このページでは石破二朗参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。 御質問の第一点の大都市圏の宅地供給を円滑化するための農地に対する宅地並み課税の強化についてでありますけれども、総理大臣及び国土庁長官から御答弁がございました。自治省といたしましても全く同様の考え方でありますので、重複を避けまして答弁は遠慮さしていただきます。全く同意見であります。 御質問の第二点の、都市計画法による市街化区域と調整区域の線引きの見直しについて、当該関係地方自治体において将来の財政負担の増高を懸念して消極的な姿勢が見えるようであるが、自治省としての考え方はどうかという御質問でありますけれども、御心配になりましたとおり、関係地方自治……
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。 国鉄再建方策の一手段としての特定地方交通線の廃止後の善後措置としてのいわゆる第三セクターなるものは、関係地方公共団体に多大の負担を与えることになりはしないかと、自治省の所見はどうかという意味のお尋ねでございましたが、先ほど総理大臣からすでに御答弁がございましたので、重複する点につきましては御遠慮いたしますけれども、やっぱり自治大臣といたしましては、地方公共団体の正当な要望を国鉄に反映するというのが大きな仕事の一つであります。国鉄の再建方策としての特定地方交通線の廃止に関しまする地方自治体の御意見は、現在のところ、地方住民の足を守るのは、大都市と言……
○国務大臣(石破二朗君) 第二次臨時行政調査会と地方自治との関係につきましては、すでに行政管理庁長官からお答えがございまして、おおむね私も同じ考えでありますので特に申し上げることもなかろうかと思いますが、せっかくの御指名でございますので、重複するかもしれませんけれども、私からもお答え申し上げさせていただきます。 このたび政府の設置いたしまする行政調査会は、国の行政制度及び行政運営の改善合理化につきまして調査審議する機関として設置するものでございまして、地方自治行政につきましては、御承知のとおり、従来から地方制度調査会において必要な調査審議を行っておるところであります。今回設置を予定いたしてお……
○国務大臣(石破二朗君) 選挙に関しまする法律を所管いたしておりますので、いやしくも法律に違反することがありませんように戒心してまいりたいと考えております。
【次の発言】 同じことを繰り返しますようで大変恐縮でありますけれども、いやしくも法律に違反することのないように、細心の注意を払ってまいりたいと考えまするし、お言葉の中にありました道義的にも不適当なことがありませんように、できる限りの注意を払ってまいりたいと考えております。
【次の発言】 御承知のとおり、自治大臣に就任いたしましてからまだ日も浅うございますし、選挙につきましても十分の経験を持っておりませんので、政治資金規正法について、あれこ……
○国務大臣(石破二朗君) このたび国家公安委員会委員長を命ぜられました石破二朗でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 御案内のとおり、また、ただいま総務長官からお話がございましたとおり、わが国の交通事故による死者数は、関係行政機関を初め国民各層の方方の御努力により昭和四十六年以降九年連続して減少してまいりました。しかしながら、年間の交通事故による死傷者数はいまだ約六十万人にも達しており、また本年に入ってからは交通事故死者数が増加傾向にあるなど、交通事故防止は依然として緊急の課題でございます。 さらに、運転免許保有者数がすでに四千二百万人を突破し、車両保有台数も一層増加の傾向にあり……
○国務大臣(石破二朗君) ごあいさつを申し上げます。 このたび自治大臣に就任いたしました石破二朗でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 選挙の関係につきましては、平素から委員各位におかれましては格別の御高配にあずかり厚くお礼申し上げます。 申すまでもございませんが、選挙は民主政治の基盤をなすものであります。民主政治の健全な発展のためには、常に国民の政治意識の涵養に努めますとともに、公正かつ明るい選挙の実現に積極的に努力してまいらねばならないと存じております。 私といたしましては、その責任の重要さを痛感いたしまして最大限の努力を傾注してまいる所存でございますので、委員各位におか……
○国務大臣(石破二朗君) 静岡駅前のガス爆発によると推定されます先日の災害に関しましては、警察、消防双方相協力いたしまして、大災害になりますことを防ぎますために最大限の努力を払ったものと考えておりますけれども、御承知のとおりの大きな犠牲が出たわけでありまして、努力はしたことには間違いないと思いますけれども、今後現在のままでいいかどうか、御指摘いただきました点を含めまして、十分反省し善処しなければならぬと思います。あの施設が地下道と称するものの施設でありますけれども、法律上どういう取り扱いをすべきものかというような点についても十分検討し、善処しなければなりませんし、またガスというものに対するあれ……
○国務大臣(石破二朗君) このたび、自治大臣兼国家公安委員会委員長を命ぜられました石破二朗でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 委員各位におかれましては、平素から地方自治行政及び警察行政に格別の御尽力を賜っております。厚くお礼を申し上げますとともに、衷心から敬意を表する次第でございます。 申し上げるまでもございませんが、地方自治は民主主義の基盤をなすものでございますが、激しく変動する社会経済情勢の中で、最近の地方自治行政を取り巻く環境にはきわめて厳しいものがございます。当面する問題といたしましても、地方財政対策の確立、地方公務員行政の充実、選挙制度の改革、消防防災体制の整備強化……
○国務大臣(石破二朗君) おおむね御指摘のとおりであります。
【次の発言】 塩川運輸大臣が両省の統一見解としてお述べになりましたことにつきましては、毛頭異存がありません。
○国務大臣(石破二朗君) ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。 この法律案は、昨年九月に行われた航空機疑惑問題等防止対策に関する協議会の提言を受けて、政治家個人に係る政治資金の明朗化を図るため、その政治資金を取り扱うべき政治団体の届け出、収支の公開等に関する制度を新たに設けようとするものであります。 次に、この法律案の内容について御説明申し上げます。 第一は、目的及び基本理念等についてであります。 まず、公職の候補者の責務の重要性にかんがみ、その政治活動の公明と公正の確保に関する事項を政治資金規正法の目……
○国務大臣(石破二朗君) 宮之原委員も御承知のとおり、昨年の九月五日、航空機疑惑問題等防止対策に関する協議会が提言をいたしています。その中で、大きく分けまして、第一番目には「政治の浄化のための対策」、さらに第二といたしまして「企業倫理の確保のための対策」、第三といたしまして「行政の公正確保のための対策」、第四といたしまして「制裁法規等の整備強化」、こう四つの項目を挙げまして航空機疑惑問題等の再発防止のための実効ある対策を政府に求めておると、かように考えております。
【次の発言】 御指摘になりましたとおり、今回御審議をお願い申し上げておりますのは、再発防止のための協議会の御提言のごく一部でござい……
○国務大臣(石破二朗君) 昨年一年間の政治資金届け出額全国総合計幾らになっておりますか、私も詳細を承知いたしておりませんけれども、ただいまお挙げになりました数字につきまして、とっさのことでございますので、多いとも少ないともちょっと申し上げかねると思います。
【次の発言】 昨年の届け出政治資金の額が多い、特に自由民主党が多い点についての御指摘がありましたが、どうも実態を実は正確に把握することが自分としては困難な面があるわけであります。政治資金規正法が改正されます前、事実をよく知りませんけれども、正確に届け出られておったのかどうかというような点についても疑問なきを得ません。政治資金規正法が強化され……
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。 近年、航空機購入等に絡みます事件を契機といたしまして、政界の腐敗事件とも申すべきものが次々と表ざたになってまいりまして、世間一般の政治に対する信頼が薄らぎ、わが国民主主義の基盤をも脅かしかねないというような事態になってまいりまして、去る昭和五十年、政治資金規正法の大きな改正が行われ、さらにその後、昨年でありましたか、航空機疑惑問題等防止対策に関する協議会というものから去年の九月五日に内閣総理大臣あての提言もございましたこと、御承知のとおりであります。この協議会の提言によりますると、政界の浄化なり政治の信頼を回復するための各方面にわたりましての提言……
○国務大臣(石破二朗君) 就任に当たりまして選挙制度の改革についてお話し申し上げましたのは、一番初めはたしかNHKテレビであったと思いますが、自分が、この六月の参議院通常選挙に当たりまして、選挙制度の改革について迷べた記憶があります。
【次の発言】 選挙制度について、私の参議院選挙に当たって述べましたゆえんのものは、政治を行っていく上に一番大切なことは、政治に対する国民の理解と協力を求めることが必要である。国民の皆さんに理解と協力を求めようとするのならば、政治に対する信頼を国民の皆さんにお寄せいただくようにしなきゃいかぬ。それにはどうしても政治家が、政治に関係する者が金銭にきれいでなければいけ……
○国務大臣(石破二朗君) 現在御審議願っております国鉄の再建法案につきましては、政府部内におきまして十分検討を重ねた結果提案申し上げ、御審議をお願いしておる次第でありまして、ぜひとも一日も速やかに原案どおり御可決くださいますように心からお願いを申し上げる次第でありますけれども、御指摘のとおり、国鉄は国民の欠くことのできない必要な足でございます。特に北海道は、面積も広うございまするし、さらに積雪等他の地方よりか国鉄に依存しなければならない度合いも非常に高いと思います。御承知のとおり北海道は日本でも特別大事な地域でありまして、旧幕、さらに明治政府以来、北海道の地位というものを重要視して今日に至って……
○国務大臣(石破二朗君) 実は、佐藤委員御指摘になりましたとおり、この公的負担分についての検討を続けることという御趣旨のその附帯決議がつきましてから一年近く経過しておるわけでありまして、私も実は気が短いせいもありますが、一体これいつまで検討するんだと言っておるんです。非常に複雑な問題だからと。複雑な問題には違いない、しかし、一年たって結論が出ない、じゃ何年すれば出るんだ。いや、何年といって年月で限るお約束もできません。こういって説明を受けておるのでございます。何とかして一あるいは附帯決議が本来無理なんだと政府で考えるなら、せっかく附帯決議をいただきましたけれども、これはどうも財政上できませんと……
○国務大臣(石破二朗君) 川治の先般の火災事故でありますけれども、御承知のとおり、午後三時半過ぎといういわば真っ昼間であります。お年寄りが比較的多かったという点はありますけれども、真っ昼間起こった火事で、在館中の約三分の一が亡くなっておるわけであります。これはもうまさに異常中の異常と言わなきゃなりません。原因なり何なり目下究明中でありまして、そう簡単にどうこうという結論を出すわけにはいきませんけれども、いずれにしましても、消防の最高責任者であります消防庁、自治省の責任は重大であると、かように考えております。 こういう災害が起こりますたびに、これを教訓として今後二度とこういう災害の起こらぬよう……
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。
御指摘の点、検討の必要があると思いますけれども、よく調べた上でないと何とも言えませんけれども、実は国家公務員につきましても同じような問題が起こる余地があるのではなかろうかと思います。要するに、その任命権者といいますか、仕事を命ずる者が自分で安全衛生の点についての監督権も持つと、二重人格になるところに問題があるという御指摘でございますが、国家公務員についてもあるいはそういうのが起こる余地があるんではなかろうかと思います……
【次の発言】 あるんじゃなかろうかと思うんです。よく調べます。
そこで、労働基準法の適用のある地方公務員もあれば、適用のない……
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。
両大臣と同様の意見を持っております。
【次の発言】 消防に関係する分についてだけお答えいたします。
渋谷委員よく御承知と思いますけれども、危険物につきましては、これを消防で法律上把握する仕掛けに相なっております。実際問題としてそのとおりいっておるかどうか問題はあると思いますけれども、一応筋は通っております。
御指摘のその他の劇毒物、これにつきましては消防法上これを常時確認するという体制に法体系がいまできておりません。大府の事故もありましたので、これを一定量以上などを保管する場合だけでも消防でこれを把握しておかなきゃいかぬじゃなかろうかと考え、……
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。 初めの、地方自治体の公務員の給与が国家公務員に比べて高い、それについてどういう処置をとっておるかという御質問でありますけれども、御指摘のとおり、昭和五十四年度の四月一日現在の調査によりますと、地方公務員全国総平均いたしまして、国家公務員に比べ七・二%程度高くなっております。これは適当なことでありません。したがいまして、しばしば各地方自治体に対しまして指導いたしております。 そこで、過去の経過をたどってみますと、地方自治制度ができました当時、つまり終戦直後におきましては、各地方自治体とも国家財政以上に財政が窮乏しておったというような事情もありまし……
○国務大臣(石破二朗君) お答えいたします。正確な御答弁は後刻担当の局長からお答え申し上げることにいたしまして、今回の特定地方交通線の廃止に関しまする私の基本的な考え方を申し上げてよければ申し上げたいと思います。 自治省はこの特定地方交通線廃止については、当時私はおりませんけれども、恐らくまあいやいやながらやむを得ず賛成したんだろうと思うんです、いやいやながら。と申しますのは、現在の国鉄は御承知のとおり労使の懸命の努力にもかかわりませず年々膨大な赤字を生じております。このままで放置しますれば国の財政の基本を揺るがしかねないような重大な事態に至っております。と申しまして、現在高木総裁、高木さん……
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