このページでは今井澄参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○今井澄君 平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名された後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、今井澄が、副議長に山下栄一君がそれぞれ選任されました。 なお、衆議院におきましては、中山正暉君が協議委員議長に、中井洽君が副議長に選任されました。 両院協議会の初会の議長は、くじにより決することとなっておりますので、開会に先立ち、抽せんを行いました結果、衆議院側協議委員議長の中山正暉君が議長に当選されました。 協議会におきましては、衆議院側の久間章生君から、……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。
本日は、先月出ました人事院勧告及び公務員制度の問題について質問をしたいと思います。
まず最初に、総務庁長官とそれから官房長官にお尋ねしたいと思いますが、八月十二日の人事院勧告を受けて、政府の基本的な姿勢及び取り組みの状況について基本的なことをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 給与関係閣僚会議議長でしょうか、その責任者は官房長官だと思いますが、八月十二日の勧告を受けてその日に開かれたようですが、早期にということですが、その後は開かれておりますでしょうか。
○今井澄君 おはようございます。 いよいよ参議院予算委員会で政府に対する質疑を行うわけでありますが、私は、民主党・新緑風会を代表して、小渕総理初め関係閣僚に質疑を行いたいと思います。 最初に、小渕総理、総理大臣御就任おめでとうございます。大変な状況の中で就任されたということ、ある意味では御同情を申し上げるわけであります。お祝いを申し上げたわけですが、しかし、参議院として、また我が民主党・新緑風会としては、心からのお祝いが申し上げられないことが実は大変残念だと思っております。と申しますのは、御承知のように、本院におきましては、菅直人衆議院議員が百四十二票という圧倒的な差で首班指名を受けたわけ……
○今井澄君 それでは、福山委員に続きまして、関連質疑で質問をさせていただきます。 まず最初に、政界というのは本当に驚くようなことが起こるわけで、しかもその中身が全くわからない、今の自自連立の動きというのは。まさにこれが国民の政治不信を強めているような気もいたしますし、合意事項などということがにぎにぎしく言われながら全く中身が伴わないということで、午前中の質疑でも問題になりましたが、やはり史上最大の景気対策を打ちながらも国民の信頼が得られないというところはそこにあるのではないかと思います。 そこでまず、主として自自連立と消費税のいわゆる福祉目的税化ということについてお尋ねしたいと思うんですが……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 まことに残念ながら、今国会では国民福祉委員会に所属をできませんで、きょうは同僚議員の御理解を得て、また朝日理事の御好意により質疑をさせていただきます。 きょう冒頭に塩崎委員の方からお話がありました。私もこの介護保険法案、あるいはその制度をつくってくる過程から現在、一年後に控えて準備しているところを本当に感慨深く見守っているところであります。 先ほど塩崎委員のお話にもありましたが、現委員長の尾辻委員長も与党の福祉プロジェクトで御一緒に、新ゴールドプラン作成まで含めますと本当に数十回以上にわたって真剣な議論をしてやってきたことを懐かしく思い……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。
国家公務員法等の改正について質問させていただきたいと思います。
今度のこの改正による高齢者再任用制度につきましては、既に総務庁長官から提案理由説明をお伺いしておりますし、今の岡委員の質疑の中にも出てきましたが、改めて今度は人事院総裁に、この高齢者再任用制度の目的と社会的意義、これは何なのか簡潔にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 これから、中央省庁の再編等いろいろ行政改革が進むわけです。その中で、特定独立法人という制度が出てくるというふうにお聞きしているんですが、その職員の取り扱いはどうなるんでしょうか。
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私は、大きな問題二つについて、時間が大分短くなりましたが、質問いたします。(図表掲示) お配りしました資料の一枚目、今パネルで示しておりますが、これは政府の減税案、そして私ども民主党が提出しております減税案及び子育て支援手当案、そして現在の税制等であります。この緑色でかいたのが政府の減税案です。この政府の減税案は、最高税率を五〇%から三七%に減らすというものであります。お金持ちの人、所得の多い人の最高税率を減らすということ、結果的に八百万円以下が現在の特別減税の状態に比べると増税になるということがたびたび指摘されておりますが、このことにつ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 参議院の本予算委員会も大詰めを迎えまして、いよいよ締めくくり総括質疑となりました。世上では、ことしは史上最速の予算の通過が見込まれる、こういうことが言われているわけでありますが、そういった中で、参議院の予算委員会は、過去十年あるいは十一年を振り返ってみますと、一番長かったのが九十四時間。それを超える質疑時間を現在確保しつつありますし、各般にわたって大変広い範囲の質疑が行われてきたというふうに思っております。 その中で、幾つか新しい問題も出てきましたが、しかし一方でなかなか質疑が深まらなかったという点もあると思うんです。例えば金融問題では、……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本予算委員会が開催されたのが先週の金曜日、十六日でしたが、この十六日以降さまざまなことが起こりました。一つは九九年度の経済白書が閣議了承されて発表されたことでありますし、また厚生省の方からは九八年の国民生活基礎調査が発表されました。また、民間では朝日新聞社の社会保障制度についての世論調査も発表されております。もう一つ、介護保険制度についての厚生大臣の答弁をめぐっての自民、自由両党間での何かあつれきが起こっているようであります。さらにもう一つ、堺屋長官が補正予算審議のこのさなかに、昨日ですか、公共事業を中心とした五兆円規模の第二次補正予算に言……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 厚生大臣には御就任おめでとうと申しますか、非常に大変な時期にむしろ大変御苦労さまなことだと思います。 きょうは介護保険の集中審議ということですが、この介護保険について見ますと、これは実施までにできるだけ準備の時間をとりたいということで、平成八年の通常国会に、当時の与党三党、連立の与党が通常国会に出そうと思って頑張ったわけです。ついに出せないで臨時国会になったわけですが、そのとき最後に与党三党でワーキングチームをつくったことを覚えておられると思います。大臣もメンバーのお一人、私もメンバーの一人、そういう立場で一生懸命つくってきたことを見ると……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 前回の介護の集中審議で十分質疑できなかったこともありますので、そのことを含めて本日もまた質疑をさせていただきたいと思います。 最初に、厚生大臣、大丈夫でしょうか、何か大変痛々しい格好であらわれましたが。私どもは、一応政府委員制度の廃止という大きな今国会の意義を踏まえて、基本的には政治家同士の討論ということで大臣、政務次官等にお願いしたいと思っているわけですが、やはりお互いに健康ということが第一、特にこの委員会でありますから、もしぐあいが悪いことがあったら言っていただければ、私の方もそれを配慮して質疑をさせていただきたい……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 質問を始める前に、先ほどの同僚の角田議員と警察庁長官のやりとりを聞いていて、また保利国家公安委員長の、国民の気持ちは納得しないだろうと。 私は学生運動をやっていて六回逮捕された経験があります。逮捕されると二泊三日、その後勾留が延長になって、警察の留置場段階で二十三日まで入れられるんですよね。板の間で毛布をかぶって二十三日間。この入れられる理由が罪証隠滅、証拠隠滅のおそれがあるからですよ。大勢逮捕されたときだって、決して同じ警察署には入れない、同じ警察署に入っても房は別にする、一緒になって話そうとすると禁ずる、こういうことをやって、警察は嫌……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 先日の大臣の所信をお聞きいたしまして、本日は一般的質疑ということで社会保障制度全般についてお尋ねをしたいと思いますが、きょうの朝刊あるいはきのうの夕刊あたりからいろいろ情勢の変化もありますので、大臣の方にお知らせしてある質疑の順番をちょっと変えて御質問をさせていただきたいと思います。 まず、昨日、医療審議会がありまして、医療法改正に係る答申が出されました。それで、けさの各新聞を見ますと、とにかくこういうことではいけないんじゃないかという報道が目立ちます。これは皆さんお読みになっていると思いますけれども、医療改革が大幅におくれる、あるいは抜……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 一昨日の一般質疑に引き続き、本日からの年金審議、まず総論的なことをお尋ねさせていただきたいと思います。 厚生大臣、お答えの方、座ってということですので私も座ってさせていただきますが、その前に、大臣、先ほどの、これは質疑者が政府参考人を指名されたのならそれはいたし方ないことかもしれませんけれども、基本的な方針、政策にかかわるようなことは大臣みずから御答弁をされた方が私はいいんじゃないかと思うんですよ。先ほど、私、やじを飛ばしましたけれども、このことだけちょっと立って言わせていただきます。 それは、確かに私も厚生省の官僚の皆さんと長いおつき……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 年金問題について、前々回に引き続き二回目の質疑をさせていただきます。自民党さんの御出席が余りよくないようですが、おいおい集まってまいりますかね。 最近、新聞にもこの年金の問題、きょうも読売新聞に大きく二面にわたって「揺らぐ「国民皆年金」制度」ということで非常に大きなあれが出ていましたし、それから東京新聞では土曜日に「夫婦で一千万円も減る天下の悪法」という題で出ておりました。非常に国民が関心を寄せているものであって、これはきちっと審議しなければならないと思うんですが、貴重な時間の中で、年金の審議でありながら、きょうは最初……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は予算の委嘱審査ということで、少し国家財政、経済、景気との関係で厚生省の予算、社会保障についての質問をさせていただきたいと思っております。 一昨日、昨年の十月から十二月期の国民所得統計速報、いわゆるQEが発表されたわけで、二期連続のマイナス、前期比マイナス一・四%、年率に直すとマイナス五・五%ということが発表されたわけで、一方で、小渕内閣の公約である一九九九年度〇・六%のプラス成長ということも果たして大丈夫なんだろうかと、こういうことが言われているわけです。 ところが一方、これは各新聞の社説がずっとこの問題を取り上げておりまして、非……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 年金についていろいろ議論することがあるのできょうはあれですが、大臣、きょう発売の「週刊朝日」で福島県の病院との疑惑が取りざたされておりますし、「噂の真相」という雑誌の今発売されているものにも何かちょっと書かれているようですが、国民の安心を預かる厚生大臣にもしそういうことがあるとすれば大変問題だと思いますので、きょうは年金の質疑に集中したいと思いますし、これはいずれまた調査をして、必要があれば質疑をさせていただきたいと思います。 さて、繰り上げ支給の減額率の件を前回も議論させていただきましたが、資料要求に対してけさほど厚生省から資料をいただ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございますが、本日またこの特例法案についても質疑をさせていただきたいと思います。 大臣にお尋ねしたいのですが、年金関連三法それから共済四法を含めて、私たちの目から見ますと強行採決をされたわけでありますけれども、そちらの方では給付水準を下げる、あるいは支給開始年齢をさらに引き延ばすという、こういう国民に大変苦痛を強いる法案の採決を強行しておきながら、今回は消費者物価の下がり方が〇・三だということで、少ないということを理由に年金額は切り下げないという、そういう片一方で非常に厳しいむちを当てながら、ちょびっとしたあめのかけらと申しますか、あめ玉の回りについてい……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日議題になっております法律案につきましては、大変いいことであり、遅きに失したということもないんですけれども、速やかに成立させて、年金の二重払いがなくなる、こういうふうにしていくことは大変いいことだと思っているわけです。 ところが、日本はようやくことしドイツとの協定が発効したわけですね。これは二年前に協定を結んで、これで二カ国目だと。調べてみますと、諸外国、特に欧米諸国は一番少ないアメリカでも十七カ国と結んでいて、そのほかでは二十カ国とか三十カ国とか、フランスなどは四十六カ国と結んでいる、そういう状況にあるわけです。 日本がこういうふう……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 児童手当の改正問題について質疑をさせていただきたいと思います。 私どもは、御承知のとおり、昨年の通常国会に税制改正に伴って扶養控除の廃止を全面的に行うと同時に、児童手当を十八歳あるいは二十三歳まで一部含めて拡充するという案を出したわけであります。そういう観点から、年少扶養控除を廃止して児童手当を拡充する、こういう基本的な方向はむしろ我が党の方針であるわけであります。 しかしながら、今回の案にはどうしても賛成することができないんです。それは、今回の案というのが非常に小手先の中途半端な案だということ、しかも一部負担増になる人まで出てくる、そ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私どもは、今回の改正案には反対しております。それは、児童手当の拡充に反対しているのではなくて、実は昨年の通常国会には、所得減税とあわせて扶養控除を全廃する、そのかわり児童手当を十八歳ないし二十三歳までに拡充するという案を出したわけなんですが、今回のは余りにも不徹底。先ほどのお話にもありましたが、朝令暮改であるし、不徹底であるし、逆に増税になってくる人たちもいるという矛盾があるという意味で、抜本的な見直しをすべきであるという意味で反対しているわけです。 それはそれとして、私どもも児童手当の拡充、そしてどちらかというと税制での手当てよりは現金……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは総論的なことについて少し質問させていただきたいと思います。 というのは、今度の社会福祉事業法等の改正案、なかなか具体的に姿が見えてこないんですね。一体我々が何を審議して、この法改正で何を我々が認めるのか認めないのかということについてなかなか見えてこない。そこで、全体像の中で今回、一体我々が何を今やっているのかということについて、大臣あるいは政務次官のお考えをお聞きしながらやっていきたいと思います。 その第一は、前回の質疑で入澤委員が、基礎構造改革とは何だ、基礎構造とはそもそも何なんだという、その辺がちょっとあ……
○今井澄君 残されたわずかの時間にちょっと確認的な質問をさせていただきたいと思いますが、今の堀委員の質問に引き続いてひとつお願いがあるんです。今度小規模作業所が法人格を取れるわけですが、それはその小規模のよさもあるわけですが、やがてそういうところがいろいろな複合的な事業をやっていくということもあるわけですので、そういう意味でもこの法人格の今後の発展の糸口になるような、そういうことも考えておいていただきたいと思います。 さて、私が確認したいのは、もう何人もから出ましたし、私も質問しましたが、やっぱり今度の法改正で一番心配なのは負担の問題なんですね。お金が減らされるんじゃないか、公的責任が後退す……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 ただいま議題となりました法律案等について質疑をさせていただきます。 まず最初に、厚生大臣にお伺いしたいんですが、一九九七年の九月一日からこの薬剤費の一部自己負担、私はこれを薬剤数による別途自己負担というふうに呼んでいるわけでありますけれども、こういう制度が導入されて別途負担を徴収するようになった。そもそも自己負担の中で薬剤費は負担してきているわけですね、これまでも。それのほかに、さらに薬剤の数によって負担を徴収するその根拠、また、薬剤数が一剤だと負担しなくていい、二剤、三剤だと一日につき三十円と、こう段階を設けてやって……
○委員以外の議員(今井澄君) ただいま議題となりました平和条約国籍離脱者等である戦傷病者等に対する特別障害給付金等の支給に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 第二次世界大戦においては、二十四万人を超える朝鮮半島出身の方々が旧日本軍の軍人軍属等として軍務に服し、多数の方が戦死されたり戦傷病を負われました。 戦後、日本人の軍人軍属等であった戦没者の遺族及び戦傷病者に対しては、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の制定や軍人恩給の復活により、年金または一時金が支給されております。 しかしながら、それらの法律は日本国籍を要件としています。しかも、例えば在日の韓国人……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 厚生行政、社会保障制度の全般が非常に大変な時期に大臣、政務次官に就任されましたお二人の先生には本当に御苦労さまでございますと、お祝いよりもむしろ、非常に大変な時期に大変なお仕事を引き受けられたということで、まず、同情というのはおかしいんですけれども、一緒に頑張らせていただきたいと思って、そういう意味ではある意味のエールを送りたいと思っております。 さて、私は質問の順番を変えまして、今お二人の先生から長崎の原爆被爆地の健康診断特例区域の拡大の問題が出ましたので、私も実はこの質問を準備してまいりましたので、続けてやらせていただきたいと思います……
○今井澄君 おはようございます。 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日、一般質疑の冒頭を私が担当させていただきましたが、去る二十四日、例の総理大臣の私的諮問機関である社会保障の在り方に関する有識者会議が報告書を出されて、二十七日に総理に手渡されたと聞いておりますが、私も早速それを入手して読ませていただきました。津島大臣もこの有識者会議のメンバーでいらっしゃるわけですが、まずこの報告をどのように評価されるかお聞きしたいと思います。あわせて、点数をつけるとすれば百点満点で何点かということをお尋ねしたいんです。 委員の一人で有識者の一人でもあった堀田力さんは四十点ということをさる新聞紙……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日、六十分いただきまして、もう質問をすることがたくさんあるんですけれども、まず総論的なことからお願いをしたいと思います。 この間、抜本改革ということが随分言われております。さきの九日の委員会でも、入澤委員を初め多くの先生方、委員の皆さんから抜本改革とは何ぞやというふうなことについての御質疑があったと思いますし、私どもも今回の健保法、医療法については、もちろん前進の面があることは認めつつも、抜本改革がないままにこそく的に自己負担をふやしたり、こそく的に何かを変えたりする、むしろ抜本改革の障害になるんじゃないかということで実は反対の態度を現……
○今井澄君 参考人の皆さんにはいろいろ御意見をありがとうございました。それぞれがそれぞれの分野のことをお話しいただいて、それで全体像がある程度できたような気がします。それほど医療というのは多岐にわたるものですし、今度の医療法改正もそれだけ多くの内容を含んでいることだと思います。 時間が十分しかありませんので、私は極めて絞って、二つほど絞って質問させていただきたいと思うんですが、先ほど水野参考人からお話がありましたように、十年ぐらいたてば病院というのは急性期病床中心になっていくだろうと。もちろん若干のリハビリ病院や慢性期病院はあるでしょうけれども、私も、入院施設というのは、入院しなければ治らな……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 これから質疑をさせていただきますが、どうも私も非常に恥ずかしいことにちょっと風邪を引いてしまいまして、昔だと風邪を引くなんてめったになかったんですが、やはり年をとってきますと健康に気をつけなければならないなと痛感しております。こんな風邪を引きながら余り偉そうな質問もできないかもしれませんが、我が身を反省しつつ質問させていただきたいと思います。 私は、きょうは主としてこの間の議論で出てまいりました二〇〇二年度、平成十四年度までには抜本改革の案を出すというその中身の高齢者医療制度の問題を中心にやりたいと思うんですが、そのほ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は森総理にお越しいただきまして、国民生活に重大な影響のある健保法等、それから医療法等の改正案に関連して質疑をさせていただきたいと思います。 不覚にもちょっと風邪を引きまして、まだ治り切らないので、お聞き苦しい点があることをお許しいただきたいと思います。 現在、この医療の問題、大変厳しい議論がされているわけでありますが、医療に限らず、年金、介護あるいは子育て支援の問題、また一方で雇用の問題もありますが、この社会保障全体についての国民の不安というのは非常に高まっているわけであります。 そこで、私どももいろいろな提案をしているわけであり……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 ただいま議題となっております憲章及び条約の締結に関して承認を求めることについては、内容的には承認すべきものだろうというふうに考えておりますが、そういう立場に立ちながら、何点かお尋ねしたいと思います。 今、森山委員の方からも質問のあったことですが、一九九四年の京都の改正と一九九八年のミネアポリスの改正、一括して今、締結の承認を求められているわけですが、一連のものといえば一連のものですし、一九九四年の方がどちらかというと組織問題、スムーズに組織運営をするためということですから、前段階といえば確かにそうは理解できるわけですけれども、それにしても……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 後ほど目下の非常に重大な案件について質疑させていただきますが、とりあえず三協定について質問させていただきます。 外務大臣は、コーヒーはお好きですか。私もコーヒー大好きで、とにかくまず起きるとコーヒーを自分で入れるところから一日が始まるので、今度のこの三協定のうち特にコーヒー協定については関心を持って勉強させていただきました。もうこれだけでいろいろ議論をすると一時間やそこらかかりそうなぐらいおもしろい。イスラムから始まってどういうふうにしてヨーロッパに入っていったか、またヨーロッパがその植民地で栽培をさせていった歴史とか、それからヨーロッパ……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は、社会保障改革とそれから一年を経過しました介護保険制度、この問題を中心に質疑をさせていただきます。 最初に、ただいま武見委員の大変示唆に富む内容のある質疑を聞かせていただいたんですが、何点か私もこれをお聞きして感じたことがあるんですが、まず一点、用語の問題なんですけれども、私はちょっと英語が弱いものですから、武見先生が別の場所で御提起されたのをニュースでたまたま拝見しまして、はっと思ったんですが、きょう重ねてお聞きしまして、やはり今国際化の時代、非常に国際的にこういう議論をする時代になっていますね。しかも、日本は……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 これからの質疑、うちの菅幹事長も言っておりますように、私どもはあれこれ揚げ足とったり足を引っ張るつもりはないんですよ。むしろ、民主党は改革のためにつくった党なんですよね。いろいろ内部で不一致があるじゃないかなんか言われながら、改革のためにつくった。そしてその改革は、自民党政治を終わらせなければだめだということでやっているんですよね。そういう視点から私は、菅幹事長の言葉をかりれば、足を引っ張るんじゃなくて頭を引っ張るという形で、できることであれば一緒に改革をやりたいという立場から質疑をします。 特に、党の立場だけではなく、私は懐かしく思い出……
○今井澄君 民主党の今井澄です。 二点お尋ねしたいんですが、確かに二国間にしろ多国間にしろ平和な体制を築いていく上で大事なことは、不信感の増幅とか知らないことによる疑心暗鬼の増幅とか、こういう悪循環を断ち切る意味で、先ほどもチャンネルをつくることの重要性の御指摘があったと思います。先ほどのお話の中で、一つはODAとかさらに推し進めれば経済制裁の問題があると思うんですけれども、ODA三原則でしたか、核、人権、何とかといろいろある。私もあの辺についてはもう少し柔軟にやった方がいいんじゃないかとかねがね思っていました。 例えば経済制裁に至っては、確かにその国の経済が危機的になることによって指導体……
○今井澄君 きょうはどうもありがとうございました。 私は、先生の柔軟的関与政策、大変すばらしいお考えだと思いますし、特にその中で軸を決めて上あるいは下に修正していくというのは、我が国のようにまことに残念ながらきちっとした外交政策の軸を持っていない国に対する大変大きな示唆だというふうに思っております。 さて、その上で二点、私はお聞きしたいんです。 一つは、九四年の米朝枠組み合意、これを北朝鮮側が守ることを前提として先生のお考えもあると思うんですが、北朝鮮がこの枠組み合意を守ったままやっていこう、ひいては核開発を断念しよう、放棄してもいいというふうな形で、先生の言われるそういう段階を追っての……
○今井澄君 いろいろお話を聞いていてもういいかなとは思ったんですが、御指名をいただきましたので発言させていただきます。 先ほどの重村さんの御発言でちょっと気になることがありました。今後日本がどうすべきかということに関連して、核開発あるいはミサイル開発、こういうものに強い警告を出すべきだ、それでもしそういうことをやるならば国交正常化しないというふうなメッセージを送るべきだというお話だったんですが、それはちょっと誤解を受けるような発言だったんじゃないかなと私は実は思っております。 先ほどからのお話の中でも、やはり北朝鮮というのは、少なくとも今の世界のいわゆる社会主義と言われる国を含めて、中国と……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは、公述人の皆様方にはお忙しいところ、しかも突然日程が決まってお願いをしまして、本当に御迷惑をおかけしました。ありがとうございました。 では、私も座って質問をさせていただきます。 最初に、ちょっと感想も含めて申し上げますが、最後に山崎公述人からお話があったこと、私もそのとおりだろうと思います。今ここにかかっている年金法案は、要するにサラリーマンの年金をどうするかという話であって、国民皆年金と名乗っている年金全体についてほとんど抜本的あるいは根本的な問題がないと、私はここが一番問題だと思うんです。 実は、私は基礎年金の税方式論者で……
○今井澄君 三人の参考人の皆様方には本当に有益なお話をありがとうございました。 それで、今もう大分私のお聞きしたいことも質疑の中で出てきたんですけれども、国連というのに私どもはかなり大きな期待をしているけれども、現実にはなかなかうまくいっていないと、さっき山本理事の方からもそういうお話があったんですが、にもかかわらず、私どもは世界の平和と世界の人々の幸せのために、よりどころとして国連というものの改革を通じて、もちろんそれ以外にもいろんな組織があるわけですが、やはりそこに希望をつないでいきたいと思うんですね。 だから、そういう意味では、よきにつけあしきにつけ今国連を動かしている中心が安保理だ……
○今井澄君 今井でございます。 きょうはまた非常にユニークな御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。前回のことは言う必要は、言ってもしようがないと思うんですけれども、前回はどちらかというとちょっと均一だったので、きょうは大変勉強になりました。 それで、三人の参考人にそれぞれお尋ねをしたいんですが、枝村参考人、あらかじめ配られました「冷戦後の世界とこころの外交」というのを読ませていただいて、大変おもしろいなというふうに思いました。 やはり外交というのは、長い間のそれぞれ情勢の変化していく中での国と国とのおつき合いですし、国民同士のおつき合いということが背景にあるわけですから、……
○今井澄君 私は、安保理の常任理事国入りの問題を中心に意見を述べさせていただきます。 まず最初に、二十一世紀初頭に当たって、これはもうある意味で常識的なことだと思うんですけれども、二十世紀の反省に立って二十一世紀はどうあるべきかということでやっぱり国連のあり方、国連改革についても考え直すと。 夢ばかり言ってもなかなかそうはいかないという現実あるいは過去の繰り返しだったわけですけれども、やっぱり世紀の変わり目というのは、ある意味でいったら、だからこそこれからはこうあるべきだという視点に立って考えるべきいいチャンスだと思います。そういう意味では、まさに国連がつくられたのは平和のためにつくられた……
○今井澄君 済みません、ほかに手を挙げておられる方がいたように思うので、後の方でもよかったんですが。 外交問題、そして当然のことながら防衛問題が含まれてくるこの分野というのは、やはりこういう超党派の議論ではなかなか難しいところだと思うんですね。私も、おととい予算委員会で質疑をさせていただいたときに、あの場でも申し上げたんですが、事社会保障問題に関しては私は小泉さんとは大体同じ考えを持つ改革派だと思っていたんですが、何で去年ああいう態度をとられたのか聞いたら、野党とは外交、防衛の方針が違うから、政策が違うからだと言われまして、これはかなり溝が深いなと思ったんです。 それはそれとして、そういう……
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