中村太郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
下記リンクから各項目に飛ぶことができます。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○中村太郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案されております防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、少しく御質問をいたしたいと存ずる次第でございます。 今日、国防は独立国家の基本である、安全保障は日本の独立と平和の存続にあるという言葉が、果たしてどれほど切実に国民の共感を呼んでおるでありましょうか。残念ながら、きわめてむなしい、うつろな響きしか返ってこないと私は思うのであります。戦後三十年間、アメリカの安全のかさにすっぽり入り込んでしまって、国際緊張をはだで感ずることもなく、高度経済成長に浸り切ってきた日本国民に、自然発生的な国防意識や愛国意識を求め……
○中村太郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、昭和五十二年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。 今日の最優先の政治課題は経済運営の問題であります。すなわち、景気の着実な回復を図り、国民生活、特に雇用の安定を確保するとともに、企業倒産の防止、物価の抑制などの諸問題を解決することが政治に求められております。 わが国経済の現況について見ますると、本年四月以降、わが国経済は緩やかな拡大基調にあるとはいえ、その要因は輸出と財政に大きく依存しており、肝心の民間企業の生産活動はいまなお四十八年水準に達せず、加えて、いわゆる構造不況業種の足かせによって、設備投資を初めとする民間活動の盛り上……
○中村太郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、昭和五十三年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。 まず、賛成の第一の理由は、本補正によって五十三年度実質経済成長率おおむね七%が達成されることであります。 申すまでもなく、石油ショックという外的要因によって、わが国経済は戦後最大の経済危機に見舞われ、自来五年、暗いトンネルの中を過ごしてまいりました。しかし、昨年春ごろより景気回復の兆しが見え始め、五十二年度の成長率も五・五%を達成するなど、経済は着実に改善されております。しかし、将来の経済見通しへの不安や構造不況業種の存在によって民間活動にいま一歩の力強さが欠けていることも見逃……
○中村太郎君 本院議員中村利次君は、去る九月一日、東京都新宿区の東京電力病院において、肺がんのため急逝されました。まことに哀惜の念にたえません。 ここに、私は、諸君の御同意をいただき、議員一同を代表して、従四位勲二等故中村利次君のみたまに謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。 中村利次君は、大正六年三月、長崎県南高来都南有馬町にお生まれになり、長崎県立島原中学校を御卒業の後、青雲の志に燃えて昭和十三年に御上京、電気事業にその進路を選ばれ、京王電気軌道株式会社に入社されました。その後、昭和十七年には電力統制令によって関東配電株式会社に、そして昭和二十六年には電力再編成によって東京電力株式会……
○中村太郎君 ただいま議題となりました両案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、農業共済再保険特別会計における農作物共済、畑作物共済及び果樹共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案は、昭和五十五年度において、低温等による水稲、大豆、温州ミカン等の被害が異常に発生したことにより、農業共済再保険特別会計の農業勘定及び果樹勘定に生ずる再保険金の支払い財源の不足に充てるため、必要な資金を一般会計からこれらの勘定に繰り入れる等の措置を講じようとするものであります。 次に、昭和五十五年度の水田利用再編奨励補助金につ……
○中村太郎君 ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、最近における厳しい財政事情等に顧み、今次の税制改正の一環として、酒税について税負担の増加を求める等の改正をしようとするものであります。 すなわち、酒税の従量税率は、物価水準の上昇等に伴い、その負担水準が低下してきていること等にかんがみ、清酒特級、ビール、果実酒類、ウイスキー類等については二四・二%程度、清酒一級については一四・五%程度、清酒二級、合成清酒、しょうちゅう等については九・六%程度の引き上げを行おうとするものであります。 また、いわゆ……
○中村太郎君 ただいま議題となりました八法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、物品税法改正案以下三法律案について申し上げます。 物品税法の一部を改正する法律案は、乗用兼用貨物自動車等に対し新たに物品税を課することとするほか、小型普通乗用四輪自動車等に対する税率の引き上げ等を行おうとするものであります。 印紙税法の一部を改正する法律案は、印紙税の定額税率及び階級定額税率を二倍に引き上げるとともに、過怠税の最低額の引き上げ等、規定の整備を図ろうとするものであります。 有価証券取引税法の一部を改正する法律案は、有価証券取引税の税率を引き上げるほか、……
○委員長(中村太郎君) ただいま議題となりました四法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案について申し上げます。 本法律案は、最近における国の財政収支が著しく不均衡な状況にあることにかんがみ、当面の財政運営に必要な財源を確保し、もって国民生活と国民経済の安定に資するため、昭和五十六年度において、予算をもって国会の議決を経た金額五兆四千八百五十億円の範囲内で特例公債の発行ができることとするとともに、同年度の日本中央競馬会の国庫納付金の納付の特例、並びに同年度から昭和五十九年度までの間における日……
○中村太郎君 ただいま議題となりました各種手数料等の改定に関する法律案について、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、国の行政事務に係る各種の手数料等について、行政コストや物価動向等の観点から費用負担の適正化を図ろうとするものであり、不動産の鑑定評価に関する法律等の三十四法律に規定されております各種手数料等の金額または金額の限度額について、その引き上げを図ろうとするものであります。 委員会におきましては、各種手数料等の改定を一括提案した理由、手数料間の整合性の問題等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終わりましたところ、藤井裕久委……
○中村太郎君 ただいま議題となりました脱税に係る罰則の整備等を図るための国税関係法律の一部を改正する法律案について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、税務執行面における租税負担の公平確保に資するため、脱税に係る更正、決定等の制限期間について、現行の五年を七年に延長するとともに、所得税等直接税の脱税犯に係る法定刑の長期について、現行の三年を五年に引き上げるほか、所要の規定の整備を図ろうとするものであります。 委員会におきましては、改正の趣旨、中小企業に無用の混乱を生ぜしめないための配慮、調査・査察のあり方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御……
○中村太郎君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、銀行法案について申し上げます。 本案は、経済社会情勢の変化に対応して、銀行の健全経営を確保し、国民経済的、社会的に要請される銀行の機能の適切な発揮に資するよう、銀行制度の整備改善を図るとともに、法文を体系的に整備し平明化するため、銀行法の全部を改正しようとするものであります。 その内容は、法の目的を明らかにし、営業年度の半年から一年への変更、休日及び営業時間の弾力化、証券業務その他の業務の明確化等を図るとともに、同一人に対する信用供与の制限、業務及び財産の状況に関する説……
○中村太郎君 本院議員浅野拡君は、去る五月十五日、東京虎の門病院において、急性膵炎による急性心不全のため逝去されました。三月初めに入院され、一日も早い御平癒を祈っていたのでありますが、加療の効なく、忽然として他界されましたことは、まことに痛恨のきわみであります。 私は、ここに、同僚議員各位の御賛同を得て、議員一同を代表し、故浅野拡君のみたまに謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。 浅野拡君は、昭和二年一月、岐阜県安八郡輪之内町に生をうけられました。長じて岐阜県立大垣中学校、名古屋工業専門学校に進まれ、さらに昭和二十六年早稲田大学商学部を御卒業になられました。 早稲田大学在学中は、商学部……
○中村太郎君 私は、自由民主党を代表して、当面する内外の重要課題について総理ほか関係閣僚に若干の質問をいたします。 さきの衆参同日選挙における国民の厳粛な審判は、我が党に衆議院三百四議席、参議院七十四議席という結党以来の信任をいただきました。 総理は、五十七年秋政権を担当されて以来今日まで、この転換期の厳しい内外環境の中で持ち前のバイタリティーで政治運営を図られてきたことは、さすが仕事師内閣として、国内はもとより諸外国にも高く評価されてきたところであります。中でも、旧来の制度、仕組みを新しい視点から抜本的に見直そうとする戦後政治の総決算は、時代を先取りした政治選択として多くの国民から期待さ……
○国務大臣(中村太郎君) 基本的なことにつきましては既に総理からお答えがあったとおりでございますが、せっかくの御指名でございますから、私からも一言御答弁申し上げます。 最近の雇用失業情勢は、総じて改善の動きが見られるものの、不況業種やその関連地域等では依然として厳しい状況が続いておるということは御指摘のとおりであります。 このため、当面する雇用失業情勢への対応に万 全を期すべく総合的な地域雇用対策を積極的に推進するとともに、特定不況業種法の改正を行うなど、業種、地域の雇用対策を今後とも積極的に推進していく考えでございます。 また、中長期の雇用対策につきましては、産業構造の転換、労働力の高……
○国務大臣(中村太郎君) お答えをいたします。私に対する御質問は三点かと思います。 第一点は、地方の公共職業訓練校の旋盤が二十年も前のものである、これでは職業訓練校が時代の変化に対応できないではないか、抜本策いかんという御趣旨の質問でございます。 この点につきましては、昭和六十年に改正されました職業能力開発促進法によりまして、訓練基準の弾力化を行い、技術革新の進展に対応できるよう既設の訓練科にME関連機器を導入したり、また、新たにME関連訓練科を設定し、積極的に設備の整備に努めているところであります。 今後もさらにME化を中心とする技術革新に対応し、既設の公共職業訓練施設等においてME関……
○国務大臣(中村太郎君) 私に対する質問は二つであると思います。 まず第一は、男女雇用機会均等法に関係するものでございますが、この法律の理念は、もともと女子労働者が母性を尊重され、しかも、性別により差別されることなくその能力を有効に発揮して、充実した職業生活を営むことができるようにするということでございまして、今の労働基準法におきましては、その趣旨を踏まえまして、産前産後休業期間の延長など母性保護の拡充を図っているところであります。 なお、労働基準法におきましては、産前産後休業期間等における賃金の支払いを義務づけてはおりません。この点につきましては、労使間において決定されるべきものであると……
○国務大臣(中村太郎君) 労働省といたしましては、労働者の高齢化の進展に伴いまして高血圧症あるいは心疾患等の増加が見られますので、この疾病構造の変化にかんがみまして、なお一層労働者の健康の保持、増進に関する措置を推進することを目的としまして、御承知のような労働安全衛生法の改正案を提案いたしまして、今御審議を煩わしておるところでございます。今後におきましては、この法案の成立にあわせまして、御指摘のような血液検査の必要性等健康診断項目の見直しにつきまして十分検討いたしてまいることといたしております。(拍手)
○中村太郎君 ただいま議題となりました九法律案につきまして、税制問題等に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら九法律案は、いずれも社会、公明、連合、民社の四会派を代表する久保亘君外七名の発議に係るものでありまして、その内容について簡潔に申し上げますと、まず、消費税法を廃止する法律案は、平成二年三月三十一日限りで消費税法を廃止しようとするものであります。 消費譲与税法を廃止する法律案は、消費税法の廃止に伴い、消費譲与税法がその基礎を失うこととなるため、同法を廃止しようとするものであります。 地方交付税法の一部を改正する法律案は、消費税法の廃止に伴い、地方交……
○中村太郎君 ただいま議題となりました平成三年度補正予算三案の委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 一般会計予算の補正は、歳出について、災害復旧等事業費、給与改善費等、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった事項について措置することとし、歳出の追加総額は一兆七千二百八十六億円となっております。 他方、既定経費の節減、地方交付税交付金及び給与改善予備費の減額等一兆四千六百二十六億円の修正減少を行っておりますので、歳出の純追加額は二千六百六十億円となります。 歳入につきましては、最近までの収入実績等を勘案し、租税及び印紙収入二兆七千八百二十億円の減収を見込む一方、四……
○中村太郎君 ただいま議題となりました平成四年度暫定予算三案の予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 今回の暫定予算は、平成四年度予算の年度内成立が困難な事情にありますので、国政運営に支障を来さないよう、四月一日から四月十一日までの期間について編成されたものであります。 暫定予算の編成は、本予算成立までの応急的措置であることにかんがみ、暫定予算期間中における人件費、事務費等の経常的経費のほか、既定施策に係る経費については行政運営上必要最小限の計上にとどめ、新規施策の経費は、教育及び社会政策上の配慮から特に措置することが適当と認められもものを除き、原則として計上しないこ……
○中村太郎君 ただいま議題となりました平成四年度予算三案の予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 平成四年度予算の内容は、既に羽田大蔵大臣から財政演説において説明されておりますので、これを省略させていただきます。 平成四年度予算三案は、一月二十四日国会に提出され、一月三十日に羽田大蔵大臣から趣旨説明を聴取し、衆議院からの送付を待って、三月十六日から審査に入りました。 自来、本日まで審査を行ってまいりましたが、この間、三月二十六日に公聴会を、また委嘱審査を二日間行うなど、終始慎重かつ濃密な審査を行ってまいりました。 以下、質疑の主だもの若干につきその要旨を御報告申し……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。