吉田正雄 参議院議員
11期国会発言一覧

吉田正雄[参]在籍期 : |11期|-12期
吉田正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉田正雄参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

吉田正雄[参]本会議発言(全期間)
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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第9号(1979/03/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されました原子炉等規制法の一部を改正する法律案について、十分間というきわめて制限された中で、総理並びに関係各大臣にお尋ねいたします。  第一は、石油危機、エネルギー危機の危険な誇大宣伝についてであります。  石油危機論は、百数十年前の石油企業成立以来、常に繰り返されてまいりました。一九二〇年以降のアメリカによる危機論は、メジャーが国内石油資源を温存し、イギリス系資本の拡張阻止を図り、中東、東南アジア、中南米など、海外石油資源確保のため、政府と一体になって展開したキャンペーンであることが今日明らかとなっております。  今日の危機論の主要な背景は……

吉田正雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

吉田正雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1977/10/28、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 御承知のように、現在日本が直面をいたしております、あるいは抱えております最大の課題は、何といっても食糧問題とエネルギー問題であるわけです。このエネルギー問題をどのようにとらえていくかというとらえ方によって、私は問題の解決の仕方というものが根本的に変わってくるんではないかというふうに思っているわけです。  御承知のように、一九七二年、例のローマ・クラブがリポートを発表いたしましたけれども、これは「成長の限界」と名づけられておりまして、皆さんも御承知のように、有限の資源や環境の中で成長が無限であり得ない、いずれは限界に逢着をするということを言い、成長の限界はこのまま進むならば百年以内……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1977/11/02、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、先日も委員会で、今日、日本が直面をいたしておりますエネルギー問題に触れながら、とりわけ今日まで進められてまいりました原子力開発に関します行政のあり方に触れながら具体的な問題として柏崎・刈羽に建設が認可をされました原子力発電につきまして、今日までの安全審査委員会の審議のあり方と、それから具体的な現地における調査等の中に幾つかの点で問題があるんではないかという点で指摘をいたしてまいったところです。そして、必ずしも十分な、あるいは現地の住民の皆さんが従来指摘をしてまいりました点が解明をされない、ますます原子力行政のあり方なり安全審査会のあり方について不信感をむしろ増大をさせる結果……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1977/11/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、いま提示をされておりますこの二法案に関連をしてぜひ必要な点がありますので、先回の委員会でわが党の森下委員の方からも日米核燃料交渉について質問が出されましたし、他の委員からも出されておりますけれども、まだ不明確な点といいますか、回答内容があいまいな点がありますから、若干お聞きをしておきたいと思うんです。  で、御承知のように、八月末から九月初め、東京における第三次交渉でこの半年に及んだ日米核燃料交渉が妥結をして、九月の十二日の午後――これ現地時間――ワシントンで宇野科学技術庁長官それからスミス核不拡散問題担当大使らとの間で、東海再処理施設の運転に関する日米共同決定、まあ詳しく……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1977/11/17、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、日本社会党の吉田正雄です。大変きょうは御苦労さまでした。  最初に安藤先生にお尋ねいたしたいと思います。  先生の専門的分野についてお尋ねいたしたいと思うのですが、たしか、原子力関係、特に炉の安全構造であるとか、あるいは材料工学的な分野、こういう方面を専門にされておるんじゃないかというふうにお聞きいたしておるんですが、その点、よろしゅうございますか。大ざっぱな点でよろしいのですか、そうですか。
【次の発言】 次に、昭和四十九年の九月一日に発生した例の「むつ」の放射線漏れの原因を調査するため、同年十月二十九日の閣議で、「むつ」放射線漏れ問題調査研究委員会を設置することが決定を……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1977/11/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 いままでの答弁は答弁になっていないんですよ。いいですか。IAEAのこの協定が発効するためにこのような国内法というものを制定をしなきゃならない義務を負っているのかという質問に対しては、全然義務を負っておりませんということをあなたははっきり答弁をしているんですね。そして、追い詰められると、IAEAに対する信頼度から必要だと、こういうまた言い方で循環をしているわけです。秘密の具体的な内容を言いなさいと言えば、たとえばというふうな話で、転々として、国家機密になったり、企業秘密になったり、一体何が守らなければならない秘密なのか、秘密の性格、範囲、それを具体的に言いなさいと言うと、ちっとも具……

第82回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1977/11/21、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 局長に一点だけ聞いておきたいんですけれどもね、いままでの参考人の話からいたしますと、コアの差しかえが行われたという事実は、これもう客観的であって、否定することの怖きない事実であるわけですよ。そういうことは、科学技術庁の独自の調査によっても、人数の多小にかかわらず、あったということは、いままでの答弁の中で認められておるわけですけれども、皆さん方は、あるべき地質図の想定する地質構造からするならば、そんなことは心配ないという判断なんですけれども、しかし、どこに断層があるのか、あるいは不整合の部分がどこにあるのかですね、それを調べるためのボーリングコア調査なんですね、これ。ですから、かく……

第82回国会 農林水産委員会 第6号(1977/11/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、この米の需給調整といいますか、新たな生産調整とも呼べるこの再編対策に対しまして、今日まで衆参両院におきましてもそれぞれ審議はされてまいっております。残念ながら他の委員会との関係で今日までの農林水産委員会における審議状況というものを聞いてまいりませんでしたので、そういう点で私の質問が重複することを、最初にお断りをしてお許しをいただきたいと思うわけです。  いまさらこういうことを先生方に申し上げるのも何かと思うんですけれども、私は洋の東西あるいは古今を通じて、食糧というものがその民族や国家の生存にとって最も基本的なものであるだけに、農は国のもとというこの大法則というものが、私は……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1978/04/28、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 今回、原子力基本法等の一部を改正する法律案が提案をされたわけでありまして、一昨二十六日の本会議並びに引き続いての委員会で、大臣からの提案趣旨の説明と法案内容についての若干の説明があったわけであります。これについて質疑をいたしたいと思うわけでありますけれども、この基本法が制定をされましてから二十三年間経過をいたしておるわけでございまして、きわめて重要な法案であるわけです。この法案が改正をされなければならないいろんな経過と、あるいは理由があって提案をされておると思うわけでありますけれども、この改正案についてただす前に、現行基本法について制定当初の経過あるいは法の内容等について、若干あ……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1978/05/08、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 社会党の吉田正雄でございます。本日は本当に御苦労さまでございました。  それでは私の方から、この原子力基本法改正案に対するただいまの参考人の意見に触れまして、幾つかの点で参考人の皆さん方にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。非常に時間が限られておりますので、原子力行政懇談会の座長を務められまして、この意見を取りまとめられました有澤先生、さらには安全審査会の会長として今日まで原子力行政の重要部門に参画をされてまいりました内田先生に主としてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  まず、有澤先生にお尋ねをいたしたいと思いますけれども、この意見書が出されましたのは五十一年の七月三……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1978/05/10、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、先回に引き続きまして幾つかの点について御質問を申し上げたいと思うんです。  なお、本日の時間もきわめて限定をされておりますので、次回ということもありますから、一応きょう用意したものできょうやれないものが当然出てまいりますから、そういう点では事務当局の方でも、お聞きをする項目だけ最初に申し上げておきますので、きょう終了しなかったものについては、次回までにひとつ御用意をしておいていただきたいというふうに思うわけです。  お聞きをしたい点は、きょう予定したものでは六点ございます。これは大きな項目ですが、一つは原子力委員会の二分割をされるに至った趣旨ですね、その点についてお聞き……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1978/05/12、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 十日の日の委員会では原子力基本法の主として委員会の分割その他についてお聞きをいたしたところでありますけれども、きょうは先般の質疑で残されたものを引き続いて質疑をしたいということでありますが、それに先立ちまして、昨日の新聞報道によりますと、東北電力角海浜原発建設に絡む汚職について報道がなされております。これについてはすでに通産、あるいは警察庁、これはもちろんこの摘発の主管官庁ですから、当然この経過については御存じと思うんですけれども、警察庁の方、お見えになっているでしょうか。その前に、一応通産の方ではこの汚職問題について、新聞報道以前に何らかの情報というものを入手をされておったのか……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1978/05/26、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、このたびの原子力基本法等の一部改正に関する法律案について通産大臣に若干の点御質問をしたいと思うんです。  この改正案の提案理由説明では、「原子力開発利用の推進に努めてきたところでありますが、必ずしも期待どおりの進展を見せていない状況にあります。」と述べて、「このような状況を打開し、今後とも原子力開発利用を円滑に推進していくためには、原子力に対する国民の信頼を確保し、国民の理解と協力を得るために、さらに万全の努力を払うことが必要であります。」と、従来の原子力行政のあり方について反省をいたしておるわけです。  そこで、国民の信頼を得られなかった最大の理由が何であるというふう……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1978/05/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、原子力基本法等の改正案につきまして、この基本法が原子力の平和利用ということを基本理念としておるという点を踏まえまして、防衛庁にこれと関連をして若干質問をいたしたいと思っているのです。  御承知のように、最近、わが国の防衛力の増強という観点から、核武装論なるものが盛んに論議をされているようであります。これをめぐって政府は、本国会における衆議院あるいは参議院の予算委員会等におきまして、核保有についてそれぞれ、外相あるいは内閣法制局長官あるいは首相答弁の形で、数回にわたって見解が示されておるわけです。しかし、この見解も答弁者によってそれぞれニュアンスが異なっております。政府の……

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1978/06/14、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、一昨日発生をいたしました宮城県沖を震源地とする東北地方の地震についてお伺いをいたしたいと思うわけです。  この地震によって、各地では相当大きな被害も出ておりますし、二十名を超す死者も出ておるわけです。この科学技術対策委員会でも、最も私どもが重点を置いてまいりました原子力発電所の安全性の問題に関連をいたしまして、特に地震の際における原子力発電所の施設設備の安全性、とりわけ原子炉の安全性がどのように確保をされるのかという点について、今回の地震は、そういう点で私は今後の安全性確保に関して一つの大きな教訓なりあるいは資料なりというものを与えてくれたのではないかというふうに思ってお……

第84回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1978/06/23、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それじゃ大臣にお聞きをいたしたいと思うんですが、きのうからけさにかけましてのテレビや新聞報道で、大臣も御承知のように、ソ連が去る四月の北洋サケ・マス漁業をめぐる中川農相とイシコフソ連漁業相のモスクワでの話し合いに基づく日ソ漁業共同事業計画の推進と、北方四島の一部である貝殻島のコンブ漁をことし再開しようという日ソ間の話し合いをすべて拒否するとの方針を決めて、外交ルートを通じて日本政府に通告をしてきたということが報道されているわけですね。この問題については、大臣みずからが交渉の衝に当たって話をまとめられた最高の責任者であるわけですね。ところが、今回、一方的にこのような通達が、しかもソ……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/06/01、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、ただいま議題となりました農業者年金基金法の一部改正案についてお尋ねをいたします。  当初に、聞くまでもないことなんですけれども、本年金制度の趣旨、目的について再度確認をいたしておきたいと思うんですけれども、農業者年金は農業経営の近代化、農地保有の合理化など構造改善政策を一つの柱としており、優秀な経営担当者の確保、経営移譲の促進を図りつつ、同時に農業者の老後の生活の安定と福祉の向上を図る社会保障制度の性格をあわせ持つ年金制度であるというふうに理解をしておりますが、そういうことでよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 次に、農業者年金制度が将来にわたって健全な運営を図っ……

第84回国会 農林水産委員会 第23号(1978/06/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 せっかくそういう意見が提供されましたから、再度理事会を開いて協議されたらどうですか。この場でわあわあやるのじゃなくて、もう一回理事会を開かれて、そして提案者の方からも説明を受けて、再度議論をされたらいい。


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1978/10/13、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、本日関係各省庁に対して、次の四点について質問をいたしたいと思うんです。ただ、限られた時間でありますから、残された問題については次回に譲りたいと思います。  まず第一点は、原子力行政、特に今後の安全行政についてお伺いをいたしたいと思います。  第二点は、原子力船「むつ」に関する問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  第三点は、柏崎原子力発電所建設に伴う新たなる活断層の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  第四点は、福田総理が、常に、施政方針演説で今日の不況克服あるいは雇用対策の機関車的役割りとして電源開発を挙げておるわけですけれども、この電源開発、とりわけ原発の……

第85回国会 決算委員会 第閉会後1号(1978/10/27、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 御承知のように、円高がますます進んでおりますし、また長引く深刻な不況も相変わらず前途に明るい見通しというものがまだ得られておらない、そういう点で、いま一番不況のしわ寄せを受けておるのが中小零細企業ではないかと思うわけです。そういう点で、とりわけ黒字倒産であるとかあるいは金融のやりくりがつかないというふうなことや、あるいは利子が重いというふうなことで、非常に困難な経営を強いられたり倒産に追い込まれるという例が非常に多いわけです。そういう点で、私は中小企業金融公庫であるとかあるいは信用保険公庫の果たす役割というものは非常に大きいと思いますし、極言をするならば中小零細企業の死活というも……

第85回国会 決算委員会 第3号(1978/10/16、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に農林水産大臣にお聞きをいたしたいと思いますが、まず最初に、食管制度の堅持について農林水産大臣の考えをお尋ねいたしたいと思うのです。  御承知のように、食管制度は、政府によるたび重なる食管制度の根幹の堅持なる言明にもかかわらず、まず一つとして、四十四年からの自主流通米制度の実施による政府を通さない流通が生じ、国による一元的直接管理が実質的に崩れたこと、二つとして、自主流通米の消費者米価の自由価格及び四十七年四月からの物価統制令の適用除外による政府米についても自由価格であるとしたことによる消費者米価の自由化、三つ目として、四十六年からの買い入れ制限による全量買い入れ制度の崩壊と……

第85回国会 決算委員会 第閉会後3号(1978/11/14、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 七三年の住宅統計調査によりますと、全国の住宅総戸数は三千百六万戸で、総世帯数を百四十一万戸上回っており、また全都道府県においても住宅数が世帯数を上回っており、数字の上では空家率は全国平均で五・五%、戸数では百七十二万戸が余っていることになります。しかし、住宅の需給状況は、統計上の数字とは別に、特に大都市及び周辺においてはいわゆる遠、高、狭という問題を初め、解決を要する多くの課題を抱えておることは御承知のとおりです。  そこで、最初に、住宅事情に対する建設省当局の現状認識はどのようなものか、まずお尋ねをいたしたいと思います。

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 一昨昨日、十六日の日に、私は決算委員会で水田利用再編対策についてもお聞きをしたところです。きょう衆議院と並行審議をやっておって、大臣とか食糧庁長官という最高責任者が見えておらないわけです。しかし、一応責任ある政務次官以下がお見えになっておりますから、そういう点で幾つかの御質問を申し上げたいと思っているんです。  それで、水田利用再編の問題については、原則的な点で一昨昨日の大臣答弁では、第一期三カ年の目標については変えないという答弁があったわけです。  そこで、私はすでに来年度予算編成の時期にも入っておりますので、その観点からしても、実施をされてきた、あるいは推進をされてきたいまの……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/01/23、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 科技庁並びに通産省に対して――科技庁というのは原子力安全委員会を含むわけですが――二点についてお尋ねをいたしたいと思うんです。  第一点は、柏崎原子力発電所の建設がただいま行われております。ところで、一昨年九月一日に総理大臣の認可がなされたわけですが、その後建設が進むに従いまして、用地内にきわめて危険な活断層が新たに発見をされたわけです。この点についてまずお尋ねをいたしたいと思いますけれども、これはどちらの所管になりますでしょうか。
【次の発言】 この新たな断層の位置ですね、それがどこにあるのか。またその断層の長さですね。この断層の性格、性質についてどのように把握をしておられます……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1979/03/02、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 大臣の先般の所信表明に関して幾つかの点でお伺いいたしたいと思います。  所信表明の中で大臣は「将来にわたりエネルギーを安定的に確保するためには、石油代替エネルギーの開発が不可欠であり、その中心となる原子力の研究開発利用の推進が緊急の課題となっております。」と述べておいでになりますが、今日わが国の代替エネルギーの開発状況はまさに原子力中心となっております。しかし果たしてこれでよいのかどうか大いに疑問を感ずるものです。ウラン資源そのものが石油とほぼ同程度の有限資源であり、また核燃料はほぼその全量を海外から輸入をしているわが国にとって、石油代替エネルギーとして原子力発電のみに頼ることは……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1979/03/30、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 原子炉等規制法の改正案に非常に大きな関係を持ってくるわけなんですけれども、昨日の新聞報道で、一昨二十八日にペンシルベニア州のスリーマイルアイランドで原子力発電所の重大事故というものが発生したという報道がなされたわけです。私どもも新聞報道以外詳細な内容というのはわかっていないわけです。しかし情報能力を誇る原子力委員会、科学技術庁、さらには通産、外務というところではもう十分に現地の情報なり事故の実態というものについての調査が進んでおるというふうに思っておるわけです。私は非常に重大な問題だと思うわけです。それはなぜ重大かということを言いますと、単に石油危機という点で原子力が必要だという……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1979/04/13、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 きのうの夕刊とけさの朝刊で例のアメリカのスリーマイルアイランドの原子力発電所の事故に関連をして、アメリカ原子力規制委員会が日本における加圧水型の原子炉に対しても事故発生のおそれがあるんではないかという警告を行ったということと、メーカーでありますウエスチングハウス社の方からも操業者に対して取り扱い等について通告がなされたという報道がなされておるわけです。そして、これをめぐりましてきのうから原子力安全委員会あるいは通産当局との間でこの問題についていろいろ討議が行われておるという報道がなされておるわけです。私は非常に重要な問題だと思いますので、当初にこの点について通産当局それから科学技……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1979/04/25、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に吹田原子力安全委員長に対して幾つかの点でお尋ねをし、さらに今後の原子力安全行政について要望もいたしたいというふうに思っているわけです。  当初に、三月三十日の原子力安全委員会の会議状況といいますか、内容等について若干お尋ねしたいと思うんですが、この日の委員会は午前九時半ころから午後七時半ころまで約十時間というきわめて長い時間にわたって開催をされたというふうに聞いておるわけです。そして会議の冒頭、委員長の方から次の三点について示された。そしてどれが一番好ましいか検討を要請したという報道がなされているわけですね。その三点と申しますのは、全部の原発をとめて点検させるということ、そ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1979/04/27、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 原子力災害に対する防災計画について、前回に引き続いて、以下お尋ねいたします。  本日予定をした時間がきわめて圧縮をされた関係上、関係省庁からきょうも出席をいただいておるんですけれども、四十分という非常に短縮された時間ですので、質問できない点は次回に譲ることになりますので、せっかく出席をしていただきながらきょうお尋ねできない省庁についてはあらかじめ御了承を得たいと思います。  そこで、最初に、西ドイツ内務省が一九七五年七月、再処理工場と原子力発電所に対する大事故の影響評価をケルンにある原子炉安全研究所、IRSに依頼し、この研究は一九七六年八月に完成し、報告書が提出されたことは御存じ……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1979/05/09、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般の委員会でも、原子力発電所の事故に伴う災害の発生、これに対する対策というものをどう講ずるのかということでいろいろお尋ねをしてまいったのですが、なおはっきりいたしませんし、残された部分もございますので、本日さらにこの問題について継続をしてお聞きをいたしたいと思います。  この前もお尋ねをしたんですけれども、「原子炉立地審査指針及びその適用に関する判断のめやすについて」というのが昭和三十九年五月二十七日に原子力委員会で決定をいたしておるわけです。ところが、この目安というものについては最後のところにこういうふうに書かれておるわけです。「上記めやすは、実際に原子炉事故が生じた場合にと……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま議題となっています使用済み燃料の再処理によって得られるプルトニウムと燃え残りの濃縮ウランの回収と再利用は、エネルギー危機の解決に役立つどころか、多くの未解決の問題を抱え、今日人類が背負っておる核の十字架に、さらに商業面から新たな十字架を背負わんとするきわめて重大な選択を国民に迫るものであります。それだけに、軽々に結論を下し、悔いを後世に残すことがあってはならないのであります。私は、本法案に反対する立場から主要な問題点を指摘し、大平総理の見解をお尋ねいたします。  第一点は、今日のエネルギー危機をもたらしている主要な原因についてであります。  危機の原因を中東の政治情勢やO……

第87回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1979/06/04、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 今度の改正案では、従来、原子力損害賠償の適用除外になっておりました原子力事業に従事をする人たち、これが新たに対象になるわけなんですが、その中に核原料物質、燃料物質及び放射性廃棄物の輸送に従事をした人たち、こういう人たちは私当然含まれるというふうに思いますが、この点どうなのか。さらに、従来、輸送に従事した人たちの人数であるとか、あるいは個人的には回数、被曝線量の総量がどうなっているか等、そういう実態というものが把握をされておるのかどうか、まずお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 この法改正をめぐって、たとえば放射線医学研究所等、そういうところに従事しておる人たちと差が出てく……

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、公正取引委員会に対して出版物の再版制度についてお尋ねをいたします。  昨年十月十二日の朝日新聞、毎日新聞などによりますと、橋口委員長は前日の記者会見で、レコード、出版物の流通改善のため、実態調査を行うとともに、再販売価格制度により不合理な面が生じているので、独禁法の改正を含め再販制度の規制強化を検討する方針を明らかにしたという趣旨の発言が報道されておるわけでありますけれども、これは間違いありませんかどうか。いま言った報道の趣旨が正確でないとすると、どういう発言をされたのか、その発言内容をまず最初に明確にしていただきたいと思います。

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、約二年間科学技術振興対策特別委員会でこのエネルギー問題にも触れましていろいろ論議をやってまいりました。しかし、科学技術振興対策特別委員会における論議というのは、どちらかというと原子力が中心でありまして、エネルギー全般についての論議が十分行われなかったという点では隔靴掻痒の感を免れなかったわけです。幸い商工委員会に今度所属をすることになりましたので、これからこのエネルギー問題について、いろいろ先生方からも教えていただきながら、問題の解決に努力をしてまいりたいというふうに思っておるわけです。  先ほど来の論議で私が一番感じましたのは、エネルギー危機というものについてのとらえ方と……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 それでは、引き続いて質問をいたします。  いま目的であるとか、それから産地指定、特定業種の指定等についていろいろ答弁があったわけですが、先ほど初年度としては指定産地の数は九十カ所くらい考えておるということであったわけです。そして、この指定については主務大臣が各都道府県知事の意見を聞いて最終的に判断すると、こういうことなんですが、この九十地域というのは各県から上がってきた数字がほぼそうなっておるというのか、予算措置上ことしは九十というふうなもう一定の構想といいますか、当初もうこれくらいでいいということを想定をしておいて、そしてそれを年次別に割り振った数字の初年度が九十ということなの……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1979/12/07、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 当初に、先月の二十六日に開催されました原子力安全委員会と日本学術会議の共催によりますTMI原発事故に関するシンポジウムについて若干お尋ねをいたしたいと思います。  原子力安全委員会というか科技庁の学術会議との窓口はどこの課になっておったのでしょうか。
【次の発言】 このシンポジウムの性格ですね。目的は開催要綱に書いてありますけれども、性格はどういう性格なのか。ちょっと抽象的でわからないと思いますから、もうちょっと申し上げますと、この中央公聴会の開催をもって、たとえば今後の原子力発電所の許認可に当たって事前の地方における通産省あるいは安全委員会等の主宰する公聴会ですね、地方公聴会、……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第5号(1980/05/07、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 本法の質疑に入る前に、通産省における職員の勤務状況等について、当初にお尋ねいたしたいと思います。  実は、先般、通産省の職員組合の代表の方が見えまして、通産省における職員の勤務、とりわけ国会開会中における超過勤務というものが非常にふえておるということで健康上の心配があるという点の話がございました。それと関連して、特に国会議員に対しても、委員会の審議に向けての事前の政府側の質問取りに対して協力できる面が幾つかあるのではないかという点の要望書というものもわれわれに出されたわけです。そういう点でお尋ねいたしたいと思います。  まず、第一点は、通常の勤務体制と勤務時間の実態がどうなってお……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1980/03/07、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般の委員会の長官の所信表明の中で、代替エネルギーの中心的役割りを担うのは原子力という位置づけが与えられておるわけです。そこで、次の諸点についてお伺いいたします。  第一点は、原子力の研究開発利用を強力に推進するため安全の確保に万全を期すということが述べられておるわけです。これは歴代長官も機会あるごとに安全性の確保ということは強調されておりますけれども、しかし世界的にもまたわが国の実情を見ましてもその発言とは必ずしも一致していない。私たちの予想以上の事故なり故障というものが発生しておるのは事実であるわけです。そういう点で心構えとしてはそうなければいけないわけですけれども、しかしそ……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1980/04/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 ただいま提案になりました法案についての質疑を行う前に、柏崎の問題についてちょっとお尋ねいたしたいと思います。  この法案もそうですけれども、とにかく原子力に関しましては徹底した安全体制の確立と安全性の確認というものが行われなければならないわけですが、東京電力が現在建設を進めております柏崎・刈羽原子力発電所の一号機の建設状況につきましては、地元紙の報道によりますと、本体の基礎工事というものがほぼ完了して来月にも通産省の検査を受ける予定というふうに報道されているわけです。この点は間違いございませんか。
【次の発言】 したがって、来月検査を実施するというふうに報道されておりますが、その……

第91回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1980/04/23、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 OECD・NEAによるヨーロッパ諸国の放射性廃棄物の海洋投棄に関しては、NEAが一九六七年に安全評価を行い、さらにその後一九七三年に再評価を行っておることは御存じのとおりです。  そこで、お尋ねいたしますが、いただいた資料の中には、投棄の国であるとか、投棄されたキュリー数とか、そういうものが簡単に述べられておるのですけれども、このNEAの評価の内容の主要なものはどういうものなのか、最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 結果的に、NEAの評価内容というのは、条件が満たされれば低レベル廃棄物の海洋投棄の安全性というのは保証されるのではないかということなんです。ところが、御承知……

第91回国会 商工委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 電気料金の改定をめぐっていよいよ最終段階を迎えたようであります。そこで、幾つかの点についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、当初に通産大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  この電気料金の改定をめぐりましては、国会でもいまだ十分に私は論議が尽くされておるとは思っておらないのです。ところが新聞報道では、すでに政府案が決定したかのような報道がいろいろなされておるわけです。たとえば三月十六日の読売新聞を見ますと、電気が五一・五二%、ガス四五・二%というぐあいに実に詳細に報道をされておるわけです。そういう点で、私はまずこの新聞報道の真実性といいますか、それはとにかくとして、政府部内か……

第91回国会 商工委員会 第6号(1980/04/17、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 今回の中小企業事業団法の提案理由の内容を見ますと、私は、今日中小企業が置かれております非常に困難な状況というものを克服をし、さらに中小企業が一層発展するためにきわめて重要な法案ではないかというふうに思っておりますだけに、この法案の取り扱いあるいは今後の運営におきましてより一層積極的にかつ慎重に配慮をしていかなければいけないんではないかというふうに思っております。そういう点で、幾つかの点にわたって当初に質問をいたしたいと思います。  最初に、政府に対してお尋ねをいたしますが、この事業団法案の提案に当たって、従来あります小規模企業共済等に関する法の改正案についてでありますけれども、ま……

第91回国会 商工委員会 第7号(1980/05/13、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、中小企業信用保険法の一部改正案についてお尋ねをいたします。  この保険制度が発足をして以後の保険の利用状況を見ますと、四十九年度、五十年度、五十一年度と順次順調に利用状況が伸びてきておりますけれども、五十三年度になりますと、この伸びというものがとまっておるわけですし、それから今年度の状況、これは統計資料十二月の分しか出ていないものですけれども、それを見ましても、五十四年度についても前年度同様余り伸びないんではないかというふうに思われますけれども、五十三年度になって伸びが落ち込んだ理由、どのようにお考えになっているかお尋ねをいたします。

第91回国会 文教委員会 第8号(1980/04/22、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は私学の振興、私学教育の一層の充実、発展を願う立場から、今日の私学の経営とか学校運営、あるいは会計のあり方等について、幾つかの点で質問をいたしたいと思うんです。  これは具体的に申し上げたいと思うんですが、この四月四日の朝日新聞、あるいは読売新聞、毎日等、東京紙を初めとして、新潟県の地元新潟日報等でも報道されておりますけれども、学校法人新潟技術学園、これは現在の理事長が久保田英一になっていますけれども、この学園の教職員組合、これが昨年の九月に発足をいたしておりますけれども、秋以来学校運営のあり方や、経理の明朗化を要求して、管理者側と何回も交渉した結果、昨年十二月と、ことし一月の……

第91回国会 予算委員会 第8号(1980/03/14、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 関連質問申し上げます。  最初に総理にお尋ねをいたします。  原子力の平和利用に関しては秘密があってはならないわけです。ところが、核拡散防止あるいは企業秘密に名をかりて、原子力施設に関する情報の公開を制限する傾向というものが次第に強まってきておるわけです。これは原子力基本法の公開の原則に反するばかりでなく、原子力の軍事への転用を隠蔽できる危険性というものを内包することになるわけです。さらに、昨年四月発足した核ジャック防止を理由とする、いわゆる警察の核ジャック防止保安隊の配置は、原発反対運動を抑圧し、国民総背番号制の行き着く最も危険な核、原発管理社会体制に陥るおそれがあります。総理……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/03/22、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 最初に、科技庁長官にお尋ねいたします。  原子力基本法第二条の精神について述べていただきたいと思います。
【次の発言】 その趣旨から、日本の核兵器保持、使用は認められないと思いますが、どうですか。
【次の発言】 防衛庁には後でお聞きしますけれども、この基本法の第二条の精神からするならば、主管大臣としてはこれをどのようにお考えになっているかということで、平和目的に限り利用できるんですから、そういう点からいかがですか、こう聞いているんですよ。
【次の発言】 そうじゃない、平和の手段を達成するじゃなくて、利用について聞いているんでしょう、第二条の。第二条をよく読んでくださいよ。

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/03/26、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 ロッキード、グラマン、ダグラスなどのスキャンダルというものが相次いで発生をしてまいりました。さらに、昨年来公団、公社あるいは各官庁による一連の不正経理事件等が表に出てまいったわけです。そして、国民の多くは、すでに今日のこういう腐敗というものが体質化し構造化しておるということにある程度私はもう絶望感を持っているんじゃないかと思うんですね。この絶望感や無力感に拍車をかけておるものに、政府・与党である自民党、その責任政党の今日までの公約というものが何ら実現をされていない、ほとんど実質的な効果を上げてないということも私は大きくかかわっていると思うわけです。そして、加えて今度のKDD事件が……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 科学技術振興対策特別委員打合会 第1号(1979/05/11、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 参考人の皆さん本当に御苦労さまでございました。  最初に高木仁三郎さんにお尋ねをいたします。  ただいまのお話で、再処理工場の危険性が技術的な未熟性やプルトニウムによる環境汚染によってきわめて深刻なものであること、さらに核拡散の問題、そして再処理が経済性の面からも引き合わず、国民に大きな負担を強いるものであるということがよくわかったわけです。  そこで、二点についてお尋ねをいたします。  第一点は、先般のスリーマイルアイランド原発事故は、原子力の開発に大きな警鐘を鳴らしたものというふうに受けとめておりますけれども、再処理工場の大事故の可能性と、それによる災害の規模がどの程度になる……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 質疑に入る前に、当初に私、この委員会の運営について委員長初め理事会において今後御検討願いたいというふうに思いますけれども、通常、委員会の運営というのを見ますと、質問を行い、それに対する答弁をやるという非常に形式的な面が私は見られるんじゃないかと思うわけです。しかし、重要議題でありますこのエネルギー問題でありますから、通常の運営、委員会審議と違って、たとえば形式的に議事録をとっていくというふうなことでなくて、本当に突っ込んだ討論の場にする必要が私はあるんじゃないかという感じを持っているわけです。  たとえて申しますと、個人的な見解ということになりますと、大臣はよくたとえば原子力船「……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 私は、核燃料物質あるいは放射性廃棄物等の輸送時における輸送体制あるいは防災体制がどうなっておるのか、ほか幾つかの点についてお尋ねいたしたいと思います。  警察庁、それから自治省、あるいは消防庁等に対しましてもこの問題について若干お尋ねをいたしましたので、それらとの関連においてもお尋ねをいたしたいというふうに思っているわけです。  その関連をお聞きする前に、まず、具体的に輸送体制がどうなっておるのか、お聞かせ願いたいと思うんです。たとえて言うならば、東海の場合、核燃料がどういうふうにして搬入をされるのか、また使用済み核燃料がどういうふうにして、どこへどのような体制でまた送り返されて……

第91回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 大臣にお尋ねいたしますが、先般大臣は訪米をされまして、ブラウン国防長官との間にいろんな話が行われたと思いますけれども、その中でも特にこれは歴代首相なり外務大臣が渡米の際の恒例的なものだと思うんですけれども、日本の防衛努力に対するアメリカ側からの強い要請が常に出されておるわけですし、今回も、これは新聞報道によってしか私ども知っておらないわけですけれども、相当強い国防努力強化の要請があったというふうに承知をいたしておるわけですけれども、特に中期業務見積もりに対して一カ年繰り上げてやるべきじゃないかという要求が出たというのは本当なのかどうか、この会談の内容について概略お聞かせ願いたいと……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 この前の集中審議の際、公安委員長にはちょっと聞きそびれた面がありますので、きょう冒頭にお聞きをしたいと思うんですけれども、連日浜日幸一議員のラスベガスにおける賭博問題をめぐりまして、検察の手にもすでにゆだねられた部分もあるようでありますけれども、それ以前の問題として、私は大平内閣の政治倫理の確立という観点から考えますと、やはり内部的な浄化作用というものが作用しなかったならば、これは私は検察にゆだねられる部分というのは限界があると思うんです。私は、この前も申し上げましたように、政治の世界においては、疑わしきは罰せずではなくて、疑わしきはみずから責任を明らかにし、そのことが国民に解明……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/31、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 昨年の夏来問題になってまいりました例の各都道府県の教育長、あるいは政令都市の教育長承認に当たっての面接の問題が出ているわけです。  すでに衆議院の文教委員会でもわが党の木島委員が、この点に関してはいろいろ文部省の見解なりをただしておりますけれども、なおきわめて重要な問題でありますし、さらに、これがただいま中野区の教委準公選制の問題と何か微妙に絡んでいるやに思われますので、この点についてお尋ねをいたしたいと思うんです。  昨年三月、当時の内藤文相が諸澤初中局長に対して、私が初中局長時代の三十一年から三十七年当時に個人面接をやっていたということを話されて、諸澤局長に個人面接をやりなさ……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1980/04/01、11期、日本社会党)

○吉田正雄君 先般外務大臣が訪米をされた際、ブラウン・アメリカ国防長官から日本の防衛努力について強い要請がなされたということが再三報道されておりますし、それに関しては、私も先般の予算委員会あるいは昨日の分科会において外務大臣にも見解を問いただしたところでありますけれども、しかし、外務大臣あるいは防衛当局の説明の間に必ずしもしっくりしたといいますか、見解といいますか、十分意思統一が図られているようには見受けられないんです。  そこで、今回の外相訪米に対するアメリカの日本に対する防衛努力要請について、防衛庁としては、それは単に外交的な問題だというふうに片づけておいでになるのか、やはり防衛庁に対する……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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