このページでは藤川一秋参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○藤川一秋君 私は、ただいま上程されております昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案に、自由民主党を代表いたしまして賛成の意思を表明するものであります。(拍手) 一昨年来の世界経済の混乱は、わが国を含む世界各国の努力によりましてようやく収束に向かいつつありますが、一方、経済活動の停滞、それを反映した財政運営が各国共通の困難な問題として生じてまいっております。 わが国の財政も、昭和五十年度において三兆数千億に及ぶ多額の税収欠陥の発生が見込まれる状況にあるわけであります。このことは、申すまでもなく財政運営上の重大問題であります。 財政体質の健全化を図るためには、かかる事態に対しては歳出……
○藤川一秋君 私は、自由民主党を代表いたしまして、昭和五十年度の公債発行の特例に関する法律案に賛成の意を表明するものであります。 経済活動の停滞、それを反映した財政運営の困難の問題が各国共通の問題として生じてまいっているところでありますが、わが国の財政も、昭和五十年度において、約四兆に及ぶ多額の税収欠陥の発生が次見込まれる状況にあります。 このことは、申すまでもなく財政運営上の重大問題であります。かかる事態に対しては、歳出を削減するか、あるいは大幅な増税をもって対処することが必要でありますが、現在のわが国の経済は残念ながら、これらの策をとることを直ちに是とする状況にはないわけであります。こ……
○藤川一秋君 私は、まず中期割引国債につきまして、ごく単純な御質問を政府にしたいと思います。
中期割引国債の骨格というのを見ますと、発行額については当分の間年度間三千億円程度とする。となっておるわけですが、この当分の間とは二、三年と解釈していいか、四、五年と解釈していいか、また三千億程度というのはどの程度の問題か。
【次の発言】 国民に国債をなじませるといいますか、個人消化の率をだんだんふやしていくということは望ましいことだと思うのです。そうだとすれば、なぜ、もっと早くこういう魅力のある国債というものを出さなかったのかということが一つと、売れ行きがいいのならば、国債を何も制限していかなくても……
○藤川一秋君 私は、太田さんに対しまして二、三の質問をいたしたいと思います。 お話のありましたように、太田さんはお立場上、中小企業に焦点を当てられて、主として景気動向についてのお話があったわけであります。私は、すでにあなたが発表になられておる調査レポートも拝見したわけでありますが、生産活動あるいは在庫水準、個人消費の支出状態、民間設備の投資意欲、それらについてのお話は全く同感であります。このことは、単に中小企業ばかりでなくて大企業においても同様のような状況にあるのが今日の経済の実態ではなかろうか、景気の動向ではないかと、そういうふうに思うわけであります。ところが、一般的な経済観測としては不況……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。