このページでは今井澄参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○今井澄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、ただいま議題となりました平成五年度における一般会計承継債務等の償還の特例等に関する法律案につきまして、総理並びに関係各大臣に対して質疑を行うものであります。 我が国経済は、七五年には第一次オイルショックによる不況、そして十年後の八五年にはプラザ合意による円高不況に見舞われました。そして、さらにその約十年後の現在、複合不況とも言われる大変深刻な未曾有の不況に直面しております。このような深刻な不況に陥った原因は、ただ単にバブル経済が破綻したということに起因するだけではなく、財政金融当局のたび重なる政策的判断の失敗にあると言わざるを得ません。 ……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございます。私も同僚の峰崎委員と同じように、まだ国会にお世話になって半年ちょっとでありますし、本日が初めての質問ということですので、よろしくお願いをいたします。 先ほど、同僚の三上委員からも申し上げましたように、科学技術庁は原子力庁ではないか。実は私もこの予算を見たりなんかする限りにおいて、本当に中身的には原子力庁であるということを非常に憂慮しているわけでありまして、逆に申し上げますならば、科学技術庁の名に恥じないような本当の日本の科学技術の振興のための庁であってほしい、そういう願いから何点か御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、去る……
○今井澄君 今井澄でございます。 先ほどからの質疑の中でも科学技術庁が中心となって基礎科学の研究開発を進める、このことの重要性が再確認されたと思いますし、またそのことを通じて国際貢献をすることの重要性、必要性ということもますます明らかになってきたと思いますが、私もそのことについては全く異議がないわけでございます。一方におきまして、これからの時代あるいは現在をどういうふうにとらえるかという切り口の一つとして、地方の時代ということも言われているわけですが、そういった意味で科学技術庁としては、地方の時代と言われる中で国内的な基本的な研究開発あるいはそういうことについての助成等の政策、基本的なスタン……
○今井澄君 丹羽厚生大臣には、御就任おめでとうございます。いろいろ保険、医療、福祉の分野については大変ベテランの方でいらっしゃるので、私といたしましても、今社会保障制度、年金あるいは医療保険制度が大きく変わろうとしているときに大変ありがたいことだと思っております。そういった観点から、大臣を含めていろいろお尋ねをしたいと思います。 今、資料を配らせていただきましたのは、若干問題が具体的なところに及びますし、時間を節約するためにも共通の認識のためにこの資料を参考にしていただければというふうに思っております。 最初に、先ほどMRSAについてお二人の委員の方から御質問や要望がございましたが、私もM……
○今井澄君 今井澄でございます。
これから、国民健康保険法の一部を改正する法律案について質疑を行わせていただきます。
まず最初に大臣にお伺いしたいのですが、本改正案は昨年の秋の段階ではまだ全く話題にも上っていなかったと思うわけでございますが、平成五年度の予算作成の段階も押し迫ってから急激に浮上してきて、二月十九日の三大臣折衝でほぼ確定されたと聞いております。その経緯、理由について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 さて、それに関連いたしまして今回の趣旨説明にもございましたが、その第一の問題は国民健康保険財政安定化支援事業の制度化ということだと思います。これにつきましては、いただ……
○今井澄君 それでは、ただいま議題となりました診療放射線技師法の一部を改正する法律案について幾つかお尋ねしていきたいと思いますが、今回のこの法律の改正という問題は、私は大変結構なことだろうと思っております。 医学医療の進歩に伴って各種の検査法がだんだん開発されてくる、あるいはそれを医師だけではなく、各種の医療関係職種の人がそういう検査を共同でやって質を上げていくということは、国民、そして患者さんにとって非常にいいことでありまして、こういった法律で新しい検査法を法的に認め、あるいはその検査を担当することについて業務を拡大していくというのは、これは非常にすばらしいというか、場合によっては多少もっ……
○今井澄君 おはようございます。 それでは、薬事法及び医薬品副作用被害救済・研究振興基金法の一部を改正する法律案につきまして、また関連事項につきまして質疑をさせていただきます。 まず最初に、今回提出されました法律の改正案の一番の眼目が、希少疾病用医薬品の開発を積極的に行うように国がいろいろな方策を講ずる、このことを私は高く評価するものでありまして、考えてみますと薬事法は医薬品の取締法として発足したわけですが、日本の医薬品の研究開発や製造のあり方について、厚生省として政策的に踏み込んでやっていこうということについては大変評価しております。いわゆる厚生省が政策官庁へ向けて大きくこれから羽ばたい……
○今井澄君 それでは、私は、病院の経営問題、そして来年の診療報酬改定等を中心として、できるならば先ほど午前中の質疑で大臣がおっしゃいました緩やかな変革というふうな内容の問題について及ぶように御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、去る三月二十二日の参議院予算委員会において、社会党の肥田美代子委員の質問の中で、国立病院における薬品費の未払いの問題が出ております。そのとき厚生大臣のお答えとして、三月一日現在百十二施設で十二月までの未納分の合計が百五億円ということがありまして、総理大臣もショックを受けたというふうな御発言があったと思いますが、この処理がどうなっているかお聞きをいたします……
○今井澄君 おはようございます。 今般提出されております精神保健法改正案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 この精神保健法は、昭和五十九年に報道をされました宇都宮病院事件など大変な人権侵害の事件あるいは殺人にも匹敵するような事件、さらに昭和六十年には国際法律家委員会等のNGOの合同調査団が日本に来るという、そういう経緯の中で精神衛生法から精神保健法への抜本的な改正がなされてきたという経緯があると思いますし、そういう過程で昭和六十一年には公衆衛生審議会精神衛生部会の方から中間メモというのが出されて、この法案が成立したと思います。その中には、昭和六十二年時点での法律改正で十分対処……
○今井澄君 私は社会党の今井澄でございます。 先ほどのお話で、農業、農村の問題、米の問題が出てきたところで、この規制緩和の問題のかなり本質的なところに迫ったような気がするんです。 規制緩和というのは一つのファッションじゃいけないという問題提起もありましたけれども、この規制緩和の問題というのは、一つはやっぱり国際的な情勢の変化、ベルリンの壁の崩壊から始まる変化ですね、冷戦構造の消滅、こういう流れの中での自由主義市場経済、これが一つの大きな流れになっている中での問題が一つあると思います。もう一つ日本の場合には、この間の政治腐敗ですね、政官業の癒着構造、これがまた規制の問題と本質的に関連している……
○今井澄君 ちょっと視点を変えまして、規制緩和の今後の進め方について、平岩研究会の中間報告にある第三者機関のことについて植草先生とそれから浅地先生にちょっとお伺いしたいと思います。 先ほどからのお話でも、第二次行革審から十三年、一方で電電公社の民営化、それに伴う第一種電気通信事業における規制緩和の進みぐあいや成果のお話があったわけですが、しかし一般的には、この間十三年、規制緩和は進んでいないという評価があったり、また件数だけで言うと、むしろこの間ふえてきているということから強力に今度出てきている問題もあると思います。特に平岩研究会の、強力な推進本部をつくって計画をつくることと、そして法に基づ……
○今井澄君 私は、まず最初に下水道及び排水処理施設、いわゆる汚水、雨水等の処理施設についての事業費の配分の見直しということに焦点を当てて御質問をいたしたいと思います。 既にこれは周知のとおりでありますが、日本は世界に例を見ないスピードで高齢化が進んでいるわけですし、また二十一世紀のピーク時の高齢化率というのは、世界のどの国も経験したことのないような高齢化社会ということになるわけであります。それで、既にもうそういう時代に差しかかってはいるわけですが、二十一世紀の超高齢化社会においては医療、年金あるいは福祉ということにかなりの費用を要するということも予想されているわけであります。 欧米諸国にお……
○今井澄君 それでは、社会党の今井澄でございますが、私の方から質問をさせていただきたいと思います。 長官並びに総務庁の皆さんには本当に遅い時間に大変御苦労さまでございます。 さて今、陣内委員から大変広範にわたり御質問がありましたので、私としてはできるだけ重複を避ける形で、また重複するものは視点を変えて御質問を申し上げたいと思います。 先ほど長官から規制緩和についての基本的な考え方をお伺いしたわけで、大体私も納得するところでありますが、視点を変えまして、何のために行うのかという目的の方から整理いたしますと、一つは先ほどお聞きいたしましたように基本的にはいわゆる経済改革と言われる問題、それも……
○今井澄君 大浜先生が大変手際よく終わりましたので、私も努力しなければならないと思います。 そこで、予防接種法の改正の問題について大浜先生が詳細にわたって質問されましたので、私は一点だけお尋ねをしたいと思います。お答えも簡潔にお願いしたいと思います。 この改正の背景には時代の変化というもの、環境の変化があるということですが、これは公衆衛生審議会の昨年十二月十四日付の答申を受けてこういう改正が行われていると思うわけですが、その答申を読みますと、そこには成熱社会の中での個人の意思を反映できる制度ということと同時に、個人の健康の保持増進を図るという従来の社会防衛という考え方だけではない新しい考え……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございます。 大臣、政府委員の皆さん、それから委員の皆さん御苦労さまでございます。けさからずっと予算の審査、それから本会議、そしてまた午後の審議と、昼休みもお昼御飯を食べる暇もなく本当に頑張っていただき、特に大臣には本会議中もずっと御社席で大変御苦労さまでございます。 本日、この健康保険法等の一部を改正する法律案の審議につきまして私は質問させていただくわけですが、まず最初に大変気持ちが重いということを申し上げておかざるを得ないと思います。 この問題につきましては、私自身もずっと医療現場でやってきた立場から、特にこの成人病の時代にあって食事とい……
○今井澄君 どうも御苦労さまでございます。 私は、先月の二十五日から八月五日までの十二日間、参議院海外特定調査の第三班のメンバーとして、マレーシア、インド、ネパール、シンガポールの四カ国を訪問して、我が国のODA、経済協力の実情について調査をする機会を与えられました。その際、在外公館、JICA、OECFの在外事務所の皆さんには大変お世話になり、調査に御協力いただき、この場をおかりして感謝を申し上げておきます。 報告書はいずれ正式に院の方に提出をすることになっておりますが、この調査の際ネパールで、私はアライアンス・フォー・エナジーといういわゆるNGO、正式には登録していないそうですが、NGO……
○理事(今井澄君) 時間です。
【次の発言】 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成三年度決算外二件に対し、その是認に賛成するととももに、委員長提案の警告案に賛成する旨の討論を行います。
我が党は、これまで決算の是認に反対してまいりましたが、今回賛成に至った理由についてまず申し述べたいと思います。
本院の決算議決において、我が党は、その是認には反対するものの、政府の予算支出の非効率性や政策遂行上の問題点について、全会一致による内閣への警告決議という形でその改善を迫ってまいりました。
そうした中、平成元年の参議院通常選挙における当時の与野党の議席数の……
○今井澄君 前国会閉会後に行われた委員派遣について御報告いたします。 三上委員長、守住理事、清水理事、風間理事、高崎理事、泉委員及び私の七名は、去る九月二十六日から二十八日までの三日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情調査のため、宮城県及び青森県に派遣されました。 第一日目は、まず、東北財務局、仙台国税局、仙台国税不服審判所より、それぞれ管内概況について説明を聴取いたしました。 午後から、日本たばこ産業株式会社仙台工場を視察いたしました。同工場では、現在約百八十名の社員により年間約七十億本の生産を行っておりますが、民営化の前に比べ生産性が一・六倍向上したとのことであります。 ……
○今井澄君 それでは、引き続きまして今度は、国立病院の問題を中心にちょっと医療のあり方について質疑をさせていただきます。 ただいまの質疑におきましても、地方分権の問題、その中で特にこの間厚生省が一生懸命進めてこられました福祉の分権化、あるいは保健の分権化のお話が出てきたと思います。特に福祉につきましては、市町村を基本的な福祉圏とするような考え方で今着々と実を上げつつあると思っております。 ところで、医療につきましては医療の圏域と申しますか、どういうレベルでどういう責任を持ってどういうふうに医療サービスが提供されるのが好ましいあるべき姿だとお考えになっているか、特に医療の九五%以上は一般的な……
○今井澄君 社会党の今井澄でございます。 時間がありませんので全員の方にはお聞きできないんですが、今の河口参考人の御意見、人生八十年時代、もう五十年時代、六十年時代と違った働き方、生き方、細く長く働くということが私も非常に大事なんだろうと思います。 さて、そこで最初に、雇用制度がこれまでと今後とは変わっていかなければならないということでリストラのお話をされました。しかし一方で、草島参考人などの先ほどのお話を伺いますと、現状が変わらないんじゃないかというふうな御認識もあるようですけれども、河口参考人としては、支給開始年齢が徐々に延ばされていくという段階の中でどういうふうな形に変わっていくある……
○今井澄君 おはようございます。委員の皆さん及び大臣初め政府関係者の皆さんも、本当に三日間朝から晩まで御苦労さまでございます。 さて、昨日までの質疑の中で今回の年金改正のポイント、最大のところが支給開始年齢を段階的に六十歳から六十五歳に変更するという問題であるわけですが、そこでの最大の問題が雇用と給付の継続をどう図るかという、これは年金制度だけの問題ではなく、雇用制度を含めて国を挙げて、官民挙げて今後努力することだということになってきたと思いますが、そこで六十歳前半については別個の給付というものが出るということなわけです。この別個の給付の特例措置というものについても議論になったところでありま……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合を代表して質問をさせていただきたいと思います。 さて、阪神・淡路大震災発生から四十日が経過いたしました。この間、被災された皆さん方に対しては、その御努力に対して敬意を表しまたお見舞い申し上げるとともに、行政の皆さんも大変このことで頑張っておられることについて敬意を表したいと思います。厚生省におかれましても、毎日夜遅くまで頑張っておられることにも敬意を表したいと思うんです。 この問題については、既に九日に当委員会で集中審議が行われましたが、そこで幾つか質疑が出たことの補足を含めて、若干その後のことをお尋ねしてみたいと思います。 あれから四十日たちまして、……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございますが、ちょっと風邪を引いておりますので、お聞き苦しいところはお許しいただきたいと思います。 さて、私は、新ゴールドプランとそれから新介護システム、特に介護保険制度について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 最初に、今回審査をしております平成七年度予算案策定の中で、昨年十二月十八日、厚生大臣、大蔵大臣、自治大臣、三大臣合意による新ゴールドプランが合意したということ、私はこのことを大変高く評価いたします。また、その三大臣合意のために、厚生大臣を筆頭に厚生省の皆様方が大変な御努力をされたことに対しまして深く敬意を申し上げたいと思います……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございます。 国保法の改正等について質疑をさせていただきますが、まず最初に、国保の意義について一言申し上げておきたいと思います。 どうも国民健康保険というのは、低所得者が多いとかいつも財政が赤字が多いとかということで何か保険の中で厄介者扱いをされてきている。だけれども、これはやっぱり大変間違った考えじゃないだろうかと思うわけです。それは昨今言われておりますように、地域保健としての重要性ということ、特に高齢化が進むに従って、あるいは今また少子化が問題になっているところで、地域の重要性ということが非常に強調されている中におきましては特に地域保健とし……
○今井澄君 それでは、まず精神保健法に関連して数点御質問したいと思います。 阪神・淡路大震災はあらゆる分野で大きな教訓を残してくれたと思いますが、特に精神科における救急医療体制の整備、これの重要性はかねてから指摘されていたところでありますが、この大震災でも改めて認識されたと思います。このことに関しましては地元の公私のスタッフに大変頑張っていただき、またこれに対しては厚生省も相当力を入れて、まあ十分とは言えませんけれども頑張っていただいたことを評価し、敬意を表したいと思うわけです。 厚生省としては、今年度予算で予算措置をしていわゆる精神科救急医療システム整備事業というのを行うわけで、今年度は……
○今井澄君 ただいまの服部委員の質疑をお聞きしていまして、大変興味深く、実は私もむしろ分権の立場から、寄附金みたいなものはこれはよくないと思う、別の意見を持っているんですが、どうしてもこの委員会の形式がお互いのディベートでないのが残念で、私は私でやっぱり準備したものをやらせていただかざるを得ないと思いますので、私の質疑を行わせていただきます。 三月三十一日、閣議決定の「規制緩和推進計画について」、いわゆる規制緩和五カ年計画、私も読ませていただきました。大変項目数が多いので全部丁寧に読むというわけにもいかないので、流し読みみたいに二回ほど読ませていただきました。 この中で、その最初に「一 目……
○今井澄君 三人の参考人の方から、それぞれのむしろ違った立場というか違った側面から大変おもしろいお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。 一つは、富山参考人から出された航空機の問題はまさにこの規制緩和是非論の一つの格好の題材で、アメリカにおいてもまた世界的にも議論されていることですので、例えば先ほど出された問題についてお二人の参考人がどうお考えか、お聞きできればこれはまたひとつおもしろいなとは思うんですが、時間の関係もありますし、データとか何かの問題もあると思いますので、それはそれとして置いておきたいと思います。 私も、やっぱり二十一世紀超少子・超高齢社会を迎える、その中でや……
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