中山太郎 参議院議員
12期国会発言一覧

中山太郎[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-|12期|-13期
中山太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中山太郎参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院12期)

中山太郎[参]本会議発言(全期間)
8期- 9期-10期-11期-|12期|-13期
第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 参議院本会議 第12号(1980/11/28、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:総理府総務長官・沖縄開発庁長官】

○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、北方領土問題の解決のために最大限の努力を払う所存でございます。(拍手)


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 参議院本会議 第20号(1981/05/25、12期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官・沖縄開発庁長官】

○国務大臣(中山太郎君) 国家公務員法の一部を改正する法律案及び国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、国家公務員法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国家公務員については、大学教員、検察官等一部のものを除いて、現在、定年制度は設けられていないわけでありますが、近年、高齢化社会を迎え、公務部内におきましても職員の高齢化が進行しつつあります。したがって、職員の新陳代謝を確保し、長期的展望に立った計画的かつ安定的な人事管理を推進するため、適切な退職管理制度を整備することが必要となってまいったわけであります。この……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 参議院本会議 第4号(1981/10/01、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:総理府総務長官・沖縄開発庁長官】

○国務大臣(中山太郎君) 小谷議員にお答えを申し上げたいと思います。  まず第一の人事院勧告に関する問題でございますが、この問題につきましては総理からすでに御答弁がございました。  政府は、昨年度も人事院勧告の完全実施をめぐりまして、大変財源の乏しい中で、いかにして健全な労使関係を維持するかという基本的な考え方の中で、昨年十月二十八日まで四回給与関係閣僚会議を開き、乏しい財源ではございましたが、誠意をもって努力をしてきた経過がございます。今年も昨年に比べて財源はきわめて厳しい。大蔵大臣も給与関係閣僚会議においては税収の見通しが現在では立ちにくいというような苦しい状態の中で、給与の担当大臣といた……

第95回国会 参議院本会議 第5号(1981/10/02、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:総理府総務長官・沖縄開発庁長官】

○国務大臣(中山太郎君) 昨日、小谷議員の御質問に対してお答え申し上げましたが、きょう改めて大木議員からお尋ねがございました。  すでに総理から全体的なお答えがございますので重複を避けますけれども、給与担当の閣僚といたしましては、昭和四十五年以来の安定した日本の労使の関係というものが、日本の社会の発展に非常に大きな貢献をしているという原則を確認しておりますから、私どもといたしましては、給与関係閣僚会議におきましても誠意をもって今後とも努力をしてまいりたい、このように考えております。(拍手)

第95回国会 参議院本会議 第8号(1981/10/30、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:総理府総務長官・沖縄開発庁長官】

○国務大臣(中山太郎君) 人事院勧告制度についてお尋ねでございます。  人事院勧告制度そのもの、つまり民間給与との比較だけではなくて、退職金、共済年金を含む生涯賃金、また民間における生産性、企業努力、また国の財政事情等を考慮したものであるべきではないかというお尋ねでございますが、この人事院勧告制度というものは、公務員の給与決定、この今日の仕組みというものは、昭和四十五年以来、日本の安定した労使関係というものをつくり上げるのに非常に大きな貢献をし、それが一つの基盤となって日本の経済発展に寄与をしたことも事実でございます。  しかし、最近における経済の変化、これから到来しようとする新しい国際経済社……

中山太郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院12期)

中山太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/07/25、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 今回、鈴木内閣の発足に当たりまして、総理府総務長官及び沖繩開発庁長官を命ぜられました中山でございます。  かねて当院議院運営委員長在任中は与野党の先生方に格段の御協力と御指導を賜りましたが、どうかひとつ今後とも前回に増しまして先生方の御指導、御鞭撻を賜ることを心からお願いを申し上げたいと思います。  もとより微力でございますが、全力を挙げてその職務に努力をいたしたいと考えておりますので、委員長初め各委員の先生方の御指導をお願い申し上げてごあいさつにかえさしていただきたいと思います。(拍手)

第92回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号(1980/07/24、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) このたび総理府総務長官を命ぜられました中山でございます。  先般来当院議院運営委員長として在任中は与野党の先生方に格段の御指導を賜りまして、まことにありがとうございました。当委員会の委員長及び委員の先生方にはひとつ今後とも一層御指導、御鞭撻をいただくことをお願い申し上げます。  御案内のとおり、昭和四十六年以降連続九年間にわたり減少を続けてきたわが国の交通事故による死者数は、本年四月以降急増をしており、過去最悪を記録した昭和四十五年の交通事故死者の半減を目指すものとした第二次交通安全基本計画の目標達成も、楽観を許さぬ状況と相なっております。  また、年間六十万人にも及……

第92回国会 内閣委員会 第1号(1980/07/24、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) このたび、鈴木内閣発足に当たりまして、総理府総務長官並びに沖繩開発庁長官を拝命いたしました中山でございます。  微力でございますが、全力を挙げて職務の遂行に当たりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  なお、数日前まで当院議院運営委員長として、与野党の先生方に公私にわたり格段の御指導、御鞭撻を賜ってまいりましたが、当委員長初め与野党の各先生方、格段の御支援、御鞭撻をいただくようにお願いを申し上げまして、就任のごあいさつといたします。よろしくお願いをいたします。(拍手)

第92回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1980/08/12、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 私といたしましては、従来どおり人事院勧告を尊重して完全実施するように努力をいたす覚悟でございます。
【次の発言】 閣議の決定につきましては、いまの段階でいつだというふうに確約を申し上げることはいたしかねますけれども、御案内のように、財政事情が非常に苦しいという中で人事院勧告を完全実施するという努力のさなかでございますので、できる限り早い機会に完全実施できるように閣議決定に持ち込みたいと、このように努力をいたしたいと考えております。
【次の発言】 給与法案の提出に関しまして冒頭に出せというようなことでございますが、国会召集の時期や会期にも関係する事柄でございまして、現在……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/24、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 沖繩及び北方問題についての所信の一端を申し述べたいと存じます。  初めに、沖繩の振興開発について申し上げます。  沖繩が祖国に復帰してすでに八年有余が経過いたしましたが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各分野における本土との格差是正や沖繩の自立的発展に必要な基礎条件の整備のための努力を鋭意続けてまいりました。その結果、空港、道路、文教などの公共施設の整備は順調に進展し、その他多くの分野でもそれなりの成果を上げ、本土との格差は次第に縮小されております。  しかしながら、沖繩は、産業の振興を初め、雇用問題、特に今後の沖繩の将来を考えるに当たっ……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号(1980/11/26、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 岡田委員のお尋ねの北方領土の日の問題でございますが、これは本年八月の北方領土返還要求北海道東北国民参加総決起大会で決議をされたのが最初でございまして、引き続きまして十月二十五日に行われました東京での北方領土返還の要望の国民大会におきまして、この参加団体の中の一つの団体から、北方領土の日を制定するようにという要望が出たわけでございまして、その要望に対して政府としては前向きで検討をいたしたい、こういうふうなお答えを申し上げたのが民間団体の動きに対する私どもの考え方です。ただし、御案内のように、こういうふうな領土の返還というようなことにつきましては、これは国民全体の主権の問……

第93回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号(1980/11/12、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの自転車の問題でございますが、総理府が昨年十一月現在で調査をいたしました全国における駅周辺の自転車の放置台数は約八十五万台に達しております。五十二年十一月の時点での調査に比較いたしまして、十八万台という増加状況でございまして、今回議員立法いただくような御趣旨は、政府といたしましてもきわめて時宜を得たものだと考えておりますが、細部の資料につきましては政府委員からお答えをさしていただきたいと思います。
【次の発言】 先生御指摘のとおりだと思っております。総理府といたしましてもそのような方向でまいりたいと考えております。

第93回国会 社会労働委員会 第6号(1980/11/13、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 内閣には、御案内のように国際障害者年の対策本部が、総理大臣を本部長として厚生大臣と私とで副本部長を務め、それぞれの関係各省庁の責任者がその下で作業を進めることになっております。また、中央心身障害者対策協議会の中にも二十名の委員と特別委員を五十五名置きまして、これからの計画を具体的に進めていく。その中には障害者の代表の方にもお入りをいただいております。こういうことで、来年に始まる国際障害者年につきましては、政府といたしましても全力を傾けて、この障害者年にふさわしい政策を実現してまいりたいと考えております。
【次の発言】 ただいま政府委員がお答え申し上げましたとおり、国連……

第93回国会 内閣委員会 第2号(1980/10/28、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの公務員給与に関する人事院勧告の扱いにつきましては、本日午後二時過ぎから、院内大臣室において給与関係閣僚会議を開催することになっていることをはっきり申し上げておきたいと思います。  もう一つ、総務長官として一体どういう態度で臨むかと、こういうお尋ねでございますが、私は、もうかねて申し上げておりますとおり、公共企業体においても労使関係を円満に持っていくということが国家のためにもきわめて大切であるということから、人事院勧告の完全実施ということによって公務員の方々の生活を確保するということが大変大切であるということから、一日も早い人事院勧告の完全実施を閣内で主張をいた……

第93回国会 内閣委員会 第6号(1980/11/11、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 政府といたしましては、十月三十一日、御案内のように公務員に関する給与の改定の閣議決定をいたしまして、十一月四日に関係法案を国会に提出さしていただいたようなことでございます。給与法につきましては、十一月七日に衆議院内閣委員会に付託をして御審議を願っておるということでございまして、関係の各法案を国会で審議している最中でございますが、それぞれ委員会で成立をさしていただくということは、もう政府はもとより当初から期待をいたしておるわけでございます。一般職の給与についても同様でございます。
【次の発言】 御指摘のように、政府といたしましては公務員の給与に関しては人事院の勧告を尊重……

第93回国会 内閣委員会 第7号(1980/11/13、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま議題となりました国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  去る二月二十七日、人事院から、国家公務員法第二十三条の規定に基づき、国会及び内閣に対して国家公務員災害補償法の一部を改正すべき旨の意見の申し出がありました。この法律案は、この人事院からの申し出に基づき、国家公務員災害補償法を改正し、一般職の国家公務員の処遇の改善を図ろうとするものであります。  次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。  今回の改正は、同じく今国会に提出されております労働者災害補償保険法の改正法案にあります給付改善に……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/27、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま議決されました附帯決議につきましては、その御趣旨を体し、今後なお一層公務災害の防止に努力をいたしますとともに、人事院の調査研究をまって十分検討いたしてまいりたいと存じております。
【次の発言】 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案について、一括してその提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げ……

第93回国会 内閣委員会 第12号(1980/11/28、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 山崎委員から、給与公務員三法の一括の扱いを政府が望んだのではないかというおしかりでございますが、政府はこの給与関係法案国会提出に当たりましては、さきの国会に提出いたしまして審査未了となり今国会に再提出をして御審議をお願いしている定年制度法案及び退職手当法の改正法案につきましても、あわせて御審議を願い、成立をさせていただきたいと願望したようなことでございます。  その背景にあるものは、御案内のようにまことに厳しい財政事情の中で、行政の一層の効率的運営というための定年制度法案及び官民格差の是正のための退職手当法案、こういうことをひとつお願いしたいということでございまして、……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/13、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 植木委員のお尋ねにお答え申し上げます。  御指摘のように、国家公務員が、三公社を除いて百十九万、地方公務員が三百十九万人おられるわけでありますが、昨年の人事院勧告を尊重する際に話が出まして、民間のいわゆる退職金と公務員の退職金と比べてみると、民間より公務員の方が高い、こういうことで、今年退職手当の一割削減ということを法案の改正をもって国会で御審議を願うということで、国会に法案を提出さしていただいているようなところでございます。  また、定年制の問題につきましては、大企業、中小企業を初めほとんど定年制をすでに民間ではやっております。こういうことで、今回、昭和六十年をめど……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/14、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 前掲委員にお答え申し上げます。  御指摘の長期行動計画というものにつきましては、御案内のように、国連が申します国内委員会というものが中央心身障害者対策協議会を中心に官民合同でできておりまして、その中に二十名の委員とそれからこれらの方を含めて特別委員を五十五名お願いをして、その中には心身障害の代表者もお入りいただいて、これからの政府の行動計画というものはいかにあるべきかということについて御意見を賜る段階になっております。  五十七年三月で終わるということは、国連の国際障害者年、そういうものを対象にした一つの枠というものを決めておりますが、これからの政府の行動計画につきま……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1981/02/25、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 沖繩及び北方問題について所信の一端を申し述べたいと存じます。  初めに、沖繩の振興開発について申し上げます。  沖繩が祖国に復帰して間もなく十年という歴史的節目を迎えようといたしておりますが、この間政府は、沖繩振興開発計画に基づき、社会資本の整備を初め、各分野における本土との格差是正や沖繩の自立的発展に必要な基礎条件の整備のための努力を鋭意続けてまいりました。その結果、道路、空港、上下水道、公立学校などの公共施設の整備は順調に進み、その他多くの分野でもかなりの成果を上げ、本土との格差は次第に縮小してまいっておる状態でございます。  しかしながら、沖繩においては、産業の……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/25、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生御指摘のように、沖繩が過去の戦争の最激戦地であった、そういう中で軍人よりも県民の方がたくさん戦火を浴びて亡くなられた、こういう悲しい事実に基づき、さらにこの当時あそこへ参りますと、自決された海軍司令官が「沖繩県民斯く戦へり」、後世格段の御配慮あらんことをということをその遺言として書き残されていることは私ども忘れられない事実であります。こういう中で、戦後の長期にわたる米軍の占領の後でいまお話がありました沖繩の本土復帰ということが県民の最大の願いであった。これを受けて各党の御協力のもとにアメリカとの交渉の結果、占領された沖繩が返ってきたということでございますが、私ども……

第94回国会 決算委員会 第1号(1981/01/19、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの対米請求権の関係につきましては、人身関係の事案、漁業関係の事案、すでに一応処置を講じてまいっております。残る土地関係の事案を中心といたしまして、地元の要請によりまして、五十六年度予算でこの全体枠は総額百二十億円を総枠としてはめて、沖縄返還協定放棄請求権等補償推進協議会が母体となって、組織する公益法人に一括交付をすることにするという原則に立って、五十六年度予算につきましては、その一部として十億円を計上しているところでございます。
【次の発言】 細部にわたりましては、政府委員から答弁をさしていただきます。

第94回国会 決算委員会 第閉会後1号(1981/07/08、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの特殊法人、認可法人と並んで、公益法人の実態を把握しておるかというお尋ねでございますが、詳細な数につきましては政府委員から答弁をさしていただきます。  私どもといたしましては、この問題につきましても、第二次臨時行政調査会の答申が出てくるのを見守っているというところでございまして、その点は御理解をいただきたいと思います。  なお、沖縄の問題につきましては、沖縄の補助率の問題等、戦後復帰後十年近くやってまいりましたが、いまだに沖縄の経済状態というものは、県民平均所得が本土の約七割でございまして、私どもとしては、沖縄はぜひひとつ特別な地域であるというふうなことで、御配……

第94回国会 決算委員会 第6号(1981/04/06、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 沖縄振興開発の埋め立て工事等に関しましては、先生からのお尋ねでございますが、もちろん沖縄の産業振興のためにやることでございますから、沖縄の業者の方、あるいは資材を優先的に使うということは、私は当然のことであろう、また、そのように指導をしてまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 喜屋武委員の御指摘の点は、かねて委員会でも御答弁申し上げておりますように、第一次振興開発計画が終わりを告げるこの時点で、私どもとしては第二次振計の柱を、いま御指摘のような点にしぼって立てておるわけでございます。私ども沖縄開発庁といたしましては、本土並みに県民所得を上げるということが……

第94回国会 決算委員会 第7号(1981/04/15、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま御決議のありました婦人問題及び婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約の早期批准に向けての国内法制等諸条件の整備につきましては、御決議の趣旨に沿って、国内行動計画、後半期における重点課題として鋭意取り組んでまいる所存でございます。

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号(1981/02/25、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 今国会における交通安全対策に関する審議が開始されるに当たり、交通安全対策に関し一言所信を申し述べます。  今日、わが国における自動車の保有台数は三千八百万台、運転免許保有者数も四千三百万人を超え、なお、年間それぞれ二百万の規模で増加しているのでありまして、まさに、本格的な車社会、国民皆免許時代を迎えていると申しても過言ではありません。  一方、交通事故による死者数は、昭和四十六年以降昭和五十四年まで連続九年間にわたり減少を続けてまいりましたが、昨年は一転して十年ぶりに増加を見るに至りました。  交通事故発生件数、負傷者数についてはすでに昭和五十三年以降再び増加の傾向を……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第4号(1981/03/25、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生もいまお話しの自転車の関係の法律に基づいて地方自治体として国立市でその法律の精神を実施に移すための努力義務が具体的に条例化されたものと、そのように存じております。
【次の発言】 最近の青少年非行の多発地点というのを実は全国の統計資料で調べてみますと、不思議と都市における子供たちの屋外のいわゆる遊び場というものの一番少ない場所と青少年非行の一番多い発生地点とは一致しております。そういうことから、実は私どもは総理府で青少年の意識調査を実施いたしました結果、子供たちが政府に何を望むかという大きな中に、いわゆる屋外の遊び場をつくってもらいたいという青少年の政府に対する要望……

第94回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第6号(1981/04/17、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 交通安全基本計画について御説明いたします。  この第三次の交通安全基本計画は、交通安全対策基本法第二十二条の規定に基づき、去る三月三十一日中央交通安全政策会議において決定されました。  この基本計画は、陸上、海上及び航空交通の安全を確保するため、国及び地方公共団体が講ずべき交通の安全に関する施策の大綱を示したものであります。  過去五カ年間、第二次の交通安全基本計画に基づきまして、交通安全対策を総合的に推進してきましたが、その結果大きな成果を上げ、所期の目標をほぼ達成いたしました。この第二次の基本計画は昭和五十五年度をもって終了しましたが、交通安全の確保は依然として国……

第94回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1981/07/28、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 総理の北方領土視察問題につきましては、新聞紙上いろいろ報道されておりますが、まだ公式に決定をいたしておりません。
【次の発言】 かねて北海道及び東北の北方預出返還運動の国民大会からも、総理の北方領土視察を要望する決議を受けておりますので、総理としては適当な機会に北方領土を視察したいという希望を述べられておりましたが、ただいま新聞で報道されているような日程が一つの時期であるとも考えております。
【次の発言】 先生も御案内のように、北海道、東北の方々の御決議というものが、要望事項というものが三つございまして、一つは北方領土の日の制定、もう一つは総理の現地視察、もう一つは地……

第94回国会 内閣委員会 第2号(1981/03/26、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 昭和五十六年度総理府本府の歳出予算要求額について、その概要を御説明いたします。  昭和五十六年度総理府本府の歳出予算要求額は一兆六千九百九十一億二千百八十五万八千円でありまして、これを前年度歳出予算額一兆五千六百九億四千四百三十五万二千円に比較いたしますと千三百八十一億七千七百五十万六千円の増額となっております。  以下、歳出予算要求額の主なものについて、予定経費要求書の順に従って申し上げます。  国際障害者伍事業推進に必要な経費六億三千四百五十六万八千円、交通安全対策に必要な経費二十一億九千四百八十万三千円、広報及び世論調査に必要な経費百三十八億一千三百十三万六千円……

第94回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1981/08/20、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 私は、給与担当大臣といたしましては、昭和四十五年以来この人事院勧告の完全実施ということによって労使関係が非常に安定した状況に今日まで推移してきた、そういう状況というものはきわめて好ましいいわゆる影響を社会全般に与えている、こういうことで、この好ましい労使関係というものを今後とも維持してまいりたい、これが私の基本的な考え方であります。  私は、客観的に事実を申し上げたいと思うんですが、昨年の人事院勧告が行われた際、今年のような臨時行政調査会というものが国会によって設置をされていなかった時点におきましても、完全実施が困難かどうか、これが大変昨年も当委員会で論議を呼んだとこ……

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/04/16、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額を増額するとともに、戦没者等の遺族、傷病者及び老齢者の処遇の改善を図るほか、長期在職の老齢旧軍人等に係る仮定俸給の改善等の措置を講じ、恩給受給者に対する処遇の一層の充実を図ろうとするものであります。  次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。  この法律案による措置の第一点は、恩給年額の増額であります。  これは、昭和五十五年度における公務員給与の改善を基礎として、昭和五十六年四月から、恩給年額を……

第94回国会 内閣委員会 第4号(1981/04/21、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま恩給局長がお答えを申し上げましたとおり、この用語自身を、今回の国際障害者年に当たりまして不快用語を法律の案文の中で改正していくという作業をただいまいたしておりますが、御案内のように、非常に範囲の広い問題でございますので、私どもとしては先生御指摘のように前向きな方針で検討してまいりたいと、このように考えております。
【次の発言】 いま内閣審議室長が御答弁を申し上げましたが、私の見解はどうかというお尋ねでございます。  いまの先生の御指摘、私もソ連地域抑留者の方方で軍人以外の方々の筆舌に尽くしがたい御苦労ということについては、本当に心から同情もし、何とか慰労をした……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/23、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 今年度の公務員給与に関する人事院勧告がいまだ調査段階で出ていない、勧告が行われていないという段階で、私からこの勧告についてとやかく申し上げる立場にないと私は実は考えております。ただし、先生御指摘のように、恩給のあるいは公務扶助料とか、いろんな問題がこの公務員の給与のベースアップを一つの基準としてのいわゆる作業要諦というものは従来あったことは先生御案内のとおりでございますから、いろいろな状況を判断いたしまして、私といたしましては、財界が何と言おうと、人事院からの勧告があれば私どもとしては従来の方針を堅持してまいりたいと、こういうふうに考えております。

第94回国会 内閣委員会 第10号(1981/05/26、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま議題となりました国務公務員法の一部を改正する法律案及び国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  初めに、国家公務員法の一部を改正する法律案について申し上げます。  国家公務員については、大学教員、検察官等一部のものを除いて、現在、定年制度は設けられていないわけでありますが、近年、高齢化社会を迎え、公務部内におきましても職員の高齢化が進行しつつあります。したがって、職員の新陳代謝を確保し、長期的展望に立った計画的かつ安定的な人事管理を推進するため、適切な退職管理制度を整備すること……

第94回国会 内閣委員会 第11号(1981/05/28、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) いま行政管理庁長官からお話がございましたが、現実的にどのような形をとられるかという具体的な御発言もございませんので、私としてはそのようなことが行われた時点で判断をさしていただきたい、このように考えております。
【次の発言】 臨時行政調査会では先生御指摘のような点も御検討が行われるというふうに風聞をしておりますけれども、この法律案が成立をするかどうか、この国会ではまだはっきりとお約束をいただいていないわけでございますから、臨時行政調査会としては当然公務員制度全体についても意見を述べられることもこれはあってしかるべき問題だろうと、このように考えております。

第94回国会 内閣委員会 第12号(1981/06/02、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 定年制法案を国会で御審議をいただくまでの経過につきましては、昭和五十二年に国家公務員に定年制を導入するものとするという閣議決定が行われております。この閣議決定で定年制を導入するということに方向が決まったわけでございますが、公務員の方々の身分に関する問題でございます、身分保障に関する重要な問題でございますから、中立的、専門的な中央人事機構として存在している人事院の意見を聴取したい、こういうことで昭和五十三年二月に総務長官から書簡を発信いたしました。これに対して、人事院は一年半にわたっていろいろと調査をされ、その結果、人事院総裁という資格で書簡を総務長官あてに送ってこられ……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/06/04、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) せっかくのお尋ねでございますけれども、私はいわゆる五十七年度から実施をするという計画を承っておりません。
【次の発言】 何にもございません。
【次の発言】 私は、かねて申し上げておりますように、この人事院制度、人事院の勧告によって政府がそれを尊重し、完全実施をしていくということは、公務員の諸君のいわゆる国民へのいいサービスをしてもらうところの基本の原則であると、そのように考えておりますし、またそう信じております。ことに労働基本権が制約をされている公務員の諸君にとっては、やはり人事院という公正な中央人事機構の機関が民間の賃金を調べ、そうして公務員の生活を安定させるために……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/06/06、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) これまでもたびたび御答弁申し上げましたように、政府といたしましては、定年制度導入の趣旨にかんがみまして、人事管理の必要上幹部職員についての個別的な退職勧奨をする場合を除きまして、組織的、集団的退職勧奨はなくなっていくものと考えております。
【次の発言】 公共企業体等労働関係法、地方公営企業労働関係法によって保障される団体交渉権、労働協約締結権は最大限に尊重しなければならないと考えております。  五現業の職員の定年制度につきましては、人事院総裁の書簡の趣旨を尊重いたしまして、いわゆる非現業職員と扱いを一部異にし、給与特例法にその特例を定めることとしたわけでございます。給……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/12、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  この青少年の非行問題は、実は昨年鈴木内閣発足当時、暴走族の問題が非常に大きな問題になりまして、早速八月を暴走族の取り締まり月間と、こういうことで教育団体、各市町村、警察等にも連絡をいたしまして、それのリーダー格の方々に連絡をして解散を勧誘するということから取り締まりを強化したために、暴走族事件というものはその後急速な減少を来しました。一方、その減少と時を合わせるように問題になりましたのは学校内暴力の問題でございますし、また先般両親をバットで殴り殺すというような少年が逮捕後平然として留置場で食事をすると、こういうふうな異様な子供たちの心理が一体ど……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/13、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えいたしまます。  副本部長といたしましては、自分が身体障害者だったらと、あるいはまた自分の子供に身体障害者が生まれていたらと、そういう気持ちで取り組んでおります。

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/03/09、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  昭和五十六年度の予算で、概算要求の段階で各府県の同和地区事業の中で予算要求ができるものはすべて要求をいたしました。ただ、用地の取得等の問題について話し合いができないものについては一部積み残しがあることは事実でございます。しかし、この法律の扱いにつきましても、また、これからの同和対策事業の持っていき方にいたしましても、ただいま関係各省庁ではそれぞれ残存事業の事業量の計算もいたしておりますし、昭和五十七年度の概算要求の時点においてこれからの方針を決定いたしたいと考えております。
【次の発言】 いま御指摘のとおりでございまして、院の附帯決議の趣旨を尊……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/03/13、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  いま厚生大臣が答弁を申し上げたように、政府は推進本部を持っております。そういたしまして、国連の言う国内委員会というものは、特別委員会というものが六十人の委員でできております。この中には心身障害者の代表者の方も入っていただいて、さらにその下に五つの部会ができております。たとえば雇用労働の担当部会とか、あるいは環境とか福祉の関係、あるいは医療の問題、そういうふうに五つの部会がございますが、すでに昨年の十一月から審議を始めております。そういたしまして、今年の十一月ごろに企画部会で全体的な方向をまとめて来年にその結論を出していく、そうしてその結論を出し……

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/03/14、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  二月十七日に、婦人問題企画推進会議から総理大臣あてに出されたその意見書の中に、お話しのような点が含まれておりますが、その趣旨は、その需要に応じて適当な処置をとるという前向きな姿勢を示しているものと理解をいたしております。

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/03/16、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  先生も御指摘のとおり、いま総理から御発言ございましたが、国際障害者年、国連の掲げる五つのテーマ、そういうものを国内的に実施するために特別委員会を中心に五つの部会を置いておりますけれども、その連絡調整というものを、総理府で担当室をつくって、今年の国際障害者年が十分その目的を達するように設置をいたしたものでございます。
【次の発言】 お答えをいたします。  政府は昨年の三月二十五日の閣議で、ことしの国際障害者年の十分その目的を果たすために推進本部というものを設置する、この推進本部というものは一年限りにしてそれを廃止する、残務処理は三月末までに行う、……

第94回国会 予算委員会 第11号(1981/03/17、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  審議会等への婦人の方々の登用状態、これはまだはっきり申し上げて全般的に高い数字を示してはおりません。  具体的に申し上げますと、国の審議会における婦人委員の割合は、昭和五十年の二・四%から五十四年の四・一%と上昇をいたしております。国家公務員採用試験のうち、女子の受験を制限している職種につきましては、一般職に関し五十年度十二職種から五十五年度四職種に減少をいたしました。さらに、五十六年度から国家公務員初級税務、入国警備官及び警務官の三職種について女子の受験を認める方針が決定をされております。したがって、五十六年度に女子の受験が制限をされていると……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/03/18、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  私も関西の出身でございまして、同和問題につきましては十分承知をいたしておるつもりでございます。
【次の発言】 最近いろいろな場所におきましての差別的な言辞が吐かれているとか、いろいろな問題がございまして、この法律が求めている理想である差別のない社会という社会の実現にまだ道が遠いというふうな気持ちを持っております。
【次の発言】 この法律ができまして、さらに三年前に時限立法とはいえ延長されたわけでございますが、今日までに国費が約一兆円以上環境整備のために出されております。なお、この間附帯決議が御案内のようについておりまして、それぞれの項目について……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/03/19、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お答えをいたします。  差別撤廃条約批准を昨年七月に政府がいたしまして、これからの五カ年のいわゆる期限が切られたわけでございます。この条約の批准に向けて関係各省が差別撤廃のための国内法の整備というものにつきましては鋭意努力をいたしているところでございますが、私どもといたしましては長い慣習の中にあって新しい大きな国際的な協約に署名したわけでございますので、二の条約の批准に向けて一層努力を続けてまいりたい、また、関係各省と調整もいたしてまいりたいと、このような覚悟でおります。

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/03/23、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生から先週末に贈られた差別に関する書籍は十分読ましていただきました。私はまことに残念なことだというふうに考えております。政府はあくまでも差別のない社会というものの実現のために今後とも努力をしていくべきだと、このように認識をしております。
【次の発言】 いまの団地の掲示板とか道路標識に差別用語が書かれるということは、まことに残念なことでございます。どういう人がそういうことをやっておるのか、こういう問題につきましても、私どもはそういう話を聞くたびに法務省の方に連絡をして調査をお願いしているところでございます。
【次の発言】 お答えを申し上げます。  いま各大臣からもお話……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/03/24、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先般も委員会でお答え申しましたが、在外財産問題につきましては、第三次在外財産問題審議会というものがその当時設置されまして、在外財産の喪失について国に法律的な補償義務はないが、政策的な配慮に基づく特別措置として引き揚げ者に特別給付金を支給することによって、在外財産問題に終止符を打つことが適切であるという答申がございました。昭和四十二年、引き揚げ者等に対する特別給付金の支給に関する法律によって措置してきたところでございます。この支給措置によって在外財産問題は最終的に政府としては処理されたものと考えておるわけでございます。第三次在外財産問題審議会は、戦後繰り返し議論が行われ……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/03/26、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの総理府の中央心身障害者対策協議会、こういうものが法的根拠に基づいて設置されており、その一般庶務、事務というものが厚生省の社会局更生課で行われておると、これが従来の経緯でございますけれども、国際障害者年に当たって、ただいま国内委員会ともいうべき特別委員会の五つの部会で御審議をいただいて、これからの障害者年に当たって政府がこれから何をするべきかということについては、この年末に企画部会で長期行動計画あるいはまた総合調整の機関等のあり方等についての御意見を承ることになっておりますので、その御意見に基づいて、政府としてはこれからの調整機能というものをいかにするべきか……

第94回国会 予算委員会 第19号(1981/04/01、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) いま参考人から切々とした人生の歩んでこられたお話を承りまして、脳性小児麻痺の子供たちが生きていく中でどのような苦しみがあるのか、また、育ててこられたお父さんお母さん方の御苦労というものと、現在の生活の実態というものを聞かされまして、私どもは、やはりこの「完全参加と平等一という理想を一日も早く実現するために、政府としては積極的に取り組まなければならないと、このようにつくづく感じた次第でございます。

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/04/02、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先般予算委員会で鈴木総理もお答えなさったとおり、申し上げたとおりに、五十七年度以降の同和対策については、五十七年度の概算要求の時点というふうに総理の御方針がございますが、私といたしましても、十分各党の御意見を伺った上で、できるだけ速やかに結論を出したいと考えております。
【次の発言】 できるだけ速やかに誠意を持って努力をいたしたいと考えております。
【次の発言】 鈴木総理の考えどおりやってまいる所存でございます。どうかひとつ行政改革の最大の問題として考えております公務員二法の早期成立についても、全面的な御協力をぜひお願いを申し上げたいと思います。


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/11/04、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの、沖縄本土復帰十年を機にして政府主催の記念行事をやるかどうかというお尋ねでございます。  御案内のように、この沖縄の本土復帰に際しましては、沖縄県民もこぞって本土復帰を願望され、また各会派も国会での御決議もいただき、政府の必死の努力で、歴史の上でかつて見ない、戦火を交えずに領土が返ってきたわけでございます。こういうことを踏まえまして、政府といたしましては来年の五月十五日、政府主催で、また地方公共団体、民間の方々にも御相談を申し上げて、この記念すべき行事をぜひ行いたい、このように考えております。
【次の発言】 われわれ日本民族の歴史の中で、米軍占領下のこの数十年……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/11/06、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 五十七年度以降の同和対策事業をどうするかと。いまの問題も含めてでございますけれども、いろいろと同和対策協議会の中間答申等も踏まえまして、政府は、八月二十八日の関係閣僚の協議によって、今後一定期間同和対策事業をやる必要があるということは認めるけれども、なお、今後のいわゆる事業の執行については効率かつ有効にその施策をすることが必要であるということで閣僚が同意をいたしまして、総理のいわゆる承認もいただいております。そのようなことで今後は運営をしてまいるべきであろうと考えております。
【次の発言】 先生御指摘の人事院勧告に関しましては、八月七日に五・二三%の引き上げを勧告して……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/11/11、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 人事院からまず答弁をさしていただきます。
【次の発言】 先生お尋ねの点はきわめて重要な問題でございまして、納税者である国民の側から見て、どうも人事管理にルーズな点がある、信賞必罰でやはり成績優秀な者に限って特別昇給を認めるという原則に立って各省とも一つの基準を決めなければならないと、このように考えております。
【次の発言】 先生の御指摘の点はきわめて重要な点でございますので、十分御趣旨を踏まえてそのように努力をしてまいりたいと、このように考えております。

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/10/15、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) ただいま官房長官からお答えを申し上げましたのと全く一緒でございます。
【次の発言】 お尋ねのILOに対する政府の見解表明のことはよく存じております。仲裁裁定に関しましては国会の議決にお願いをしていることでございまして、政府としては国会の御判断を得たしていただきたいと考えております。  また、人事院勧告の完全実施、あるいは実施しない場合の問題につきましては、先般衆議院の予算委員会における大出俊議員の御注意もございまして、まだILOに提訴する、しないというような問題も、だれも論議しない間に政府がILOに提訴した場合のことを考えてとやかく言うことは控えられるべきではないかと……

第95回国会 内閣委員会 第3号(1981/10/20、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先日、委員長より、人事院勧告の取り扱いにつきまして早期に決定するよう申し入れがございましたが、委員長のお申し入れの趣旨を踏まえて、政府といたしましては誠意を持って対処してまいりたいと考えております。
【次の発言】 各党の国対に対して、党間で行われたメモというふうに、私いまメモを拝見して、ただいま先生のお読みいただいた文書を伺いながら、まだ正式に私に対して人事院勧告の実施に関する速やかな結論を急ぐようにという御連絡ございませんけれども、先ほど委員会開会に当たりまして、内閣委員長からのお申し入れに対して、政府としてはできるだけ速やかにこの問題の解決ができるように誠意を持っ……

第95回国会 内閣委員会 第4号(1981/10/22、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) いま人事院総裁からるるお述べになりましたが、総務長官としては、長年公務に従事した者に対する報償制度であるという一貫した態度をとっております。
【次の発言】 いろいろ御議論が出まして、私も先ほどからずっと伺っておりましたけれども、いま人事局長がお答え申し上げましたような姿勢を総理府としては当分堅持をしてまいる。ただし六十年をめどに公務員制度、給与、いろんな問題を全般的に再検討するという人事院の意思がございますから、そういう中でやはりこの問題もあわせて検討されることも適当じゃなかろうか、このように考えております。

第95回国会 内閣委員会 第5号(1981/10/27、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 閣議は内閣の最高の意思決定機関であるというふうに存じております。
【次の発言】 閣議で決定される事項はいろいろと各省に関するものがございます。私ども、他省のことは私の権限外のことでございますので、ここで閣僚として申し上げるわけにはまいりませんが、私が所管をしております総理府あるいは沖縄開発庁につきましては、たとえば一例でございますが、沖縄電力の民営移管ということがすでに閣議で決定をされております。この電力の民営移管につきましては、九九・五%が大蔵省が株主でございますので、これを民営移管にするとすれば、この電力会社の株を公開して公募をするかどうか、そういうことからの手続……

第95回国会 内閣委員会 第6号(1981/10/29、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 昨日の朝刊の記事に関してお尋ねでございますが、実は私もその記事を見ましてびっくりをいたしました。こういうことをどこでだれがしゃべったのか、私には全く知らないことでございまして、担当の大臣としては本当に驚愕をしたというのが実情でございます。
【次の発言】 私は人事院総裁の見解と全く一緒でございます。
【次の発言】 先生のお話で、給与担当の大臣として私が日経連に何か物を申せということでございますけれども、政府は法律の定めによって第三者中立機関として人事院の設置をいたしております。政府は、人事院の勧告によってすべて公務員の給与等あるいは退職手当等につきましてもその意見を尊重……

第95回国会 内閣委員会 第7号(1981/10/30、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 人事院自身に任せたらどうかという御意見を承ったわけでありますが、組織として見た場合に、人事院の長い経験あるいは考え方というものが絶えず前向きに動いていることは私は否定するものではございません。  しかし、制度そのものが根本的にどう改革するべきかとか、あるいはその制度が十分機能しているかどうかということは、むしろ第三者的に検討を加えることも必要であろう。こういうことで私は、人事院は人事院としてみずからの制度、そういうものについてよりよきものを求めていくということにも一つの理念があるでありましょうし、また片方、第三者として臨調が人事院制度がいかにあるべきかということについ……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/05、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 国家公務員、それから地方公務員、公社職員等、合わせますと約四百五十万近いものではなかろうかと考えております。
【次の発言】 古賀委員にお答えを申し上げます。  日本学術会議は、御案内のように、連合軍の占領下であった昭和二十三年に法律によって設置をされた学術団体、その法文に示すところでは、いま先生御指摘のように、日本の科学者を内外に代表する機関というふうに法律に明記されているわけであります。ちょうど今期で十二期目を迎えておるわけでございますが、御指摘のように会員数は二百十名、そうして第一部から第七部までございます。そして、有権者が十二期の選挙では約二十二万、こういうこと……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 外務委員会 第5号(1982/04/13、12期、自由民主党)

○中山太郎君 まず外務省にお尋ねをしたいんですが、フランスのミッテラン大統領がいよいよあすですか、日本へこられる。大統領の初訪日について、フランスは最先端の科学技術の専門家を同時に東京へ出して、日本とフランスのこれからの長期の国際協力というものは科学技術政策を中心にやっていこう、貿易の摩擦問題なんていうものはとるに足らない小さなスケールの問題であって、日仏間の大きな政治課題というのは科学技術を中心にした二国間の協力が基本であるというふうに、この間私、パリで科学技術研究大臣にお目にかかったときも彼はそう言っていたわけですが、そういうふうなフランスの取り組み方に対して、日本の政府というのは外交の部……


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各種会議発言一覧(参議院12期)

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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/31、12期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) いまお示しのその書物につきましては、先般ちょうだいをいたしまして拝見をいたしました。最初の三分の一程度は、今日までの同和のいわゆる解放運動の歴史、それから現状の問題点、こういう問題が記載されてございますし、第二章ともいうべき次の三分の一の分野については、全国各地における差別用語の問題が新聞の記事を中心に載せられております。後半の三分の一につきましては、いわゆる同対法あるいはその法のいわゆる時限立法のときについての附帯決議の趣旨等が精密に記載されておるというふうに理解をいたしております。  なお、こういう問題について、私どもとしては、差別のない社会というものの実現のため……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、内閣委員会、地方行政委員会、大蔵委員会連合審査会 第3号(1981/11/26、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの、守秘義務の範囲というものがどの程度に及ぶかということにつきましては、法制局長官から御答弁を願いたいと考えております。
【次の発言】 この問題は、すでに検察庁及び裁判所等でいろいろと証人を通じて、あるいは被告を通じてそれぞれ陳述が行われているところでございまして、総理府としてはもとよりこのような問題についても重大な関心を持ってその後調査をいたしております。
【次の発言】 いま自治大臣並びに総理大臣からすでに御答弁がございましたが、総務長官といたしましては、綱紀の粛正はもとよりでございますけれども、大半の公務員はまじめに公務に従事していると私は信じております……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、農林水産委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1981/11/19、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) 先生お尋ねの、昭和五十六年度以降の同和対策特別措置法期限切れ後の扱いにつきましては、先般、同和対策協議会の中間答申を受けました。その中には、従来の同和対策事業の中には一部行き過ぎの問題あるいは窓口一本化の問題等でいろいろ問題があった、そういう問題についても今後は十分検討する必要があるというような御指摘もございまして、なお一定期間この同和対策事業をやるべきであるという答申がございましたので、それを受けまして、八月二十八日に関係閣僚が集まりまして協議の結果、明年期限切れ以降、五十七年度以降につきましては、一定期間同和対策事業を有効かつ適正に行っていくという方針を決定いたし……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会、文教委員会、社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/11/20、12期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○国務大臣(中山太郎君) お尋ねの青少年非行の問題は、なかなか根の深い問題であろうと思います。総理府におきましても、昨年の八月に暴走族の問題がございました、また、それに引き続きまして親族殺し等の問題が起こりまして、どう対処するかということで、十二月と一月に関係各省庁の局長連絡会議を開きまして、それぞれの専門的立場からの報告もございましたが、それについては二月の初頭に、とにかく各府県、市町村においても青少年の健全育成についての積極的な取り組みをやってもらいたいということで連絡を終わっております。  二月になりまして、青少年問題審議会に対しまして青少年の非行防止について諮問をいたしましたが、例年の……



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データ更新日:2022/12/18

中山太郎[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-|12期|-13期
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