このページでは亀井久興参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○亀井久興君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。 今、我が国をめぐる国際情勢は、政治的には、ソ連のアフガニスタン進入以来、イラン、イラク、レバノンなどアジア、中東における緊迫した事態を初めとして、ヨーロッパにおける戦略核兵器削減交渉等の中断、米ソを中心とした東西陣営の対立激化と異常な軍備拡張が進んでおります。また、経済的には、石油危機による世界同時不況の最悪状態から脱し、アメリカ等の主要国における景気は回復基調にありますが、開発途上国の経済は依然として低迷しており、膨大な累積債務の処理に苦悩している……
○亀井久興君 前委員長といたしまして一言ごあいさつを申し上げます。 短い期間ではありましたが、大過なく委員長の職責を果たし得ましたことは皆様方の御支援、御協力のたまものと心から感謝いたし、厚く御礼申し上げます。 現在の多難な諸情勢下にあって、本委員会に課せられた使命はきわめて重大なものがあると信じます。斎藤新委員長のもとで、当面する諸問題を解決すべく引き続き一委員として微力を尽くしたいと存じます。 簡単でございますが、これをもちまして退任のごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
○亀井久興君 地域間格差の問題に関連いたしまして若干質問させていただきます。 入口の都市集中による弊害をなくすとともに、人口の地方への分散を促進いたしまして均衡ある国土の発展を図るということは、これからも大きな政治課題だと思います。そのためには、さまざまな地域格差を是正いたしまして、特に地方から職場を求めて都市に出た若い人たちが喜んで郷里に帰れるような環境をつくる必要があると思います。その意味で、今日まで過疎法や山村振興法あるいは離島振興法等が地域間格差の是正のために果たしてきた役割は極めて大きいものがあると思うわけでございますが、今後の地域振興を図る上におきまして、いままでとかく日の当たら……
○亀井久興君 新潟班は、岩本、志苫両理事と増岡、志村、長谷川、高桑の各委員、それに私亀井の七名で編成。二月二十日、燕市の山崎金属工業株式会社及び新潟県醸造試験場を視察し、翌二十一日、新潟市で地方公聴会を開催いたしました。 公述項目は、国と地方の行財政改革のあり方、地域経済の動向、単作地帯農業の課題の三項目で、六名の公述人より意見を聴取した後、派遣委員から熱心な質疑が行われました。 以下、公述の要旨を簡単に御報告申し上げます。 まず、国と地方の行財政改革のあり方につきまして、新潟県知事君健男君、新潟市長若杉元喜君から意見を聴取いたしました。 君公述人は、飛躍的に発達した交通、通信や事務処……
○理事(亀井久興君) 内藤功君の関連質疑を許します。内藤君。
○理事(亀井久興君) 矢田部君、時間が参りました。
【次の発言】 以上で矢田部君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、小笠原貞子君の一般質疑を行います。小笠原君。
○亀井久興君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、昭和六十年度予算三案について政府原案に賛成し、日本社会党から提出された修正案に反対する討論を行うものであります。 ここ数年来、我が国財政はこれまでにない危機に陥っていると言っても過言ではありません。景気の下支え、国民生活向上のためやむを得ず発行された国債の残高の累増により、その利払い費に当たる国債費は年々増加し、六十年度予算において十兆円を超える額に上っております。乙うした義務的経費の増加は、行政的経費たる一般歳出を圧迫し、財政の機能をますます弱めようとしております。この期にあって、まず取り組まねばならないことは、財政の機能回復……
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