このページでは小川仁一参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○小川仁一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和六十二年度補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 竹下総理が中曽根政治の継承を唱えて総理になられてから三カ月たちました。継承なるがゆえに円高・ドル安のレーガン政策に追随迎合し、経済問題は一層厳しさを増しております。農産物の自由化の安易な受け入れ等もあって農業は破壊され、離農する農民も現出している悲しむべき状況がございます。 国民生活も、狂乱的な地価の高騰に市民が苦しみ、円高によって輸出関連の中小企業と、そこに働く人たちは不安な生活を送っているのであります。国民は血のにじむような努力によって……
○小川仁一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま提案されました原子力の平和利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定について質問をいたします。 この協定、いわゆる日米原子力協定は、去る四月二十五日に米国議会において自動的に承認されました。 御存じのように、プルトニウムは原爆の材料として用いられ、強い発がん作用を持っています。プルトニウム発見者のシーボーグ博士が人間の知っている最も有毒な元素と言っているように、二重の意味を持つ危険きわまりない要注意物質であります。したがって、米国議会においても、プルトニウムを積んだ航空機の領空飛行を禁止する声が高まり、特に……
○小川仁一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、東北及び関東地方における冷害について質問し、あわせて我が国の食糧政策のあり方についてお伺いいたします。 これまでの東北地方の農業は冷害の連続でした。岩手県で見ても、南部藩時代の四大飢饉と言われた元禄八年、宝暦五年、天明三年、天保九年では、それぞれ六万から七万人の餓死、疫病者が出たと言われております。昭和に入っても、六年、九年、十年、二十八年、二十九年、そして五十一年、五十五年、五十七年と冷害が続いています。そして、ことしもまた冷害です。 我が党は九月以来、各県段階で、中央本部は十月五日の岩手を皮切りに被災地を視察いたしました。聞きしにまさる……
○小川仁一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、竹下総理並びに関係大臣に対し、消費税問題と農業問題についてお伺いをいたします。 本論に入る前に、リクルート疑惑と政治不信への信頼回復について総理の御見解をお伺いいたします。 リクルート疑惑は、自民党政権の構造的事件であります。疑惑の解明を求める国民の声は、日に日に大きなうねりとなっています。値上がりが確実に予期できる未公開株の譲渡は、職務権限にかかわれば贈収賄、そうでなくても贈与になります。自民党安倍幹事長は、秘書への譲渡による利益を政治資金として処理したと言明されているようでありますが、竹下総理、あなたはどう処理されたのですか。自民党総裁……
○小川仁一君 小川でございます。 途中から議員になりましたので、皆さんに大変御迷惑をかけるし、初めてでございますので、今後よろしくお願いを申し上げておきます。 さて、大臣からは所信表明はいただきました。しかし、全体の六十二年度の予算書は、昨日本会議の最中に委員部の方ですか、参議院の文書課の方から、欲しかったら取りに来いと言わんばかりのごあいさつ。そして、郵政省の予算の説明書は、きのうの本会議が終わってからお聞きをいたしました。それで、少し庶務部長以下とっちめようと思いましたけれども、時間もございませんから意見だけを申し上げておきますが、他の議員に対しても、あるいは会派が小さかったり、一人と……
○小川仁一君 まず、郵便貯金法の一部を改正する法律案の趣旨説明の印刷物をいただきました。きょうはその方は御説明なさらないんですか、特に、この趣旨を。私は特に要求しませんでしたけれども、この趣旨は。――とすれば、これは郵政省の提案というふうに受けとめて質問をしてよろしゅうございましょうか。どうですか、郵政省。
【次の発言】 これについて、大臣所信表明を含めて、郵便貯金非課税制度という言葉が幾つも出ております。郵政大臣の所信表明の中では、「郵便貯金非課税制度の改定について決断した」と書いておられる。それから、この修正案については施行期日を特定せず、非課税貯蓄制度が改定される場合の施行日を踏まえ実施……
○小川仁一君 前の及川委員とかなり重複する部分があると思いますが、できるだけ避けて御質問申し上げますから、御答弁なさる方もそういうふうな立場でひとつお話しを願いたいと思います。 まず、簡易生命保険法及び郵便年金法の一部を改正する法律案提案理由説明、こういうのが三ページにございます。ここをいろいろ読んでみました。三行目、「この法律案は、最近における社会経済情勢の推移及び保険需要の動向にかんがみまして、」と、こう書いておりますが、こう書かれたんじゃ具体的にどういうことかわかりませんで、生命保険や年金の保障内容の充実、利便を図るための社会経済情勢の推移というのを具体的に御説明願いたい。
○小川仁一君 電気通信事業法その他二法は次の大木さんに譲って、私の方から簡単に幾つかの問題を質問いたしたいと思います。 さて、民放の放送免許の問題でございますが、現在十七県のいわゆる三局目の空白地帯といいますか、こういうもののうち七県だけ三局免許が出ておりますが、現状このうち東北が四つ入っているわけです。これはその地区の経済的条件、あるいは県民所得、そういったようなもの、現在の民放の収支関係といいますか経営状況、こういったようなものを御調査の上おやりになったと思いますけれども、現状どういうふうになっているか、お聞かせ願いたいと思います。
○小川仁一君 水俣病関係のことにつきましては、ただいま丸谷委員の方からの今後の扱いについて長官の御答弁がございましたし、同時に渡辺委員の方から現地調査の要望も委員長に出されております。そういうものを踏まえまして私もやっぱり、患者と我々それを審議している者の信頼関係というものをきっちりつくり上げた中で次の方策ができ上がることが最大と、こう考えますので、改めて大臣の今の御答弁、それから現地調査をお願いをして、この問題は一応私はおきまして一般的な行政部分の質問に移らしていただきたいと思います。 最初に、昨年の九月一日から三日まで参議院の環境特別委員会が秋田県の白神山地を調査なさいました。その特別委……
○小川仁一君 私は比較的公害の少ない岩手県の出身でございます。しかし、この前にもこの委員会で自然保護問題を訴えました。岩手県の自然、特に葛根田のブナ林、そこにある天然記念物、非常に遺伝子的な要素を持つああいう森林、こういったようなものが一つの経済効率で破壊されようとしております。そのときも申し上げましたが、一つの種の絶滅が人間の絶滅を予感させるような行政になってはいかぬ、こう申し上げました。東京へ参りましたら、これはまた、岩手の自然を保護するというのではなくて、人間を保護しなきゃどうにもならぬじゃないかという実感を率直に感じております。この空気、こういったものの中で人間が生存し生きていくために……
○小川仁一君 参考人の皆さん御苦労さまでございました。今お話しいただいたうちから限られた時間で幾つか御質問申し上げますから、御意見を賜りたいと思います。 最初にお話しをいただきました新宿の山本区長さんにお願いをいたしますが、私過日、過日といってもほんの二、三日前でございますが、新宿区を私の足で歩かしていただきました。区役所には参上しませんで大変失礼しました。そして、幾つかの患者さんの家あるいは自排局、あるいは道路の、私盛岡出身なものですからぱっと来るんですね、道路を歩いていると排気ガスのにおいというのが。そんなことを感じながら歩きましたので、幾つかお伺いしたいんですが、まず区の資料、先ほど御……
○小川仁一君 ただいまの御答弁、いろいろと私の方から申し上げた結果、経過的には委員の皆さんが御承知のとおり、私の要求に対して理事会が開かれ、理事会の決定によって山東昭子前委員長が当委員会で環境庁に提出を求めたものであります。その際委員の皆様となたからも御異議がございませんでした。したがってこれは私の推定では、当然、委員部としては委員会決定と同じように扱われた文章であると理解をいたしております。 この際それに付随して申し上げたいことは、この理事会の決定なり委員会の決定を環境庁と中公審会長が恣意的な態度で、何ら法的な根拠もないままに拒否、無視なさるということは、今後の委員会運営上非常に大きな問題……
○小川仁一君 私がお願いをした、理事懇ですか、並びに前委員長が発言をなさったことについていろいろまだ解決をしてないようでありますが、この問題に関連してお願いをしておきたいことは、一つは、委員長発言の議事録がまだ配付されていませんが、議事録をぜひ配付していただきたい。やはり発言の言葉自体によって私の今後の考え方を決めていきたいと思うからであります。 二つ目は、参議院の委員会先例録ですか、この中の第二百七十五項目に、 報告又は記録の提出要求に関する例 委員会が、審査又は調査のため、内閣、官公署に対し報告又は記録の提出を求めるには、理事会の決定による場合又は委員会において委員の要求がありこれに……
○小川仁一君 私は九月二日、当委員会の席上で中公審の会議録、それは作業小委員会、十月六日の環境保健部会、十月三十日の中公審第三十六回の会議録、議事録を指しますが、それが本法案の審議に必要不可欠なものとして要求をし、理事会に御相談をいただいて、山東昭子前委員長から、当委員会において環境庁に改めて資料の提出を要望いたしますという御発言をいただき、その御発言によって資料が提出され審議できるものと期待をしておりました。しかし、先ほど来の討論のように資料の提出はいまだありません。 したがって、昨日は限りなく議事録に近いという立場で私の手元のもので御質問を申し上げました。しかしその際に申し上げておきまし……
○小川仁一君 中曽根総理、環境委員会に御出席、御苦労さまでございます。国会は十九日と、こういうことになっておりますが、国連総会へ御出席だそうでございますから。そして国会も終末へ着きましたから、衆議院では何回か御質問申し上げましたが、参議院へ参りましたのでこれが最初にして最後の御質問になるかもしれません。そういう意味でぜひ私の申し上げることにお答えを願いたいと思います。 ただいま同僚丸谷議員からお話がありました。総理がこの前衆議院で、非常に憂慮すべき状態があったときは再指定その他を考える、こういうお言葉がございました。私はいろいろな関係から当初、科学的調査とかあるいは統計的な数字、こういったよ……
○小川仁一君 ただいま趣旨説明をお聞きいたしましたが、その法案に入る前に、実は先日岩手の大雨洪水水害の調査をしてまいりましたので、印象が鮮烈なうちに一言一関の遊水地問題についてお聞きをしたいと思いますから、お許しを願ってそちらの方の質問をさせていただきます。 八月の十六、十七、十八日にかけて岩手、秋田、特に奥羽山系を中心にした二百ミリを超すような大雨がございまして、特に岩手県の場合は東に北上山系、西に奥羽山系があって、真ん中の北上川に全部の水量が集まってくるという特殊な条件がございます。他の県にも、例えば長野等にもございますけれども、狭窄部が下流にございまして、ここの狐禅寺に水が飲み込めない……
○小川仁一君 日本の国というのは火山と水害、大変な国で、先ほど御報告をいただいたのによっても二つもの大きな水害が起きております。水害列島と申し上げても変わりがない。各先生方もそれぞれの地区、雨が降れば御心配があられると思います。 それで、私、先日東北地方の大雨の災害の調査をいたしてまいりました。社会党の川俣健二郎衆議院議員を団長として、具体的な現地、秋田、岩手を見て回りました。そして多くの被災者の声も聞いてまいりましたので、それらについて御質問を申し上げますから、ぜひ救済方法その他について積極的な態勢をとっていただきたい、そのように考えます。 今回の水害、秋田が五百三十三戸の床上浸水、床下……
○小川仁一君 委員長の選任につきましては、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○小川仁一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○小川仁一君 中曽根前総理のおやりになった土地政策、これが失敗であったということは既に天野元建設大臣もおっしゃっていたところでありますが、土地問題についてはここ数年もう非常に厳しく社会的な問題になってきた。しかし、例えば四十四年の農業振興地域の整備に関する法律あるいは地価公示法、四十七年の公有地の拡大の推進に関する法律、同じく新都市基盤整備法、都市緑地保全法、四十九年の生産緑地法、国土利用計画法等々を数えてみますというと、こういったものを確実に、しかもその事態に対応して最も適切に実施をしてくれば今日のような地価暴騰を抑えることができたのじゃないか。何かしら今までの政府のやり方の中に、土地暴騰に……
○小川仁一君 第一相銀系列の新たな国土法違反と思われるものが幾つか出てまいりましたので、ひとつ御質問申し上げます。 千葉市高洲三丁目に二千六十三平米の一つの区画がございます。この土地は一人の持ち物でしたが、これが二つに分筆されまして、一つは千九百七十八平方メーター、一つは八十五平方メーターに分割をされ、登記簿によりますと、千九百七十八平方メーターの方は五十七年の五月に晴和興業が買い、同じ五十七年五月に東京エステートの方 が八十五平方メーターを購入いたしております。売り主は同じでございます。分筆して所有者を二つにして二千平方メーター以上という制限を逃れた。こういうやり方は西新宿のやり方と非常に……
○小川仁一君 どうも外務委員会というのは座っていておやりになる慣習なそうで、座ったまま失礼をいたしますからお許し願いたいと思います。 まず、日米原子力協定の質問に入ります前に、五月十五日から新潟市で開催されました第九回アジア卓球選手権大会について、朝鮮民主主義人民共和国選手の途中帰国問題についてお伺いしたいと思います。 報道によりますと、今回参加していた同国の選手団は、五月十九日の歓迎会の出席がその入国目的にふさわしくないとの法務省からの警告を受け、非礼に抗議して大会途中で帰国したと報ぜられておりますが、事実とすれば非常に大きな問題をはらむのではないかと考えられます。 今回の代表団の入国……
○小川仁一君 昨年は国際居住年でございました。家のない人々や住宅や居住環境の劣悪な人たちの居住環境を改善するための努力が行われた年であります。東京を中心とする狂乱地価のために国際居住年とは逆の方向に大幅に地価が狂騰し、ことし以降も国際居住年の精神が生かされていかなければならないのではないか、こういうふうに考えておりますが、大臣、この国際居住年、本年もこの考え方で思い切った施策をするかどうか。さらに、そういう中で日本の国の住宅の現状というものをどのように認識されているか。まずお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どうぞひとつ、国際的な居住年と、こう言われるような精神を特に大都市圏を中心……
○小川仁一君 最初に、日米建設交渉についてお伺いしたいと思います。
きょうの報道によりますと、けさ交渉がまとまったということでございますが、参入対象事業を、これまで提案してきた七つからNTT本社ビルを加えるなどし、またアメリカ企業の参入についても、実質的に我が国の政府が絡むと言われている勧奨、よく中身がわからぬですが、というような用語を使うなど、一見すると、何かアメリカの要求どおりみんな通ってしまったみたいなもので、交渉の必要もなかったんじゃないかなという感じもするんですが、ひとつ内容を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 交渉に当たられた方の御苦労はわかります。
外務省から「大型公共……
○小川仁一君 法案に入ります前に、いろいろ土地取引、地上げ等の問題で殺人事件にまで発展をしている状況があります。そういうことを中心にお伺いを申し上げたいと思います。 四月に入ってから、新聞報道によりますと、東京駅前の地上げをめぐる殺人事件、文京区内の旧学租財団の清華寮の事件等が報じられております。それで、宅建業法の第一条には、宅地建物取引業の健全な発達をうたっているわけでございますが、今回同法を改正するに当たって、このように続発する事件、特に殺人事件にまで及んだという状況について大臣のまずお考えをお聞きしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○小川仁一君 私は、ただいま可決されました宅地建物取引業法及び積立式宅地建物販売業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、サラリーマン新党・参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 宅地建物取引業法及び積立式宅地建物販売業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、宅地建物取引業の実態にかんがみ、悪質な業者を排除し、資質の向上及び業務の適正化に努めるとともに、……
○小川仁一君 住宅・都市整備公団法等の一部を改正する法律案について御質問申し上げますが、この法案はNTT株売却収入によって行われる事業でございますので、最初に大蔵省の方にお伺いしたいと思います。 NTT株の売却収入を産投特別会計の中に新しく社会資本整備勘定を設けて、従来の産業投資勘定と区別した理由をまずお聞きしたいわけであります。今までは財投や産投は大蔵省理財局の担当であったが、今回から一般会計を膨らまして、事業拡大方法として、これは予算査定の対象にもなる、そして主計局が担当だと、こういう形にも変わっているようでございますが、その点のいきさつ等について御説明を願いたいと思います。
○小川仁一君 午前中三人の参考人の方からいろいろお聞きをいたしましたが、結局は日本の国の住宅政策の貧困さというところからいろんな問題が派生をしているのだなという感じを強く持ちました。この問題はまた改めて建設委員会等で建設省のお考えを聞きながらお話し合いをすることにして、きょうは公団家賃値上げ問題に絞って御質問をいたします。 この問題は、五十三年の際も五十八年の際も、衆参ともに各会派協議の上委員長要望が出されています。公団総裁も大臣ももう十分おわかりになっておると思いますから中身は申し上げませんが、この二回の要望事項をごらんになってどのような問題意識を持っておられるか、総裁に伺いたいと思います……
○小川仁一君 私は、ただいま可決されました大都市地域における優良宅地開発の促進に関する緊急措置法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及びサラリーマン新党・参議院の会の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 大都市地域における優良宅地開発の促進に関する緊急措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、地価の高騰等により、大都市地域を中心に住宅・宅地問題が深刻化している現状にかんがみ、国民が適正な価格で良質な住宅・宅地……
○小川仁一君 我が国の都市、とりわけ大都市の現在の状況を見ると、その改善を進めなければならないという点で再開発が非常に重要な課題であるということは理解できます。しかし、この法案が提案された基本的な考え方、その中に幾つか大事な問題が欠けているような感じがいたしますので、そういう点を指摘しながら質疑を進めてまいりたいと思います。
そこでまず、今回の改正案を出した都市状況の背景、あるいはこの法案がこういう中で何をねらっておられるのかということについてお考えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私、建設委員になって日が浅いものですから、都市再開発法の四十四年からの提案の趣旨というのを全部読まして……
○小川仁一君 私は、ただいま可決されました土地区画整理法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及びサラリーマン新党・参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 土地区画整理法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一、第三者施行制度の活用については、悪質な不動産業者等が施行者となることのないよう指導を行い、地権者の保護に努めること。 二、参加組合員制度の運用に当たっては、参加……
○小川仁一君 内海新長官の所信を、決意をお伺いいたしました。大臣になられて三日目で委員会審議ということですから、これは大変御苦労さまでございます。長年の政治的なキャリアもあられるから、十分重責は果たされると思いますが。 さて一般的な質疑に入る前に、きょうは各大臣おそろいの予定でございましたが、所信というので長官だけがおいででございますが、お聞きいたしたいことは、奥野前長官は当委員会においても、東京の地価高騰対策等について熱心に対処されましたし、委員会の質問でもみずから答弁を買って出るといったような積極的な態度をお示しになりましたが、しかし、相入れない歴史観に基づく御発言で、また内閣の方針とも……
○小川仁一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております昭和六十二年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。 今、政治に求められるものは、アメリカを初め諸外国に対し毅然とした態度で我が国の国民の利益を主張する政治であります。それが国際交流が深まる中では当然のことでもあります。同時に、国民の求める声に耳を傾け、国民生活を充実させる努力をすることであると考えます。その立場に立って、本補正予算案に対して反対の理由を申し述べます。 最初に、政府の財政運営が余りにずさんであり、本補正予算が財政法第二十九条に反することであります。補正予算の中には本来計上すべきではない事項が盛……
○小川仁一君 最初に、朝日新聞社の静岡支局爆破未遂事件に続いて中曽根前総理に対して脅迫状が届いたという記事を見ました。赤報隊なるもの、どのような意図を持って民主主義に攻撃をかけようとするかわかりません。かつて我が党の浅沼委員長もテロに倒れた、こういう事実を思い起こしながら、政治と言論の自由を最もとうとぶ報道に対するこの脅迫を許すわけにはいかない、こういう立場を私は議員の皆さんと同じように感じているわけでございます。 このような課題に対して、政府も一つの手段、非常に大事な方法、決意をお持ちだと思いますが、捜査経過を踏まえながらその決意をお聞かせ願いたいと思います。
○小川仁一君 前回に引き続いて、日米原子力協定問題から質問に入ります。
最初に、私の質問も適切でない面があったかと思いますが、政府側の答弁の中にも矛盾あるいは答弁の言い違い等があったようにも見受けられますので、その点について、科学技術庁の方でありましたらお話しを願いたいと思います。
【次の発言】 それ以外にありませんか。
今までのずっとあなた方が答弁をされた点の中で、きのうの答弁との食い違い、それは前からの科学技術庁や何かの答弁を含めてのことを言っています。
【次の発言】 じゃ続いて、まず濃縮ウラン及びプルトニウムの軍事利用問題について言いますが、三月十六日の私の質問に対して――私はこうい……
○小川仁一君 最初に小倉税調会長にお伺いしますが、会長は一般消費税、売上税のときも会長をやられ、しかしこれは二つとも国民に受け入れられなかったわけであります。今回の素案も一般消費税や売上税と本質的、機能的には全く同じでありまして、この素案の決定に前後して新聞の世論調査が出されました。朝日新聞では六〇%が大型間接税に反対し、日経新聞でも五七%の人が導入について慎重または反対という結果を出しております。したがって、その結果国民は不公平税制是正と税の正確性というのが要求であることもわかっております。このようなことについてどうお考えでしょうか。国民に受け入れられないのではないかということを前二回の例に……
○小川仁一君 初めに土地対策についてお伺いをいたします。 国土庁はさきに、昭和六十三年度都道府県地価調査の結果を公表いたしましたが、それによりますと、この一年間では大阪圏、名古屋圏、一部の地方主要都市等でかなりの地価上昇が見られたが、東京圏については周辺部では地価上昇が見られたものの昨年秋以降は鎮静化傾向が顕著になった、それ以外の地域では地価はおおむね安定している、こういう概況を発表になっています。しかし、どうもこの発表と私たちが言っている感覚とは違う感じがいたします。それで、この調査結果に基づいて、庶民の感覚と調査結果とのこの食い違いみたいなものがあるように感じられますので、この際国土庁長……
○委員長(小川仁一君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に選任されました小川仁一でございます。
微力ではございますが、委員各位の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君、高橋清孝君、青木薪次君、片上公人君を指名いたします。
本……
○委員長(小川仁一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
昭和六十三年七月十一日から二十七日の西日本を中心とする大雨による災害について、政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和六十三年七月豪雨による広島、島根両県下における被害の実情調査のため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員、派遣期間等の決定は、……
○委員長(小川仁一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、先般行いました昭和六十三年七月豪雨による広島、島根両県下における被害の実情調査のための委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。青木薪次君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑についてはこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十一分散会
○委員長(小川仁一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月三十日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として諫山博君が選任されました。
【次の発言】 続いて、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
東北地方における異常低温等による被害の実情調査のため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(小川仁一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、先般行いました東北地方における異常低温等による被害の実情調査のための委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。高橋清孝君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十六分散会
○委員長(小川仁一君) 一言ごあいさつ申し上げます。
このたび、重ねて委員長の重責を担うことになりました。
皆様方の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田代由紀男君、高橋清孝君、久保亘君、片上公人君を指名いたします。
○委員長(小川仁一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、諫山博君が委員を辞任され、その補欠として吉岡吉典君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
災害対策の基本施策について、国土庁長官から所信を聴取いたします。野中国土庁長官。
【次の発言】 以上で国土庁長官の所信の聴取は終わりました。
この際、自見国土政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。自見国土政務次官。
【次の発言】 次に、平成元年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。三木国土庁防災局長……
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