このページでは陣内孝雄参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○陣内孝雄君 私は、国土政策並びに住宅・社会資本の整備に関しまして、国土庁を初め関係の省庁にお伺いいたします。 第四次全国総合開発計画、いわゆる四全総、これが昭和六十二年の六月に策定されまして以来、その計画実現に向けてさまざまな政策努力をいただいております。その結果、地域経済は内需主導の景気拡大が続く中で全般的に大変好転しております。また、幹線交通体系の整備などが進んで、全国は一体化していく兆しが見えてきました。東京圏のみならずその他の地域においても新たな発展の可能性が確かに出始めております。しかし、こういう状況があるにもかかわりませず、東京へのあらゆるものの一極集中は依然として続いておりま……
○陣内孝雄君 私は、国土の均衡ある発展、つまりは東京の一極集中の是正と地域の活性化に向けて政府が総合的に並み並みならぬ御努力をいただいておるということを評価しておりまして、その成果がたんだん上がっていくことを大いに期待しているものでございます。国民の一人一人が我が国のどこに住んでおっても本当に豊かな生活の実感を味わえるようにすることが経済大国の我が国にとって今や非常に大事な課題だろうと思うわけでございます。その課題解決のためにきょうは郵政行政の面からさらなる御尽力をいただきたいというふうに考えまして、少しお尋ねし、また要望申し上げたいと存ずる次第でございます。 まず、国土政策の基本を決めた第……
○陣内孝雄君 初めに、このたびの災害に対しまして、国土庁長官を初め政府関係の皆様方、そして当委員会から委員長を初め委員の先生方、被災地を御視察いただきまして、被災地の佐賀県から出ております私としても心から感謝申し上げたいと思います。県民は復興のために一生懸命頑張っております。ありがとうございました。 早速質問に入らせていただきます。 今年七月の九州北部地方の梅雨前線豪雨は、ところによってはかつて未曾有の大水害をもたらした昭和二十八年の豪雨に匹敵したのではないか、こういうふうに聞いております。それにもかかわらず、今回の豪雨では総じて見ますと被害が二十八年の災害よりは少なくて済んだというのは、……
○陣内孝雄君 私はテレビジョン多重放送に関する体制について若干お尋ねしたいと思います。 さて、今回の改正の契機ともなっておりますテレビジョン・ファクシミリ多重放送というのは、テレビジョン放送の電波を利用してといいますか、すき間を活用して、文字、図形、写真等の情報を伝送して、そしてこれを受信者側では主としてハードコピーでプリントアウトするという新しい放送メディアだと聞いておるわけでございます。この新しいメディアの特性を生かした多様な情報ニーズにこたえていくことが恐らくこれから大いに期待されるところだと思うわけでございます。 そこで、一体これがいつごろから実用化に入るのか、またどういう利用の方……
○陣内孝雄君 引き続いて、よろしくお願いいたします。
私は、治水事業につきまして建設省にお尋ねしたいと思っております。
ことしも、七月の二日でしたか梅雨前線豪雨を初め、その後も相次ぐ台風の襲来で、全国的に各地で激甚な水害が発生し、多くのとうとい生命と貴重な財産が失われたわけでございます。まことにお気の毒な限りでございますし、このような災害が毎年繰り返されているということに非常に遺憾な気がしてなりません。
一体、ことしの水害発生状況は、今現在どういうふうになっておるでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ところで、長良川の今年の出水及び被害状況はどういう状況でございましょう……
○陣内孝雄君 雲仙岳ではまことに痛ましい、またお気の毒な災害が続いております。六月三日と八日の大規模な火砕流によって三十七名の方が亡くなられ、四名の方が依然行方不明だということです。家屋も百二十九棟が火災等によって焼失してしまい、水無川の上流から中流域にかけての山林や田畑は溶岩や火山灰の下に埋もれてしまいました。また、一万人以上の住民の皆さんが苦しい避難生活を続けておられます。心からお見舞いとお悔やみを申し上げる次第であります。 今は梅雨の季節、集中豪雨による水害のシーズンであります。そこで、治水行政を担当しておられる建設省にお尋ねいたします。 ちょうど一年前のことになりますが、平成二年の……
○陣内孝雄君 改めて被災地の皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、西田国土庁長官を初め関係省庁の皆様には、災害発生以来、その対策に大変御尽力を賜っており深く感謝申し上げる次第でございます。 このたびの雲仙岳噴火による災害は、これまでのところ火砕流による被災がほとんどでございます。火砕流の恐ろしさは、天明時代の浅間山の大噴火の記録やそれについての近年の発掘調査の結果などから、私はある程度理解し想像していたつもりでございますが、現実に雲仙岳の状況を見聞きして、今さらながら自然の容赦ない猛威におののいている次第でございます。これ以上大事に至らない形で噴火が早くおさまるよう祈ってやみ……
○陣内孝雄君 早速質問に入らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 近年、金融をめぐる環境は大変な変貌を遂げております。金融の国際化とグローバル化に伴い金利の自由化や業務の自由化が迫られておりますし、またコンピューターや通信等の情報技術革新に伴って決済システムのエレクトロニクス化も進んでおるわけでございます。とりわけ金融自由化が急速に進展しています。こうした状況の中にあって、私は預金者の利益を確保するという観点が最も重要であろうかと考えるわけでございますが、激化していく金融競争に負けないために、郵便貯金としてもこうした観点を十分に踏まえて真剣に取り組みを行っておられることと思うわ……
○陣内孝雄君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合及び参院クラブの各派共同提案に係る雲仙・普賢岳噴火災害対策に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 雲仙・普賢岳噴火災害対策に関する決議 (案) 平成二年十一月十七日、約二百年ぶりに噴火 した雲仙・普賢岳は、本年五月以降火山活動が 活発化し、火砕流及び土石流の頻発により周辺 に人的被害を含む多大の被害をもたけした。そ の後も火山活動は続き、予断を許さない状況で ある。 政府においては、これまで、非常災害対策本 部を設置し……
○政府委員(陣内孝雄君) このたび農林水産政務次官を拝命いたしました陣内孝雄でございます。 我が国の農林水産行政は幾多の重要な課題を抱えておりますが、田名部大臣を補佐いたしまして、全力を傾けて諸課題に当たりたいと存じております。 委員長初め、委員の皆様の御支援と御教示のほどをお願い申し上げましてごあいさつといたします。(拍手)
○政府委員(陣内孝雄君) 漁港審議会委員坂井溢郎、池尻文二、土屋孟、鮫島泰佑、榎田トクノ、早野仙平、中谷岸造、齋藤兵助、安倍幸雄の九君は七月七日任期満了となりますが、坂井溢郎、池尻文二、土屋孟の三君を再任し、鮫島泰佑、榎田トクノ、早野仙平、中谷岸造、齋藤兵助、安倍幸雄の六君の後任として藤野慎吾、海老澤順三、畑中一、松田幸一、高井幸左衛門、土田信子の六君を任命したいので、漁港法第九条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(陣内孝雄君) 酪農が、主要な食糧である牛乳や乳製品の供給源としてのみならず、また土地利用型農業の基軸として我が国農業の発展に重要な役割を果たしているということを踏まえまして、私どもこの政策に取り組んでおるところでございますが、先生御案内のように、我が国の酪農については、現在規模拡大の進展、一頭当たり乳量の増加等を通じて、経営内容の充実が着実に図られ、数年来負債が減少する等、順調に進展してきたところでございます。 しかしながら、酪農経営の最近の動向を見ますと、今御指摘のございましたように、生乳生産が着実に増加する一方、ぬれ子や乳廃牛等の販売価格が大幅に低落するといったような収益性の……
○政府委員(陣内孝雄君) 米価決定に当たっての基本姿勢いかんということでございますが、最近の米をめぐる諸情勢を考えてみますと、生産性の高い稲作農家や生産組織・集団の育成を通じて稲作の一層の生産性の向上を図り、国民の納得の得られる価格での米の安定供給に努めるということが重要な課題であると私ども考えておるわけでございます。 本年産の生産者米価につきましては、こうした課題に加え、最近の米の需給事情や一般経済の動向等を総合的に勘案し、引き続き全国の各農業地域の平均的な水準以上の高い生産性を実現している稲作農家をその地域において稲作を実質的に担っている農家であるとし、このような農家の生産費を基礎として……
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