高野博師 参議院議員
17期国会発言一覧

高野博師[参]在籍期 : |17期|-18期-19期-20期
高野博師[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高野博師参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院17期)

高野博師[参]本会議発言(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 参議院本会議 第9号(1995/11/08、17期、平成会)

○高野博師君 私は、平成会を代表し、ただいま趣旨説明のありました在日米軍駐留経費特別協定に関連して、総理及び関係閣僚に御質問いたします。  その前に、去る四日、忌まわしいテロの凶弾に倒れたイスラエルのラビン首相の死に対し、我々平成会は、謹んで深い哀悼の意を表するものであります。  歴史的な中東和平を推進してきた故ラビン首相の勇気と努力の功績を高く評価するとともに、道半ばで倒れたことは、イスラエルのみならず、中東の、そして世界の平和を望むすべての人々にとって損失であり、まことに残念であります。  ところで、故ラビン首相の国葬には、クリントン大統領を初め世界の要人が参列されましたが、最高首脳として……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 参議院本会議 第23号(1997/05/09、17期、平成会)

○高野博師君 私は、平成会を代表して、ただいま総理から御報告のありました訪米等につき質問をいたします。  まず、御報告の中でも言及されている在ペルー大使公邸占拠事件に関して何点かお尋ねいたします。  最初に、犠牲となられた方々に対し、衷心より哀悼の意を表するものであります。  私は、この事件は戦後五十年の我が国の政治、外交の一つの総決算であり、橋本外交の一つの帰結であろうと思います。爆破され、銃弾の跡も生々しい公邸の無残な姿は、我が国が今こそ抜本的な改革を実行しなければ、国際社会の中で国家と国民の名誉と尊厳が最大限におとしめられ得るということを象徴的に物語っていると思います。  さて、人命尊重……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 参議院本会議 第28号(1998/05/20、17期、公明)

○高野博師君 私は、公明を代表して、ただいま議題となりましたいわゆるPKO法改正案について、総理及び防衛庁長官に質問いたします。  その前に、東洋通信機の不当な過大請求問題に関して、元防衛庁幹部が不正査定をした事件の報道について、事実関係、防衛庁長官の責任と問題に対する対処、予算のチェック体制について伺います。  まず、緊張の度を増しているインドネシア情勢について伺います。  私は、既に四月六日の予算委員会で、現状のような事態を予測して、総理に、スハルト政権とファミリー企業、そして我が国のODA供与のあり方についての御認識を伺いました。また、四月八日の外交・防衛委員会でも取り上げましたが、その……

高野博師[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院17期)

高野博師[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第134回国会(1995/09/29〜1995/12/15)

第134回国会 外務委員会 第2号(1995/10/24、17期、平成会)

○高野博師君 まず、本国会に提出されました二つの協定に関しての意見を述べます。  千九百九十五年の国際穀物協定は、ただいまの質疑、答弁を踏まえて、また先般の大臣の趣旨説明のとおり、世界の穀物事情や各国の政策動向を知る上で、また我が国が行っている食糧援助を円滑ならしめるためにも有意義であると思います。また、天然ゴム協定は、世界第二の天然ゴム輸入国である我が国を含む関係各国にとって、天然ゴムの価格の安定と安定的な取引のために重要であると思います。したがって、両協定の承認について特に異存はありません。  次に、一般質問に移らせていただきます。  まず沖縄の基地問題ですが、先週もただいまも議題になって……

第134回国会 外務委員会 第9号(1995/11/30、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、若干の質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、先般、当委員会でイスラエルのラビン首相の葬儀にどうして総理が出席しなかったのかということに関していろんな議論があったんですが、外務大臣の方から元総理よりも現職外務大臣の方がプロトコル上、上だと、こういう発言があったんですが、あれはプロトコル上で言いますと元総理の方が上だということになっておりますので、これは訂正しておきたいと私は思っております。
【次の発言】 ラビン首相の葬儀はまさに外交だと思います。その外交的な儀式に元総理が行くかあるいは外務大臣が行くかということで、どちらが要するに重要かということであれば、こ……

第134回国会 外務委員会 第10号(1995/12/12、17期、平成会)

○高野博師君 御承知のとおり、きょうの夕方、キューバのフィデル・カストロ議長が訪日されて一泊される。滞在中は、河野外務大臣との会談、非公式会談と聞いておりますが、日玖議員連盟主催の昼食会あるいは日玖懇話会との意見交換等が予定されていると聞いております。そういう中で、内外の関心が高いと思われます。  私自身も、八六年一月にカストロに櫻内義雄先生それから稲葉修先生とハバナで会っておりまして、非常に強烈な印象を受けているものですから関心が高いということで、この際、キューバに関して幾つか御質問させていただきたいと思います。  まず、キューバの今の政治、経済、社会状況、これはどういうことになっているかお……


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会 第5号(1996/06/06、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。  海洋法関係の質問の前に、二、三お伺いいたします。  奥野元文部大臣が、従軍慰安婦は募集されて参加した商行為で、強制ではなかったという発言をされました。きのうの五日、韓国のマスコミ等で一斉に提言と批判されている。また、ソウルの日本大使館前でデモがあって、従軍慰安婦たちの人権を踏みにじる反人類的発言だとの声明を発表し、それから、ワールドカップの共催を成功させるには国際法に基づぐ謝罪と補償が行われなければならないという批判もありました。奥野氏自身も、こんなことで騒いでいるうちはワールドカップの共催は必要ないとまで発言されております。  そこで、総理にお伺い……

第136回国会 外務委員会 第2号(1996/02/22、17期、平成会)

○高野博師君 新外務大臣を迎えての最初の外務委員会でありますので、まず外務大臣の外交理念とか外交姿勢とか、基本的な点についてお伺いしたいと思います。  その前に、一つだけ住専問題との関係でお尋ねしたいと思うんですが、大臣は住専関連の企業から政治献金とかあるいは役員報酬等を一切受け取ってはいないとは思いますが、念のためお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  橋本総理の施政方針演説の中で平和と繁栄の創造のための自立的外交の展開、それから外務大臣の外交演説の中で創造的外交を展開する、こう言っておられるんですが、自立的外交、創造的外交。外務大臣は自立的外交とは二百も言っ……

第136回国会 外務委員会 第6号(1996/04/11、17期、平成会)

○高野博師君 二つの案件に関してですが、まずインド洋まぐろ類委員会の設置に関する協定、これはマグロ類資源の安定的な確保、供給という観点からも一つの国際的な枠組みをつくるという点では有意義であろうと思います。これは賛成いたします。  それからもう一つのWTO関連の譲許表の修正及び訂正に関する確認書、これもかなり技術的な面がありますけれども、税関手続の円滑化を図るという観点からこれも有意義であろうと思います。特に問題はありません。賛成でございます。  それでは、別な話題について御質問いたします。  去る四日に北朝鮮が板門店の非武装地帯の維持任務を放棄すると宣言して数日間にわたって共同警備区域に侵入……

第136回国会 外務委員会 第8号(1996/04/26、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。外務公務員法の一部を改正する法律案につきましては基本的に賛成であります。時間があれば最後に二、三の質問をしたいと思っております。  それでは、クリントン大統領の訪日、それにかかわる日米共同宣言あるいは普天間飛行場の返還等の一連の外交上の動向についてどう評価されておられるか、それは橋本政権が掲げる創造的外交とか自立的外交の成果と言えるのかどうか、何が創造的で何が自立的であったのか、その辺を簡単にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 今のお答えの中に創造的な外交とか自立的外交は余り関係ないような印象を受けます。  普天間飛行場の返還についても、アメリカ側……

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、北朝鮮の問題についてお伺いいたします。  先般、アメリカの国務省がテロに関する年次報告書の中で、キューバ、イラン、イラク、リビア、スーダン、シリアと並んで北朝鮮をテロ支援国家に指定することを明らかにしました。その理由は、北朝鮮はテロ禁止の国際条約の署名をいまだ拒んでいる、それから元赤軍派メンバーと密接な関係を維持しているということも最近わかった、したがってテロ支援国家の指定から外すのは不適切であるのでそういう判断をしたと、こう思われるんですが、日本政府は北朝鮮を国際テロという観点からどう見ているのか、お答え願います。

第136回国会 外務委員会 第11号(1996/05/16、17期、平成会)

○高野博師君 二つの条約については賛成であります。  メキシコに関する質問の前に、ワールドカップについて二、三お伺いいたします。  この間は、前回の外務委員会でも時間がなくなって途中になってしまったものですから、もう一度念のため、サッカーのワールドカップの共同開催に対する日本政府の立場はどのようなものか、お答え願います。
【次の発言】 ということは、共同開催に対する政府の立場というのは特にないということですね。
【次の発言】 韓国の大統領の秘書室長が、韓国に招致が実現すれば北朝鮮と分散開催をする用意がある、南北の共同開催については朝鮮半島の平和と安定に貢献するんではないかと、そういうかなり政治……

第136回国会 外務委員会 第14号(1996/06/07、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。  二つの協定、条約については賛成でございます。  時間の許す中で、中東情勢その他についてお伺いしたいと思います。  中東情勢については、世界の平和と安定にとって非常に重要な意義を持っている位置を有すると思います。また、我が国も中東和平に貢献しているということで、国民の関心も高いと思います。  そこでまず、先般のイスラエルの首相選挙で和平か治安かをめぐって国論が二分され、右派のリクードのネタニヤフ党首が僅差で労働党のペレス首相に勝利した。これについては、ラビン前首相は二度殺された、こういう論評もあります。国民の半数は、戦争という大きな暴力をなくす和平より……

第136回国会 外務委員会 第15号(1996/06/12、17期、平成会)

○高野博師君 私は、一般国際情勢について御質問させていただきます。  まず、中国の核実験につきまして、去る八日、中国は国際世論の反対にもかかわらず核実験を強行した。極めて遺憾でありまして、深い憤りを禁じ得ないところであります。平和は国際社会の願望でありまして、核兵器は平和と人類にとっての敵であります。中国は大国の論理で国際世論や核のない世界を求める我々の切なる声を無視してこれを実行したわけですが、許しがたいという感じを持っております。重大な問題でありますので、この際、政府の見解をただしておきたいと思います。  既にかなり以前から中国が核実験を行うことが予想されていたにもかかわらず、これを阻止で……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 外務委員会 第1号(1996/12/12、17期、平成会)

○高野博師君 外務大臣はけさ出張から帰ってこられたばかりで、お疲れのところ恐縮ですが、幾つか質問させていただきます。  最初に、第二次橋本内閣が発足したときの外務大臣の記者会見での発言で、総理から外務省にかかわる行政改革あるいは規制緩和をしっかりやるようにと言われたと。それから、日米関係は日本外交の基軸である、これから維持強化していきたい、あるいはアジア諸国との関係も強化したというようなことに言及されたと思うんですが、外務省にかかわる行政改革あるいは規制緩和というのは具体的にどういうことを指しておられるのか、あるいはどのようにお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 外務委員会 第2号(1997/02/20、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、何点か質問させていただきます。同僚議員が北朝鮮の黄書記の亡命について何点か質問されましたので、繰り返さないように、別な観点からお聞きしたいと思います。  一つは、前回の委員会で、十二月十二日に北京の日本大使館の件が「諸君!」という雑誌に出た中で、五月に北朝鮮の科学者が亡命したという事実があったのを大使館は隠していた、そういう報道があったんですが、前回お願いしましたように直接この専門調査員から事実関係は聞かれたのでしょうか。
【次の発言】 事実関係は明らかになっているんでしょうか。
【次の発言】 この件はまた別の機会に質問させていただきます。  北朝鮮の黄長Y書記の亡命事……

第140回国会 外務委員会 第4号(1997/03/17、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、環境保護に関する南極条約議定書についてお伺いいたします。  本議定書は、一九九一年の十月四日に採択、署名されたと。なぜ国会提出まで六年間も要したのか、お伺いいたします。
【次の発言】 この議定書の重要性は十分理解しているんですが、国内的な法の整備とか国内法の準備を含めて、ほかの国の動向を見るために六年間も要するんでしょうか。
【次の発言】 例えばグリーンピースが、日本は昭和基地での観測等については優等生だ、しかしその日本がなぜこの批准におくれているんだというような話をしておりますが、私は六年間もかかるというのはどうかなと。ほかの国の動向を見ているといいますけれども、三カ……

第140回国会 外務委員会 第6号(1997/03/27、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、きのうの予算委員会で同僚の議員から財団法人海外漁業協力財団と補助金の関係の質問がありまして、この関係で私自身として納得いかない点が多かったので、これについて質問させてもらいます。  新聞報道によれば、この財団が補助金すなわちODAの五百億円をため込んで、その運用益を人件費とか技術協力事業に回していたということが総務庁の行政監察局の調査でわかったと、こういうことが言われておりまして、これはもう重大な問題だと思うんです。  この財団の設立は四十八年六月二日、設立目的は海外漁業協力事業の円滑な促進を図るとともに、我が国海外漁場の確保を図り、我が国漁業の安定的な発展に資するとい……

第140回国会 外務委員会 第7号(1997/03/31、17期、平成会)

○高野博師君 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案については特に問題がないと思いますので、賛成であります。  それでは、一般質問に移らせていただきますが、最初に海外経済協力基金の出資問題について経企庁とそれから基金の参考人の清川理事にお伺いいたします。  一月三十一日の日経新聞にも出ていましたが、海外経済協力基金、OECFは中国でのウナギの養殖事業に十五億八千万円の融資をした、しかしこの事業が行き詰まって、債務保証したアジア金融投資会社からも資金が一時的に支払われなかったということで、融資する前の事業内容の審査と調査あるいは判断が極め……

第140回国会 外務委員会 第8号(1997/04/01、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、中東・北アフリカ経済協力開発銀行を設立する協定に関して何点かお伺いいたします。  先般の大臣の趣旨説明によれば、我が国がこの協定を締結することは中東和平プロセスを経済的側面から支援することに資するものであり、また国際開発金融機関による地域の経済開発及び発展のための活動に貢献する、そしてさらにはこの地域各国と我が国の友好関係を増進する見地から有意義であるという説明がありました。  中東和平プロセスにおいては、経済的側面からの援助というのはこれまでも相当我が国は実施してきておりますけれども、対パレスチナあるいは和平関係国への支援はこれまでどの程度やってきたんでしょうか。大ま……

第140回国会 外務委員会 第11号(1997/05/13、17期、平成会)

○高野博師君 青木大使には、大変お疲れのところ本委員会に参考人として御出席いただきまして御苦労さまでございます。けがをされているということもありまして、ゆっくり休養していただきたいところでありますけれども、やはり重大な事件でありますので、大使から直接事実関係をお伺いして、今後の教訓とすべき点も御意見をいただいて参考にしたいと思う次第であります。  まず冒頭、三人のペルー側犠牲者に対して衷心より哀悼の意を表したいと思います。  四カ月の長い間、人質という想像を絶する厳しい環境の中で大使としての重責を担ってこられ、無事帰ってこられたということに対して、まずは労をねぎらいたいと思います。  実は、私……

第140回国会 外務委員会 第12号(1997/05/15、17期、平成会)

○高野博師君 まず最初に、核搭載艦船の領海通過に関して日本が黙認しているということに関するきのうの報道なんですが、アメリカの国家安全保障会議研究メモ第五号に領海通過に関して日本は黙認しているということが明記されていると報道されましたけれども、この事実関係は御存じでしょうか。
【次の発言】 まだそこまで聞いていないんです。聞いておりません、そこは。これから聞くんです。  これはアメリカ側の文書だからということですが、この文書は非常に重要な中身を含んでいるわけです。  この中に、「日本は現在」、というのは返還前ですが、「核兵器を装備した海軍艦船の通過を黙認している。」と。「この権利は」、アメリカ側……

第140回国会 外務委員会 第13号(1997/05/29、17期、平成会)

○高野博師君 航空協定二本については特に問題がないので、賛成でございます。  それでは、海外経済協力基金の総裁においでを願っていますので、前回、それから前々回、二回にわたっていろいろ御質問をさせていただいたんですが、直接御本人から伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  海外経済協力基金については、ODAというか、円借款も含めた経済援助の中で非常に重要な役割を果たしているわけでありますが、まず西垣総裁に我が国の経済援助についてどのような認識をされているか、簡単で結構でございますので、お伺いいたします。
【次の発言】 私、そこまでは聞いていないんです。  経済援助についての認識、その……

第140回国会 外務委員会 第14号(1997/06/03、17期、平成会)

○高野博師君 この条約については賛成であります。  それでは、この間外務大臣が訪問されましたロシア関係の質問をさせていただきます。  前回の委員会でも外務大臣からの御報告がありましたので、その部分については省略させていただきますが、現在のロシアのエリツィン政権の安定度についてどういう認識をされているのか。特に、経済の停滞とか麻薬の問題、あるいは治安の問題、貧富の差とか社会問題、さまざまな問題があって混迷しているというような状況だと思うんですが、この辺についてどのように認識をされているのか、簡単で結構でございます。
【次の発言】 それでは、北方領土問題に関してですが、外務省がつくられたペーパーに……

第140回国会 外務委員会 第15号(1997/06/05、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、CTBTについて外務大臣にお伺いいたします。  このCTBTの歴史的なあるいは軍縮外交史上の意義及び日本外交にとってどういう意味があるのか、簡単で結構でございますので大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 このCTBTについては、核兵器の垂直拡散、それから核保有国の核軍拡あるいは水平拡散、核兵器保有国数の拡大を防ぐ、それと核兵器の研究開発にも歯どめをかけるというねらいがあると言われております。大臣が今言われたように、核のない世界を目指す、核軍縮あるいは恒久平和に向けての大きな第一歩で画期的なものだということは言えると思いますが、いろいろ問題が、あるいは課題があると思いま……

第140回国会 外務委員会 第16号(1997/06/10、17期、平成会)

○高野博師君 まず、香港の返還に関しまして、香港返還をどのように認識しておられるのか、基本的な点についてお伺いしたいと思います。政治的、経済的観点から、簡潔にお伺いいたします。
【次の発言】 経済的に見れば香港の経済に変化が起こるということは考えられない、香港と中国の経済的な一体化はもう既に進んでいるということで、七月一日の返還というのはその確認のセレモニーにすぎないという見方もあります。  それで、中国は世界最大の海外直接投資の受け入れ国で、その中でも香港からの投資は全体の五五%、台湾が一〇%、シンガポールが四%、その他東南アジアの華僑系企業等を合わせると七十数%というのがいわば外の中国から……

第140回国会 外務委員会 第17号(1997/06/12、17期、平成会)

○高野博師君 先ほどの近隣諸国への説明の点に関しまして、国会での説明の前に中国とか韓国に説明に行っていると。国内での論議が始まる前に既に近隣諸国に行っているというのは外交姿勢として私は問題があるんではないかということを指摘しておきたいと思います。同時に、議論するのはいいですが、国内的な議論をした上で近隣諸国に説明するということが筋ではないかと私は思います。指摘するにとどめます。  それから、きのう外務大臣が、この指針を国会での承認事項にするかどうかという議論の中で、衆議院の方でこれは国際約束ではないという発言をされていますが、これは国際約束ではないんでしょうか。簡単にお願いします。

第140回国会 外務委員会 第18号(1997/06/17、17期、平成会)

○高野博師君 それでは、ペルー事件の報告書に関して質問をいたします。  ただいま外務大臣から御報告がありましたとおり、この報告書は事件について警備体制とそれに関連する情報収集云々という観点からのみ見ていると、これは事件の本質を見失うおそれがあると私は思います。より総合的なマクロ的な観点からこれをとらえて調査すべきであったと、そうでないと再発防止という観点から教訓として学べないということになると思います。  すなわち、今回の事件はそもそも警備上の不備とか盲点があったからねらわれたのか、つまりテロリストが各国大使館の公邸の警備状況を下見してたまたま手薄な日本大使公邸をねらったのではなくて、最初に日……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号(1997/04/15、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。  まず最初に、きのう私の尊敬する椎名議員から、在日米軍はそば屋じゃなくて番犬だという議論がございました。私はちょっと反論があるものですから、少々お話をさせていただきたい。  この番犬論については、先生のお話によると、いざというときにほえたり、主人のためにかみつく、しかしそのためにはえさもやらなくちゃいかぬ、あるいはブラシもかけて愛情も注がなくちゃいかぬと、こういうことを言っておられました。  私は、この番犬というのはもう古いんではないかと、考えそのものが。番犬はえさをやったりブラシをかけたり大変面倒だと。主人自身にもかみつくことがある。沖縄の少女の暴行……

第140回国会 予算委員会 第10号(1997/03/14、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。  まず最初に、ペルーの人質事件についてお伺いいたします。  ペルーの日本大使公邸人質事件についてどのように認識されておられるか、総理と官房長官そして外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 聞こえないんです。
【次の発言】 官房長官は。
【次の発言】 私はこの事件の状況とか経過を聞いているのではありません。もっとこの問題の本質的な認識をお伺いしたがったわけであります。  私は、この事件によって日本の国家としての尊厳がおとしめられている、そして日本国及び日本国民の名誉が著しく傷つけられたと。犯人は人命を手段とするテロリストであります。何よりも人質の人間……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 外務委員会 第2号(1997/10/30、17期、平成会)

○高野博師君 大使の皆様、大変御苦労さまでございます。  最初に、ペルーについてお伺いいたします。  二〇〇〇年のフジモリの三選についてどういう見通しを持っておられるか。最近、特に支持率が非常に下がっていて、今十数%だと思いますが、フジモリさんのイメージが非常に強権的だとか、あるいはユダヤ人のテレビ局経営者の市民権を剥奪するとかユダヤ人を敵に回したのではないかということも言われているとか、あるいはモンテシーノス顧問とか軍部のかいらいではないかとか、あるいは僕がちょうどペルーに行っていたころに出生地の疑惑の問題がちょっと出ておりまして、近隣諸国の要人からよく聞かれました。  こういう問題があって……

第141回国会 外務委員会 第3号(1997/11/27、17期、平成会)

○高野博師君 小渕外務大臣はこの委員会で初めてでございますので、最初に外務大臣の外交理念とは何なのか、何に重点を置いて外交をやられようとしているのか、簡単にお伺いいたします。
【次の発言】 それでは、最近のアジアの経済危機についてお伺いいたします。  この経済金融危機について基本的にどのような認識をされているのか、外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 アジア経済に関しては日本経済そのものが深くかかわっている。アジアの金融危機、経済危機というのは日本経済を大きく左右するほど緊密な関係にある。例えば、日本の輸出総額はアジア全体の四二%、また信用供与額は、これは一九九六年末の統計ですが、全体の……

第141回国会 環境特別委員会 第3号(1997/11/19、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。  きょうはダイオキシンの問題について、これまでもいろんな委員会で取り上げられて議論もされてきたんですが、自分は所沢に住んでおりまして、特に問題が深刻化しているということもあります。それから市民運動も盛んでありますので、この問題について幾つか長官と関係省庁に問いたいと思います。  まず最初に、大木環境庁長官にダイオキシン問題についての現状認識をお伺いいたします。
【次の発言】 私のこの問題についての認識は、地球温暖化の問題は今長官の言われたとおりでありますが、まさにこの問題はグローバルな国際的ないわばマクロの問題であると思うんですが、一方、ダイオキシンの……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 外交・防衛委員会 第1号(1998/02/05、17期、公明)

○高野博師君 中央アジアに関して一つお伺いしたいんですが、去年の九月に、ここにいらっしゃる広中先生を含めまして五人でしたか、カザフスタンとウズベキスタンにお邪魔をしまして、お二人の大使には大変お世話になりましたので、この場をおかりして厚く御礼申し上げます。  実は、中央アジアに関しては、きのうまではよく見えていたんですが、ゆうべ飼料をちょっと見ていましたら、ここの石油の埋蔵量というか資源がそれほど多くないんだという論文がありまして、これだと一体どういうことなんだと。実際に、この中央アジア三カ国の日量八十三万バレル、これはペルシャ湾七カ国の合計が世界全体の二八%に比べると、世界全体のわずか一%に……

第142回国会 外交・防衛委員会 第4号(1998/03/12、17期、公明)

○高野博師君 公明の高野でございます。本日はカーター元大統領に御質問できることを大変光栄に思っております。  私、カーター元大統領が現職のときに、米中国交を正常化されたときにちょうどニューヨークにおりまして、大変印象深く思っておりました。  きょうは二点だけお伺いしたいと思うんですが、一つは、カーター元大統領は、日本の国際貢献は非軍事に徹すべきだということで、そのためにも日本が国連の安保理常任理事国に入ることを支持しておられます。そして、日本が常任理事国として経済力とかあるいは政治的な影響力を持って国際の平和と安定に貢献すべきだとの考えをお持ちだと理解しております。そのお考え方からすると、日米……

第142回国会 外交・防衛委員会 第5号(1998/03/26、17期、公明)

○高野博師君 公明の高野でございます。  本日はダウナー外務大臣と意見交換する機会を得られまして光栄に存じます。  二つお伺いしたいと思います。  アジア太平洋の安全保障、安定と平和のためにオーストラリアの重要性というのが最近非常に強まっている、高まっていると私は認識しておりますが、中国で最近朱鎔基首相が誕生し、そして韓国では金大中の新しい体制になった。そこで、オーストラリアとの安保対話というのは今後進展するのかどうか、その点を一つお伺いしたいのと、もう一つは、これは教えていただきたいのですが、米国とオーストラリアの安全保障条約、防衛協力、これは地理的な概念で適用されるのかどうか。  つまり、……

第142回国会 外交・防衛委員会 第6号(1998/03/31、17期、公明)

○高野博師君 最初に、ロシアの内閣改造と日ロ関係についてお伺いいたします。  先ほど外務大臣の方から、今回の政変があっても政策の変更はない、意味しない、対日政策については変更がないという見方なんですが、そうすると、政策が解任の理由ではないとすると権力闘争かという見方が一つあります。これはこの関係でいうと、またエリツィンの三選を視野に入れた解任劇ではないかという見方があると思うんですが、この点についてはどう思っておられるでしょうか。
【次の発言】 チェルノムイルジン前首相が解任の五日後に大統領選に出馬するという宣言をされているのですが、その中で、エリツィン大統領から権力の禅譲があったのかどうか。……

第142回国会 外交・防衛委員会 第7号(1998/04/07、17期、公明)

○高野博師君 予算との関係で在外公館等の警備等を含めた件についてお伺いいたします。  公安調査庁は来られていますか。じゃ、後で結構です。  それでは最初に、ペルーの大使公邸の人質事件が解決してからほぼ一周年を迎えようとしておりますので、これに関連して、あの事件の教訓はどのように生かされているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 公安調査庁が最近出した「国際テロリズム要覧」の中にこのペルーの事件については、「我が国の国際社会におけるプレゼンスが高まるにつれ、在外権益や邦人に対するテロの脅威が一段と増大していることを如実に示したものであるとともに、我が国のテロ対策の在り方を改めて問い直すむのであ……

第142回国会 外交・防衛委員会 第8号(1998/04/08、17期、公明)

○高野博師君 ベトナムに対する円借款の件についてお伺いいたします。  きのうのある新聞の報道によりますと、ベトナムに対する円借款の関係で大型発電所、これはファライ火力発電所に対する円借款約七百億円、これに関連して入札に不正があったというような報道がされております。この件については、レ・ドク・アイン前大統領が、入札過程で異常な事態が起きた、あらかじめ決まっていた独占入札者が商談を引き延ばして価格をつり上げて、そして外交機関を使ってベトナムの指導者に圧力をかけたと、そう批判をしているということが報道されておりますが、事実関係を簡単にお伺いいたします。

第142回国会 外交・防衛委員会 第10号(1998/04/16、17期、公明)

○高野博師君 最初に、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に関して何点かお伺いいたします。  この設置法の一部改正の目的は何でしょうか。そして、なぜ今改正をしなくてはいけないのか、それについてお伺いいたします。
【次の発言】 大震災を非常に強調されておられますが、それならもっと早く改正をしてもよかったんではないかという気がいたします。  それに関連して、若干私も疑問を持っておりますが、統合幕僚会議の機能の充実、そして陸上自衛隊の旅団の創設、それから海上自衛隊の補給本部の設置、この三つはそれぞれ密接に関連していると私は思うんです。これは一つの目的に対応しているんではないかと思うんです。  そこで……

第142回国会 外交・防衛委員会 第11号(1998/04/23、17期、公明)

○高野博師君 最初に、新宇宙基地の協力協定とイギリスとの原子力協定について簡単に触れたいと思います。新宇宙基地協力協定については、平和目的に利用されるということが担保されているのであれば、これはいいのではないか。ただ、三千億円もの膨大な資金を投入するわけでありますので、十分な成果が上がるように関係者の努力を望みたいと思います。  イギリスとの原子力協定ですが、これは先般も高レベル放射能の廃棄物について青森県の六ケ所村で一時貯蔵の関係で問題がありましたけれども、先ほどの同僚議員のこの再処理過程での放射能の汚染の問題、これも重要だと思います。これは繰り返しませんが、この放射性廃棄物の最終処理につい……

第142回国会 外交・防衛委員会 第12号(1998/04/28、17期、公明)

○高野博師君 それでは、日中漁業協定と関連しての日韓漁業協定、今大臣からお話がありましたが、それと関連して一つだけお伺いしたいと思います。  現行協定は一月二十三日に一方的な終了通告ということで、一年間は有効なのでありますが、それまでに新しい協定がもしできなかった場合には国連海洋法条約が適用になると思うのですが、その方がいいという意見もあるというふうに聞いております。もしその場合には、竹島の領有権問題について韓国側が現在実効的な支配、すなわち施政を行っているという現実からするならば、漁業協定、そしてその中で暫定水域といういわば共通の土俵ともいうべきものがなくなるということは、日本にとっては不利……

第142回国会 外交・防衛委員会 第13号(1998/05/07、17期、公明)

○高野博師君 それでは、三人の大使に一つずつお伺いしたいと思います。  まず、中国の谷野大使ですが、中国の関係は、香港の返還があってから来年はマカオの返還も成るということで、これも順調にいくという見通してあります。その後中国はやっぱり中台の統一に最大の努力を注ぐのではないかと思われます。中国はかねてから台湾問題というのは内政問題だということを主張して、日本も日中共同声明でうたっているとおりであります。先般、久間長官が訪中されたときに、台湾は新ガイドラインの対象にすべきではないということを強く主張された、そういう報道がされております。これから関連法案の国会審議の中でも、いろんな過程で大使が中国政……

第142回国会 外交・防衛委員会 第14号(1998/05/12、17期、公明)

○高野博師君 三つの協定については問題ないと思います。  それでは、先ほど御質問がありましたインドの核実験について一つお伺いいたします。  インドが今回の地下核実験をやったということは、世界の平和あるいは核廃絶に向けた各国の努力、CTBT、これに対する挑戦ではないかと私はそう思います。これに対して日本側の対抗手段として経協の凍結等を考えておられるということでありますが、これによってインド、パキスタンの関係が緊張化することは恐らく間違いないだろう、そう思います。  そこで、インドに対する厳しい毅然とした態度を貫いていただきたいということと、パキスタンの大量破壊兵器の動向、これについても十分注視し……

第142回国会 外交・防衛委員会 第15号(1998/05/14、17期、公明)

○高野博師君 私、前回の委員会でもこの問題を取り上げましたので繰り返しませんが、二回目のインドの実験は核廃絶に向けての国際社会の努力に対する挑戦だと、大変残念、遺憾だと思います。特にインドは日本とは非常な友好関係にある、親日国であるということを考えますとなおさらであります。  そこで、制裁措置は当然私は必要だと思います。ただ、この制裁措置がインド国民を苦しめない、政府の政策変更を求めるという視点が重要ではないか。そこで、条件つきの、例えばCTBTあるいはNPTに加盟するまで円借款あるいは無償援助の凍結をするというようなことはできないものかどうか、そこも検討していただきたい。  それから、この問……

第142回国会 外交・防衛委員会 第16号(1998/05/19、17期、公明)

○高野博師君 最初に、インドネシア情勢についてお伺いいたします。  私は四月八日に、インドネシアの情勢についてかなり緊迫してくるんではないかという質問をいたしました。これについて防衛庁長官はこういうふうに答弁しております。「特に、我が国の在外邦人等も多うございまして、万一の場合はいろいろと対処しなければならないわけでございますが、少なくとも私どもが外務省を通じて、あるいはまたその他の情報を通じて得ている範囲では、そのような緊迫した状況の情報は得ていないところでございます。」と、こう言っておられます。  それと、周辺事態との関係で私は質問をしましたが、このインドネシアの状況については「仮定の問題……

第142回国会 外交・防衛委員会 第17号(1998/05/21、17期、公明)

○高野博師君 最初に、インドネシア情勢について一言お伺いいたします。  スハルト大統領が退陣されてハビビ新大統領が就任されたということで、経済、政治の再建とそれから民主化の推進ということ、これを望むわけでありますが、邦人の国外退去を今まで進めておられて、政情が安定化したときに戻っても大丈夫だという判断はだれがするんでしょうか。日本政府がやるんでしょうか。
【次の発言】 もう一つ、ぜひ聞いてもらいたいということがあります。このインドネシアに民間のチャーター機を政府が何機も出したんですか、それに乗ってくるときの費用は乗客が払うんでしょうか。その場合、幾ら払うんでしょうか。

第142回国会 外交・防衛委員会 第18号(1998/05/28、17期、公明)

○高野博師君 それでは、午前中の質疑に引き続いて、若干インドネシアへの自衛隊機派遣の問題についてお伺いいたします。  その前に、周辺事態の関連で防衛庁長官が国会は物を言えないというような表現を使われましたが、これは非常に重大な表現だと私は思っておりますが、これはどういうことを想定しているのか。国会が物を言えないということはもう議会制民主主義の否定につながると僕は思うんですが、一言見解を求めます。
【次の発言】 それ以上追及しません。  インドネシアの問題で、自衛隊法の百条の八に基づいて準備行為ということで自衛隊機をシンガポールに派遣したんですが、午前中もこの法的根拠が明確ではないんではないかと……

第142回国会 外交・防衛委員会 第20号(1998/06/04、17期、公明)

○高野博師君 それでは最初に、防衛庁の過大請求疑惑問題についてお伺いいたします。きのうも衆議院の方でこの問題が取り上げられたんですが、若干私が感じていることも含めてお伺いいたします。  きのうの衆議院の議論の中で虚偽の答弁をしたんではないか、そういう疑いが強くなったというような報道がありますが、一連のこの問題の中で、東洋通信機とかあるいはニコー電子、その他の一連の関連企業と防衛庁の調達本部との間に防衛生産管理協会というのは介入しなかったんでしょうか。
【次の発言】 これはなぜ入ってないんでしょうか。
【次の発言】 要するに、この協会は財団法人なんですが、いろんな防衛庁の秘密文書等も含めて民間に……

第142回国会 外交・防衛委員会 第21号(1998/06/11、17期、公明)

○高野博師君 四人の参考人の先生方の非常に貴重な御意見をお伺いしまして、大変ありがとうございます。  簡単にお伺いしたいと思うんですが、冷戦後の国際情勢が変化して、その中で核兵器に対する考え方、核兵器に対する認識を変える必要があるんではないか。インド、パキスタンのあの情勢を見ると、核兵器を使用する可能性が極めて高いんではないかと私は見ているんです。特に、両国が持っている核保有の規模とか質から見ると、人類が滅びるほどではないとも言われておりますので、そういう意味では非常に危険があるんではないかと見ております。  そこで、最初に広瀬先生にお伺いしたいんですが、先ほどのお話の中で、経済制裁は余り効果……

第142回国会 予算委員会 第4号(1998/02/02、17期、公明)

○高野博師君 公明の高野でございます。  イラク情勢が大変緊迫している状況なので、総理にこの現状の分析と認識についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 オルブライト長官が重大な決断を下す時期が近づいているという発言もされておるし、アメリカとしては一九九一年の湾岸戦争を上回る爆撃機を配備している、空母インディペンデンスも現地に向かっている、こういう状況にありますが、我が国はアメリカの武力行使を容認するんでしょうか。
【次の発言】 我が国は日米同盟関係の枠内であるいは憲法の枠内で何らかの行動をとることはあり得るんでしょうか。
【次の発言】 それでは、新ガイドラインというものはこのイラク情勢、この……

第142回国会 予算委員会 第10号(1998/03/25、17期、公明)

○高野博師君 公明の高野でございます。  最初に、外交・防衛問題についてお伺いいたします。  中国の江沢民、朱鎔基、新しい体制ができましたが、この新しい体制をどう認識されておるのか。日中関係に与える影響はどうなのか。また、中台関係に何らかの進展というのが期待されるのか。実は、二、三日前のある報道によりますと、台湾が中国の朱鎔基首相を招待しているというような情報もありました。新聞に出ていないんで私よくわかりませんが、何らかの動きがあるのかもしれないなということを感じておりますが、総理の認識を伺います。
【次の発言】 それでは、新ガイドラインの関係でお尋ねいたします。  総理が、先般、防衛大の卒業……

第142回国会 予算委員会 第16号(1998/04/06、17期、公明)

○高野博師君 最初に、ASEMの首脳会議についてお伺いいたします。  ASEMの主要テーマは、アジアの経済危機への対応をどうするかということでありました。結論として、アジア諸国は即効性のある支援を求めたのでありますが、通貨統合等を控える欧州の関心は低かったということが指摘できると思います。  総理は、アジア経済危機に対する我が国の支援あるいは責任、特に内需拡大、景気対策を強く求められた、非難とかあるいは批判等はなかったという言い方を午前中されておられましたが、一方でクリントン大統領も減税を含む景気対策を求めていると。我が国に対する国際世論というか、いわゆる外圧が高まっているということは言えると……

第142回国会 予算委員会 第21号(1998/06/17、17期、公明)

○高野博師君 核兵器と憲法の問題についてお伺いいたします。  我が国は、非核三原則を国是としている、それから原子力基本法を持っている、あるいはNPTやCTBTを批准しているということから、核兵器を保有しあるいは使用することは考えられないのでありますが、これは政策とかあるいは法律、条約の問題であります。  そこで、憲法上の解釈について若干お尋ねいたしますが、核兵器保有に関する政府の見解はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 全然答えになっておりません。  私が聞いているのは、憲法上、核兵器を持つことが許されるのかどうかということを聞いているんです。


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第136回国会(1996/01/22〜1996/06/19)

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第3号(1996/03/27、17期、平成会)

○高野博師君 三人の先生方に簡単に一問ずつお伺いしたいと思います。  まずヴォーゲル先生ですが、国際問題あるいは安全保障の問題で欧米と日本の決定的な違いは、いざというときに欧米の場合は血を流す覚悟ができている、命をかけるということと、日本はそれができない、あるいは金しか出さないとよく言われますけれども、日米安保との関係で、朝鮮半島あるいは中台関係で規模の大小を問わず有事のときに、日本は憲法上の制約から血を流せないというか助けられないということになったときに日米安保体制は崩壊するのではないか、あるいは日米関係は決定的な影響を受けるのではないかというふうに思いますが、その辺の御意見をお伺いしたいと……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第4号(1996/04/03、17期、平成会)

○高野博師君 平成会の高野でございます。  若林先生にちょっとお伺いしたいと思うんですが、一つ大胆な仮説というか結果論的なんですが、今回の緊張については台湾も中国もそれからアメリカももともと本気でやる気はなかったのではないかというふうに思うんです。  これは、一つは両岸の経済関係が今お話がありましたように非常に緊密化していて、戦争になった場合に両者の経済的なダメージが大き過ぎるということ、それから中国側のミサイル等はあるものの、近代的な軍事力という点では台湾よりすぐれているとは言えない、むしろ台湾の方が強力だという見方もあるということで、台湾を本気で攻撃する、あるいは攻撃できるような事情にはな……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第5号(1996/04/10、17期、平成会)

○高野博師君 加藤局長にお伺いいたします。  中国の外交政策というか外交戦略の一環として大中小三つの三角形の関係があるというのをちょっと聞いたんです。一つの小三角形というのは中国と台湾と香港の関係、それから中トライアングルは中国とASEANとNIES諸国、それから大三角形が中国とアメリカと日本、この三つがある。この大中小が大きくなるほど中国にとっては重要性を持っているということ。それで、この小三角形の台湾、香港との関係についてはむしろ国内問題であるから、武力を行使しようが一国二制度をとろうが何をしようが次元の違うアメリカとか日本は口出しはやめてくれという、そういう態度をとっているということを聞……

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第7号(1996/06/13、17期、平成会)

○高野博師君 外務省の局長にお伺いいたしますが、この外務省がつくったペーパーの四ページ目の4の「コメ支援・洪水支援」の(3)ですが、ここで「なお、我が国による支援を一つの契機として、韓国からの支援が行われるに至り、また、このような日韓からの支援が行われた延長線上で、北朝鮮は洪水被害について国際社会に支援を要請するという流れになったとも考えられる。このように、我が国の支援は北朝鮮が国際社会に向けて開かれていくことを慫慂するという観点からも、一定の成果があった」のではないかなとさつき局長が言われましたので、あったのではないかなというぐらいの確信のないことでいいのかなというのと、ここの(3)の話はか……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1997/10/29、17期、平成会)

○高野博師君 この調査会の資料がきのう届いて、まだ目を通していないうちに先ほどの御説明をいただいたんですが、要領がよ過ぎてよくわかりません、正直なところ。幾つか基本的なことをちょっとお伺いしたいと思うんです。  公共事業については、景気対策という観点からすると、もう経済学的に常識として、高度成長期にあったときは公共事業というのは非常に効果がある、しかし安定成熟期に入ったときは景気の浮揚は個人消費に頼るしかないと、そういうことが言われているわけですが、そういう認識は当然大蔵省あるいは財政当局はあると思うんですが、その点について確認したいということ。  もう一つは、「社会資本整備の現状と国際比較等……

第141回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1997/11/10、17期、平成会)

○高野博師君 厚生省と労働省に一つずつお伺いいたします。  まず厚生省の方ですが、少子・高齢化で「少子化は、我が国社会への警鐘」だと書いてあるんですが、この報告書を見ると、少子化の非常にネガティブな部分だけ強調し過ぎてはいないかなという気がいたします。  それで、人口減少社会になるから社会的、経済的にいろんな影響が出ると言っているんですが、減少してもいいんじゃないかと私は個人的には思っているんです。二〇五〇年でも依然として一億人もいるわけですね。  それで、日本の今の国土面積とか資源とか経済力とかあるいは先進国並みの住宅事情等を考えて、日本の場合の適正な人口規模というか、そういう人口数というよ……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1998/02/04、17期、公明)

○高野博師君 寺島参考人にお伺いいたします。  アジアの経済危機がアジアの安全保障にどういう影響を与えるのかという観点なんですが、私は、中期的に見れば、今アジアの経済が一時悪くなったけれどもまたもとへ戻ってくるという観点からすれば心配ないだろうと見ていたんですが、イラクの情勢が緊迫してきたということもありましてちょっと不安定になる可能性はあるなと。  それで、東アジアにアメリカが十万人の軍隊を置くというのは、これはジョセフ・ナイさんが言っているとおり、世界に同時に有事があったときに、戦争があったときに対応できるようにするためだということなわけですね。今、一方でイラクの情勢がこういう状況ですから……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1998/02/25、17期、公明)

○高野博師君 岡部先生に一つだけお伺いいたします。  冷戦が終わった後、協調的安全保障の概念が重要になった、それは予防外交とか信頼醸成とか、あるいは紛争の平和的解決が中心だというお話なんですが、先生は人間の安全保障という概念、ヒューマンセキュリティーという考え方についてはどのようにお考えか、お伺いしたいと思うんです。  守るべきは国家という抽象的なものではなくて人間ではないか。それは軍事的な意味ばかりではなくて、貧困の問題とか環境、あるいは麻薬とか、それからテロとかゲリラとか低烈度紛争とか、こういうものも含めて地球的規模の問題群も含まれてくるという、非常に概念としては広いものだと思うんですが、……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1998/03/11、17期、公明)

○高野博師君 今までの先生方の御意見を聞いていまして、この議論が全部パワーポリティックスという、あるいはバランス・オブ・パワーという力の均衡の発想から全然出ていないのではないか。日米中のトライアングルを構築すべしという田先生のお話、あるいはロシアも入れた四極構造、いろんな民間交流も含めて国際的な平和安定を求めるという考えの中で、なぜ日米中ロなのか。これはその国の経済力、軍事力あるいは政治的影響力という観点から国を見ているので、今の国際社会あるいは国際情勢というのをもっと別の視点から見ることはできないかなということが私の考え方なんです。必ずしもアジア太平洋の安定と日本の役割ということにはぴたっと……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1998/04/15、17期、公明)

○高野博師君 公明の高野でございます。  この最終報告書は大変立派なものができておりまして、私も、ODAの理念とかODA大綱の見直し云々ということで、基本的には賛同しております。  一つ、私のアイデアとして、このODAが、先ほど馳委員からもお話があったように、日本の経済状況によって予算が左右されるということがありますので、戦後日本が円借款をやって相当の額になっていると思うんですが、詳しい数字は持っておりませんが、これが今償還の時期に入って返ってくると思うんです。この円借款で貸したお金で返ってくるものをもとにして、ODAのファンドというか基金みたいなものができないかなと。  これはどのくらいの額……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1998/04/20、17期、公明)

○高野博師君 総括的なお話ではないのですが、私の所感を簡単に述べたいと思います。  アジア太平洋の平和と安全という観点から、この問題については三つの側面から考えることができると思うんですが、一つは軍事的な面、それから二つ目は経済的な面、そして三つ目は文化的な側面ではないかと思います。  そこで、軍事的な面、防衛の面では新ガイドラインが非常に大きな役割を果たすことは言うまでもないんですが、これは周辺事態法案等の関連法案が出てこないと議論ができないんですが、今までの、去年からの議論をずっと見てきましても、もっともっと深く議論すべきではないかというのと、一般国民のこの新ガイドラインに対する理解が依然……

第142回国会 予算委員会公聴会 第1号(1998/04/02、17期、公明)

○高野博師君 お二人の貴重な御意見を伺いまして、大変参考になりました。  それで、内藤先生と西澤先生に一つずつお伺いしたいと思うんです。  最近の新聞で、これは三月二十七日の読売新聞の社説に、「「荒れる学校」に外の支援も」という表題で論説が出ておりました。もう一つは、これは産経新聞ですが、都の教育庁が校長の権限を強化するという報道が出ていたんですが、最初に内藤公述人の方にお伺いしたいと思うんです。  これは私の教育観に対するコメントというか、御意見を求めたいと思うんですが、この「「荒れる学校」に外の支援も」ということで、先ほど西澤先生もおっしゃいましたように、警察等の協力も得るというようなこと……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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