このページでは広田幸一参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○広田幸一君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されました国鉄再建法案について、鈴木総理を初め各関係大臣に質問をしようとするものであります。 国鉄は、長い歴史の中で、昭和三十九年以降経営が悪化し始め、すでに六兆円の累積赤字を見るに至りましたが、その原因は多岐にわたるとはいえ、この間の激しい経済的、社会的構造の変化に伴う輸送構造の変革に即応し得なかった政府の無為無策によるものであって、その責任は追及されなければなりません。しかるに、本法案はその責任を回避し、国鉄再建の美名のもとに公共的使命を放棄し、 厳しい経営合理化と特別運賃制度の設置、地方交通線の廃止等によって事態を切り抜けようとしてお……
○広田幸一君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案は、豪雪等により激甚災害を受けた森林を復旧するために行う事業に係る経費に対する国の特別の補助について定めようとするものであり、その主な内容は、第一に、都道府県が行う森林災害復旧事業については、その要する経費の二分の一、都道府県以外のものが行うものについては、都道府県が三分の二以上の補助をする場合におけるその補助に要する一定の経費の四分の三を補助することができることとしております。 第……
○広田幸一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案のありました道路運送車両法の一部改正案について、鈴木総理並びに関係各大臣に質問を行おうとするものであります。 自家用乗用車の検査期間を延長するなどの問題が、ユーザーはもちろん国民の間に非常に関心が高まってきましたのは、一昨年十一月、中曽根行政管理庁長官が行政の簡素化と国民の負担軽減のため車検制度の見直しの必要性を提言して以来のことであります。 わが国の自動車の技術はどの国よりも抜群に発達し、性能は非常によくなり、道路も質的に改良されてきたのに、昭和二十六年に車検制度ができ、三十七年に点検整備が導入されて以来二十年以上もたっているのに、こ……
○広田幸一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました中曽根総理大臣に対する問責決議案に賛成する立場から討論を行うものであります。 決議案に賛成する最も大きな理由は、中曽根総理が、平和主義、民主主義、基本的人権の尊重を定めたわが国憲法をじゅうりんしようとするきわめて危険な政治姿勢が明らかになったからであります。 憲法九十九条に規定された憲法尊重擁護の義務を無視して、中曽根総理はみずから改憲論者だと宣言し、憲法改悪をねらっているのであります。しかも総理は、「憲法論議にタブーを設けてはならない。常に検討を加え、見直しを行うべきだ」と再三述べられながら、本院での、何を見直し、検討を加え……
○委員長(広田幸一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました広田でございます。まことに微力でございますが、皆様の御協力を得ましてこの重責を全うしてまいりたいと存じます。どうぞ今後とも格別の御協力をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に熊谷弘君、鈴木省吾君、松本英一君及び和泉照雄君を指名いたします……
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十七日、和泉照雄君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任され、また、昨二十八日、松本英一君及び鈴木和美君が委員を辞任され、その補欠として勝又武一君及び青木薪次君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い本委員会の理事が二名欠員となっておりますが、本日は都合により一名の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
この際、原国土庁長官及び大塚国土政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。原国土庁長官。
【次の発言】 大塚国土政務次官。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
先般の梅雨前線豪雨による被害の状況及び伊豆半島東方沖の群発地震について、政府から報告を聴取いたします。谷村国土庁長官官房長。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。
本件に関する質疑は後日に譲ることとし、本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。……
○広田幸一君 私は最初に、十月一日から今回はかなり大幅なダイヤ改正が行われておるわけですが、私の見ますところ、国鉄が現在の赤字を解消するために非常に努力をされておるということは当然のことながら私も評価をするわけです。ただ、そのためにいわゆる減量経営といいますか、そういうことに余り傾斜し過ぎておるではないかというふうな感じがするわけです。 確かに民間企業は減量経営をやっておりますけれども、国鉄の場合はいわゆる国有鉄道でありまして、やっぱり減量経営をする中にも一つの筋が、公共性という筋が一本通っていないと私はいけないと思うんです。この路線はもっと積極的にやればどんどん収益が上がると、だからそれに……
○広田幸一君 私は質問をする最初に、昨日の本会議でも言ったんですけれども、国鉄を真に再建をさせるためには国鉄が公共的な使命というものを堅持しながらできるだけの経営の努力をやっていくということと、それから国鉄の手の届かないところに対する構造欠損部門に対して国が的確な助成を行う、それから国民の理解と協力はできる、この三位一体になって初めて真の国鉄の再建ができるんだということを私は強調しました。それで総理の方からも答弁があったんですけれども、大臣からはそれの答弁を求めなかったので、主管大臣として、私が言っておりますことについてどういうふうにお考えになりますか、まずその点を最初にお伺いして質問に入りた……
○広田幸一君 私は、先回の委員会で、特定地方交通線を決める政令の基準を出してもらわないと成案の審議ができないと、こういうふうなことを最後に言って質問を終わっておるわけですが、したがいまして、本日の委員会の冒頭に私のそうした質問に対して何らかの回答か答弁があるものと期待しておりますが、この点についてどういうことなのか、御答弁願いたい。
【次の発言】 いま鉄監局長がおっしゃった運輸省としての原案といいますか、そういうものが衆議院の委員会で提出されたということは私は聞いておるわけです。しかし、その内容ではわれわれは徹底した内容のある審議ができないと、こういうことで前回も申し上げたわけです。
特に私……
○広田幸一君 今度の問題になっております特定地方交通線の乗車人員の基準が四千人以下ということで、当面六十年度までに二千人以下にすると、それが対象になったわけですけれども、いろいろその関係地域の人たちの意見として出てきますのは、その二千人というのは動かせないものだろうかと、そういうふうな意見が非常に出ておるわけですが、この二千人を決めた計算の基礎といいますか、そういうようなものについてちょっと詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりましたが、その二千人を、四千人以下で当面は二千人ということが対象ですが、そういう数字を出した時期というものはいつでしょうか。私が聞いておるのは、何か……
○委員長(広田幸一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりました。委員の皆さんの御協力を得ましてその職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に熊谷弘君、鈴木省吾君、茜ケ久保重光君及び和泉照雄君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時四十八分散会
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
去る二十日に発生いたしました川治プリンスホテル「雅苑」の火災につきまして、政府から報告を聴取いたします。消防庁鹿児島次長。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。
本件に関する質疑は後日に譲ることとし、本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○広田幸一君 国鉄総裁にお尋ねをいたしますが、政令基準が決まって、国鉄としては特定地方交通線の選定作業を目下やっておられると思うんですが、大体いつごろになりますか、その辺のスケジュールを含めてお聞かせをいただきたいと思うんです。 私のこの間仄聞したところでは、何か七月、八月ごろになるのではないかというようなことでしたが、少し延びるような気がするわけです。まあ延びてもいいんですが、やはりそこにそれだけ延びるだけのいろんな困難な事情があると、こういうふうに思うんですが、そういう選定をされておる作業中の困難な問題等含めて今後のスケジュールについてお聞かせいただきたいと思います。
○広田幸一君 これは大臣に質問しますか、局長に質問しますか、今度のこの日本航空株式会社法の改正のねらいというものは、いろいろ言われておりますけれども、大筋として私はこういうふうに理解しておるわけです。 いわゆる国家的な見地から日本の航空事業というものをより発展をさせるために、日航を時には助成しながら監督権限を持って今日まで会社の育成強化に当たってきた。現在になってみると日航も独自で一人歩きできるような状態になった。そこで、日航としてはこれから企業としての独自性を発揮しながらやっていけるような状態にする。そのためにいろいろいままであった監督権限をある程度緩和する。そういうところにねらいがあるよ……
○広田幸一君 最初に、提案者の三塚、加藤両氏に質問をしたいんですけれども、お二人は私どもと違いまして運輸行政については大変なベテランでございまして、特にいま問題になっております国鉄の再建問題については、内容について十分御承知のところであろうと思うんです。まして与党の方々でございますから、この国鉄の再建をどうしてもやらなきゃならない、こういう責任の立場にあると思っておるわけです。そういう意味で大変御努力を願っておると思うんですが、この間、国鉄側が経営改善計画を出しまして、大臣もこれを認めましていよいよ出発するわけですけれども、あの内容を見ましても、なかなか国の財政が国のやらなきゃならぬ財政的な分……
○委員長(広田幸一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
皆様の御推挙によりまして、前国会に引き続き委員長の重責を担うことになりました。委員の皆さんの御協力を得ましてその職を全うしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に熊谷弘君、鈴木省吾君、茜ケ久保重光君及び和泉照雄君を指名いたします。
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い本委員会の理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に鈴木和美君を指名いたします。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
豪雪による被害と対策について政府当局より報告を聴取いたします。柴田国土庁長官官房審議官。
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、谷川寛三君が委員を辞任され、その補欠として長谷川信君が選任され、また、二十一日、下田京子君及び松本英一君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君及び村沢牧君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、桜島火山周辺地域における防災対策の実情調査のための委員派遣について、派遣委員より報告を聴取いたします。鈴木省吾君。
【次の発言】 次に、北陸地方における豪雪被害の実情調査のための委員派遣について、派遣委員より報告……
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る二月二十二日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
また、二月二十四日、村沢牧君及び長谷川信君が委員を辞任され、その補欠として松本英一着及び谷川寛三君がそれぞれ選任されました。
また、三月十六日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任されました。
また、本日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、昭和五十六年度防災関係予算につい……
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月二十日村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
【次の発言】 激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案及び災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
まず、両案について提出者から趣旨説明を聴取いたします。
衆議院災害対策特別委員長木島喜兵衞君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより両案の質疑に入ります。――別に御発……
○委員長(広田幸一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、鶴岡洋君が委員を辞任され、その補欠として中野鉄造君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時三十二分休憩
【次の発言】 ただいまから災害対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○広田幸一君 一言お礼の意味を含めてごあいさつを申し上げます。 わずか十一カ月間でございましたけれども、私が委員長の職を大過なく務めさしていただきましたのは、各委員の皆さん、また関係機関の職員の皆さんの御協力によるものでございまして、厚くお礼を申し上げる次第であります。 この一年間を振り返ってみまして、しょっぱなに静岡の駅前のガ又の爆発事故がありました。続きまして、川治温泉でお年寄りの皆さんがたくさんお亡くなりになるというホテルの火災事故、それからことしに入りまして鹿児島県の桜島の噴火の状況、それから十八年ぶりと言われました豪雪の北陸四県、この四カ所に私たち参りまして、災害の恐しさというも……
○広田幸一君 いま目黒委員が言ったんですが、この間私のところは参議院の補欠選挙がありまして、御承知のように狭い鳥取県には倉吉線と若桜線と二つあるんですね。この廃止問題が選挙のときのローカルの最大の争点の一つだったわけですよ。ところが、私たちはこの問題は最初から反対しているわけですけれども、自民党の方もこれには全く反対だということなんですね。そして運動員がその沿線の地域に行きまして、廃止を食い止めるのは社会党ではできない、政権を持っておる自民党でなければできない、そういうことを言っておるんですね。あのときは閣僚の大半が見えました。塩川運輸大臣も見えるんじゃないかと思っておったのですが、やはり大臣……
○広田幸一君 大臣が三十五分になったら予算委員会の方に行かれるということで、あと休憩をさしていただきたいと思っておりますが、まず、この間名古屋の駅で機関車が衝突するという事故がありまして、そのことについて若干ただしておきたいと思うんです。 確かにあの事故は、国鉄にとっては一番悪いときに一番悪い事故が起きた、そういう感じがするわけですね。ですから国鉄の首脳部も全く弱り切った、そういうふうに見えたわけですけれども、私もあの事故があって以来、何人かの国鉄の職員に会いました。で、あの話をしたんですが、みんなが、本当に大変な事故を起こしてくれたともう深刻に受けとめておるわけですね。私はこれは現在の四十……
○広田幸一君 先ほども青木委員が言って知ったんですけれども、総裁に質問というよりも私の考え方を述べて、それに対する総裁の考えを言ってもらえばいいと思うんですが、まあ期末手当の問題なんか、ずいぶんとゆうべも徹夜をし、先ほどもここにおいでになるまで交渉を続けておられた。ずいぶんと苦労をされておるということはよくわかります。でも、私この間も言ったんですけれども、国鉄問題は全部もう出尽くしておるような感じがします。 そこで、国鉄を再建をするもう最大な点は、やっぱり労使が一体となってさあやろうじゃないかと、そういう体制ができることが真の国鉄の再建になると、こういうふうに思っておるわけです。で、一昨日で……
○広田幸一君 先般の委員会でいろいろ問題が論議されまして、私は問題になった問題点を確認をするという視点で若干質問をしておきたいと思います。 これは労働省の関係でありますが、穐山委員が質問しておりました、主催旅行業者が添乗員をつける場合に、自分ところの職員でなくて、いわゆるサービス会社ですか、そういうところからの添乗員を採用するということは、これは法律的に問題があるではないかというようなことで、そのことについて、この委員会中に労働省の方が実態を調査をして報告すると、こういうことになっておるはずでございますが、その経過を御報告願いたい。
○広田幸一君 最初に、今度の法案が出るもとになりましたのは、中曽根行政管理庁長官が一昨年の十一月に、いまの車検制度というものは見直す必要がある、それは国民の負担を軽減することと行政の簡素化、こういうことでこの法律ができる発端になったわけで、非常に国民の関心を生んでおるわけですが、非常に関心が高まってきたというのは一体どういうところにあるだろうか、やっぱりそういうところからさかのぼって考えていかないと、今後のこういう目的とする法律というものはうまくユーザーのためにも整備業界のためにもよくない、こういうふうに私は思うわけでありますが、そういういままでの流れというか、そういうものについて少しお聞かせ……
○広田幸一君 昨年度を振り返ってみまして、消費者物価が非常に安定をしておるわけです。卸売物価もかなり低くなっておるんですが、どうも最近の傾向を見ますと、一月が前年同月比で二・一%、二月が二・八%、三月が三・〇%、こういうふうに最近上がっているわけです。しかも最近の円安も続いておりまして、これが一月、二月、三月もそういう実績になっておるわけであります。こういう傾向が続きますと卸売物価が上がり、そのことが消費者物価にはね返ってくるではないかというようなことが心配されるわけでありますが、今後の見通しとして、どういうふうに経企庁としては見通しを持っておられるか、まずこれをお聞きします。
○理事(広田幸一君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
高杉委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十三日、山田譲君が委員を辞任され、その補欠として片山甚市君が選任されました。
【次の発言】 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。
高杉委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって辞任を許可することに決定いたしました。
この際、高杉前委員長から発言を求めら……
○広田幸一君 まず、陸運局にお尋ねをするんですが、最近、貨物輸送のことで、海上コンテナを専門に運送する車両が一般の国内の貨物を大っぴらに輸送しておるということがあるようであります。そのことはいわゆる輸送秩序を乱すわけですから、当局としてもそれぞれ実態を把握しておられると思うんですが、どういう状況になっておるかまず御答弁願いたい。
【次の発言】 いま局長の方から専門的な言葉もあっていろいろと報告があったわけですけれども、私は余り専門でございませんので若干聞き取りにくいところもありましたので、あるいは質問がちぐはぐになるかもしれませんが、ひとつ丁寧に説明をしてやると、こういう意味でよろしくお願い申……
○広田幸一君 私は、同和対策問題を主体にして質問をいたしたいと思いますが、この問題は衆議院の予算委員会、分科会等で多面的に質疑がなされておりますので、厚生省としても問題点はもうすでに掌握しておられると思います。そういう意味で私が質問をしますことはあるいは重複するかもしれませんけれども、この問題はまだまだ多くの問題を残しておるわけでございまして、そういった点を追及してまいりたいと思いますので、誠意ある御答弁をお願い申し上げておく次第であります。 そこで、冒頭大臣に所見を伺いたいんですけれども、この同和対策問題は、近年同和教育、同和社会教育、あるいはまたいろんな行事を通してかなり活発な運動、活動……
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