大橋和孝 参議院議員
9期国会発言一覧

大橋和孝[参]在籍期 : 7期- 8期-| 9期|
大橋和孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大橋和孝参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

大橋和孝[参]本会議発言(全期間)
7期- 8期-| 9期|
第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 参議院本会議 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私たちは、二十六年間異民族の支配という、世界でも類例を見ない異常な状態のもとに置かれ、本土の経済成長からも取り残され、生活のあらゆる部面で著しい差別と弾圧のもとにしいたげられてきた沖繩百万県民を、ここにあたたかく迎え入れ、平和で豊かな沖繩県を築き上げるか、はたまた、太平洋のかなめ石として、日本軍国主義を一そう強化していく道を選択するか、日本の将来を決定する岐路に立っていると言っても過言ではないのであります。私たちは、このことを深く心に刻み込んでおかなければなりません。  私は、日本社会党を代表いたしまして、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関……

第68回国会 参議院本会議 第10号(1972/04/14、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 寄生虫病予防法の一部を改正する法律案について、社会労働委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。  この法律案の対象となっている日本住血吸虫病は、山梨、佐賀、福岡、広島、岡山の五県に蔓延している伝染性の疾患でありますが、この疾病の根絶を期するには、病原虫の中間宿主となる宮入貝を絶滅する必要があります。  このため、宮入貝の生息地帯におけるみぞのコンクリート化事業を昭和三十二年から行なってきているのでありますが、本案は、昭和四十七年度以降において毛、さらに二カ年の基本計画を定めて事業を継続していくことを内容とするものであります。  なお、本法律案は、衆議院社会労働委員長提……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第12号(1973/04/13、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま議題の法律案につきまして、社会労働委員会の審議の経過と結果を御報告いたします。  本法律案は、駐留軍関係離職者の再就職を促進するため、雇用促進事業団が行なう援護業務を拡充するとともに、今後もなお相当数の離職者が発生するものと予想されることにかんがみまして、駐留軍関係離職者等臨時措置法の有効期間をさらに五年間延長しようとするものであります。  委員会におきましては、四月十二日、熱心な質疑が行なわれましたが、質疑を終了し、採決の結果、全会一致をもって衆議院送付案どおり可決すべきものと決しました。  なお、全会一致をもって附帯決議を付することに決定いたしました。  以上御報告い……

第71回国会 参議院本会議 第15号(1973/05/09、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されました健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、田中内閣総理大臣をはじめ関係閣僚に対し、若干の質問を申し上げ、いわゆる決断と実行に基づく明確なる御答弁をいただきたいと存ずる次第であります。  顧みまするならば、健康保険制度並びに医療制度の抜本的な改革をいかに行なうべきかという国民の生命と健康に関する重要な政治課題について、国会で論議が始まりましてから、すでに八年あまりの歳月を経過しておるのであります。にもかかわりませず、この間、政府に何ら見るべき施策とてなく、本日またも同じような論議を繰り返さなければならないことは、私の最も遺憾とする……

第71回国会 参議院本会議 第28号(1973/07/11、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま議題となりました法律案は、戦傷病者戦没者遺族等援護法のほか、関連する五法律の改正案であります。  改正の第一は、障害年金、遺族年金、重度の障害年金受給者に対する特別加給等の支給金額をそれぞれ恩給の改正に準じて引き上げ、あわせて、軍人軍属と準軍属との間の年金額の格差を撤廃すること。  第二は、軍属、準軍属に対して、日華事変中の本邦内における勤務関連傷病に起因する障害、死亡について、軍人と同様に傷害年金、遺族年金を支給する道を開いたこと。  第三に、戦没者の妻及び父母並びに戦傷病者の妻に交付する特別給付金を前回の国債償還が終わった後にあらためて支給すること、等であります。  ……

第71回国会 参議院本会議 第33号(1973/09/14、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま議題となりました三法案につきまして、委員会の審議の経過と結果を御報告いたします。  雇用対策法及び雇用促進事業団法の一部を改正する法律案は、高年齢者に対する職業の安定化対策の拡充と、心身障害者に対する職場確保の促進施策の拡充をはかるために二法律を改正するものであります。  高年齢者対策としては、国において定年引き上げの円滑な実施を促進するに必要な施策を充実すること、事業主において、定年に達する労働者の再就職援助計画を作成し、再就職援助担当者を選任すべきことを定めております。障害者対策としては、多数の心身障害者を雇用する事業主に対して、雇用促進事業団から融資の道を開くことと……

第71回国会 参議院本会議 第34号(1973/09/17、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま議題となりました六法律案につきまして、委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案は、健康保険、船員保険、国民健康保険等の改正を含んでおります。  まず、健康保険については、第一に、医療給付の改善として、家族療養費の給付率を五割から六割に、さらに四十九年十月からは七割に引き上げるとともに、高額な医療については、一定限度を越える自己負担額を保険から給付すること。  第二に、現金給付の改善として、本人分べん費の最低保障額と配偶者分べん費を四万円に、家族埋葬料の額を二万円に引き上げること。  第三に、標準報酬の区分を二万円から二十万円……

大橋和孝[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

大橋和孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 決算委員会 第閉会後1号(1971/09/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは、昭和四十四年度決算外二件を議題とし、休憩前に引き続きまして質疑を続行いたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第66回国会 決算委員会 第閉会後2号(1971/09/29、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、近年競馬が非常に過熱というほどに隆盛をきわめてまいりまして、言うならば、民間に競馬のことを言わなければ常識がないように言われるほど非常な過熱状態に達しておると思うわけでありますが、その反面、この健全な面が追及されていないので、むしろ現在の状態では競馬の運営そのものに健全性をもっと取り戻すべきではないかというふうなことも考えられますので、そうした意味できょうは、特殊法人として農林省の管轄下にある日本中央競馬会、これにつきまして二、三質問をしてみたいと思うわけであります。  まず第一番目に、農林省のほうから、いま中央競馬会で行なっておられるところの競馬の沿革、それから業務につい……

第66回国会 社会労働委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、いままで衆議院のほうにおきましてもいろいろ質疑をされておりますけれども、保険医の総辞退を含めて、問題について、きょうは二、三点について御質問したいと思います。  今日いろいろ内政問題がございますけれども、特に当面まあ緊急で重大な問題は、言うまでもございませんが医療の混乱であります。私はきょうは少しこの問題につきまして突っ込んで政府の考え方について聞いてみたい。一日も早く解決を、私どもも一緒になって考えていきたいという観点から御質問を申し上げたいと思う次第であります。明快な答弁を大臣からいただきたい、こういうふうに思います。  参議院選挙直前の五月三十一日に、日医から保険……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/12/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、沖繩の教育問題について、非常に教育の内容につきましても本土とはかなり格差があるように、あなたのお話からも拝聴したわけでありますが、教育者の立場から考えていただいて、沖繩の教育問題はもっと掘り下げてやらなければならない、教育の立場からいろいろ問題があると思います。公害の問題、あるいはまた教育の本土との格差の問題、先ほど特に教育委員の任命制の問題も取り上げられましたが、やはり沖繩は非常に苦しい中でも教育は先生方の努力によってかなりの成果があったと思います。けれども、いろいろな格差があるんじゃないかと思います。将来をになう子供さんの教育の面には不平等性があるのじゃないかと考えてお……

第67回国会 社会労働委員会 第2号(1971/10/26、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連ですから、簡単に二項目ぐらいについて尋ねたいと思いますが、結局やはりいろいろ筋論はいまおっしゃるとおりだと思いますが、ですけれども、こういう非常にむずかしい疾患、そして、また非常に困っておられる疾患に対しては、前々からこの委員会でもいろいろ議論されてきたんですけれども、実際において、私はきょう一つお伺いしておきたいのですが、実態として京都には宇多野療養所というのに筋ジストロフィーの病床をつくってもらった。というのは、なぜそこへつくってもらったかというと、先ほど局長のおっしゃったような、京都大学ではその研究班ができているわけですね。そして、その京都大学からおもに行ってお……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して。  まず薬価基準の登載を官報で早く告示しておる、私は、これは中医協の中で同時に改定する必要上、便宜的におやりになったということはよくわかると思いますけれども、ところが、実施期日も示さずに官報に掲載されたということは今度初めてですね。いまだかつてそういうことはやられていなかった。したがって、結局は、診療費を上げる時期と、それから薬価基準を改定する時期とを合わせたいという気持ち、もうそれは中医協で論ぜられたようですから、それに合わせる準備だということを、先ほど来御説明があったのを聞いておりましたけれども、私はやはり、そういうことに踏み切られていくということが厚生省の中にあれ……

第67回国会 社会労働委員会 第4号(1971/12/02、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。午後私質問をしたいと思っておりますが、施設局長は午前中で戸田さんで終わりだろうと思いますから、施設局長に、関連してちょっとお願いしておきたいのですが、いま戸田さんのほうから、いろいろな事例をもって、あると言っておられますが、あなたは知らぬと言っている。そこで、施設局長の立場でそうしたものを調査して、どういうことであったかということをひとつ資料としていただきたい。私は、これからまたあと、決算委員会においても、決算の立場からもまたいろいろなことを調べてみたいし、またこの問題に対してはいろいろ調査もしたいと思っておりますから、そういう意味におきまして、施設局長の責任において――い……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、予算の編成も間近に控えておりますので、国立病院の運営あるいはまた看護婦などの医療従事者の処遇の問題、あるいはまたさらには国立病院の統廃合の問題につきまして、取りまとめて数点御答弁を願いたいと思いますので、明確なひとつ御答弁を賜わりたいと思います。  大臣おられませんから、大臣のおられないところは次官においてどうかひとつ取りまとめて大臣のほうに強く要請していただきたいと思います。  第一には、第二次の九%の定員削減計画でございますが、政府のほうでは本年の八月十日に第二次の定員削減について閣議決定をされましたが、この中で国立病院と国立療養所の削減計画はどのようになっておりま……

第67回国会 社会労働委員会 第6号(1971/12/14、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは少しこのマギー・ブークルという最近新しい技法が出てきたようでありますので、そういうものについてちょっと二、三伺ってみたいと思うのでありますが、このユーザーが開発した画期的なワンタッチ・パーマネント技法という、こういうキャッチフレーズですでに三十数クラス、千人ほどの受講者が終了され、そして、マギー・ブークル普及講習会という名をもって行なわれておるのが、これは薬事法の違反ではないかということが言われておったわけでありますが、この普及活動をまたやめるというようなことも言われておるようでございますが、この間の詳しい状態をひとつ聞かしてもらいたい。


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 当委員会におきましては、公用地問題、請求権問題などずいぶん議論されておりますが、私は、きょうは、沖繩の県民の生活に直接関係をする特に社会保障関係、そういうようなところにしぼりまして質問をさしていただきたいと思います。  初めに、総理にちょっとお伺いしたいと思うわけでありますが、今度のいろいろの法案の中には、政令によってかなりいろいろな措置が行なわれておりますけれども、沖繩は、御承知のように、二十六年の間相当苦しい中にあって、いまの国民生活を考えてみますと、本土と比べまして非常に大きな格差がある、こういう現状であります。この問題に対して、私は、今度の法律をつまびらかに調べてみまして……

第68回国会 決算委員会 第3号(1972/03/08、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連で……。そういうふうないろいろな装具ではありませんけれども、最近はやはり被疑者に対して、どういう場合かは知りませんけれども、薬剤を使ってそしてもうろう状態にさすとか、あるいはまたそういうようなことで取り調べ過程で必要な薬品を使われる、それを使ったらどういうふうになるかということも研究をされているやに聞いておりますが、実際にそういうふうな薬品なりをそういうふうなひとつの装具と同じような形で御使用になっているのかどうか、それからまた、どういうふうないままでの過程があったか。
【次の発言】 関連ですから、もうちょっとだけ……。  実際は、最近でそういうものも、まあそう言われ……

第68回国会 決算委員会 第4号(1972/03/10、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は理化学研究所の問題についてお伺いしたいと思います。  まず、きょうは理事長の御出席をいただいておりますので、理事長に対しての質問をひとつさせていただきたいと思うわけであります。たいへんどうも……。この間、実は現地に参りまして、いろいろ調査をさせていただきました。  まず第一番目にひとつお尋ねいたしたいのは、地労委の命令に基づいて団交の再開の申し入れが組合側からあったかどうか、これについてちょっとお答え願いたい。
【次の発言】 私ども伺っているところでは、再三申し込んでいるという話でありますけれども、それを拒否しているんじゃないですか。それからして、その申し入れがあったかない……

第68回国会 決算委員会 第5号(1972/03/17、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、決算委員会の厚生省の部で、私は一応、最近新聞にも大きく取り上げられております厚生省の試験研究機関の移転の問題を中心にして、国の研究機関のあり方、あるいは将来の方向、位置づけなんかについて少し御意見を伺いたい。関係各省に質問したいと思います。  まず第一番目に、厚生省から、現在問題となっているところの国立の予防衛生研究所、それから国立の公衆衛生院、国立の衛生試験所、国立の栄養研究所、この四機関につきまして、これを筑波の学園に持っていこうとしておるわけでありますが、そもそもこの発端から現在に至るまで、その経過をひとつ詳しく聞かしてもらいたい。今後の見通しについても詳しくお願い……

第68回国会 社会労働委員会 第2号(1972/01/25、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 一月の十五日、成人の日に兵庫県の洲本市民会館で開かれた成人式で、その来賓として原労働大臣が社会福祉施設に入っている老人に対してきわめてはずかしめるような発言をしたという、それについていま説明があったのでありますが、その問題に対して私は総理にひとつお尋ねをしたいと思うわけであります。  あなたが総理に就任されまして以来、倉石農相とか荒舩運輸相、あるいはまた小林法相、西村防衛庁長官、そうしてまた、このたびの原労働大臣と、一国の内閣に連なる閣僚の方々が、それにふさわしくないような発言の連続であったわけであります。そのつど国民の世論の批判にあって、その職を辞されることで事をおさめてきたわ……

第68回国会 社会労働委員会 第5号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま日赤の本社並びに松山の院長、労働組合から話を聞いたわけでありますが、私もこの前現地を見せてもらって大体の内容は知っております。このときは院長いなかった。だから事務部長から話を聞いて帰ったわけでありますが、大体の様子は聞いてまいったわけです。  第一番目に院長にちょっと私は質問を続けたいと思うのですが、院長はこの公的医療機関の責任を持ってやっておられる。先ほどから日赤のほうからも話がありましたように、六百何十床といい、あるいはまたいま四百なんぼあるにしても、この地域ではほんとうに基幹病院なんですね。そして、あの地域の住民からはすべての病気を解決してもらうための、いわゆる生命を脅……

第68回国会 社会労働委員会 第8号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、公労協を主体として春闘の問題が非常に高まりつつあり、また、今年度はドル問題やら不況の問題なんかもからんで非常にこの進行が何だか低調のように思います。そうなれば、結局はストライキとか、いろんなことになって大きく大衆にもはね返ってくるわけでありますので、春闘問題について少し労働省当局のいろんな御意見を伺って、そうして、その春闘を早く解決する意味でひとつ質問さしていただきたいと思うわけであります。  今度の春闘の状況を見てみますと、非常に例年に比べて低調であると言わざるを得ぬわけでありますが、特に不況とか、あるいはまた予算の審議がいままでにない異例な遅滞を見せております。です……

第68回国会 社会労働委員会 第9号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうはそこに国立衛生研究所の方あるいはまた栄養研究所の方もおいでになっておるわけですが、先ほどからもいろいろ議論がありましたように、このごろは科学的にも非常に進歩してまいりまして、あるいはまたいろんな方向から添加物なんかもふえているわけですが、それを一番総元締めとしてやってもらっているわけでありまして、非常にまあ任務も重大であり、いま水野参考人からは監視員の数の問題の話もありましたけれども、私は同時にこういう研究機関がもっともっとフルに運転できるような――まあ、いまでもずいぶん努力はしていただいているが、手の回らないという点がたくさんあろうと思います。そういう点から、先ほど高田……

第68回国会 社会労働委員会 第10号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま北村参考人から御説明がありましたけれども、私がちょっと別に聞いているほうでは、受諾をしたということはどうか、――されたかどうか、私、よくわからないが、まあ、あっせん委員にまかせるというふうなことをおっしゃって、同時に、三・一カ月のものはすべて年末一時金として支給することはしない、そして、二・五カ月分をして、あとの〇・六カ月分は協約破棄に伴う補償金として支払うんだというふうなことを言われる。これでは、いまのお話では、病院側は非常に譲歩をしたとおっしゃっているけれども、譲歩になっていないですね。ですから、その協約破棄ということが前提になってしまっておったんではちょっと違うのじゃな……

第68回国会 社会労働委員会 第11号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、各派を代表いたしまして、ただいま可決されました食品衛生法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議案を提出いたします。案文は、    食品衛生法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、改正後の食品衛生法の運用にあたり、次の各項の実現に努力すべきである。   一、食品行政の一元化と統一的な食品法の制定とを指向して、当面、厚生省を中心に関係各省の緊密な協力体制を整備すること。   二、食品衛生に関する情報について、内外からの集収機構を拡充し、その行政面での活用をはかるとともに、国民への伝達ルートの整備をはかること。とくに在外公館に厚生省関係のアタッシェを配置するよ……

第68回国会 社会労働委員会 第12号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について二、三点質問したいと思います。  戦後二十七年余りたっております。そして、この戦争の犠牲者の戦後処理につきましては、まだまだ戦後は終わっていないのでありまして、その未処理のものが非常に多いと思うのでありますが、早急に解決すべきだと思いますが、その具体的な考え方について初めに伺っておきたいと思います。未処理の部分をどうするか。
【次の発言】 もっとこの未処理のことに対して詳しくきょうはちょっと分析をして聞いてみたいと思うんでありますが、まず、前提でいまお聞きしたわけでありますが、実は、この犠牲者に対す……

第68回国会 社会労働委員会 第13号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと田中委員の質問に関連をして、私労働省のほうに資料をちょっと要求さしていただきます。昭和四十六年の十月に有害物一斉点検というのをやっておられますが、これについて、先ほど田中委員から言われた有害物についてのこともありましたが、これは資料が非常に多くて、工場も人もたくさんあります。そういうものの中で調査、点検をされました内容をずっといろんな有害物を項目に分けて、ひとつ詳しく資料をまとめていただきたいと思います。おそらく調査が相当前にできておるわけでございますから、そういうものはできていると思うから、そういうものの詳しいデータをいただきたいと思います。私は、前にPCBの資料を要求……

第68回国会 社会労働委員会 第14号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは援護法について初めにちょっと根本的なことをお伺いさせていただきたいと思います。  今次の大戦後、もう四分の一世紀も過ぎておるわけでありますが、近年また経済的に著しい繁栄とも相まってまいりまして、もう戦後はすでに終わったように言われておりますけれども、その援護行政の現状を見てみますと、まだまだ戦後処理は終結したとは言えないように思うわけでありまして、いままでの間に戦後処理の状況を厚生省ではどう踏まえておられますのか、言われているような戦後処理はかなり進んで、終わっているというような考え方をお持ちなのか、まだまだ私どもは全然そこまでの域には達していないと思うのでありますが、そ……

第68回国会 社会労働委員会 第15号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは私は、先ごろ起きました千日のデパートの火事の問題について少しお尋ねをしたいと思うのであります。これはいろいろあちらこちらで委員会でも問題になっておると思いますが、私は、ちょうど火事の起こった翌日ぐらいにあの近くへ行った関係で、特にその実際の模様を見せてもらって、あまりにもびっくりをした状態でございます。もちろん、いろいろ調査の結果を聞きましても、あの建物についてもいろいろとあまり違法が少ないと、こういうふうに報告されているにかかわらず、あのような百十七名の死亡者を出したというような大きな事故が起きたわけでございまして、こういう問題について私はここに非常に大きな問題点が出て……

第68回国会 社会労働委員会 第16号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、私は先ほど藤原委員のほうからいろいろと御質問がありましたので、一、二の点について質問させていただきたいと思います。  この旧日本軍による沖繩住民に対する殺戮行為なんかが行なわれて、犠牲者がたくさん出ておる。すなわち久米島といいますか、あそこの虐殺事件。それから大宜味村の、大宜味島と申しますか、これの白浜虐殺事件。それから、座間味村といいますか、座間味村の強制自決事件、こういうのがあったわけでありますが、このことは御存じだろうと思います。これの犠牲者は、これは戦闘参加者として準軍属の処遇をすべきではないか。こういうものがまだそのままになっているのはおかしいじゃないかという……

第68回国会 社会労働委員会 第17号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまいろいろ御説明を聞きましたが、まずひとつ総括的にお話を承りたいと思います。  先ほど説明もありましたように、この特殊法人の賃金水準は毎年低下しておる。このことは政府も御存じだと思いますけれども、たとえて言うならば、三十三年の三月五日、これは衆議院の科学技術対策委員会で、日本原子力研究所は公務員の二五%アップにするべきだと、あるいはまた三十九年の六月二十六日に参議院の農林水産委員会では、特殊法人は公務員よりは一五ないし二〇%アップするんだと、あるいはまた四十四年の五月十四日には、この特殊法人は公務員よりは一〇ないし一五アップすべきだと、こういうようなことが言われて、認められてお……

第68回国会 社会労働委員会 第19号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、各派を代表して、ただいま可決されました法律案に対し、附帯決議案を提出いたします。附帯決議案を朗読いたします。  以上でございます。
【次の発言】 先ほどからちょっと参考人の方からいろいろ御説明をいただきましたが、私ちょっといろいろ問題点を少しお伺いさせていただきたいというふうに思います。  先ほど、この争議問題について藤崎参考人からいろいろお話がありまして、話を聞いておりますと、先ほど藤原委員もそういうことを感じられたと見えて発言がありましたが、何か非常に県としてはスムーズにやっていらっしゃるのに、かってにあれが行なわれているというようなぐあいではいけないと私はそういうふう……

第68回国会 社会労働委員会 第20号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 もうずいぶんいろいろこの老人福祉法についての質問はありますけれども、私ちょっと問題点と思っておるところをかいつまんでお尋ねしたいと思います。  まず第一番目に、基本的なことでございますけれども、これも一部触れられておりますが、現在のこの老人福祉法は基本的な理念は非常に大きく打ち出されておりますけれども、具体的な内容は老人保護の段階にとどまっておるというふうに言わざるを得ないと思うんであります。しかも、その多くの施策を見てみますと、行政措置として行なわれているのでありまして、老人福祉法が制定されて本年までに十年になるのでありますけれども、老人福祉法という名にふさわしいような法の抜本……

第68回国会 社会労働委員会 第22号(1972/06/09、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私、ごく簡単に一問だけ聞かしていただきたい。  先ほど来渡辺参考人のお話で、いろいろ医療の供給の面で、あるいはまた医療機関なり、あるいはそうした体制の中に非常に矛盾があって、やはり有病率やなんかでいろいろな点を指摘されましたが、その中でも、私は特に医療従事者、従業員の待遇の問題なんというのは非常にあるわけで、特にこの間うちから公的病院といわれるところで、非常な過重のために、何と申しますか、従業員の人たちが非常にその矛盾を指摘をして、それでトラブルが起きておるわけでありますが、これは非常にあちらこちらに多発をいたしております。日赤やなんかでも、非常に過重なために、あるいはまた非常に……

第68回国会 社会労働委員会 第23号(1972/06/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは本案に対する本日の審査はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、廃棄物処理施設整備緊急措置法案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私もちょっと関連して。  大臣ね、私、この問題は前からもちょっと御議論申し上げたことがあるんですが、こういうような薬が次々に出まして、それでいろいろな障害者が出てくる、そうなってくると、これはみな訴訟になっているわけですね。まあスモンのときもそうでございましょう。だから、そういうようなことを考えてみますと、この重要な健康保険の医療というものを取り上げるときには、いま議論されているようなそういうような副作用の調査会だけでほんとうにいいものかどうなのか。また、医者の場合だって、ぐあいが悪かったことを知らずに使っている医者は、これは告発されているわけですね。そういうことから言えば、その……

第68回国会 社会労働委員会 第25号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 非常に時間が切迫しておりますから、たくさん質問がありますけれども、一つだけにしぼってお尋ねをいたします。  育児休業につきまして、本法案において初めて規定されたことにつきましては一応評価できると思うのでありますが、しかしながら、育児休業を多くの働く婦人が安心して利用できるようにするためには、休業中におけるいわゆる有給の措置を求める声が働く婦人の間に強くあるようでありますが、私は国の施策といたしまして休業中の生活安定をはかる方向に向かうのが至当だと思うのでありますが、この点に関しまして労働大臣の所見を伺っておきたいと思うのであります。

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/04/06、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 先ほど来からずっと問題になっております、外交の秘密を漏らしたというこの問題でありますが、国家公務員法の違反で事務官を逮捕し、あまつさえ国家公務員法の不当な拡張解釈で、報道の自由を憲法で保障されている記者に対しましても逮捕しておる。非常に暗い、戦前の報道管制につながるような大きな問題だと思うわけでありますが、政府は外交の秘密というこの事件は、実際からいえば、私は秘密でないのじゃないか、こういうふうに思うわけでありますが、その点をひとつお伺いいたしたいと思うわけであります。特にこの経過から申しまして、協定を結ぶまでの経過、その間に起こったことは、その間においてはあるいはそれが秘密とし……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/04/07、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きのうに引き続いて、吉野局長が来ておられるようでありますから、吉野局長にひとつピントを合わして質問さしていただきます。  吉野局長は十二月の十三日の衆議院の委員会において、あらゆる重要な問題は全部電話をもって本省と連絡をしておるので、書類というものは一切ないと言われておるが、間違いありませんか。
【次の発言】 やかましい。質問できぬじゃないか。  そうしてまた、一面には、四百万ドル云々の問題に対しても何にもないと言っているが、間違いないですね。
【次の発言】 そうすると吉野局長は、実際にはそういうものがあったけれども、いろいろな配慮でもってうそを言った、とにかく現実と違ったことを……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、暴力ガードマンの問題について少し折り入って質疑をしたいと思います。  最近、労働争議や労働組合活動にいわゆるガードマンの介入が目立ってきておるのでありまして、これらのガードマンは、警察官やあるいはまた警察の機動隊の服装だとかあるいは装備と全く同じようなものを持って、これらガードマンが労働基本権を実際上侵害するような、地域社会にも大きな影響を与えるような状態をかもしておるわけであります。このようなガードマンの行為を規制するために過ぐる六十八国会で警備業法いわゆるガードマン規制法が制定されまして、この十一月から施行ということになると思うのでありますが、こういう状態の中で私はき……

第69回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1972/09/28、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。この前私はその件に触れていろいろお話を聞きまして、そして労働省のほうに対しても、それから法務省のほうに対しても、こういう問題はすぐ調査をしてほしいということをお願いしておいたはずなんですが、いまだにやってないという、あるいはまただれがやるか、責任がないというような答弁じゃ、ちょっと私は受け取れない。同時にまた、法務省としてはそれを許可しているんですからね、その設立を。そういう立場からいってもどうあるかということは、その条文に書いてあるとおり、いまの読まれたようなものを見たときに、それに違反しているかしてないかを調査せぬでいいということにはならぬと思うんですが、そのことを。


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 社会労働委員会 第2号(1972/11/02、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、昭和三十八年の十一月の九日に、三池の三川鉱におけるあの炭じんの大爆発の事故で、四百五十八名の命が瞬時にして奪われた。同時にまた、八百二十七名のCO中毒患者を発生させたことは、いまなおわれわれの記憶に新しいところであります。政府は、本年三月一日に、一時経過観察者六十四名のうちから長期の傷病給付患者を除く二十三名のCO中毒患者に対しまして、労災補償給付を打ち切る治癒認定を下し、向こう一年間にわたって坑外での職能回復訓練の措置を講じてきたのであります。しかし、このCO中毒患者は、法律が下すところの治癒認定のいかんを問わずに、常に、再発をしたり、余病を併発をしたり、あるいはまた死亡……

第70回国会 社会労働委員会 第3号(1972/11/07、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまいろいろ御説明を聞いたり、またスライドなり八ミリを見せていただきまして、たいへん深く感銘をしているところでございますが、この社会福祉の確立がほんとうにいまこそ各方面で強く叫ばれておる。ことに、長い間重症障害児・者を介護していらっしゃる家庭が長年物心両面で非常に苦労されて、そしてついに労苦に尽き果ててしまって障害者を死に至らしめたりという事件が相次いでおるいまの社会情勢でございまして、いろいろな施設なり、その衝に当たっておられる方々のお気持ちを聞きますと、非常に胸に刺される感じがいたしておるわけでございますが、本日のこの委員会ではこういうような問題について、まあ時間の関係が……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 災害対策特別委員会 第2号(1973/02/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま報告になりました去年の十一月の二十五日の静岡県の、いまの東伊豆有料道路の落石事故でありますが、ほぼ説明の中にもありましたが、この現場に明星自動車という観光バスが差しかかったときに、いま報告にありましたように、落石があってこういう大きな事故を起こして六名の死者、それからまた重軽傷者二十一名という災害が起きたわけであります。ところが、この事故の報告を聞き、また、いろいろとその後関係者からも話を聴取したんでありますが、どうも道路管理上に重要な問題がある、また賠償交渉もはかばかしくないなどと、いろいろなそういう点を指摘されると思いますので、私はきょうは道路関係者に対しまして明確な……

第71回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1973/11/15、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。小平君。
【次の発言】 ただいまの御報告について質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 じゃ、私からちょっとお尋ねと希望を申したいと思うんですが、先ほど小平さんの報告、あるいはまた質疑の中にもございましたように、厚生省関係でだいぶまだ環境の整備やいろんなものがありますし、それから住宅関係の問題もあります。文部省関係のものもあります。あるいはまた就職云々の問題でもやはり労働省関係の問題もあるわけですが、これで現地を見せて……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 今回、私は、警備業務の名のもとに、いわゆるガードマン会社が企業と結託をいたしまして、職場において右翼暴力と申しますか、集団化したそういうふうな力をもって労働争議に介入したり、労働者の団結権あるいはまた団体行動権、さらには市民権までこれをまっこうから侵しているような問題がここにありますので、これにつきましていろいろと質問をしてみたいと思うわけであります。御承知のように、この暴力ガードマンの問題につきましては、昨年の八月の十日及び九月二十八日の二回にわたりまして、本委員会で仙台市にある本山製作所事件を中心にいたしまして取り上げて、関係当局の早急な解決を要請したのであります。それで私は……

第71回国会 社会労働委員会 第3号(1973/02/27、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。大臣のお話を聞いておりますと、守る会と、それから森永との話をしてやってもらいたいと ちょっと厚生省のほうでは非常に客観的な見方、やはり、こうした問題は、いま先ほど議論の中にもありましたが、厚生省を通じて森永にそうした砒素が含まれているものを許可しているわけですね。そういう点から考えますと、これは厚生省にもかなり責任があるわけですよ、いままでの経過から。そうなっていることを、何か守る会があるし、それだからといって、そこで話し合えということじゃなくて、私はそういう態度がこのように遷延をさしているんじゃないかと思う。大臣みずからあまりにもこれは長過ぎるとおっしゃっているが、そうい……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 このたび、いま労働省から提出されております駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案、これにつきましては、内容になお不備なりあるいはまた不明確な点が見受けられますので、その点に対しまして質問いたしたいと思うのでありますが、労働省においても、具体的な理解を打ち出して万全を期していただきたいと思いますので、そういう観点から、ひとつ、御答弁をいただきたいというふうに思います。  戦後、四半世紀以上にわたって米軍基地という特殊なところに働いておるのでありますからして、労務環境のもともずいぶんいろいろと苦しい中にあったと思うのでありますが、それを駐留軍の労働者は、人員整理という一方……

第71回国会 社会労働委員会 第5号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私はこの委員会で行なわれました厚生大臣の所信表明に対しまして、時間も非常に短いことでありますから、その基本的なことを一、二お伺いしたいと思います。  第一点は、福祉というものの中身が非常にあいまいだという点であります。すでに私が申し上げるまでもなく、現在国民各層には戦後四半世紀における経済最優先活動への明らかな疑問と、それからくるところの福祉優先への新たな考え方が定着化して、そして福祉と経済成長は観念の上では調和できても、現実には両者は両立していないということ、そういう認識のもとに社会福祉政策を真剣に求めるに至っておるのはご存じのとおりでございます。ところが、それにこたえるべく厚……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 たいへん各参考人からはいろいろとお話を承りまして、非常に勉強になりまして感謝しております。  一、一の問題について、政府のほうからも出てもらっておりますので、お尋ねをしたいと思います。  まず教育の問題で、先ほどからいろいろなお話を承りまして、六人に一人が未就学であり、世界でも非常に何と申しますか、教育には力を入れた日本であるというのに、この身体障害者のうちの特殊教育を必要とする者が六人に一人しか教育の恩恵に浴してないという状態を比率から見せてもらいまして、私は非常に、いまのお話の中にもありましたように、たいへんな問題だと思うわけでありますが、その潜在的な未就学者は非常に多いわけ……

第71回国会 社会労働委員会 第7号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと、私関連させていただいて一問だけ厚生省に聞いてみたいと思いますが、私どもが聞いている範囲では、この検査のしかたに差があって、一方では九PPMを出しておったと、それがこっちではなかったというのは、かくかくのあれだったということで発表されておりますけれども、それは確実なもんであるかどうかということは、もっと私は検査されなければ、進められなければいけない点が残るんじゃないかと、こういうふうに理解をしておったんでありますが、ほんとうにやったところで、安全宣言を出したからには、絶対含まれてなかったということが明々白々でなければ、――どちらからいっても一点の余地もないという状態ではな……

第71回国会 社会労働委員会 第8号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間が過ぎておるようでございますから、郵政に、私、問題点だけちょっと御質問さしていただきます。  先ほど森中委員からお話がありましたその答弁の中に、一人について月額千円ずつをやっておるという答弁がありましたが、これは一体何人ぐらいに与えられるか、総額何ぼになるか。新旧両方ありますから、その人と数ですね、それから金額のトータル、これを分けてひとついただきたいんですが、時間がありませんから、これはひとつ資料としてもらいたい、その点どうですか。
【次の発言】 よくわかるように正確にひとつ出してもらいたいと思います。  それからもう一つお尋ねしたいのは、先ほどからも多少話が出ており……

第71回国会 社会労働委員会 第11号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 続いて、やはりこのいまの問題について聞きたいんでありますが、ただいままでずっと質問の経過を見ておりまして、私はどうも納得がいかないのであります。いま言われておりますと、月額千円ワクのエルダーのほうがいろいろやっておるんだから気の毒だからまあ実費弁償の意味で渡すんだという、私はどうもこの意味がてんでわからないんですね、聞いておりまして。公費をこういうところに一体渡していいのか。これはもう私は非常に重大なことが行なわれておるように思います。先ほどから話を聞いておりますと、この千円の使い道も一体、はっきりと使い道がわかっていない。公金を使って何に使ったかわからない。私はこんなことを言う……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、この被爆者の問題に対してちょっと実態調査の分を少しお尋ねしたいと思います。  最近の被爆者の実態調査に対しての問題点といたしまして、被爆者の加齢現象によって被爆者の老齢化が進みましてその多くは原爆孤老の状態になっておる。  第二の点は、被爆当時幼かった子供が原爆小頭症で知能指数が低いまま今日二十歳前後になっておる。  第三の問題点は、この一、二のような問題をはじめとした被爆者が全国に散在した状態になっている。  第四の点は隔世遺伝から一般人より有病率が高い。  こういうようなことが問題点としていろいろ取りざたされているようでございます。私はここで、政府がこの被爆者の実態調査……

第71回国会 社会労働委員会 第13号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 先ほどから患者さんあるいはまた治療をしておられる先生、いろいろなまのお話を承りまして、私非常に感銘深く拝聴したわけでございます。  まず、私ちょっと芝田参考人にお尋ねをいたしたいわけですが、あなたはずいぶんこの病気で苦しまれまして、十二年間もその間その病気と戦ってこられたわけでありますが、この中であなたが経験されてどんな治療が、そしてまたその効果がどんなふうにあったか。現在はまたほんとうに、まだ聞いてみますと、しばらく立っておっても苦しくなるし、いろんな症状をいま、先ほどから伺いましたが、やはりこれはたいへんな問題で、病人さんの側から一体いまどういうことを一番やってほしいなと思わ……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/06/26、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に入りますに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび皆さまの御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。ふなれな者でございますので、委員の皆さま方の御鞭撻と御協力によりましてこの重責を果たしたい、こういうふうに存じておるのでございます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/06/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  六月二十七日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。
【次の発言】 港湾労働法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  この際、加藤労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。加藤労働大臣。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  それでは暫時休憩いたします。    午前十一時七分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き港湾労働法の一部を改正……

第71回国会 社会労働委員会 第16号(1973/07/03、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  六月二十八日、杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、午前中はこの程度にとどめます。  午後二時半程度まで休憩をいたします。    午後一時十九分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正す……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/07/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨七月四日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。
【次の発言】 港湾労働法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。道正局長。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本案に対する質疑は、午前中はこの程度にとどめます。  午後二時まで休憩いたします。    午後一時六分休憩

第71回国会 社会労働委員会 第18号(1973/07/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七月五日、杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が選任されました。  また、昨七月九日、鹿島俊雄君が委員を辞任され、その補欠として塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、前回質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入ります。――別に討論もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を問題に供します。  本……

第71回国会 社会労働委員会 第19号(1973/07/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、両案の審査のため参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。  国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進……

第71回国会 社会労働委員会 第20号(1973/07/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、以上四案を一括し議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 四案に対する質疑は、午前中はこの程度にとどめます。  午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  連合審査会に関する件についておはかりいたします。  健……

第71回国会 社会労働委員会 第21号(1973/08/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十一日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。  去る七月十七日、斎藤十朗君から提出されました健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案の四法案の質疑終局の動議は、理事会で取り扱いを協議することとなっておりましたが、本日、斎藤君から撤回する旨の申し出がござい……

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/09/04、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月三十日、田中寿美子君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
【次の発言】 健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、以上四案を一括議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金……

第71回国会 社会労働委員会 第23号(1973/09/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、以上四案を一括議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 両案に対する質疑は、午前中はこの程度でやめます。  午後二時三十分まで休憩いたします。    午後一時二十九分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。休憩前に引き続き、健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部……

第71回国会 社会労働委員会 第24号(1973/09/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  雇用対策法及び雇用促進事業団法の一部を改正する法律案、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案、船員保険法の一部を改正する法律案、以上三案を一括し議題とし、趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明を順次聴取いたしたいと思います。加藤労働大臣。
【次の発言】 修正案提出者衆議院議員塩谷一夫君。
【次の発言】 労災法について加藤労働大臣。
【次の発言】 船員保険法の趣旨説明を齋藤厚生大臣。
【次の発言】 以上で三案の説明聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第71回国会 社会労働委員会 第25号(1973/09/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、御報告をいたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案について、地方行政委員会、大蔵委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、及び物価等対策特別委員会と、また、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について、地方行政委員会及び農林水産委員会と、それぞれ連合審査を開催することとし、同日時につきましては委員長に一任となっておりましたが、関係委員長と協議の結果、都合により取りやめることになりました。  また、健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、両案審査のため、参考人の出席を求める……

第71回国会 社会労働委員会 第26号(1973/09/26、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  請願の審査を行ないます。  第一号理学療法士及び作業療法士の国家試験受験資格における法律改正に関する請願外千八百四十八件を議題といたします。  本委員会に付託されております千八百四十九件の請願は、理事会において協議の結果、請願第一号 理学療法士及び作業療法士の国家試験受験資格における法律改正に関する請願外六百十八件は、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、請願第二号 戦没者の父母及び戦没者の妻に対する特別給付金継続に関する請願外千二百二十九件は留保することに意見が一致しました。  以上理事会の……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、たいへんお忙しいところ、参考人の方においで願いまして、ほんとうにありがとうございます。  五人の方々にいろいろとお尋ねをいたしたいと思いますが、実は去る二日発表されました地価公示価格は、前年に比して三〇・九%にも及ぶ暴騰を見せておりますし、庶民のマイホームの夢は破られている、こういうふうにいわれておるわけであります。この最も大きな原因は、的はずれな列島改造論、あるいはまた政府の経済政策の失敗からきた巨額の過剰流動性の暗躍、あるいは土地政策の失敗などに起因しておると思うのでございます。また、投機と売り惜しみの傾向は、本年に入りましてから、大豆とか木材、セメント、羊毛、生糸、……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 社会労働委員会 第1号(1973/12/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行なうこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についておはかりいたします。  社会保障制度等に……

第72回国会 社会労働委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月七日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として鹿島俊雄君が、また、同日、寺下岩蔵君が委員を辞任されました。  さらに、昨日、中沢伊登子君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が委員に選任されました。  本日、君健男君が委員を辞任され、その補欠として矢野登君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、石本厚生政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。石本厚生政務次官。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  昨日、矢野登君、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として君健男君、萩原幽香子君が選任されました。
【次の発言】 この際、長谷川労働大臣、菅波労働政務次官から発言を求められておりますので、これを順次許します。長谷川労働大臣。
【次の発言】 菅波労働政務次官。
【次の発言】 それでは、労働問題に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 局長、具体的にと言っておられるのだから、きちっと質問に合うような答弁をしてもらわないといけません。

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1974/02/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査並びに労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本施策について齋藤厚生大臣から所信を聴取いたします。齋藤厚生大臣。
【次の発言】 次に、労働行政の基本施策について長谷川労働大臣から所信を聴取いたします。長谷川労働大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度厚生省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度労働省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。水谷会計課長。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告を聴取いたします。小谷守君……


大橋和孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院9期)

大橋和孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1972/04/22、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それではきょうは建設省に対する質疑で、大臣おいででございますから、二、三の点についてひとつお伺いをしてみたいと思います。  大体、わが国の広い意味での都市政策というもので、やはり戦後必要に応じていろいろ取り行なわれてきたと思いますけれども、それが市民のサイドなり住民の立場から、先へいろいろな事柄に考慮をされて行政が行なわれているという点に足りないところがあったというようなことが、今日のようないろいろな問題を起こしている状況になっているのではないか。やはりそこのところで私は一番、産業政策なり、あるいはまた発展の過程においていろいろな問題はあったと思いますけれども、やはり住民サイドと……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、運輸省及び国鉄に対しまして少しくお尋ねしたいと思うわけでありますが、昨年末から今年三月にかけて、首都圏、大阪圏とか名古屋圏のそれぞれにわたって、交通網あるいは輸送力の増強計画について、都市交通審議会が答申を行なっているのであります。近年、人口の都市集口に対しまして輸送力が追いつかないという問題が非常に大きな社会問題となっておるときでありますが、まずこれらの答申を受けて、運輸省なり国鉄はこれをどのように受けとめて計画を進めていこうとされておるのか、その考え方を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ答申を受けとめてもらうのは――いままでの経過から言えば、非常に都市……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 たいへん時間がないので、ちょっと大まかな点を二、三点お伺いしておきたいと思うのですが、昭和三十六年に国民皆保険制度がしかれてすでに十二年もたってきておるわけでありますけれども、医療を取り巻くいろんな状況はだんだん悪化の方向へ進んで、最近では問題がいろんな方面から取り上げられるような状態になってまいりました。  特に、私は、そこの中で医療の供給体制というものに問題があって、これを何とかうまくしないと問題が解決しないのではないかというふうに考えるわけでありますが、むしろ最近では取り上げられておるのが赤字対策とか経済的な根拠にこれをのせられて、医療のほんとうのあり方というものが考えられ……



大橋和孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2022/12/18

大橋和孝[参]在籍期 : 7期- 8期-| 9期|
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。