このページでは志村哲良参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○政府委員(志村哲良君) このたび、科学技術政務次官を拝命いたしました志村哲良でございます。 ただいまの大臣のあいさつにもございましたとおり、我が国にとって科学技術の振興を図ることは極めて重要な課題であります。委員長を初め委員の諸先生方の御指導を賜ります中で、誠心誠意努力をいたし大臣を補佐してまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○政府委員(志村哲良君) IAEAの特別総会には私が日本政府の代表として出席をさせていただてまいりました。本会合は九月二十四日から三日間ウィーンにおいて開催をされたものであります。日本を初め九十一カ国の閣僚レベルの出席を得まして開催されましたが、国際的な原子力の安全確保の新たな枠組みに向けまして極めて真剣な討議が続けられまして、大きな成果が得られたと私は考えております。この会合におきましては、化石燃料が有限であるという事実にかんがみまして、今後ともに安全の確保を第一義といたしながら原子力の平和利用を推進すべきであるという点におきまして、洋の東西あるいは南北を問わず、各国代表の意見が一致したとい……
○政府委員(志村哲良君) 宇宙開発委員会委員井上啓次郎君は八月十二日任期満了となりましたが、その後任として八月十五日、久良知章悟君を任命いたしましたので、宇宙開発委員会設置法第七条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 同君は、宇宙の開発に関してすぐれた識見を有する者でありますので、宇宙開発委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、御審議の上、速やかに承認されますようお願いいたします。
○政府委員(志村哲良君) 宇宙開発委員会委員大塚茂君は十月二十八日任期満了となりますが、その後任として曽山克巳君を任命いたしたいので、宇宙開発委員会設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君は、宇宙の開発に関しすぐれた識見を有する者でありますので、宇宙開発委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(志村哲良君) 木宮委員の御質問にお答えを申し上げます。 我が国の先端科学技術が世界の最高レベルを確保していくためには、今行政として何が必要であるかという御質問でございます。資源に元来乏しい我が国が豊かで安定した社会、経済を維持してまいりますためには、人間の知的創造力にその生存基盤を求めていくことが極めて肝要であると存じます。したがって、二十一世紀に向けての発展には諸外国以上に科学技術の振興に期待するところが大であり、これは我が国の重要な政策課題だと認識をいたしております。 このような状況にかんがみまして、政府は、総合的な科学技術の展開を図りますために、基礎的研究の強化による創造……
○志村哲良君 質問に先立ちまして、私は慎んで弔意を表したいと存じます。 我が国における原子力の平和利用の諸問題に関しまして長年にわたり大変な御尽力を賜り、多大な功績を積まれました藤波恒雄先生が去る四月八日、まことに残念なことでございますが、御逝去をされました。私は改めて先生の御功績に深い敬意を表しますとともに、慎んで御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。 日米の科学技術協力協定の問題に関し質問をいたしたいと存じますが、この問題が今日に至る経緯に触れますために、冒頭若干の時間をちょうだいいたしたいと存じます。 昨年十月から大変な御努力を重ねられました日米科学技術協力協定が三月末新協定の……
○志村哲良君 去る一月十八日から二十日までの三日間、村沢委員長、石井理事、一井委員及び私、志村の四名は、岡山、香川、愛媛、広島の四県において、本四架橋事業と広島市における建設事業の状況を調査してまいりました。以下、その概要を御報告申し上げます。 瀬戸内地域は高度経済成長期における鉄鋼、造船、石油化学等、重厚長大産業を中心に発展してまいりましたが、近年、円高等により、こうした中心産業が直撃され、地域の経済と雇用への影響は深刻なものがあります。しかし、昨年の公共投資の大幅追加、好調な住宅建設等の内需拡大に支えられて、地域経済はようやく上向き始め、明るい状況も出てきたと言われております。中でも四国……
○志村哲良君 本朝、三大臣から六十三年度予算の概要についての説明をお伺いいたしました。私は、限られた時間でございますので、これに関連をいたしまして、建設省、国土庁にそれぞれ問題を絞って若干の質問をさせていただきたいと存じております。よろしくお願いをいたします。 奥野大臣が緊急な御用事がおありと承っておりますので、先に国土庁からひとつお願いをいたします。 私が本日お伺いいたしたいと思っております問題の一つは、日本の建設市場への米企業の参入の件でございます。他の一つは、東京への一極集中の排除と多極分散型国土形成の問題についてであります。 実は私は、これらの問題が惹起し、また国政の重要な課題と……
○志村哲良君 私は、ただいま可決されました多極分散型国土形成促進法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブ・税金党各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 多極分散型国土形成促進法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、東京一極集中を是正し、多極分散型国土の形成を図るため、国の行政機関等の移転を積極的に推進するとともに、業務機能及び中枢管理機能等の地方分散を一層促進すること。 二、地域の特性を生かした地域づ……
○志村哲良君 同僚委員の質問に関連をいたしまして若干の質疑をさしていただきます。 まず、総理にお伺いをいたします。 一九四五年、IMF・世銀が確立されました。いわゆるブレトンウッズ体制が確立されたわけであります。二年後の四七年には、これを補完する目的をもちまして国際貿易機構、ガットが発足をいたしたわけであります。これにアメリカの軍事力をあわせまして、いわゆるバックス・アメリカーナが確立したものであろうと考えております。 だがしかし、近年私は、先ほど来通産大臣、郵政大臣の御答弁にもございましたが、日米あるいは日欧諸国における貿易の摩擦あるいはこれにかかわるいら立ち等々がまことに激しく厳しい……
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