このページでは馬場富参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○馬場富君 私は、ただいま趣旨説明のありました、いわゆる日韓大陸だな協定特別措置法案について、公明党を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。 最初に、本法案の基礎となっておる日韓大陸だな協定は、昭和四十九年以来再三国会に提出され、審議未了、廃案と繰り返す中を、難航の末、昨年五月衆議院を通過し、参議院では自然承認という形で成立した問題の協定であります。このような経過から、協定内容の不明確なこともさることながら、協定の背後にある日韓癒着に対する疑惑等のきわめて多くの問題をはらんでおります。しかるに、政府は巨額の資金を投入するために必要な日韓大陸だな措置法を提出し、未解決のまま共同開発を推……
○馬場富君 私は、今日の政治課題の中の、特に構造不況、そしてその関係の諸問題について質問いたします。
構造不況の中でも、いま問題になっております苛性ソーダの点でございますが、これは御存じのように、いま非常にわれわれの生活の必需品の中の基礎産業として重要な産業でございますが、昭和四十八年以来の不況によりまして、大変打撃を受けております。この関係につきまして、ソーダ業界の不況状況について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣のお話のように、昭和四十八年にあの水俣病等の公害によりまして、業界が通産省の転換計画によりまして水銀法より隔膜法にかわったわけです。いま転換中でありますが……
○馬場富君 この不況の中で、お三方から非常に貴重な意見を拝聴しまして、大変私も参考になりました。意見の中で二、三質問いたしたいと思います。 一つは、玩具関係の佐藤さんにお尋ねいたしますが、非常に輸出が焦点になった産業で、この円高差益の問題とあわせての関税の問題が大きい影響になっておると、こういうふうに承ったわけでございますが、それとあわせまして、開発途上国の一つは追い上げで苦労してみえるという実態をいまお聞きしたわけでございますが、その中で、特に国内産業については非常に手形取引が多くて、そして期待が持てない、そのために結局長期の手形のやりくりのために、非常に玩具業界は困ってみえるという点をお……
○馬場富君 私は、産業廃棄物の処理並びに公害輸出についてお尋ねいたします。
一点は、韓国向けの廃油スラッジの輸出については、昭和四十七年ごろより日本の取り締まりが厳しくなったので、日本で処分の困難な廃油スラッジを韓国に大量に輸出したわけでございます。その悪質な廃油のために韓国でも受け入れることができずに、昭和五十一年七月時点においては釜山、仁川等の韓国の港に数千トンも山積みされて、韓国で一大社会問題を起こしておりますが、これに対しまして、通産省並びに厚生省はこの点については知っているかどうかお尋ねいたします。
【次の発言】 次に、この大量の公害輸出、不法の輸出に対しまして、韓国では、五十二年……
○馬場富君 最初に、今回提案された倒産防止共済法についての質問をいたします。
この法案では倒産防止の救済対策として中小企業の拠出による相互共済制度によって行うということがこの趣旨になっておりますが、こういう共済による救済制度を採用した理由を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 いまのお答えの点から考えまして、まず一つは安全度と中小企業への償還ということか大体主体となって融資的な性格になったというふうに私自身も考えますが、実質やはり現場で中小企業の方々の倒産に対する対策の問題の論議になりますと、多くの人は掛け捨てでも、やはりそういう掛け捨て的な共済制度もしくは保険制度についてぜひ考え……
○馬場富君 最初に環境庁がNO2について中公審に諮問した目的を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、五十二年三月二十八日に環境庁が中公審に答申された答申書をちょっと読んでみてくださいよ。
【次の発言】 わかった、わかった。
私の聞いているのはそうじゃなくて、いまのは答申でしょう、それは。私の聞いておるのはね、諮問したものだよ。
【次の発言】 伊東参考人、この諮問の目的について、伊東参考人はどのように理解していますか。
【次の発言】 私は、いまの環境庁の答弁と参考人の答弁と合わせましてもわかるように、やはり諮問というのは、はっきりと二酸化窒素の人の健康影響にかかわる判定につ……
○馬場富君 今度の改正によりまして、狩猟者の資質向上という点では理解できますが、このための試験等の事務については、地方公共団体が行うということになっております。現在、地方自治団体については、財政の圧迫の中で、大変委任事務等の増大によって困っておるというような現状でございますが、この制度が自治体を圧迫するという、この点について環境庁どのようにお考えか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 試験制度というのは、これは自治体が行うんじゃないですか。その点全然予算なしにできますか。
【次の発言】 次に、現在銃砲刀剣法の改正の審議がなされておりますが、銃刀所持許可の三年ごとの更新も考えられておるよう……
○馬場富君 私は、法案の関係から二、三点質問いたします。
最初に、本法案の第三条の第一項の趣旨について説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 いま御説明ございましたけれども、この三条の第一項については、やはりこれはこの法案の実質の目的とも言うべき点ではないかと、私はそのように理解するわけです。
そういう点で、この法案の項目の関係からして、現在瀬戸内海の環境基準の達成状況と現実ですね、どのように浄化されてきたかという、そういう数字の点について少しお示し願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、先ほどもお話ししましたように、この条項は目的的なそういう内容でございますが、ここにはもうこの……
○馬場富君 最初に、今後の経済見通しについて質問いたします。 衆議院の予算委員会や商工委員会でも論議されておりますけれども、五十三年度の経済成長率の七%の問題でございますけれども、私は多くの人々の声を聞きますと、一体今年は景気がよくなるのかどうかと、非常に経済に対する不安感が強まってきております。そういう点で、この経済成長論よりも、もっともっと私たちが考えなきゃならぬのは、政府が国民に対して、いかに経済に対する不安をなくするかということについての目標をしっかりすべきだ、そういう点につきまして、通産大臣はこの不安を七%の成長によって解消できるかどうか、その点について大臣に質問いたします。
○馬場富君 公共事業の景気浮揚について質問いたします。 午前中の大臣並びに長官の所信表明にもございましたように、五十三年度予算のやはり景気回復の主体というのは、公共事業にそのポイントが置かれておることがうかがわれるわけでございますが、たとえばこれによりまして、民間設備投資の増加が考えられるかどうか、あるいは地方自治体め負担増加に対する心配な点、あるいは設計監理等の技術者の確保、あるいはこれに伴う資材や土地の高騰等の種々の問題点が実は懸念されておるわけでございます。そのために、この公共事業に対する評価という問題に対する疑問点が非常に多いわけでございますが、これに対しまして宮澤経企庁長官はどのよ……
○馬場富君 質問いたします。
本改正案は、計量単位の追加と法定計量器の追加、手数料の限度額の改正をその内容としておりますが、改正案が提出された背景について説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 先ほども質問がございましたが、わが国の計量法についてはメートル法への統一ということを中心にしているようでございますが、メートル法がわが国に実施されたのは明治初年導入されて百年の歴史をいま持っておるわけでございますが、まあ現在はその中で尺貫法のように日本人の生活の中に密着して使用されておるものもございますし、また航海等で使用されている海里等のように、実はそういう仕事の上で欠かせない状況になっておる……
○馬場富君 いま新年度予算と景気回復の見通しについて質問が運ばれましたが、その中で重複する点を避けまして、特にこのようないまの予算も実質いま執行に入ったわけでございますけれども、予算の立案の当時の環境と状況ですね。たとえば円にしても、二百四十五円というものを想定のもとに立てられた新年度予算が、いま実質執行段階に入って二百二十円を割ったと、こういうような状況下の中にありまして、先ほど来何点か峯山議員が質問をされましたが、その中での政府の答弁は、鋭意検討するという言葉が私のあれに残っただけであって、具体的な推進の状況というのはやはり明確でない、こういう点がはっきりしておるわけでございます。 特に……
○馬場富君 最初に、長官は条約の関係で近日その関係会議に出席されると、こういうことを聞いておりますが、その日程と目的を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いま長官の説明によりますと、今回の国際会議の出席の場合に、やはり条約の日本での推進状況を説明したいと、こういう内容があると思うわけでございますが、これは大事な一つの目的であると、こう思うわけでございます。それが、特許庁においてPCTの加盟についてはいつごろから考えられたかということです。そういう点について非常に、これは先ほど来質問の中でもありますように、大きい意味を持った条約加盟であると、こういうようにわれわれは考えておるわけです。そう……
○馬場富君 本不況産業安定法に関連いたしまして、いま問題となっております五十二年度の実質経常収支の黒字が先般も発表されましたが、百四十一億ドルという膨大な額でございますが、やはり、日本の自由貿易の推進の立場から大きなこれは障害の問題である、こう思いますが、この点につきまして通産大臣は、この点の各国間、特にアメリカ、EC等との収支のバランスを今後どのように考えていくか、ひとつまず最初に質問いたします。
【次の発言】 じゃ大臣の説明によりますと、明日の閣議では特に緊急輸入の点についての論議が焦点となる、こういうように理解してよろしゅうございますか。
○馬場富君 今回の不況法案の業種の中に船舶製造業がございますけれども、この造船問題について質問いたしますが、日本造船工業会が最近まとめた五十三年度から六十年度までの造船の建造需要見通しというのが出ておるわけです。それによりますと、五十三年から五十六年の需要は現在の造船能力の四分の一程度であると。年間にいたしまして四百万トン程度しか見込めないというのが工業会の発表でございますが、前回の海造審の答申の数字を見ますと、六百五十万トンの見通しが立てられておるようでございますが、この食い違いについてはどのように考えてみえるか御説明願いたいと思います。
○馬場富君 参考人の方々、大変お忙しい中を参加いただきまして、感謝しております。 私は、最初の二点は三人の方々に共通な問題でお尋ねしたいと思いますが、この法案が実は立案されたときは、円高が二百四十円のときでございました。そういう点で現在は二百二十円台の状況になっておりますが、今後の進め方の中で、業界ではこの点をどのように考えてみえるか、質問したいと思います。 次に、同じく三人の方々に、過剰設備の稼働率のこういう中で週休二日制の問題が最近考えられてきておるわけでございますが、これを配慮しないでの稼働率を測定したという点は、この法案の中で妥当かどうか、こういう点についてお三方からお願いしたいと……
○馬場富君 お忙しいところ参考人の方々には御参加いただきまして大変感謝しております。 最初に、室蘭市長さんにお尋ねいたしますが、先ほど来の御意見を拝聴いたしまして、非常に不況が地域経済に大きい影響を与える、そういう中にありまして、特に室蘭市では造船あるいは鉄鋼、石油精製等の特に深刻な業界を抱えておいでになりまして、その中で非常に苦労なさっておるわけでございますが、特に造船に対する従事者が、やはり市民の中で二次産業従事者の中の約一〇%で約三千人であったのが約二千人というような御意見でございましたが、このような非常に大きいウエートを抱えて見えるそういう造船不況の中にありまして、実際の室蘭市として……
○馬場富君 最初に、吉田参考人からお願いいたします。 先生は、エネルギー資源の立場から共同開発による石油の必要性を強調されましたが、これは私も同感でございますが、この共同開発は、問題は位置が、日韓の関係だけでなくて、やはり中国の主権に関係する、そういう地域が含まれておると、こういう立場の中で、日韓の理解だけでは解決ができない、特に中国はいまなお強い反対をしておると、こういう立場から考えまして、まあ特に先生は、中東和平が非常にむずかしい中にあって、中東依存ということが石油はむずかしいという立場から、それに関連いたしまして、中国関係もその点で非常に微妙だと。その例として、尖閣列島の先日の事件を取……
○馬場富君 今回の共同開発を行うについての根拠はどういう点にあったかをひとつ説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 もう一点は、エネルギーを開発するという立場から、エネルギー庁長官の方から、この開発についてはどういう立場からこのエネルギー開発に踏み切ったか、その主眼点をお願いします。
【次の発言】 じゃ、今日まで共同開発を進めてきたにつきまして、やはり石油等の対策の確立等についてはいままでのどういうような経緯から今回に踏み切ったか説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 この開発の通産省等のやはりPRの状況から見ましても、一つの開発の根拠の中には、エカフェの調査による結果等がかなり有……
○馬場富君 最初に機情法の関係から質問いたします。
昭和四十六年制定の機電法が今回期限切れとなるために、機械情報産業の高度化を促進するために今回の法案が提出されたわけでございますけれども、機械情報産業の定義づけをやはり明確にしていかなければ、この今回の法案が非常に理解がむずかしいという点があるんじゃないかと思います。そういう点で機械情報産業の定義づけをひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、いまその中に出ました情報産業という範囲ですね、ここらあたりはどうですか。
【次の発言】 それでは、もちろんハードウエアとそれから情報処理サービス業あるいは情報提供サービス業、そこらあたりも……
○馬場富君 昨日に引き続きまして、公団法の関係で、特に宮城県沖の地震につきまして、昨日は消防庁と海上保安庁が来ていらっしゃいませんでしたので、そちらの関係にお尋ねいたしますが、特に今回の石油備蓄とも関係のあるそういう流出事故が東北石油仙台製油所の関係で起こりました。この点につきまして通産側の意見はきのう聞きましたが、きょうは、消防庁並びに海上保安庁に対しまして事故の状況と、特に海上保安庁についてはその防除対策についてひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 消防庁の関係の方にもう一遍再度お尋ねいたしますが、現行の消防法から改正の消防法では、一つはオイル等の貯蔵タンクに対するいわゆる防油壁……
○馬場富君 最初に、日中条約について質問いたします。
日中交渉の再開のめどがいま問題になっておりますが、その点についてめどはついたのかどうか質問いたします。
【次の発言】 交渉再開は条約締結へ実質的に踏み出したものと了解していいかどうか。
【次の発言】 また大臣は四月十日ごろ訪中されると理解しておりますが、日中間の話し合い次第では若干おくれるという報道もございます。その点はどうでしょうか。
【次の発言】 交渉再開は、福田総理の答弁でも明らかなように、当然条約締結につながらなければならないと思うわけでございます。そのために、条約締結の見通しについてはどのようにお考えであるか、説明していただきた……
○馬場富君 最初に、赤潮の養殖ハマチ等の被害について先ほども質問が出ましたが、五十二年から五十三年につきまして二年間連続の瀬戸内海沿岸の赤潮被害というのは養殖業に大きい打撃を与えておるわけですが、この被害状況等については先ほど質問されましたので、この因果関係について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 特に大量のハマチが実は死亡したわけですが、これについての直接の、原因というか、状況について。
【次の発言】 最近赤潮の原因の中の一つに、これは環境庁の方で答弁願いたいんです。が、やはり養殖等の汚染が一つは指摘されておりますが、この点についての水質調査は養殖水域についてどのようになされて……
○馬場富君 質問に入る前に大臣に最初に。 御存じのように、非常に円高が一段と厳しい情勢になってまいりました。とりわけ世界の環境はドル離れというような状況から、非常にこの点について円を取り巻く環境というのはごく厳しいと見るべきだし、また長期化と見るべきだと、こういうふうに昨今の状況から感ずるわけです。あわせまして、昨日、大蔵省が国際収支の上半期の黒字九十八億ドルの発表もありましたけれども、ここらをあわせまして、非常に経済見通しについて、かつての政府計画よりは厳しい状況下になってきたと、この点についての見通しを御説明願いたいと思います。
○馬場富君 最初に大臣に、議案質問に入る前に、昨日円高の国際収支のことについて質問いたしましたが、この点について掘り下げて一遍質問したいと、こう思います。 きのうも質問いたしましたが、持に今回の円高の傾向というのは以前より増して相当深刻な内容があると、こういうふうにわれわれはとっておるわけです。たとえば、ヨーロッパあたりのやっぱりマルクの切り上げの問題だとか、あるいは発展途上国の外貨準備のドル離れの問題あるいはヨーロッパの通貨体制の確立と、そこにあわせまして一番問題なのはアメリカのドル防衛の失敗が大きく出てきておるんじゃないか。特にエネルギー法案の問題等についても、やはり相当骨抜きの現状から……
○馬場富君 先ほど中野委員からも質問ございましたが、長官にお尋ねいたしますが、このアセスメント法案の提出は先ほどのお話で実質上今国会においても見送りになったと、もうこう理解すべきですが、結局ここで四回見送りになるということです。
先ほどもいろんなその理由を長官は御説明になっておりますが、四度目ですからね。そういう点で本当にこの点の長官の所信表明とあわせまして、私どもはこの四回目の見送りはやはり国民が納得できないものがあるわけです。ここの点について、非常にくどいようですが、その見送りの理由を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、延期とは期限があるわけですね。それじゃ延期したからに……
○馬場富君 先ほど長官が御報告もなされましたが、OECDの閣僚会議に出席されて、これに対して一応の一般的な報告がなされましたが、この会議に出席されての長官の率直な御感想を一言承りたいと思います。
【次の発言】 続きまして、先ほど指針とか勧告の四項目については御説明がございましたが、特に今回緊急課題としていわゆる環境保護政策と経済成長、そして生活水準の向上と生活の質の維持のこの二つの要求の調整が一つは論議の焦点だったというように聞いておりますが、この点について長官はどのように理解されますか。
【次の発言】 そこで、特にこの緊急課題の論議については長官も発言なさったと思うわけですが、特に環境保護政……
○馬場富君 私は、先般倒産いたしました林紡績の関係について質問いたします。
御存じのように、二月八日に中部地区最大の毛紡メーカーである林紡績が六百九億円という中部地区では史上最高の負債額を抱えて倒産いたしました。御存じのように、これは一宮を中心とした繊維地帯においてこの倒産が行われた関係で、これに従事する従業員の不安とあわせまして関係中小企業等のそういう倒産に対する不安が非常に大きいわけでございますが、これに対してその倒産の内容について簡単にひとつ説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 これに対しまして通産当局としては、いち早く対策本部を設けられました。これについては非常に理解するとこ……
○馬場富君 最初に、今回の法律については給排気設備の規制を主としておるわけでございますけれども、ガス事故の原因等を見ますと、給排気設備の不備等によるものは昭和五十二年で、都市ガスの場合が百三十五件の事故のうち十五件ということです。そして、LPガスに至っては六百三十七件のうち九件しかないと。これら事故の原因の大半はガス器具の不良または消費者の不注意によるものが主となっておるわけでございますが、今回の対策によってガス事故の発生がどれだけ減るか、その点について、この数字の上からいくと非常に疑問があるわけでございますが、この点はどうでしょうか。
○馬場富君 議案の質問に先立ちまして、いま問題となっている東京サミットに先立って、来月マニラで国連貿易開発会議総会が持たれることになっておりますが、これには総理も出席の予定というように報道されておりますが、政府はこの総会をどのようにとらえておるかという点について長官から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 特に、この総会で発展途上国は新たな多角的貿易交渉を開始する提案として、途上国ラウンドというものを提案するというようなニュースもされておりますが、この点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 特に先進国のいわゆる東京ラウンドに対する合意に対して、開発国はやはり先進国主導型だというような点……
○馬場富君 最初にニット関係で、先般愛知県の岡崎を中心としたニットの産地で、三友、真和ニット協同組合の倒産のため、産地の六〇%の生産を占める組合だけに大きい打撃を与えておりますし、この地方の産地では致命的な問題となっておるわけであります。これに対する概要と対策を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 特に三友ニットについては、構造改善事業の通産の指導のもとに行われておる組合でありますし、真和についても、やはり通産省の指導のもとに行われておる組合であるということでございますけれども、そういう点について、その監督指導がどのようになされておったかという点と、融手の乱発等については事前に気がつ……
○馬場富君 大臣に、先日、国際エネルギー機関、IEAに出席されまして、いま問題となっておるこの石油問題を中心として討議されたわけですが、午前中もお話が出ましたけれども、関係国と討議された中で、大臣が率直に考えられた日本の立場というものを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、きょうもそのための一つの方法としてエネルギー法案が出ておるわけでございますが、あわせまして大臣はやはりその会議の中からつかまれた状況として、現在の日本のエネルギー対策についてまだまだしっかりしなければいかぬと思われたのか、その点あたりどうですか。
【次の発言】 ここで私は会議の内容もそうですが、日本の内政からいっ……
○馬場富君 最初に参考人の川上先生にお尋ねいたします。
先ほど先生の御発言の中に五%節減ですか、日本の現状から言って非常にむずかしいではないか、そういう意見が出ておりましたが、この五%節減に対して、現在日本の実情として、先生がどのようにお考えになっておるか、その点ちょっとお答え願いたいと思います。
【次の発言】 じゃ、続きましてやはり川上先生に。その一つば原因の中で言われた、日本の戦後の政策、アメリカ依存のそういう立場が日本のエネルギー危機の一つは問題点でもあるという点の御指摘がございました。そういう立場からこれを改革するためには、日本民族自立のエネルギー対策を考えなきゃならぬという御意見で……
○馬場富君 最初に、航空機の疑惑について質問いたします。
国会の証人で、国民に大きな疑惑を持たれております日商岩井副社長海部八郎氏に対して、何らかの形で接触をなされたかどうか、まず最初に御質問いたします。
【次の発言】 刑事局長に答弁願いたいと思いますが。
【次の発言】 ただいまニュース等を聞きますと、海部副社長と辻会長が日商岩井を辞任したようでございますが、事件の捜査について何らかこれから関係が出てくるかどうか、この点について刑事局長に御質問いたします。
【次の発言】 次に、過日、逮捕されました日商岩井山岡航空機部長と今村航空機部長補佐の勾留を延期されたのは、どのような理由か、刑事局長にお……
○馬場富君 最初に新長官に質問いたします。
午前午後ときょう皆さんから環境行政についての後退の面がかなり指摘されました。環境アセスメントの三年の見送りとか、あるいはNOx基準の緩和、あるいは今回の公害病の認定の六歳以上の解消等の一連の環境行政の後退が強く国民に批判され、また国民もそれに対して環境行政に対する期待に大きい失望を感じておるというのが現状でございます。過去の長官は別といたしまして、新長官として行政に対して前進的なお考えを聞かせていただきたいと、こう思うのです。
【次の発言】 それじゃ次に具体的な問題に入ります。
最初に、木曽川右岸の流域下水道について質問いたします。この問題は過去……
○馬場富君 関係者に時間がございませんので、簡単にひとつ御説明願いたいと思います。
伝統工芸産業である鹿児島県の大島紬について質問をいたしますが、この点については種々の実は国においても対策が設けられておりますけれども、いまだに韓国産大島紬の流入によりまして、非常に産地では大きな打撃を受けておる、こういうわけでございますが、この点について、韓国と日本にある二国間の協定と、昨年の日韓交渉の状況について簡単に説明していただきたいと思います。
【次の発言】 反物だけでいいですよ、大島紬分だけ。
【次の発言】 だから、質問したい点がいろいろありますけれども、時間ございませんので、私の方で要点を言います……
○馬場富君 政府の長期エネルギー需給見通しの点につきまして、岩尾先生、笠井先生は一応立案について苦労されたということでおほめになったようですけれども、内容的には非常に問題点のあることを指摘されている、賛成か反対かよくわからないわけですけれども。たとえば昨年、私ヨーロッパのエネルギー事情をずっと視察してまいりましたが、そういう点については、第一次オイルショックから以後、ヨーロッパにおいてはかなり政策的に、一つはエネルギーに対する転換の方法がはっきりとしてきておりますし、それについてやはり具体的な見通し等についても地についておると思うのです。そういう点で、いまおほめをいただきながら、また批判をいた……
○馬場富君 最初に、高垣先生に質問いたします。特に石油情勢に非常に詳しい先生でございますので、最初に、そういう石油情勢の点について質問いたします。 先ほどおっしゃいました第一次ショックと第二次ショックのいわゆる中東に対する考え方は全然変わってきたという点については非常に私も同感しますし、それだけに中東に対する石油という問題というのは、日本も単なるいま目先だけのことで対処したら大きな失敗するのではないか、そういう点でやはり長期的な視野に立ってこれは考えていかなきゃいかぬ、こう思うわけです。そういう立場から、やはり価格の問題でございますが、先般のカラカスの総会以降非常に不安定な状況の中で今日ある……
○馬場富君 最初に、日本のエネルギー問題について、最近非常に大変厳しい環境の状況ができてきております。そういう中で特にいま大きい影響を持っておるのは、アメリカのイラン制裁に対する日本やヨーロッパ諸国への要請に対して、これがどのように現在理解されておるか、この点について外務省の方から説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、第二次制裁措置、十七日以降に予定されておるわけですけれども、この具体的な内容と、日本はこれに対してどのような決意をしているのか、またこれに対してどのような見通しを考えているのか、説明していただきたいと思います。
○馬場富君 大胆が見えてからの質問は後にしまして、最初に、水力開発について質問いたします。
クリーンエネルギーの代表という水力の開発でございますが、これについては、非常に大規模な開発というのは日本の場合非常に限定されてきておる。こういう点で、今後、開発が可能な水力状況というのはどのぐらいであるか、説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、大規模な開発については非常に限定されてきておるわけでございますが、中小水力の開発にもっとやはりここらあたりで力を入れるべきだ。ローカルエネルギー対策としても非常に魅力がある問題でございますし、非常にその点が電力会社等においては経済性の問題で消極……
○馬場富君 本法律の改正によりまして、直ちにJISマーク表示制度の導入について申請をやはり外国からもしてくると、こう思われるわけですが、これに対してどのくらいのものが初期に申請されるか、その点ですね。それから、それに対する予算措置等についてはどのように考えられておるか、この点についてお尋ねいたいます。
【次の発言】 これの関連で、JISマーク表示の制度はどのような商品が外国商品の場合に利用されるということに考えてみえますか。
【次の発言】 次に、工業標準化の推進の計画についてでございますが、いままでのJISに対して現在までどのような点が重点になって今日まできたかという点と、あわせましてこれから……
○馬場富君 議案の質問に入る前に、いまちょうど大臣も出席でございますので、風雲急を告げておりますイラン石化の問題について、最近の状況では日本人の社員の解雇問題等も起こって、非常に緊迫した状況にきておるわけですが、これにつきまして、最初に外務省の方から現状を御報告願いたいと思います。
【次の発言】 外務省関係は来てませんか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 イラン石化の現状を、ちょっと外務省の方のつかんどる状況を説明してもらいたい。
【次の発言】 これ、どちらからでも結構ですが、現在この折衝の関係で問題点となっておるのは、いわゆる日本側とイラン側が三月に合意事項がなされておるわけです。これは……
○馬場富君 最初に外交関係について質問いたします。
一九八一年度のブラウン米国防長官の米国国防報告の中で、私はさきに日本政府首脳と会談した際、日本の防衛力強化とあわせ、ソ連の世界的な軍事力増強に対応するため、日、米、西欧の合同防衛計画努力立案についての考慮を要請したと述べておりますが、だれがお会いになってどのような話をなされたか、お尋ねいたします。
【次の発言】 質問に答えていただきたいと思います。だれがお会いになったかということ。それから、この会談で日、米、西欧の合同防衛計画の具体的内容というのはどういうものなのか、教えていただきたいと思います。
○馬場富君 最初に外交、防衛問題について質問いたします。
外務大臣は最近訪米することになっておりますが、駐日アメリカ大使はこれについて、経済と防衛が主要議題になると言っておりますが、防衛問題についてはどのようなことが議題となる見込みか、お尋ねいたします。
【次の発言】 昨年末ごろからアメリカの国内の要人が日本はもっと防衛に努力すべきだという発言を相次いでしております。こうしたアメリカの日本に対する防衛力増強の声を政府はどのように受けとめておるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 このまま放置して日本が対応を何もしないと、これは大きな日米問題に発展する恐れがある性格のものか、その点をお尋ねいた……
○馬場富君 最初に、綱紀粛正について何点かお尋ねいたします。
昨年来問題となっておりましたKDD事件につきましては、三月十八日の二名の郵政高官の逮捕におきまして、いままでのやはり犯罪と趣を異にしまして、郵政汚職へとこれが拡大の方向に進んでおるわけでございますが、この点について、郵政大臣と総理のこれに対する責任ある答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、次には警察関係にお尋ねいたしますが、この犯罪は社内犯罪から汚職へと変わったわけでございますが、新しいやはり捜査の段階を迎えまして、その経緯と現況について説明していただきたいと思います。
○馬場富君 最初に、地方財政の中の自主財源不足について質問いたします。
御存じのように、地方財政は大変仕組みの問題がありまして、そして財政面が一つは保障されないという、こういう実情から、非常にいま自主財源が不足を来しております。そういう点につきまして、大臣の財源不足の問題についての御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 やはり自主財源確保の観点の中で、地方自治体からも大変要望が強くなっておりますし、それからまた、毎年の税制調査会等の答申でも意見が述べられております法人事業税への外形課税の導入についての自治省の考え方をお述べいただきたいと思います。
○馬場富君 円高の政府の重なる対策にもかかわらず、最近では日ごとに悪化をしております。きょうも先ほどの質問にもございましたように二百二十円台を記録しておりますし、その状況でいきますと大変最悪の経済状況を迎えておるわけでございますが、政府は、最近の円高の急上昇に対しまして、十一日には四項目、二十五日には七項目と対策を決定されましたが、政策全体は従来の対策を繰り返したのみで、新鮮さはないのが現在の実情だと私は思います。そのために、その結果は日ごとに円高が上昇するというこれが何よりの証拠だと私は思うわけでございます。このために完全に行き詰まった感じを受けるわけでございますが、真実、この問題に対しては……
○馬場富君 最初に、石油の安定供給の立場から、先ほども質問されておりましたが、イランの政情につきまして、一応軍事政権下に入って一応安定したというように見えてますけれども、これにつきまして日本の石油の供給源の立場からも非常に心配な点があるわけです。そういう点について、外務省にひとつイラン情勢についての見解を質問いたします。
【次の発言】 それじゃ、結構です。
次に、エネルギー庁の方に、いま外務省の人からイラン情勢が発表されましたけれども、非常にまだ険悪な空気の中にある、こういうのがイランの政情のようです。そういう立場から、イランはサウジアラビアに次ぐ二番目の石油供給国として、やはり全輸入量の一……
○馬場富君 最初に、青少年の非行問題について質問いたします。
最近、年少者の非行が非常にマスコミ等でも取り上げられておりますが、中には悪質な非行が非常に多くなって、いま非常に憂慮されておるところでございますけれども、中でも年少者の自殺等が頻発しております。この点を警察庁の方で調査されておると思いますが、その実情をひとつ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 次に、やはりそれに並行して犯罪等もかなりふえておる状況でございますが、特に年少者の中の刑法犯ですね。そういう関係の数字と、%と、それからもう一つは、やはり生徒が教師に暴力を働いたというようなものもあるでしょうし、それから暴走族の少年が補……
○馬場富君 新聞等でも発表されておりますが、昨日のOPEC総会の閣僚会議の実情を説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 発表等によりますと、九・〇五%、一バレル十四・五四ドルが四月から実施されるということでございますが、昨年末のアブダビ総会で決定された今年の段階的値上げですね、これが予定分を半年間早く繰り上げて実施するというような形になるわけですけれども、この早まった大きい理由はどんなところにあるのでしょうか。
【次の発言】 その大きい要因の中の一つにイランの生産及び輸出政策に係る点がずいぶんある、こう考えるわけですが、同国は日量四百万バレル生産を目指すと、こう言って一つの方針を表明して……
○馬場富君 最初に石油の問題点について質問いたします。一点は、先般私は予算委員会等でも質問いたしましたが、石油業法による石油輸入業者は届け出法になっております。この点について一つは問題点もございますけれども、きょうはその点を避けまして、こういう輸入業者についてのいわゆる届け出をなされたと。その後どのような、一つは通産としてチェックがなされておるか、この点お尋ねいたします。
【次の発言】 そこで私は、もうこの届け出法についての問題点も多々ありますけれども、いま届け出をした業者については、そのように法的な問題で計画等がなされる、こういうことがいま答弁がございましたが、石油危機というのは、御存じのよ……
○馬場富君 宍戸先生にお伺いいたします。
一点は、インフレ抑制と物価上昇の対策として金融引き締めという傾向でございますけれども、この中で非常に金融引き締めが、窓口に行きますと、これが結局選別融資とかいう方向になって、これが一つの倒産の大きい原因になっておる、こういう点についてどのようにお考えですか。
【次の発言】 そこで、先ほど来両先生の説明を聞いておりまして、特にいまこの対策の中で景気上昇の要因というのは余り見当たらないというようにわれわれも考えるわけですが、そういう点でやはり原料高が製品価格に転嫁し切れないというようなことからして、結局、どうしてもやはり販売価格を抑えざるを得ぬと、こうい……
○馬場富君 最初に、国会のあり方について二、三点質問いたします。 現在の憲法の一つは、体制から考えますと、やはり国会が国権の最高の機関であるということを示しておるわけでございますが、日本のいまの政治の実情を見ますとそういうわけではない。やはり戦前からのそのままの行政機構が上から下へと、そういうような体制が一つはそのまままだ残っておる。体制からいけば行政優先という面が多分に考えられるわけです。そういう点で、やはり国会が立法機関として国民の声を十分国政に反映するような機能を持たなければならぬ。そういう点で、やはり調査力とあわせてそのような予算も必要でございますけれども、こういう点が欧米先進国と対……
○馬場富君 最初に行管庁の方にお尋ねいたします。
先日の予算委員会で長官が、いわゆる行革の計画の中で、五十五年度から五十九年度まで、これがどのくらいの節減になるかという見通しの中で、一兆円の予算がまず浮くだろうということを御説明になりました。この中身について、おたくの方が立てておられます行政改革の経費節減効果の試算というのがございますが、それに基づいてひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それで、一応その数字は私も資料をいただきましたから納得できます。長官は五十九年度で最終的に一兆円と、そういう計画でございます。そうすると、五十五年度に生ずると見られる効果ということがその基礎に……
○馬場富君 最初に中高年の雇用対策について質問しますが、労働白書では、中高年層の雇用の安定をうたっておりますけれども、中高年の雇用状況をお伺いいたします。
【次の発言】 労働省の年齢別職業紹介状況調査によりますと、中高年層の雇用に明るさが見えてきた、こういうことを言っておりまして、その理由には、景気の回復が雇用情勢を上げるという状況がございますけれども、その反面、公定歩合の引き上げだとか景気の一つは落ち込みという問題等もやはり重なってきております。こういう点で、中高年の雇用情勢の見通しをひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ここで大臣に見通しですね、いまの、これを一点お願いします。
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