このページでは但馬久美参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○但馬久美君 私は、公明を代表いたしまして、ただいま議題となりました中央省庁等改革基本法案につきまして、総理並びに関係大臣に若干の質問をさせていただきます。 さて、世界が本格的な大競争時代へと向かっている中、日本を取り巻く内外の状況も大きく変転しています。その激変する政治、経済、社会環境に的確に対処するため、制度疲労の著しい中央集権型社会システムを根底から改革することができなければ、二十一世紀の日本の健全な発展は極めて困難になるのではないかと私は心配いたしております。 バブルがはじけて七年も経過しているのに、いまだに不良債権の問題は解決していなく、行政改革も一向に進展していません。そればか……
○但馬久美君 平成会の但馬久美でございます。 本日の委員会は平成七年度の締めくくり総括第一日目ということで、私は初めてこの決算委員会で質疑をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 林野事業のことをきょうは質問させていただきます。 まず、十年度の予算編成の大きな焦点となっております国有林野事業の見直しについてでございますけれども、国有林野事業は毎年多額の赤字が発生して債務も毎年膨らんでいる状況であります。木材伐採量の減少や、また木材価格の低迷により、主な収入源である林産物収入の増加が見込めない以上、この自己収入を確保していくためにはさまざまな形で収入を上げていく必要があります。……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。運輸は初めてですので。 まず、この委員会は交通・情報通信委員会というのが正式の名前でございます。この名称のイメージから申しますと、一般的にはネットワーク委員会というしゃれた呼び名をする人もいますが、運輸省と郵政省のうち、この交通・情報通信委員会に所属する局とか課がネットワークという言葉で一つにくくれるというようなことがよくわかりません。また、現政権の省庁編成の先取りかと思っておりましたけれども、そうでもありません。たしか運輸省は建設省と一緒になるようであったと記憶しております。確かに、さきの臨時国会において国会法により参議院における委員会構成が決まり……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。 先ほどから質問をずっと聞いておりまして、ほとんどもう出尽くしたような気がいたしますけれども、私の方からはまた角度を変えて少しお伺いしたいと思っております。 中部国際空港の設置についての地元の思いは痛いほどよくわかるのですけれども、法案の中身について少しお尋ねいたします。 空港整備法の第三条第一項は、「第一種空港は、運輸大臣が設置し、及び管理する。」と。いわゆる第一種空港は国営にするという規定であると思います。本法律案の第二条で中部国際空港を第一種空港と位置づけておりますけれども、しかし、設置も管理もこの法案で設置される指定会社に任せるということ……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。 先ほどからデジタル化への取り組みについていろいろ質疑がありましたけれども、なかなか具体的に見えてこないというか、なかなか理解するのが難しいような感じを私は受けております。 そこで、郵政省は二〇〇〇年にデジタル放送のスタートをさせるべく着々と準備を進めております。同時に二〇〇〇年までに地上波もデジタル放送ができるように環境整備を行うということを打ち出しております。放送のデジタル化への進展は急速でありますけれども、NHKとしても平成七年の中長期経営方針を修正して、本年、先ほどから出ております、「より豊かな公共放送のために デジタル時代へのNHKビジ……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。 先ほどからお話を伺っておりながら、グランドデザインが本当に見えてこない。私もきのう質問させていただきましたけれども、もう少しやはり国民にわかるような、実態が見えてくるような、そういう質問をさせていただきますので、そういうお答えをお願いいたしたいと思います。 今回の法改正案は、二〇〇〇年に打ち上げられるBS4の後発機によるデジタル放送の開始に合わせて、NHKが受託放送事業者に委託して国内向けの放送を行うことができるようにするということですね。そしてまた、受託放送事業者が衛星放送に使用される中継器、先ほどから出ておりますトランスポンダー、この料金を自……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。 一昨日は明石海峡大橋が無事に開通いたしまして、運輸大臣、建設省、また本四連絡橋公団の皆様、大変お疲れさまでございました。私も出席させていただきまして、一つの歴史に残る大偉業を無事終えられた、そしてまた無事故で完遂されたことに対して、本当におめでとうございました。 今回、この夢のかけ橋明石海峡大橋が被災地の神戸また淡路の将来の希望を託されて供用開始されました。神戸と淡路は、ともに真珠、パールの生産で全国的に群を抜いているんですけれども、そういう意味からこの橋は通称名パールブリッジと呼ばれております。 その歴史は、構想以来ほぼ一世紀の歳月を要し、大……
○但馬久美君 おはようございます。公明の但馬久美でございます。 まずもって、信書の定義についてお伺いいたします。 郵便法で信書の輸送は国の独占ということになっておりますけれども、以前クレジットカードの配達をめぐって大手の宅急便会社と論争されたとき、郵政省はクレジットカードを信書であると定義づけられたと伺っております。一歩も譲らなかったという経緯もあると伺っております。その後、その宅急便会社は納得しているのかどうか、私たちにはもう一つわからないところがあるんですけれども、こうした定義をめぐっての論争はこれからもあると思います。ここではっきりさせておきたい点がありますので、御答弁ください。 ……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。きょうは参考人の皆様、大変御苦労さまでございます。 私は、まず厚生省にお伺いいたします。 このポケモン問題が発生した直後、独自の調査研究班を設置されまして、医学的見地から原因究明に当たられました。速報を出されるなどその解明がかなり進んでいるように思われますけれども、閃光刺激により脳波に発作波が誘発された事例は、早くも外国では一九四六年に報告されております。日本では一九八九年にテレビゲームによるてんかんの報告がされておりますけれども、その時点から増加傾向が予想できたのではないかと思われるんですけれども、その予防対策として、医学的にもっと早く反応してこ……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。
まず、外航海運雇用船員の減少傾向の原因についてお伺いいたします。
外航海運においては平成八年十月現在で雇用船員数は十二万四千人、前年と対比しまして二・三%減でございます。三千人が減っております。この減少傾向は今なお続いているようですけれども、いつごろから続いているのか、またその原因はどうなのか、運輸省にお尋ねします。
【次の発言】 そこで、若年船員の雇用が減少している実態をどういうふうに見ていくかということについてお尋ねいたしたいと思います。
雇用船員の年齢が四十五歳以上の中高年齢者が四七・一%と、対前年比〇・七ポイント増加しております。このこ……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。 今の大臣の決意を伺っておりまして、本当にいよいよこの日本が海洋国として責任がある、またこれから担っていかなくてはならない時代が来ていると思います。そういう中で質問させていただきます。 私自身も、昨年の一月のナホトカ号の流出事故の現場に行かせていただきました。当時の率直な思いは、まず、冬の日本海でやっぱり荒れ狂っている、そしてまたいつもお天気がどんよりしたああいう中でのあの事故でありました。現場を見ておりますと、自衛隊の方々が本当に首まで水につかって油の防除の作業に携わっていらっしゃったわけなんです。そしてまた住民の方々、またボランティアの方々がひ……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。
この電気通信分野における規制の合理化のための関係法律の整備に関する法律案、まず、大臣にお伺いいたします。
この法律案の全体について、昨年十一月に政府が打ち出されました緊急経済対策に盛り込まれました種々の規制緩和策を具体化したものであります。内容的には、従前から見直しが検討されていたものが多くて新鮮味に欠けるところもあります。これらの規制緩和によって直接的な景気浮揚効果が余り期待できないのですけれども、そういう批判がありますけれども、この点、どのようにお考えなのか、お聞かせください。
【次の発言】 ありがとうございました。
今後、見ていくわけでご……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。
今回の法改正において、自動車の装置について運輸大臣が型式指定を行うこととしております。この指定を受けた装置については、自動車全体の型式指定の際の保安基準適合性に関する審査を省略することとなっております。つまり、従来の自動車全体の型式指定の方式から自動車装置の型式指定に制度を拡大してきた。この理由は何なのか、まず大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、お伺いいたします。装置の基準を統一するに当たって、運輸省が各部品の企業に対して寸法や素材を示してそのとおりにつくらせて統一を図るということなのでしょうか。そしてまた、基準統一を図ろうとする運輸省……
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。 先ほどから阪神・淡路大震災の復興についてのいろいろお話が出ておりますけれども、私も被災者の一人といたしましてその角度から質問させていただきます。 まず、今月の十日、兵庫県に対しまして、阪神・淡路大震災からの今後の復興のあり方について協議しておりました阪神・淡路震災復興計画推進委員会の総括提言が発表されております。これは創造的復興への戦略という形でまとめられております。これによりますと、インフラや住宅確保などの緊急三カ年計画の目標はおおむね達成されたとありますけれども、現段階では高齢化社会への成熟化による価値観の変化やまた産業構造の変革など、その対……
○但馬久美君 平田議員にお答えいたします。 まず、政府の施策をどう評価されているかというところから入りたいと思います。 今お話もありましたけれども、阪神・淡路大震災の復旧・復興にはこれまで約四兆円の予算が投入され、いわゆるインフラ面の復旧はほぼ完了したと評価できると思います。しかしながら、大震災発生後三年有余の月日が経過した今なお、仮の住まいであるはずの仮設住宅に二万世帯以上の被災者が入居していること、これ一つとりましても生活再建が進んでいるとはとても言えない状態です。 深刻な不況と重なり生きる希望の持てない被災者がふえ続け、仮設住宅での孤独死も二百名を超えました。また、自己破産を宣告し……
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