このページでは広田幸一参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○広田幸一君 私は、二つの項目について、開発庁とそれから労働省にお尋ねをします。 まず一つは、最近、不況に伴って失業者が増大しておるわけですが、特に沖繩の状態というのは本土に比べまして相当厳しいものがあります。私も、数日前、沖繩の現地に行ったのですが、現地の住民の人たちは、あの復帰のときのような情熱が全く見られない。非常に失望といいますか、不安に駆られておるというのが実態であります。私はそういうふうに見て帰ったんですが、そういう点を重点にしまして沖繩における失業対策の問題に開発庁としてあるいは労働省としてはどういうふうに取り組んでおるのかということに視点をしぼって御質問申し上げるわけですが、……
○広田幸一君 私は三点にわたりましてそれぞれ質問をいたしますが、まず最初に最近の交通事故の実態の概要について、これは警察庁でございますか、そちらの方からの御報告をお願いします。
【次の発言】 いまの報告を聞きますと、最近交通事故が減少しておると、特に死傷者の場合が八%減っておるということで、まことに結構な傾向でございますが、特に私はきょう問題にしたいと思いますことは、いわゆる交通三悪と言われております飲酒運転それから無免許運転、スピード違反、特にこの中でも飲酒運転の問題について質問をしたいと思うのでありますが、その中に事故はだんだんと減少しておるのでありますけれども、私の手元にある数字によりま……
○広田幸一君 時間が多少少なくなりましたが、できれば四つぐらいの問題について大臣あるいは関係局長にお尋ねをしたいと思います。 まず一つは、最近、国民の間に認識が高まってきました難病中の難病である腎臓病、腎不全、この対策について国がどのようにやっておるかということについて若干質問をしてみたいと思います。そこで、まず最初に、いま全国で腎臓患者がどのぐらいいるかということと、それから最近透析患者がふえておるわけですが、透析患者の動向それから死亡ですね、亡くなっておる数、こういった統計があると思いますが、まずそれをお聞かせをいただきたいと思います。
○広田幸一君 私は一点だけ関係局長にお尋ねをします。
それは、この下請関係でありますが、親事業所とそれから下請の企業との関係で賃金がうまく支払われておるかどうかと、こういう問題についてお尋ねをしたいと思っておるわけですが、最近こうして景気が悪くなりまして、賃金の遅払いの傾向がだんだんと強くなってきたように聞いておるわけですが、労働省としてそういう全国的な実態を調査をされておると思いますが、その概要と、なおどういうところにその原因があるのかと、そのことを含めてまず御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 いま報告のありました中で、この理由でありますが、倒産あるいは経営不振、それから最後は下請……
○広田幸一君 私は、先般、腎臓病のことについて質問をしたんですけれども、当時、時間が少しなくて、内容がまだ不十分で、確認をしておきたいと思いますことがございますので、若干まずその問題について質問をいたします。 私が当時質問をしましたのは、最近この腎臓病の移植制度がことしの六月から行われておるわけでありますけれども、移植をした場合の医療費、これをだれが払うかという問題について、先般質問したんですけれども、当時、明確な答弁がなかった。まあ、そういう意味で私はその点をここで確認をしておきたいと思うんでありますが、まず先に、厚生省の方として、ことし六月から始まった腎臓移植の登録数が現在どの程度あるか……
○広田幸一君 いま原委員の方からNO2の問題について二、三質問があったわけでありますが、私は、若干観点を変えまして、かなり考え方が違うと思うのですけれども、今度の環境基準の改定をすることについて、環境庁がどういうふうな手続を踏んで今後この改定を実施しようとしておるのか。そういう順序を含めて、ひとつ長官の方から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 長官も、先ほど局長の方からも、今度環境基準を改定するのは、第九条の三項による、「常に適切な科学的判断」を加えて、そして必要な改定をすると、こういうふうになっておるわけですけれども、この「科学的判断」というのはどういうことをいうのか、基本的な考え方……
○広田幸一君 今回鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案が提案されたわけですけれども、翻ってみますと、この法案が提案されるに至った自然環境保全審議会の答申というものが、ずいぶんと時間がかかっておるようであります。資料によりますと、環境庁長官が審議会に諮問をしましたのが四十七年の十月の十三日でございます。答申が出ましたのが本年の一月の二十日でございますから、五年と三ヵ月たっておる計算になるわけですが、一般的な常識として余りにも日時がかかったではないか、そういう感じがするわけでありますが、この間二十四回にわたる委員会も開かれておるようでありますが、そういうふうに非常に時間がかかったという……
○広田幸一君 私は、全国に散在しております休廃止になっておる鉱山の鉱害対策について、どういうふうな状況になっており、どういうふうな措置がとられておるかということについて質問をいたしたいと思います。 先般の伊豆大島の近海の地震によりまして、あそこにあります持越鉱山の鉱滓の堆積場からたくさん鉱滓が流れまして、それが大きな被害になっておるわけでございますけれども、これは操業しておる鉱山でございまして、こういうところは全国にまだたくさんあると思います。特に私たちが心配をしますのは、すでに休廃止になっております鉱山もたくさんあるわけでございまして、恐らくそういったところは日ごろ十分な監督、管理ができて……
○広田幸一君 いま、調査の結果の報告があったわけですけれども、聞いておりまして、非常に厳しい雇用の実態にあるわけですが、労働省として、この厳しい状況のもとで、全国の雇用、失業の状態がどうなっておるかという実態の御説明を願いたいと思います。
なお、通産省の方もおいでになっておるわけですが、企業の収益の動向はどうなっておるか、これも概要をまず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 五十三年度の予算の審議の段階から、政府は、公共事業に重点を置いた景気回復と雇用の安定ということを強調してきたわけですけれども、私どもは、公共事業一本では景気は回復をしないし雇用の創出もそれほど期待できない、こう……
○広田幸一君 私は、いま高杉委員が質問しまして、大体同じような問題に関連をすると思いますけれども、これから内容について細かく質問をしていきたいと思います。 先ほど来から、高杉委員の質問に対する労働大臣を初め各局長の答弁を聞いておりまして私が特に感じましたことは、私もこの法案をあれこれ勉強したんですけれども、どうも厳しい言い方でありますけれども、労働省は財政当局に対してきわめて姿勢が弱い、そういう感じを残念ながら持たざるを得ません。ざっと見まして、これが四十六年からずっと今日まで続きまして、貯金が一兆八千億円。大臣が先ほどおっしゃいました、この財形というのは家を持つことが目的なんだと、そういう……
○広田幸一君 この戦傷病者戦没者遺族等援護法の法律が制定されましたのが昭和二十七年でございまして、自来、毎年のようにこの法律が改正をされておるようでございますけれども、それは戦争による犠牲者を国の責任において最大に補償していく、そういう考え方が基調になってこの法律が年々改正されておると思いますし、中身を見ますと、問題によっては法律を拡大解釈をして、できるだけそういう精神を生かそう、こういうことになっておるように私思うわけでありますが、さりとてまだ問題もたくさん残っておるようでございまして、私はきょうは、最近のこの数年間の衆議院並びに参議院の委員会におきまして附帯決議がそれぞれされておりますが、……
○広田幸一君 私は、厚生年金の在職老齢年金の支給制限について質問をいたしたいと思います。 私のこの支給制限に対する考え方としては、最近の、定年退職になって再就職する場合の、非常にこの就職条件がむずかしくなってきております。幸いにして再就職をしましても、不安定な職場が非常に多い、賃金も非常に少ない。最近はそういった人たちの生活条件が非常に悪くなってきておる。そういうようなこととあわせて、さらに共済年金等に比べましてかなり開きがある。均衡の原則から言いましても、私はこの制限はこの時点で撤廃すべき時期に来ておると、こういうふうに考えるわけでありますが、そういう考え方を基調にして、この問題について質……
○広田幸一君 いま提案の理由を聞いたんですけれども、一部修正になって衆議院の方が通過をして本委員会に提案されたわけですけれども、私もけさ新聞で見まして大変なことになったなと、こういうふうに思っておるわけです。
そこで、まず私は長官にお尋ねをしますが、現在水俣病の救済をめぐってこの七月に出されました次官通知、それをめぐって非常に状況が混乱をしておるというふうに私は見ておるわけでありますが、現在のそういった周囲の状況はどういうふうになっておるのか、まず長官の方から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 委員長にお願いしますけれども、私は大変恐縮ですけれども左の耳が聞こえないんです。これは戦傷……
○広田幸一君 時間が限られておりますが、私は三つの問題について質問をいたします。 まず一つは、腎臓病の人工透析の問題に関係をして。二つ目は、最近起こっております医療機関の不正請求の問題について厚生省はどう対応しておるか。三番目は、最近深刻になっております雇用創出について、福祉部門で厚生省はどういうふうな対応をしていくか。以上三つについて質問いたしますが、時間がありませんのでひとつ簡明に御答弁を願いたいと思います。 まず、第一問の腎臓透析の問題でございますが、ことしの二月一日に医療費の改定が行われたわけでありますけれども、私の承知しておるところでは、この透析時間中に医療機関が食事を提供してお……
○広田幸一君 私は二つの問題についてお尋ねをします。持ち時間が三十分ですからそのように御協力をお願いします。
まず一つは、国鉄の問題ですが、問題になっております鉄建公団がやっております建設中のABの路線の見直しということで、最近運輸大臣の名前で関係の県知事に対して通知が出ておるようでありますが、その内容の概要をまずお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣のお話によりますとかなり幅のあるようなお話でありますけれども、実は私も昨日その通知をいただきまして内容を見たんですけれども、いま大臣がいろいろおっしゃったんですけれども、私がこの通知の内容を見まして、一番焦点になっておりま……
○広田幸一君 厚生大臣にお尋ねをしますが、日本医師会との関係が余りスムーズにいっていない、そうかと思いますと国民の知らない間に日本医師会との間に密約のような約束事がされて事がどんどん運ばれておる、どうも厚生省は日本医師会にすべて牛耳られておると、悪い言い方ですが、そういうことを言う国民がだんだんふえてきておるように思うわけですが、そこで、昔のことは別として、この一年間を振り返ってみて、厚生省と日本医師会との間にどのようなことがあったのか、国民にひとつよくわかるように御説明を願いたい。
【次の発言】 いまの答弁は、橋本厚生大臣になってからといっても、これは去年の八月の末のことですからね。私は一年……
○広田幸一君 私は、国立の病院と療養所の現在の運営の実態と、それから、それを強化するためにはどういうふうにしたらいいのかというようなことを中心に、厚生大臣と関係各大臣に御質問申し上げたいと思います。
そこで、御案内のように昨年の七月に問題懇談会が発足いたしまして、去年の十二月の二十日に答申が出ておるわけですけれども、この答申に沿って五十四年度の予算にどのように反映されたかということが一つと、それから今度の計画、そういったことについて、厚生大臣にまず御質問申し上げます。
【次の発言】 私も予算案を勉強させていただきまして、確かに前進の跡は私も認めるわけですけれども、ただ、この懇談会が提起されて……
○広田幸一君 まず最初に会計検査院にお尋ねをするんですけれども、いま、大臣とそれから検査院の方から報告があったんですが、今日、現状の鉄建公団の不正経理の内容の説明がいまあったんですが、もっと私は中身を質問をしたいと思うんです。これは五十三年と五十四年となっておりますが、五十三年以前のものはどうなっておるかということが一つ。それからこのカラ出張の、いま個所別の報告があったんですけれども、個所別にどういうふうにして処理されておるか、職員の支給分と雑費の別に分けて簡潔に御報告願いたいと思います。 それからもう一つ、いま大臣の方からの報告では、会計検査院の方の報告では二億七千余万円、それから公団の方……
○広田幸一君 私はまず大臣に御質問申し上げるんですが、いま運輸行政では鉄建公団の問題をどう処理するか、あるいは緊急を要する国鉄再建問題をどうするか、あるいは航空行政の見直し、こういうたくさん重要な問題が山積しておるときに地崎運輸大臣就任されまして、先般一応の決意表明は聞いたんですけれども、非常に意欲的に取り組んでいらっしゃいますので、国民の皆さんも大変期待されておると思うわけです。そういう意味で、私はいま申し上げました三つの件について御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に鉄建公団の問題ですけれども、大臣も就任になって、いろいろといままでのいきさつを御承知になっていらっしゃると思うんです……
○広田幸一君 私は、主として国鉄の再建問題を中心にして質問をいたしたいと思います。 まず第一に、今度国会に提案されておる国鉄経営再建措置法案の問題についてでありますが、国鉄当局は、国鉄の再建についてこの数年間いろんな案を出してきたわけですけれども成功しなかった。今度提案しておる内容はぎりぎりのものである、もうこれが最後である、こういうふうに言われておるわけですけれども、国鉄当局として、これから国会で論議があるわけですけれども、私は最終的には国民の協力なくして成功しないと、こう思っておるわけですが、この再建法案に対して国民は一体どういうふうに受け取っておるだろうか、国鉄当局としてどういうふうに……
○広田幸一君 通産省の方お見えになっていますか。――次の委員会の関係があるということですから最初に質問をしますが、今月の一日に、山口県の徳山市にある出光興産の石油コンビナートの反応塔ですか、あれが爆発したという事件がありまして、私も今月の十四日に現地を調査したんですが、内容はどういうことになっておりますか、概要を御説明願いたい。
【次の発言】 現在、まだ全面的な操業は中止していますね。それと、四十八年にかなり大きな大火災がありましたですね。あれ以降今回の事故まで、まあ大小あると思うんですけれども、事故がどの件数あるか、その点を報告願いたい。
○広田幸一君 私は、鉄鋼の大手メーカーの今回の値上げ問題について質問をするわけですが、三月の四日に、一番大きいメーカーである新日鉄が一〇から一一%の値上げをするということを天下に向かって宣言をしたわけですが、私はあの時点から、この物価問題がやかましく言われておるときに、そういった鉄鋼の大手メーカーが一斉に値上げをするということについてまことにけしからないと、こういう考え方で今日まで見てきたわけでありますが、通産省として、今回のああいった鉄鋼の大手メーカーの値上げ問題についてどのような見解を持っておるのか、まず大要をお聞かせいただきたい。
○広田幸一君 私は、新大臣に小沢厚生大臣がなりましてから、厚生部会で質問をするのは実は初めてでございます。 そういった意味で、冒頭でございますが、大臣に厚生省の行政に対する基本的な取り組みの考え方、これをひとつ承知しておきたいと思います。 実は、小沢大臣が新しく就任をされましたときに、私は、今日厚生省の関係では、医療問題にしても、年金問題にしましても、一般の福祉の問題にしましても、非常に当面重要な問題を抱えておる、こういう複雑な行政をやっていく上において、どういう考え方を持っていらっしゃるだろうかということで非常に関心を持っておったわけでありますが、たしか昨年の十二月一日、NHKの朝のテレ……
○広田幸一君 暉峻先生に御質問申し上げますが、最初に先生がおっしゃいましたさっきの釈明ではございません。が、私はいい意味でひとつ釈明をしたいと思うんですけれども、先生は、社会福祉が非常に後退をしておる、実はそのことについて皆さんに問いたいぐらいだ、こうおっしゃいましたけれども、私たちも社会福祉の後退には反対しております。 政府の方は、御案内のように、予算の中で四〇%借金だと、金がない、こういうふうに言っておるわけですけれども、私たちはそのことはよくわかるわけですけれども、先ほど勝田先生も言っていらっしゃったですけれども、社会の不公平をもっと直しなさいと、そういうものをもっと直してから金がない……
○広田幸一君 私は同和問題一本にしぼってお尋ねをいたしますが、まず長官にお尋ねしますけれども、御案内のように同和対策特別措置法が三年間延長になったわけでありますけれども、この三年間の延長というのはいろんな意味で意義があると思うんです。で、これから同和事業を推進していただくに当たって、総理府総務長官としての責任もあると思います。そういった意味で、この三年間の意義について長官の方から承りたい。
【次の発言】 いま長官の方から三つに分けてお話があったんですけれども、私がこの問題をあえて長官に御質問を申し上げましたのは、私の部落の実態を見る状況の判断としまして、十年間で確かに一定の前進はあったと私も評……
○広田幸一君 成田空港のパイプラインの完成の時期、その問題について大臣と公団の総裁に質問をいたしたいと思います。
最近この来年の三月の予定されておる時期が、工事の難航等の問題もあって相当期間おくれるのではないかということが巷間伝えられているわけですが、現状の予定はどうなっておるか、簡潔に御答弁願いたい。総裁の方から。
【次の発言】 大臣、どうぞ。簡単にひとつお願いします。
【次の発言】 私は、もしもこれが工期が相当期間おくれるということになると、いままでの公団の建設の歴史的な経過からして非常に困難が起きるのではないかということを非常に心配するわけです。そういう意味で私は、この問題が衆議院、参……
○広田幸一君 私は質問に入る前に、大臣に若干意見を確認をして質問に入りたいと思います。 医療財政が三Kの一つとしてやかましく言われまして、厚生省としてもいろいろ苦労されて努力されておることは私もよく承知しております。私は、医療問題というのは、最終的には国民一人一人が自分の健康は自分で守っていくという、そういう理念に立たなければいけないと思います。それからもう一つは、やっぱり医療機関が良心的に協力する。両者相まって私は、年々この増大をする医療費の節減はできる、こういうふうに思っておるわけですが、一方難病――非常に重い病気にかかって困っておる人たちに対してはできるだけのやっぱりめんどうを見てあげ……
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