このページでは中村太郎参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○中村太郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表し、昭和五十二年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。 今日の最優先の政治課題は経済運営の問題であります。すなわち、景気の着実な回復を図り、国民生活、特に雇用の安定を確保するとともに、企業倒産の防止、物価の抑制などの諸問題を解決することが政治に求められております。 わが国経済の現況について見ますると、本年四月以降、わが国経済は緩やかな拡大基調にあるとはいえ、その要因は輸出と財政に大きく依存しており、肝心の民間企業の生産活動はいまなお四十八年水準に達せず、加えて、いわゆる構造不況業種の足かせによって、設備投資を初めとする民間活動の盛り上……
○中村太郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、昭和五十三年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。 まず、賛成の第一の理由は、本補正によって五十三年度実質経済成長率おおむね七%が達成されることであります。 申すまでもなく、石油ショックという外的要因によって、わが国経済は戦後最大の経済危機に見舞われ、自来五年、暗いトンネルの中を過ごしてまいりました。しかし、昨年春ごろより景気回復の兆しが見え始め、五十二年度の成長率も五・五%を達成するなど、経済は着実に改善されております。しかし、将来の経済見通しへの不安や構造不況業種の存在によって民間活動にいま一歩の力強さが欠けていることも見逃……
○中村太郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村太郎君 私、時間がございませんから、ハイジャック問題一つにしぼりまして、総理の言われるような鉄は熱いうちに打てと、そういう御趣旨に従いまして、どうしたらハイジャックの防止ができるのかという点についてともども考えてみたいと、こういった観点から御質問いたしたいと思います。 いろいろな意見がありましたけれども、結果的に私はやっぱり政府がああいう措置をとらざるを得なかった、これを認めるにやぶさかでありません。しかし、それにいたしましても、あの間における総理以下関係者の皆さんの御心労というものは大変なものだったと思うのです。この労を深く多としたいと思うわけでございます。 しかし、ただ、あの多く……
○中村太郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村太郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○理事(中村太郎君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○中村太郎君 私は委員長に小柳勇君を推薦することの動議を提出いたします。
○中村太郎君 中国地方公聴会につきまして御報告申し上げます。 中国地方公聴会は、成相委員、林委員、野田委員、藤田委員、矢追委員、安武委員及び私中村太郎の七名で構成され、二月二十一日広島市において開催してまいりました。中国地方公聴会の公述項目は、自動車産業、造船業、地方財政の三項目でありまして、それぞれの業界労使並びに地方公共団体の代表から意見を聴取し、これに対し派遣委員から熱心なる質疑がありました。 以下、公述の要旨につきまして簡単に御報告申し上げます。 まず初めに、自動車産業につきまして御報告申し上げます。自動車産業では、山崎東洋工業社長と高下東洋工業労働組合長から意見を聴取いたしまし……
○中村太郎君 時間がございませんので、参考人の先生方に簡潔にお答えをいただきたいと思うわけでございます。 野口参考人にお伺いをいたしますけれども、いまの財政事情というものをどのように評価なさっているのか、これが第一点でございます。 とにかく国債依存度三〇%、来年度は実質三七%、こういう状態でございます。これは各国にも例を見ません。こういう状態を今後とも続けていっていいのかどうか。一説には、なるほど公債依存度は高いけれども、GNPに対する対比はまだまだ外国に比べると低い、したがって公債の増発の余地はある。あるいはまた、税金は安い、税率は安い、貯蓄も高い、だから一時的には公債が累増しても増税に……
○中村太郎君 第二分科会における審査の経過について御報告申し上げます。 当分科会の担当は、経済企画庁、科学技術庁、大蔵省、通商産業省所管の予算であります。 以下、主な質疑について簡単に申し上げます。 まず、数日来の円高問題に論議が集中し、「政府の対策にかかわらず円高が続いているが、今後いかなる施策を講ずるのか。これによって七%成長は困難となったのではないか。円急騰下で中小企業対策をどのように進めていくか。急激な株価の値上がりは、過剰流動性によるインフレの前ぶれではないか。円高差益を、電気料金の据え置きや値下げなど消費者還元への措置をとるとともに、特別の税金を徴収できないか」との質疑があり……
○中村太郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十三年度予算三案に賛成の討論を行うものであります。 まず、経済運営について申し上げます。 わが国経済は石油ショックをみごとに乗り越え、緩やかな拡大基調を続けておりますが、最近の雇用、企業収益等の諸指標は必ずしも楽観を許しません。また、景気回復のずれの影響もあって、国際収支の大幅な黒字が続いており、海外からの黒字幅縮小の要請も強い上、昨年九月末からの急激な円高により輸出関連産業は相当きつい打撃を受けている状況であります。 わが国経済を取り巻く厳しい内外情勢に対処するため、政府は第一に、五十三年度実質七%程……
○中村太郎君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中村太郎君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○説明員(中村太郎君) このたび、はからずも大蔵政務次官を拝命いたしたわけでございます。 御承知のとおりの未熟者でございますけれども、職責の重大さを肝に銘じまして、これから一生懸命がんばるつもりでございますので、何とぞよろしく御指導のほど心からお願いをいたしましてごあいさつといたします。(拍手)
○政府委員(中村太郎君) 日本銀行政策委員会委員の任命につき両議院の同意を求める件をお願いをいたします。 日本銀行政策委員会委員小倉武一君は、六月二十六日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君は、農業に関しすぐれた経験と識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ御同意くださいますようお願いをいたします。
○政府委員(中村太郎君) ただいまお話がありましたように、東京ラウンドの交渉につきましては、ボン・サミットにおきまして年内終結が合意されたわけでございます。しかしその後、米国議会が御承知のような相殺関税免税の延長を否決をしたというようなことによりまして、ECの一部におきましてこの交渉に逡巡するというような向きがあらわれてまいりまして、結果的には昨年中は、お話がありましたように、日米間と一部の国、たとえばスウェーデン、フィンランド、スイス等の交渉が大筋において妥結をして、最終決着が本年に持ち越されたという経過があるわけであります。 今後の見通しでございますけれども、本年の一月四日になりまして、……
○政府委員(中村太郎君) お答えをいたしたいと思います。 いわゆる不公平税制というふうな場合におきましては、論者によってこれもいろいろ御意見があるようでございますけれども、税制調査会の中期答申などにおきましても、概念を明確にする必要があるとされておるところであります。 税負担の公平確保に当たりましては、特定の政策目的のために公平その他の税制の基本原則が犠牲にされている特別措置のうち、政策税制として政策目的の薄れたもの、あるいは政策効果の期待できないもの等を対象といたしまして、その整理合理化を推進することが最も妥当であるという考え方が示されておるわけでございます。 したがいまして、政策税制……
○政府委員(中村太郎君) 昭和五十四年度の予算の性格、一言にして申し上げますれば、ただいま御意見ありましたように、景気の着実な回復ということと、もう一つやっぱり財政の健全化、この二つを柱として編成されておると思うんであります。したがいまして、社会資本の整備に役立ち、あるいはまた、波及効果の多いと言われておりまする公共投資、公共事業につきましては、極力財源事情の許す範囲内において規模を拡大したという点が第一点。 反面また、経常的経費につきましては根本的な洗い直しを行いまして節減合理化に努める。しかも、重点的な施策については十分配慮しながらも規模の抑制を図っていった、そういう点で歳出の質的な向上……
○政府委員(中村太郎君) 自賠につきまして御指摘のようないろんな御批判があることは私ども承知いたしておるわけでございます。いま御指摘の点につきましても、実際感じとしてはそういうふうに私どもは受け取っているわけでございます。
○政府委員(中村太郎君) 大変むずかしい問題とも思いますけれども、十分検討さしていただきた
いと思います。
【次の発言】 そういう方向で検討い
たしたいと思います。
【次の発言】 お説のとおりでございまして、そういう線に沿いまして十分調査検討いたしたいと思います。
【次の発言】 正常取引に対する指導につきましては、国税当局におきまして綿密な対策を講じておるわけでございます。現在かなり成果が上がっているように私どもは感じておる次第でございますけれども、しかし行政指導ということになりまするとおのずから限界がございますし、あるいは即効性という点におきましても問題があるわけでございます。
しかし……
○政府委員(中村太郎君) 現在の物品税につきましては、これは前島委員も御承知のとおりでございまして、下肢または体幹の不自由な人がみずから運転する乗用車についてのみ物品税が免除をされておるところであります。本来、物品税の性格、つまり、人にかけるでなくて物にかけるというたてまえからしますれば、歩行困難な身体障害者の利用に供するということが明らかな場合、はっきりしている場合には、これは当然免税措置の対象となるというふうに考えておるわけでございまして、今後はそういう方向で十分検討してまいりたいというふうに存じております。
【次の発言】 御質問の趣旨に対しましても十分私どもは理解をいたしておるわけでござ……
○政府委員(中村太郎君) 日本銀行政策委員会委員小倉武一君は六月二十六日任期満了となりましたが、同君を再任いたしたいので、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、農業に関しすぐれた経験と識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されまするようお願いいたします。
○理事(中村太郎君) 厚生省、御苦労さまでした。
○理事(中村太郎君) ただいまから大蔵委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、日本専売公社法等の一部を改正する法律案について質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○中村太郎君 私は、ただいま可決されました日本専売公社法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 日本専売公社法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について留意すべきである。 一、たばこ及び塩の専売制度並びに公共企業体としての公社制度の本来の趣旨を踏まえ、事業の健全な発展に努めること。 二、専売納付金制度の改正に伴い、葉たばこ耕作者、小売人、日本専売公社職員等関係者との調和のとれた関係が引……
○理事(中村太郎君) ありがとうございました。
次に、一河参考人にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、野口参考人にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
以上で参考人の方々の御意見の陳述は終了をいたしました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
本日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として衛藤征士郎君が選任されました。
【次の発言】 これより参考人に対する質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○中村太郎君 私は、ただいま可決されました所得税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、第二院クラブ及び新自由クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文はお手元に配付のとおりでございますので、朗読は省略いたします。 以上です。
○中村太郎君 私は、ただいま可決されました税理士法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党及び新自由クラブ各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文はお手元に配付してございますので、朗読は省略いたします。 以上です。
○中村太郎君 あるいは御専門外かもしれませんけれども、もしそうでございましたら御感触を承りたいと思います。 財政における公債と税収入のバランスをどう持っていくかという問題だと思うんです。御承知のようにほかの国では公債依存度は大体一〇%内外というのが常識だと思うんです。しかし、日本の場合は残念ながら来年度予算三七%の実質依存度、いまのような運営をしてまいりますると、四、五年先には大体公債依存度五〇%になってしまう、こういうことでございます。これは不健全であることは間違いないんですけれども、これを解消するためにはどうしても税の問題を考えていかざるを得ない。まあ先生先ほど言われました不公平税制の見……
○主査(中村太郎君) ただいま皆様の御推挙によりまして主査を務めることになりました。皆様の御協力を得ましてその責務を果たしたいと存じます。よろしくお願いをいたします。 それでは、審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。 本分科会は、昭和五十三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、経済企画庁、科学技術庁、大蔵省及び通商産業省所管を審査することになっております。 四月一日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本二十九日は通商産業省、明三十日午前の部、通商産業省、午後の部、経済企画庁、三十一日午前……
○主査(中村太郎君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨二十九日、馬場富君が分科担当委員を辞任され、その補欠として峯山昭範君が分科担当委員に選任されました。また、本日、柳澤錬造君が分科担当委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十三年度総予算中、通商産業省所管審査のため、本日の分科会に参考人として電源開発株式会社理事石野弘君の出席を求めることに御異議ございませんか。
○主査(中村太郎君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨三十日、安恒良一君、対馬孝且君及び矢追秀彦君が分科担当委員を辞任され、その補欠として目黒今朝次郎君、松前達郎君及び太田淳夫君が分科担当委員に選任されました。
また、本日、目黒今朝次郎君及び栗林卓司君が分科担当委員を辞任され、その補欠として竹田四郎君及び向井長年君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 副主査の補欠選任についてお諮りいたします。
委員異動に伴い、現在副主査が欠員となっておりますので、この際、副主査の補欠選任を行いたいと存じます。
副主査の選任……
○主査(中村太郎君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、久保亘君及び向井長年君が分科担当委員を辞任され、その補欠として大木正吾君及び井上計君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 昭和五十三年度総予算中、大蔵省所管を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 これにて大蔵省所管に関する質疑は終了いたしました。
以上をもちまして本分科会の担当事項であります昭和五十三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、経済企画庁、科学技術庁、大蔵省及び通商……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。