このページでは降矢敬雄参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○降矢敬雄君 質問をさしていただきます。 実は、昭和三十年代の後半から四十年代の前半に交通戦争というのが盛んに言われておりましたが、最近下火になってまいりました。これは、われわれも交通事故になれてきたというような、そういうある意味では悪い面もあるかもしれませんけれども、現に今次国会に御報告なさっております資料を見ますと、昭和四十五年をピークに交通事故は言われるように順調な減少傾向をたどっております。このことは、これはもう明らかでありますが、四十五年、基本法の制定に始まり、四十六年から第一次交通安全基本計画の策定実施等、これは官民挙げて異常な努力をされてまいりました成果だと私は意義づけておりま……
○降矢敬雄君 中川農林大臣が昨年御就任をされまして早々、東京ラウンドの前ぶれといいますか、外貨減らしをバックにいたしまして大変な御苦悩を持たれたと思います。それは、大臣が生産サイド、農家サイドに立って政治を貫いてこられたように私は拝察をいたしておりますから、大変な苦悩であったと思います。私どもも、大変強いこれに対する要求を申し上げたい。結果的に農家が満足をしたか不満が残ったかは別として、それはまた今後取り上げていただきますが、それはさておきまして、大臣が大変な苦悩と御苦労をされましたことに、私は質問の冒頭まず敬意を表したいと存じます。 私の質問の一つは、きょうの大臣の所属表明を、最後に、自給……
○降矢敬雄君 北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法並びに南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法の改正につきまして、これは俗にマル寒資金、マル南資金と言われて大変期待をされてきたところでございますが、過去数次にわたって延長改正をされてまいりました点から見ましても、これは当初の計画どおり、期待どおりには進捗をしないで今日に至っておるということになりましょう。いろいろ問題は多々あるように思っておりますけれども、それはそれとして、この両資金は両地域の営農にそれなりの効果をもたらしている点で評価できますし、さらに当初の計画に向かって、今回、延長改正されることは賛成でございまして、意見を差しはさむ余地……
○降矢敬雄君 今回の農災法の改正につきましては、おおむね四年間試験実施をいたしてまいりまして、その上で改正がされております。言いかえますと、四年間、ちょっとこれは大げさでございますが、道なきところに軌道をつけて今日まで来られましたその努力、これは並み大抵ではなかったというように思いますので、まず敬意を表します。 さらに、中川大臣もたびたび言われておられますように、この本格実施がちょうどいま水田利用再編対策の大転換、大事業のさなかにこの改正が行われるということは、これは農家の生産意欲の面から見ましても大変意義のあることでございます。さらに、同時に私は、畑作物の振興上この共済の改正が将来に大きな……
○降矢敬雄君 まず、大臣に二点ほど分けて基本的な御所信をお伺いをいたしたいと思います。 一つは、もう間近に加工原料乳の保証価格、豚肉、牛肉の基準価格、糸値、繭値が決められようといたしております。これはそれぞれ農家がいま一年の家計の決まるときでありますから、農林水産省に全部が注目をいたしております。私どももまた多くの目を感じております。私はここまで来まして多くを語りませんが、一点だけひとつお聞きをいたしたいと思います。 実は、私どもいろいろ現地で調査をいたしてみまして、これらの酪農、畜産、養蚕、ともにえさなど、直接的な生産環境は確かに好転を見せております。けれども、これはもう大臣もしばしば言……
○降矢敬雄君 当委員会壁頭運輸大臣から御報告がございましたように、このたび鉄道建設公団の、私はあえて不法経理とこう申し上げますが、発覚をいたしました。事公金にかかわる問題でございますから、にわかに社会問題化しております。しかも、そのさなかに総理府を初め他の省庁も同種の経理を行っておるということで、にわかにこれもまた表面化してまいりました。 私思うのに、この鉄建公団の経理につきましては、管理職を初め労働組合もこれに加わって、いわゆる組織的に、しかも多年にわたってこれが慣習化しておるということが大きなまた重大な特徴であるというふうに見ております。かてて加えて、監督官庁が黙認をしておったという事実……
○降矢敬雄君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案について、修正案に反対、原案に賛成の討論を行います。 申すまでもなく、石油問題を中心とする最近のエネルギー事情はきわめて厳しいものがあります。したがって、石油代替エネルギーの開発の推進などにより、わが国経済の石油に対する依存率の引き下げを図ることは緊急の課題であります。 このためには、石油代替エネルギーの供給に関する目標を定め、その達成のための指針を明示するなど適切な誘導施策を講ずるとともに、開発、導入の推進のための体制整備が不可欠であります。この観点から、本法による各般の施策を講ず……
○降矢敬雄君 昭和五十五年度の予算の編成に当たりまして、大変厳しい国家財政の中でございましたが、今様の農政を満たすために武藤大臣先頭に立たれまして、特に印象の深かった点は、農林漁業構造改善村落特別対策事業とか、農用地利用増進事業等を初め、もろもろの事業に、私どもが考えておりましたような相応な予算づけがなされました。高く評価をいたしておるところでございます。 そこで、先般表明されました大臣の御所信の中に、私は従来、私もそう考え、そうあってほしいという点が多々ございました。その中の二、三取り上げまして、特にその問題に徹してひとつ行政に当たってほしいという期待を込めて御質問を申し上げます。実は大変……
○降矢敬雄君 今回の農災法の一部改正なかんずく果樹共済につきまして御質問を申し上げるわけでありますが、農災法が創設をされましてから今日まで、農家経済を維持、発展をさせるためにこれは農政の大きな柱として多大な貢献をいたしてまいりましたから、私ども大変重要な一つの農政として期待をいたしております。 なかんずく果樹共済は、創設をされて日も浅いし、その成熟度から見ますと大変不安定な要素を抱えており、心配を実はいたしております。そういう特に共済財政も厳しいと思われる中で、今回の改正は大変農家サイド、生産者サイドから見ましても期待をされておる向きが多いわけでありまして、また中には、なかなか知恵をしぼられ……
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