このページでは森下昭司参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○森下昭司君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十九年度中小企業白書及び昭和五十年度中小企業施策について質問をいたすものであります。 わが国の中小企業は、企業数で約五百万、従業員数では約三千四十万人に及び、産業構造の中で重要な役割りを果たしているのであります。しかしながら、戦後の高度経済成長以来、経済の二重構造と言われるように、大企業の発展の陰に、その下積みとして犠牲を強いられてきたのであり、特に最近二カ年間にわたる深刻な不況により、中小企業は大きな危機に直面しているのであります。 第一に、不況対策についてお尋ねをいたします。四十八年の後半から原材料の不足、価格の上昇、石油問題、金融引き締……
○森下昭司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されております大蔵委員長桧垣徳太郎君の解任決議案に対し、国民の圧倒的多数の声を背景に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 言うまでもなく、国会は国民主権のもと国権の最高機関であり、その審議は慎重かつ論議を深め、国民の前に問題点を明らかにする責務を負っているのであります。今国会、大蔵委員会の任務はまことに重大であります。わが国の財政、金融、税制等、国民生活全般にわたって重大な影響を及ぼす経済問題の根幹を審議する委員会であることは申すまでもなく、ことに自民党政府による大企業優先の高度経済成長政策が完全に破綻したのであります。この高……
○森下昭司君 私は、先般の委員会で御報告がございました三菱石油の水島製油所の問題について若干質問いたしたいと思います。 まず第一にお尋ねをいたしたいのは、先日の報告によりますと、約一千キロにわたる油が海上に流出したと見込まれる、これに対しまして先日の報告の段階では、約三百キロリットル程度は回収をしたと思われる、なお続行中であるという御報告があったわけでありますが、最近の新聞等の報道によりましても、相当流出範囲が広くなってまいりまして、今朝は紀伊水道から外洋に達するまで広範に油が流出をしておるというようなことが報道されておるのでありまして、その後の油の回収はどの程度進んでおるのか、そのことをま……
○森下昭司君 この機会に二、三点について質問いたしてみたいと思います。 まず第一の問題は、非常に不況が深刻化しつつあるというようなことから、景気を刺激する政策に転換を望む声も出ております。河本通産大臣にお伺いをいたしますが、たまたま新しい内閣の大臣になられた河本さんが内閣成立後の記者会見で、物価は安定の度を加えておる、したがって、不況対策が重要であるので、今後は景気刺激策を考えていくべきだという、実は会談の内容が報道されているのであります。また、本年一月七日付の報道によりましても、同様趣旨のことが載っておるのでありますが、この点について、五十年度予算の批判や意見は別といたしまして、決定後の新……
○森下昭司君 去る二月の十六日に火災が出ました大協石油の四日市製油所問題、それから石油タンク不等沈下に関しまして質問いたしたいと思います。 まず最初に、大協石油の四日市製油所の問題でありますが、最近のコンビナート事故における恐ろしさというものは昨年の暮れの水島事故で明らかであります。三重県四日市は、早くから石油精製のためのコンビナートが形成されておりまして、非常に公害の激しいところであります。また、公害の補償を求めた裁判が行われまして、数社による複合汚染地域における公害補償として非常に全国の注目を集めたところでありますが、結果におきまして公害患者側が勝訴をいたしたところでもあります。最近に至……
○森下昭司君 この機会に特許法改正に関しまして、二、三お尋ねをいたしておきたいと思います。 最近の工業所有権制度は、世界的所有権機関を中心といたしまして、特に七〇年代に入りまして特許協力条約あるいは国際特許分類協定、また商標登録条約などの締結に見られておりまするように、単なる工業所有権制度の国際化という点にとどまらないで、急速に国際統一化の方向へ進んでおりまして、さらに日中、日韓など二国間の工業所有権保護問題等も出ているわけであります。そういう状況下を背景にいたしまして、特許庁といたしましては、五十年度の工業所有権行政の国際協力を重要施策に取り上げてお見えになるという前提の中で、まず最初に、……
○森下昭司君 それでは、二、三お尋ねをいたしたいと思います。
最初に、非常に鳴り物入りで宣伝をされましたいわゆるコンビナート防災法、この法律案が、過去両院の委員会等で今国会に提出ができる、しかも衆議院の予算委員会では、三月中には提出できるだろうという具体的なお答えがあったようでありますが、いまだ提案がされておりませんので、なぜおくれているのか、まず第一にその理由をお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、その一番の理由というものは関係各省の調整、悪い言葉で言えば、一応各省庁のなわ張り的な問題も出たのかもしれませんが、調整のために時間がとれたという理解でいいんですか。
○森下昭司君 関連。 いま長々と長官の答弁を聞いておったのでありますが、やや脇に落ちませんので、しばらく、ちょっとお尋ねいたしたいと思います。 その第一は、いま対馬委員が御指摘になりましたように、一方において灯油価格問題について指導価格の撤廃を言いつつ、最近石連の中に、石油業法の第十条と第十五条の発動を求める声がある。これは灯油問題とは全く逆のことを要求しておるわけであります。一方、不況カルテルの結成ということが叫ばれておりますが、不況カルテルの結成によるのか、あるいはまた第十条、第十五条の発動によってというようなことが真剣に検討されているようであります。全くいま長官の説明と逆のことになる……
○森下昭司君 それでは、まず最初に不況対策の問題についてお尋ねをいたしてみたいと思うわけであります。 わが国の経済の中に占めまする中小企業者のウエートというものは就業人口で全就業者数の約七七%、そして出荷額が全出荷額の約五〇%の面からも、依然としてきわめて大きな産業構造の中での重要な役割りを果たしていると思うのであります。しかし、最近のこの二年間にわたる深刻な不況によりまして、さらに不況から脱し切れなくて、今日低迷の状態が続いているわけであります。 こういう中小企業の危機的な状況の中におきまして、政府がとってまいりました政策と申しまするのは、いわゆる金融政策、特に政府系三中小企業金融機関を……
○森下昭司君 それでは若干質問いたしたいと存じます。大臣が十一時二十分までしかお見えにならないというふうに聞いておりますので、多少、質問の順序が前後いたしますが、大臣に対する質問だけをまず最初に行っていきたいと存じます。 まず最初に、ただいまも提案理由が述べられたのでありますが、この提案理由の中で、「商品取引所制度は、商品の公正な価格の形成及び価格変動に対するヘッジングの場を提供することにより商品の生産・流通の円滑化を図ることを目的としております」と述べておられまするが、現在の商品市場では過当な投機が行われ、強い批判が国民の間にあることは事実であります。したがって、本来の機能が現実に発揮され……
○森下昭司君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森下昭司君 最初に先ほどちょっと関連質問いたしたかったのでありますが、フードウイークの問題について大臣からお答えがあったわけでありますが、特に予算委員会で私どもの方の田中委員からいろいろ御質問がありまして、大臣からもお答えがあったわけです。最初にまず物価局長にお伺いいたしますが、この総理府統計局がおやりになっておりまする消費者物価指数の調査の仕方というものはどう行われているか、その点についてどういう御確認をされているかお伺いします。
【次の発言】 いまの小売物価の統計調査ですね。統計調査を毎月何回どんなふうに行われているのか、お尋ねいたします。
○森下昭司君 それでは、私もいま対馬委員の御質問にありましたので、若干私からもお尋ねいたしておきたいと思います。 異常な物価上昇の中で、指数を一けた台で押え込むという点について自信がおありのようでありますが、経済企画庁は、本年五月の物価上昇率を毎年の過去の経緯から見まして微増、余り大きく消費指数は伸びないであろう。大体〇・三%程度の上昇を見込んでおったと言われているのです。ところが、実際には先ほど御質問がありましたように、四月に比較をいたしまして東京都区部は一%の上昇であります。これは全く私は経済企画庁の見通しの甘さ、誤算だと言っても過言ではないと思うのでありますが、この点について副総理の御……
○森下昭司君 私は、この機会に、物価問題、中小企業の事業分野並びに、最後に厚生大臣の行政姿勢についてただしたいと思います。
最初に物価問題の、砂糖の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。砂糖の小売価格の値上げが報道されておりまするが、今日、現状はどのような状況になっておるか。つまり、申請が何社なされているのか、明らかにしていただきたい。
【次の発言】 値上げの理由はどういうことなのですか。
【次の発言】 現在製糖会社は大小三十三社ほどあると聞いておりますが、今後の見通しについて、どの程度出される見込みなのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 先日の物特委員会で、三十二社の申請があった後に……
○森下昭司君 この機会に私は、最近進出を許可されましたダウ・ケミカル日本株式会社に関しまして二、三お尋ねをいたしておきたいと思います。
まず最初に、私のお尋ねをいたしておきたいと思いますことは、いわゆる最近出されましたダウ・ケミカル日本のニュースによりますと、本年の十月の二十七日に、塩素と苛性ソーダを除く広範囲の化学製品の日本国内生産について、日本政府の正式許可をとったと言われておりますが、これは事実であるかどうか、最初にお尋ねしておきます。
【次の発言】 そこで、実はなぜこの塩素及び苛性ソーダを除く製品の許可を与えたのか、その理由についてお尋ねいたします。
○森下昭司君 それではまず最初に、先般の石油審議会におきまして石油業法第十五条による標準額が決定をされたわけでありまして、この問題をまず前提といたしましていろいろとお尋ねをいたしておきたいと思うわけであります。 昭和四十九年末の指導価格の廃止後、石油会社の思惑どおりに、たとえばC重油でありますとかナフサなどの値上げが大口需要家が値上げに応じないために、その浸透度は約六〇%にとどまっていたと言われています。そういう状況の中におきまして、石連におきましては、石油業法の第十条または第十五条の発動を求める声が強く、中には不況カルテルの結成を要望する声もあったわけであります。当初通産省は、そういう石油……
○森下昭司君 まず最初に、時間がございませんので、この改正案を中心にいたしまして二、三お尋ねをいたしておきたいと思うわけであります。 その最初は、いわゆる今回の改正案に出されました特別小口保険の保険限度額の引き上げですが、これは政府が言う中小企業に対する信用保証の推進のため、また一層の円滑化を図るという観点に立って私は提案をされたのではないかと思うわけでありますが、今回の提案について、特別小口保険だけに限定されて提案をされているわけであります。それゆえかどうか存じませんけれども、衆議院におきましては、無担保・無保証のいわゆる現行五百万円を八百万円に引き上げるという修正がなされたわけであります……
○森下昭司君 この機会に、提案をされました石油コンビナート等災害防止法案についてお尋ねをいたしておきたいと思います。 いま赤桐委員からも御指摘になりましたように、この法案が提出をされました大きな背景は、水島の事故を契機にいたしまして急速に高まってまいりましたコンビナート防災、災害防止という国民の世論の期待にこたえるために提案をされたのでありますが、出されました内容を見てみますると、いま赤桐委員の指摘をされましたように、既存のそれぞれの法律を、言うならばつないで補完的な役割りを果たしているにすぎないというように私ども判断せざるを得ないのでありまして、やはり行政の一元化というたてまえからまいりま……
○森下昭司君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森下昭司君 私はこの機会に、最近非常に話題になってまいりました核燃料サイクルというような問題を前提にいたしまして、二、三お尋ねをいたしておきたいと思うわけであります。 その第一は、最近放射性廃棄物の処理対策というものが非常な大きな問題として各方面から関心が持たれているわけであります。先日、私ども当委員会といたしまして中部電力の浜岡原子力発電所を視察いたしましたが、敷地内の一角のコンクリート製の倉庫にいわば保管をされているというような状況でありまして、現に本年三月末における六百六十万二千キロワットという原子力発電機が動いているわけでありまして、これから出ます廃棄物が相当に上りまするし、また盛……
○森下昭司君 残り時間が少ないので簡単にお尋ねをいたしておきたいと思います。 実は先日の十四日の委員会に長官がお見えになりませんでしたので、長官の御答弁がありませんでしたわけですから、原子力の開発利用長期計画について、一点だけこの機会にお尋ねをいたしておきたいと思います。 私はまず、十四日の委員会における私の質問内容については、その要旨については長官は御理解をいただいておるという前提でお尋ねをいたしておきますが、特に私はその委員会で、たとえば原子力発電の見通しの問題、それから核燃料サイクルに関連をいたしました問題、さらに放射性廃棄物の処理の問題、特に海洋処分については、昭和五十年代初めごろ……
○森下昭司君 せっかく副総理がお見えになりますので、対馬委員の質問に関連をいたしまして、一点だけお尋ねをいたしておきます。
それは、世上伝えられるところによりますと、先ほど喜多村物価局長の答弁ではありませんが、今回の電力料金が国民生活に与える影響を考慮して、経済企画庁としては、国鉄運賃あるいは電信電報料金の値上げのように二段階値上げ論というものをお考えになっているというふうに伝えられているのでありますが、電力料金について二段階値上げを行う考え方であるのかどうか、この際確認を求めたいと思います。
【次の発言】 重ねてお尋ねをいたしておきますが、そうだといたしますと、一応三〇%台の値上げになるの……
○森下昭司君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森下昭司君 最初に、通産大臣にお伺いをいたしますが、先日の所信表明の中で、企業経営面におきまして総じて明るさが見え始めてきたということを述べてお見えになるのでありますが、実際は、いま経企庁長官からもお話がございましたように、輸出の鈍化、あるいは鉱工業生産の指数から見ますと、八月、九月、十月が非常にマイナス傾向は否定できない、卸売物価は高騰があるなどなど、いろいろと景気の回復の問題点について大ざっぱにお話がありましたように、実際問題といたしましては、最近の景気の回復の状況は、通称的に一口にして言えば、中だるみの状況になっているのではないかというふうに思うのでありまして、総じて明るさが見え始めて……
○森下昭司君 限られた時間でありますので、電源開発株式会社に関連をいたします原子力発電の問題点だけをきょうはお尋ねをいたしておきたいと思うんです。
そこでまず最初にお尋ねをいたしますが、電源開発株式会社の五十一年度の予算案の中で開発準備費、これは総合計で十五億円ございますが、この中で原子力関係の予算の執行状況を重点的に、原子力関係はどういう予算をお使いになって、どんな主な事業をおやりになっているか、まずそれを最初にお尋ねをいたします。
【次の発言】 たったそれだけですか。私の聞いておるのは開発準備費の中の原子力関係について聞いているんですよ。
○森下昭司君 まず、私は最初に中小企業近代化促進法と、ただいま提案をされました中小企業事業転換対策臨時措置法との関係についてお尋ねをいたしておきたいと思うわけであります。 従来の中小企業政策といいますのは、近代化政策ということを一つの基本にしてまいりまして、主として設備中心の近代化でありますとか、量産化のメリット、規模の拡大、そのために必要ならば集約化をし構造改善を行うというような筋道を通ってきたわけであります。そして、今日この臨時措置法の提案をされました背景、それから中小企業を取り巻く厳しい環境というものは、近代化促進法をめぐる背景と、また生まれてきた経緯等から考えましても同じような状況で……
○森下昭司君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森下昭司君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○森下昭司君 それでは、大臣の所信表明に関しまして若干お尋ねをいたしたいと思います。 大臣は、「原子力の開発利用を進めるためには、核燃料サイクルの確立が不可欠の課題であります。しかし、核燃料サイクル問題をめぐる昨今の国際情勢は、たとえば、米国では核拡散防止の観点から国際規制の強化を図るなど厳しい動きがあります。こうした動向は、わが国の核燃料サイクルの確立に影響を及ぼす可能性もありますので、関係諸国と十分協議してまいる必要があります。」ということを実はお述べになっているわけであります。 そこで、最近、核エネルギーの平和利用の問題をめぐりまして、大臣が所信表明に述べられましたように、アメリカの……
○森下昭司君 それではまず最初に、電力の安定供給問題について若干質問いたしたいと思うわけであります。 第一は、最近の通産省のまとめられた数字によりますと、昭和五十二年度から五十六年度にかけまして、中期の需給見通しというものを試算されたようでありますが、その試算によりますと、各電力会社がいま計画をいたしておりまする分、これは電調審等で計画決定がされたもの、あるいはされないものも含むわけでありますが、そういうされないものも含みまして、順調に工事が進みましても予備率が約八%程度、工事が順調にまいりませんと四・八%程度に落ち込むおそれがあるというような、非常に需給の安定に不安が持たれるような状況だと……
○森下昭司君 この機会に、この改正案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。
まず最初に、この小規模企業共済制度が小規模企業対策の一環といたしまして昭和四十年に発足をいたしまして以来、約十三年間の運用実績を持っている。その目的であります小規模企業者の福祉の増進に、どのような役割りを果たしたと評価しておみえになるのかどうか、その点をまず最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 いま、非常にいろいろ福祉的な面が加味されて、魅力的なものであるというようなお話がありましたが、その御答弁の中でも、やはり加入者がまだまだ少ないという、反省といいまするか、魅力あるものでありますれば対象者が続々と加入……
○森下昭司君 それでは、ただいま提案をされておりまする法律案につきまして質問をいたしたいと存ずるわけであります。 まず、本法律案の立法化が問題化いたしましたのは、たしか昭和四十九年のキュープリントの軽印刷業界への進出問題を契機にいたしておると考えておりますが、このように中小企業分野への大企業の進出傾向が著しくなったのは、石油ショック以来わが国の経済が高度成長から低成長へと転換したことにより、大企業の経営の多角化戦略が積極化したことが大きな背景になっていると言えるのではないだろうかと思うのでありまして、本法案提出の背景について最初にお尋ねをいたします。
○森下昭司君 まず最初に、佐藤参考人にお伺いしたいと思いますが、これは各参考人の方々の共通した御意見でありますが、業種指定がなかったのは非常に残念であります。しかし、法の運用面で配慮をしていただきたいということになると思うんであります。私は、業種指定ができなければ、少なくとも中小企業の範囲というものは、この法の対象の業種の範囲というものは、たとえば中小企業基本法で言う中小企業というものを一つの基本にして考えていくのか、あるいはまた出荷額とか、あるいは一つの生産の業種の中で一定パーセント以上の中小企業者があった場合には、その業種を中小企業性の業種としてこの分野法の対象にしていくのか。つまり、分野……
○森下昭司君 まず最初に、先ほど粕谷議員と福田経済企画庁長官との間においての質疑の中で、国鉄の値上げは当分しないというお答えがございましたが、これは何年度までしないということですか。
【次の発言】 いまの副総理のお答えを聞いておりますと、料金値上げだけ――つまり、一口に言えば国鉄の体質の改善、あるいはその中には政府としてのいわゆる助成、いろいろな機構改革等も含まれてくるわけでありますが、国鉄に対しまして国鉄の財政が非常に赤字であるというようなことだけで料金値上げだけを認めていく考え方はないという理解の仕方でいいのですか。
【次の発言】 次に、私は大蔵大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、先ほ……
○森下昭司君 私は、時間が予定されておりますので、数点に限定をいたしましてお尋ねをいたしておきたいと存じます。
まず第一は、行政管理庁当局にお尋ねをいたしたいと思います。
昭和三十二年の十月に、小規模無集配特定郵便局の運営を初めといたしまして、郵政業務への勧告を実は出されているわけであります。その後、この勧告に基づきまして、郵政当局がどのように勧告に対しまして改善をされたと思われるのか、行政管理庁に、この際、まず最初に見解をお尋ねいたしておきたいと存じます。
【次の発言】 いま、冒頭に改善の努力をなされているというお話がありましたが、後段の答弁で、何分実態については調査をしていないんだ、改……
○森下昭司君 この機会にちょっと砂糖の問題について二、三お尋ねをいたしてみたいと思います。 この精糖業界が最近非常に危機的な状況に陥っておりまして、東海精糖株式会社を初め九州の新光砂糖工業株式会社、こういうような二つの会社はもう事実上の倒産に入っておりまして、大変な第二、第三の倒産会社が出るのではないだろうかというような危機感が強いわけであります。したがって、いわゆるこういう砂糖業界が言うならば危機的な状態に陥っている原因は、過当競争でありますとか市場価格の低迷でありますとか、あるいは原糖の国際価格の高騰でありますとかいろいろな原因があるのでありますが、その一つの原因に日豪長期輸入協定の問題……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。