このページでは上林繁次郎参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○上林繁次郎君 私は、公明党を代表して、ただいま国務大臣より報告のありました今回の成田問題について、総理並びに関係各大臣に質問いたします。 三月三十日の開港日を間近に控えた成田新東京国際空港において、過激派により、空港の中枢施設である管制塔が一時占拠されるとともに、航空管制に必要な機器を破壊されるという不祥事件が発生し、諸外国にNOTAMを出し、約束した開港日を大幅に延期せざるを得ない事態となったのであります。本問題が国の内外に与えた影響の重大性にかんがみ、国民の不安解消と、空港利用者の安全確保の見地から、若干の質問を行いたいと存じます。 質問の第一点は、福田内閣の政治責任についてでありま……
○上林繁次郎君 私は、公明党を代表して、昭和五十四年度地方財政計画及び地方交付税法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 地方自治制度発足以来三十年を経た今日、地方財政は、膨大な行政需要を抱えながら、昭和五十年度より連続して五年間も財源難に陥り、 特に昭和五十四年度の財源不足額は四兆一千億円の巨額に達するという、まさに前例のない最大の危機に直面しているのであります。民主主義の基盤である地方自治の健全な発展と住民福祉の向上を期するには、真に住民自治に根差した財政運営を保障するに足る財政基盤の確立を図ることが必須の要件であります。しかるに、政府の対策は、この地方財政危……
○委員以外の議員(上林繁次郎君) 一言ごあいさつを申し上げます。 私、昨年一月運輸委員長に就任以来、はや一年半の歳月を経過いたしましたが、この間、大過なくその職責を果たし得ましたことは、ひとえに皆様方の絶大なる御支援、御協力のたまものと衷心より深く御礼申し上げます。 特に昨年の国鉄運賃法案審査に当たりましては、委員各位の真摯かつ熱心な御審議と、私に寄せられました特段の御高配は、私の議員生活中はもとより、終生忘れ得ぬ思い出として深く感銘をいたしております。 私、運輸委員長を退任と同時に、運輸委員会からも離れることとなりましたが、今後の健全な運輸行政の発展を念願してやみません。重ねて皆様方の……
○上林繁次郎君 私は、特に人口急増都市の学校建設について聞いていきたいと思います。 御承知のように、いま学校建設について大変おくれておるということはこれはもう御承知のとおりです。で、これからどうするか、また、いままでのいわゆる現時点においてどうするかという問題と、それから今後にわたってどうこれに対して対策を講じ、また措置していくのかということが大きな問題だろうと思うんです。そこでその点について何点かお尋ねをしてみたいと思います。 そういう意味で、まず現在児童生徒数がどんどん増加しているわけですが、そういう関係で――それだけじゃないでしょう、原因は。それだけではないと思うけれども、いわゆる校……
○上林繁次郎君 私は一昨日、二十五日に三井局長が日本赤軍を支援をする国内のメンバーグループ、これは百名は下らないだろうと、こういう発言をなさったんですね。これはまことにいままでにないいわゆる赤軍の全貌に近いようなものを明らかにしたと、こう言って過言ではないと。それだけに非常に重要な問題だろうと、こう思います。またそれだけに報道機関も大きくこれを報道したわけですから、これは国民の間にも大きな私は関心を持たれた問題だろう、こう思います。そこでそれだけにあの発表、いわゆる支援グループメンバーが百名は下らないだろうという、これは言うならば言いっぱなしみたいな形です。ですからやはり国民の関心が大きくそこ……
○上林繁次郎君 大蔵省にお尋ねいたします。
昭和五十二年度の税収見込み、当初見積もっているわけですが、それに対して現時点でその伸び方、また当初考えられたとおりにそれが達成できるのかどうか、この見通しについてお答え願いたい。
【次の発言】 九月度の法人税の申告税額は前年同期に比べてどのくらいの状況になっていますか。
【次の発言】 そうすると、いまあなたがおっしゃったように、自然増収どころではない、自然減収ということもあり得るということが一応予想されるんですね。ですから、最後を締めくくってみなくちゃわからないけれども、傾向としては確かにいわゆる当初見積もったペースからそのペースが非常に鈍化してき……
○上林繁次郎君 きょうは防災対策について何点かお尋ねしたいと思います。
まず、先日消防庁の方から昭和五十一年度の地方防災白書、これが発表されたわけですが、これを見ますと、いかにも危険がいっぱいという感じを受けるわけです。そこで、この白書を発行されてまず消防庁長官どういうふうにお感じになっているのか。これ担当大臣としても全然知らないというわけにもいかぬだろうと思いますので、大臣からもひとつお考えをお述べいただきたいと、こういうふうに思うんですが。
【次の発言】 白書に対するお考えをお聞きしたわけですが、実際に長官並びに大臣がおっしゃるように、年がら年じゅうあることではないからという考え方、しか……
○上林繁次郎君 成田空港が五月の二十日に改めて開港ということになるわけですが、これから一番重要な問題と考えられることは、警察関係の警備という問題、それは先般ああいう問題が起きただけに当然でありますけれども、本委員会としてはこの問題はさておいて、いわゆる航空機の飛行中の安全の確保あるいはまた開港になりますと、空港から都心を結ぶいわゆるアクセスの問題、こういった問題が大きな問題として開港を前にして残っていると、こう感じられるわけですが、そういった点を踏まえて、これからある程度突っ込んで話し合いをしてみたいと思います。 まず最初にお尋ねすることは、成田空港が開港されるに当たりまして、この成田空港は……
○上林繁次郎君 私も問題点は一つしかないと思うんです。いまいろいろと論議が交わされたわけですけれども、はたで聞いていてわかったようなわからないような、何となくすっきりしないんですよ。 そこで、いまも言われたんですけれども、法律案では今度手当てした分については精算をしない、こう言っているわけでしょう。ところが覚書ではやると、この覚書を見てください、最後の締めくくりは全部断定的じゃないですか、余裕なんかないじゃないですか。このとおりやりますよとしか、そのようにしかだれが見ても、読んでもそうしか感じられないんじゃないですか。だから誤解と言えば誤解がそこに招かれるわけですよ。それでそういうふうに言う……
○上林繁次郎君 午前中の質疑に引き続きまして、私も何点かお尋ねをしてみたいと思います。 まず最初にお尋ねしたいことは、地方自治が確立されて三十年、このことについては自治大臣もこれにちなんでいろいろと御発言なさっているわけですが、いわゆる新しい段階を迎えて、これを踏まえてまた大きく地方自治というものが発展していかなきゃならぬ、当然のことだと思います。そういった意味のことの御発言がありましたが、私が申し上げるまでもなく、こういう経済情勢の中でこれから地方行財政が、特に財政、どうなっていくんだろうかということは非常に大きな問題であり、課題です。で、それをどうするんだというその結論がなかなか出ない。……
○上林繁次郎君 公明党の上林でございます。よろしくお願いいたします。 いろいろ先生方からお話がございましたけれども、各先生おっしゃったように、いまの地方の財政、これを建て直していくためには、いわゆる地方公共団体の自主性を高めていかなきゃならぬだろう、こういうお話がたしかあったと思います。そういう見地からわれわれもこういう場でもって絶えず論議をしてきたわけですけれども、なかなかその悪い点が除去されない。そして、されないままに現在に至っているわけです。そこに現在のようないわゆる地方の財政のピンチというものが起きてきたと言っても、私は過言ではないんじゃないか、こう思うわけです。 そこで、当面の問……
○上林繁次郎君 この委員会で二日間にわたってこれからの地方財政をどうするかということを、その点に議論が集中してきたわけですが、私も当然これからの地方財政どうなっていくんだろうか、またどうすべきなのか、そういったことを非常に憂えるものでありますけれども、そういう考え方、立場から私もどれだけか質問させていただきたいと思います。 余談になりますけれども、はっきり言えば、国の、いわゆるこの窮迫した地方財政をこれからどうしていくんだといういわゆる方向性というものが、明らかになってないと、こう言って間違いないと思うんですね。ですから、たとえば交付税特別会計で借り入れた半分を国が負担するというようなことで……
○上林繁次郎君 直ちに質問に入りたいと思いますが、昨年の交通事故死亡者は八千人台にとどまったと。で、この死亡事故の原因を見ますと、その大体半数、これは速度違反、また、わき見運転、飲酒運転、この三つで占められている、こう言っていいと思いますね。で、そういう状態見ますと、これはあくまでもドライバー自身の側に原因があると、こう言えるわけですね。で、そういったことは、これは事故以前の問題といいますか、こういうようなことが言えると思いますよ。で、そうなると、いわゆる運転者自身の教育の問題、まあ運転者の道徳あるいはこちら側とすればドライバー行政、こういったものに対してどういうふうにいま取り組んでいかなきゃ……
○上林繁次郎君 私は、成田空港が開港になりましてから、その後周辺に起きている諸問題、この問題につきましていろいろとお尋ねをしてみたいと思います。 まず、細かく入る前に、当局としては開港前に騒音問題にしても、あるいは移転の問題にしても、いろいろな問題を含めていろいろと考えられて手を打ってこられた、で、開港してみると、また当初想定していた以上の問題が発生してきているように考えられるわけです。そこで、当初に考えられたいろいろな対策、その対策と開港後どういうような食い違いが出てきているのか、まずその辺からお尋ねをしてみたい。また、その点をお尋ねするということは、どういうふうにいわゆる開港後の諸問題を……
○上林繁次郎君 私は、水のシーズンを迎えまして、海上あるいは河川における船舶の航行の安全性確保という点、そういった点についてどれだけかお尋ねをしてみたいと思います。
具体例があるんですが、先般荒川で東工大のエイトが暴走ボートにぶっけられてそして不幸な事件が起きたわけですが、こんなことがあっちゃいかぬのですが、これらをなくすためにどのような対策、措置を考えておられるのか、また、この事件についてどう対処したかですね、その点ひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いま申し上げたように東工大のあの事故がありまして、そういった事故があったので、いまおっしゃったように特に条例の整備だとか、取り……
○上林繁次郎君 七・三〇以降いろいろな問題が発生しているわけです。そういった具体的な問題について朝からいろいろと論議されてきたわけですが、問題は限られていますね。沖繩の中で交通渋滞であるとか、あるいはまた七・三〇以後、業者が交通方法の変更によって商売が成り立たぬというので、それの補償問題だとか、すみ切りの問題だとか、いろいろあるわけです。それらがいろいろと取り上げられてきたわけなんですが、したがって、限られた問題だけに多少ダブるところがあるかもしれませんが、その点はひとつ御了承願いたいと思います。 最初にお尋ねしてみたいのは、やはり渋滞問題ですね。この渋滞問題はいろいろ警察の方からも話ありま……
○上林繁次郎君 時間がもう全くなくなっちゃったので、言いっ放しにしますから、よく聞いて、それで反省すべきものは反省してもらいたいと、こう思うんですね。 私が申し上げたいことは、これは習う立場と教える立場があると。それで、いままでの話は教える立場の方の問題を取り上げてきたわけです。私は、いわゆる習う立場に立って――習ったことないんだ、私は。習ったことないけれども、習う人たちがどういう気持ちで習っているかということ、それを踏まえてどれだけか話をしてみたいと思う。 いままでの話は、いわゆる教える側のいろんな体制だとかいろんな問題を含めてこうじゃないかという話が出た。いままでの話の中で、疲れるから……
○上林繁次郎君 私は、ただいま提案されております地方交付税法の一部改正案、この中身についていろいろとお尋ねをすると同時に、また今後の地方財政のあるべき姿、そんなようなことを、ちょうど大臣も出席されておりますので、何点かお尋ねをしてみたいと、こう思います。 最初に、五十三年度予算における税収見込みの伸びを一二・一%と見ているわけですね。で、過日、過日というか三日ですが、大蔵省が発表したところによりますと、八月末の租税収入は累積で前年同期に比べて七%増、こういうふうになっているわけですね。こういう発表を見ますと、これでは今年度の歳入の欠陥が生ずるのではないか、そういうおそれが十分あると、こう感ず……
○上林繁次郎君 私は、何点かお尋ねをしたいと思いますけれども、特に硫黄島の復興計画と旧島民の帰島問題について、これは地方行政の立場から自治大臣、それからまた開発の面からは国土庁に二、三聞いてみたい、こう思います。なお、この後、赤字に苦しむ地方公営企業、これらの問題についてお尋ねをしてみたいと思います。 さしずめ硫黄島に関する問題をお尋ねをしてみたいと思うんですが、この問題についてはわが党の二宮議員が今月の十四日の日に十四項目にわたる質問主意書を提出しました。ですから、そこには、十四項目にわたっているんですから、硫黄島に関するもうあらゆる角度から、旧島民が、あるいはまた国が関心を持っている問題……
○上林繁次郎君 私も、最初に大臣にお尋ねしてみたいと思います。 まあ毎年この時期に大臣所信をめぐっていろいろの論議が展開されるわけです。それで、われわれ大臣所信についてはいろいろ地方行財政の面で大きな期待を持ちながらこの大臣所信というものを見てきたわけですが、大臣は、今度新たにかわられて、この委員会が初めてということだと思いますが、毎回同じ時期に同じようなことをやって、大きな期待を持ちながら出てくるんだけれども一向にかわりばえがしない。私は澁谷自治大臣に大きな期待を持っておるわけですけれども、今後のいわゆる逼迫した地方行財政をどうしていくのかというこれはやっぱり一に大臣の双肩にかかっていると……
○上林繁次郎君 私も何点かお尋ねをしてみたいと思いますが、まず最初にお尋ねをしたいことは、昨年五月の開港に当たって、私ども公明党としては現地の不安をなくすという、そういう立場から、いろいろな角度から実態調査をやってまいりました。それを十一項目にまとめて要望書をつくりました。で、その要望書を提出した。このことについては、私は本会議で、前総理でありましたけれども、福田首相にこの点をただした。誠意をもってこれに取り組んでいくと、こたえていきましょうと、こういうことで答弁があったわけであります。この十一項目についてどの程度まで受け入れ、それが実施されておるのか、その点をひとつ明確にお聞かせ願いたいと思……
○上林繁次郎君 何点かお尋ねしたいんですが、これからお尋ねする基本になる問題でありますので、まずこの点を明らかにしていただきたいんです。この改正案の中にちょこちょこ出てきているんですが、「附則第八条第二項の規定を準用する。」というのがありますね。この附則第八条第二項というのは、当然この自治六法、これになけりゃならぬと思うんですけれども、このどこにあるんですか。ちょっとごらんになっていただきたい。
【次の発言】 それじゃ、これは特に論議いたしませんがね、まあ省略して済むということですね、これは。なくても。後のいろんな問題に差しさわりあるといけないからね。みんな省略省略で。どうなんですか、その辺は……
○上林繁次郎君 公明党の上林でございます。 私は、牛嶋先生に一、二聞いてみたいと思うんですが、私たちも、先生方がおっしゃっている六条の三の二項、いまこそこの精神を生かすべきだとこういうことで、というよりも、交付税の改正時期にはいつでもそういったことを述べてきたわけですね。しかし、われわれ述べましてもなかなかそのようにはならない、なかなか法の精神が生かされない、そういった状態が現状であります。だからといってほっておくわけにはいかない。いまの制度の中でどうやっていけば地方財政が少しでも余裕を持てるとか、まあ余裕という言葉は当てはまらぬかもしれませんけれども、高まっていくか。こういったことで、部分……
○上林繁次郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております、内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案について反対し、日本社会党、公明党、日本共産党並びに民社党提出の修正案に賛成する討論を行います。 地方自治制度発足以来三十年を経た今日、地方財政は膨大な行政需要を抱えながら、昭和五十年度より連続して五年間も財源難に陥り、特に昭和五十四年度の財源不足額は四兆一千億円の巨額に達するという、まさに前例のない最大の危機に直面しているのであります。このような財政危機を招いた原因は、われわれが事あるごとに指摘してきたように、地方財政の構造的欠陥にあります。 大平総理は、田園都市構想を打ち出……
○上林繁次郎君 私は、銃刀法関係についてお尋ねしてみたいと思います。
拳銃であるとかライフルあるいは散弾銃による事故、これが後が絶えないわけですね。そこでそういった状況を踏まえて、先般二月の十五日の衆議院の地行委員会で渋谷国家公安委員長が、「法の改正も含めて基本的な検討が必要だ、」こういうふうに述べているわけですね。で、その後具体的にどう検討し、これからこの取り締まりについてどういったことをやっていこうというお考えを持っているのか、その点をまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いまおっしゃったようなことを、こういう事故が後を絶たないわけですから、一日も早くそういったことが……
○上林繁次郎君 時間も幾らもありませんので、直ちに質問に入りたいと思います。
初めに、鹿児島県屋久島における屋久杉の保存について関係官庁のお考えを伺いたい、こう思います。
まず、熊本営林局管内の屋久島営林署による上屋久、下屋久、ここにおける伐採量、これを昭和四十三年以降年度別にひとつ報告を願いたい。
【次の発言】 昭和四十二年から四十五年は、全国計でも一・七倍、屋久島の場合には五・二倍あるいは五・八倍、こういうふうになって非常に多いわけですが、伐採された材種はどんなものなんですか。
【次の発言】 聞かないところまで言ってもらったんですが、いま屋久杉の話が出てまいりまして、私どものねらいは、……
○上林繁次郎君 私、まず今度の改正が大改正であると、確かにそうだと思う。で、この改正をしなくてはならなかったその背景、この背景はどういうところにあったのか、その点からまずお答え願いたい。
【次の発言】 そうすると、いろいろとお話ありましたけれども、いわゆる他の年金との差といいますかね、不公平というか、こういったものを含めて改正に踏み切った。また、財政的な問題、これをどうするかという点も含めて改正と、こういうようなお話だったと思いますけれどもね。そこで、この改正をやった場合に、まず一つは不公平という問題、他の年金との関係性で不公平。そして財政的な問題。この財政的な問題は、これをやればこういうふう……
○上林繁次郎君 まず最初にお尋ねする点でございますが、午前中の審議の中で、すでにこの法案のポイントとも思われる点が指摘されたわけです。ですから、その点多少ダブるような形になりますが、こういうだれが見ても非常にややこしいなあと感ずるような、こういうような措置をとらなくちゃならなかったというその考え方、またその真意、こういったものがどこにあるのか、その点について、まずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いまお尋ねしているのは、私はこういうふうにしなくちゃならないというその真意が伺いたいのであって、数字を並べてこうこうだからこうやるんですという、そういう数字をいじくったというようなことの答弁……
○上林繁次郎君 問題点というのは大体限られているというふうに考えられますが、そういう意味で大分いろいろと論議されてきたわけですが、私は、今度の場合、これ改正でございますが、法が制定されるということについてはそれなりのいわゆる精神また目的、これがあることは当然だ。だからといって、その目的が達成されれば他に弊害があってもやむを得ないんだという考え方はこれは間違いだと思う。ですから、その法のもとにすべてがやはり平等でなければならぬという考え方がその法の精神の中になけりゃならぬ。こういうふうに思うんですね。この点についてどういうふうに考えていますか。
○上林繁次郎君 最初に私がお尋ねしたい点、それは、まず大臣にお尋ねをしたいんですが、今回のように銃刀法の改正案が出る、法律ができる。そうすると、当然それに関係した多くの人たちがおるということは間違いない。で、その法律ができたことによって多くの関係者に不利益という問題が起きてはならないということ。しかも、その法律の効果がりっぱに上がるようになっていかなきゃならない、これは当然だろうと思うんです。しかし、その法律ができたからといって、目的が達せられればその他の面においてはマイナス面が出てもやむを得ないんだというような考え方はこれは許されないと私は思う。この点について、まず大臣のお考えをお聞かせ願い……
○上林繁次郎君 どれだけかお尋ねをしてみたいと思いますが、この法案につきましては、参議院にこの法案が参りましてから、理事会あるいは理事懇談会、こういった中でいろいろと論議を交わしてきました。そして、何とかもう一歩前進したものをということで話し合ってまいりました。もちろんこの法案の問題点といいますか、最も多く議論をされた論点といいますか、これは私が申し上げるまでもなくおわかりのことですね。そういったことが具体的にいろいろと話されてまいったわけでありますけれども、けさの審議の中でも具体的にいろいろな問題が提起されました。しかし、論議を聞いておりますと、具体的な問題については、われわれが考えるような……
○上林繁次郎君 まず最初にお尋ね申し上げたいことは、五十四年度の地方の財源不足額は四兆一千億円、五十五年度は二兆五百五十億円、実際は五十四年度補正による六千百九十七億円、これの繰り入れを含めると二兆六千七百四十七億円と、こうなるわけですが、いずれにいたしましても、いろいろな要素を含めて五十四年度より今年度の不足額が減ったということです。好ましいことであることは間違いない。昨年度あたりの見通しからすると、不足額というものが減ってきたその最大の原因、それがどの辺にあるのか、まずお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 それで、いまおっしゃったとおり、とにかく国の一般会計全体の引き締め、また昨年……
○上林繁次郎君 いろいろと論議されてまいりましたので多々ダブる点があるかもしれませんが、ひとつあしからず。
まず最初にお尋ねしたい点は、元号法制化と内閣告示の相違について御説明を願いたい。
【次の発言】 読売新聞報道の政府統一見解によりますと、国の機関及び地方公共団体は、法制化により、特に理由のない限り元号を使用することは当然である、こういうふうに言われている。そこで特にお尋ねをしたいのは、「特に理由のない限り」とはこれはどういう意味を持っているのか。特にいわゆる理由のない限り、これはどういう意味を持っているのかですね。
【次の発言】 そうすると、いままでと何ら変わりがないんだということです……
○上林繁次郎君 午前中の審議に引き続いてですが、私はきょうは去る二月の一日の閣議で国土庁長官が、いわゆる農地課税ですね、市街化区域の農地に対する課税、この問題を取り上げて、この是非について自治大臣に要請をしたと、こういうことが言われているわけですが、そこで、これはいわゆる農地の宅地並み課税というものが反対とか賛成とかという立場で私は論じようとは思っていない。問題は、地方交付税にも大きな影響を与えていく問題ですから、これはどうしても聞いておかなきゃならぬ、こういうことでお尋ねをするわけですが、いずれにいたしましても、国土庁長官、いわゆる大臣が閣議において発言をしたということは、その影響性というも……
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