このページでは成瀬守重参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○成瀬守重君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成七年度補正予算三案につき賛成の討論を行います。 本年に入り大事件が続発し、国民の生命と財産を守ることが我々の最大の使命であり、それにこたえる今次補正予算を一刻も早く成立させることが国民共通の願いであります。 阪神・淡路大震災発生から四カ月が経過した現在、政府、自治体並びに被災者の御努力により、被災地域の復旧・復興は着実に進みつつあります。この足取りをさらに確実なものにするため、住宅供給や瓦れき処理などへの財政措置が緊要となってまいります。 一方、経済情勢に目を向けますと、一ドル八十円台という異常な円高で、回復に……
○政府委員(成瀬守重君) このたび法務政務次官に就任いたしました成瀬守重でございます。 時局柄大任ではございますが、田原法務大臣のもとによき補佐役として、時代に即応した法務行政の推進のために、微力ではありますが、誠心誠意努力いたしたいと考えております。何とぞよろしく御指導、御支援をお願い申し上げます。 簡単ではございますが、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○政府委員(成瀬守重君) 公安審査委員会委員長川島一郎並びに同委員末松謙一、中谷瑾子、山崎敏夫の四君はいずれも十月二十八日任期満了となりましたが、十月二十九日付で川島一郎君の後任に同委員堀田勝二君を、堀田勝二君の後任に柳瀬隆次君を任命し、末松謙一、中谷瑾子、山崎敏夫の三君を再任いたしましたので、公安審査委員会設置法第五条第三項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに承認されますようお願いいたします。
○政府委員(成瀬守重君) 中央更生保護審査会委員宮本美沙子君は十二月二十四日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○成瀬守重君 自由民主党の成瀬守重です。 日本債券信用銀行の松岡頭取には、本委員会に御出席いただき、まことにありがとうございます。 相次ぐ政治スキャンダルの中で、ついこの前まで党内最大の実力者であると思っておりました金丸氏が、不正なやみ献金によって私的な蓄財を行っていたことが判明、さきに所得税法違反の脱税容疑によって起訴されましたことは、我が党のみならず多くの国民にとってまことに遺憾にたえないところであり、党所属の国会議員として国民の皆様に深くおわび申し上げる次第でございます。 申すまでもなく、政治家にとって最も重要なことの一つは、倫理の確立てあります。その原点は公私の混同をしないという……
○成瀬守重君 日本とネパールとの航空協定についてお伺いいたします。 昨年の七月に、タイの国際航空機がカトマンズの北方のヒマラヤ山中に墜落して乗員・乗客百十三名全員が死亡した事件がございました。国際協力事業団ネパール事務所の方も御家族と一緒に七名の方がお亡くなりになったということで、心からお悔やみ申し上げるわけですが、翌々月の九月にはパキスタン航空の大きな飛行機事故がございまして、わずか二カ月足らずの間に二度の大きな墜落事故がありました。 ネパールのカトマンズ空港は山々に囲まれた盆地状にあって航空パイロットの間で世界屈指の難所と言われるそうですが、先進国の空港にはほとんどあるレーダーによる着……
○成瀬守重君 最近、年配の人にお目にかかったときに、よく何か自分たちの生き方や信仰なんかについて非常に不安を感じるということを言われる人をよく聞くんですが、そういった意味において、確かに社会が大きく変わりつつある。そういった中において、改めて信仰の自由ということについて総理に伺いたいと思うんですが、信教の自由を規定した憲法二十条について総理はどのようにお考えになるか伺いたいと思います。
【次の発言】 憲法二十条の第一項では、「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」と規定しておりますが、今の規定の中にあります宗教……
○成瀬守重君 柿澤外務大臣が初めてこの委員会に大臣として所信表明をされました。私どもとしてはもうこれだけで本来なら時間をとっていろいろと大臣にお伺いしたいことがある、先ほども理事会において理事の方の中からもそういう声がございましたが、国会の日程上、四件の条約と抱き合わせでいろいろの面でお伺いしなければならない、まことに残念でございますが、まずお伺いしたいと思います。 今から十六年前の一九七八年に、日本に大きな衝撃を与えた二つの外交上の出来事がございました。一つは日中平和友好条約の調印であり、いま一つは日本の安保理事国選挙での敗退でございます。 この当時、大臣はどのようなお立場でしたか。
○成瀬守重君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成七年度予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。 今、我が国を取り巻く情勢にはまことに厳しいものがあります。先般発生した大震災からの復旧・復興を初め、急激な円高への対応、急速に迫りくる少子・高齢化社会への円滑な移行等々重要な課題が山積しており、こうした事態に果敢に取り組むことが今、政府に求められているのであります。本予算案は、厳しい財政事情のもとで最大限これらの要請にこたえたものとして高く評価できるものであります。 以下、賛成する主な理由を申し述べます。 賛成する第一の理由は、公共事業費に十分な予算を計上するなど……
○成瀬守重君 私は自由民主党の成瀬守重でございます。 現在、日本の経済に深刻な影響を及ぼしている円高問題について、総理大臣、大蔵大臣、通産大臣、日本銀行総裁に質問させていただきます。 総理、私は、政治家は国民の命と健康と安全と暮らしを守るために尽くす重大な使命をいただいていると信じております。今日、この委員会に出席している各省庁の局長や部長クラスの政府委員の方々もこのような使命感に燃えているものと信じております。それだからこそ、阪神大震災に際して、一日も早く被災された方々に立ち上がっていただき復興していただこうと、平成六年度補正予算や関係法令の早期成立に努めたのであります。 昨年は、三月……
○成瀬守重君 私は、我が国がこれから本格的高齢社会を迎えるに当たって対応が迫られている幾つかの問題について意見を申し述べたいと思います。 これから二十一世紀にかけて、我が国は世界でも例を見ない速さで人口の高齢化が進んでいきます。平成二年現在六十五歳以上の人が全人口に占める割合は一二・一%でありますが、これが平成十二年、二〇〇〇年には一七%、平成三十七年、二〇二五年には二五・八%、平成五十二年、二〇四〇年には二八%と急激に高まって、全人口の約三割が高齢者で占められるようになると推計されております。 我が国の世界でも最高水準の長寿命化は、経済成長による生活の安定と豊かさの実現、乳児死亡率の減少……
○成瀬守重君 ことしは二十一世紀の高齢化社会に向かって、先生のお言葉をかりれば年金改正のラストチャンス、まさにそういうときに当たっておりまして、国民の各界各層の幅広いコンセンサスを得て明るい展望を切り開く改正をぜひとも実現したいものであり、党派を超え、政争の具にしないで、将来の日本の国家形成のためにもぜひともそういった実現に努めてまいりたいと願うものであります。 私の準備いたしました質問内容につきましては既に先生からお触れいただいた点もございますけれども、再度そういった問題について明確にさせていただきたいと願って質問をさせていただきたいと思います。 現在の保険料率は一四・五%であり、厚生省……
○成瀬守重君 自由民主党の成瀬守重でございます。 阪中公述人に、ただいまから昨日の日本経済新聞の記事を読ませていただきますが、それについてのお考えを聞かせていただきたいと思います。 「「北朝鮮は核兵器持ってない」 街頭演説で首相見解 開発の意図なし」、こういうタイトルでございます。 羽田首相は十八日夕、都内のJR錦糸町駅南口前で街頭演説し、朝鮮民主主義人民共和国の核開発疑惑をめぐって「本当は私は持っていないと思う。作ろうとしてもいないと思う」と述べ、北朝鮮は核兵器を保有していないうえに、核開発の意図もないとの認識を初めて明らかにした。そのうえで「何でも脅かされて見せるのは嫌だというのがあ……
○成瀬守重君 自由民主党の成瀬でございます。平山先生にお伺いさせていただきます。 先ほど来、先生の文化財保護にかける情熱というかそういった生命を的にしての御努力というものに対して心から尊敬し、すばらしいと思っております。 先般テレビで拝見して、先生の世界文化財の保護に関する赤十字構想というのを伺い、また中央公論の御論文も拝読させていただきましたけれども、本当に今世界の文化財が破壊に瀕しているということを痛切に私も感じるわけです。十数年前、海部元総理と一緒にペルーを訪問しまして、インカのマチュピチュの遺跡だとか、あるいは天野美術館が経営に非常に苦しんでいる実情というものを伺って、それのお手伝……
○成瀬守重君 先ほど上田先生のお話を聞きましても、政府開発援助というのは当初からいろいろな形態や社会情勢、世界情勢の変化に即応して性格が変わってきているということをおっしゃった。私らもそう思うんですが、そうすると、その理念とかあるいは原則とかそういった問題についても、これは平成四年六月に閣議決定されました政府開発援助大綱につきましても、今非常に社会が激動していますが、これを法案化してしまうと、この激動する世界情勢、特にアジア地域に対するそういった情勢に対して柔軟な対応というのができないんじゃないか。 そういう懸念を非常に感ずるわけなんですが、まさにそれこそいろいろな面で、東南アジアあるいはそ……
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