このページでは野間赳参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○野間赳君 自民党の野間と申します。当委員会での発言は初めてでございますので、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 環境問題は今や世界人類が国家、地域、文化、歴史などの違いを乗り越えて力を合わせて取り組むべき国際社会の最重要課題となっております。現に、昨年六月にはブラジルのリオで地球サミットがあのように開催をされまして、世界人類が地球環境の保全を図っていくための行動原則でありますリオ宣言や、二十一世紀に向けての行動計画でありますアジェンダ21が採択をされました。また、気候変動や生物多様性の問題に関します条約を初めといたしまして数々の成果も得られたものであります。このように、地球環境……
○野間赳君 地球の温暖化、オゾン層の破壊、海洋汚染、熱帯雨林の減少、野生生物の種の減少などの地球環境問題は、世界の経済社会活動が相互依存の関係を強めながら高度化する中で顕在化してきた人類の課題であり、先進国である我が国は、その原因と影響の両面で大きなかかわりを有する地球環境保全について、その対処方針を世界に対して明らかにしていくことが極めて重要であると考えます。七月には東京で先進国首脳会議が開かれます。このような場におきまして、我が国の地球環境保全への決意を基本法の制定という形で明らかにすることは、地球環境保全に対して我が国がリーダーシップをとっていく上でまことに意義のあることであると考えます……
○野間赳君 関連質問といたしまして、農業生産法人のことにつきましてお尋ねをさせていただきたいと思います。
農業生産法人は昭和三十七年の農地法改正によって創設をされたものでありまして、我がふるさと愛媛県でも相当数の法人が設立をされました。現在の農業生産法人の状況をまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、愛媛県宇和町で酪農を行っております農業生産法人の問題について具体的にお尋ねをさせていただきます。
この法人は、構成員四名の有限会社でありますが、平成四年に一人が脱退をいたしまして、酪農専門学校を卒業いたしました意欲のある青年後継者がその持ち分譲渡を受けようといたしましたが、持……
○野間赳君 まず、昨年一年間、私も環境特別委員会に所属をさせていただいておりまして、広中長官には理事のお立場で何かと御指導をいただいてまいりましたが、このたび長官に御就任をなされまして、大いに期待を寄せているところでございます。ひとつ大いに頑張っていただきたいと思います。 それでは、まず、今日の我が国の環境行政を見ましたときに、戦後の高度経済成長の中で各種の思わぬ公害の発生から始まっておるわけでありますが、昭和四十二年に公害対策基本法が制定、翌四十三年大気汚染防止法、四十四年公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法と続けて制定をされてまいりました。昭和四十五年に公害対策本部が設置をされて、……
○野間赳君 野間と申します。本日の最後の質疑ということでありますが、各委員よりるる質疑がなされておるわけでありますが、私は視点を変えましてお尋ねをさせていただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 私は四国の愛媛県今治市の出身の者でございます。ここは造船、海運、繊維、タオル、そういった中小企業の集積をされたところであるわけでありまして、今日の不況の真っただ中に立たされておるというような地域ではないかと思っております。従来の不況は、なべ底景気から始まりまして、大体循環的な不況でありますから十二カ月、一年前後で景気の回復の見通しが立っておったと私は考えております。し……
○野間赳君 時間も経過をいたしておりますので、石川参考人に一点だけお教えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
輸入対策で大変御苦労をなされておられますが、原産国表示をどのようにお考えになられておられますか。また、現状がどういうことになっておりますか。メード・イン・チャイナであるとか、メード・イン・ジャパンであるとかいう、そういう原産国表示というのがありますが、そういうものは余り製品の中につかないんですか。
【次の発言】 現状はそういうことで、輸出入できておると。
○野間赳君 この法律は国民生活に密着をいたしました水道水に関するものでありまして、ふだん私たち各家庭で蛇口をひねると、そのままで安くてうまい安全な水を口にすることができるのであります。そして、それを当然のこととして日常我々は生活をいたしております。ところが、近年家庭用浄水器やボトルウオーターが急激に伸び、普及をいたしてまいっております。このことは、少々高くてもよりおいしいより安全な水を国民が求めているあらわれではないかと感じております。 一昨年十二月、水道水質基準が大幅に拡充強化をされました。そこで新しい基準も制定されたわけでありますが、実際に水道水の水質の現状、どのような状況であるか、その……
○野間赳君 環境庁の方にお尋ねが後ほどございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 本法は、オゾン層の保護のためのウィーン条約及びオゾン層破壊をいたします物質に関するモントリオール議定書を一九八七年九月に採択をしたのを受けまして、翌八八年五月に制定をなされたものであります。また、一九九〇年六月にモントリオール議定書が改定されましたのを受けまして、翌年九一年三月に法律の改正が行われまして、規制対象物質が追加されたのであります。 そうして今回は、一九九二年十一月に採択をされました議定書の改定に伴いまして規制対象物質の追加変更を主眼といたしました法改正であると思っております。 しかし、今回……
○野間赳君 大臣初め皆様方には夜分大変御苦労さまでございます。 まず、ガス事業法に関します質問の前に、現在の我が国の置かれておりますエネルギー事情につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 我が国は狭い国土の中で産業、経済、また豊かな生活を求めて発展をいたしてまいったわけでありますが、そういうふうな中でエネルギーの問題は大変重要な役割を果たしてきた問題であったと私は思います。しかしながら、そのエネルギー資源の大半は外国に依存せざるを得ないという我が国であったわけでございますので、今日の我が国が置かれております第一次エネルギーの状態、また需要家、消費に直接関係のあります最終エネルギーの状況な……
○野間赳君 野間赳と申します。外務委員会では初めての質問でございますので、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、米朝交渉につきましてお尋ねを申し上げたいと思います。 昨年の六月二日からという米朝交渉でありましたので、一年五カ月ということにわたります。米国と朝鮮民主主義人民共和国との交渉の結果、今月の二十一日に核問題に関します包括合意文書の調印にこぎつけることになったのであります。 この合意文書には、重要問題の決着の先送り等多くの問題点も含まれておるわけでありますが、北朝鮮の黒鉛減速炉の凍結、解体とNPTへの復帰、IAEAとの保障措置協定の全面的な遵守、同国への軽水炉建設支……
○野間赳君 自民党の野間赳でございますが、よろしくお願いを申し上げます。 日米包括協議につきましては、ことしの二月に細川元総理とクリントン大統領との会談が大人の関係ということで決裂をいたしまして以来、再開をされなかったのでありますが、七月のナポリ・サミットにおける村山総理とクリントン大統領との会談の結果を受けまして本格的な交渉が再開をされました。今月初めに、河野外務大臣、橋本通産大臣の御努力によりまして、政府調達、保険、板ガラスの三分野につきまして一応の決着を見ましたことは、日米の信頼関係にとりまして大変喜ばしいことであると思っております。 しかし、問題がここまでこじれてまいりましたのは、……
○野間赳君 まず、熱帯木材協定につきましてお尋ねを申し上げたいと思います。 私は、かつて製材業をやっておったことがございます。戦後、戦災復興で山の木を切りまして住宅を建設していきまして、日本の山は相当木材が減ってまいりました。また、山が荒れてきたという傾向になってきたかと私は思っております。その後、輸入木材に依存をしてやっていかなければならないというようなことで、製材の機械を大型のものにやりかえていかなければならない、また木材を載せます台車をかえていかなければならない、そういうふうなことで近代化資金を導入してそういうふうな設備を改善していったのでございます。今日ではそういうふうな業務はやめて……
○野間赳君 油によります汚染事件に関しましては、これまで海洋汚染を防止するための包括的な規制を内容といたしますいわば予防的なMARPOL条約と、去年の国会で承認をいたしました事後の賠償につきましての条約とも言えます責任条約及び基金条約があるわけであります。それらに比べまして、本条約は予防と事後賠償との中間的なものであると思っております。初期行動について各国がいかに協力をしていくかということが定められておるものであると思います。今回の大震災を見ましたときにも、初動の対応ということがいかに重要であるかということが明らかなのでありますが、これまで今回の条約のような国際協力の枠組みが定められていなかっ……
○野間赳君 おはようございます。 まず、質問に先立ちまして、去る一月十七日に発生をいたしました阪神・淡路大震災においてお亡くなりになられました五千四百余の方々、その御遺族に対しまして衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災をなされました、また今なお避難生活をやむなく強いられておられます皆様方に心からまずお見舞いを申し上げたいと存じます。 地震が発生いたしまして一カ月が経過をいたすことになりましたが、少しずつではありますが明るさを取り戻しつつある、こういう状況でなかろうかと考えております。しかしながら、復興への道のりというのはこれから長いものであるわけでありまして、懸命に努力をして我々も頑張……
○野間赳君 野間と申します。 きょうは、両先生の御公述をいただきまして大変にありがとうございました。 それでは、まず大熊公述人に対してお尋ねを申し上げたいと存じます。 先生はジャーナリストとして各方面で御活躍になられまして、身をもって御体験をなされたお話をきょうこのようにかいつまんで開陳をちょうだいいたしたわけでございますが、今日、日本が抱えております問題、いろいろ大変な問題があるわ付でございますが、最も身近な問題といたしまして高齢化社会の問題がここに大きく横たわっておると私は考えます。 その中で、特に約七十万人とも言われます痴呆性の御老人の皆様方が大変私も気になっておることの一つでご……
○野間赳君 野間赳と申します。 本日は中西先生、大宮先生、大変御苦労さまでございました。ただいまそれぞれのお立場で貴重な御意見をお聞かせいただきまして、大変にありがたく思っております。 それでは、まず中西公述人さんにお尋ねを申し上げたいと思います。 お話にも出てまいっておりましたが、近年のアジアの発展というのは大変目覚ましいものがあるわけでありまして、これからの国際情勢、外交を語るときにはアジアを抜きにしては考えにくいということでなかろうかと私は思っております。 日本は日米安保体制のもとで親密に日米関係を基軸とした外交を展開してまいりまして、今日の日本、誤りのない発展をしてきたと思って……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。