このページでは坂倉藤吾参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○坂倉藤吾君 長時間の御審議で大変お疲れのことと思いますが、お許しをいただきまして、私は、ただいま報告をされました農林漁業三白書並びに趣旨説明のありました食管法の一部改正につきまして、食管法の改正にしぼり、日本社会党を代表して、鈴木総理及び関係大臣に質問をいたします。 政府は、この改正案は、現行食管法の理念並びに制度の基本を変えるものではなく、実態との乖離を埋めるための現状追認にすぎない旨の説明を盛んに展開されておるわけであります。 そこで、第一の質問は、この改正案の持つ性格についてであります。 果たして、これが説明をされているような単なる現状追認なのでしょうか。私は、政府の説明が軽々し……
○坂倉藤吾君 私は、日本社会党を代表して、政府に質問をいたします。 いま、世界は激動のときにあります。この激動のときこそ、外交も大切ではありますが、しっかりと内政を充実しなければなりません。民主主義を貫き、勤労国民の不安や不満をなくし、一日も早く政治の信頼を取り戻さなければなりません。激動する世界の波に揺さぶられ、押しさらわれることのない、しっかりした道を歩まなければならないときであります。 世界の経済大国だと自負するわが国ではありますが、国内を見るとき、失業者は百四十万人にも達しようとし、今春、学校を巣立つ若者たちの就職も決まらず、苦悩にあえぐ姿があります。 国民の実質所得は低下している……
○坂倉藤吾君 私は日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による昭和五十五年産生産者米価に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和五十五年産生産者米価に関する決議(案) わが国の農業を守り、食糧の自給体制を確立するため、先の国会で全会一致採択された「食糧自給力強化に関する決議」を実行する第一歩として、政府は昭和五十五年産生産者米価について、その算定と決定に当って次の事項を留意すべきである。 一、昭和五十五年産生産者米価の算定に当っては物価、労賃、生産資材等の上昇を正しく反映させ生産農民の要求に応える米価に引上げ……
○坂倉藤吾君 質問の前に、私がきょうお尋ねをする立場を明らかにしておきたいと思います。 これからお尋ねをする問題は、すでに当委員会の中でお尋ねになり、問題点が明らかにされておる分野も相当あろうかと思いますが、それは御容赦をいただきたいと思います。 この農住組合法案は、国土庁が一応責任になってはおりますけれども、農林水産省、建設省、三省庁の共同の問題でありますし、私がきょういろいろお尋ねをする立場というのは、むしろ日本の農業政策、こうしたものの立場からきわめて関係が直接的に及ぼす問題でありますが、そういう立場を踏まえて質問をいたしてまいりたいと思うのであります。 提案が国土庁が窓口になった……
○坂倉藤吾君 委員派遣の報告を申し上げます。 山崎委員長、馬場理事、内藤委員、戸叶委員及び私、坂倉は、去る九月十八日から二十日までの三日間の日程で、岩手県及び青森県において公害及び環境保全並びに交通安全対策の実情調査を行いました。 第一日は、盛岡市で公害・環境及び交通安全行政の概況について県当局から説明を聴取、あわせて北上川清流化対策についての要望を受けました。次いで地元の自然保護団体の代表と懇談した後、雫石町の葛根田地熱発電所を視察いたしました。 第二日は、十和田八幡平国立公園を視察、次いで東北縦貫自動車道の黒石―青森間を視察した後、青森市で公害・環境及び交通安全行政の概況について県当……
○坂倉藤吾君 きょうは前の委員会のときに御報告をいたしましたように去る九月十八日から二十日までの三日間、岩手県、それから青森県、これを視察してまいりました。その間に幾つかの問題が提起されておりますので、それを中心にしてまいりたいというふうに考えるわけであります。それから昨年の場合は三重県、それから滋賀等、いわゆる伊勢湾、琵琶湖等の関係を視察いたしましたが、この関係はいままでの委員会で少し触れながら突っ込んでおりますから割愛をしたいと思いますが、一昨年に北海道視察の際の問題が残されたままになっておりますので、これもできれば取り上げてまいりたい、こう考えておるところです。今日的な課題でもございます……
○坂倉藤吾君 交通安全に関する、いろいろたださなければならぬ課題というのは大変事が多いのですが、本日は、後刻、長い間検討されてまいりました自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律案、これが議員立法として提案審査される、こういう予定でありますので、その法律案が議了可決をされた場合の政府の今後の対応、こうした問題について、それを確認する立場を踏まえながら以下質問をいたしてまいりたい、こういうふうに思うんであります。 総論的に申し上げて、第一にお尋ねをしたいことは、私が感じておりますところから言えば、最近自転車はきわめて増加をいたしておりますが、その自転車がいわゆる交通の主たる役割……
○坂倉藤吾君 私は、きょうは久しぶりに里帰りしたようなものでありまして、余り本案に対する審議経過をよく知りませんので、これからお尋ねをする問題がたびたび各委員の方から提起をされていることがあろうと思うんですが、お許しをいただきながらお尋ねをしてまいりたい、こういうふうに思います。
そこで、まず最初にお聞きをいたしたいのは、今回のこの郵便法改正というのは、五十二年の七月二十日の郵政審議会の答申、これが基本になっているのだろう、こういうふうに思うのですが、その辺は誤りはないんでしょうか。
【次の発言】 そのときの審議会答申からいきますと、結局、独立採算制並びに受益者負担、この原則はきちっと堅持を……
○坂倉藤吾君 人事局長にお尋ねをいたしますが、郵政事業を推進し発展させる、そういうためには国民の理解と協力並びに信頼が必要である、このことについては前回、その基本認識としてこの委員会の中で私と省との間には相違はない、こういうふうに確認をしたと思うんですが、間違いないですね。
【次の発言】 労使の関係がきわめて大切な問題であるというのはいま話があったんですが、私が言っているのは、前回冒頭に論議をいたしました郵政事業全体を通じまして、特に今回この料金改定、しかも法定制緩和というものを含めて提起をしてきているわけでありますから、そういうものについての正しい事業の認識の問題等を国民の皆さんにきちっと受……
○坂倉藤吾君 本日は、農政の基本的部分に少し的を当てて幾つかの見解をお聞きをいたしたい、こう思っているわけです。 その前に、いま衆議院で論議が行われております農住組合法案、これは国土庁が提出をされているわけですが、関係する建設あるいは農林水産、それぞれ協議の上で法案が提案をされている、こういうことになっておるわけでありますが、大都市地域における市街化区域内の農地をこれを住宅地に転換をしていこう、こういう趣旨合いのものである、そのことは承知をいたしておるのです。したがって、これは農業政策の上からいきましても、何といいますか、その占める率そのものは非常に小さいわけでありますが、大変な幾つかの問題……
○坂倉藤吾君 川村先生がきょう当面する日ソ、日韓を軸にされて、とりわけ沿岸のきわめて重大な問題をお取り上げになったわけでございますが、したがって、私はきょうはむしろ遠洋に焦点を当てながら、少し政府の考え方をただしていきたいと、こう考えるわけなんです。いずれにいたしましても、いまの沿岸あるいは沖合い、遠洋、養殖を含めまして、すべての漁業に対する基本的認識をもう一遍ただしていきませんと、どうもいまの質疑の内容を聞いておりまして、不安に感ずるわけです。 今日の漁業につきましては、単に第一次産業という立場で、生産活動の面あるいは経済に占める役割りの面、こういうことだけで位置づけ、評価をしていることに……
○坂倉藤吾君 センター法の目的であります首都圏、近畿圏の廃棄物の埋め立て計画が新聞で報道をされまして、各界に大きな反響を呼んでおるわけですが、それらの反響の中で私なりに素朴な疑問点というのがありますので、これを五点ほどに集約できるというふうに判断をいたしました。したがって、その判断をいたしました素朴な質問一つ一つお尋ねをいたしますので、これは後を深く突っ込んでいきます疑問に対します前提の問題でありますから、そういう意味合いでお受けとめをいただき、関係のところから御答弁をいただきたいと思います。 まず第一は、埋立地から汚水が海に流れ出て結果的に海を汚すんではないか、こういう疑問が報じられておる……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十六日、沓脱タケ子君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が委員に選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。中村君。
【次の発言】 ただいま中村鋭一君から発言がありました要望書等の取り扱いについてお諮りをいたします。
島根県知事等から提出をされております要望書及び自然保護団体から寄せられた意見の要旨等は、本日……
○坂倉藤吾君 きょうは、さきの当委員会で表明をされました長官の所信に基づきながら、これに関する少し詰めた論議をいたしてみたいと、こう思っているところです。 この所信によりますと、さまざまな経済社会活動が無制約に行われて、大気あるいは水、あるいは自然などの環境を破壊する、あるいは国民の健康や生命、生活を損なうことがあってはならぬ、こう基本認識が述べられておりまして、まさにその意味では同感であります。ただ問題は、ここで言う無制約に行われるという、その制約の範囲が一体どうなのかという観点等は相当論議のあるところだと思います。ただ、野放しにやられるということにつきましては苦い経験を持っておるわけです……
○坂倉藤吾君 交通安全対策の関係になりますと、陸海空、一般質問も含めてですから聞きたいことが山ほどあるわけなんですが、きょうは法案の関係がございますから、おおむねその法案にかかわる課題を軸にしてお尋ねをしたい、こう思っているわけです。 そこで、まずこれは総理府長官にお尋ねをいたしますが、いま政府が行っております交通安全対策は、総理府で責任を持ってつくられておりますいわゆる第二次交通安全基本計画ですね、これに基づいて各実施省庁分かれまして具体化をされておる、こう理解をするんですが、この第二次基本計画というのは今月末で終了することになっていますね。したがって、新年度、いわゆる四月一日以降第三次の……
○坂倉藤吾君 これから質問をいたしますが、初めに海上保安の関係から入っていきますが、いま建設あるいは農水あるいは通産、厚生省、各御出席をいただいております方にまず申し上げておきたいのですが、いまから海上保安あるいは警察、それぞれお尋ねをいたします事柄等の判断は、御出席をいただいております各省庁の皆さんに当然判断の問題として関連をすることに相なりますので、ほかのところの質疑だということで注意をそらさぬようにまずもって申し上げておきたい、こういうふうに思います。 海上保安、最近の海洋汚染の状況あるいは傾向においてお尋ねをするわけですが、いただきました資料等を拝見いたしておりますと、海洋汚染の発生……
○坂倉藤吾君 いま同僚の本岡委員からずっと問題の提起があったのですが、聞かしていただいておりまして大変疑問に感じるところが多いのです。そこで、基本的な立場に立って二、三御質問を申し上げたいと思うのです。 まず、対策室長の方で説明がありましたときに、この基本計画を具体的に強力に推進をするのだという決意も含めて話があったと思うのです。いまずっとやりとりを聞いておりますと、この強力にというのは、強く引っ張る力あるいは進める方じゃなくて、むしろ政府全体の各省庁、関係省庁にまたがってのいわゆる横の協力ですね、強い方じゃなくて、お互いに力を寄せ合う方の協力の体制いかんというふうにまず最初に聞きたいのです……
○坂倉藤吾君 いま本岡委員の質疑を聞いておりまして、やはりどうしても私自身よくわからぬので、関連をして一つ二つお尋ねをしたいのです。 それは、自動車が原因のものであるから原因者が見るんだと、こういう立て方ですね。しかも、医療あるいは福祉にかかわりますから、関連をするところは厚生省と相談をしていると、したがって、センターがこの分野に新しい一つの試みを行うんだと、こういう筋道になっていますね。そこで、私どもが心配をいたしますのは、医療、福祉の分野は厚生省が主管でありという話になるとするならば、この事故センターが持つ本来の趣旨というのは、いわゆる事故者に対するところの経済的な救済を主たる目的にしな……
○坂倉藤吾君 まず第一にお尋ねをいたしたいのは、環境アセス法がこの国会に提出をされておるわけですが、今日、このアセス法の価値をきちっと踏まえてやる一番大きな課題というのは、これはむしろ電源立地関係じゃないのか。具体的に住民との幾つかのトラブルその他が発生をしておりますのは、たとえば流域下水道におきます終末処理場建設等もありますけれども、むしろ、今日まで電源立地関係の方が課題としては一番大きいんじゃないのか。しかも、土地収用法等のいままで適用してまいりました状況をながめてみましても、むしろ、電源立地にかかわる問題というのは非常に該当が多いわけなんですね。こういう状況から判断をしていって、一番肝心……
○委員長(坂倉藤吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
委員各位の御推挙によりまして、委員長の職務に着くことに相なりました。各位の御協力をいただきまして、その任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
この際、山崎前著員長から発言を求められておりますので、これを許します。山崎君。
【次の発言】 委員の異動について御報告をいたします。
本日、山崎昇君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御……
○坂倉藤吾君 先般二十日の日の委員会で、同僚の山田議員が蚕糸の問題は論議をしたということになっているはずです。同時にまた、当面の課題であります酪農、畜産、畜肉の関係等につきましては、午前中酪農を中心にいたしまして川村先生の方から質疑がございましたので、本日は私は水産の問題、それから林業の問題に焦点を当てながら大臣の所信、予算にかかる具体的な内容をお聞をいたしたい。こう考えておるんですが、その前に一言だけどうしてもお聞きしておきたいんです。 先ほどの質疑並びに御答弁を聞いておりました際に出た酪農、畜産農家の負債対策の問題です。擬装乳製品の規制措置の問題について農水、通産、外務それから大蔵、これ……
○坂倉藤吾君 いま議題となりました法案の審議を行うわけですが、その前に、きわめて大変な情報が日本農業新聞でけさ報道をされているわけであります。これは先般一般質疑の際に川村先生の方からも、政府の数量把握その他の規制の問題について厳しく意見がお出しをいただいているところでありますが、この報道によりますと、乳製品の過剰だということを前提にしていわゆる限度数量その他はじき出されてきておるわけですが、その基本になっております在庫数量、保管数量が、つくり出されたものであって実数ではない、こういう立場の報道でありまして、こうなってまいりますと、基本的にこの畜産政策そのものが根本的に揺らぐということに相なるわ……
○坂倉藤吾君 どうも本日は御苦労さんでございます。
私からも各参考人にお聞きをいたしたいんですが、先ほどの村沢委員のメリット質問に対しまして、岡安参考人から、両事業団が統合をされることによって効率的な運営が図れると、こういう趣旨のお答えがございました。両事業団が合併をしなければメリットが図れない分野というのは一体何なのか、これを明らかにひとつ説明をいただきたい、こう思うんです。
【次の発言】 突っ込むようですけれどもね。理事長の立場で、いまの点で、仮に役員がいま十二人ですね、これが九人になる。あるいは非常勤役員が五人が三人になる。さらには、職員全体は、これは四月から一名補充していませんね。両……
○坂倉藤吾君 先回の委員会でも幾つか論議が出ておりますので、重複をする部分はなるべく避けながら、きょうは糖価の事業団の関係に中心を置きながらいろいろただしていきたいと、こう考えておるわけであります。 そこで、今回の両事業団の統合の問題が提起をされてまいりました一つの経過は、行政改革のいわゆる方針に基づいてということに相なろうと思うのですが、その行政改革の、具体的なこの種の統合があるいは廃止かどうかというような問題を確認をされているいわゆる閣議等があろうと思うのです。それらの経過並びに方針について簡単にひとつ説明をいただきたいと思うのですが、これは行管庁の方で、具体的にわかるように御説明いただ……
○坂倉藤吾君 食管の法改正について質問をいたしますが、その前に、いま緊急事態といいますか、さきの委員会でも同僚の山田委員の方から要望がございましたように、いわゆる低温被害といいますか、そういう立場で――大変な事態が発生をしているわけでございます。きょう何か、養蚕関係について緊急の対策会議等で、二瓶局長もそれに出席をされるというふうにお聞きをしていますから、対策は順次とられておるというふうに思いますが、少なくとも、群馬の養蚕の関係、あるいは、東北、北陸におきますいわゆる水稲あるいは麦、これらに対する被害、大変緊急に対策を要する課題ではないのかというふうに思うわけであります。これの被害救援対策につ……
○委員長(坂倉藤吾君) それでは一言ごあいさつ申し上げます。
委員各位の御推挙によりまして委員長の職務につくことになりました。各位の御協力をいただきまして任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山東昭子君、増岡康治君、青木薪次君、馬場富君、沓脱タケ子君、中村鋭一君を指名いたします。
本日はこれ……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件及び交通安全対策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩をいたします。
午後零時四十分休憩
【次の発言】 ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件及び交通安全対策に関する件につい……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
請願の審査を行います。
第一三〇号水俣湾における漁獲禁止の特別法制定に関する請願外一件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、請願第一三〇号につきましては保留とすることにいたしましたが、水銀の暫定的規制値を上回る魚介類が水俣市の店頭で販売されていた事実は軽視することができない問題でありますので、関係する厚生省、水……
○坂倉藤吾君 きょうは大臣の日程の関係できわめて時間が制約をされておりますので、幾つか問題があるわけですが、しぼって真意をただしていきたいと思います。 昨日、衆議院の沖縄・北方問題特別委員会理事会で昭和五十六年産サトウキビの最低生産者価格に関して申し合わせが行われておるわけであります。この決議の内容はもうすでに御承知をいただいていると思いますが、三項目ございます。これは価格決定に対してきわめて基本になる部分でございますし、また、基盤整備その他を含めての問題で、これに対してこれらの要望を受けながら、具体的に大臣としてはこの価格決定に当たってどういうふうに基本的な考え方をお持ちなのか、その見通し……
○坂倉藤吾君 きょうは問題としては二点、先に宅地並み課税の問題について国土、建設、農水、それぞれに見解をただしていきたいと思います。 最近の新聞によりますと、建設省、国土庁が深刻な宅地供給不足を打開をするために土地称制の全面見直しの作業を行って五十七年度改正案の骨格が固まった、こういうふうに報じられておるわけであります。同時に、市街化区域内農地の宅地並み課税、これについても検討が行われておる、こういうふうに言われております。 そこで、まず国土庁それから建設省、これは農水省に先に見解を尋ねていきますと答弁がしにくかろう、こう思いますので、先に国土、建設関係のところに質問をいたしたいと思います……
○委員長(坂倉藤吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
前国会に引き続きまして委員長に選任をいただきました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行いたしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山東昭子君、福島茂夫君、青木薪次君、馬場富君、沓脱タケ子君、中村鋭一君を指名いたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動につきまして御報告いたします。
昨年十二月二十二日、森下泰君が委員を辞任され、その補欠として中村太郎君が選任されました。
また、去る一月二十二日、青木薪次君並びに丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として村田秀三君並びに穐山篤君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会をいたします。
去る三月三十日、予算委員会から、本日一日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がございました。
この際、本件を議題といたします。
原環境庁長官から説明を求めます。原環境庁長官。
【次の発言】 次に、青木公害等調整委員会委員長から説明を求めます。青木公害等調整委員会委員長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨六日、坂野重信君が委員を辞任され、その補欠として川原新次郎君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、公害及び環境保全対策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
【次の発言】 ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、公害及び環境保全並びに……
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨八日、川原新次郎君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に日本航空株式会社の役職員を参考人として出席を求めることとし、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(坂倉藤吾君) ただいまから公害及び交通安全対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
湖沼問題に関する件について、本日の委員会に成蹊大学名誉教授金沢良雄君、滋賀大学教育学部教授鈴木紀雄君、信州大学理学部助教授沖野外輝夫君、茨城大学農学部教授須藤清次君、滋賀県生活環境部長西堀茂平君及び手賀沼を守ろう=合成洗剤追放市民会議代表三ツ松要君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害及び環境保全並びに交通安全対策樹立に関する調査のうち、湖沼……
○坂倉藤吾君 委員長就任中、各先生方から大変な御支援とお力添えを賜りまして、ありがとうございました。辞任に当たりまして心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○坂倉藤吾君 もう割り振られた時間が来ておりますので、一問だけ遠藤参考人にお聞きをいたしたいんですが、先ほどの説明の中で特に肉用牛経営それから養豚経営、この経営の関係についてすでに負債が大変な状況になっておる。これは実勢といたしまして結果的にはまだまだ一面では経営規模拡大等を含めた合理化の課題というのが残っておるわけでございますし、そういう状況からいけば、当然この経営改善強化に対してのいわゆる長期低利の融資制度、枠の問題、こうしたことが求められておるわけでありますが、問題は、今日の負債の状況から見ましても、もうすでに担保物件のある限り借りまくっているというのが実態ではないんだろうか。こういう状……
○坂倉藤吾君 時間がほとんどありませんが、私も一言ですね、参議院の院の性格から見て重要な法案ですから慎重審議をしなきゃならぬのが、政府の怠慢で日切れということでほとんど審議が尽くせないような状況になったことについてはまことに遺憾だということをまず申し上げておきたいと思うんです。
答弁は簡単にひとつお願いしたいと思うんですが、松林の現況の中で人工林、天然林、それからその他、これに分けまして、一体どういうかっこうになっているのか数字を挙げてください。
【次の発言】 それで現行法は空中散布それから地上散布、伐倒駆除、その三本柱で対応されてるんですが、空散と伐倒を並行して行った面積というのはどうなっ……
○坂倉藤吾君 今日、わが国の甘味情勢を表現をしまして、一言で甘味離れということが言われておるわけです。したがって、甘味離れについて一体大臣はそのことが事実なのか、その分析はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 砂糖離れといいますか、砂糖の消費が具体的に――砂糖と言いますより精製糖ですね、これの消費が減ってきているという認識ですから、私はある意味では正確に認識をいただいているなと、こういうふうに思うんですが、ちなみに砂糖を取り巻く環境を眺めてまいりますと、五十一年から五十六年までの間に、確かに砂糖の消費量というのは三百十六万七千トンが、五十六年度の場合、これはまあ売り戻しのトン数ですが、それが……
○坂倉藤吾君 きょうは予算の関係でありますから、本来全般にわたって幾つか問題があるんでたださなきゃならぬのですが、時間の関係がありますから、問題をしぼって質問をいたしたいと思います。 昨日の大臣の予算説明をお聞きをいたしておりますと、農業生産基盤整備の関係について、排水対策等水田の汎用化、畑作振興に重点を置いて八千九百九十七億を計上したと、これの事業実施について効果を早期に期していくために新規を抑制をして、そして継続事業の着実な推進を図る、こういう方向が示されたわけです。これは、私は率直に申し上げて大変な前進だと思うんです。思い切った立場だろうと思うんです。そういう意味では評価をするんですが……
○坂倉藤吾君 本日は大変御苦労さんでございます。 いま宮原会長の方からは、漁業を取り巻く全般の問題が要約して述べられました。また、中里さんの方からは、特に制度に限っての御説明をいただいたわけでありまして、よく理解ができたわけです。ただ、お二方が今日までこの漁災制度について当局と十分に話をしてきて、そして詰め切ってきたという立場の中で一定の評価をされておるわけでありまして、これは当事者として当然のことであろうというふうに思うんですが、いま中里参考人の方からもお述べをいただきましたように、私どもが眺めましても、この法律案の中で少し前進をしたなと思う部分と、むしろこれは今日の状況から見ていかがなも……
○坂倉藤吾君 きょうは、内容に入る前に二点だけちょっと御説明をいただきたいと思う点がありますので、冒頭それにお答えをいただきたいと思います。 一つは、いま当面の課題になっております日ソ漁業交渉の成り行きの関係であります。関係者、きわめて注視をしておるわけでありますし、今日までの各年におきます交渉の中でおおむねレールが引かれてまいって安定をしてきておるというふうに理解はいたしておるのでありますが、その中間的な状況はどうなっておるか、見通しはどうなのか、出漁期にきちっと間に合うのか、この辺のところの御説明を一つはいただきたい。 それからもう一脈は、本日も関係者がこの東京に集まって集会を開いてお……
○坂倉藤吾君 今回の法改正は、いわゆるざっくり言いまして、省エネの新造船を建造あるいは取得をした際の割り増し減価償却、この税制特例を受けるということが目玉のようであります。再建整備事業の柱として、この省エネ、合理化ということについては、これは大変なウエートを占めておるわけですから、これは当然の話でありますが、これを明文化をしたということだけが趣旨ですか。
【次の発言】 わが国の漁業の歴史的な経過から言いますと、一つの区切りとして第一次石油ショック以前の状態、それからこの石油ショック後の問題、同時に五十一年の漁特法の制定以来の今日の状況、これは相当な変化を来しているわけですね。したがってそういう……
○坂倉藤吾君 私はただいま可決されました農業協同組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農業協同組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、農協系統組織の我が国農業発展に果たす役割の重要性にかんがみ、その本来の目的に即した組織・事業運営を通じ、協同組織としての特性が発揮できるよう、本法改正を機に、次の事項に留意しつつ、適切な指導、監督に努めるべきである。 一、農協及び連合会の執行体制の整備と責任体制の確立を……
○坂倉藤吾君 きょう私が質問を予定をしておりましたうちの二つはいま同僚の村沢委員の方から出ておりますので、重複の点はなるべく避けていきたいというふうに思います。 一つは、災害の問題であります。ほとんどいままでの質疑の中で、具体的な要望事項としては私どもも同じでありますので、ぜひいまの質問を踏まえておいていただきたいと思うんです。ただ、特にお願いをしなければならぬことは、季節的に眺めてみまして、むしろわれわれの地方といいますか、紀伊半島地域というのはこれからが大変な時期でありまして、従来の台風等による被災状況を眺めていきますと、むしろ九月、十月あたりの方がひどい実績を持っているわけです。そうい……
○坂倉藤吾君 関連をさせていただいて一、二問質問をいたしますが、一つは、政府演説に対する本会議質問の際に、健康被害補償交付金にいわゆる臨調がこれに介入をしていることについて大臣の所見をただしましたが、その際に大臣の方は、ここで長官はコメントをする立場にないということで私の質問をはずされているわけでありますね。いまもその姿勢がそのまま正しいと思ってみえるのかどうか、これがまず第一点の質問です。 それから、具体的に第五次答申の中に「療養の給付の適正化を進める。」と、こういう立場で意見が出されているわけですね。そういたしますと、現行の公害健康被害補償協会交付金をめぐって、現在の療養給付について、い……
○坂倉藤吾君 従来、この漁船関係の保険の中で積み荷保険だけが試験実施のままになっておりまして、本格実施を早くやってもらいたいというのはそのたびに出ておったわけですね。それに関して、今回この損害等補償法の中に取り入れるということになりましたから、さらにこれに対して国の再保険、あるいはまた大変国の財政事情が厳しい中で掛金に対する国庫負担等を含めて提起をされておるわけでありまして、その意味では大変前進をしたし、関係者の努力に敬意を表するわけであります。 ただ、前回この積み荷保険の期限が満了して延長をするときに、二百海里時代に伴う危険率の変動ということが、これが問題になりまして、結果として本格実施に……
○坂倉藤吾君 まず第一にお尋ねをしたいのは、農産物の市場開放問題、これの動向と対応方針ですが、大臣はこの自由化要求に応ずることなく慎重に対処する、こういうふうに所信を表明をされておるのですが、今日の状況から見てこの所信は貫けるというふうに確信をお持ちなのかどうなのか、その辺ちょっと聞かしていただけますか。
【次の発言】 基本姿勢は変わらぬけれども現状が大変むずかしいニュアンスに聞こえたのですが、基本姿勢は変わらぬけれども現実はどんどんと崩れてしまうというようなことでは、その所信なかなか貫けるというふうには判断ができません。だから、そこのところを所信を貫徹をするという立場を具体的にしなければなら……
○坂倉藤吾君 今回のこの取締法の改正は、登録事務の簡素化とそれから品質の保全措置ですね、これが中心になっていると思うんですが、ほかに今日の肥料をめぐる一般的な状況から見て、今回の改正だけで農水省としては肥料政策というのはいいと、こういう判断なのかどうなのか、まずそこから、基本的な改正に対する趣旨をあわせて明らかにしてもらいたい、こう思うんです。
【次の発言】 肥料政策として全般的にとらえていきますと、まず第一は、やっぱり需給の管理の問題があるわけですね。二点目の問題としては品質管理、それから三つ目の問題としてはいわゆる流通の管理の問題、四つ目は価格安定対策、五つ目の問題としては今後の研究開発、……
○坂倉藤吾君 質問に入ります前に、実は質問通告をいたしました際に、この法案にかかわります計画が、漁業関係の環境に大きな影響を及ぼし、大変重要な意味を含んでおりますので、ぜひ農林水産大臣に出席を要求をいたしました。ところが、衆議院におきます連合審査の関係で、きわめて重要な、予算委員会に次ぐ性格のもの、こういうふうな釈明がございまして、したがってその委員会が重要であろうという判断をいたしまして、やむを得ず大臣の出席についてはそれ以上追及をしなかったわけでありますが、どうも聞くところによりますと、衆議院の方の委員会がどうなっておるのか、この辺定かではありませんけれども、もし農林水産大臣が、衆議院の方……
○坂倉藤吾君 きょうは国家公安委員会、警察庁、それから自治省の関係について幾つか御質問申し上げたい点があるわけですが、予算委員会が始まりまして、衆議院さらには参議院で先輩議員あるいは同僚議員から幾つかの同和行政に対する質疑が行われてきたわけです。 私は、きょうは幾つかある中で、同和行政に焦点を当てながら御質問申し上げたいと、こう思っておるわけでございます。 一番最初に、先般の参議院の一般質問の際に同僚の村沢委員から、いまここに持っておりますが、「全国のあいつぐ差別事件」が配付されまして、自治大臣も所見を求められたと、こういうふうに承知いたしておるわけですが、その後この冊子の中身につきまして……
○坂倉藤吾君 私はきょうは同和問題にしぼって質問をいたします。 この同和問題、とりわけ労働省の関係は就職差別問題、これを中心にいたしまして衆参それぞれの場でわが党の先輩、同僚が数多く質疑をされているわけですね。つぶさに議事録等を読ましていただきまして承知をいたしておるんですが、藤尾労働大臣大変就職差別につきまして、当然のことでありますけれども、非常に明瞭に、しかも毅然たる峻厳な態度を表明をされておりまして、私としてもまさに労働大臣として適切な御判断をいただいておる、こういうふうに思っているところでございます。また事件によりましては大変俊敏に事を処しておられることを大変ありがたい、こういうふう……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。