このページでは今井澄参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○今井澄君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案は、戦傷病者、戦没者遺族等の処遇の改善を図るため、障害年金、遺族年金等の額を引き上げるとともに、戦傷病者等の妻に引き続き特別給付金を支給しようとするものであります。 次に、らい予防法の廃止に関する法律案は、ハンセン病に関する医学的知見及び治療方法の確立等を踏まえ、らい予防法を廃止するとともに、国立ハンセン病療養所に入所している者に対する医療及び福祉の措置等を引き続き講じようとするものであります。 また、平成八年度におけ……
○今井澄君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案は、廃棄物処理施設の緊急かつ計画的な整備を促進するため、新たに平成十二年度までの間に実施すべき廃棄物処理施設整備計画を策定しようとするものであります。 委員会におきましては、第八次廃棄物処理施設整備計画の策定方針、廃棄物処理施設の整備のあり方等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終わり、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 ……
○今井澄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国立病院及び国立療養所の再編成のより円滑な実施を図る等のため、国立病院または国立療養所の用に供されている資産の減額譲渡後の用途の拡大、国立病院等の職員の採用を伴う資産の譲渡の特例の創設その他所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、法改正の趣旨及び効果、再編成計画の進捗状況、国立病院・療養所の機能強化等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して西……
○今井澄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、特殊法人の整理合理化を図るため、社会保障研究所を解散しようとするものであります。 なお、本研究所の機能は、厚生省の試験研究機関の再構築に伴い新設される国立社会保障・人口問題研究所に引き継がれることとなっております。 委員会におきましては、新設研究所の研究体制、運営方法、情報提供等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して西山委員より本案に反対する旨の意見が述べられまし……
○今井澄君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案は、被用者年金制度の再編成の一環として、既に民営化されている旧公共企業体の共済組合の長期給付事業を厚生年金保険へ統合し、日本たばこ産業共済組合または日本鉄道共済組合の組合員期間を有する者に係る厚生年金保険の年金給付に要する費用の一部に充てるため、年金保険者たる共済組合が厚生年金保険に対して拠出金を納付する制度を創設すること等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、参考人の意見を聴取するとともに、公的年金制度の一……
○今井澄君 ただいま議題となりました歯科医師法の一部を改正する法律案につきまして、厚生委員会を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、歯学・歯科医療技術が進歩し、また、人口の高齢化等を背景に国民の歯科医療ニーズが多様化、高度化していること等に伴い、歯科医師の資質の向上が強く求められております。こうした中で、歯科医師免許取得直後の臨床研修の重要性が増しております。 しかしながら、現行の歯科医師法においては臨床研修に関する規定は設けられておらず、昭和六十二年度から国の予算事業として開始された公私立大学附属病院での期間一年の臨床研修と国立大学附属病院で実施されている臨……
○今井澄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、旅館業の健全な発達を図るとともに、旅館業の分野における高度化、多様化する需要に対応したサービスの提供を促進するため、営業者は、営業の施設の整備及び宿泊に関するサービスの向上等に努めなければならないものとするとともに、国及び地方公共団体は、営業者に対し、必要な資金の確保等の措置を講ずるよう努めようとするものであります。 委員会におきましては、提出者の衆議院厚生委員長から趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしまし……
○今井澄君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、厚生委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、優生保護法の一部を改正する法律案は、現行の優生保護法の目的その他の規定のうち、不良な子孫の出生を防止するという優生思想に基づく部分が障害者に対する差別となっていること等にかんがみ、法律の題名を改めるとともに、目的等所要の規定を整備しようとするものであります。 委員会におきましては、提出者の衆議院厚生委員長から趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本法律案に対し、附帯決議が付されております。 次……
○今井澄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、民主党・新緑風会を代表して、橋本総理並びに関係大臣に質疑を行いますが、前の質疑者との全くの重複を避ける意味で、若干、内容、答弁者を変えさせていただきます。 今回の法改正は、医療保険財政、とりわけ政府管掌保険財政の破綻を避けるためのものとして提案されております。 私どもは、国民皆保険制度が国民の健康や生活を守る上で果たしてきた役割を高く評価し、今後ともこれを維持しなければならないと考えます。したがって、医療保険財政の悪化を放置し、国民皆保険制度の信頼を損ね、制度の崩壊につながるようなことは絶対に避けなければならないと思っております。 ……
○今井澄君 私は、民主党・新緑風会を代表し、橋本総理の所信表明演説に対して、所見を述べ質問をいたします。 第一に、橋本総理の政治倫理に関するお考えについて質問いたします。 このたびの内閣改造大事に際し、ロッキード事件で有罪判決を受けた佐藤孝行氏を入閣させたことについて、橋本総理は、政治により高い倫理性を求める世論の重みに十分思いをいたさなかったことを深く反省すると述べておられますが、世論の反撃を受けなければそのままでよかったと思っておられるのでしょうか。世論の動向にかかわらず、汚職を働き有罪判決を受けた人物を政府の責任ある地位につけることについて、適切でないとは思っておられないのでしょうか……
○今井澄君 私は、民主党・新緑風会を代表して、修正された介護保険関連二法案に賛成する立場から討論を行います。 賛成する第一の理由は、急速な高齢化とそれに伴う要介護者の急増に対して、介護の社会化を進める新たな介護保障システムの導入が極めて急がれているからであります。 日本は、二十一世紀に向け急激な少子・高齢化を迎えております。そして、寝たきりや痴呆などを含む要介護高齢者、虚弱高齢者が、現在でも約二百万人おりますが、二〇二五年には五百二十万人に達すると見込まれております。 そういった中で、在宅の要介護高齢者の介護は主として女性によって担われており、介護者の半数は六十歳以上であり、介護者の負担……
○今井澄君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま提案のありました内閣総理大臣橋本龍太郎君問責決議案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。 平成八年一月、橋本内閣が村山内閣を引き継いで約二年半の月日が過ぎようとしております。橋本内閣が発足したとき、株価は二万三百七十七円でしたが、昨日の寄りつきで一万四千九百四十八円と二七%下降いたしました。為替レートは一ドル百四円であったものが、百四十四円で三八%下落いたしました。失業率は三・四%であったものが、現在は四・一%と二〇%余り悪化しました。これが自民党・橋本内閣の実績であります。 数字は明確に落第の烙印を押しており、橋本総理の政権……
○今井澄君 社会党の今井澄でございます。 同僚議員の皆さんも、また両大臣及び政府委員の皆さんも、閉会中審査、大変御苦労さまでございます。 今回の九月に始まりました閉会中審査の訂頭でも守住委員を初め同僚議員の方からも御指摘がございましたが、この参議院の決算委員会というのは非常に大事な委員会であろうと思いますし、特に参議院の独自性という点からも大事だろうというふうに思います。 ところで、現在、平成四年度、五年度あわせて審査をしているわけですが、笠原委員の前回の御指摘にもありますように、慎重かつ迅速に決算審査を行って直近の予算審議に生かしていかなければならない、そういう我々の使命もあるだろうと……
○今井澄君 午前中、清水委員の方から御質問がありましたATR、新型転換炉の実証炉の建設中止の問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。
私は、今回の中止の決断はよかったというふうに評価しているわけですが、まず最初に長官に、青森県大間町に実証炉の建設計画があったわけですが、今回それが中止されたことについて、その経緯と中止の理由を端的にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、今ATR、いわゆる新型転換炉が申上になったのは、実際にそれを建設し電気を売る側がこれは高過ぎて売れないというか、電事連ですね、それを買う側が高くてとても買えないということがあって経済的な理由から中止された……
○今井澄君 それでは引き続きまして、今度は農林水産省及び林野庁に対して、国有林野事業それから林政に関して御質問を申し上げたいと思います。 日本は大変森林の占める面積の多い国だと言われております。国土の約七割が森林で、そのうちの約三割が国有林で、その国有林は大部分が脊梁山脈と申しますか、最も水源というか高いところにあるわけでありますから、また非常に国有林の役割というのは高いというふうに思っております。その国有林ですけれども、戦後一時期は大変に木材ブームといいますか、とにかく戦前からそうだったと思いますが、切っても切っても足りない、そういうふうな時代があったわけですが、まずは木材価格が下落すると……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび厚生委員長に選任されました今井澄でございます。
本委員会は、社会福祉、医療、年金など国民生活に密接にかかわる重要事項を所管しており、その使命は重大でございます。
委員長といたしましては、委員各位の御支援、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、職員を全うしてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長……
○今井澄君 初めに、森建設大臣、それから池端国土庁長官、御就任おめでとうございます。非常に政務多端の折、御尽力をされ心を砕いておられることに敬意を表したいと思います。 さて、本日の質問に入ります前に、実は九月二十七日のこの決算委員会で、ちょうど科学技術庁の審査であったわけですが、そのとき、ATR、新型転換炉が高くつき過ぎるということで建設中止になった、そのことにまつわって、巨大プロジェクトの見直しの必要性、国費のむだ遣いがあってはならないということを私は申し上げて、そのときに、あわせて高速増殖炉の開発、核燃料サイクルについても見直すべきではないかということを申し上げたんです。 科学技術庁は……
○今井澄君 今井澄でございます。 私は、平成四年度及び平成五年度の予備費及び決算調整資金について質疑をさせていただきます。 それにつきましても、けさほどの質疑の中でもありましたが、大蔵大臣、財政の非常事態宣言を出されるというような中で私も非常に心配をしております。特に、決算調整資金が歴年発生しているところなど非常に問題だと思います。私は先ほどもちょっと与党税調の方の議論にも参加してきたんですが、景気対策ということで税金をまけろまけろという大合唱の中にあるわけで、これで税収はさらに減る。一方で、景気対策であれもやれこれもやれということで歳出が伸びる。一体この差額、要調整額と申しますか、本当に……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。
また、去る十一日、石渡清元君が委員を辞任され、その補欠として高木正明君が選任されました。
また、本日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月一日、戸田邦司君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に釘宮磐君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第三号付添看護廃止……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、栗原君子君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名文員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に朝日俊弘君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたしま……
○今井澄君 私は、きょう二点について御質問したいと思いますが、一つは昨年十二月八日に起きた高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の事故にかかわることですが、この問題につきましては証拠隠しとかいろいろな問題があるわけで、その点もやりたいわけですが、本日は時間がないということが第一。 それから、第二には、決算委員会ですから国民の血税の使い方が適正かどうかという、そういう視点に立って一問だけ科学技術庁長官にお尋ねをしたいと思います。 私はたびたび当委員会でも原発あるいは特に核燃料リサイクルについて御質問を申し上げてきたわけでありますが、平成五年二月二十六日には科学技術特別委員会でも質問を行いまして、昨年九……
○今井澄君 社会民主党の今井澄でございます。 平成六年度決算について、会計検査院が力を入れましたODAについて本日は質問したいと思いますが、それに先立って、緊急の課題であります部落差別撤廃にかかわる問題、いわゆる同和問題について中西総務庁長官にお尋ねしたいと思います。 緊急と申しますのは、去る六月五日に与党の人権と差別問題に関するプロジェクトチームが三項目の合意、法的措置を含むものの合意をいたしまして、六月七日には与党の政策調整会議で確認し、さらに十日には政府・与党首脳連絡会議で報告をし了承された。この問題は法的措置、それから特に来年三月に期限が切れるいわゆる地対財特法にかかわる期限切れの……
○今井澄君 社会民主党の今井澄でございます。 本日は、消費税の問題についてちょっとお尋ねしたいわけですが、その前に、前回の当決算委員会の質疑の続きとして、一カ月前ですので長いのか短いのか、この前質問したことのその後の経過についてお尋ねしたいと思います。 中西総務庁長官から、いわゆる部落解放問題、同和問題でありますけれども、今なお差別の実態が厳しいことから、地対財特法の来年三月の期限切れを控えて、その特定事業に対する財政的、法的措置を講ずるため七月をめどに頑張るということが一つと、もう一つは、教育・啓発に関する法的措置について可及的速やかに一定の姿が見えるようにしたいということ、そして、その……
○今井澄君 社会民主党の今井澄でございます。 本日は各省庁別ということで、ちょっと細かい問題について、金額的にも細かいですし、また手続的にもいろいろ細かいですが、せっかく会計検査院さんが一生懸命やられたことなので質問をさせていただきたいと思います。 まず最初は、外務省のODAをめぐる談合につきましてですが、昨年、平成七年三月二十七日に公正取引委員会から二件の排除勧告が出されております。そのうちの一件につきましては、昨年十月二十五日に取扱商社三十七社に対しまして課徴金納付命令が出され、他の一件についてはことしの三月八日、漁業資材の供給業者に対する課徴金納付命令等、警告が出されております。 ……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十二日、南野知惠子君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君が選任されました。
また、去る一月二十五日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。
また、昨二十一日、塩崎恭久君及び水島裕君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君及び渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、上杉光弘君及び渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として塩崎恭久君及び水島裕君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時二十六分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
平成会所属の委員の出席がありませんので、理事から出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。――平成会所属の委員の出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めます。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、前回に引き続き、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後三時八分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案、らい予防法の廃止に関する法律案及び平成八年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、三案に対する質疑は終局したものと認めます。
これより三案について討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより採決に入……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度とし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時五十八分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、血液製剤によってエイズウイルスに感染され、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨三日、勝木健司君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査のうち、薬害エイズ問題に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として勝木健司君が選任されました。
また、本日、田浦直君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君が選任されました。
【次の発言】 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案及び民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲るこ……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十日、勝木健司君及び常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君及び田浦直君が選任されました。
【次の発言】 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしてしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
廃棄……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。昨十七日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君が選任されました。
また、本日、上山和人君が委員を辞任され、その補欠として萱野茂君が選任されました。
【次の発言】 国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、萱野茂君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。
【次の発言】 社会保障研究所の解散に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十七分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、田浦直君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
また、本日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 時間がオーバーしておりますので、答えは極めて簡潔にお願いいたします。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として田浦直君が選任されました。
また、本日、木暮山人君及び齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君及び竹村泰子君が選任されました。
【次の発言】 社会保障研究所の解散に関する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一日、北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
【次の発言】 去る一日、予算委員会から、本日午後の半日間、平成八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生省所管及び環境衛生金融公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明につきましては既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上をもちまして、平成八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部か改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
厚生年金保険法等の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございません……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨二十九日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時三分休憩
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十日、戸田邦司君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨三日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として都築譲君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、三名の参考人の方々から御意見を聴取することといたしております。
中央大学法学部教授の貝塚啓明君、社会保障制度審議会年金数理部会委員の山本正也君、年金実務センター代表の公文昭夫君、以上の方々でございます。
この際、参考……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、都築譲君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨五日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨十日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として田村秀昭君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査のうち、歯科医師法の一部を改正する法律案に関する件を議題といたします。
本件につきましては、大島慶久君から委員長の手元に歯科医師法の一部を改正する法律案の草案が提出されております。内容はお手元に配付のとおりでございます。
この際、まず提案者から草案の趣旨について説明を聴取いたしま……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨十二日、木暮山人君及び山本保君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君及び西川玲子君が選任されました。
【次の発言】 旅館業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院厚生委員長和田貞夫君から趣旨説明を聴取いたします。和田貞夫君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。――別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御意見……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、本日、高木正明君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として鈴木政二君及び田村秀昭君が選任されました。
【次の発言】 優生保護法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院厚生委員長和田貞夫君から趣旨説明を聴取いたします。和田貞夫君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。――別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御意見……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、鈴木政二君及び田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として高木正明君及び木暮山人君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。
薬害エイズ問題に関する小委員長から委員長のもとに調査報告書が提出されております。
この際、調査報告書の概要につきまして、小委員長から報告を聴取いたします。薬害エイズ問題に関する小委員長釘宮磐君。
【次の発言】 以上で小委員長からの報告の聴取は終わりました。
ただいま小委員長から概要説明のありました調査報告書につきまして……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 最初に、質疑通告はしなかったんですが、冒頭三塚大蔵大臣の方から、平成四年度、五年度にこの参議院の決算委員会及び本会議でも当然議決したわけですが、警告決議について講じた措置の概要のお話がありましたが、私はちょっと不本意なものですから、このことをちょっと申し上げたいと思います。 第一点の行財政改革のことにつきましては、きょうの新聞各紙社説で、なっていないということが出ておりますが、このことは、ここは決算委員会ですから予算委員会等でやっていただくことにいたします。 第二点目なんですが、警告決議の中では、明らかに約二千億円の国費が投入されて、こ……
○今井澄君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成六年度決算外二件に対し、その是認に賛成するとともに、委員長提案の警告決議案に賛成する旨の討論を行います。 まず初めに、次年度決算の国会提出前に平成六年度決算の充実した審議を終了できましたことに対し、委員長を初め関係各位の御尽力に敬意を表します。 さて、平成六年度の財政運営を見ますに、バブル崩壊の長引く影響に対し、当該年度も多額の補正予算を執行しなければならなかったことにより、国債の累積残高が二百兆円にも達したことにつきましては、財政再建の必要性と公共事業の経済効果のバランスの問題等、是認するについても、今後に大きな教……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。時間が限られておりますので、主に行政改革の問題と消費税の問題で質問したいと思います。 十二月八日、日曜日のある新聞の社説にこう書いてあります。当社の「世論調査で、橋本内閣の支持率が五六・五%を記録した。二か月前の調査に比べ、一気に一〇・九ポイントも上昇した。支持理由としては、「政治姿勢を評価」する人が最も多く、評価できる政策では「行政改革」の比率が最高だった。」というふうに書いてあります。そしてその後に、「第二次橋本内閣の発足に合わせるかのように、」、きょう一日議論されておりますように、霞が関の数々の不祥事が起こっている、大蔵省の問題も記憶に……
○今井澄君 秋田の方の御報告をお聞きいたしますと、現金給付というのがかなり出ておりますね。それで、長野県でもそういう議論が出ましたし、そのときの議論はともかく、私どもの県でも非常に山の多い静岡県との境の天竜川の上流の少ないところは人口が三、四百という村がありまして、そういう十何カ町村かの議長会の中でも現金給付という希望が出ているんです。私個人は、結論から言えば現金給付には基本的に今回はしない、すべきでないという考えなんですけれども、秋田県の場合、特にどういう論拠で現金支給をすべきだというふうなことだったんでしょうか。質疑の中なり何かであったら教えていただきたいんですが。
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょう、ずっと議論をお聞きしていまして、特に午前中の議論の中で、興味深い政治家の責任と官僚の責任の問題、アカウンタビリティーの問題や、そういうことで私もぜひこれを論じたいと思いますし、またもう一つ、公的負担率の問題、俗に国民負担率と言われるこの問題の是非の問題もちょっと論じてみたいと思うんですが、やはり与えられた時間の中でちょっと準備してきたものがありますので、まずとりあえずそちらの方からさせていただきたいと思います。 実は、昨年の十一月七日、私の地元ですけれども、長野市の栗田病院という、全くの個人経営なんですけれども、精神科の病院、一般……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。
今の菅野先生の質問に引き続くような形で、援護法における国籍条項の問題について御質問をしたいと思います。
この問題はたびたび本委員会でも取り上げられてきたところでありますが、これもかつて質問としてありましたが、最初に事実関係として、第二次世界大戦で、私は特に朝鮮半島の出身者のことを中心に伺いたいと思います。
日本の軍人・軍属として徴用された朝鮮人、韓国人は何人いたのか、またそのうち戦争で亡くなられた方及び負傷された方は何人いたのか、まず事実関係をお尋ねいたします。
【次の発言】 そうですが。戦傷病者の人数は把握できない。
推測もできない……
○今井澄君 民主党・新緑風会を代表して、平成九年度の厚生省予算に関連して質疑を行いたいと思います。 さて、現在、新ゴールドプランが進行中であり、また衆議院には介護保険法案が提出され、二〇〇〇年からの介護保険制度のスタートが望まれているわけでありますけれども、この新ゴールドプランの進捗状況を厚生省からいただいた数字で見てみますと、大変喜ばしいことにホームヘルパーは平成九年度予算で十五万人を超えるということで約九〇%近く、十七万人目標の九〇%近くとなります。それともう一つ、進んでいるのでは特別養護老人ホームがもう既に二十九万人分の九〇%を超える二十六万二千七百九人分というのがこの予算に計上されて……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私は、先週の金曜日、本会議で質疑をさせていただきました。そこでも申し上げたとおり、そしてまたきょうの質疑の中でも何人もの委員の皆さん方がお話しになっておられますように、今回の改正案というのは財政対策ということが主たる目的であって、抜本改革抜きにこういう対策だけで済むものではないというふうなことがほぼ共通の認識として言われていると思います。 そこで、国民の皆さんも、大変これに関心を持っておられるだけではなく、大変強い反対や不満や心配を持っておられるわけですが、それは今申し上げましたように、現在の医療保険制度、医療制度の中にはいろいろむだとか……
○今井澄君 一昨日、二十七日の質疑に引き続いて、抜本改革の方向に向けて、特に今問題になっておりますお薬のむだをなくすにはどうしたらいいか、また、菅野先生が今取り上げられました出来高払いか定額払いかという医療費の支払い制度の問題についてお尋ねしていきたいと思いますが、その前に一昨日の質疑の中で、またきょうの質疑の中で明らかになってきた現在の修正案自体の問題点ということを最初にちょっと問題にしたいと思います。 けさほど塩崎委員の方からもけさの朝日新聞の一面の記事のことが指摘されました。私も、かねてから小児科のお医者さんから、今度の修正案というのは何日分出したかにかかわらず薬の種類で四百円とか七百……
○今井澄君 二十七日、二十九日に続いて三回目の質疑をさせていただきたいと思います。 これまでは主に薬剤費の問題、薬価の問題、それから支払い制度、出来高払い制の問題等についてやってまいりましたが、本日は高齢者の経済状況、特に高齢者の低所得者への配慮の問題について質疑を行いたいと思います。 その前に、今、菅野先生からもいろいろ質疑があった中で出てきたことでありますが、私どもは衆議院段階で今回のもともとの政府案について少なくとも抜本改革につながるような方向にすべきであるということでいろいろ御意見を申し上げて、その中で健康保険本人を二割負担にするならば家族も三割負担から二割負担に引き下げる方向とか……
○今井澄君 健康保険法等改正案の審議も公聴会を含めてきようで六日目になりますが、大分きょうも興味深い議論が出てきたと思います。国民負担率論争の問題、それから私なんかは非常に興味がある出来高払いと定額制の問題、それからきょうは長瀬計数という、医療費の自己負担をふやすと受診抑制の効果がどうあるかという経験則の大変おもしろいお話をいただきました。 私もそういう議論をしたいところでありますけれども、最初に尾辻先生の方からお話がありました現在の衆議院から回ってきた修正案の欠陥をどう直すかという中で、やはり子供に対する配慮、それから低所得者、高齢の低所得者に対する配慮、これは非常に大事だと思います。私も……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 どうもこの厚生委員会、健康保険制度の改正について、私の前の質疑者の菅野先生と大分、これまでもダブってまいりましたが、きょうもかなりダブります。というのは、私も実は国民負担率ということについて、その言葉や概念等についてお尋ねをしたいと思います。 結論から先に申し上げますと、先ほど総理はこの言葉は国民になじんでいるというふうに言われました。確かに、土光臨調以来どなたも国民負担率という言葉を簡単に使ってしまうわけで、そういう意味ではなじんでいるのかもしれませんが、実はこの言葉は非常に誤解を与えやすい言葉ですし、また概念自体が非常にあいまいだとい……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 ただいま一時間半余りにわたり、牛嶋先生の大変含蓄に富んだ内容の濃い質疑を聞かせていただきまして、私としても大変勉強になりましたし感激をいたしております。 特に今、新ゴールドプランの意義とその作成過程、それから国民の合意をどう得られるか、最後のことにも関連して出たことや、あるいは社会保険方式なるものがいかなる意味を持つのかということについては大変的確な御質問であっただろうというふうに思っております。 実はこういう問題、既に社会保障制度審議会の第二次報告で初めてこの介護保険制度ということが公式の文書に出る、あるいはその前からいろいろ論じられ……
○今井澄君 みなすのではありませんでして、そこに括弧で書いてありますように、「脳死した者の身体」ということで、これは死体であります。イコールであって、みなすものではありません。
【次の発言】 そこのところなんですけれども、これが修正案か独立案かということで先ほどから御意見がございまして、括弧して書いてありますように、それは一定の条件のもとで脳死判定がされた場合は死体であるということで、基本的には中山案を踏襲するものであります。しかし、その背景になる認識として、脳死一般に関しての社会的合意がないというところから、臓器移植を目的とし、しかも二つの条件を満たすという本人の意思、それがあった場合にのみ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は集中審議の二日目ということで、外交、危機管理、それから医療・福祉ということですが、私は時間の関係もあり医療・福祉に絞って質疑をさせていただきたいと思います。 それで、質疑書を用意してきたわけですが、けさからの御議論を伺っていて、どうしても例の国民負担率という言葉についてまた一言申し上げたくなりました。十二月十六日の行財政改革・税制の特別委員会でも申し上げたんですが、先ほど日下部議員が国民負担率という言葉には実は問題があるんだけれどもと、時間がないからその先を言われませんでした。 日下部議員も私と全く同じ気持ちだと思いますが、議事録……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 六人の参考人の方からそれぞれのお立場で非常に貴重な有益な御意見をいただいたわけでありますが、ただ伊藤参考人の言われたことで一つ事実誤認があるので、これは最初に御指摘申し上げておきたいと思うんです。 今、厚生省が都道府県や市町村、主に都道府県などと協議をしながらいろいろ指示を出したりモデル事業をやっている、これは国会軽視のルール違反だというお話がありました。これは、百四十通常国会六月十七日の本厚生委員会の議事録を見ていただければ、そこできちっと私が質疑をいたしまして、大臣の答弁もいただいて、これは介護保険法案が成立するとすれば、二〇〇〇年施……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは朝から浜四津理事、それから山本委員の質疑をお聞きしていまして、非常に内容の濃い、そして私とも問題意識の一致する大変いい質疑が行われたと思いますが、ただその中で印象的であり同時に問題だと思うのは、こういう委員会の質疑の形態やこの法案の問題だと思います。 浜四津理事から指摘された三百を超える政省令に具体的なことをゆだねるような法律が一体本当にいいのか、国会は一体何かということは私も重く受けとめなければならないと思いますし、山本委員からも、選択肢を出すのが役所の仕事なので、国会としてそれをきちっと議論して政策にしていくという、こういう形……
○今井澄君 私は、本日は主として基盤整備について御質問をしたいと思います。 先ほど渡辺委員の方でかなり詳細にされましたのでダブる点は省略していきたいと思いますが、先ほど渡辺委員の御質問に対して厚生大臣が、この基盤整備、新ゴールドプラン達成について不安がある、しかし法律の成立が介護基盤の整備を促進するというふうなことを言われたと思います。 それで、まずその新ゴールドプランの達成率というのが現在必ずしも高くない、むしろ低いんじゃないだろうかというふうに言われていること、それから先ほどの渡辺委員の引用にもありましたように、日経のアンケートによれば完全に達成できるのは本当に二割ちょっとに過ぎないと……
○今井澄君 私は、十月二十三日の質疑で、医療と介護の関係について若干入り口の議論をさせていただきました。前回、宮崎委員の方からかなり詳しい議論があったというふうにお聞きしておりますが、私、たまたまそのときは差しかえでおりませんで、場合によってはちょっと重複することがあるかもしれませんけれども、その点を深めていきたいと思います。 まず、原点に戻りたいと思いますが、介護保険法の第一条、「この法律は、」というところに「医療」という言葉が出てくるわけですね。「入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、」云々、介護保険法第一条で言う「医療」というの……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日はこちらへお世話になって御意見をお聞かせいただきましたけれども、大変参考になっております。特に、現場を踏まえて、例えば介護報酬は地域によって、特性を見て地域格差をつけるべきではないかという御意見とか、例えば上所公述人など低所得者についての具体的な資料を出していただきまして、どういうところに本当に困っておられる、配慮しなければならない人がいるかということについてもお述べいただきまして、大変参考になりました。私どもの審議に生かしていきたいと思います。 さて、私は、いろいろ公述人の皆さん方の御意見にもありますように、将来的にこの介護保障制度……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日私は、介護保険料とそれから低所得者対策についてお尋ねをいたします。厚生省の方にお渡しした質疑とちょっと変えてやりますのでよろしくお願いいたします。 既に昨年の段階で、この介護保険制度が施行される西暦二〇〇〇年のまず最初の年の保険料は平均をすると一人につき二千四百円というふうに言われておりますし、それを毎年改定を避けるために三年平均でとると一人月二千五百円というふうになっておりまして、厚生省のパンフレットにもそういうふうに書いてあって、もう国民は月二千五百円というふうに受け取っていると思います。これはその後経済情勢の変化とかいろいろ、ま……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 大変貴重な御意見を幾つかいただきましてありがとうございました。順次お尋ねしていきたいと思いますが、山本先生も基本的な態度を言われましたので、私も基本的な態度をまず申し上げた上で質疑をさせていただきたいと思います。 何か介護保険は厚生省がつくったようなお話で進められているのは非常に心外でございまして、これは宮崎先生も含めて、私どもかつて与党の時代に一年余りかけてつくってきたもので、もちろんだから満足しているわけでもこれが完全だと思っているわけでもないんです。 一つは、高齢者介護体制の整備が急がれる、そのためには財源を何とかしなければならな……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。これまでに引き続き質疑をさせていただきます。 この間、地方公聴会あるいは本日の中央公聴会の中で、いわゆる民間の皆さん方、例えば住民参加型のサービスをやっている皆さん方とか、あるいは有限会社で訪問看護ステーションをやっておられる方の御意見もお聞きしましたが、そういう営利、非営利を問わず、民間活動を行っている皆さん方が介護保険が施行された場合に対象とされるのかどうか、大変心配をされておられるわけで、その点は情報開示が足りないために無用な心配をされている点も多々あったように思います。 そこで、最初に大臣にお尋ねしたいわけですが、先ほど山本委員から……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは、幾つか質問を多目に準備いたしましたが、時間の関係がありますので、この中の幾つかお願いしたいと思います。 まず最初に、一番最後に準備しました質問、順番は最後ですが、これは過日の審議の中でも申し上げたことですが、要介護認定や介護サービス計画、いわゆるケアプランの策定に当たっては、サービス事業者の意向に左右されてそういう認定や策定が行われないようにする必要がある。とすると、それにかかわる介護支援専門員いわゆるケアマネジャーは、サービス事業者からの独立を担保すべきだと考えますが、その点についての具体策はどのようにお考えでしょうか、大臣に……
○今井澄君 民主党の今井澄でございます。 それでは、参考人に御質問いたしたいと思います。先ほどからのお話を伺っておりましても、感染症との闘いは終わりなき闘いであるという、新興感染症、再興感染症、それと医療側の油断と申しますか、あるいは住民を含めてのそういうこともあって、一つそういうことを感じます。 それからもう一つは、人権侵害の問題ですけれども、これも率直に言えば終わりなき闘いというか、常にやっていかなければならない問題だろうと思いますが、特に人権の問題を考えてみますと、これは幾つかに分けられると思うんです。 一つは、感染症ということで具体的に行動制限をするということ自身の中で注意しなけ……
○今井澄君 公述人の皆様方、本日はどうも御苦労さまです。大変貴重な御意見を伺わせていただきました。 現在、私どもが審議しておりますこの健康保険法等改正案、大変国民的な評判はよくないし、きょうもいろいろ御批判をいただきました。それは確かに自己負担だけふえて本当の抜本改革の姿がなかなか見えないということだろうと思いますが、しかし、それはそれなりに、私ども抜本改革の方向については衆議院でもやり参議院でもやってきているんですが、まことに残念なことに、マスコミはこういうのを報道してくれないんですよね。それですから、また逆に皆様方にもぜひ私どもの議論もお伝えいただきたいと思うんですが、その際に、自己負担……
○今井澄君 私は、今回初めて参加させていただきましたので、あるいはちょっと的外れなことがあるかもしれません。全部は読んでおりませんが、一応、議事録とかこれまで先輩のやられてきたことを拝見した上で発言したいと思います。 今、都築先生も言われたんですけれども、私もやっぱり問題意識として二つあると思うんです。一つはこの国会というものが行政に対してどうあるべきか、どういうことをやったらいいかということだと思うんですが、もう一つは具体的、現実的に非常に問題なのは、二院制下における参議院の独自性の発揮あるいは機能強化という視点からのアプローチというもの、これは忘れてはならないし、これは非常に大事だ。今、……
○今井澄君 先ほどからちょっとこの進め方のことが問題になっているので、これとこのフリーディスカッションの内容というのは私は密接に関連すると思うんですね。先ほど宮澤先生が参議院改革の視点ということを言われました。私も非常に強くそういう視点を持ってこの調査会に参加させていただいております。 前回のフリーディスカッションのときには、武見先生からかなり来年の選挙を意識した非常に印象的な御発言がありました。私も、これはいつまでも行政の監視はいかにあるべきかという一般論とか、それぞれもう考え方が違うのがわかっている中で議論をただやるというのは余りいいことではないと思うんですよ。参議院改革の一環として、き……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。きょうは、大変いろいろ参考になる御意見をありがとうございました。 私の感想としては、きょうの公述人八人でフリーディスカッションをやっていただくのを聞かせていただくと大変おもしろいんじゃないかなと思ったぐらいです。特に今、水島委員も言われましたけれども、雨宮さんの方からは資料四ページの九で具体的にこれだけかかるんだということを出していただいて、これから介護報酬の設定や何かやっていく上で非常に大事だと思います。 認定や要介護度の問題、ポイントはぼけの問題だということはもう明らかになってきているんですね。ぼけ以外のことについては、コンピューターで……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。