このページではアントニオ猪木参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○猪木寛至君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表して、総理の所信表明演説並びに大蔵大臣の財政演説に対して質問をいたします。 世界が注目する中、クリントン新大統領が誕生、第二次大戦を知らない四十代の若さ、英国のメージャー首相も四十代であり、国際的な若い世代の中、世界は大きく流れ始めています。 総理は演説の中で、「政治は国民のためにあるという民主政治の原点を片時も忘れることなく、かりそめにも一党一派の利害にとらわれて行動しているとの批判を受けることのないよう心がけて」云々と述べておりますが、私は、言葉の揚げ足をとるつもりはありませんが、現状認識において余りにもずれがあるのではないでしょうか……
○猪木寛至君 バーゼル条約締約については賛成でありますが、この非締約国の今後の締約準備状況といいましょうかこの辺について、それからまた締結を促進する効果的な方法ということについてちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この条約を日本が締結する意義、そしてここにも既に書かれてあります他国の動向というか、この辺を日本はいつも見きわめながら対応していくということで大変後々になるのですが、その辺はぜひ他国に率先してそういうものを進めていっていただきたいと思うのです。
きょうは時間の都合がありますが、先ほど荒木議員の方からもUNCEDに関しての質問がありました。私もちょうど六月参加させてもらい……
○猪木寛至君 私は質問はありませんが、この間政府の派遣員とちょうど時期を同じにしましてモザンビークを見てまいりましたので、この次また時間があるときに私の報告と、また質問をさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。終わりです。
【次の発言】 きょう新聞に出ておりますモザンビークというところへの自衛隊の派遣、それについて質問をさせていただきたいと思います。
ちょうど私は三日からエチオピアヘ参りまして、それからジンバブエ、南アフリカ、そしてたまたま偶然というか今回の政府の派遣員と同じ飛行機でモザンビークに入りまして、ちょうど出るのも同じ日にちだったのですが、今回の調査団の方は全く厳……
○猪木寛至君 きょうの新聞でしょうか、ソマリアの記事が出ておりますが、このソマリアの状況についてちょっと説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどからも何回かこのお話が出ておりまして、国連主導でぜひ国連の力を発揮してもらいたいという思いはあるのですが、しかしアフリカの諸国に限らず、カンボジアもありますが、国連が関与しているソマリアそしてモザンビーク、それからアンゴラと、なかなか思いどおりにいかないというのが現実じゃないかなと思います。
そこで、ソマリアも私はちょうど去年政府の派遣員が行ったときに同時に行ったわけですが、非常に短い時間というか、実際のスケジュールからいいますと、あ……
○猪木寛至君 冒頭に、外務大臣の一日も早い回復をお祈りしたいと思います。 そしてまた、きょうは外務大臣が出席されると思いましたのでいろいろ御質問を考えたのですが、政務次官が出席されたのでもうちょっと別のことをお聞きしたいと思います。 特に先日もお話に出ておりますアフリカ訪問ということで、私もちょうど三月から政府の派遣員と一緒に、一緒というか同じ時期にモザンビークも訪問させてもらったのですが、政務次官が言われているように、そしてまた政府の派遣員も報告されているとおりで、私も向こうの関係者とも会ったわけですが、そのとおりだったわけです。 アフリカ関係に関しては後から質問させていただきますが、……
○猪木寛至君 大臣に就任されまして初めての外務委員会ということで、今後ともよろしくお願いいたします。 きょうは、ILO条約に関連いたしましてちょっとスポーツ関係についての質問をまず最初にさせていただきます。 オリンピックあるいは最近はサッカーということでワールドカップというのが今、予備選をやっておりますが、そういうことで大変日本の選手が目覚ましい活躍をしております。こうした競技スポーツの発展していくということは大いに評価すべきことだと思うのです。そこで、やはり健全な肉体に健全な精神がというか、その増進に大いに役立つスポーツをますます職場の中で積極的に推進していただきたいという気がするわけで……
○猪木寛至君 まず最初に、国際移住機関憲章についてちょっとお伺いしたいと思います。
この憲章の説明書の中の特に「機関の活動の現状」というところの移民、難民についてということなのですが、難民というのはつい最近問題になってきたというか、歴史的に見ると移民の歴史が古い。その移民の歴史、日本の移民の歴史というのは大体どのくらいの歴史になるのでしょう。
【次の発言】 ちょうど私どもが最後の移住というか、一九五六年ですかブラジルに渡ったのです。この中に募集、言語の訓練、適応のための活動、健康診断とありますが、我々、横浜の移住センターというところで一週間ぐらい、合宿と言っていいのでしょうか訓練をさせられて……
○猪木寛至君 大臣がお忙しいということでいつもスケジュールが変更になりますので、多少不満を言わせてもらいます。 今、政府が大変今回のカンボジア問題の対応に苦慮されているというか、先ほど同僚議員からの意見もありましたとおり、私も同じような考え方で質問をしたいと思いましたが、もう既に出ております。 去年、一年前に国会が国民を巻き込んで徹夜国会までやった結果としてこういうことが予測できたかどうかということは大変難しい問題ですが、私も去年六月と九月に向こうに参りました。モザンビークの話も先ほども出ておりますが、どうもいつもどちらかというと国連サイドからの見方だけで、もう一方の考え方も聞く必要がある……
○猪木寛至君 冒頭に、南西沖地震そして鹿児島の洪水におきまして亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災者の皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。 私は、この委員会はピンチヒッターということで、先日の二十四日の鹿児島視察にお供をさせていただきまして大変いい勉強をさせていただきました。また、きょうは冒頭から鎌田先生、またそれぞれの地元の先生から大変詳しい話を聞かせていただきました。 私、災害につきましては大変日ごろから注意を持っていたんですが、普賢岳の折にもいち早く駆けつけました。私は元気を持ってまいりましたよということで、こういう時期にひとつまずもって元気を取り戻してくださいという……
○猪木寛至君 きょうは新しい政権での初めての外務委員会ということで、先ほどからもう既に核廃棄の問題やなんか質問が出ております。きょうも時間が余りありませんので、大臣が先ほどから言われております大国だけじゃなくていろんな国ともこれからつき合いを積極的にやられるということで、また私も拝見しておりまして、まさに積極的にいろんな国と対話をされているということで、本当にすばらしいことだと思っております。私どももこの一月に中東へ国際問題調査会で議員派遣という形で行ってまいりましたが、今回のPLOの暫定自治ということで、本当はシリアとイスラエルの関係の方が先になるのかなと思っていたらPLOが先になりました。……
○猪木寛至君 大分時間が迫ってきたので、ちょっとはしょってお話しをさせてもらいます。 私は、先週十五日から五日間、ちょっと時間をいただきましてロシアの方へ視察を兼ねて、もう一つはボルガを救う会という会議がありまして出席してまいりました。この何年間かロシアを見てきて、また急激に変化をしているということで大変驚きました。もう一つは、ボルガの汚染の状態というのは、学者さんあるいは法律家、いろんな方が出席されまして報告がありましたが、救いようがないような状況ではないかなと。 先ほども幾つか同僚議員から意見がありましたが、そんな状況で、一つは今回、クレムリンの中でエリツィンさんの側近中の側近と言われ……
○猪木寛至君 きょうは、朝鮮半島問題、同僚議員から幾つかもう質問がなされておりまして、大臣、政府の考え方というものもお聞きしているわけです。 私は、七月八日にピョンヤンに入る予定で北京空港に参りましたところ、ちょうど主席の死去ということなので今回は対応できませんということで入国できなかったんですが、その後、招待状が出まして、九月五日から十日まで行ってまいりました。 私自身、朝鮮半島問題というのは余り興味が薄かったというか、大変認識がなかったんですが、もう三年ぐらい前のことです。私のプロレスの師匠であった力道山という人、これは皆さん御存じだと思うんですが、言うまでもなく戦後に果たした役割とい……
○猪木寛至君 きょうは、八月の末に外務大臣が南米諸国、ブラジル、アルゼンチンを訪れられまして、新聞では記事を拝見しておりましたが、その感想というかお話をお聞きしたいと思うんです。 特に、ブラジルという国は日本との関係が非常に深い。それには移民の歴史がありまして、そしてまた百三十万人という邦人と商社関係、そういう人たちがいるわけですが、最近景気が大変よくなってきたという情報を聞いております。これは、一九七〇年代の第一次オイルショックで大変打撃を受けて、そして第二次オイルショック、ダブルパンチで経済が大変低迷して犯罪がふえた。それから、いつも言われていることなんですが、二十一世紀はブラジルの世紀……
○猪木寛至君 冒頭に、このたびの阪神大震災におきまして亡くなられた方、また被災に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 現在、復興に向けて、連日テレビで報道されております。国民の目はどちらかというと内向きになりがちという中で、今、戦後五十年を迎えてまさに外に向けても大事な節目の年、あるいは戦後に積み残した多くの問題があるんではないかと思います。外務大臣におかれましては内外において大変御苦労されていると思いますが、頑張っていただきたいと思います。 きょうは時間が余りありませんので特に北朝鮮問題。先日行ってまいりましたが、核疑惑問題が起きてから日朝の正常化交渉の問題あるいは南北の……
○猪木寛至君 先日も北朝鮮問題で質問させていただきましたが、きょうはまた、たまたまこれは日経新聞なんですが、金書記がスポーツのイベントに出席するということで、これは発信が中国大使館になっているんですが、出席すると信じているという見通しを明らかにしたということで発表になっているんです。この件については、多分、このイベントを私が提案したときに、それが目的でというか出席されるだろうということでいろいろ事務レベルでも打ち合わせをしてまいりましたので、間違いなく出られると思うんですね。 そこで、今までずっと姿をあらわさなかった、初めての登場ということで、このイベントの意味が多分最初はなかなか御理解でき……
○猪木寛至君 旅券法に関連した質問をさせていただきますが、二、三日前にちょっと古いパスポートを調べておりましたら、渡航先という欄に英語で書いてあるんですが、エクセプト・ノース・コリアという部分があるんです。北朝鮮は除いてほかの国はどこへでも行けるということだと思うんですが、この部分は、新しいパスポートというか平成三年度以後パスポートから削除されている。 この経緯について、一つは自民党、社会党、そして朝鮮労働党との三党合意の中でその文言がうたわれております。一九九〇年九月二十八日ということで、三党合意四の項目の中に、三党は、在日朝鮮人が差別されず、その人権と民族的諸権利と法的地位が尊重されるべ……
○猪木寛至君 私は、基本的にこの両案件に対して賛成するものでありますが、パラオの兼轄ということでちょっと質問をさせていただきます。 先ほども同僚議員からのお話がありましたので、歴史あるいは日本との関係における意義、そういうことについては私も同感で、今回、国家承認と、また同時に外交関係が結ばれたということは、大変喜ばしいことだと思っております。歴史の上で言えば、第二次大戦中において大変激戦地であったということで、多くの負傷者あるいは戦死者を出しているわけです。もう一つは、この中にも出ておりますが、外務大臣との会見でナカムラ大統領がいろいろ言われている中で、大統領自身が日系二世であるということで……
○猪木寛至君 まず最初に、このたびの与党の訪朝団に関する問題と、それからまた昨日の新聞でも報じられております、北朝鮮が大型の援助引き出しを急いでいるという記事が新聞でも報道されておりましたが、それに関連してタイ米のことがちょっと出ておりました。それについて質問をしたいと思います。 私も昨年から北朝鮮との四月に行われるイベントに向けて話を今進めている最中なんですが、その中で、関係者から、タイ米が余っているならそれの援助を北朝鮮にしたら大変喜ばれますよというような話を耳にしていたものですから。きのうの新聞に「北朝鮮が交渉再開にからめて、日本に備蓄されたタイ米などの安値買い入れを打診していることに……
○理事(猪木寛至君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二十九分休憩
【次の発言】 このたびの国際熱帯木材協定の締結に関しては賛成であります。
我が国は、この協定において、リーダーシップがとれるというか、我が国が果たす役割あるいは責任というものは大変大きいのではないかなという気がいたします。一方で、我が国は熱帯木材の輸入国であるということで、今その協定の中でやらなきゃならないことがたくさんあるのではないか。
きのう外務省から送っていただいた資料に「ブラジルの環境と熱帯林」というのがありましたが、その中で、「ブラジルの熱帯林の重要性 (……
○猪木寛至君 北朝鮮問題でちょっと質問をさせてもらいたいと思いますが、きょうは余り時間がないものですから。 八日から十一日の四日間の日程をもちまして、今月二十八、二十九、三十にピョンヤン平和・スポーツと文化の祭典という催し物を、前にも申し上げた、私が企画し、共同でやろうということで、それの合意書は交わしてあるんですが、最終確認ということで行ってまいりました。そして、金容淳委員長と約二時間ほど食事を兼ねて雑談を含めて話をさせてもらいましたが、先日の訪朝団の日本での発表と向こうでの会談の認識というものに大分ずれがあるんじゃないかなと。 その中で、これは金丸訪朝団の継続であるという主張と、日本側……
○猪木寛至君 今回の化学兵器禁止条約については、私は大賛成であります。 この条約の中で、いろいろ資料を読ませていただきまして、大変難しいというか、その中で気がついた点というのは、やはり一番の検証の部分ではないかなと思います。軍事検証、それから一般化学物質の生産、及びという二番目、それから三番目のチャレンジ査察。 そういう中で、東西冷戦が終結して旧ソ連が解体して、今から八年半ぐらい前になりますか、その時期に私も最初にソ連に飛び込んで、ちょうど一番の変革期だったものですからいろんなものが見えたというか大変いい勉強になったんです。この条約が何でもっと早く締結されなかったかなという気がするんです。……
○猪木寛至君 先日、四月二十六日、この委員会を欠席させてもらって朝鮮民主主義人民共和国に行ってまいりましたが、その前にきょうは油の汚染に係る国際条約に対する質問をさせてもらいます。 これについては私は賛成なんです。今、石井先生からもありましたが、湾岸戦争の折にやはりイラクが重油を流したということから、私も四回イラクにも訪問しておりまして、二回目ですか、油が流されたのは。そのときにちょうど私どものグループがいろいろ研究していることがあって、先ほど御説明がありましたけれども、油の処理というか除去という問題について、くみ取ったり、いろいろ、ただそれだけでは不十分です。やっぱり大変な当時としてはショ……
○猪木寛至君 ただいま大臣の方から御報告がありましたが、今回は大変早い措置として歓迎いたします。 先ほどもう、私がきょう質問をしようとした部分、政府調達に関する協定等については出ていますが、自動車摩擦の問題は後ほど質問をしようと思います。 私、先々週の金曜日からアメリカの方を訪問してまいりました。そのときに、ちょっと私ごとになりますが、プロレスの殿堂入りということで向こうで表彰されまして、これは全米で放送されました。その折に、私どもがいろいろ研究をしているグループがありまして、その中で新しいエネルギーというか磁力エネルギーというのが開発されていますが、その先生とも話しているときに、アメリカ……
○猪木寛至君 私は、この委員会初めての質問に立たせてもらいます。よろしくお願いいたします。 そして、きょうの災害対策基本法の一部改正の法律案の資料に目を通させていただきました。とにかく改正することは大いに結構だと思うんですが、何となく一部ということじゃなくて、もっと抜本的に大幅に改正しなきゃいけない点が多々あるんではないかなということを感じております。 私自身の質問に対しては、もう既に幾つか同僚議員からの質問があったので、重複しますので避けますが、私もちょうどこの三月にアメリカに行ったときに、昨年のちょうど神戸の大震災と同じ日に起きたノースリッジの地震の状況を視察してまいりました。 その……
○猪木寛至君 課題三の「森林の再生」及び「地球的規模での森林率復元のための行動計画」に関して農林水産省にお聞きしたいと思います。 提言に盛り込まれた地球的規模の大造林計画については基本的に賛同を得たものと理解いたしますが、これは地球の陸地を覆う森林の割合、すなわち提言で言う「森林率」が急激に減り続けており、このままでは地球の生態系が激変し、人類も含む地球上のすべての生物に大変な影響を与えることになるとの問題意識によるものであります。しかし、この問題については、熱帯林の伐採制限など消費抑制に基づく発想は聞かれても、今砂漠化してしまっているかつての豊かな森林地帯、実はそこは古代の四大文明発祥の地……
○猪木寛至君 もう時間がないようですから、簡単にお聞きしたいんですが、両参考人、きょうはありがとうございます。 廣野参考人の方に、ODAの話も先ほど出ましたが、私もいろんなところを回っていまして、青年海外協力隊が結構出迎えてくれたり、いろんな話を聞かせてもらっていますけれども、彼たちはある意味では海外へ向けて飛び出していくんですが、結局二年終えて帰ってくると受け入れてくれるあれがないということで、せっかくのそういう体験を生かせる場所がない。先ほど言われたODAが効率よくこれから機能していくためには、いろんなところでODAの失敗というのは見てまいりましたけれども、国自体がもうちょっとこの青年た……
○猪木寛至君 今ソマリアの問題とか国際紛争がどんどんふえていますけれども、私も機会があるたびにそういうところを訪問してきて、先月スーダンヘちょっと行ってまいりましたけれども、実は、国連の解決の仕方というのが、カンボジアの場合はよかったんですが、どうしても民族というか文化とか、我々にも到底わからないアフリカの人たちの文化あるいは中東の人たちの考え方、結局これはいつも解決の方法としては国連は欧米型の思考で解決しようとする。アイディドという今大変ソマリアでも頑張っているというか悪役になっている将軍なんかも、やはりその人の話を聞けばその考え方というのがあるわけですけれども、そういうことを両面の話を聞か……
○猪木寛至君 会長から提案されました「アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて」というテーマに基づきまして調査を深めることに賛成いたします。 「アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けて」という大枠のもとでは、平和と安定、経済発展への寄与、日本のODAのあり方、国際交流、人的交流など問題が並んでいますが、私は、世界各国、そして実際にアジア・太平洋地域を歩いた見聞に基づきまして、問題の解決には何よりも具体的な行動と実行が大事だと思います。 また、「二十一世紀に向けた日本の責務」としては、我が国は、世界の厚生省あるいは環境庁的な役割を果たすことを目指して、環境問題やあるいは人口増加と、飢餓、難民問題、ま……
○猪木寛至君 ここに書かれてあります「戦争と平和」というかこの間北朝鮮の方へちょっと行ってまいりまして、これは力道山という人を通して朝鮮半島を見たとき、この間外務委員会でも同じような質問をしたんですが、戦後日本が力道山という人の登場によって大変勇気を与えてもらった光の部分と、そして光が当たっていない部分というのが強制連行とかそういうものにつながってくる。一般的には、力道山が朝鮮人であるということは余り知られていない。しかし、やはり朝鮮半島から見たときに、力道山という存在というのは大変英雄視されている。国民に、金日成さんが事あるごとにそういうことを訴えたということで、私もその弟子だということで大……
○猪木寛至君 私は、かねてから世界平和の確立と環境問題の解決に大変関心を持ってまいりました。また、スポーツを通じて世界の人々との交流を実践してきました。その中で、世界の数多くの国々、とりわけアジア・太平洋、中南米、中近東、アフリカの国々を訪れ、そこで数多くの人々が飢えや貧困、病気などに苦しみ、悩んでいる現実を見てきました。また、緑が少なくなる一方、砂漠化が進み、水の汚染も深刻になり、貴重な動植物が滅びていくなどとどまるところを知らない環境の破壊を目の当たりにしてきました。 現在、世界の至るところでいろいろな紛争が起きていますが、もとを正せば、環境の破壊を防ぎ、飢えや貧困などを和らげていくこと……
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