木島則夫 参議院議員
10期国会発言一覧

木島則夫[参]在籍期 : 9期-|10期|-11期-12期
木島則夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは木島則夫参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

木島則夫[参]本会議発言(全期間)
9期-|10期|-11期-12期
第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第13号(1975/05/30、10期、民社党)

○木島則夫君 私は民社党を代表して、先ほど趣旨説明のありました郵便法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  三木総理大臣、あなたは、一月の二十四日この参議院本会議での施政方針演説は、はっきり覚えておいでになることだと思います。あなたは、三木内閣の最大の課題はインフレの抑制と物価の鎮静であり、さらに物価対策を強力に推進することであると述べられ、公共料金を極力抑えるのも物価に及ぼす影響を考えたからであると述べられております。なるほど、物価は一応鎮静の傾向にありますが、依然として一〇%を超えているんです。こうした中で約二倍半という大幅な郵便料金値上げを行うことが、酒……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第10号(1975/11/07、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されております昭和五十年度一般会計、特別会計並びに政府関係機関等の補正予算案に対し、一括して反対の討論を行うものです。  まず第一に、最も遺憾とするところは、政府の不況対策が余りにも遅く、そのために不況の深刻化と長期化を招いたことであります。すでにわが党は、昨年の十月以来、わが国の経済が容易ならぬ事態に直面しているとして、経済の運営については安定と不況克服の二つの正面作戦を展開すべきであると強く主張して警告を発してきたのであります。しかし、政府は経済見通しについて、本年四月ごろから薄日も差し、春闘で労働者の良識ある態度が期待されるならば景気は次……

第76回国会 参議院本会議 第11号(1975/11/12、10期、民社党)

○木島則夫君 私は民社党を代表して、先ほど趣旨説明のありました郵便法の一部を改正する法律案についてただします。  最初は、封筒製造業の方からの訴えであります。  このたび、郵便料金の値上げがあっという間に衆議院を通過し、はがき二十円、封書五十円という法外な開きのまま決定されようとしています。もちろん、値上げそのものに反対です。このまま参議院まで通過した暁には、関連業務に携わるわれわれの生活は一体どうなるでしょうか。会社の業績は日々に悪化し、昇給のストップ、高年者の解雇も行われている現状です。遠からず会社は倒産し、再就職のできる場合ならいざ知らず、全くつかまるわらもありません。  恐らく、総理、……

第76回国会 参議院本会議 第17号(1975/12/22、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております郵便法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものです。  民社党は、今回の大幅値上げについては、国民を納得させるだけの妥当性、合理性を全く欠いたものとして反対の態度を表明してまいりました。  反対の第一の理由は、郵便料金の大幅値上げが、直接間接物価に及ぼす影響がきわめて大きい点であります。政府は、本年度末における消費者物価上昇率一けた台抑制がおおむね達成できるという見通しから、物価問題はもう解決したかのような安易な認識に立っています。安定した物価水準とは物価上昇率が預金金利以下でなければならないのに、国民の汗の結晶である貯蓄……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 参議院本会議 第8号(1976/05/08、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、ただいま上程されました昭和五十一年度一般会計を初めとする予算三案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。  ここで私は本論に入る前に、わが党が本国会においてとった案件審議に臨む方針と態度について、再度明確にしておきたいと思います。  それは不況下に呻吟する中小企業、雇用不安、失業の恐怖を前にした勤労者等の実態に照らし、予算案審議の重要性と同時に、ロッキード問題の真相究明の重要性という国政にとってきわめて重大な二つの課題に直面して、わが党は、この二つの課題を同時に並行的に審議し究明することは十分可能であり、かつ、そうすることこそ国会に課せられた使命の……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 参議院本会議 第7号(1976/10/13、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、ただいま趣旨説明のありました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  政府がいつも主張しているように、すべての公共料金を一律に、しかも長期にわたって凍結することの不可能に近いことは私も理解をいたしております。  しかし、今回の電話電報料金の大幅な値上げを内容とする改正案につきましては、依然として九%台に推移してきた消費者物価をさらに押し上げ、国民生活をますます圧迫するばかりでなく、国民を十分に納得させるだけの合理性、妥当性に欠けている点を指摘しないわけにはまいりません。このような立場からお伺いをしたいのは、電話……

第78回国会 参議院本会議 第11号(1976/11/04、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  政府がかねがね主張しておりますように、すべての公共料金を一律に、しかも長期にわたって凍結することが不可能に近いことはわれわれも理解をしております。しかし、今回の電話電報料金の大幅な値上げにつきましては、依然として九%台に推移してきた消費者物価をさらに押し上げ、国民生活をますます苦境に陥れるばかりでなく、次に指摘をする理由から、国民を十分に納得させるだけの合理性、妥当性を欠いたものとして反対せざるを得ないわけです。  私が反対する最大の理由は、今回の改……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第4号(1977/02/05、10期、民社党)

○木島則夫君 ちょうど一年前のきょう、海の向こうから忌まわしいロッキードのニュースが飛び込んでまいりました。保守の体質に迫るこの問題は、ここ一年日本の政治を揺さぶり続けてまいりました。今後の捜査の続行はもちろんでありますが、現在はむしろ政治の場での解明に重点が置かれています。一年目のこの日に当たり、福田総理のこの問題への徹底解明を望みながら、質問に入りたいと思います。  過ぐる総選挙で、自民党は金権体質を鋭く問われ、衆議院でも与野党伯仲の状態が生まれました。政府・自民党の数に物を言わせた政治は終わりました。残念ながら、これまでは自民党の圧倒的な数と力で政治がつくられ、国会はスタンプマシンのよう……

木島則夫[参]本会議発言(全期間)
9期-|10期|-11期-12期

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委員会発言一覧(参議院10期)

木島則夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
9期-|10期|-11期-12期
第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第閉会後1号(1974/09/11、10期、民社党)

○木島則夫君 他の委員の方々の御質問に重複をしない範囲で、できるだけ私も簡潔に要点だけをお尋ねをしたいと思いますので、どうかひとつお答えのほうもその趣旨に沿ってお願いをしたいと思います。  その後「むつ」に関する新しい情報は入っておりますか。
【次の発言】 大臣に伺います。今回の事故発生によりまして、これまで政府が推進をしてきた原子力の平和利用に変更があるのかどうか、特に原子力船の開発についてはどうであるのか。この辺は確認をする意味で、私どもの立場としては積極的に原子力の平和利用を推進をする。そうして原子力船の開発も推進をすると、もちろん安全ということを踏まえた上でのことでありますけれど、確認……

第73回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1974/10/29、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、料金改定の問題については最後の部分でお尋ねをしたいと思いますので、電電公社関係の方はいましばらくひとつおつき合いをいただきたいと思うのです。  放送関係でただしておかなければならない大事な問題が多数ございますので、まず、そこから入らしていただきます。  懸案となっていた民放の放送基準については、去る七月の末、一応改正案がまとまったわけでありますけれど、しかし内部から異議が出ましたために、目下、年内をめどに修正中であると聞いている。で放送基準の大要と問題点につきましては、改正案がまとまる前に、ぜひこの委員会で私ただしておきたいつもりでありますけれど、最大の焦点はCMの時間量だ……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 逓信委員会 第1号(1974/12/24、10期、民社党)

○木島則夫君 主としてNHKにお尋ねをいたします。  小野NHK会長は、前回の当委員会におきまして、NHKの財政は苦しいけれども視聴者もインフレで苦しいだろうから、前会長以来の公約どおり五十年度末までは受信料を据え置くという、こういう言明をされております。たいへんけっこうなことだと私も思っています。  ところで、私どもは放送作家やあるいは芸能家の方々から、NHKの契約料金では創作的芸術的意欲もわかないなどという苦情を聞いているのであります。ほんとうにそうであるならば、番組の質に直接影響をしてくるんじゃないかと懸念するあまり、その実情をお伺いをして、改善できるものがあるならば大いに改善をしていた……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/23、10期、民社党)

○木島則夫君 初めに、三木総理の政治姿勢について確認をしたい点がございます。  金脈問題で退陣をされた田中内閣にかわりまして、三木内閣の登場となったわけです。確かに国民の皆さんはあなたに期待を持っている。しかし、当委員会をはじめとする今度の国会での質疑を通じまして、たとえば独禁法の改正の問題一つとってみても、どうも姿勢がぐらぐらしていたり、あるいは三木さんに関係をする政治団体、無届けの団体があって、相当大きなお金がそこに入っているというような事実がわかったわけであります。国民のこういうものを受けとめる声としては、結局、三木さんね、田中さんと五十歩百歩じゃないかという声がたくさんあるわけですよ。……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 逓信委員会 第6号(1975/03/27、10期、民社党)

○木島則夫君 まず小野会長に伺いたい。  公共性という立場に立つNHKといたしましては、午前中の他の委員の御質問からも大体うかがえたんでありますけれど、その中立、不偏不党というものをもう一度確認したいんでございますけれど、これ簡潔で結構でございます、おっしゃってください。
【次の発言】 そのとおりでございますけれど、そのことを意識して萎縮する余り、NHKの番組はおもしろくないとか、生気がないとか、若さがないとか言われている。そういう悪いマイナス面にもつながっていることを御自身はどういうふうにお考えでございますか。NHK御自身としてどんなふうにおとりでございますか。

第75回国会 逓信委員会 第8号(1975/06/03、10期、民社党)

○木島則夫君 KDD関係の方、遅くまで御苦労さまでございます。  私は、今回行われたKDDの人事について伺いたい。  人事について御質問する関係で、個人的なお名前が出るのはやむを得ないことだろうと思います。それから見解の相違、立場の相違などからくる耳ざわりな表現がございましたら、あらかじめお許しをいただきたいと思います。時間の関係で簡潔にお答えをいただきたいと思うんです。  KDDの今回の人事の構想について、板野社長からお伺いをしたいのです、特に、私がお尋ねをしたい点は、会長を置かれた理由、浜口会長が四十一年十月でおやめになって今日まで九年間空席だった会長のいすが今回埋められたことについては特……

第75回国会 逓信委員会 第12号(1975/06/26、10期、民社党)

○木島則夫君 いままでの質疑を聞いておりまして私が感じましたことは、郵政省側になるべく安い料金で郵便サービスを提供するための努力や英知というものが見受けられないという、大変残念なことでありますけれど、こういった感じを受けております。そして郵政事業を守るという何かこう気概みたいなものがないんですね。この辺は私の主観的なとり方かもしれないけれど、残念なところでございます。  そこで、お伺いしたいんでありますけれど、郵便事業の将来展望についてであります。今回提案されております郵便料金の値上げ幅は、一、二種が二倍ないし二・五倍、新聞雑誌などの第三種に至っては約五倍、郵便の創業以来とも言うべき大幅の値上……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/03/25、10期、民社党)

○木島則夫君 国鉄のストライキ関係の問題が大変流動的でございましたので、急拠、大臣要請をしました点を御了解をいただいておきます。  これから質問に入ります。大変恐縮でございますが、政府委員の方に、公共企業体等労働関係法の十七条はどういう条文であるか、恐れ入りますが、ちょっと読んでいただきたい。
【次の発言】 ありがとうございました。  法務大臣に確認をさせていただきたい。明らかに昨年の春闘における公企体職員の争議行為というものは違法でございますね。これは確認をさせていただきます。
【次の発言】 また法務大臣にお尋ねをいたします。  三月という月は、これは普通の月ではないと思います。決算期でもあ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 逓信委員会 第4号(1975/12/09、10期、民社党)

○木島則夫君 最初に、NHK、民放の混信問題とも関係がありますので、先ごろジュネーブで開かれておりました中波放送用周波数を再編成するための国際会議、長・中波放送地域主管庁会議について伺いたいんですけれど、まず郵政当局からこの会議の結果について簡単で結構ですから御報告をいただきたい。
【次の発言】 きょうは時間がございませんので、できるだけ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  十四年間の要求を満たす割り当ては一応できたというお話ですけれど、そういう観点に立って音声放送の再編成について郵政省の基本的な考え方を確認をしておきたい。簡単で結構です。

第76回国会 逓信委員会 第5号(1975/12/11、10期、民社党)

○木島則夫君 先国会で廃案となりました郵便料金の大幅値上げ案が、同じ内容で再び提案をされております。前の国会から引き続いて、国民の声としては料金の値上げ案を撤回してほしいという、これが圧倒的でございます。そして反対を表明する中で、もし廃案がむずかしいというのならば修正でもいいという声もあることも事実でございます。また郵便に関連をする業者、そこに働いておいでになる方々から、直接陳情という形であるいはまた手紙、文書という形で毎日私のもとに訴えがたくさん寄せられているという、こういう事実の中でこれから私が御質問を申し上げようとしている、そのことを踏まえていただいて、お答えは簡潔に密度の濃いものを私は……

第76回国会 逓信委員会 第7号(1975/12/18、10期、民社党)

○木島則夫君 郵便料金の値上げには終始反対の立場をとってまいりました。  反対の第一は、物価に与える好ましからざる影響、不況を克服しようとする政策面との矛盾でございます。そのほか、合理化、近代化の余地がまだまだたくさんにあること、労使の協調が思うように進んでいないなど、反対の理由はたくさんございます。  今回、政府が提案をしているような一挙に数倍という国民生活への影響を考慮しない度外れな大幅値上げには、これは絶対に反対でございます。しかし、私どもの公共料金に対する立場は、何が何でも値上げには反対だとは申してはまいりません。こういう見地から、私どもは、今回、国民生活への影響をできる限り緩和するた……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/11/07、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、ただいま議題の昭和五十年度補正予算三案に対し、以下の理由によって反対するものであります。  第一の理由は、昨今インフレと不況が同居する新しい事態に対する政府の誤った経済見通しと経済運営の結果、不況の深刻化と長期化を招いた点であります。したがって、そのためにいままで例のないほどきわめて膨大な歳入欠陥をもたらしたものであります。  すでに私どもは、このことについて昨年の十月以来、わが国の経済が容易ならない困難に直面しつつあることを指摘をし、その対策についてしばしば提言をしてまいりました。しかし、政府はきわめて楽観的な態度をとり続けてきた、そのことが今日の事態を……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後16号(1976/07/21、10期、民社党)

○木島則夫君 先ほどからの当委員会でのやりとりを聞いておりますと、三木総理は、証人喚問は国会の判断に任せるべきであるということですね。しかし、現段階では事件が核心に入っているので適当な時期まで待ってほしいというふうなお答えを繰り返されておりますけれど、その核心というのはどういうことを言うんでしょうか。核心に入っている、非常に無造作に言われておりますよ。山場とか核心とかという言葉が非常に無造作に使われているけれど、三木総理、あなた御自身では、核心に入っているというその核心はどういう確信を持っていらっしゃるんですか。
【次の発言】 もっとそこをはっきり。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後18号(1976/07/27、10期、民社党)

○木島則夫君 異例の質問時間の短さでございますから、ひとつ簡明率直にお答えをいただきたいと思うんです。  始める前に、捜査当局の御努力に対して本当に御苦労さまですと申し上げたい。  さて、先ほどから総理は責任の重さを、あるいは責任を痛感をすると、何度も何度も繰り返されておいででございますけれど、総理の言われる責任というものは、私が以下申し上げる二つのことであるという御確認を、まずいただきたい。それは、田中前総理の逮捕を頂点として今後もロッキード事件の徹底的な解明を進めること。それは刑事的責任を明らかにするだけではなくて、総理がしばしば言明をされていらっしゃる道義的あるいは政治的責任を明らかにす……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後19号(1976/08/03、10期、民社党)

○木島則夫君 四十七年の十月九日のPXLの白紙還元が突然に決められたことが今回の事件の大きな焦点でございますけれど、こういった問題が発生をした一つの原因は、国防会議が十分な組織を持たないで、それがよく機能をしていなかったところに、つけ入るすきを与えたんだという御指摘に対しまして、過日の委員会では、総理が、その点もよく認識をされた上で、今後国防会議のあり方については特にその運営面で改善が必要であるということを強調をされたことは防衛庁長官もよく御記憶のことだろうと思います。その際、特にシビリアンコントロールの問題について表立っては論議はいたしませんでしたけれど、総理の発言、あるいは言外に文民優位と……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後20号(1976/08/04、10期、民社党)

○木島則夫君 まず官房長官にお伺いをいたします。  すでに臨時国会の日程につきましても、自民党の幹事長が具体的な話し合いに入りたい旨を決められて、あしたからですか、五日から野党折衡に入る、入りたい、こういう構想のようでございますけれど、臨時国会を八月中に開くか、あるいは開かないか、これもかかってやはり捜査の進展と大きな関係があるわけでございますけれど、官房長官がいま把握をされていらっしゃる捜査の進展状況と申しますか、そういうものはどんなふうに受け取られておりますか。
【次の発言】 私があえて官房長官にお尋ねをいたしましたのは、やっぱり野党と臨時国会の開会についての折衝に入りたいという自民党幹事……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第閉会後26号(1976/08/27、10期、民社党)

○木島則夫君 何分短い時間でございますから、端的にお答えをいただきたいと思います。  先日の議員総会は船田中氏の発言に象徴されると思います。で、いま船田氏の発言はここで繰り返しをいたしませんけれど、こういった発言が堂々と表現をされる、この事実と、福田・大平御両氏がロッキード問題は徹底的に究明をするんだという、こういうお言葉、態度の中には、私、大きな矛盾があると思いますね。だとするならば、あの日から三日たった今日、あの発言は間違いであった、あれは取り消すべきであるという意思表示はございますか、どうですか。あるなしで結構でございます。お二人に伺います。

第77回国会 決算委員会 第閉会後3号(1976/06/16、10期、民社党)

○木島則夫君 まず労働大臣にお伺いいたします。労働行政の中に占める基準監督行政を大臣はどういうふうに位置づけていらっしゃるか、どうこれを認識されていらっしゃるか、まずこの点からお聞きしたんです。
【次の発言】 非常に重要なものであるという認識、位置づけはよくわかったんでございますが、労働省が発行しております五十一年版の「労働問題のしおり」の中で触れております「労働条件の向上」の項目中にございます「監督指導状況」を見ますと、この四十九年中に監督官が現場に赴いて監督を実施した件数は延約二十二万件ということになっております。さらに「監督実施状況の推移」という表によりますと、大臣もきっとおわかりだろう……

第77回国会 逓信委員会 第3号(1976/05/11、10期、民社党)

○木島則夫君 長波・中波放送に関する地域主管庁会議の結果は、わが国の音声放送全体の再編成計画をどうするかという大変大事な問題につながっていくわけです。そこで、昨年の十月に行われました地域主管庁会議で、この会議の結果いかんによりましては今後のわが国の音声放送の体制に相当の影響を及ぼすことになるのではないかと見られていたのでありますけれど、関係者の御努力の結果、その懸念はなくなったわけでございます。しかし、近隣諸国との調整問題も残されておりまして必ずしも楽観は許されないんですけれど、電波当局ではすでに中波再編のためのチャンネルプランの修正を四月の十六日付で行っているようであります。  先般の国際会……

第77回国会 逓信委員会 第7号(1976/05/20、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、最初に、先ほどから当委員会で問題になっております一つ、NHKの公共性、中立性という問題から触れてみたいと思うんです。  公共性という言葉ほどあいまいなものはないと思う。現在のように価値が多様化して、ことに政治が複雑混迷の度合いを増せば増すほど公共性に絡まる問題が起こってくるわけです。与党からしますと、どうもNHKのニュースそのほか野党的な立場で問題を扱い過ぎるとか、野党からしますと、体制べったりのものが多過ぎるといったぐあいに、政治、経済、社会が複雑になればなるほど、この種の批判というものが私は増加をしてくるだろうと思います。これは当然だろうと思います。ましてや受信料の値上……

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/03/31、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、昭和五十一年度暫定予算案に対して反対の討論を行うものです。  現在、国会は不幸にしてロッキード事件をめぐり、国会を軽視した政府の姿勢、態度によって空転を続けていることは異常事態であり、まことに遺憾なことであります。これは一にかかって三木総理の指導性を欠いた政治姿勢のためであります。  現在国民が求めているのは、この不況を克服するための政府の強力な施策であります。不況は底離れをしたと言われておりますけれど、二月の失業は政府の数字でも百二十四万人を数え、企業の倒産は千八十九件にも上っています。いまこそ強力な不況対策を打ち出さなければ日本経済は立ち直ることはでき……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、民社党を代表して、ただいま議題の昭和五十一年度一般会計を初めとする予算三案に対し、一括して反対の討論を行うものであります。  第一の反対理由は、累積する膨大な赤字国債を抱え、減速経済の時代をどう乗り切るかという、財政計画の基礎づくりを怠った点であります。  つまり、本予算案は、ただ目先の歳入欠陥をいかに覆いつくろうかに終始してしまった感じです。膨大な赤字国債の発行を必要としながらも、行財政の合理化に対する熱意は一向に見られない点です。また、税制改正を見ますと、ついに所得税の減税は見送られてしまいました。これがため勤労者の所得税は、今年度収入がふえますと、必然的に大幅増税にな……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 決算委員会 第閉会後1号(1976/12/22、10期、民社党)

○木島則夫君 ことし一年は、まさにロッキードに明けてロッキードに暮れようとしておりますけれど、その間、法務当局の責任者として先頭に立たれた法務大臣の御努力に対しまして、私は本当に御苦労さまでした、御苦労さまでございますとまず冒頭申し上げておきたいと思います。  選挙の結果は御承知のとおりでございます。で、黒、灰色を含めまして――もちろん国民の厳しい審判に遭って議員でなくなられた方もおりますけれど、ほとんどの方々は選挙を通ってこられた。当事者の周辺あるいは一部の人々の間では、潔白がこれで証明されたとか、もう洗礼を受けたんだと、こういう空気を醸成しております。この事実に対して、法務大臣はどういうふ……

第78回国会 逓信委員会 第1号(1976/10/07、10期、民社党)

○木島則夫君 参考人の方遅くまで御苦労さまでございます。質問に対してはひとつ簡明率直にお答えをいただきたい、このことをまず申し上げておきます。  最近の社会経済情勢というものは、変転目まぐるしいわけでありまして、石油ショックあるいはそれ以後の変動というものは大変なものがございました。KDDも経営上大きな影響を受けているわけであります。しかし、この変転きわまりない世界情勢の中で、こういったことに柔軟に対処してきたればこそ今日の成長と安定があったと思うわけです。それは企業は独占、形は民営という、ここに有利さがあったと思いますし、またそれを逆の形でいうと温室的であるとも言われかねないゆえんでございま……

第78回国会 逓信委員会 第2号(1976/10/12、10期、民社党)

○木島則夫君 まず、郵政大臣に私の意見を申し上げながらお答えをちょうだいをしたいと思います。非常に基本的な問題一点だけについて申し上げたいと思います。  郵政三事業について、特に郵便事業について私は非常に大きな関心と、またそこからくる危惧というものを持っている一人でございます。郵便の大幅の値上げが実施されますと、果たせるかな郵便物数の減少が起こっております。当初は二〇%、最近では一〇%ぐらいにあるようでございますけれど、五十年の十二月の十一日の委員会で郵務局長の言われた五%程度の落ち込みをはるかに上回っていることは事実でございます。もっとも、この数字は年間を通してということでございますから、こ……

第78回国会 逓信委員会 第6号(1976/10/26、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、電電公社と郵政省に対して、これから約三時間質疑を行いたいと思います。  電気通信省から電電に移行して現在の公社に至っているわけでございますけれども、最初にお伺いをしたいことは、公社発足当時の総裁の訓示の要旨がありましたら、簡単で結構ですからお伺いしたいと思います。要旨でございます。
【次の発言】 たしか私も前だれかけ精神で公社を盛り立てていこう、これによって労働条件を当然向上させ得るという意味の御発言があったように伺っております。それは現在も受け継がれているかどうか、その精神は生きているかどうか、確認の意味で、これは総裁から伺いたい。

第78回国会 逓信委員会 第8号(1976/11/02、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、限られた時間の中で質問をいたしますので、ひとつ簡潔に具体的にお示しをいただきたいと思います。細かい具体的な問題については、すでに過日の委員会で電電あるいは郵政当局からお答えをちょうだいをしておりますので、総理には大局的な問題、ことに情報化時代における対処の仕方について的をしぼりまして私は御質問を申し上げたいと思います。  情報化時代の進展は目をみはるものがございます。電話通話一つをとりましても一対一の音声のみの通話から、さらに総理もきっとお使いになっていらっしゃると思います、電話機自体の多目的な利用が行われております。電話機自体の多目的利用は、たとえばこれにファクシミリをつ……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 逓信委員会 第5号(1977/03/29、10期、民社党)

○木島則夫君 最初に、オリンピック放送権問題について伺います。  いままで私が伺っておりますNHKのオリンピック放送権問題についての姿勢と態度は、次のように承知をしております。もし間違っておりましたら後ほど御指摘をいただきたいと思います。  坂本会長ら協会首脳は、いままでの放送権交渉に当たっては、まずソビエト側が放送にスポンサーをつける場合は事前にモスクワオリンピック組織委員会の了解を取りつけるよう求めた、オリンピック大会が実行できなかった場合や大会の規模が縮小された場合に放送権料の一部返済を求めるいわば救済措置が明らかにされなかったことなど、いままでのオリンピック放送権交渉と違う点が多かった……

第80回国会 逓信委員会 第8号(1977/04/19、10期、民社党)

○木島則夫君 きょうは、四十八年度のNHK決算の論議でございます。私は、決算の場というものは、一つの締めくくりをすると同時に、将来への展望、飛躍をとらえる場所としたいという、そういう意味から簡潔にこれから御質問を申し上げます。大臣も衆議院本会議がおありだそうでございますから、私は簡潔に御質問を申し上げます。  財政基盤をどうするかという問題を初め、NHKを取り巻く環境が厳しいということは再々ここで言われ論じられてきているところです。で難視聴解消など技術的な問題は別といたしまして、私は、せんじ詰めていきますと、NHKがいかに現在の多様化した世の中に対応した、そして将来展望を持った生き生きとした番……

第80回国会 逓信委員会 第9号(1977/04/26、10期、民社党)

○木島則夫君 私は、KDDの人事の問題について、非常に基本的なことをお尋ねをいたします。時間の制約がございますから簡潔にお答えをいただきたいと思います。  KDDが情報化社会の中に存在をする意義、また、その役割りについては、民間会社の形はとっておりますけれど、その特殊性にかんがみ、ただ単に利益が上がって経営が安定をすればいいというんじゃなくって、国家的な要請という問題とも不可分でございます。したがって五十二年度の事業策定計画についての論議も、揺れ動く国際情勢の中でいかにしてその方向性を見定めて、経営の安定化を図るかという点に結びついていかなければならないと思うわけでございます。そして、その中身……


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各種会議発言一覧(参議院10期)

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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 逓信委員会公聴会 第1号(1975/06/27、10期、民社党)

○木島則夫君 一般会計からの補てんがいいか、あるいは独立採算制かというような問題については、各委員からそれぞれ御質疑がございまして、私はあえて重複を避けたいと思います。  で、関根さんにお伺いしたいんでございますけれど、関根さんは民間会社の営業部長さんでいらっしゃるわけですね、この不況の中で大変だと思います。私も、新聞とか雑誌がただ単に三種だけの問題というふうに短絡をしておりましたらば、決してそうではないという点でも私さっき教えられるところがあったんでございますけれど、私は、ちょっと角度を変えまして、いわゆる郵政とか国鉄というそういう事業、経営のあり方が世間一般では親方日の丸というような言われ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/05/06、10期、民社党)

○木島則夫君 民社党の木島でございます。  丸尾先生にお尋ねをしたいのでありますが、先生は一時から大学の講義がおありになるということでございます。ただ、私がお尋ねをしたかった項目だけを挙げさせていただいて、第三点目について伺いたいと思います。  一点目は、過剰流動性、今後の金融のあり方について伺いたかったのであります。  二点目は新価格体系を中心とした今後の物価の動向について。  この質問に対しては他の委員もお触れになりましたので、私は割愛をいたします。  第三点、五十年度の国民の貯蓄高は、かつてその例を見ないほど高い率を示しております。これは一時的な現象として受けとめるべきか、日本の経済に対……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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