このページでは足鹿覚参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○足鹿覺君 ただいま議題となりました昭和四十五年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その2)一件、並びに昭和四十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件、昭和四十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その一)外二件、合計七件の事後承諾を求めるの件につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会におきましては、以上八件につきまして、去る五月二十四日、大蔵当局から説明を受けた後、質疑に入りました。その詳細は会議録で御承知願いたいと存じます。 同日、質疑を終了し、採決の結果、国庫債務負担行為一件につきましては……
○足鹿覺君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十八年度補正予算三案に反対の討論を行なうものであります。 反対理由の第一は、田中内閣に補正予算提出の資格なしと断ずるからであります。 田中内閣が成立して約一年半の間の実績は、曲がりなりの日中国交回復があげられるだけで、他はすべて失政の連続であります。特に経済運営の失敗は許しがたく、国民大衆はインフレと生活必需物資に次々に起きるパニック現象に不安と動揺の毎日であり、全国的に田中内閣の責任追及の声が高まっております。今日のインフレの原因が、四十七、四十八の両年度にわたる超大型予算による無節操な財政運営、列島改造に踊る地価暴騰……
○足鹿覺君 ただいま議題となりました昭和四十八年度農業、林業及び漁業の動向に関する年次報告並びに昭和四十九年度に講じようとする施策、いわゆる農・林・漁業白書について、日本社会党を代表して、若干の質問をいたします。 第一に、この三つの白書の共通する点についてでありますが、穀物、魚類、木材等、重要資材がいずれも海外への依存度が増大し、国内の自給率の低下したことを率直に発表しており、このことはわれわれはすなおに評価できるものでありますが、最近の内外の情勢は新しい農業政策への転換を求めており、そのための国民の合意を得るためのよい機会でありますだけに、いま一歩踏み込みが足らないことを指摘し、今後の努力……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、はからずも院議によりまして本委員会の委員長に選任をいただきました。はなはだ至らない微力な者でございますが、厳正、公正に努力してまいりたいと存ずる次第でございます。つきましては、皆さま方の御叱正と御協力と御鞭撻を賜わりまして、この重責を果たしたいと念願をいたしておる次第でございますので、よろしくお願いを申し上げ、ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。
昨二十二日、上田哲君が委員を辞任され、その補欠として佐々木静子君が委員に……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月二十四日、若林正武君が委員を辞任され、その補欠として塚田十一郎君が、七月二十六日、塚田十一郎君が委員を辞任され、その補欠として稲嶺一郎君が、九月七日、片山正英君が委員を辞任され、その補欠として高田浩運君が、また昨九月二十七日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として沢田実君が、また同日佐藤隆君が委員に、それぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の選任を行ないます。
本委員会の理事が二名欠員となっておりますので、その選任を行ないたいと存じます。
選任は先例により委……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、茜ヶ久保重光君、佐藤隆君及び高田浩運君が委員を辞任され、その補欠として和田静夫君、片山正英君及び上原正吉君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。
大橋和孝君から文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は、大蔵省とそれに関係する日本専売公社及び国民金融公庫の決算につきまして審査を行ないます。
この際、おはかりいたします。議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
それでは、これより、一昨日当委員会が要求いたしました八月中の外貨準備増加要因等に関する資料が提出されましたので、本資料につきまして、大蔵省当局から……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は、前回に引き続き大蔵省の決算について審査を行ないます。
御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、中村禎二君、熊谷太三郎君、中村喜四郎君及び土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として河口陽一君、初村瀧一郎君、堀本宜実君及び津島文治君がそれぞれ委員に選任されました。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
大蔵大臣の出席の都合がありますので、……
○足鹿覺君 すわったままで失礼いたしますが、どうぞ大臣もすわったままでお願いいたします。 航空行政について伺いたいと思いますが、政府は第二次空港整備五カ年計画を四十六年二月五日の閣議了解で取りつけられ、さらに八月三十一日には来年度概算要求を作成され、約三百億を要求しておられるわけであります。これを拝見いたしますと、その裏づけとなるべき空港整備特別会計の具体的なものを空港別に一応きちんと立案なさっておるわけです。運輸大臣の諮問に応じて航空に関する重要事項を調査審議するために、二十七年法二百三十一号に追加されて航空審議会が設置され、なお先般当委員会で審議をし成立を見ました運輸政策審議会、運輸技術……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
白木検査院長及び佐藤検査官からそれぞれ発言を求めておられますので、この際これを許します。白木会計検査院長。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十二月一日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として山田勇君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が二名欠けておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、理事に中尾辰義君及び渡辺武君を指名いたします。
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題とし、総括質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、沢田実君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、山田勇君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が委員に選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題とし、前回に引き続き総括質疑を行ないます。
御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっとこの際、私からも佐藤政務次官に申し上げておきますが、これは農林省所管の際にもっと審議が進められると思いますけれども、先……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。
昭和四十四……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月三十一日、和田静夫君、森中守義君、西村関一君が委員を辞任され、その補欠として藤田進君、鶴園哲夫君、安永英雄君が、また二月一日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として沢田実君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一名欠けておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月十五日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が委員に選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一名欠けておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に塚田大願君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりをいたします。
昭和四十四年度決算外二件……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は、内閣、行政管理庁及び防衛庁を除く総理府及び外務省の決算につきまして審査を行ないます。
この際、おはかりいたします。議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入りますが、本日は、前回質疑を留保いたしました行政管理庁の決算もあわせて質疑を行ないます。
御質疑のある方は順……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は、防衛庁及び厚生省の決算につきまして審査を行ないます。
この際、おはかりいたします。議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明はいずれもこれを省略して会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めさよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員長としましては、理事会におはかりをいたしまして、小谷委員の御要望に対しましては対処……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る三月二十八日、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が、三月三十日、大橋和孝君が委員を辞任され、その補欠として佐野芳雄君が、三月三十一日、細川護煕君が委員を辞任され、その補欠として吉武恵市君が、四月四日、佐々木静子君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は、郵政省、日本電信電話公社並びに建設省及び住宅金融公庫と、それに関係する日本道路公団、日本住宅公団、首都高速道路公……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月六日、藤原道子君及び鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として須原昭二君及び藤田進君が、また四月八日、須原昭二君が委員を辞任され、その補欠として佐々木静子君が、委員にそれぞれ選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題とし、自治省とそれに関連する公営企業金融公庫、労働省、文部省、運輸省、日本国有鉄道及び通商産業省とそれに関係する中小企業金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行の決算につきまして、審査を行ないます。
この際、おはかりをいたします。議事の都合により……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十三日、佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が委員に選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題とし、本日は文部省の決算につきまして審査を行ないます。
御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時四十四分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。
昭和四十四年度決算外二件を議題とし、休憩前に引き続き質疑を続行いたします。
御質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十六日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として野末和彦君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一名欠けておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小谷守君を指名いたします。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は締めくくり総括質疑を行ないます。
御質疑……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、塚田大願君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題とし、前回に引き続き締めくくり総括質問を行ないます。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 渡辺君、若干の何は認めますが、きょうは、本会議、いろいろな都合もありまして、各委員に厳重に時間を守っていただいております。したがいまして、もう一問で打ち切っていただきたい。御協力をお願いいたします。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後六時十三……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動につきまして御報告いたします。
去る五月十三日、渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として塚田大願君が、また、本日、吉武恵市君が委員を辞任され、その補欠として中村登美君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一名欠けておりますので、この際理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
それでは、理事に塚田大願君を指名いたします。
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、稲嶺一郎君が委員を辞任され、その補欠として長屋茂君が、十九日、河口陽一君及び竹内藤男君が委員を辞任され、その補欠として高橋邦雄君及び矢野登君が、また、本日、長屋茂君、沢田実君及び前田佳都男君が委員を辞任され、その補欠として河口陽一君、塩出啓典君及び竹内藤男君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 昭和四十四年度決算外二件を議題といたします。
本日は、前回に引き続き、締めくくり総括質疑を行ないます。
佐藤総理大臣が出席されましたので、これから総理に対する質疑を行ないます。……
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十五日、高橋邦雄君及び矢野登君が委員を辞任され、その補欠として前田佳都男君及び小枝一雄君が、また五月二十六日、野末和彦君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が、それぞれ選任されました。
【次の発言】 継続審査及び継続調査要求についておはかりいたします。
昭和四十五年度一般会計歳入歳出決算、昭和四十五年度特別会計歳入歳出決算、昭和四十五年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和四十五年度政府関係機関決算書、昭和四十五年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和四十五年度国有財産無償……
○足鹿覺君 関連。
林野庁の出席をいま求めておりますが、その前に防衛庁に伺っておきますが、これは昭和三十三年六月、米軍から日本に返還されたわけですね。駐留軍が使用し、占用しておったときは無償で、これは強制収用に近い状態であったと思うんですが、どうですか。
【次の発言】 相当の対価は当時駐留軍からその土地に対して払われておったのですか。
【次の発言】 先ほどから国有地国有地とおっしゃいますが、これは入り会い地も含まれているんですか。国有地と入り会い地との割合は、総面積の中の割合はどういう状態になっておりますか。
【次の発言】 その調べましてなどという、そういうあいまいなことでは困る。いまの六十……
○足鹿覺君 まことに恐縮ですが、立ったりすわったりがあれですので、すわったままでいたします。政府もけっこうですから。 四月十三日の本委員会におきまして、北富士演習場に対する入り会い権問題について神沢委員その他皆さんから御質問がありました。私もその際関連質問をいたしたわけでありますが、きわめて事は重大であり、当委員会としては、委員長も先頭に立たれて、十八日、現地を調査して帰りました。そういった現地調査なり、当日の論議の結果、北富士演習場内国有地の入り会いについての見解を委員長から政府に御要求がありました。私ども、これをいただいておりますが、この問題についてはあとで触れたいと思います。 まずそ……
○足鹿覺君 ちょっと健康の都合上すわったまま失礼いたします。よろしくお願いいたします。なお政府委員の方にはたいへん失礼でございますが、すわったままで質疑をいたします。 最初に、総務長官なり土地調整委員長に伺いますが、公害等調整委員会設置法案の内容を見ますると、中央公害審査委員会と土地調整委員会とを統合し、総理府の外局として、公害等調整委員会を設置することになっておりますが、土地調整委員会はこの措置に当初反対なさった。過日の当委員会でも総務長官は土地調整委員会の委員長が首相に反対の意見を述べたとの発言がなされましたが、土地調整委員会の委員長の反対された理由は何なのか、土地調整委員長またはその他……
○足鹿覺君 関連。 大蔵省に一、二伺いますが、先日農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案が本院で議決をされました。衆議院の修正どおりであります。その際附帯決議が満場一致で五項目ついております。先ほど山崎委員からもお尋ねがありましたが、昭和四十八年度に厚生年金制度を抜本的に再検討をすると、こういう考え方で現在御検討をされており、閣僚協議会等も今後長官のお話によりますと御検討になるであろうと思いますが、その際一番問題になるのは、各種各様な歴史と経過をもつ現在のこの年金制度が非常にアンバランスなんですね。特にこの給付に要する国庫補助率が、たとえば厚生年金の場合は二〇%、これを来年の抜本……
○足鹿覺君 三人の参考人にお尋ねをいたしますので、丹波さんはお急ぎであれば先からおやりいただきたいと思います。 今度の改正案そのものと申しますより、日本農業が直面しておる貴重な重大な段階において、土地改良法そのものも大きな問題だと思うんですが、そういう見地から、きわめて一般的な問題をひとつお尋ねをいたします。 第一点は、最近の経済の発展に伴いまして、農業外の旺盛な土地需要等によりまして、農地の改廃が急速に進んでおることは、御承知のとおりであります。農林省の耕地面積調査によりますと、三十六年から四十五年の十年間に七十一万五千六百ヘクタールが改廃されております。特に四十四年度以降は、米の生産調……
○足鹿覺君 足腰がまだちょっと十分なおっておりませんので、たいへん失礼でありますが、すわったままで質疑をお許しください。どうぞ大臣も政府委員の方もすわったままでひとつ……。 今国会に持ち越されました土地改良法の一部改正審議にあたりまして、基本的な問題と具体的な問題に分けましてお尋ねを申し上げたいと思います。 十年前の政治、経済、農業事情を顧みまして、今日の日本農業はあまりにも急速に激しく、しかも、きびしい荒廃への道をたどり、その存亡すら案じられるに至っております。したがって、日本農業について憂いを同じくする人々や団体は、いかにこの状態に処すべきか真剣に検討し、共通の対応策と行動を起こすこと……
○足鹿覺君 ちょっと腰を痛めておりまして、失礼ではありますが、すわったまま質疑をさしていただきますので、御了解をいただきますとともに、政府側もどうぞそのままで、質疑に対する御答弁をするようにお願いしたいと思います。 私は、本日は、「日本列島改造論」をまず質問の前提において、具体的には去る七月以降約七十億の養殖ハマチその他の大被害を出しました瀬戸内海全域あるいは長崎その他において起きましたいわゆる異常海水被害、地方では赤潮または苦潮といっておりますが、これらの点について政府が天災融資法の発動をされておりますので、この対策等について、いささか場違いの感を持たれるかもしれませんが、少なくとも、天災……
○足鹿覺君 きょうはもう時間がありませんから、資料を要求いたします。私はもう現地で先日いろいろ資料を収集してまいりました。正式なものではありませんから、この際要求をしておきます。 六月十日付、島田次官から田辺知事に出されたもの。同じく施設庁長官から山梨県知事の田辺知事にあてて出された文書、これは五月十五日付。及びこれは五月十五日付、演対協あてにも文書が出されております。それから五月八日付、知事から江崎長官あて出された文書。先ほども鈴木さんから読み上げられましたが、ここにあります、これは横浜防衛施設局長から出しました七月二十六日付渡辺勇、これは地主でありますね。あの自衛隊の庁舎のある近くに土地……
○足鹿覺君 最初に、官房長官に、北富士の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思いますが、先般、山梨県知事との間に締結されました暫定使用協定、この案を中心に、大体についてお尋ねをいたします。 その前に確認をいたしたいと思いますが、私の手元にありますもので間違いがあるかないか、至急に関係書類を御提示を願いたいと思います。 第一点は「北富士演習場の暫定使用に関する覚書」、これは八月二十八日付で、甲は山梨県知事田辺国男、乙は内閣官房長官二階堂進、立ち会い人北富士演習場対策協議会会長小林昌治、立ち会い人衆議院議員金丸信とあります。この文書間違いありませんか。
○足鹿覺君 それでは九州班の派遣報告を便宜私から申し上げたいと存じます。 高田委員長、峯山委員並びに私の三名は、去る九月四日から八日まで五日間の日程をもちまして、鹿児島、熊本、大分の三県に出張し、国の出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情を調査いたして参りました。今回は特に、現在当委員会において農林省設置法の一部改正法案が継続審査中なることにもかんがみまして、農業関係の生産、流通部門諸施設を視察対象に加えた次第であります。 日程第一日は、航空自衛隊入間基地より自衛隊機YS11機にて海上自衛隊鹿屋基地に直行し、海上自衛隊第一航空群鹿屋教育航空群、鹿屋航空工作所を視察し、次いで大隅半島笠野原台地……
○足鹿覺君 ちょっと恐縮ですが、例によりまして、健康上の都合ですわったまま質問いたします。参考人なり政府委員の皆さんにも、たいへん失礼でありますが、すわったまま御質問いたしますので、皆さんもそのままでけっこうでありますので、よろしくお願いいたします。 当委員会におきましては、北富士演習場問題が基地問題として提起された行政協定発効当初から、すなわち調達庁の福島慎太郎長官時代からこの問題を取り上げ、その後も絶えず動きの変化に応じて委員会において調査案件として議題としてきたのであります。この間、幾たびか委員派遣も行ない、また林野雑産物補償問題について、学者先生、地元の人々を参考人として意見聴取を行……
○足鹿覺君 私は、四つばかりお尋ねをいたします。第一点は、田中内閣の朝鮮問題に対する姿勢と政策について、第二点は、車両制限令と北富士演習場の暫定使用協定について、第三点は、田中首相の日本列島改造構想と農業政策について、第四点は、社会保障問題、特に五万円年金問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 まず、田中内閣の朝鮮問題に対する姿勢と政策をお示し願いたいと思います。すなわち、外交問題については今国会でも多くの論議が行なわれましたが、私は、朝鮮半島の平和と日本外交のあり方についてお尋ねをしたい。南北朝鮮の間で民族統一の機運が盛り上がり、南北共同声明が出されるなど、全朝鮮人民の統一への熱意のほ……
○足鹿覺君 ちょっと関連してお伺いします。 国営パイロットの開拓地の問題でございますが、各地でいま大きな事業が進んでおるわけですが、一応候補地を買いつけたと、ところがやはりまあ誤算もあるでしょうし、見込み違いもあるでしょうし、開発に適しないところもあるでしょう。しかし、それらいろいろな理由が混在しておりますが、相当面積を大企業観光資本、その他いろいろな人たちにすでに分売をしておる。これは不適地だという理由のもとに、あるいは地元に――これは、せめて地元の人々にと思ったが、買い手がない。で、そういうような理由を付して、売っておる事実が各地にあるのです。私も的確なその証拠も握っておりますし、実際も……
○足鹿覺君 最初に、本問題に入るに先立ちまして、昨日の衆議院の農水委で米の問題について質問があったようでありますので、重複を避けてほんの簡単に伺いますが、第一点は、米価審議会の日程は、新聞等では拝見しておりますが、大臣の現在の見通しはどういう見通しでありますか。さらに、生産者米価と消費者米価を分離審議するという御方針のようでありますが、それは事実であるかどうか。この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 あまり、国会の法案審議には大臣が神経をとがらせるようなほどのことは私は、ないと思うんです。それはほかの要因であって――法案そのものの問題は、ほかの要因によっていろいろな波乱が起きるか、起き……
○足鹿覺君 たいへん失礼でありますが、ちょっと健康の都合上すわったままやらしていただきます。
【次の発言】 委員長のお許しをいただきましたので、ちょっとすわったままでお尋ねをいたします。たいへん失礼でありますが、参考人の皆さんも気楽に、すわったままでひとつ御意見をお聞かせいただきたいと思います。
最初に委員長にお願いがあるんでありますが、本日は、日本の農協運動のトップクラスの中央会長、中金理事長、一楽農協研究所理事長をお呼びいただいたわけでありますが、この次の機会に、全農の会長、それから全国生協の中央機関の代表者、このお二方をお呼びをいただく。そうして御意見を拝聴し、質疑をする機会をぜひ御善……
○足鹿覺君 関連。 いま堀本さんからも御意見があったのですが、裏側から見ますと、農家の負債、ということになってあらわれておると思うのです、結局ですね。元金なり利息の重圧に耐えかねて、結局麦なんかつくっておって手間ひまかけるよりも、出かせぎに行く、日雇いに行くと、こういう形になって農外所得で金利なり元金を戻すという、こういう姿になっておる。これは系統金融に限らず、制度金融も私は同様だと思うのです。で、その点で、各地方自治体で金利の補給をやっているんですね。これのお調べになったものがありましたら資料としていただきたい。つまり現在政府が行なっておる利子、それから据え置き期間、償還年限というようなも……
○足鹿覺君 私もすわったままやらしていただきますので、大臣以下政府委員の方もおすわりになったままでよろしゅうございますから、御答弁をお願いいたします。失礼いたします。 まず、最初に、農林中金の外国為替業務の内容について伺いたいと思いますが、農林中金法の改正点のうち、金庫が、外国為替業務を行なえるようにした点でありますが、御承知のように、外国為替業務を行なう銀行は、大蔵省の認可が必要であるわけであります。その認可によって行なう業務の範囲につきましては、制度としては、なくなっておりますが、実質上いわゆる甲種為銀と乙種為銀の二つに分かれておると聞いておるのであります。いわゆる甲種の、外国の銀行との……
○足鹿覺君 関連。 開拓政策の問題がいま村田委員から提起されておりますので一問だけ関連ですから。 ただいまいただいたこの資料を見ますと、きょう審議するのに、きょうこういう資料をもらったんじゃちょっと困るんですけれども、「道路等補修事業実施状況」というものが一〇ページにありますね。この総量、事業費と国費に分かれて年度別に出ておりますが、いわゆる道路補修の総延長は開拓道路の何割を占めておりますか。第二問は、いわゆる補修とは一体何か。砂利を入れることなのか、舗装をすることなのか。近来の砂利高によってなかなか道路が直らない。われわれが農村回りをするときに、開拓地へ行くと必ず困る。それほど開拓農民は……
○足鹿覺君 先ほど河口委員の米審の問題についての御質問に、大臣の御答弁は、なるべく国会の審議に支障のない日程で考えたいという意味の御答弁をなさったと思うんです。といたしますと、二十四日が本国会の会期末になりますから、二十四日から米審を招集なさいますと、二十四、二十五、二十六、三日間を予定しなければならない。三日間を予定して大体米審が答申にこぎつければいいけれども、そうでない場合が出てくるかもしらぬ。かりに三日間で答申があったとしても、これが党が受けて検討するのが七月の二十七、二十八日、二日間でやれるかどうか。そこで徹夜に次ぐ徹夜をやられても、総理は七月二十九日にはアメリカへニクソン会談のために……
○足鹿覺君 漁業三法に入る前に、当面しておる重要な問題であります大豆問題について二、三重要な点をお尋ねをいたしたいと思います。昨日も、現在における商社別、在庫別、倉庫別の大豆の在庫状況を調べて資料として出してもらいたいということを言い、ゆうべ宿舎まで農林省がおいでになって、いろいろ説明を受けましたけれども、それが明らかになりません。非常に残念でありますが、目下のところトータルも十分でない、こういうことのようでありました。いずれにせよ、この資料は出していただかなければならぬと思っておりますが、大体十月末の大豆の不足は十万トンというのが農林省の結論であり、私も、昨日の説明を一応了承して昨夜はおそく……
○足鹿覺君 私は、島根半島と鳥取県の弓ケ浜半島に抱かれた、日本海における唯一の良港である境港に接続した美保湾を埋め立てて、約三千ヘクタールの人工島をつくるという構想があって、去る五月二十九日、米子市におきまして、運輸省第三港湾建設局長、竹内良夫君から山陰開発調査を実施したい旨の説明があり、その中に、いま述べたような構想が明らかになったわけであります。 これについてまず伺いたいのでありますが、ここに地図もありますが、この問題は、突如として出てきた問題でありまして、地元民は、びっくりぎょうてんをいたしまして、地元の漁協をはじめ境港の市議会は直ちに会議を開き、反対の決議を出し、漁協は全力をあげて阻……
○足鹿覺君 農林大臣は、七月十二日日本記者クラブの講演において、安い農産物を常に海外に依存するという前提は成り立ちにくくなった。食糧を国内で自給することは、経済社会の安定という広義のナショナルセキュリティの見地からも重視さるべきである、という意味の講演をなされ、食用大豆の八〇%を自給する。休耕地回復へ財政援助をほのめかされ、農産物規制についてアメリカの見識を疑うと、アメリカに対して反省を求められたと伝えられておりますが、おおよそこの新聞の報道が間違いないといたしますならば、これは農政転換に対する大臣の基本的な方針とも考えられますし、また、これから私が質疑をいたします大豆等を中心とする豆類、畑作……
○足鹿覺君 その前にちょっと委員長、ごあいさつかたがた、すわったままで失礼いたしますが、初めに総括的に、年金制度と農林年金との関係について、焦点について伺ってみたいと思います。 わが国の公的年金は、御承知のように、それぞれの経緯を持って八つの制度に分かれておりますが、これらの制度は、国民年金については定額制であり、厚生年金、船員保険については定額プラス報酬比例制の年金であります。五つの共済組合は、報酬比例の年金となっておりまして、給付の水準もそれぞれ、先生御承知のとおり、異なっております。このように制度の内容が異なることによって、当然老後の保障にも年金によって差異が生ずる結果になり、同じ国民……
○足鹿覺君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十八年度予算の審議にあたって、当面の重要問題について、田中総理以下各大臣に対し所信をただしたいと存じます。 まず最初に、田中内閣の政治姿勢といいますか、田中総理の政治信条について伺いたい。 田中内閣が誕生したとき、国民の人気は確かに田中内閣に集まった。これは、あながち、佐藤内閣の政策の行き詰まりと、一面国民からあきられたこととの反動ばかりではなかったと思う。あなたの人柄、庶民性、役人上がりでない党人ぶり、そして決断と実行のキャッチフレーズで総理の実行力に期待したと思うのです。特に、日中国交回復は国民の期待にこたえたものであり、あなたが大きな歴史……
○足鹿覺君 緊急にまずお尋ねいたしたいのでありますが、先ほどの横川委員の質問に対し、通産大臣は、二回にわたる円切り上げで四〇%程度になるので、中小企業の打撃は大きい旨答弁をされましたが、そうしますと、前回一六・八八%ですから、差し引きずると二三%です。四〇%程度とは言っているから、幅はあるでしょうが、これから見て二〇%以上の円切り上げを予想しておるということになりますが、大蔵大臣、通産大臣、両大臣から御説明願いたい。
【次の発言】 次にパリ会議と前回の私への答弁の食い違いについてお伺いいたしますが、前回の私の質問に答え、総理は、非常に意欲的に、金とドルとの交換性回復をアメリカに要求すると述べら……
○足鹿覺君 関連。 関連でありまから簡潔にお伺いいたしますが、昭和四十七年十月十七日、参議院内閣委員会におきまして山下元利内閣官房副長官は、私の質問に答えて、「御意見は十分承りましたが、政府といたしましては、司法権の意思というものが最終的に最高裁の判決で示されている限りは、それに従うことであると考えておるわけでございます。」と明確に答えておるのです。ただいま総理は、その意味を踏まえて御答弁になったと私は理解をしている。しかるに、法制局長官の御答弁はおかしい。個々のケースによって違うというような意味合いのことを申されたことは不可解であります。北富士は今回の最高裁の判決のケースと性質が違っておる……
○足鹿覺君 わが国の経済協力は最近著しく拡大し、これを金額で見ますと昭和四十六年で二十一億四千万ドル、四十七年で二十七億三千万ドルという膨大なものになっております。 さらに政府は、国際的な要請をも踏まえまして、今後その一そうの拡大をはかることを内外に対して表明をいたしております。 しかるに、これまでかかる経済協力についての基本的な考え方を必ずしも明確な形で打ち出されておらないように思います。 専門の同僚委員からすでにお尋ねになったと思いますが、重ねてこの際、国民の各層の理解と支持を得られないままにこれを進めてきた点を振り返って見られまして、国際協力の今後の理念とでも申しましょうか、そうい……
○足鹿覺君 私は、今回の防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律案、これを新法と便宜上言わしていただきますが、と憲法との関係につきまして、長官並びに関係政府当局に伺いますが、このたびの新法はきわめて画期的なものでありまして、日本の政治に及ぼす重大な影響をひそかに憂うるものであります。この法案は、何らかの被害に対して救済をするという現行の基地周辺整備法の規定をさらに一歩を進めまして、米軍または自衛隊基地があるという、そのことだけで地方自治体に助成金を出し、あるいは国有財産の譲渡または貸し付けをしようとしておる点であります。従来の法律は、御承知のように、「この法律は、自衛隊等の行為又は防衛施設の……
○足鹿覺君 最近のきびしい農業情勢と肥料政策と申しますか、農業生産資材政策とでも申しますか、こういった問題について、総括的に、最初に大臣にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 農業情勢一般についてお尋ねすることはこの際差し控えまして、私がいま大臣に伺っておるのは、肥料情勢というものがだいぶ――本法制定当時とは大きく変わっておると思うんです。それに即応して、もう少し新たな視点から、肥料政策というものにのみ限定しないで、農業生産資材を、重要農業生産資材を総括して、その生産、流通、価格にわたって新しい対策を迫られておるのではないか。こういう意味でお尋ねをしたつもりでありますが、そういう必要を……
○足鹿覺君 もっと時間をいただいてお話を聞きたいんですが、審議の都合でやむを得ませんが、現在の地力維持の立場から畜産との結合ということが必要であるというお話、全く同感であります。しかし現実は、結合どころか、逆な方向へ進んでおる。結合どころか、事実畜産のし尿処理が多額な経費をかけて浄化装置によって普及しつつあり、化学肥料の多投下が進めば進むほど、有機質の土地への還元がなされない状態です。これに対して、一方、化学肥料の多使用によって作物が軟弱化し、したがって病害虫の多発によるこれらの防除のための農薬の多投。こういう悪循環が行なわれておるのが日本農業の現状ではないかと思うのであります。 これに対し……
○足鹿覺君 私は、農用地開発公団法そのものの法律内容についての質疑は他の委員によって尽くされていると思いますので、その背景なりまた、非常に現在起きつつある事態を引用しながら、農林省、運輸省、経済企画庁、自治省、建設省に対しましてお尋ねをいたしたいと思います。 現在のように世界的に食糧の需給が逼迫いたしてまいりますと、これが契機となりまして、日本の食糧自給も後退の一途をたどってきておることは、本年の、この間、発表になりました農業白書に自給度の向上が大きく取り上げられておることによっても明らかです。で、われわれはここで食糧の自給体制を確立をする、そして日本農業の復興をはかっていかなければならぬ、……
○足鹿覺君 いわゆる水産三法、特に沿岸漁場整備開発法案につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、農林大臣並びに外務省当局にお尋ねをいたしたいと思いますが、その第一点は、世界的に食糧の危機が叫ばれておることは御承知のとおりであります。日本の食糧自給率も低下の一途をたどっておりますし、それはGNPの上昇とはまさに逆比例をしておる憂うべき現象といわねばなりません。国内の情勢も、畜産物の飼料の輸入価格の暴騰、あるいは対日輸出削減、あるいは輸出禁止等が昨年行なわれまして、深刻な畜産危機を招いておることは大臣もよく御承知のとおりであります。 このような情勢の中で、ニューヨークにおきまして……
○足鹿覺君 私は、一昨日広範にわたって、沿岸漁場整備開発法案の重要性を認識するがゆえに、その背景とか、国際情勢とか、そういう面に主として焦点を置いてお尋ねをいたしましたので、いささか冗長に流れた点もあったと思います。そこできょうは、各論的に二、三お尋ねをして、あと鶴園委員にお願いいたしたいと思っております。 沿岸漁業におきまして、昨年の六月から八月にかけて発生しました水銀、PCB汚染問題に見られますように、沿岸海域の海洋汚染の状況はますます深刻化しておるのであります。沿岸漁業の生産を大きく圧迫しておることは言うまでもないことでありますが、それを私どもの見たところでは、現在の沿岸漁業の収穫高と……
○足鹿覺君 すわったままで失礼さしていただきたいと思います。先生方もすわったままでけっこうです。 最初に、安藤先生に若干お尋ねをいたしますが、このたびの改正案につきまして具体的に御意見を承ったわけでありますが、さらに一歩突っ込んでお願いしたいわけです。農林年金制度は、御承知のように、厚年から分離して今日に至っているわけなんです。したがって、恩給とは全く関係がないわけでありますが、にもかかわらず、今度の改正で旧法については恩給に準じて改正が行なわれておる。これを妥当とお考えでしょうか、その辺の御判断を最初に一つ――二つ三つ重ねて申しますから、時間の節約上。これが一点でございます。 第二の問題……
○足鹿覺君 この年金の審議に私が参加しましてから、おそらく十回以上だろうと思うのです、この制度ができてからでありますから。毎回、毎国会中いつもこの問題を論議し、また、附帯決議もつけ、予算の成立、予算編成までには――野党ではありますが、制度前進のために必ず年末まで残って微力ながら内容の充実につとめてまいりました。 そういう経験から見まして、私は、いま過去を振り返ってみまして、非常な感懐を持ってこの法案の審議を進めることに、非常な期待と意義を感じておるわけであります。したがって、委員長、他党の理事の御了解も得まして、冒頭に参考人をお招きして、その御意見を聞いて委員会の審議に入るというような、相当……
○足鹿覺君 私は、主として農業者年金基金法について少しばかりお尋ねをいたします。 この法律、すなわち九十六条によりますと、主務大臣が定義されておりまして、この制度を実質的に監督するのは厚生、農林両大臣となっておるわけであります。この制度の持つ性格につきまして両大臣と関係省に伺いたいのでありますが、他の同僚議員にも発言の機会をなるべく与えるために、私も、大部分の関連、他の大臣に関連することは全部とはいきませんが、大幅に削りたいと思います。 そこで、厚生省に伺いますが、国民年金は、昨年の改正で、給付面と掛け金の改正をしましたが、それらの点を具体的にちょっとお聞かせいただきたい。
○足鹿覺君 関連。 ただいまの上田委員の質問に関連いたしまして、大蔵大臣並びに自治省に伺いますが、総需要抑制のための財政執行の繰り延べと基地対策の関係でありますが、総需要抑制のための総合的施策の一環として政府は八月に閣議決定をいたしました。この八%という公共事業の抑制は、総額一兆円をこえるわけであります。その成果と今後の見通しはどういうふうになっておるか、閣議決定以来約五カ月、どういう状況であるか。 また、私どもが納得のいかない点は、自治省は十一月二十日に「地方公共団体の事業執行の繰り延べについて」という財政局長通達を出し、同日付をもって右通達と同時に出された自治省地方債課長の事務連絡によ……
○足鹿覺君 関連。 総理にですね、三十万ヘクタール転用構想の問題について関連して伺いますが、私のいま聞いておるところによると、少なくとも自然に耕地が転用されるものが毎年六万ヘクタール前後ある。それの上のせをするんだから大したことはないんだと、こういう大体御真意のようなんですね。ところが、この三十万ヘクタールというものを三カ年で最初は一気にやるような新聞記事も出ました。これは十一月の十八日、櫻内農相との協議。その次には、これはまあ急激だからというので世論が反撃を加えたために、今度は三年くらいかかってやろうではないかということに大体方向をまた転進したわけです。いま聞いておりますと、自然減反の上に……
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