紀平悌子 参議院議員
15期国会発言一覧

紀平悌子[参]在籍期 : |15期|-16期
紀平悌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは紀平悌子参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院15期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
紀平悌子[参]本会議発言(全期間)
|15期|-16期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院15期)

紀平悌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|15期|-16期
第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 法務委員会 第閉会後1号(1989/09/26、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 大変時間の経過した中でお疲れと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  初めに、入管業務、難民センターなどの実務運営に携わっていらっしゃる関係者の方々の御努力に敬意を表します。特に、九月四日、執務中に亡くなられました福岡入管警備課の寺井課長補佐に哀悼の意を表したいと思っております。  まず、この問題につきまして、現地の混乱と住民の生活不安とこの難民問題という関係でお伺い をしたいと思います。  熊本県は牛深市魚貫町に八月三十日、ベトナム難民、これは実は中国系だということが判明いたしておりますけれども、百六十七名が漂着して、そのうち三十名弱が付近の山中に逃亡し、いわゆる山狩り……


■ページ上部へ

第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 法務委員会 第1号(1989/11/30、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 初めに、大変お疲れのところを申しわけございませんけれども、ただいま法務大臣の所信はお伺いしたところでございますが、私なりにいま一回お伺いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  御案内のように、現在の日本の経済的な交流、そしてアジア諸国の発展の経済的な立ちおくれと政治的な不安定性、それらのために日本に移住あるいは職を求めて移動してくるという現実がここにございます。国際的、人道的な見地からこうした方たちに、無制限とは言えませんが、現在の存在する場所を提供していくということが、文明国であり、先進国であり、そして債権大国と言われている日本の責務ではないかと思います。また、それが……

第116回国会 法務委員会 第2号(1989/12/05、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 裁判官の報酬等に関する資料を法務省からちょうだいいたしまして、二十八ページでございますけれども、非常に等級が細かく出ております。それで、一号からだんだん、判事の方では十七号までですね、こういうふうな段階が設けられておりますけれども、これは少し細か過ぎはしないかというふうに思うわけです。これはそれぞれのいろいろな御理由があってそうなっているんだと思いますけれども、非常にわかりにくい。  それから、一番最後の方に行きまして特に気になりますのは、非常に報酬の安いことでございます。簡易裁判所の判事さんの十七号等ですが、これは一体こういうような俸給でやっていけるのでございましょうか、率直に……

第116回国会 法務委員会 第3号(1989/12/07、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 本件最後の質疑になりますので、多くをお伺いしたいという気持ちはございますけれども、伺い残した部分につきましてまず法務省にお伺いいたします。  五日の参考人の御意見の中に、本件に関して非常に重要なことは外国人労働者の実態調査というものがどのくらいされているかということが大事な視点だという御意見もございました。現在不法就労者の国籍別の状況はどうなっておりますか。お示しください。また、六十二年、六十三年、そして平成元年度までの推移を伺いたいと思います。  また、変化がそこにあるとすれば、その原因の主なるものを挙げていただきたいと思います。  また、今後の国籍別の状況の推移はどうなってく……

第116回国会 法務委員会 第5号(1989/12/14、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 伺っておりますと非常に問題が多いようで、全参考人にお伺いをしたいところでございますけれども、いただいた時間は五分でございますので、お一人に絞ってお伺いしたいと思います。  千葉先生にお伺いいたします。  先ほど御意見の中で時間の都合でお省きになりました点でございますが、民事保全法が成立し施行をされた場合、民事事件、特に労働争議事件について、働く者、国民の権利、その保護の観点からどんな問題が生じ得るとお思いになりますでしょうか。なるべくわかりやすくお話しをいただきたい、事例を挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 少しお時間が余りましたので、今の点につきまして、先ほどちょっと……


■ページ上部へ

第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 法務委員会 第1号(1990/03/29、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 初めに内閣官房、そして法務省にお伺いをいたしたいと思います。本日の議案と離れて恐縮でございますけれども、大変昨年来気になっておりますことを一つ、初めに伺わせていただきます。  平成二年度の予算案というものが一応提示されておりますけれども、その中で難民対策予算の規模拡大というのが非常に目立って見られました。このことは昨年来の難民等の日本への漂着というか、あるいはおいでになるというか、そのことに対する早速の御対策であるかのように伺いましたけれども、難民等と申し上げていいのか、難民対策と申し上げていいのかわかりませんけれども、その予算の内訳、そして特に配慮されている点について御説明をい……

第118回国会 法務委員会 第3号(1990/05/24、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 よろしくお願いいたします。  まず、法務省にお伺いいたしますが、難民または偽装難民問題から入らせていただきます。  現在、難民センターには何人ぐらいの方々が保護されていらっしゃるでしょうか。また、今後の難民などの受け入れ対策などの展望、どのように見ていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 資料を拝見いたしますと、出入国審査官の増員本年度六十六人、読み間違いでなければそうありますけれども、今後これで十分というお見込みでしょうか。また、どのようにして審査業務の充実強化をされていらっしゃるでしょうか。例えば、先ごろから御質問もこの場で出ておりますように、多様な外国人の言語とか習慣へ……

第118回国会 法務委員会 第4号(1990/06/01、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 法務省にお伺いいたします。  きょうは入管法、難民認定法施行日に当たりますので、これに関連いたしまして、広報関係予算につきまして御質問が前にもございましたけれども、再度承りたいと思います。  外国人登録法、難民認定法関係でいわゆる外国人の登録に必要な経費として登録業務庁費というのがございます。これが一億五千八百九十万八千円、外国人登録事務委託費として二十七億八千五百六十万六千円がそれぞれ計上されておりますけれども、このうち旧法から新法に移行しましたこの際の広報にかかわる費用は幾ら含まれておりますんでしょうか。広報活動というものは、午前中からの御審議にもございましたように民主政治の……

第118回国会 法務委員会 第5号(1990/06/14、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 今日の課題は商法等の一部を改正する法律案でございますけれども、ちょっと先立ちまして、この商法というもの、私も初めて当委員会でこの課題を与えられて非常に困窮をいたしました。なぜならば、企業者、経営者あるいは専門家の方々以外の人が触れることが非常に少ない技術的、経済的な法律であるということでございます。しかし、一般の人間にはなじみが薄いものの、一方、その改正によって国民経済に与える影響は大きなものがある、そういう観点から国民にわかるようなわかりやすい御答弁をいただきたいというふうに最初にお願いをいたします。  まず、今回の商法の一部改正案を含めまして商法改正全般でございますが、どのよ……

第118回国会 法務委員会 第6号(1990/06/19、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 午前中からの御審議で皆様大変お疲れのところだと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。  前回の委員会では、商法の一部改正につきましての経緯、その目的、そしてその公益的メリットなどの大略を短い時間でお伺いいたしましたけれども、なおまだ小規模会社と言われるそういった会社の状況が十分私にはつかめておりませんので、若干細かい質問をさせていただきたいと思います。  法務省にお願いいたします。現在、資本金が一千万円に満たない株式会社は全体で同社ございますか。資本金額から見た分布状況はどうなっておりますでしょうか。百万円未満は何社、百万円から二百万円未満は何社というぐあいに百万円の幅で……

第118回国会 法務委員会 第7号(1990/06/20、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 河本先生と稲田先生にお伺いをしたいと思います。  先ほどからお話を伺っておりますと、何か商法改正の建前と、それから内容的な本音の部分というのが相当乖離しているなというふうに感じながら伺っておりました。  そこでお伺いしますけれども、商法の改正に伴って債権者保護のため最低資本金制度を導入すれば、お話を伺いますと、まあ五年の間にはとおっ しゃいますが、中小零細の会社経営者の方々に負担がかかってくる、またディスクロージャー、会計内容の開示を充実すれば会社経営の実態に明らかにはなりますけれども、もし経営が今少し危ないというような状況のときは、そうした開示したゆえに逆に債権者が群がって倒産……

第118回国会 法務委員会 第8号(1990/06/21、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 去る六月の十四日からきょうで四回目の本案の審議でございます。大変勉強不足で御迷惑をおかけしておると思います。その私にもようやく何か論点がつかみかけたというところで、きょう審査が終了をいたすようでございます。もう一日、二日、せめて時間が欲しいなという思いの中で再度、重なる部分もございますかもしれませんが、質問をさせていただきたいと思います。  法務省にお伺いいたします。  非常に基本的なことで恐縮でございますが、現在、制度上会社という名を冠されたものに、株式会社のほかに有限、合名、合資というふうな会社組織があるというふうに伺います。最低資本金制度の導入によって五年ないし八年後にはそ……


■ページ上部へ

第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 法務委員会 第1号(1990/12/18、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 先般、出入国管理法の審議に当たられました長谷川法務大臣の御冥福を祈りつつ、長谷川法務大臣がお約束をされましたことを思い出しながら御質問を申し上げたいと思っております。  まず、入管法、外国人労働者問題でございますが、先日外国人不法就労者の未成年の児童が就労中に労働災害に遭遇しまして死亡するに至るという痛ましい事故がございましたが、こうした低年齢のアジア、中東関連国の入国者はどのくらい日本におられるのか、生活実態はどうなのか、実態調査は行われているのでしょうか。その実態調査の把握がまだだとすれば、児童の人権保護の見地からも早急に実態調査すべきと考えますが、法務省の御見解はいかがでし……

第120回国会 法務委員会 第3号(1991/03/07、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 お昼も大分回りまして、それぞれお疲れだと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  最初に、出入国管理法関係でお尋ねをしたいと思います。法務省にお願いいたします。  昨年の六月一日施行の出入国管理及び難民認定法改正法について、施行後九カ月を経ました。今、外国人の出入国の状況はどうなっておりますでしょうか。施行前の状況との比較もあわせて、ごく簡略で結構でございますのでお聞かせください。
【次の発言】 この問題との関連で法務大臣にお伺いをしたいと思います。  今回の湾岸戦争の勃発に際してイラク、クウェート両国からの大量の失業者が発生をいたしております。この方々に対して人道的に対応……

第120回国会 法務委員会 第4号(1991/03/26、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 十二時も回りまして、いつも最後でございますのでお疲れのところ恐縮と存じておりますが、よろしくお願いいたします。  きょうの裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきましては、同僚議員の御質問数々ございましたので、次の議題に行かせていただくことをお許しいただきたいと思います。  先ほど千葉委員からもお話がるるございました検察審査会につきまして、最高裁の御見解をお伺いしたいわけでございます。  国民の司法への参加というそのかかわりから、審査会制度につきまして国民の知識と理解ということの程度でございます。つまり、知るということはどういうことかということなんですけれども、発足以来四十二……

第120回国会 法務委員会 第5号(1991/04/02、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 いつものことでございますが、一番最後に当たりますので、大変お疲れの濃くなった時分どきでございます。時間をちょうだいして、国民の司法とのかかわりという観点を主にして御質問を申し上げたいと思います。  私は、最初にこの罰金の額等の引上げのための刑法等の一部を改正する法律案をぱっと簡単に提案理由を拝見しましたときに、これはまことに簡単な法案だなというふうに感じたわけです。これは法律の専門家でない者はみんな一応そんなところではないかと思うのですけれども、いろいろ伺っておりますうちに、現在の刑事司法制度の上で罰金の占める役割というのは非常に大きいということがわかってまいりました。これは、先……

第120回国会 法務委員会 第6号(1991/04/09、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 初めに、法務省にお伺いいたします。  司法委員制度の地裁への導入の検討ということにかかわりまして、去る三月四日ですか、日弁連が一般市民の訴訟参加の一つの方法として、市民が民事訴訟の審理に加わって裁判官を補佐するという司法委員制度を地方裁判所にも導入するよう法制審議会に申し入れをしたという報道を伺いました。  まず第一に、司法委員制度そのものについての簡単な御説明、できれば諸外国の例も少しお引きいただきたいと思います。そして、その運用の実態についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 御所見としてわかりましたけれども、これは非常に有効に機能しているというふうに言い切ってもよろしい……

第120回国会 法務委員会 第7号(1991/04/16、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 中坊先生にお伺いいたします。  先ほど御陳述の中でも、やむを得ない選択として賛成ということを前提として御陳述がございました。いわゆる三者協あるいは法制審でございますけれども、この中で司法試験制度の改革について弁護士側として最も重要と思われてその実現を主張された改革目標、どういうことであったか再度承りたい。  いま一つは、直接司法試験を受けていく者の立場がございます。受験生の立場に立ってのそれらの意見や希望を取り入れるというプロセスはございましたんでしょうか。
【次の発言】 続きまして中坊先生に、当面、司法実務に悪影響を及ぼすと考えられる検察官の志望者が少ないということでございます……

第120回国会 法務委員会 第8号(1991/04/25、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 大分時間もたってまいりましたし、同僚議員の御質問に対しての御答弁の中で、およそ私自身の持っておりましたいろいろお伺いしたいことのお答えもお答えをいただいているという状況ではございますけれども、確認の意味も含めましてしばらく時間をいただきたいと思います。  本特例法案に関しまして、まず一九五二年平和条約発効以来の韓国・朝鮮の方々、台湾の方々の在留制度及び日本はおける法律上の地位の変遷を簡潔にお教えいただきたいと思います。  先ほど来、逐次の歴史的変遷を経てというお話でございましたけれども、このことは約四十年近くかかっているということでございますので、国民のためにそれを教えていただき……


■ページ上部へ

第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 法務委員会 第3号(1991/09/17、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 朝からの御論議を聞かせていただいておりまして、大変難しいというふうに思いますのが率直な感想です。  聞くところによりますと、大学の講義でも、借地法、借家法、建物保護法などは民法の物権論と債権論の交わる領域だというふうに伺っております。大学の先生によっては一カ月ぐらいそれに時間をかけるという問題ですから、短期間の勉強で私にわかるはずがない。私にわかるはずがないのだからというと失礼ですけれども、国民の大半にわかるはずはないんじゃないかなというふうなのが感想でございます。特にそれに直接におかかわりの方は勉強なさって、私などよりよっぽど御勉強だと思いますけれども、わからないところからの質……

第121回国会 法務委員会 第4号(1991/09/19、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 本日の審議の最後の質問者でございます。  本来ならば、大分に御審議が深まってまいりましたので、先へ先へと私も深めなければならないのだと思いますけれども、一昨日そして今日の御議論の中でどうしても私の胸から離れませんのは、一般の普通に暮らしていると活者とそれから法案との乖離でございます。それで、少しもとに戻らせていただいて恐縮でございますけれども、法制審議会についていささか質問をさせていただきたいと思います。  昭和六十年から今回の改正についての御検討が法制審議会で行われてきたというこどは前回からの御答弁で明らかであるところですが、私が思いますのに、法制審議会の構成メンバーはどのよう……

第121回国会 法務委員会 第5号(1991/09/26、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 法務省にお伺いいたします。  昭和六十三年の統計によりますと、民営借家については二千百五十一万人、公営住宅については六百四万人、公社公団の借家には二百三十五万人もの人が住んでいると言われます。人数にして三千万人に及ぶ多数の国民が借家人として今回の借地借家法のもし制定があれば影響を受けるという立場にあるわけです。  もちろん左藤法務大臣及び法務省側の御説明では、本改正によって借り主の権利が侵害される事例がふえるとは思われない、また本法等の強行規定に反した借地・借家契約上の特約は裁判上無効であるから心配ないとおっしゃっておられるわけですけれども、例えば暴力団の絡む嫌がらせ、地上げなど……


■ページ上部へ

第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 法務委員会 第2号(1991/12/17、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 既にお昼も回りまして皆様お疲れと思いますけれども、よろしくお願いいたします。御答弁に際しましては、私の持ち時間二十分でございますので、簡単明瞭に私にもわかるようにお答えをいただきたいと最初にお願いをしておきます。  まず、裁判官の育児休業法からでございますが、昭和六十年六月の第百二国会だったと思いますが、女子差別撤廃条約の批准、引き続いて昭和六十一年の男女雇用機会均等法の施行によって雇用における男女平等を貫くべきこと、また労働の各局面での母性保護の充実がされるべきことが政府機関、民間あるいは婦人運動、双方の責務とされてまいりました。その流れの中で育児休業法もことし五月法制化され、……


■ページ上部へ

第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 法務委員会 第2号(1992/03/12、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 大臣所信に基づいて御質問を申し上げます前に、法務省に午前中から午後にかけて同僚議員がそれぞれ申されたことではございますけれども、共和疑獄の国会証人喚問に際しまして法務省幹部の皆様が、名目はともかくとして、喚問に否定的な御意見をそれぞれ組織的になされたことについてはまことに遺憾なことだと思います。このようなことは国会軽視ということにもちろんなりますけれども、国民に対するやはり不信をますます助長させたというふうなことにつながると思いますので、一言申し上げておきます。納得できることではないと思います。  さて、大臣所信に基づいて御質問を申し上げますが、大臣所信の中にバブル経済の崩壊に伴……

第123回国会 法務委員会 第3号(1992/03/26、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 本法律案にかかわりまして最高裁にお願いをいたします。  司法委員のことでございますが、国民の司法参加の面から、現在簡易裁判所民事事件について和解の試みを補助したり訴訟の審理に立ち会って意見を述べたりする司法委員の制度が採用されておりますが、この制度の現在の運用状況とこの制度を地裁へ導入できないものかということについてお伺いをしたいと思います。時間の関係がございますので簡略にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。  続いてお伺いしたいんですが、同僚議員が既に共通のことをお伺いされましたので、簡単に一点だけお答えをいただきたいと思います。  田原法務大臣も今国会冒……

第123回国会 法務委員会 第4号(1992/03/27、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 最後になりまして大変お疲れでございますが、よろしくお願いいたします。  裁判所の休日に関する法律の一部を改正する法律案でございますが、まず最高裁にお伺いをしたいと思います。  この法律の一部を改正する法律案について御説明のとおり、平成三年十二月二十七日の閣議決定に基づいて国家公務員の完全週休二日制を実現するものということで、これは一日も早い施行というものを私も心から希望するものでございます。ただ、その施行に当たりまして、裁判所を活用するというか、裁判所は国民のためにあるというふうな立場から国民の権利を最大限に確保することもまた大事なことだというふうに思っております。  その立場か……

第123回国会 法務委員会 第5号(1992/04/07、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 既に御答弁の中にもございますので申すまでもございませんけれども、現在我が国における経済及び産業の発展はバブル経済崩壊と言われる今日もなお高いレベルにございます。それに伴う人的、物的交流も一層活発なものになっています。そして、今は入管行政と直接の関連を持つ外国人労働者導入の可否を中心とする外国人問題が内政、外交上の緊急重大な課題になっていると思います。それにつきまして、きょうは法務省一本でお伺いいたしたいと思っておりますのでお願いいたします。  まず、出入国管理上の問題点についてお聞きいたしますけれども、平成三年度の出入国者総数と、その中の観光目的での入国者数の前年度比較とその増加……

第123回国会 法務委員会 第6号(1992/04/16、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 同僚議員が次々と肝心な御質問もなさいましたので、持ち分は残り少なくなっております。  何せ正直申し上げまして、私はこの法律に初めてお目にかかりました。それで、平生の普通の主婦というか特に女性にとってはかかわりは非常に遠い法律だと思いますが、それだけにやはりこれは基本的には国家経済、国民経済にも大いにかかわりのある問題だと思いますので、非常に基本的な問題も交えて初歩的な質問をさせていただきます。  まず、法務省にお伺いしたいのでございますが、これは外務省、運輸省ともかかわりのあることでございますが、三省でいろいろ協議をなさったと思います。もしできましたら、時間の関係もございますので……

第123回国会 法務委員会 第7号(1992/04/23、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 今回の外国人登録法の一部を改正する法律案の審議におきましては、事が永住者及び特別永住者、いわゆる永住者等についての指紋押捺を廃止することが中心になるだけに、いわゆる内国人、外国人の人権の調整という基本的人権上の視点が必要であるというふうに思います。す なわち、外国人についての同一人性確認の手段を確保するという外国人行政の的確な遂行上からくる必要性と、外国人ももとより人である以上その基本的人権の確保につき国、行政は敏感であらねばならないという人権上の要請とのバランスが本法律案の審議においては問われなければならないと考えております。  さて、まず本法案の提案理由を拝見いたしますに、人……

第123回国会 法務委員会 第8号(1992/05/12、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 時間ももう終わりに近づいてまいりまして押しておりますけれども、両先生よろしくお願いをいたします。  まず、一問ずつ両先生にお答えいただきたいと思いますけれども、今回の外登法改正案におきましては、在日韓国人、朝鮮人、台湾出身者の永住者の約六十四万五千人について指紋押捺制度は廃止されますけれども、非永住の一般外国人、在留期間一年以上三年未満の約三十万人の方々は、従来どおり押捺制度が残されるわけでございます。そして、前の委員の質問と重なる部分もございますが、外国人について押捺制度と登録制度が二本立てになるという制度のあり方にも問題がありますけれども、やはり外国人の国籍によって取り扱いに……

第123回国会 法務委員会 第9号(1992/05/14、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 時間が余りございませんので、端的に法務当局にお伺いをいたします。  この外国人登録法の一部を改正する法律案の中の永住者と特別永住者と他の非永住外国人を区別して管理すべき具体的なメリットあるいは合理性があるのか、例を挙げて指紋押捺維持の正当性について改めて御説明をいただきたいと思います。  これは十二日の姜参考人の御意見の中でしたけれども、韓国にも同じような法律があるが、外国人に対しては一応平等に行われているということで、たとえ法律に問題があったとしてもそれが平等に行われるということが一つの大原則ではないかというような、言葉は違いますけれども、そんな御発言もありました。私も法律は専……

第123回国会 法務委員会 第10号(1992/05/19、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 外登法の審議も終わりの方に近づいたようでございます。政府の御意見も伺い、大臣の御所見も伺い、また参考人の御意見を伺いながら真剣に取り組んでまいりましたけれども、さらにどうしてもお伺いしたいという部分につきまして、重なるところもございますけれども、お伺いをしていきたいと思います。  前回に引き続きまして、指紋押捺制度が三十二万人に及ぶ非永住者の外国人の方々について同一人性の確認手段として維持されたことに関連して質問させていただきます。  まず、外登法の目的自体は衆参の法務委員会での法務省あるいは警察庁、外務省などで一致した御見解として我が国在留の外国人の居住関係及び身分関係を明確に……

第123回国会 法務委員会 第11号(1992/05/28、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 よろしくお願いいたします。  法務省から事前にレクをしていただきました。非常に内容的には簡単なことなんだから簡単にできますよというふうなお話でございましたので、私も安心して伺いました。確かに簡単でございますが、本委員会でのけさ方からのいろんな論議を伺っておりますと、緊急是正であるということであって本質的にはなかなか簡単でない問題があるということがややわかってまいりましたところでございます。  いろいろ繰り返しになる質問もあるかと思いますけれども、お伺いいたします。  今回の民事訴訟費用等に関する法律の一部改正につきましては、国民が利用しやすい民事裁判の実現のため、申し立ての手数料……

第123回国会 法務委員会 第12号(1992/06/02、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 質疑に先立ちまして、本日は発言順位を変えていただきましたことを委員長を初め委員の各位にお礼を申し上げます。  午前中からあるいはただいまの千葉委員の補償額の決め方、基準等々についていろいろ御答弁を伺っておりまして、大変勉強になりましたけれども、一つ感想のようなことを言わせていただければ、今回の刑事補償法の一部改正につきましては、その法律自身が非常に実務的な問題の法律だというふうに理解をいたします。  この実務というのは、実務であるから数値だけでいいということではなくて、その中には基準というか、大げさに言えば哲学のようなものも、人権保障の問題でございますので基本的には必要であるかと……


紀平悌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|15期|-16期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院15期)

紀平悌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|15期|-16期
第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 法務委員会公聴会 第1号(1991/09/24、15期、各派に属しない議員)

○紀平悌子君 両先生に同じことをお伺いしたいと思います。  私は、経済的あるいは社会的に弱い立場にある方につきまして政府にいろいろ質問申し上げました。その立場からでございますので、お答えできる範囲で結構でございます。  借家などについての弱者保護政策でございますけれども、宮尾先生は、基本的には、他の立法政策に任せるべきとはおっしゃいませんでしたが、立法政策によるものではないかとおっしゃいました。ただ現状の中で、お年寄りの家庭あるいは母子家庭など非常に幅広い問題、そして福祉の対策というものを、高齢化社会に向かっております現在、日本は山ほど抱えております。その中で他の立法政策でということはどのくら……



紀平悌子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|15期|-16期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

紀平悌子[参]在籍期 : |15期|-16期
紀平悌子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 15期在籍の他の議員はこちら→15期参議院議員(五十音順) 15期参議院議員(選挙区順) 15期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。