このページでは中村太郎参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○中村太郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案されております防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、少しく御質問をいたしたいと存ずる次第でございます。 今日、国防は独立国家の基本である、安全保障は日本の独立と平和の存続にあるという言葉が、果たしてどれほど切実に国民の共感を呼んでおるでありましょうか。残念ながら、きわめてむなしい、うつろな響きしか返ってこないと私は思うのであります。戦後三十年間、アメリカの安全のかさにすっぽり入り込んでしまって、国際緊張をはだで感ずることもなく、高度経済成長に浸り切ってきた日本国民に、自然発生的な国防意識や愛国意識を求め……
○中村太郎君 警察庁に二、三お伺いしたいと思います。 御同慶にたえないところでございますが、昭和四十六年以降陸上交通事故はだんだん減っております。特に昨年は一万一千台に死亡者がなったということでございます。結構なことだと思うのですけれども、まあこれは警察庁初め関係機関あるいは国民各界各層の強力な御協力があったということでこういうことになったと思うのですが、そこで、御案内のように、全国一律に警察署単位で交通安全協会が設立されております。これは三十年になんなんという歴史を持っておるわけでございますけれども、現在で総会員数は恐らく千八百万ぐらいあるのじゃないかと思います。年間約百億円ぐらいの経費を……
○中村太郎君 私の持ち時間は、わが方の理事が大変弱いためにわずか二十分、残念でございます。したがいまして、恐らく意見を言うことで終わってしまうと思うんですが、それだけにひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思うわけでございます。 まず第一点は、先ほど野田委員も触れておりましたけれども、私はこの勧告を出す時期が一つ問題ではないかと思っているわけでございます。年度内に措置したい、だから審議を急いでほしいというならば、なぜもっと十分な審議期間が取れる時点で提案をされなかったかということでございます。この委員会でもわずか数時間の委員会で、しかも、あしたの本会議で議決をしなければ年度内措置はできないと、こ……
○中村太郎君 たまたまいい機会でございますから、ちょっとお伺いしておきたいというよりも、むしろ調査をしていただいて、この次の委員会あたりで御報告をいただきたい。その上に立って、質問の要があれば質問をするということにしていただきたいと思います。
初中局長、高井戸第二小学校で卒業式を二つやったということを御存じですか。
【次の発言】 その程度ですね。
【次の発言】 実は私もきのう初めて見たんですけれども、四月十七日号の週刊新潮の中にこれが詳報されておるわけでございます。もともとこの学校は従来からいろいろなトラブルがありまして、校長、教頭と職員会の間にうまくいっていないということで、いろんな事件が……
○中村太郎君 ちょっと質問いたしたいと思います。恩給問題を少し勉強さしていただいたんですけれども、四十三年の恩給審議会、そのとき二十六項目にわたる答申を出しておるんですけれども、これが四十六年までにほとんど片づいたという点につきましては、これは大変な努力であったと私も評価したいと思うわけでございます。しかし、それにいたしましても、いろんな問題点が残っております。御案内のように、本院におきましても四十八年の附帯決議、あるいは四十九年の附帯決議等々あるわけでございますけれども、この附帯決議がやっぱりいまの恩給界の問題ではないかと思います。したがいまして、その項目について一々ひとつお伺いしてまいりた……
○中村太郎君 最初に、靖国神社に対する天皇陛下の御訪問、参拝、これに関連しまして一、二お伺いしておきたいと思います。 御承知のとおり、靖国神社に対しましてはいろんな御意見があります。宗教法人であるとかないとか、あるいはまた、これが憲法違反であるとかないとか言われておるんですが、このことは別におきまして、ただ、考えますことは、一般の国民はそのようなことは考えていない、あるいはこだわっていないと私どもは承知をいたしておるわけでございます。もともと日本という国は、非常に昔から、国のために殉じた、あるいは国を守り育てる、そういうことのために働いてきた人たちを祭るという、とうとぶという、そういうことを……
○中村太郎君 議事進行。 せっかく局長、それだけのりっぱな御説明をいただくならば、この資料ではなくて、いまあなたがお読みになった資料を出してもらえれば大変ありがたいし、その方が親切だと思いますので、委員長、そのように今後資料の出し方については御注文を申し上げておきます。
○中村太郎君 防衛の問題につきましてはいろいろありますけれども、私はつい最近新聞に出ましたことに関連しまして、きょうは特に海の問題、ソ連の戦略、そういうことについてお伺いをしてみたいと思います。
まず第一に、最近の一部の新聞に出ましたように、日本の本土に対して特にソ連の航空機あるいは艦艇が異常接近をしておるということが明らかにされておりますけれども、この実態は一体どうなっておるのか、これをひとつ時間がございませんから、簡潔でしかもわかりやすくお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この時期に、しかもかってない大規模な艦艇の本土への接近ということについては、防衛庁としては一体この意図、……
○中村太郎君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、各党共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 まず、附帯決議案を朗読いたします。 恩給法等の一部を改正する法律案に対する 附帯決議(案) 政府は、次の事項について速やかに検討の上 善処すべきである。 一、恩給の最低保障額については、引き続きそ の引上げを図ること。 一、扶助料の給付水準については、さらにその 改善を行うこと。 一、旧軍人と一般文官との間の仮定俸給年額の 格付是正を行うこと。 一、加算年の金額計算への算入及び加算減算率 について改善を図ること。 一、恩給……
○中村太郎君 私は自由民主党を代表いたしまして、法務省設置法の一部を改正する法律案について賛成の討論を行うものであります。 最近の情勢を見ますと、国の利害に関係のある訴訟に関する事務は、量的にも質的にも重要の度を増しつつあります。このような事務を、現在のように官房の一部門において取り扱うことには、事件処理の適正、円滑、迅速を図る上において種種の難点があると考えられますので、これを担当する訟務部局が、その事務につき直接責任を持って処理を行う体制を確立し、行政庁との関係においても訟務部局の機能を十分に発揮するような体制に再編することによりまして、国民と国との間の法的な紛争を適正、迅速に解決する上……
○中村太郎君 私は、時間の関係上、農業問題と中小企業分野調整に限って御質問を申し上げます。したがいまして、関係大臣以外の方はゆっくり休んでいただきたいと思います。三木総理と大蔵大臣もほんの少し聞いていただきたいと思うわけでございます。 まず第一に、農業問題でございますけれども、御承知のように最近農業の自給力向上が大変強調されておるわけでございます。日本という国は、考えてみますると、ずいぶんひ弱な国だなとつくづく思うわけでございます。資源が全然ないのに工業立国だなんて力んでおりますし、あるいはまた自分の国を守るということも自力ではできない。加えて食糧も外国に半分依存しているということですから、……
○中村太郎君 私は自由民主党を代表し、ただいま議題となっておりまする法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 賛成の第一の理由は、本法律案による措置が、わが国交通分野の中における国鉄の使命を果たさせる上で必要欠くべからざるものとなっているということであります。 国鉄のシェアは、旅客、貨物ともに年々減少し、今日では旅客三〇%、貨物一三%にまで落ち込んでおります。そのこと自体は、国民に輸送手段選択の自由がある限り、ある程度はやむを得なかったと思われます。 しかしながら、鉄道、すなわち安全、高速、大量輸送等の特性に加え、エネルギー効率、公害問題等を考えれば、国鉄は将来にわたって国民の足と……
○中村太郎君 委員長、議事進行。
いま岩間さんは……
【次の発言】 それに対する意見です。先ほどからの岩間さんの御意見もそれなりにうなずけます。しかし、私どもは先ほど来ずっと聞いておりまして、もう十分政府の見解は統一されておるんです。これ以上統一するもの何にもございません。したがって質問を続行していただきたいんです。休憩する必要はない。私はこれを申し上げておきます。
○中村太郎君 審議終了の動議を提出します。(「賛成」「反対」「だめだ、だめだめ」「何を言ったんだ、いま何を言ったんだ」「何の動議だ」「黙れ、黙れ」「委員長代理として暫時休憩いたします」と呼ぶ者あり、その他発言する者多く、議場騒然)
○中村太郎君 第二分科会における審査の経過を御報告申し上げます。当分科会の担当は、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省所管の予算であり、四月十三、十四の両日にわたり審査を行ってまいりました。 以下、審査順に従い、質疑の主な事項について簡単に御報告申し上げます。 防衛庁につきましては、「経済やその他の情勢の変化にかかわらず、防衛費はGNPの一%以内に定まっているが、状況に応じ変動してもよいのではないか。領海空の拡大に伴う外敵侵入に対し、自衛隊が自衛権を行使する場合の要件は何か。また、緊急切迫の事態でも、総理大臣の許可なくして対応ができない現状を再検討すべきではないか」との質疑があ……
○中村太郎君 私は、秦さんとは別の立場で、防衛庁と外務大臣に二、三お伺いをいたしたいと思うわけでございます。 私どもは、いままで国会の外におりまして感じておりますことは、何かしらん防衛問題に対しましては政府は逃げ腰ではなかろうか、非常に弱い、こういう感じがぬぐい去れぬわけでございます。避けて通る、特にけさからの論議を見ましても、たとえば秦先生あたりから何か言われるのではないかというような、そういうおっかなびっくりの態度が見えてならないわけでございます。大変残念でございますけれども、しかし、こういう態度でありますると、最も政府が心配しておりまする国民の国防意識、私はこの欠如にやっぱりつながって……
○中村太郎君 中西先生にひとつお伺いいたしたいと思います。 先ほど先生は、値上げ法案に対しましては、値上げ幅が大きいということ、それからもう一つは、値上げだけで解決すべき問題ではない、むしろ国鉄の再建策の方が先行さるべきであるというような御意見がありまして、再建案につきましてはいろいろりっぱな御教示をいただいたわけでございます。 ただ、前段の値上げ幅が大きいという点につきましては、先ほど細野先生が言われましたように、いままでの値上げは例のタイムラグとそれからまたプライスラグ、このために大幅になってきたんだということを御指摘なさったわけでございますけれども、ここで値上げ幅を縮小しても、その次……
○主査(中村太郎君) ただいま皆様の御推挙によりまして主査を務めることに相なりました。皆様の御協力を得ましてその責務を果たしたいと存じます。よろしくお願いいたします。(拍手) それでは、審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。 本分科会は、昭和五十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、防衛庁、経済企画庁、外務省、大蔵省及び通商産業省所管を審査することになっております。 明十四日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本十三日は午前の部、防衛庁、外務省一括、午後の部、通商産業省、明十四日は大蔵……
○主査(中村太郎君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
秦豊君、小平芳平君及び三治重信君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君、矢原秀男君及び田渕哲也君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十二年度総予算中、大蔵省所管を議題といたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 分科会担当委員の異動について御報告いたします。
瀬谷英行君及び久保亘君が委員を辞任され、その補欠として神沢浄君及び粕谷照美君が選任されました。
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