このページでは穐山篤参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○穐山篤君 本題に入る前に、緊急な問題としてひとつ運輸大臣に問題意識を持ってもらいたいということがあります。 それは、御案内のように、冷戦の終結という話は米ソの間でありましたけれども、アメリカと中南米諸国との間におきましては地域紛争がないわけではございません。中でもパナマとアメリカとの外交関係というのは、御案内のとおり、非常に険悪であります。麻薬の取り締まりを含んだ問題だろうと思いますが、それはそれにいたしましても、我が日本の船舶がこの紛争に関連して重大な影響を受けているわけです。 例えばパナマだとか、リベリアだとか、便宜置籍船を我が国の船主はたくさん持っております。具体的に細かい数字はわ……
○穐山篤君 ことしの二月に国民年金法ほか各種共済組合法の法律の改正が提案されておりましたが、ようやくこのほど衆議院で成立を見たわけであります。 今お話がありましたように、衆議院段階におきまして修正が幾つか行われました。国家公務員共済組合法にしろあるいはその他各種共済組合法の改正を審議するに当たりましても、その基本になっておりますのが国民年金あるいは厚生年金となっているわけでありますので、これからの当委員会の審議の参考のために国民年金法それから厚生年金法並びに通称財政調整法と言われております三つのものについて、総括的に修正の部分を説明いただきたいと思います。
○穐山篤君 最初に、海部総理に伺います。
今回、自民党の総裁選におきまして再選をされました。改めて敬意を表するところです。非常に内外厳しい状況の中ですが、総裁・総理としての抱負と決意をひとつまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 キャッチフレーズが「対話と改革」というふうに伺っているわけですが、歴代内閣、それぞれ特徴のあるキャッチフレーズを出しておりますが、こういうものを出す背景といいますか、あるいは決断といいますか、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 従来、総裁が再選をされる、あるいはかわるというときには内閣の改造というのが恒例であったんです。今回、その点については総理はどうお考……
○穐山篤君 昨日、大臣は早朝から地下鉄、JR線をごらんになったと思います。テレビでも随分報道されまして、関心の深いことがよくわかったと思います。短時間ですけれども視察をされた感想あるいはその結果これからどういう点を配慮しなければならないのか、そういう点について若干お伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 大変御苦労さまでした。
今度の国会に道路交通法の一部改正とかあるいは車庫法の改正という問題が提起をされております。反面言いますと、公共交通の整備拡充というものがいや応なしに重要な意義を持ってきた、こういうふうに考えます。いずれこれは来年度の予算編成を踏まえて十分ひとつ考えていただきたいと……
○穐山篤君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております平成二年度暫定予算に対し、反対の討論を行うものであります。 反対理由のまず第一は、国民がこぞって廃止あるいは凍結を求めている消費税を暫定予算に組み込んでいることであります。 消費税は、昨年、本院において廃止することが議決されているものであり、本院の意思を無視し消費税を前提としている暫定予算は絶対に認めることができません。 反対理由の第二は、暫定期間中の税収見積もりが意図的とも思われるほど過小に見積もられていることであります。 特に指摘をしなければなりませんのは、昨年度の五十日の暫定予算に計上された消費税九十億……
○穐山篤君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております平成二年度暫定補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 反対理由の第一は、五十日間の暫定期間内に平成二年度本予算が成立し得なかったことであります。我が党は予算審議を尽くすためには相当長期間必要である旨強く主張したにもかかわらず、政府は独善的な態度で五十日間の暫定期間を決定しましたが、今日に至るも平成二年度予算は本院において審議が開始されたばかりであり、実に三十五年ぶりの暫定補正予算を余儀なくされたことは海部内閣の政治責任は極めて重大であります。強く警告するものであります。 反対理由の第二は、暫定予算同……
○穐山篤君 外務大臣、韓国大統領が訪日されまして、大変御多忙だと思います。御苦労さまです。
最初に、今回大統領が訪日をされまして、総理あるいは外務大臣その他の閣僚との間にいろんな協議がされると思うんですが、主たる政治的な課題はどういうものを予定されておりますか。まず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 今回の大統領との協議を含めて、来年まで具体的な個別の問題について協議する予定になっていると伺っておりますが、取り決めをする予定になっているもの、あるいは取り決めをしなければならぬという課題は、具体的に何でしょうか。
【次の発言】 外務大臣並びに厚生大臣に伺いますが、この際、原爆被爆者の問題……
○穐山篤君 総理と大蔵大臣に伺います。
いよいよ最終の予算の場面を迎えたわけですが、例年になく異例なことが続いたわけでありまして、六月に入って予算が成立するというようなことは近年まれであります。今回は補正予算、暫定予算、暫定の補正、本予算というふうに異例の連続でありましたが、まとめとしてどういう御感想をお持ちでしょうか。
それからもう一つは、ことしの経験に照らして次からはどういうふうな予算の編成、あるいは予算の審議をお願いするということを考えられているか、その点を伺います。
【次の発言】 もう一度改めて確認をしておきたいと思いますけれども、予算の編成あるいは国会の審議につきましては、憲法と……
○穐山篤君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 第二班の委員派遣につきその概要を御報告いたします。
派遣地は京都府、福井県及び愛知県で、派遣期間は去る七月十一日から十三日までの三日間であります。
派遣委員は吉川理事、後藤委員、鹿熊委員、吉田委員と私の五名であります。
派遣先は関西電力株式会社宮津エネルギー研究所、同美浜発電所、動力炉・核燃料開発事業団高速増殖炉もんじゅ建設所、株式会社原子力発電訓練センター及び三菱重工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作所大江分工場であります。
以下、調査の概要を申し上げます。
まず、関西電力株式会社宮津エ……
○委員長(穐山篤君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました穐山篤であります。まことに微力ではございますけれども、委員各位の御協力をいただきまして円滑公正な運営を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げる次第であります。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井道子君、谷川寛三君、永田良雄君……
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第一一一五号市街化区域内農地の宅地並み課税反対、借地・借家法の改悪反対、都市農業・地域産業の確立に関する請願外二件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
つきましては、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調……
○穐山篤君 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。 私の質問時間は三十分でありますので、ごく簡単にお伺いします。 笹生参考人にお伺いしますが、政府が出しております各種エネルギーの長期見通しというものがございます。その中で、石炭につきましてはとりあえず一千万トン体制ということになっているわけですが、さてこれからの問題です。この一千万トン体制というのを維持していくという考え方に立って答申がされたのか。あるいは近い将来ある程度の統合整理、閉山というものも予定に入れながら議論されて答申がされたのでしょうか。まず最初の質問はそれです。 それから二つ目の質問は、答申全体にも書いてはありますけ……
○穐山篤君 質問をする前にちょっとお断りをしておきたいと思うのですが、私の担当の時間が非常に短いということもございますし、それから午前中審議をした事項がありますので、重複を避けたいと思います。したがって、きのう通告をしてありました問題が全部できないかもしれませんが、あらかじめお含みをいただきたいと思います。 最初は、昨年六月、日米構造協議が最終的に合意をしたわけですが、当委員会にかかわります排他的な取引慣行なり系列取引にかかわる独禁法の改正という問題が今議題になっているわけですが、それらの問題について、日米間の正確な合意の内容をまずお尋ねしておきたいと思います。
○穐山篤君 各参考人には、大変ありがとうございました。 それぞれ表現の仕方、視点の違いはありましたが、おおむね賛成という立場で補強意見が多かったというふうに思うわけであります。 実は、当委員会では前に独禁法の改正の問題を扱いました。これは、日米構造協議の結果、双方が合意をしたものを法律にしたわけです。今回、大店法外四つの法律についても、日米構造協議の合意の中から最良なものを政府が提案をしてきた、こういう性格のものであります。 そこで、宇野先生、永山先生にお伺いをするわけですが、日米構造協議というのは国対国の相談事項で、四百三十兆円を含めて一応整理整とんされたわけですが、ただアメリカには、……
○委員長(穐山篤君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました穐山篤でございます。まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただきまして円滑公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に石井道子君、谷川寛三君、永田良雄……
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時四十分休憩
【次の発言】 土地問題等に関する特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 もうちょっと声を大きくお願いします。
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、土地対策の基本方針及び当面の諸施策について、西田国務大臣より所信を聴取いたします。西田国務大臣。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
地価税法案について、大蔵委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十九分散会
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第二四八号市街化区域内農地の宅地並み課税反対、借地・借家法の改悪反対、都市農業・地域産業の確立に関する請願外二件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。
つきましては、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査……
○委員長(穐山篤君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました穐山篤でございます。まことに微力ではございますけれども、委員の皆様方の御協力をいただきまして円滑公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に秋山肇君、石渡清元君、谷川……
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
借地借家法案及び民事調停法の一部を改正する法律案について、法務委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
まず、平成三年都道府県地……
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の……
○委員長(穐山篤君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、再び本委員会の委員長に選任されました穐山篤でございます。まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただきまして円滑公正な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に秋山肇君、石渡清元君、谷川、寛三君、及川一……
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、谷川寛三君が委員を辞任され、その補欠として久世公堯君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に小野清子君及び久世公堯君を指名いたします。
○委員長(穐山篤君) ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたし
ます。
土地問題及び国土利用に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件。についてお諮りいたします。
閉……
○穐山篤君 最初に、防衛庁、通産省、科技庁、外務省、それぞれからお答えをいただきたいんですが、まず、前回同僚議員も指摘をした問題でありますが、三つの点について伺いたいと思います。
その第一は、SSCと言われております超電導超大型粒子加速器の問題です。これは新聞にも出ておりますが、日米間の折衝は数回行われていると聞いております。この接触の経過あるいは内容、それから現在の作業部会の状況について、まずそれぞれからお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 当面は膨大な計画についての学術的な意義あるいは技術的な水準の問題ということになるだろうとは思いますが、これは日米のみならず他の国も参加が要請をされ……
○委員以外の議員(穐山篤君) お答えをいたします。 私は、実は戦前は山梨県の甲府に住んでいました。戦後は静岡、豊橋、愛知、東京を二回、そして今、山梨県の甲府に戻っております。ですから、四十数年の間に六回も世帯を移動したわけですが、それぞれ歩いてみますと、町に顔があります。スタイルもみんな違うんですね。それから町の機能がそれぞれみんな違うんです。ですから、そういう意味で言うと町が生きているわけです。 例えば、砂漠の中にラスベガスをつくったように、都市計画方針と実施計画があればラスベガスのようなものはつくれるわけです。ところが、現実に市民が生活をしているし、町が生きている中に都市計画をつくろう……
○穐山篤君 ただいま対馬議員の質問及び確認でほとんど足りてはいるとは思いますけれども、基本的な問題についてやや不透明な点が残っております。それを逐次指摘をしながら確認をしたいと思います。 きのうの参考人の意見を聞いておりますと、高い水準で均衡点を求めてもらいたい、相当強い要望であったわけです。それに対しまして、きょう皆さん方の答弁は、これは撤退、撤収ではない、あくまでも構造調整であるというふうに力説をしているわけです。そうしますと、受けとめます立場からいいますと、どちらかといえば、高い均衡点を求めているのではないか、あるいはそういうふうに行政当局も考えているのではないかというふうに思いがちで……
○穐山篤君 参考人の皆さんには、大変きょうは御苦労さまです。 けさの日本経済新聞第二部で、クレジット問題が全部出ております。この新聞を通しまして、業界も今お話がありましたような与信の厳正化あるいは多重債務の防止、量の問題もさりながら、質の点について非常に力を入れているという点は非常に好ましい話だろうというふうに思います。時間が制限されておりますから、一つ一つ伺っていきます。 皆さん方は、今回の直接金融につきましては原則的に賛成の態度を表明されました。そこで、これからどういう問題が起きるだろうかということを考えてみますと、銀行などは、例のBIS規制によりまして融資については相当慎重にならざる……
○穐山篤君 最初に大蔵省にお伺いをしますが、去年、証券取引審議会から報告書が御案内のように出ていますが、それも参考にしながら今証取法の改正が大蔵委員会で審議をされております。この「証券取引に係る基本的制度の在り方について」を読んでみますと、証券の定義について幅広く採用しようではないかということがその大宗をなしている。専門的な見地から、この答申の主要な部分について説明をまずいただきたいと思います。
【次の発言】 さてそこで、今大蔵で審議されております有価証券の定義、第二条第一項で若干の改正点がありますね。この改正の主なものについてちょっと御説明をいただきたいと思います。
○穐山篤君 きょうはどうも御苦労さまです。 最初に大場公述人にお伺いしますが、長い間大蔵省におられて金融自由化その他日米協議では大変御苦労いただいたこともよく知っております。そういう御経験に照らして、米国の中では、政府は総じて自由貿易を重視、維持したいと見えるわけですが、議会側が保護主義に陥りやすい、陥っている、あるいはいら立ちが非常に強いわけですけれども、この背景というものは何から起きているのか、まず第一にお伺いします。 それから二つ目は、先ほどお話がありましたように、経常収支あるいは貿易収支におきましても依然として赤字である。米国も、赤字を減らすために議会が努力して一定の法律も出ている……
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