このページでは谷畑孝参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、先ほど趣旨説明が行われました製造物責任法案について賛成する立場から総理並びに関係大臣に対して質問をいたします。 まず、総理にお尋ねをいたします。 製造物責任制度は、技術革新や大量生産、大量消費の進展する現代社会において、製品の欠陥に起因する消費者被害の円滑適切な救済を確保するための方策として、我が国民法の百年余りにわたる過失責任の原則を見直し、欠陥という客観的な性状を要件とする新たな民事責任ルールを導入するものであります。 我が国では、過去、薬害事件などの被害者救済のために長い時間と多大な労力を費やしてきたという経験もあり、消費者団体や……
○谷畑孝君 今回提案されました政府案、すなわち刑事罰強化を盛り込んだ独占禁止法案について順次質問をさせていただきます。 社会党におきましては、この法案に重大な関心を持ち、検討を重ねてまいりました。衆議院におきましては、政府案をより強化する立場で刑事罰の強化ということで、上限の罰金刑五億円、こういうことを中心としたこの対案も提起して法案の審議に当たってきたところでございます。私も、その趣旨を踏まえまして質問をさせていただきたい、このように思っています。 我が国は、敗戦後の焦土の中から経済と社会の再建を進め、今日では世界有数の経済大国となるに至りました。この戦後の経済発展を支えてきたものが何よ……
○谷畑孝君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、内閣提出に係る私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党・護憲民主連合の提案する修正案に賛成する立場から討論を行うものであります。 十一月二十七日の衆議院商工委員会での内閣提出の改正法案の可決、成立及び十二月一日の衆議院本会議での可決、成立を受けて、本委員会では十二月八日、九日の両日、集中的かつ精力的に審議を重ねてきたところであります。特に、衆議院で行われた附帯決議の趣旨を踏まえて、活発な審議がなされていると思います。 さて、周知のように、独占禁止法は第一義的には経済活動における競争秩序を維持……
○谷畑孝君 まず最初に、小粥公正取引委員長に質問をしたいと思います。 私は昨年十二月八日の当商工委員会におきまして、独占禁止法改正の質問をさせてもらったところでございます。そのときはちょうど埼玉の土曜会の、公正取引委員会が行政勧告として建設業界のいわゆる排除という処分をしたわけでありますけれども、なぜ談合罪として刑事告発ができなかったのか、そういうことが衆議院の各委員の皆さんから指摘をされておった状況でございまして、その中で十二月八日の当委員会における質疑の中で、とりわけ社会保険庁が発注をした年金通知用シールということで印刷会社四社が談合罪ということで起訴されている、そういうときでございまし……
○谷畑孝君 森通産大臣に質問をしたいと思います。 本当に短期の訪米ということで、時差にもかかわらず非常に元気な顔を見せていただきました。本当に御苦労さまでございました。体格といい押し出しといい、さぞ日米構造協議の難しいさなかでも相当いい会談がされたのではないか、このように思っているところでございます。 まず、エネルギー需給高度化法案及び省エネ・リサイクル法案の審議に入る前に、少し時間をいただきまして昨日訪米から帰ってこられました通産大臣に訪米の報告を少しお聞きしたい、このように思っています。 一昨日や昨日の新聞によりますと、カンター米通商代表部は森通産大臣との会談で、日本の巨額の対米貿易……
○谷畑孝君 それでは、質問をさせていただきたいと思います。 先週、宮澤総理大臣が訪米をいたしまして、クリントン大統領との会談ということで、とりわけその会談の発言の中でクリントン大統領の円高容認、そういうことが大きく報じられまして、けさあるいは昨日のニュースによりますと、ついに円も百九円台に突入、こういうことになってまいりました。ある意味で言えば、百十円台を超えると何かスピードがさらに速く百円に向けて走っていくような、日本の経済にとりましてもせっかく底が見えてこれから景気が浮揚していく、そういう矢先の中で百九円台、こういうことで本当にそういう意味でも深刻な状況だと我々は思うわけであります。 ……
○谷畑孝君 それでは最初に、森通産大臣にお伺いをいたします。 バブル崩壊後の不況の長期化と最近の急激な円高の中で、もちろん政府もあるいは通産省も総力を挙げながら景気の対策を打っておるわけでございますが、その結果確かに底は見えてきた、こういうことでありますけれども、しかし底は見えてきましたけれどもいわゆる実感といいましょうか、とりわけ末端の中小企業の状況というのはまだ息がつけない、こういう状況にあると思うんです。 そこで最近は、不況を乗り越えていくために、とりわけリストラというものが非常に大きな一つの焦点になっておる。リストラというのは一体何だろう、こう思うんですけれども、いわゆる一ドル百円……
○谷畑孝君 私が国会へ送っていただいてもう四年近くになるわけでありますけれども、その間政界は本当に歴史が目まぐるしく遠いスピードで進んでまいりました。私どもが参議院に通ったときには参議院で与野党が逆転をする、そういうようなことでもございましたし、また過日の衆議院選挙では連立政権ができる、本当に大きな歴史の出来事であった、このように思っています。三十八年ぶりに自民党政権から政権が移行をした、その中で私どもの選挙民の皆さんも初めて政治がドラマになった、おもしろい、そういうことでございます。 そういう意味では、やはり民主主義の基礎は常に政権が移行できるという、そういうことが政権に対して緊張感もござ……
○谷畑孝君 社会党の谷畑でございます。 きょうは荒木並びに小泉参考人、日本を支えてきた中小企業の経営指導員として現場で本当に苦労なさって、御苦労さんでございます。また未曾有の不況という中で、本当に常に大変な御苦労なさっておるということに対しまして、心より敬意を表したいところでございます。 それで、両参考人に幾つか質問したいと思います。 一つは、この不況はやはり循環型じゃなくて、いわゆる金融システムも大きなバブルの中で民間の銀行自身が大きな不良債権を抱えておる、そういうことで不況の出口を非常に見えにくくしてしまっている。そういう状況の中で、とりわけ公的資金の出動というのが非常に大事な時期に……
○谷畑孝君 社会党の谷畑でございます。関連質問をしたいと思います。 まず、細川総理大臣に質問をしたいと思います。 細川政権が誕生したということはまさしく画期的なことでもございましたし、また国民の期待も非常に大きいわけでございまして、私どももその一員として非常に誇りに思うところでございます。その中で、やはり細川政権の誕生というのは一過性の問題じゃなくて歴史的な一つの流れであり出現をした、こういうふうにも思うわけでございます。そういう意味では、ぜひひとつ自信を持ち、しかもこの政権が長期化しなきゃならぬ、もっと大地に根差していくことにならないとその任務を終えることができないんではないか私はそのよ……
○谷畑孝君 まず、畑通産大臣にこの場をおかりしてお礼を申し上げておきたいと思うんですが、過日、大臣就任早々、休日にもかかわらず被差別部落、奈良のいわゆる部落産業を視察していただきました。私どもの一生懸命に頑張っておられる部落産業を担っている皆さんも非常に大喜びで、今後ともぜひまた理解を深めてもらってひとつ頑張っていただきたい、こういうお話でございました。本当にありがとうございました。 御存じのように、部落差別の場合は士農工商えた非人と言われた身分制度に基づいて、そういうことの中で今なお差別をされてきた歴史、その中でとりわけ産業そのもの自身が非常に狭められた形の中で従事をするということにもなり……
○谷畑孝君 日本社会党の谷畑でございます。 まず、羽田総理に対して基本政治姿勢について少し質問をしてみたい、こういうふうに思っています。 私もちょうど五年前に参議院議員に送っていただいて、このわずか五年の間に、まさしくすさまじい政治のドラマといいましょうか、を見ることになりました。 私が通りましたときには、参議院が与野党逆転をした。いわゆる、衆議院では海部総理大臣が選ばれましたけれども参議院においては土井たか子我が委員長が総理になった、これもまさしく画期的なことであったのではないか、そういうふうにも実は思っているわけであります。二つ目の大きな出来事、これはまさしく三十八年間続いた自民党政……
○谷畑孝君 私に与えられた時間は十分ということで、詰めて質問いたしたいと思います。人権問題について十分間の質問時間をいただきたいと思います。 まず最初に、冷戦構造が崩壊をした中で、いわゆる南北の格差の問題というのが非常に大きくクローズアップされてきたと思います。特に世界を見ておりますと、民族紛争、あるいは難民問題、環境と開発の問題、貧富の格差、こういうことが今日の国際社会の大きな課題であろう、こう思っておるわけであります。 その中で、総理にお伺いをするわけでありますが、最近二つの大きな出来事がございました。一つは、イスラエルとPLOのいわゆる和解といいましょうか、パレスチナの自治権の確立、……
○説明員(谷畑孝君) このたび通商産業政務次官を拝命いたしました谷畑孝でございます。よろしく御指導のほどお願い申し上げます。 また、真島政務次官ともども橋本大臣を大いに補佐し、また委員長を初め委員の皆さんの温かい御指導と御鞭撻をいただき、通商産業行政に全力を挙げて邁進する決意でございます。 よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(谷畑孝君) 政務次官を仰せつかりました谷畑でございます。 真島政務次官とともども、橋本大臣のもと、中小企業の行政に全力を挙げて頑張ってまいりたいと思っております。 つきましては、委員長初め各委員の皆さんの温かい御指導と御鞭撻をお願いを申し上げまして、一言ごあいさつにかえたいと思います。ありがとうございます。
○政府委員(谷畑孝君) 藁科先生には、私が答弁をする機会をいただきまして、この場をおかりして本当に感謝を申し上げたいと思います。 藁科委員が質問の中で指摘をされてきましたように、今回のこの法案は産業政策上あるいは環境政策上、またリサイクル社会を実現するためにも非常に画期的な法案である、このように指摘がございましたし、まさしくそのとおりだと思います。その中で、やはりこれは末端でリサイクルを支えておられる業界の育成ということも非常に私は大事なポイントだと、このように思うわけであります。 今回の法案で、分別収集というものが都道府県ごとによってさらに拡大をしていくわけでありまして、従来なら五万都市……
○谷畑孝君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○谷畑孝君 本調査会の岡野理事、荒木理事、猪木理事、上田理事、井上理事、林田委員、島袋委員及び私、谷畑の八名は、第百二十四回国会閉会後の十月二十一日から二十三日の三日間、防衛庁、環境庁その他の関係省庁及び沖縄県を初め関係市町の御協力を仰ぎ、沖縄県において、安全保障、経済協力、地球環境問題等に関する実情調査を行いました。 次に、調査の概要を日程に沿って順次御報告いたします。 第一日目は、沖縄本島において、まず自衛隊の那覇基地に赴き、航空自衛隊那覇基地の概況について説明を聴取し、基地内を視察するとともに、陸上自衛隊第一混成因、海上自衛隊第五航空群、航空自衛隊南西航空混成団の編成、業務などについ……
○谷畑孝君 本当にきょうは須之部先生、西廣先生、お忙しいところ参加をしていただき、また貴重な意見をいただきましてありがとうございました。 両先生にお聞きするんですけれども、今西廣先生の方からもお話があったわけですが、東西の冷戦が終結をし、非常にそういう状況の中でもまた一方では大きな不安が今高まってきている。特にその中では地域紛争も実は多発しておりますし、しかもそういう状況の中で、先生の話では南北問題、とりわけ大事な問題なのは貧困問題であるんではないか、そういうようなお話がございました。だから、そういう意味では、貧困問題をどういうふうにして解決していくかということも非常に大事な問題であるという……
○谷畑孝君 渡辺先生と山本先生に質問をするんですが、渡辺先生、とりわけ最近アジアにおきましても経済ブロック化というのが非常に急ピッチでやっぱり進んできているような感じがするんです。特に円高ということもあって、そのときにやはり日本の付加価値を伴わない生産部門がアジアに展開をされてきて、そういうことがアジアの経済の成長率をも引き上げるということで、今日それが大きなインパクトになって、同時にアジア自身も自力が非常に強くなって、非常に高い経済成長率になっておる。そういう中で、日本としてもなかなかそれが無視できない、こういうことで、過日、総理大臣の訪問を含めてそういうことだろうと思うんです。 同時にま……
○谷畑孝君 二つほどお聞きします。 一つは、先ほども質問があったわけですけれども、とりわけ南北問題が非常に大事だということの中で、PKOの法案の経過の中でもいわゆるNGOというものが相当日本におきましても活発な活動になってきたわけです。しかし、まだまだ先進諸国から比較しますと数も少ないですし、そういう状況に今ある、こう思うんです。とりわけ最近は不況という中でなかなか資金も集まりにくい。過日、中田さんのカンボジアにおける死去ということもあったりして、とりわけ保険制度、いわゆるNGOもたくさんカンボジアにも行っておられますし、活動しておるわけですけれども、どうしてもそういう危険なところにおいては……
○谷畑孝君 五十嵐先生と吉田先生に少し質問をいたしたいと思います。 五十嵐先生の、とりわけ自由貿易ということの中で、日本の外交が日米自由貿易から多国間の方向に移っていくんだと、こういうふうに指摘されて、私もそれはプラスに思っているわけですが、今日やっぱりそう申しても、結局過日の日米包括協議の決裂というのは日本にとってみても非常に大事な問題だろうと思います。この問題は古くて新しいといいましょうか、中曽根元総理大臣のときにだってアクション、行動とか本当に精力的にそういうことを国民にアピールしたし、たまたまバブルの、景気の回復によって輸入が少しふえただとかそういう条件もありましたけれども、基本的に……
○谷畑孝君 「アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて」というテーマで、各党の貴重な意見をお聞きいたしまして、その中で、私もそれに賛同する立場の中で少し発言をしてみたいと思うんです。 私も、PKOの法案につきましては、特別委員会に所属をし、日本の国際貢献のあり方ということについて非常に大きな機会をいただきましたし、そういうことを通じてカンボジアも視察をさせていただきましたし、またこの間、スタディーツアーということで、とりわけNGOの皆さんが中心になっての中で、ネパールなりあるいはバングラデシュ等を含めて、アジア各地を実はスタディーツアーで回ってまいりました。 その中で感じたことは、やはり日本の……
○政府委員(谷畑孝君) 日下部委員の質問にお答えをしたいわけでありますけれども、五年前だと思うんですけれども、私も初めて東京都の夢の島に勉強に一緒に行ったと記憶するんです。あのときはちょうどいわゆるバブルの一番強かったときでございましたし、現地の働いている人たちが、できましたら来るときは何も持たずに裸で来ていただいたら、帰るときはもう靴はさら品、服もさら品、背広もございます、帽子もございますと、そういう話でございました。また、その夢の島の処分地も非常に急ピッチで埋められていく中で、いわゆる投棄の場所が非常にもう狭められてしまっていると、そういう訴えでございました。 そういう意味では、環境保全……
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