このページでは泉信也参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○泉信也君 昨年の参議院選挙で私は、交通関係社会資本の充実と運輸産業の振興を通して地域の発展、そして新たな国土の創造を図ることを皆様にお約束をしながら選挙戦を戦ってまいりました。 このたび、運輸大臣の所信表明を伺いましたときに、まさに陸、海、空にわたり「生活大国」にふさわしい交通体系の形成と運輸産業の経営基盤の確立を目指した運輸行政を展開してまいりたいという御所信を伺いまして、大変心強く思ったところでございます。 生活大国の問題は内閣の大きな課題でございますが、これは大都市圏の問題であり、また地方、地域の問題でもあると思っております。そうした中にありまして運輸交通の役割は大変大きな任務を背……
○泉信也君 大臣におかれましては、御就任以来、運輸行政の推進に大変積極的にお取り組みをいただいておりますことに敬意を表するものでございます。
けさほどの御発言の中にも、陸海空あるいは海上保安庁、気象庁等を含めます幅広い運輸行政の推進に向けての御所信を伺わせていただきました。
来年度予算の詰めに入る時期になってまいりましたので、特に運輸省の平成六年度概算要求に対します基本的なお考えをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 御説明をいただきました当面の課題あるいは将来に向けての対応策の中で、運輸関係の社会資本の充実ということは大変重要なことだと思っております。例えば、新幹線の整備を除きまし……
○泉信也君 新生党の泉信也でございます。 青木先生に一点、それから中条先生に一点お尋ねをいたします。 経済的規制の緩和という視点から見ますときに、いわゆる強者と弱者という問題があるかと思います。見えざる手にゆだねた経済秩序がうまくいかなかったところに一つの規制というような問題も出てきた背景があると思いますが、規制緩和を実施されるプロセスの中で、いわゆる弱者と言われる方々に対してはどのような手当てなり考え方をお持ちかということを一点コメントをいただきたい。 それから、中条先生には、自己責任ということがこれから大変必要になってくるというお話でございました。いただきました資料の中の車検制度に例……
○泉信也君 平成三年度決算報告につきまして、会計検査院に概括的にお尋ねをいたしたいと思います。 平成三年度の決算の問題につきましては、書面検査に加えまして実地検査等大変な御尽力をいただいておりますことに、その努力に敬意を表するものでございます。そうした御努力の積み重ねの結果、昨年度に比較しまして平成三年度は、金額の上では不当事項に絞って考えてみましても約半分になっておるということでございます。 しかしながら、過去五年間の推移を見ますと、必ずしも件数あるいは金額のいずれの分野におきましても漸減をしておるという状態ではないようでございます。これは予算の執行等が新しい分野に入っていくとか、あるい……
○泉信也君 けさほど鎌田先生からもお尋ねがございましたが、集中豪雨、台風あるいは地震、津波、こうしたことによってもたらされました災害の問題につきまして、私は二、三お尋ねをいたしたいと思います。
北海道南西沖地震が起きまして大分時間がたちましたが、被災地ではいよいよ冬を迎え、被災をされた方々のこれからの生活が大変心配されるところでございます。
そこで、南西沖地震の災害復旧について、越冬対策あるいは新しい町づくりへの取り組みについてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 南西沖地震についてのお話は伺いましたが、雲仙の災害はある意味では大変長い災害をもたらしております。その態様は北と南と違……
○泉信也君 二見運輸大臣には、突然の中華航空機事故を抱えての御就任で御心労のことだと思います。所信でもお述べになりましたように、たくさんの課題を抱えた運輸行政ではございますが、どうぞ長期的展望に立って積極果敢に取り組んでいただきますようにお願いを申し上げる次第でございます。 きょうは、地域の交通問題、特にバスの問題についてまずお尋ねをいたしたいと思います。 乗り合いバスにつきましては、約百億の輸送量を誇っておった時代が四十年代の初めにございますが、現在ではそれが約六十億に減少をいたしております。この中で、三大都市圏につきましてはもちろん漸減をいたしておりますが、ここ数年間は、道路管理者、警……
○泉信也君 五分間でございますので、簡潔にお尋ねをいたします。
まず二点。第一条で事業者及び利用者にかかわる負担の軽減という文言がございますが、この具体的な手法と申しましょうか考え方についてまずお尋ねし、もう一点は、第三条の積立割合につきまして、現行では六条の政令規定になっておるものを事業計画の中に規定するという、いわば法に規定することに変更になった背景、考え方をお尋ねをいたします。
【次の発言】 ハードな施設を整備していかなきゃならぬことは当然でありますが、これからフレックスタイムでありますとか情報化の整備による在宅勤務、こうしたことも出てまいろうかと思いますが、ソフトの面ではどういうこと……
○泉信也君 今回の法改正が、いわゆる自己責任の原則にのっとってユーザーが自主管理責任を待つ、こうした方向であることは大変評価をできることだと思っております。しかし、先ほど来同僚議員が重ね重ねお尋ねをいたしておりますのは、そうした法改正の目的と現実との間にギャップがあるのではないか、したがってそのプロセスにあってはもろもろの手だてあるいは誘導策が必要ではないか、こうした思いでお尋ねがあったと受けとめさせていただきました。 例えば、現在行われております車検制度の中で、若干の調査のベースは違うのかもしれませんが〇・〇五%といった二けたも違うような非常に低い数字、あるいはまた環境に与えます影響も一酸……
○泉信也君 本会議の関係がございまして、十二時までに質疑を終えさせていただきたいと思っております。 きょうは、運輸省の国際協力の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。 予算費目を見ますと、国際協力に必要な経費として六億弱の予算が計上されております。恐らくこれでは世界の国々との国際協力が十分にできないのではないかと私は思っておりますが、まず途上国におきます国際協力の問題についてお尋ねをしたいと思います。 過去五年間の国際協力の実施国は約百カ国ということになっておりますが、この中で、資金協力の問題もございましょう、資金協力の件につきましてはいずれお尋ねをするといたしまして、技術協力の分野……
○泉信也君 新緑風会の泉信也でございます。 村山内閣が発足をいたしましたとき、その組み合わせが自民党、社会党であったこと、あるいはまた日本の政情が安定しておると思われていました中で一年ほどの間に四人の総理が誕生するといった意味、そうしたいろいろな意味から国の内外に一つの衝撃を与えたと私は思っております。 発足の直後にモンデール大使がレジティマシーという言葉を使って発言をなさったこともその一つのあらわれではないかと思っておりますし、また国内にありましては、平成元年の第五十回自由民主党大会のゲストスピーカーとしておいでになった曽野綾子さんが、「日本を国際政治のランクから改めて大きく引きずり下ろ……
○泉信也君 新緑風会の泉信也でございます。本日は、防衛問題に限ってお尋ねをいたします。 冷戦構造の崩壊が世界のあらゆる分野で大きな変化をもたらしておることは御承知のとおりでございますが、防衛問題に限りましても、米国あるいはロシアの両国がこれまでこの分野で覇を争ってまいりました関係から、最も大きな変化が見られるものと考えておるものでございます。しかし、その他の国々の中には地域紛争の頻発でありますとか、それぞれの国を取り巻きます環境のありようを分析する中で、今なおその対応に真剣に取り組んでいかなければならない状況が続いておるということが現実の姿ではないかと思っております。 そうした意味におきま……
○泉信也君 新緑風会の泉信也でございます。 これまで総理になられました多くの方々は、「中原に鹿を逐う」という言葉のように、自己の政策、政治理念、そうしたものを明らかにして総理の座にお座りになったと私は思っております。 村山総理の場合には、急な展開でございましただけに、どういうお考えなのか、このことが私にはまだはかりかねておるところでございます。総理の思想の遍歴、主張の論理、こうしたことを論文でありますとか著作のたぐいでその軌跡を求めたいと思ったところであります。私の力が足らずに、八五年の十一月に発行されました「わかりやすい続あなたの年金」という本しか見出すことができませんでした。 そこで……
○泉信也君 二十分間という短い時間でございますので、簡潔にお尋ねをさせていただきますことを御容赦ください。 まず、運輸関係社会資本の整備についてお尋ねをいたします。 運輸省の所管いたしますいわゆる社会資本の中には鉄道、地下鉄そして空港、港湾あるいは航路標識といった大変重要なものがございます。地下鉄一つとりましても、公営、営団含めまして九三年度末の累積赤字が一兆二千億にもなるというような大変大きな課題を抱えておるわけでありますが、きょうは、新幹線、空港、港湾、この三つにつきましてまずお尋ねをさせていただきます。 整備新幹線につきましては、オリンピックを控えておるということで、私どもにとりま……
○泉信也君 大臣はさきの所信表明で、日常生活や経済活動の基盤となる運輸の果たす役割がまことに大きいということを今回の地震によって改めて認識をした、こういう所信を明らかにされました。私も全く同感でございまして、今後全国的に技術的な分析の上に立った地震対策を早い機会に進めていかなければならない、このように思っておるところでございます。 さて、今回の地震に際しましては、自衛隊の出動の問題とかいろいろございましたが、海上保安庁は非常に早い時期から出動をしていただいたと、また、航海訓練所の練習船三隻が予定を変更して炊き出してありますとか物資の補給をしてくださったと、その他運輸関係の業界の方々がそれぞれ……
○泉信也君 法律案の中身に入ります前に、船員を取り巻きます雇用の状況について少しお尋ねをいたしたいと思っております。
資料によりますと、七〇年代の海運業に従事された方は十三万人、九〇年代になりまして六万人余り、さらに現在、平成五年を見ますと六万三千強というように漸減をしておるという状況であります。有効求人倍率を見ましても八〇年代が〇・二、九〇年代が〇・七というように非常に揺れ動いておるという数値が出ておりますが、今日のこの船員を取り巻きます雇用状況と申しましょうか環境について御説明をお願いいたします。
【次の発言】 今、求人倍率が〇・三以下というのは大変厳しい状況を反映しておると思いますが、……
○泉信也君 平成七年度予算につきましては、陸海空、多岐にわたる中でお尋ねをしたいことがたくさんあるわけでございますが、きょうはバスの問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 バスに関する予算は決して大きいものではありませんが、国民生活に密着しておるという意味では大変意味がある予算だ、このように考えております。過去百億人を超えるような輸送量の時代もあったわけでありますが、平成六年ではもう六十四億人というふうに大変激減をいたしております。中でも、都市部は横ばいということでございますが、地方の方はかつて五十九億人も分担をしていただいておったものが今では二十八億人、こういう激減をしておるわけで……
○泉信也君 今回の条約改正によりまして海洋の汚染あるいは海上災害の防止に関する規定が強化されるということを私は大変いいことだというふうに思っております。環境に対する汚染者負担の原則ということに照らして考えますときに、今回の法改正がそうした観点からどのように位置づけられるのか、このことを中心にお尋ねをいたしたいと思っております。 まず、四十条の二というところで、新たに備え置き義務が発生することになっております油濁防止緊急措置手引書というものがございますが、これにかかわります技術上の基準というのは今回の条約改正に絡んで改定されることになるのかどうか。特に、複合災害と申しましょうか単なる貯油タンク……
○泉信也君 長官の所信についてお伺いをいたします。 所信の第二で述べられました国民生活に密着した科学技術の推進という中で、「この分野で、まず取り上げなければならないのは防災科学技術です。」と、こう述べておられます。大きな震災の後でありますだけに大変評価できる内容だと思っておるわけであります。 科学技術庁でも振興調整費の緊急研究を早速始められるということも承知をいたしておりますが、二次補正予算一億四千三百万というこの金額は、科学技術庁当局が当初考えられた金額とどれほど隔たりがあったのか、また、その内容はどうであったのか、まずこのことをお尋ねいたします。
○泉信也君 地震発生以来、企業の行動はトップの即決即断であったのに対し、政府の行動は概して平時とほとんど変わらないのではないか、こうしたことが言われております。このことが国民の政治不信を一層助長することになってはいないかと危惧するものであります。 まず総理にお尋ねいたしますが、総理発言のぶれ、あるいは被災地を視察されましたときの後ろ手の姿、こうした事柄を通して被災者のみならず国民の多くが政治に対する不満を募らせています。 三十四年の伊勢湾台風のとき、岸総理は、益谷副総理を本部長とする現地対策本部を設けて、被災後七日目には副総理が現地入りをし、しばらく現地に踏みとどまって陣頭指揮をとっておら……
○泉信也君 先ほど加藤先生、亀井先生から、本国会で決着をつけるべきである、あるいは成立をさせるべきであるというようなお話をちょうだいいたしました。私も全くそのような気持ちでおるわけでございます。 しかしながら、今なおこの参議院の中におきましても政治改革に取り組みます姿勢に若干の温度差があると感じざるを得ません。私どもは同じトラックを走ってまいったはずでございますが、気がついてみますと一周おくれあるいは二周おくれのランナーと今もなお走っておるのではないかこんな思いでございます。これは、あるいは日本の国際社会におきます位置づけでありますとか、戦後五十年の政治経済社会の各般にわたる我が国の今日的な……
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