このページでは谷畑孝参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、政府提出による大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案並びに輸入品専門売場の設置に関する大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の特例に関する法律案両案に対して、反対討論を行うものであります。 私どもは、まず最初に、この政府改正案の提出に至る過程に異議を申し上げなければなりません。 この改正案は、日米構造協議に基づいて提出されました。国際化が進展する中で、今日、日本に対する国際貢献の期待が高まっていることは言うまでもありません。しかし、大店法の規制緩和が国際貢献になるなどという議論には全く根拠がないわけであります。……
○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま政府から提案されました国連平和維持活動等に対する協力に関する法律案並びに国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。 この二法案は、戦後日本の原点、すなわち、二度と戦争への道を歩まないと誓った戦後政治の根本原理にかかわる最重要法案であります。さらに言えば、東西冷戦終結後の世界の平和秩序をどのように確立するのか、人類が、今、手にしている歴史的可能性、この歴史の前進に日本が貢献するのか、あるいは後退をもたらすのか、その重大な岐路に立った法案であります。 宮澤総理、あなたは前代未聞の衆議院での強行採決を、……
○谷畑孝君 私は昭和二十二年の一月十日に生まれまして、大阪では、日本どこでもそうだろうと思いますけれども、十日といいますとえびすさんということで、とりわけ商売繁盛と、こういうことであります。私の顔も取り柄がないわけですけれども、耳だけがえびすさんによう似ていると、こういうことで、私は中小企業の問題、とりわけ中小企業の親方は、皆一月十日になりますとえびすさんに頼んで、商売繁盛何とかお願いしますと、こういうふうにお願いをするわけであります。私もその立場で、中小企業対策について日本の政府としてどのように考えておられるか、そういうことに絞って質問をしてまいりたい、このように思います。 私は、今日、日……
○谷畑孝君 私は、今回の参議院選挙で大阪選挙区から当選をしました社会党の谷畑孝でございます。 いずれにしましても、きょうが初めての質問ということで、非常にふなれでございますので皆さんにいろいろと御協力をいただきたい、このように思っています。 まず最初に、きょうの朝刊を見ますと、各紙の報道によりますと、建設省は三大都市圏の市街化区域内農地に対し、一九九二年から固定資産税の宅地並み課税を行う、こういうことが報じられておるわけでありますけれども、そのことについて土地基本法の法案審議の前に大綱の内容について簡単にひとつ説明をしていただいて、そこからひとつ入ってまいりたい、このように思っています。よ……
○谷畑孝君 八月の二日にイラクがクウェートに侵攻した、そういうことから、とりわけ日本におきましては原油ということについての非常に大きな問題に実は発展をしておるわけでありますが、同時にまた、それに対する国連を中心とする解決策、そういうことについても大きな課題になっております。そういうことの中で、私は通産、それと外務に係ることについての若干の質問をしていきたい、こういうふうに思っています。 まず最初に、イラク・クウェート問題が国民生活に及ぼす影響、そういうことについて少し触れていきたい、こういうふうに思っています。 まず、その第一にお聞きしたいわけでありますが、イラクがクウェートに侵攻して以来……
○谷畑孝君 日本社会党・護憲共同の谷畑でございます。 五月三十一日の新聞の各紙を見ておりますと、まず、「大店法運用緩和初日から出店表明続々と」、こういうふうな見出しになったり、あるいは「スーパー「サミット」 東中野で閉店延長 地元商店主70人抗議」、こういうことで各紙がにぎわっておるわけであります。そういうことでありますので、私は、まず質問を大店法の通産省通達ということにかかわって幾つか質問していきたい、こういうふうに思っています。引き続きまして、同じく五月三十一日の各紙の新聞におきましては、「改正入管法あすから施行」ということで「不法就労外国人規制強まるが…」と、こういうことが各紙同時に報……
○谷畑孝君 それでは、頭脳立地法についての質問をしていきたいと思います。
いわゆる頭脳立地法が施行されて、昭和六十三年の六月に施行されたわけでありますけれども、まだ二年しかたっていない状況の中で今なぜこの時期にその改正が必要なのか、そのあたりの背景あるいは必要性、その点を一つお聞きしたいと思います。とりわけ和歌山だとか鳥取だとか、そういうところにおいてはことしの三月に指定をされたということもありまして非常にまだそのやさきである、こういうような状況でありますので、その点ひとつ大臣の方からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 今大臣のお話の中でも、とりわけ東京における一極集中という問題が非常……
○谷畑孝君 中尾通産大臣にお伺いをしたいと思います。 先月、総選挙の国際監視団ということで福田参議院議員を団長にいたしまして、私を入れて六名の国会議員団がバングラデシュを訪れる経験をさせていただきました。そして、日本に帰ってまいりまして、とりわけこの日本の生産のあり方やあるいは消費のあり方について幾つか考えさせられたことがございます。 皆さんも御存じのように、バングラデシュというのはアジアで一番貧しい国である。一年間の所得が平均二万円、このような状況でございます。町の中はごみ一つない。言いかえるならば、可燃性のごみは子供たちがそれを集めて燃料に使う、また空き缶は空き缶で子供たちが袋を持ち歩……
○谷畑孝君 それでは、ただいまより割り当てられた時間におきまして、再生資源化促進法案につきまして幾つか質問していきたいと思います。 この再生資源化促進法案の審議に当たりまして、まず初めに、現在の時代認識が非常に大切だと思っています。特に、あと九年で二十一世紀になるという今日の中で、子供や孫たちにどのような自然と環境を残していくのか。また、地球の生態系の維持、そして限りある資源の保護が非常に重要だと思っています。今多くの地域で市民がリサイクル運動に取り組みを始めておりますし、その背景にもやはり地球環境の保護という関心が大きくなってきた。そういうことの中で、このリサイクル運動というものが大きなボ……
○谷畑孝君 商品投資に係る事業の規制に関する法律案について質問をしたいと思います。 商品ファンドは、一九八七年のブラックマンデーを境に、アメリカにおいて急激に普及し、現在その市場は約百二十億ドルと聞いておるわけでありまして、我が国におきましても本格的に設定、販売が行われていこうとしているわけでありますけれども、この分野に明確な法的根拠がなく、行政指導によって対応がされておるということでありますから、今後投資家保護のための法的規制措置が必要だと、このように私も認識をしておるわけでございまして、そういう意味では、ぜひひとつこの法案を通じて十分な効果を上げてほしいと、このように思うわけであります。……
○谷畑孝君 名尾委員長の御逝去に心より哀悼の意を表したいと思います。 それでは、ただいまより法案についての質問をしていきたい、このように思います。 私は地元が大阪でございまして、大阪は商売の町ということで、とりわけ一月十日のえべっさんが参りますと、商売繁盛の祈願ということで本当にたくさんの皆さんがお参りをする、そのような状況でございます。しかし、この大阪も最近では地盤沈下ということで、商店街におきましても歯抜けが目立ってくるようなそのような状況でございます。同時にまた、郊外におきましては大型店の進出が非常に多くなってまいりましたし、そのような厳しい状況がある。そういう認識の中で発言をしてい……
○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、政府提出による大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の一部を改正する法律案並びに輸入品専門売場の設置に関する大規模小売店舗の事業活動の調整に関する法律の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 私どもが政府改正案に反対する理由の第一は、消費者利益の美名のもとに大店法を骨抜きにしている点であります。大型店の出店は政府の規制の動向に大きく左右され、既に全国で出店のラッシュが起こっております。これ以上規制緩和をするというなら、商店街、中小零細小売業者に致命的な影響を及ぼすことは火を見るよりも明らかであります。 消費者利益を中……
○谷畑孝君 私は大阪選挙区の議員でございますけれども、最近とりわけ大阪を舞台にしたバブル経済の崩壊ということで、もうマスコミ含めて連日その事件が報じられておるわけでありますけれども、とりわけ中堅商社を舞台にしましての絵画の投機、それと同時にゴルフ場そして土地、こういうことで警察も入りまして連日にぎわしておるところであります。 そこでも明らかになるわけでありますが、やはり土地というものが一部の悪徳業者なりあるいはまたそういう企業家によって投機の対象ということになって、そういうものがバブル経済をさらに大きく仕上げてしまったということが言えるのではないか、こう思うんです。そして、同時に私どもがこれ……
○谷畑孝君 まず最初に、大蔵大臣にお聞きをしたいと思います。
実は、この間新聞報道等によりまして、国際貢献資金、貢献税ということで一兆三千億円の増税をする、こういうことを突如として新聞を通じて私ども知ったわけであります。その間、自民党の税調なり三役なり、あるいは大蔵、外務そしてまた総理を含めて協議してきた結果大きく変遷をしてきておる、こういうことであると思いますけれども、そのあたりの経過について、大蔵大臣、知っている範囲でひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 私は、一昨日、大阪で中小企業の皆さんとのシンポジウムをしておりまして、それが終わってから各団体の皆さんの要望ということで懇……
○谷畑孝君 総理大臣と外務大臣にお聞きしたいんですけれども、昨日、韓国の盧泰愚大統領が、韓国に核兵器は存在しない、こういうことを世界に宣言したわけでありまして、私どもにとりましてもアジアの平和にとりましても非常に画期的なことだ、こういうことで歓迎すべきことである、このように思うわけであります。 そのことにつきまして、日本政府に対してそういう連絡といいましょうか、あるいはその事実だとか、そういうものがあったのかどうか、あるいはまた、そのことについて外務大臣、総理大臣を含めてどのようにとらえておられるのか、少し意見をお伺いしたいと思います。
○谷畑孝君 まず最初に、けさの新聞によりますと、毎日新聞に大きな見出しで自衛隊参加の問題について、「PKF本体は凍結 PKO法案 政府再修正案明らかに」と、こういうことで、今私どもこの特別委員会の中で、政府案に基づいて衆議院におきましても可決をし、参議院で継続になって、そして今とりわけPKFという問題が憲法違反と、自衛隊が海外派兵をするのは憲法違反だと、こういうことで重大なる国民の世論が分かれている中で本当に私ども真剣に議論をしているさなかに政府が再修正と、こういうことが新聞の記事の中で明らかになったわけであります。 この点について非常に私どもは大きな問題がある、国会法五十九条違反でもありま……
○谷畑孝君 私はこの大阪選挙区から参議院に送っていただいております谷畑でございます。 きょうは、私ども社会党の委員二人、小林、喜岡が参加をいたしております。私が代表いたしまして質問をしていきたいと思います。 本日は本当にお忙しい中、大阪公聴会に出席をいただき、また貴重な意見を賜りまして、心より感謝を申し上げるところでございます。 さて、国連平和維持活動いわゆるPKO協力法案、日本の国論を大きく二分をいたしております。私どもの事務所にも毎日のようにはがき、手紙が日本各地から来るわけでございます。きょうは残念ながら持ってくることができなかったわけでありますけれども、本当に山のように来るわけで……
○谷畑孝君 最初に、地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の審議に当たりまして一言申し上げたいと思います。 一九六五年に部落問題の解決は国の責任である。そういうことを明記いたしました同和対策審議会の答申を受けまして、一九六九年に制定をされた同和対策事業特別措置法以来二十三年間にわたりまして、国、地方自治団体、国民の責務として部落差別の撤廃に向けた取り組みが行われてまいりました。ことしの三月、地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律が期限切れを迎えるに至り、今回の地対財特法の一部改正案が提案されたわけでございます。 私自身、部落差別……
○谷畑孝君 私どもの同僚の小林委員の関連をしたことを一つだけ要望したいんですけれども、とりわけ国公有地、国鉄清算事業団用地の処分ということについてであります。 土地の問題につきましては、どうしても住民といいましょうか、そういう住民自身が参加をしているというのか、また参加ができるというのか、そういうものが一番公平であり一番納得ができる、こういうことだと思うんです。特に国公有地あるいは国鉄清算事業団ということになりますと、これは非常に坪数も平米も大きいですし、国民の一番関心事でもある。特に、これをただ単なる競売だけですると、価格だけの競争になって非常に大きなまた高騰の要因にもなる。 そこで、住……
○谷畑孝君 私は、とりわけ高齢化社会ということで六つの点について少し意見を述べたいと思います。 高齢化社会を迎えて日本の高齢者やその家族が置かれている現状をぜひひとつ把握をしていただいて、高齢者福祉の確立に向けた今後の課題を明らかにするために総合的な調査を行ってほしいと、このように思っているわけです。 それから二つ目は、今後の課題を明らかにする上では、特に寝たきり老人をつくらないためには何が必要なのかということについて協議をしていただきたい。 それから三つ目は、現状の把握の上で特に生活上さまざまな困難を抱える寝たきり老人や痴呆性老人、またその家族、ひとり暮らし老人、老人夫婦世帯の現状を明……
○谷畑孝君 社会党の谷畑でございます。よろしくお願いいたします。 今の田島先生のお話を聞いておりまして、内外価格差というのは本当に複雑な要因といいましょうか、流通も絡んだ、しかもそこへ日本の長い歴史的な要素もある、こういうことで、これは大変な問題だなと思いながら聞いておったわけなんですけれども、幾つか質問を先生にしていきたいと思うんです。 一つは、最近ゆとりのある生活といいましょうか、あるいはそういうゆとりのある生活の実感を持てるような社会にしたい、こういうことで、労働界もそうでありますし、また来年度の政府の予算を見ましても、通産であろうとあるいはあらゆる分野におきましてもゆとり感じられる……
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