このページでは増田盛参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○増田盛君 御報告申し上げます。 第二班は九月二十四日出発、二十七日、用向きを完了いたしまして帰京いたしました。 第二班は、増田、秋山、三治の各委員が参加し、兵庫、岡山両県下の建設事業及び地域開発の実情について調査してまいりました。以下そのおもな事項について概略報告いたします。 第一は、兵庫県が都市計画事業として実施しております阪神電鉄連続立体化事業と武庫川流域下水道事業についてであります。 前者は、阪神間の密集市街地を横断している阪神電鉄線の高架化をはかろうとするもので、すでに神崎川の橋梁を含めた区間が大阪湾高潮対策事業として高架化が完了していますが、これに接続して、尼崎市内の約五千……
○増田盛君 建設省並びに国土庁に対しまして、きわめて重要な問題にしぼりまして、与えられた時間におきまして御質問いたしたい、かように思います。 まず、出発点でございますが、中心点は都市化の現象であります。つまり、御承知のように一九五〇年代の後半から進んでまいりました高度成長が資本と労働の地域的な移動をもたらしまして、国土全体に覆いまして都市化の現象があふれておりますことは御承知のとおりであります。したがいまして、私どもすでに古い昔でありますが、戦前に仕事を始めました時代は、都市と農村の対立ということがきわめて大きな問題として取り上げられたわけでございますけれども、現在の段階におきましては全く一……
○増田盛君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております宅地開発公団法案に対し、賛成の討論を行うものであります。 本法律案は、大都市の周辺地域において、良好な住宅地の大量供給と関連公共公益施設等、健全な市街地形成を図るための新たな機構として、宅地開発公団を新設しようとするものであります。 現在、人口と産業の大都市集中に伴い、大都市地域においては、土地利用の混乱、地価の異常な高騰など土地問題は一段と深刻化し、都市勤労者が健康で文化的な生活を営む基盤である住民を確保することはますます困難になり、飢餓感すら与えていることは、周知の事実であります。 これがため土地問題を根本的に……
○増田盛君 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案について、賛成の討論を行います。 御承知のとおり、この法律案は今回の補正予算の関連法案として提出されたものであり、道路整備緊急措置法第三条の適用について特例措置を設けようとするものであります。 現在の厳しい財政事情及び昭和四十九年度の揮発油税等の決算調整額が約五百三十四億円という例年にない多額のものとなったことを考慮し、この決算調整額を昭和五十年度の道路整備費の特定財源として先取りし、使用することにより、景気対策の一環としての道路整備費の財……
○増田盛君 第一班の報告を行います。 去る一月十一日から十四日までの四日間、中村建設委員長、中村禎二委員と私の三名は、鹿児島県における建設事業、特に鹿児島市付近の道路整備、鴨池海浜ニュータウンの建設並びに奄美群島の徳之島、奄美大島本島北部地域の振興開発計画に係る事業について調査を行いました。 まず、鹿児島空港に到着し、県当局等から県下の建設事業に対する要望事項を踏まえながら説明を聴取いたしましたが、ここでは視察事項を中心にして報告を取りまとめることといたします。 第一は、鹿児島市付近の道路整備のうち九州縦貫自動車道の建設状況についてであります。 お手元に略図が配られておりますけれども、……
○増田盛君 都市公園法並びに整備緊急措置法に関しまして、若干の点で御質問申し上げますが、事柄の性質上、すでに前の小谷議員の質問の中と内容が重複する点もあると思いますから、また若干の重複はやむを得ないと思うのでございますが、そういう点では、お答えになる場合には簡潔に要点だけひとつお答え願いたいと思います。念を押しましてさらにお聞きする点もございますので、お含みの上にお答え願いたいと思います。 まず第一は、先ほども触れておられましたけれども、出発点でありますところの問題すなわち現行の第一次都市公園等整備五カ年計画を一年間繰り上げられるわけであります。これは恐らくいろいろ予算上の制約その他統一方針……
○増田盛君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております住宅金融公庫法の一部を改正する法律案に関し、修正案に反対、原案に賛成の討論を行うものであります。 わが国の住宅問題は、好転に向かいつつあるとはいえ、まだ多くの国民が狭小住宅に居住を余儀なくされており、しかも地価の高騰や建築費の高騰、さらに公共公益施設など環境整備の問題も加わり、いよいよ複雑な様相を呈しているのが実情であります。福祉社会を目指すわが国におきまして、かかる住宅問題の解決こそ国民生活の安定を図る上で必要であり、良好な住宅の計画的建設こそ現下の急務とされているのであります。 こうした背景の中で、居住水準の向上と居住……
○政府委員(増田盛君) このたび行政管理政務次官を拝命いたしました増田盛でございます。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
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