(1967/11/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 黒木委員から非常に全般的にわたっての質問がありましたので、できるだけ重複を避けてお伺いしたいと思います。  先ほどお話しの中にもありましたように、四十年度の通産、大蔵合同の各省所管の中小企業対策の会計は百七十八億となっております。このうち通産省所管の支出額は百億余であって、その内容は、都道府県を通じて設備近代化補助とか、あるいはまた企業の集団化とか、あるいはまた協業化貸し付けのための経費となっておるのでありますが、これをこの一、二年の企業の倒産状況を見てみますときに、非常に好況であっても不況であっても、そのような倒産が減らないわけであります。これにつきましても、先ほど来その原因に……

第56回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1967/10/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間も迫っておりますので、私三つの問題についてきょうはちょっと質問する予定でありますが、まず第一番に、北鮮帰還の問題についてひとつ援護局のほうにお話を承りたい。続いて、また少し北九州の病院の問題についてもお話をしたいと思いますし、あるいは、また、今度の特例法についてのその後の問題についても伺いたい。この三つの問題について伺いたいと思うわけであります。医務局長も、済みませんが、少しっき合ってもらいたいと思います。  それじゃ、まず、北鮮帰還の問題でありますが、九月の二十五日ですか、モスクワで会談が持たれたはずであります。それの結果は十分な結論に至らずして終わったというように聞……

第56回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1967/11/10、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 財政制度審議会、これは大蔵省の諮問機関でありますが、これが十月の十九日に緊急懇談会を開いて、社会保障制度について特にその財政面をいかにすべきかというお話し合いがあったようでございます。その際、大蔵省の見解を出しておられますが、財政硬直化が問題になっております現段階で、こうした考えを出される意図も、その内容のよしあしは別として、理解するわけでありますが、そこでは、医師と患者を締めつけて、国庫負担を徹底的にはずす構想を打ち出しておると、こういうふうに考えられるわけであります。社会保障の大きな後退であるばかりでなくて、日本の医療の内容並びに制度ともに大きく後退を余儀なくされる考えではな……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 決算委員会 第2号(1967/12/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して。  文化財保護の問題でいま質疑がありましたが、私、京都のほうで、今度若狭の近くに、そうした史跡を保存するために、いろいろそうした丘というふうな名前をつけて京都府でいまやって、おそらくそちらのほうへ申請が出ていると思うのですが、あれにつきましても、私は、あの計画を見て非常に驚いたことには、非常に国から出る補助率が少ないのですね。率は一定になっているのでございましょうが、いざそれをつくるためには、やはり建築すれば建築、あるいは土地が要れば、やはり政府のほうで考えておられるところの基準では、全然ものにならない。私はああいう計画を見て非常にさみしい気持ちを持ったのでありますが、……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、十一月の十七日に出されました「医療保険制度改革試案」いわゆる厚生省の出した抜本改革案の中の「診療報酬体系の適正化」という一項に、「医師、歯科医師等の技術を正当に評価する。」と、こうあるわけでございますが、先日の社会労働委員会の中でも私は質問いたしましたが、今度の耳鼻咽喉科の処置料の引き下げについてどうもわからない点がありますので、まずこれをお伺いしたいと思うわけであります。  厚生省の抜本改正案の中の文革と今度の件は、何か反対になっているように思うわけであります。他の科とのバランスとか、あるいはまた、再診料の新設とかと言っておられますが、この逆行するような技術評価をどのよ……

第57回国会 社会労働委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 時間が迫っておりますから、私の質問はきょうはこれまでにして、この次にやりたいと思いますが、いまの藤原先生の質問に関連をして、この前私が星ケ丘の病院のときにもこの結核の問題についていろいろお尋ねをしたそのときと、今の時点と、答弁を聞いておりますと同じことであって、このようでは、先ほどから藤原委員並びに藤田委員からもお話があったように、一体結核というものをほんとうに撲滅するところまで行けるのかどうか。実際患者はふえているのに、いま答弁を聞いておると、五百五十三万が四百五十一万になり、また三百四十四万とだんだん減っているんだと。私は京都で調査いたしましたが、周辺地区の保健所がやっており……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 時間も迫ってまいりましたので、ごく簡単に質問をしたいと思います。まとめて質問をいたしますから、ひとつ要領よく御答弁願いたいと思います。  国会におきましての決算の審議は、予算のそれとうらはらでありまして、予算が適法に執行されているかいなかの見地のみでなく、適正かつ効率的に執行されているかどうか、あるいはまた国民の納得いけるような執行が行なわれているかいなかいうと見地から実質的にこれを批判を行なうものでありますが、特に私は、その審査によって、審査したところの実績が十分に次の予算に反映をするという、また、それを内容的にも織り込んでいくというような必要があるという見地で、本委員会におき……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまの達田委員の質問にちょっと関連をして、私一、二お尋ねをしておきたいと思います。いまの質問に多少重複するかもしれませんけれども、ちょっと私の観点から一、二聞かしてもらいたい。それは私、二月の二十九日の農業新聞を見て、この中に出ているのは、非常に貸し付けがずさんだ。それからまた、農業者に貸し付けるはずの国有林野が、実際は観光業者あるいは商店主、サラリーマンなんかに利用されている。そしてまた、それは将来は、何といいますか、払い下げを受ける目的にもなるのじゃないか、いろいろなことが出されておるわけであります。この問題について、あなたのほうはもう調べておられるはずだと思うのですが、先ほ……

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日私は、前に本会議のところで中小企業の問題についてお尋ねをしたわけでありますが、特に、それに続きまして二、三点お伺いしたいと思うわけでありますが、私は最近の状態をみておりまして、いわゆる通産行政の中で政府の側から見られますと、この年初からいろいろなところで発表されているように、日本はとにかく非常に生産が上がって、二十一世紀になれば日本の世紀だと、非常な経済の発展、あるいはまた工業生産、あるいはまた、そういうような方面では世界で一位を獲得するであろうというふうなことがいわれて、非常に大きく飛躍したことは事実だと私も思うわけでありますが、一面、国民の側から見てみますと、非常に多数を……

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 与えられている時間も非常に短いので数点のことについてお尋ねしたいと思いますから、どうかひとつ明確に御答弁を願いたいと思います。  昨年の十月二十七日の決算委員会でもお尋ねをいたしまして、当時大橋運輸大臣からも御答弁をいただいたわけでありますが、滋賀県の湖西線のことでございますが、まず第一番目に、湖西線のいまの進捗状況はどんなふうになっておるのか。ことにまた江若鉄道の買収の問題、それなんかはどんなふうな状態になっておるか、ちょっとお尋ねしたい。
【次の発言】 トンネルのほうの問題は、案外いま進みつつある、工事は進みつつあるようでありますが、用地の買収もまだまだあちらこちらに問題が残……

第58回国会 決算委員会 第11号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間をお急ぎのようでありますから、要約だけひとつ大臣に伺って、あとはゆっくり質問をいたすことにいたします。大臣に伺いたいことは、非常にもうこのごろ交通事故が多うございまして、救急医療というものが非常にいまおくれておる。このようにして日に日にどんどんと死亡者もふえ、あるいはまた被害者もふえておる状態で、この救急医療というものに対してほんとうに厚生省としてこれに対しての積極政策をしてもらわなければ非常に大きなこの事故を防ぐことはできないと、こういうふうに考えるわけでありますが、この問題については非常にいろいろな問題があるわけです。私はまず大臣に伺っておきたいことは、この救急医療……

第58回国会 決算委員会 第12号(1968/04/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 大臣もだいぶ時間がないようでございますから、私の質問もできるだけ要約をして御質問さしていただきたいと思います。  私は、万国博覧会の開催準備について一いま行なわれていますのを痛感いたしまして、二、三の問題点について、ひとつお尋ねをしておきたいと、こう思います。  全体資金計画といたしましても、昭和四十五年三月十五日から九月十三日まで、半年間にわたって、大阪千里塚で開催されるところの日本万国博覧会の全体の資金計画は、建設資金で五百二十三億六千四百万円、うち国庫補助金が二百五十億三百万円になっているようであります。また、運営資金にしましても、二百三億八千八百万円で、主として博覧会の事……

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、前の国会におきましても、ちょっと海外協力について質問を行なったわけでありますが、きょうは、時間が非常にありませんので、かいつまんでお話をして、特に少し資料をいただきたい、こういうふうに考えております。  最近、この海外協力につきましては、経済協力であれ、あるいはまた技術協力であれ、国民の間にはいろいろ取りざたされておるのでありますけれども、国民が疑惑を持つような海外協力というのはあってはならないと思うわけであります。  第一には、海外協力の窓口が大蔵省だとか経済企画庁、通産省、あるいはまた外務省というようなぐあいに、この四省にわたっておりまして、きわめてまあそのために歯切れ……

第58回国会 決算委員会 第14号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。それじゃちょっと時間をさいてもらいましたので、簡単に私、一言、二言だけお伺いしておきたいと思います。  それはですね、私の地元で起こっている問題でありますが、京都大学で、今度医師法の一部改正にからんで、大学院に入学する人を何か説得するとかなんとかいうことで、それが監禁というのか、不法監禁というのか、あるいはまた何かけがをさせたというので、暴行罪とかいうことで強制捜査が行なわれておるという話を聞いておるわけであります。実はそこの中に私の友だちの、何といいますか、医者のむすこもおりまして、そういういろいろ知っております中で、問題がどんなことになるのか、いろいろ心配をしておるわけ……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 まだ中小企業のほうがおそろいでないようでありますから、先に私は木津川の問題について一、二伺いたいと思います。何でも持ち時間が少ないようでありますから、ごく簡単に聞かしていただきますから、明確にお返事をいただきたいと思います。  実は、木津川の上のほうに高山ダムというものがこしらえられたわけでありまして、そこからは何でも大阪の堺の方面にかなり大量の用水が引かれておる。同時に、その用水のために、その高山ダム以下の河川においては非常にその水の流れる量が減りまして――もっともそれにはいままでの間、その川底の砂利採取が相当強く行なわれておりますために、その河床が非常に下がっておる。それがた……

第58回国会 決算委員会 第18号(1968/05/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 インドネシア共和国に対する経済協力についてひとつお尋ねしたいと思います。  四十二年度(その1)において、インドネシア共和国経済協力に必要な経費として三十六億円の予備費使用を決定いたしております。これはインドネシア共和国の経済上の困難を緊急に救済するための贈与に要する経費に予備費を使用することとしたという説明でありますが、この閣議決定が行なわれた四十二年暮れごろから、インドネシアでは物価が再び急騰して、一般民衆の生活不安が高まっているといわれております。インドネシアに対する経済援助は、同国に対して債権を有する諸国の協議によって決定される援助であるから、その目的は、インドネシアの経……

第58回国会 社会労働委員会 第3号(1968/03/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、ひとつ農協病院について一、二お伺いをしたいと思うわけであります。  農協病院には、「農協年鑑」の一九六八年版をちょっと私見せていただいたわけですが、厚生連病院というものは全体として百二十三ぐらいあるように書いてございます。規模別に見ると、百床以下が二十八病院、百一床から二百床が三十七病院、二百一床から三百床が二十六病院、三百床以上が三十二病院で、規模はどんどんと大きくなっておるようでございますが、その全国の分布状態は一体どういうふうになっておるんでしょうか。私が見ましたのには、どうも大都市を中心に集まっておるというようなふうに考えられるわけでありますが、ほんとうに農協病……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、はしかに対するワクチンについてちょっと御質問させていただきたいと思います。  御承知のように、はしかに対しては不活化ワクチンというのが非常に用いられておるわけでありますが、これについてはアレルギー源の危険性についてアメリカのボストン学派から警報が発せられております。また、アメリカ保健省の免疫実施諮問委員会では、不活化ワクチンを、承認された免疫方式から除外し、かつ、不活化ワクチンは健常小児の免疫のためには用いないということを宣言いたしておるわけであります。日本におきましても、不活化ワクチンの乱用の傾向があるというので、ボストン警報並びにアメリカ保健省の宣言を伝えるようにな……

第58回国会 社会労働委員会 第5号(1968/03/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、国立療養所の特別会計移管について一、二質問をさせていただきたいと思うわけであります。  このたび特会に移行するというわけでありますが、そういうことになる動機を私はどうも疑うわけであるわけです。全国に百六十カ所の国立療養所がありまして、そして、いままでは、非常に難治であり、長らく療養を要するという形で、結核というものに対して取り組んでこられて、この結核の療養のためには非常な経費もかかり、いろいろ家庭的な問題もあるために、そうしたものを保障していかなければならないという立場から、予防法も施行され、行なわれておるわけであります。その数が少し減ってきたからというので、最近は、そ……

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私のお尋ねしたいことだけを要点をはしょってお伺いしたいと思います。  まず、懸田先生に一つお願いしたいのは、順天堂の大学で学部長をやっておられるという責任の立場から、いま私どもこういう法案に取り組んで何とかしようとして一番心配になって頭を痛めておる点は、おたくの大学はたぶん七名ぐらいしか卒業していないはずだと思います。卒業試験をボイコットしておる。一体、学生はどういう気持ちをもってやっているんだろうかといろいろな方面から聞いたりして、どういうような状態だかということをわれわれも一生懸命に探っております。ところが、私のいままで受けました感じは、学生さんというのはかなり勉強に対して前……

第58回国会 社会労働委員会 第8号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、ただいま可決されました駐留軍関係離職者等臨時措置法等の一部を改正する法律案に対して附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。  駐留軍関係離職者等臨時措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の各項について努力すること。  一、駐留軍関係離職者等臨時措置法の存続期間の延長に伴い、特別給付金について、その増額及び支給区分の拡大を考慮すること。  二、駐留軍関係離職者に対する債務保証制度について、弾力性のある運用を行なうこと。  三、身体障害者の雇用促進に関しては、心肺機能障害者及び精神薄弱者に対する身体障害者雇用促進法の適用拡大、同法……

第58回国会 社会労働委員会 第9号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 質疑もいろいろ行なわれておるわけでありますが、私は基本的なことを一つ二つだけお伺いしておきたいと思います。  政府は、昨年の三月発表しました経済社会発展計画を四十三年から昭和四十六年の期間における経済運営の指針とすることを決定しておりますが、これによりますと、「わが国の経済社会の実態とその将来の進路に即した適切な社会保障長期計画を策定し、これに基づく体系的整備を行なうことが不可欠である」と述べているわけです。したがって、政府は、この方針を実施されるにあたりまして、もう一年も経過した今日になっているわけでありますから、社会保障計画がなくてはならないはずだ、こう思うわけです。こういう……

第58回国会 社会労働委員会 第10号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 たいへん時間の制約があるようでありますから、いろいろお尋ねしたいことはありますけれども、要約をいたしまして、今度の労災保険の支払い遅延の問題だけにしぼってちょっとお伺いしたいと思うのであります。  実は、ことしの二月、三月分の労災保険の金が、京都――私の地元でありますが、京都方面ではだいぶ遅延をしておる、医療機関に支払われるのが非常におくれておるというような話を聞いておるのでありますが、いま実態はどんなようになっておるのでございましょうか。
【次の発言】 まあその仕組みのほうはよく私は知らないのでありますが、急激にふえるということになれば、どちらかといえば、交通災害もありましょう……

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 一、二の点について少し伺っておきたいと思うわけであります。  社会保険におけるところの保険料の徴収、あるいはまた、年金等の給付の算定の基準については、労働省のほうの関係の労災保険、失業保険では賃金の立額によっておるようでありますし、厚生省の関係の船員保険、厚生保険、あるいは健康保険のほうでは標準報酬によっておるようでありますけれども、それは別といたしまして、今度のこの船員の場合は、やはり船員であるということを十分に配慮の上で、陸上の人よりは悪くあってはいけないというのが法のたてまえだと思うのであります。そういう観点からして、保険料を受け取るような場合、陸上の労災の場合に比べて少な……

第58回国会 社会労働委員会 第12号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回に引き続きまして、今回のこの医師法の一部改正に対していろいろと御意見を伺いたいと、こう思うわけであります。  まず、きょうは、臨床研修についてでありますけれども、臨床の研修をするときにあたって結局は教育病院のあり方というものが問題になると思うわけでありますが、いま厚生省のほうで考えておられるところのいわゆる教育病院というか、臨床研修生を引き受けるところの病院は、大学以外では一体どこを何カ所ぐらい考えておられるのか、ひとつ聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 何カ所ですか。
【次の発言】 何カ所を用意しておられるのですか。大学病院以外で何カ所か個所を……。

第58回国会 社会労働委員会 第13号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 自治省がまだお見えになっておらないようですから、先に質問さしていただきまして、自治省にあとから少しお伺いしたいと思います。  清掃の中で、従業員の足の問題がありますが、従業員が非常に足らないために、多くは近県の農家の子弟なんかを集めておるようでありますけれども、そういう関係で、宿舎の問題とか、あるいはまたそういう職員に対していろいろ職場での処置をしないとなかなか確保できないという状態になっておるようでありますが、作業を開始するのもおくれたり、そういうようなことで従業員の確保の問題が問題になっておるようであります。それからまた、電車が終電から初発までの間、こういうときに清掃に従事し……

第58回国会 社会労働委員会 第14号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、この際、ただいま可決されました最低賃金法の一部を改正する法律案に対する各派共同の附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  最低賃金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、左記の事項について、その実現に努力すべきである。    記  政府は、昭和四十四年三月三十一日までに、最低賃金制のあり方について、中央最低賃金審議会の結論が得られるよう努めるとともに、その答申に基づいてすみやかに法律の改正を含む所要の措置を講ずること。  右決議する。  以上でございます。  何とぞ御賛成くださいますよう、お願いいたします。

第58回国会 社会労働委員会 第15号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、まず、第一点といたしまして附加年金制度の創設についてでありますが、百条の附加年金制度につきましては、いつごろから実施されるようなお考えでありますか、それについてお伺いいたします。
【次の発言】 次には、老齢年金についてお伺いいたしますけれども、被用者年金の支給開始年齢六十歳並みに合わせてほしいと思うのでありますが、これは特に老齢福祉年金が七十歳でありますので、これを引き上げるために、まず第一段階としては六十五歳に上げるとすれば、それは年度的にやらなければならないと思うのでありますが、ほうっておいて一ぺんにということにならないと思うのでありますが、そういうことに対してどう……

第58回国会 法務委員会 第16号(1968/05/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 今回の改正は、罰金刑については従来のまま据え置いておられますし、また、そのために下限は引き上げない、上限だけを引き上げることによって刑の幅を広げておられるわけであります。このことは本来、軽かるべき事犯は軽く、悪質な事犯には重くという意図であることであろうと了解をいたしておるところであります。また、この改正を促した事犯が、無免許の運転だとか、めいてい運転だとか、非常な高速度運転のように、極端な人命を軽視するような態度が、運転によりまして人を死傷させるような悪質な事犯にあるということ、そのような悪質な事犯は、傷害罪あるいはまた傷害致死罪と紙一重でありまして、その社会的な非難の程度は、……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/04/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、まず最近の厚生行政につきまして、大臣に対してお尋ねを申し上げたいと、こう思うわけであります。  昨年夏の健康保険特例法によるところの初診時の一部負担の倍増額、あるいはまた、薬剤の一部負担の新設、また、薬価基準の引き下げなどの一連の国民や医療機関への圧迫、そしてまた、十一月の十七日に出されましたところの医療保険の改革試案、そしていま国会においてまた行なわれておりますところの医師法の一部改正案、あるいはまた、国立病院の特会制の問題、それからまた、国民年金の一部改正案などをずうっと見てまいりますと、まさに、最近の厚生行政というものは財政対策に終始しておるような感が非常に深い。し……



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データ更新日:2022/12/18

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