このページでは中西珠子参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○中西珠子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の育児休業法案について質問いたします。 父親でも母親でも育児のために休業できる両親休暇制度を世界で初めてスウェーデンが導入したのは一九七四年のことであり、その後引き続いて他の北欧諸国、西欧、東欧諸国にも類似の育児休業制度が広く普及いたします一方、それぞれの国では保育施設も整備されているのを見てまいりまして、ヨーロッパの国々に負けてはいられないと、公明党・国民会議は独自の育児休業法案を一九八五年に国会に提出いたしました。その後、四野党の共同の育児休業法案をつくろうということになりまして、この法案作成にも参画させ……
○委員長(中西珠子君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました中西珠子でございます。
まことに微力ではございますが、この重責を全ういたしたいと考えておりますので、委員各位の御指導、御理解、御協力のほどを伏してお願い申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
大変簡単ではございますが、一言ごあいさつ申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……
○委員長(中西珠子君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。
甚だ微力ではございますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岡部三郎君、吉川芳男君、稲村稔……
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。
第百十五回国会閉会中、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。三上隆雄君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
【次の発言】 この際、斎藤科学技術庁長官及び高橋科学技術政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。斎藤科学技術庁長官。
【次の発言】 次に、高橋科学技術政務次官。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十四分散会
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、核融合エネルギーに関する件について、本日の委員会に、日本原子力研究所理事吉川允二君、核融合科学研究所長飯吉厚夫君、大阪大学レーザー核融合研究センター長中井貞雄君を参考人として出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、核融合エネルギーに関する件を議題といたします。
本日は、本件に……
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十一分散会
○中西珠子君 けさの審議中に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とインド共和国政府との間の条約並びに所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とベルギー王国との間の条約を改正する議定書の締結について承認を求むということで、二つ承認案件が出ておりますが、このような種類の二重課税回避、また脱税防止のための租税条約というものがこれまで三十六あると伺いました。そして、現在はアルゼンチン、トルコ、クウェートなどと交渉中であるということを伺ったわけでございますが、これからもますます日本の企業の海外投資や現地生産がふえていくであろうと考えられる中で、このような条……
○中西珠子君 ただいま議題となりました国際開発協力基本法案につきまして、公明党・国民会議を代表し、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 世界に類を見ない平和憲法を持つ我が国は、宇宙船地球号のどのメンバーとも平和的共存共栄を図らねばなりません。特に開発途上国の経済的、社会的発展への自助努力を支援し、殊に、貧困や飢餓に悩む開発途上国の草の根の人々の生活の安定や福祉の増進に資するような援助や協力を行い、社会正義に基づいた恒久的な世界平和の達成のため、積極的に貢献することは我が国の国際的責務であります。 しかし、これまでの我が国の政府開発援助(ODA)は貿易の伸長等、自国の経済的利益を……
○委員長(中西珠子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。
甚だ微力ではございますが、この重責を全うするべく、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、頑張っていきたいと思っております。委員各位の一層のお力添えを心からお願い申し上げる次第でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十六分散会
○委員長(中西珠子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。
委員各位の御指導、御協力を賜りまして円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本特別委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岡部三郎君、吉川芳男君、稲村稔夫君、中川嘉美君を指名いたします。
……
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言申し上げます。
本院副議長小野明君は、昨日、急性肺炎のため逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。
ここに、皆様とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表しまして御冥福をお祈りいたしたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る三月六日、長谷川信君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君が選任されました。
また、本日、種田誠君が委員を辞任され、その補欠として喜岡淳君が選……
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
この際、永野科学技術政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。永野科学技術政務次官。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、科学技術振興のための基本施策に関する件を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査のため、本日の委員会に動力炉・核燃料開発事業団理事橋本好一君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
去る五月二十五日、予算委員会から、本日の一日間、平成二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち科学技術庁について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
本件に関する説明は、去る四月二十日、既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 では理事会の協議の内容ではなく、経過について申し上げます。
三上君御要求の参考人の件につきましては、本日は予算の委嘱審査であるということにかんがみ、この参考人の御出席を求める……
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、地球環境保全と宇宙・海洋分野における研究開発の役割に関する件について、本日の委員会に、筑波大学教授吉野正敏君、東海大学情報技術センター所長坂田俊文君、神奈川大学理学部教授寺本俊彦君、東京大学海洋研究所教授小池勲夫君を参考人として出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、地球環境保……
○委員長(中西珠子君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六月二十二日、稲村稔夫君及び三上隆雄君が委員を辞任され、その補欠として及川一夫君及び喜岡淳君が選任されました。
また、本日、中川嘉美君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第九五三号「脱原発法」の制定に関する請願外七十五件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることとなりました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
○中西珠子君 まず、ただいま議題になっております譲許税率修正合意文書二件について申し上げます。 一九八八年の二月にガット違反とされました農産物十二品目の一つである砂糖調製品の輸入制限撤廃というのはやむを得ないと思いますが、輸入制限撤廃ということは国内、殊に沖縄、鹿児島、北海道に集中している砂糖の原料を生産している農家には大きな打撃を与えると思います。国際競争力のない七万三千戸に上る、それもほとんどが零細な砂糖原料生産農家の打撃を軽減するためには、砂糖類似品の関税率を引き上げるのは当然だと思います。関税率の引き上げばかりでなく、零細な砂糖生産農家を政府としては温かく保護していただくということを……
○中西珠子君 私はまず初めに、ただいま議題となっております所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とタイとの間の条約に関連して質問をいたします。
この種の租税条約が現在我が国は三十六カ国との間に、協定の形をとるときもございましょうが、結ばれているということを聞いておりますが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 現行のそういった条約や協定は、現状にそぐわないから改定してほしいという申し入れを行っている国がありますか。
【次の発言】 このような租税条約を結ぶに当たりましてモデルというのがございますね。この日タイ租税条約につきましては、先ほどの御説明では、大体OECDモ……
○中西珠子君 中山大臣はOECDの関係閣僚会議に御出席になり、急いで帰国されましてお疲れも見せずに本委員会で答弁に当たっておられまして、まことに御苦労さまでございます。 私は外務委員会における予算の委嘱審査は初めてでございますので、大変初歩的な質問をさせていただくことになるんではないかと思いますが、けさほどの大臣の御説明で平成二年度においては定員等の増強、在外勤務環境の改善等の外交実施体制の強化、定員の増強ということでございますが、国際協力構想を中核とする国際協力の推進の三点を最重要事項とし、その他情報機能、海外邦人対策を加えて予算の強化拡充に格別の配慮をいたしましたと。大変結構だと思うので……
○中西珠子君 きょうは総理がお見えになりましたので、まず日仏原子力協定改正の承認を求むる件に関連いたしまして、総理に三つのことをお願いしたいと思うわけでございます。 まず第一に、原子力平和利用を行っている我が国といたしまして、私どもとしては脱原発を目指しているわけでございますけれども、当面は原子力への依存というものは避けられないと考えております。それで、とにかく安全性の確保ということについては最大限の努力をしていただきたいということが一点でございます。 第二点は、代替エネルギー、クリーンな太陽エネルギーその他代替エネルギーの開発はだめだともう初めから投げてしまっているような感じがしないわけ……
○中西珠子君 万国郵便連合憲章の第四追加議定書の締結について承認を求めるの件を含む五承認案件につきましては、これは賛成でございますので、特に質問はいたしません。私の質問時間が大変限られておりますので、ちょっと緊急と思われることを質問させていただきたいと思います。 国連の安全保障理事会の決議六百七十八号は武力行使を容認しているわけでございますが、一月十五日までにイラクがクウェートから撤退しない場合はこの国連決議を実施するということを、ブッシュ大統領がここのところアメリカとイラクとの間の平和交渉、外交交渉が行き詰まっているということもありましてそのような意思を表明しているわけでございますけれども……
○中西珠子君 ただいま日本とソ連との関係につきまして同僚議員からいろいろお尋ね申し上げましたが、欧州復興開発銀行が設立されることになりまして、これは非常に政治的、経済的な重要な意味を持っていると考えるわけでございますが、この設立にかかわる日本の立場、それからソ連との関係、こういったことについてお聞きしたいと思います。
まず、この銀行設立のいきさつについて日本とのかかわりを御説明ください。
【次の発言】 この欧州復興開発銀行の原加盟者となる資格を有する国々、この国々は既に協定に署名をしたそうですね。その銀行の加盟者の地位というものは、欧州以外の国ではIMF加盟国に限定されている、こういうことだ……
○中西珠子君 私は、平成三年度外務省所管一般会計歳出予算各目明細書、これにつきまして少し細かい質問をさせていただきたいと思います。 まず、一ページ目の「外務本省一般行政に必要な経費」の中の人件費というものについて伺いますが、外務省では諸外国との時差の関係などから夜間も勤務せざるを得ない職員の方も多いと思います。殊に湾岸危機、湾岸戦争の間は昼夜を分かたず多忙をきわめられたと思いますが、超過勤務手当というものがどのようになっているかお聞きしたいわけです。 その一ページ目に夜間特殊業務手当というのがありますが、この夜間特殊業務手当とただの夜勤手当との相違点、特殊業務とはどういうものですか。
○中西珠子君 歴史上初めてのソ連の元首の来日が実現しましてゴルバチョフ大統領夫妻を迎えられ、外務大臣を初め外務省のスタッフの皆様方は大変な御苦労だったと推察いたします。そして、感謝の念をあらわしたいと思います。 十数時間、六回にわたる日ソ首脳会談が行われて、一時は危ぶまれた日ソ共同声明がついに発せられたことは、新しい日ソ関係を打ち立てていく上でも重要な基礎になるものと評価いたします。また、北方四島の名前が日ソ間の文書で初めて明示されたということは平和条約交渉の一歩前進となるものと期待しておりますけれども、これからどのような段取りで次の交渉をなされますか、お伺いいたします。
○中西珠子君 麻薬及び向精神薬の不正取引の防止に関する国際連合条約の締結について承認を求める件についてまず質問をいたします。
麻薬及び向精神薬の日本国内への流入が最近非常にふえているということを聞いておりまして、タイとかフィリピン、台湾からの流入ばかりでなく最近はコロンビアなどの南米の国々が日本を標的にして、そして麻薬や何かを持ち込みたいとしているといううわさもございまして憂慮しているわけでございますが、最近の国内への流入状況というものについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 最近コロンビアあたりからの流入がふえているというのは確かですか。そういううわさが非常にありまして、今アメ……
○中西珠子君 世界のGNPの一五%近くを占める経済大国になりました日本に対する諸外国の期待は最近非常に高まってきております。そういった中で、日本の国際化また国際的貢献の必要性というものが声高く叫ばれるようになりまして、マスコミも大きく取り上げるようになってきております。 私も日本の国際化や国際的貢献がもっともっと必要だということを痛感している者の一人ではございますけれども、目を国内に転じますと、これまで日本が西欧諸国に追いつけ追い越せと技術立国、貿易立国を図って邁進してきた。そして、経済的効率のみを追求してきたような結果として今社会的にいろんな問題が起きておりますし、殊に社会的弱者にしわ寄せ……
○中西珠子君 私がお聞きしたいと思っていたことは、これまでの同僚委員の方々がお聞きになってしまいまして、大体お答えも方向としてはわかったわけでございますけれども、ちょっと違う角度から労働省の対応をお聞きいたしたいと思います。 それは、ことしの二月の十七日にジュネーブで国連人権委員会が開かれまして、その席上アメリカのNGOであるIEDと申しますのが日本の過労死問題を取り上げた。そして、国連人権小委員会には昨年の八月にやはり同じIEDというのが取り上げまして、相当辛らつな批判並びに労働省に対する要望というものを披瀝したわけでございますが、その昨年の国連人権小委員会の場では、日本政府は答弁の機会を……
○中西珠子君 私は、介護休暇、育児休暇その他につきまして御質問しようと思っていたのですが、けさほど非常に詳細な御質問がございましたので、ちょっと角度を変えまして、この平成四年度予算の概要に基づきまして、特に「国際社会への積極的貢献」の項目についてお聞きしたいと思います。 本年度の予算は、昨年度に比べますと十二億八千六百万円減っているという大幅な減少でございますが、この注には、「海外派遣労働者健康管理センターの建設費が三年計画の最終年次により城となったこと等によるもの」と書いてございますね。大変広い国際的視野をお持ちで、言葉も大変達者でいらっしゃる労働大臣が、国際社会への積極的貢献ということを……
○中西珠子君 障害者の雇用促進の分野における労働省のこれまでの大変な御努力にもかかわりませず、一般の民間企業の障害者実雇用率は一・三二%にすぎない。法定雇用率一・六%にはるかに及ばない。もだ、雇用率の未達成企業の割合というのはもう半数近い四八・二%だそうでございますが、これを産業別に見ますと、どのような産業で雇用率未達成企業が多いのか、その辺の調査がございましたらお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 理由も分析されて、そしてどのような指導を行っているかもあわせてお答え願いましたけれども、それでは規模別に見ますと、一般の民間企業における障害者雇用の状況はどのようになっておりますか。大企業……
○中西珠子君 今回の職業能力開発促進法の改正の目的は、端的に言うとどこにございますんでしょうか。大臣はどのようにお考えでいらっしゃいますか。
【次の発言】 御趣旨は大変よくわかりましたし、結構だと思いますが、それで公共職業訓練施設の名称までもお変えになりまして、総称ですが公共職業能力開発施設に変えられた。そういうことは、ただいま大臣もおっしゃいましたように、職業能力の開発について情報の提供とか相談、援助の機能を強化する、ないところは付加する、こういったことで民間の自主的な職業能力の開発というものを促進していこうというお考えだと理解しているのでございます。
このたび、事業主ばかりでなく労働者に……
○中西珠子君 建設業における死亡災害は依然として多くて、平成二年においては千七十五人、平成三年の速報値でも千四十七人、ともに全産業における死亡災害の四割以上を占めているわけでございまして、殊に規模五十人未満の中小規模の現場での災害が多いというのが実情であります。建設業の特殊性の一つである重層下請構造から来る災害の防止には店社安全衛生管理者の選任などを含む今回の法改正は緊急の必要事と思うのでございますが、法案の中身について少しお聞きいたします。 第十五条の三に「店社安全衛生管理者」、「労働省令で定める資格を有する者のうちから、労働省令で定めるところによりこ行うということになっておりますが、どの……
○中西珠子君 今回の法案をお出しになりましたことにつきましては、やっと出てきたという感じを持ったわけです。というのは、急ピッチで欧米に比を見ないほどの速度で進んでいる人口の高齢化の中で長寿社会に対する総合的な政策が後手後手というか立ちおくれの感があったわけでございます。殊に、平成元年十二月に高齢者保健福祉推進十カ年戦略、いわゆるゴールドプランをおつくりになりまして、その後積極的にどのような対策が講じられるであろうかと考えておりまして、徐々に少しずつやってはいらっしゃるのでしょうが、労働力不足基調の中で殊に看護婦さんが非常に足りない。ある病院に至っては病棟を閉めなきゃならないほど足らないとか、そ……
○中西珠子君 労働省は、一九八七年に週四十時間労働制をうたいました労働基準法の改正をされました。そして、それが明くも年の四月から実施されたわけでございます。労働省としては、非常な努力をされて週休二日制の普及だとか時間外労働の削減だとかサービス残業をなくすこととか、また年次有給休暇の取得日数が依然として少ないし、また取得率が少ないということのために本当に苦労を重ねてこられたわけでございますけれども、今回この労働時間短縮促進臨時措置法というものをお出しになりました理由というのはどこにございますんでしょうか。大臣にお願いいたします。
【次の発言】 労働時間短縮推進計画というものを労働大臣が策定されて……
○中西珠子君 労働大臣は病み上がりでいらっしゃいますので、大臣への質問は最小限にとどめたいと思いますが、二つばかりお聞きしたいと思います。
この法案は、法的な強制力を持って労働時間の短縮を推進するのではなくて事業主の自主的な努力を促進する、それによって時短を実現するということを目的としているわけでございますが、年間千八百時間の早期達成は事業主の自主的な努力に任せていたのではなかをか実現できないのではないかと思うのですが、大臣いかがでございましょうか。
【次の発言】 いつごろをめどに達成なさるおつもりでしょうか。一九〇〇年代の早い時期に年間総実労働時間千八百時間を達成するというのが一応の目標で……
○中西珠子君 この法案は、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、公共職業安定所の出張所五カ所の設置に関し国会の承認を求めるものでありますが、横浜市、神戸市、福岡市、三田市、大川市にそれぞれ出張所を設置する理由をまず伺います。
【次の発言】 いわゆるレディス・ハローワークというのが横浜、神戸、福岡に新設されるということです。レディス・ハローワークという名前はどうやっておつけになったわけでございますか。最近日本語の純粋性が損なわれるのではないかと心配するほど片仮名文字がはんらんしているわけです。レディス・ハローワークというのは何語だかわからないのですけれども、英語から来たものらしいとは思いま……
○中西珠子君 両先生、きょうはどうもありがとうございました。私の持ち時間は大変限られておりますので、北岡、前田両先生への質問を今先に述べさせていただきまして、それぞれお答え願いたいと思います。 北岡先生は、日本が国連をリードし動かしていくことが必要だとおっしゃいました。私も国連に対する日本の影響力の増大というものを心から願っているものでございますが、今、日本は国連の安保理の非常任理事国でもないわけですね。近い将来にたとえ非常任理事国として選出されましても、国連の進路というものは国連安保理の中で拒否権を持つ五つの常任理事国の力関係で左右されるように思います。 今もお話が出まして、拒否権をすぐ……
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