このページでは阿部憲一参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○阿部憲一君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま御説明のありました昭和五十三年度地方財政計画並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、地方行財政の基本的問題及び当面の施策を含めて、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。 今日の地方財政は、たび重なる政府の経済政策の失敗と長期不況により一層深刻の度を増し、五十一年度決算を見ましても、地方債や交付税特別会計の借り入れなど、将来地方自治体の負担となる実質債務額は実に二十兆円を超え、また、市町村の地方債依存度は戦後最高の二二%にもなるなど、ますます借金依存の財政体質を強め、いまやまさに地方財政は……
○阿部憲一君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま御説明のありました地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。 申すまでもなく、今日の地方財政は、地方自治制度が発足して以来最大の危機に陥っております。昭和五十年度以降この四年間にわたる財源不足は、ついに十兆円を超えるという非常事態に立ち至ったのであります。 しかるに、この間政府がとってきた地方財政対策たるや、何であったでしょうか。 それは、法律に明記されているところの地方行財政制度の改正や交付税率の引き上げという抜本的な解決策はなおざりにして、ただ、交付税の先食いとも言うべき交付税会計の借り入……
○阿部憲一君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十二年度の地方財政の状況に関する報告と、それに関連する当面の問題につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今回の白書の特色としまして、例年と違う点は、第一部でいきなり決算報告に入るというのでなく、冒頭に「国民経済と地方財政」という項目が新たに設けられていることであります。そして、その中で、「地方財政は、国民経済上、極めて重要な地位を占めている。」と、地方財政の重要性が強調されております。これは地方財政の地位宣言とも言えるものであり、これまでわが党が主張してきた、地方自治の確立こそが民主主義の基盤であるとの……
○阿部憲一君 まず政府が五十一年六月二十四日の閣議で沖繩県における交通方法変更の実施時期について、昭和五十三年七月末を目途とすると決定されるに当たりまして、事前に沖繩県の意向を聴取し、そして沖繩県の十分な了解を取った、その上でもって決定していると、これは当然だと思いまするけれども、その間のいきさつについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 お話を承ると、事前に県側の十分な了解も得て、また準備もしているはずだというふうにお考えのようでございますけれども、現実にそのような措置をなさった上で五十三年の七月末実施ということを目途に準備を進めることを決定しておいたわけですが、その実施予定日をもうす……
○阿部憲一君 官房長官にお伺いしますが、政府として、ハイジャック防止対策本部を常設化して、長期的な課題でこの防止に取り組まれるということですけれども、この対策本部の構成とか、それからその後の経過について御説明願いたいと思いますが。
【次の発言】 民間からもというお話は、いまお述べになった程度の民間人をお加えになられた程度で、この上さらに加えるとか、そういうことはお考えになっておられませんか。
【次の発言】 ハイジャック防止対策として政府が責任を尾ってなすべきことが多くあろう、こう思いますけれども、航空機が舞台になる以上、安全運航という立場からも慎重な配慮が必要であることは言うまでもございません……
○阿部憲一君 私は、主として道路交通上の安全対策について、いろいろな点から主として警察庁にお伺いしたいと思います。
第二次交通安全施設等整備事業五ヵ年計画、これが昨年度、五十一年度からスタートして本年はちょうど二年目になりますが、交通事故による死者の数を対前年比で五%減少させることを目標に掲げておられたと思いますが、現時点で事故発生状況はどのようになっておりますか、お伺いいたします。あわせて、目標達成のめどについての御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 手元に六月末までの上半期の事故発生状況をまとめた警察庁の資料をもらっておりますけれども、これによりますと、ことしの上半期だけで見ますと……
○阿部憲一君 自治省にお伺いしますが、補正予算等に伴う地方財政収支の資料によりますと、歳出の追加額として普通会計ベースで公共事業等の追加が四千四百六十二億円計上されております。従来から景気浮揚といいますと、治山だとか治水だとか道路とかいうような産業関連が中心になってますが、私ども景気対策としましては、学校などの公立文教施設、保育所などの福祉厚生施設の整備を要求してまいったわけでございまして、今回の補正予算ではどのように反映されているか、事業費別に説明していただきたいと思います。
【次の発言】 この国の総合景気対策に伴う地方負担は全額地方債で財政措置をされるようでございますけれども、この自治省の……
○阿部憲一君 まず初めに、最近新聞紙上をにぎわしておる一つの社会問題とさえなっておりますサラリーマン金融、この問題について若干お伺いしたいと思います。
現在、このサラリーマン金融は都道府県知事に届け出さえすればだれでも開業できる仕組みになっております。最近の経済事情を反映して、利用者との間に非常にトラブルが多くなっている、こう聞いているわけですが、そこでこの問題につきまして、警察庁にお伺いしますけれども、このサラリーマン金融の業者の数だとか、それから実態などについて実情を把握しておられましたら御説明願いたいと思います。
【次の発言】 届け出さえすればだれでも開業できるという、こういうことでも……
○阿部憲一君 さきに行われました春の全国交通安全運動の結果と、それから、今後の交通安全政策、その対策についてお伺いしたいと思いますが、まず、今回の交通安全運動の期間中の成果についてお伺いするわけですけれども、承るところによると、残念ながら死者の数が二百三十一人、全体として余り芳しい成績ではなかったというふうに承っておりますけれども、今回の結果をまとめて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この死者の数だけ見ましても、昨年の期間中と比べまして四十八人ですか、ふえているわけですけれども、今回の期間が全体として余り芳しくない成績に終わってしまったという何か特に原因があるわけでしょうか、お伺いしま……
○阿部憲一君 私は新国際空港の成田の問題につきまして二、三お伺いしたいと思うのでございますが、御案内のとおり、成田空港も開港いたしましてから予想されたほどのアクシデントといいましょうか、事故もなくて今日まで至ったことは私自身安堵しておるわけで、同慶の至りだと思っておりますが、しかし余り予想しなかったことが起きているのじゃないかと思っています。その問題について触れてみたいと思うのでございます。 それは言うまでもなくいわゆる騒音の問題でございます。やっと開港にこぎつけました成田空港ですけれども、ひどい航空機騒音、これが一番大きな現実の問題になっているのじゃないかと思います。地元の成田市が先月の末……
○阿部憲一君 最初に、国家公安委員長に成田空港のこのたびの空港管制塔乱入破壊事件につきましてお伺いしたいと思います。万全な警備体制をしかれまして、あと一歩で開港というところまでいったのにかかわらず、過激派によって一番大切な管制塔、心臓部分と言えますが、それが破壊されたことはまことに遺憾だと思います。今回のこのような事件に対して、大臣のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 警察当局に続いてお伺いしますけれども、今後の対策いかがなさるかということでございますが、今回の事件も、当局では機動隊を一万三千人ですか、動員されて万全の警備体制をしかれたと、にもかかわらずこのような事態になったわけで……
○阿部憲一君 私は、公明党を代表して、議題となっております地方税法の一部改正案に対し反対の討論を行います。 以下、その理由を申し述べます。 今日の地方自治体の財政運営は、たび重なる政府の経済政策の失敗と長期不況によりいまや最大の危機に陥っていると申さねばなりません。五十一年度の決算概況を見ましても、都道府県、市町村ともに、表面的には赤字団体が若干減少してはいるものの、将来の負担となる地方債や債務負担行為などの借り入れが増大し、借金依存の財政体質が強化されております。このような地方財政の危機をもたらした根本原因は、申すまでもなく、高度成長から低成長へと財政環境が変化しているにもかかわらず、そ……
○阿部憲一君 警察当局にお伺いしたいと思いますが、
ただいまの小山委員の質問に引き続いて、同じような質問になるかもしれませんが、お含みおき願います。
三月二十六日の成田空港の過激派の襲撃事件と申しましょうか、これにつきまして、今後の対策も含めまして警備当局にまずお伺いしたいと思いますが、空港管制塔への過激派乱入の際に警察官の拳銃の発砲がありましたが、どのような状況であったのか、御説明願いたい。
【次の発言】 いまの拳銃の使用、どっちかと言うと、わりあいに控え目にお使いになったように承ってますが、この拳銃による威嚇射撃があったのにもかかわらず、当日過激派によって管制塔を占拠されるというような事……
○阿部憲一君 まず、長官にお伺いしますけれども、この法律案は「最近における猟銃又は空気銃を使用する犯罪及び猟銃又は空気銃に起因する事故の実情にかんがみ」とありますけれども、「最近における」と、特にうたってありますのは、いままでと大分事情が変わったわけなんでしょうか。全国的に見たり、あるいは犯罪傾向その他から見まして、法改正しなければならないという特別な理由があるのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまのお話ですけれども、特にこの数年といいましょうか、最近このような行為についての必要性が生ずるような、たとえば数字上の、あるいは犯罪件数なら件数上の変化というものがありました……
○阿部憲一君 まず大臣にお伺いしますけれども、今回の交付税特別会計の借入金の二分の一を国が負担することのルール化について大臣はさきの本会議の答弁で、このルール化は交付税法第六条の三第二項に規定する行財政制度の改正にまさに相当するものだと述べられているわけでございまするが、何をもって今回のルール化が制度の改正に当たるのか、その理由をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ制度の改正であるとおっしゃられた大臣の御主張ではありまするけれども、いまも大臣のお話のように、ルール化には当分の間という条件がついておりますが、この当分の間ということについては、これは地方財政が好転するまでとか、あるいは行財……
○阿部憲一君 今回の地方公務員の年金制度、年金の改正につきまして、この改正案の内容を見ますと、いわゆる給与スライド、それから年金の最低保障額の引き上げ、それからもう一つは若干の新規施策としての老齢者加算の手直しなどが見られる程度の、いわば小幅の改正内容となっておりますが、しかし昨年の暮れには年金制度基本構想懇談会のこの中間意見、それから社会保障制度審議会の勧告、それから皆年金下の新年金体系が相次いで出されまして、今後のわが国の年金制度の動向を左右する道標となるのではないかとされておりますが、このような情勢を踏まえまして、地方公務員等の年金を考えますると、今後は今回のような手直し的な改正では済ま……
○阿部憲一君 本日は、参考人の方々に非常にお忙しいところを御出席いただきましてありがとうございました。ほんの二、三お尋ねしたいと思いますのでお答え願います。 まず、塩地参考人にお伺いいたしますが、近年わが国にもモータリゼーションの発達とともに国民皆免許時代、先ほど塩地参考人からお話があったように思いますが、そのような時代になって免許の所有者の数が増大して、したがって、交通安全対策上からも運転者に対する安全教育が大きな課題となっております。こうした中でもって自動車の教習所の役割りといいますか、運転者に対する安全教育に対する役割りというものが非常に重要なものであると思うわけでございますが、こうし……
○阿部憲一君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの中村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小柳勇君を指名いたします。
○阿部憲一君 先刻交通局長から御報告をいただきまして、改正道交法の施行以来非常に成果を上げているということは非常に同慶にたえない次第でございます。これに関連しまして、さらに私、局長に二、三お伺いしたいと思います。 新道交法の施行を契機として、車社会の新しいルールの確立というものが望まれておりまするが、そういうことを考えますと、今回の法改正のねらいの一つである酒酔い運転、それから暴走族などの悪質なドライバーに対する罰則の強化は、今日の車社会の様相に何らかの変化をもたらすんじゃないか、こういうふうな期待をしておるところでございまするけれども、この施行後の取り締まりに当たっておられて、こうした変化……
○阿部憲一君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの福岡君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に小柳勇君を指名いたします。(拍手)
○阿部憲一君 先般伺いました四大臣の所信に関しまして、二、三お伺いしたいと思います。
まず警察庁ですけれども、昨年末には改正道路交通法の施行を見まして、事故の減少を期したわけでございまするが、こうした効果を一時的な現象で終わらせることなく、引き続き五十四年度以降も持続させていかなければならない。これは当然のことでございますが、所信の中にも、改正道交法の適切かつ積極的な運用に努める、とありまするけれども、これは具体的にどのようなことをお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 警察庁からの資料にありまする「昭和五十三年度中の交通事故発生状況」を見ますると、交通事故のうちで死……
○阿部憲一君 最初に、改正道交法の施行後の諸問題について、向点かお伺いしたいと思いますが、昨年十二月の一日から改正道交法が施行されましてから、ちょうど半年ばかりになりますが、この改正の成果というものが多少この半年間後に明確になってきたのではないかと思いますが、そこでまず、罰則及び行政処分の強化によって交通三悪のうちの飲酒運転による死者が急激に減っているという形がありましたが、飲酒運転による検挙数を含めてどのような実態になっているか。また、あわせて今日の改正の成果で特別なものがあったならばお伺いしたいと思いますが。
【次の発言】 飲酒運転に対する処分の強化によって非常に成果を上げたということは非……
○阿部憲一君 まず、大臣に御質問しますが、今回の改正案は、住民税で若干の減税を行ったほかには余り見るべき改正はないと、こう思われるんですが、今日の地方財政の状況、それから今後の予測等を考えますと、租税負担の増加を求めざるを得ない状況にあることもまた事実でありまして、そういった状況にあることはあるのでございますけれども、それにしても政府の態度というのは単にそういった事態に対処して増税待ちというか、あるいは財政危機を乗り切るには大幅増税で事足れりとすると、このような態度に思われてなりませんけれども、この辺大臣のお考えをお伺いしたいと思います。
○阿部憲一君 現在、東京都を初めとして大都市財政が当面する問題を中心に、交付税制度のあり方についてお伺いしたいと思います。
まず初めに、法定交付税財源いわゆる国税三税に対する実際の交付税額は、四十九年度までは三二%に若干の上乗せをする程度でもって十分あったわけでございますが、五十年・度以降は、これが自治省の算定方式によってもこの枠内に抑え込むことが不可能となって実質四二%をはるかに超える額となっておりますが、この実態についてどのような見解をお持ちですか、お伺いいたします。
【次の発言】 この国税三税の三二%という交付税制度は、五十年度以降明らかに破綻を来していると言わざるを得ないわけでけれど……
○阿部憲一君 今回の法案は、人口急増市町村の消防施設強化に対する財源措置を五年間延長しようというものでありますが、そこでまず伺いたいのは、この五年間で人口急増市町村の消防力の強化についてはどのような成果が見られたのか、依然不足している点があるとすればどのような面に今後力を入れていかなければならないか。どのようなお考えをお持ちであるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 あわせてお聞きしておきますけれども、今後のこの人口急増市町村の動向、人口の流動ということについてどのようなお見通しをお持ちですか。
【次の発言】 そのような情勢を踏まえてこの法案を五カ年間延長なさろうとしているわけでございます……
○阿部憲一君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの竹内君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に目黒今朝次郎君を指名いたします。(拍手)
○阿部憲一君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの竹内君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に目黒今朝次郎君を指名いたします。
○阿部憲一君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの竹内君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に目黒今朝次郎君を指名いたします。(拍手)
○阿部憲一君 海上保安庁、来ていらっしゃいますか。―まず最初に海上保安庁にお伺いしますが、先ほどもこの問題はありましたですけれども重ねて御質問申し上げます。
最近の新聞報道によりますと、御承知のように、出光タンカーの徳山丸の問題、これがにぎわしておるわけですけれども、この徳山丸がドック入りをするということでもって相生港へ回航する途中に土佐沖で大量の油性スラッジを投棄したと伝えられておりますけれども、現在までに海上保安庁で把握した事実関係について御説明願いたいと思いますが。
【次の発言】 そうすると、その取り調べはまだかかったばかりであって余りあなたの方では把握しておらないわけですね。この徳山……
○阿部憲一君 私はまず、交通事故対策に関連して警察庁当局に若干お伺いしたいと思いますが、昨年の交通事故による死者数は対前年比三・七%の減少を示しておりまして、四十六年度以降九年連続交通事故死亡者数減少という成果を上げることができました。まず結構なことだと思いまするけれども、この交通事故発生件数は対前年比一・六%の増加を示しております。なお一層交通安全対策の強化を図る必要があると思います。当局は交通事故の発生件数を減少させるために具体的に今後どのような施策を講じられようとしておりますか、お考えを承りたいと思います。
【次の発言】 それでは具体的な問題について当局に伺いたいと思いますが、交通死亡事……
○阿部憲一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております地方交付税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 反対理由の第一は、今回の補正予算により自然増収が一兆九千億円余りに達し、これに伴い、地方交付税においても六千三百九十二億円も増額されておりますが、これは本年度の当初予算における政府の税収見積もりの過少によるものであって、財源隠しの疑惑すら抱かせるものであります。 五十四年度の経済が、政府の見通しに近い数値で推移していることから見ても、一兆九千億円余の税の増収を生じたことは、当初における税収の見込みを過少に見積もったと言わざるを得ま……
○阿部憲一君 今回の改正案提出の契機などと言われまする大阪の三菱銀行の事件ですね、猟銃強盗殺人事件、これが契機になったと言われていますけれども、この事件の犯人は、前にも同じ種類の強盗殺人事件を引き起こしているということでございますが、そのような人物に対して、大阪府公安委員会から正式に猟銃の所持許可を受けておった。まことに信じられないようなことで、不手際だと、こういうふうに思われるんですけれども、なぜこのようないわゆる不手際が起きたかということについての事情を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この銃刀法の第五条には、「他人の生命若しくは財産又は公共の安全を害するおそれがあると認めるに足り……
○阿部憲一君 まず初めに、五十五年度の地方財政の歳入歳出規模の増加率を見ますると、伸び率が七・三%で、五十四年度の伸び率一三・〇%、それから国の一般会計予算案の一〇・三%と比べて大きく下回って、戦後三番目というような低い伸びにとどまっておりますが、これについてお考えをまず承りたいと思います。
【次の発言】 五十四年度の地方財政計画は、景気浮揚が至上命令ということで、地方財政もそれに伴って借金を上積みしてまでも公共本業を消化してきた、こういうわけですけれども、それが今度は逆に緊縮となりますると、徹底した抑制型を余儀なくされております。私はこれが、全く国に従属された、またさせられている今日の地方財……
○阿部憲一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対、日本社会党、公明党及び日本共産党共同提出の修正案に賛成する討論を行います。 地方財政は、申すまでもなく昭和五十五年度においても二兆五百五十億円の巨額な財源不足を生じ、最大の危機に直面しております。このような財政危機を招いた原因は、われわれが事あるごとに指摘してきたように、地方財政の構造的な欠陥にあります。 しかるに、五十五年度の地方財政対策を見ますと、過去の対策と同様、交付税会計の借り入れと財源対策債で糊塗しており、中長期の地方財政改革の構想や、また、そのための具体的な手順……
○阿部憲一君 今回の改正におきましては、恩給法等の改正に準ずる四十二年度以後の年金額改定等改正案と、厚生年金保険の改正に準ずる地方公務員等共済組合法等改正案の二本が提案されておりますが、ただいま議題となっておりまするのは前者の法案だけであり、後者の法案はまだ議題となってはおりませんが、本来これらは一括して議論すべきものであり、したがって、質問によりましては後者の法案の内容に触れざるを得ないものがあるかと思いまするが、その辺、あらかじめ御了承願いたいと思います。 まず最初に、今回の改正においては、何ゆえ二本の法律案という分離提案になったのかお伺いしたいと思います。といいまするのも、従来はこれら……
○阿部憲一君 今回の道交法の改正案は、警察庁としては昨年の十二月に試案をお出しになった、その後各方面からそれについての意見などを十分に取り入れられてそしてまとめられたものである、こういうふうに聞いているわけでございまするが、道交法が国民の日常生活と密接な関係がある、これは言うまでもないことでございますが、それだけにそのような配慮をなさったこと、手続をされたということに対しては評価するものでございます。ところでそうした成果はどのような形で今度の改正案に盛られているのか伺いたいと思います。
【次の発言】 いま杉原局長は御自分でもって運転している、要するにオーナードライバーと承っています。そうしまし……
○阿部憲一君 私は、まず、公職選挙法に関連しまして二、三の問題点を当局にお伺いしたいと思います。 まず、さきの新聞の報道によりますると、昭和四十九年七月の参議院選挙で、某議員派の選挙違反事件で、某被告に対しまして連座制が適用される地域主宰者と認定され有罪となったと、こう報道されているわけですけれども、しかし、連座制の規定は当選議員の任期内にのみ有効とされているために、この事件に関連しまして連座制が適用される余地はほとんどない、こう思われるわけですけれども、これはこの裁判が長引いたためと思いまするけれども、この辺についての御見解を承りたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。