このページでは中島真人参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 七月の選挙で当選したばかりでございますけれども、にもかかわらず、質問の機会をお与えをいただきました先輩の先生方、また同僚の先生方に心から感謝を申し上げたいと思います。 実は私は、常日ごろから島村文部大臣の生き方、政治主張には大変敬意を表しておりました。とかく政治家はいろいろな問題に処したときにはどちらにもとれるような発言をなさるんですけれども、憂国の情の中、常に是は是、非は非の立場の中で主張なさってきた政治経歴に対して、私は強い敬意と、また私どももそんな政治家になりたいと常日ごろ思っておったわけであります。 そんな中で、実は私は昨日、山梨……
○中島眞人君 厚生省の関係について御質問を申し上げます。 森井大臣、「人にやさしい政治」を行う村山内閣の厚生大臣として御経歴を私も見させていただきましたら、社会福祉に関係する大変な御経験のある大臣だと。そんな中で、私は本当に当選間もないものでございますから、小さなことについて御質問を申し上げていきたいと思います。 さて、大臣にお聞きをしたいのでありますけれども、「人にやさしい政治」、一番大切なことだろうと思うんです。しかし、昨今の六年越しの経済不況、そしてそれに取り組む諸施策、これは端的に替えば、史上空前の公定歩合の引き下げ、そして金利の引き下げ、まさに年金生活者やお年寄りにとってみれば、……
○中島眞人君 九月二十八日の決算委員会の中で厚生省関係のことにつきまして御質問をさせていただきました。その中で、大臣から私ども新人でありながらもお約束をいただいた数々の御答弁を後で振り返ってみますと、大変重みのある御答弁をいただいた、さすが福祉に強い厚生大臣だというふうに後から敬意を申し上げていたわけでございます。 さてそこで、この前も申し上げましたけれども、老人介護の問題、各種団体の間で大変な御論議が今沸き上がってきていることも事実ですし、同時に全国知事会が社会文教調査委員会、十二県で調査委員会を開きまして何回かの御論議を重ねてまいりました。全国知事会の社会文教調査委員会がつくられました資……
○中島眞人君 関根、尾辻両委員がいろんな点で御質問をいたしましたが、私は山梨県出身でございます。オウムの大変な被害を受けた県でございます。そんな点からまず御質問をさせていただきたいと思います。 先ほどから話がございましたように、東京都で平成二年に、平成元年に認可をされた。そしてそういう経過の中で、東京都で認証をされたオウム真理教が山梨、静岡、熊本、全国各地で問題を起こしてきている。それは大変な、地元におりますと壮絶なものなんですね。私は地元にいた人間として、このような問題が起こってきた背景には、先ほどから話されておりますけれども、まずすなわち認証という段階でやっぱり問題があったんだろうと。我……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 委員長を初め、理事並びに委員各位の皆さん方に、きょうの質問時間を私ごとでありながら変えていただきましたことを大変感謝を申し上げ、お礼を申し上げたいと思います。 質問に入りたいと思います。 平成六年度決算の全般的質疑の二日目でございます。決算をめぐる問題についても一言触れなければいけないと思いますので、触れさせていただきたいと思います。また、各項にわたりましてはその都度やらせていただきたいと思うのであります。 平成六年度の決算を見ますと、不用額の推移をまず見てまいりましたが、一般会計全体では四年度の八千億円余り、不用率一・一一%をピークに……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 時間の制約がございますので、端的に質問に入ってまいりたいと思います。 特に、今年度を見てまいりますと、国民の命と健康という問題から厚生省にかかわる問題というのは大変あるわけであります。エイズ問題、またことしの夏を大変な恐怖に陥れたO157問題、あわせて将来の高齢社会に向けての介護保険等々、国政課題の中で厚生省の問題というのは突出、山積をしているというのが実態であろうかと思います。 そういう中で、昨年、平成四年度、五年度の決算のときにも私は質問、指摘をしておいたわけでありますけれども、このたびの平成六年度の決算報告を見てまいりますと、大変残……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 大変国会で住専問題等の論議がなされておりますけれども、もし住専がなかったとしたら、私は今国会の中心は厚生省であろうと思うくらい幾多の問題が提起をされておるわけであります。 その中で、私、実は大臣に厚生行政に対する基本姿勢からまずお伺いをしたい。 数日前の新聞の政治漫画にこんな掃きだめのツルが描かれておりました。厚生官僚や歴代の厚生大臣がのらりくらりと責任を認めようとしなかったエイズ問題が、菅厚相が家族に謝罪をした、見つかりませんと答弁を繰り返した内部資料が大臣のツルの一声でまるで魔法のようにたちまち見つかった。率直に言って、この言葉は大変……
○中島眞人君 大変時間がございません。予定した時間をもっとまだ詰めていかなければならない雰囲気にありますので要点を申し上げます。答弁も簡潔にいただきたいと思います。 まず、質問というよりは、大臣に急を要しております介護保険問題についてひとつ私の意見を申し上げておきたいと思うのであります。 社会保障制度審議会並びに老健審からの答申がなされました。そして、昨晩、私どもの党では九時過ぎまでこれに対して論議を重ねてきたわけであります。その論議については、さまざまの危惧される問題等の論議がなされているわけであります。 ただ、私は、厚生省にとってみても、私どももやっぱり考えていかなければならないもの……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 このたびの橋本第二次内閣での文部大臣、郵政大臣御就任を心からお喜び申し上げます。 なお、私は文部省に対しまして所定の問題で御質問を申し上げていきたいと思いますが、特に小杉文部大臣におきましては教育行政に大変御見識のある大臣で、御就任早々、ことし懸案でございました給食施設等の調査も早速行われた。そんな報道も聞いております。 しかし、今や行財政改革は時の声であると同時に、一つの大きな問題としては教育改革もこれまた大きな課題である。特に、いじめの問題から発展をして、ことしは学校現場で自殺予告などという大変好ましくない風潮が起こりつつございます。……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 松谷委員の質問に関連をして、大変短い時間でございますので、総理が席の暖まる暇もなく東奔西走、御尽力いただいております具体的な成果並びに御期待等を申し述べるべきでございますけれども、質問に直ちに入らせていただきたいと思います。 外務大臣、昨年のペルーといい昨日の韓国といい、御苦労さまでございます。私も実は驚いておるわけでございますけれども、来週予定されている首脳会議に先立ちまして外務大臣が昨日韓国に行かれました。その中で一斉に各社が報道している内容が、まず韓国側から、女性のためのアジア平和国民基金が韓国人元慰安婦七人に一時金を支給したことに強……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 参議院が決算を重視するという、そういう一つの流れの中で会期内の中でこのように決算委員会が開会されていく、審議されていくということにつきましては、委員長の御努力、また各党会派の御努力のたまものだと敬意を表したいと思います。 そこで、実は一月の十六日に野沢決算委員長が、締めくくりの中で、参議院の決算に臨む姿勢を御質問いたしました。そういう中で、衆議院の優越規定にかかわる問題も質問いたしました。「公正取引委員会委員長及び同委員、国家公安委員会委員については、いずれも昭和二十年代に既に全面削除されており、国会の任命同意について衆議院の優越規定が残っ……
○中島眞人君 黙っていようと思いましたけれども、山本委員の発言が速記録で残ってしまうとそうなのかなという印象になってはいけないので。見解の違いかと思いますけれども、率直に言って私は、従来、中央公聴会とか地方公聴会というのは、大体議案を審議していっていよいよもう大まとめだというときにお聞きをするあの公聴会に比べてみれば、我々参議院としてこれから審議に入っていく前の、僕は秋田へは行きませんでしたが、長野でやった意見はあれは十分公聴会的な要素を私は感じた。 そういうことと同時に、介護保険そのものがみんなわかっていないんじゃないかと言うけれども、御意見を陳述なさった方々は介護保険は一日も早く成立させ……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 尾辻、宮崎両委員からそれぞれの質問がございました。私は、重複をなるべく避けながら、基本的には、先日厚生大臣から所信表明をいただきましたので、所信表明に基づいて質問をしてまいりたいと思うのでありますが、ちょうど私、昨年の二月二十七日の厚生委員会で質問をいたしたことを実は思い出しております。HIVの問題、またそれに携わった菅大臣、大変脚光を浴びまして、その前の日ですか、政治漫画がございました。厚生相は掃きだめのツルだという政治漫画がございました。あなた、ツルになりましたねと、しかしツルは十カ月か一年たつと舞い立つので後を直してちゃんとやってくれな……
○中島眞人君 中島眞人でございます。数多くの質問を通告しておきましたけれども、諸般の状況によりまして圧縮して質問をいたすことになりました。 そこでまず、産業廃棄物行政というもののあり方から大臣にお聞きをしたいと思うのであります。産廃行政というのは国の行政でございます。しかし、実際にこれを行っているのは地方自治体の知事のもとで、知事が国の下請をやるという機関委任事務でございます。そういう中で、都道府県知事の裁量権の問題についてまずお尋ねをいたしたいと思うのであります。 まず、新しい問題として、ことしの二月十三日、札幌地裁が道の建設不許可処分を違法とし、産廃業者の訴えを認める判決を言い渡した。……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 今国会に提案されております健康保険法等の一部を改正する法律案、衆議院並びに本院におきましてもこの改正部分につきまして種々同僚議員から質疑がなされてまいりました。今回の改正は、医療保険の財政が非常に逼迫をしている状況の中で、言ってみれば当面の財政の安定を図るために実施されるということだというふうに思います。そういう点で国民の負担を求めていくという法律の趣旨になっているわけでありますけれども、質疑で明らかになっておりますように、この改正案でいってみても二年間で財政的には破綻が来てしまう。そういう中で、政府が掲げている構造改革、あるいは同時に大臣が……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 この法案が当院で審議されまして、さまざまな意見が交わされてまいりました。それにいたしましても、日本の社会が大きく変わってきているな、そんな感じは私のみではなかろうと思います。 阪神・淡路大震災を初めとするもろもろの出来事が日本の安全神話を崩していき、同時に、日本社会の中でともかく一番信頼されるものというのは宗教であり、学校であり、あるいは銀行というものであったわけであります。にもかかわらず、宗教は巨大化し、また霊感商法、オウムと呼ばれるような形で宗教は国民から離れていく。また同時に、学校は不登校並びに中途退学者の高校生が十一万人も一年間に出……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 本会議の趣旨説明並びに代表質問、並びに前回の委員会等、私は、衆議院の段階での論議というのは、臓器移植を早くすべきだという一つの論議だったろうというふうにまとめて言うならば言えるのではないかと思います。参議院で審議に入った途端に、臓器移植ありきではいけない、やっぱりもっと大切なことは人の死というものをどういうふうに考えていかなければいけないのかという論議が、私は違った面で起き上がっているというふうに認識をいたしております。 けさも、梅原氏の「政治が死を決定してもよいか」というような「論壇」が出ておりました。戦前の学徒出陣などの引き合いが出てお……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 総理が重要課題として掲げる行政改革、財政構造改革、社会保障、経済構造、金融システム、教育改革のいわゆる六つの改革は、本年度予算案について、本年を財政構造改革元年度と位置づけた上で編成していくことを表明して以来、具体的な改革案もいまだ出そろっていないにもかかわらず、国民の間には行財政改革を柱とする諸改革が言葉として定着しつつあることは事実でございます。 この三カ月の間にさまざまな国民の意見が交わされる反面、一方では、いまだ改革案が出されていないにもかかわらず財政改革はできないとか無理だろうとかとの意見もありまして、相変わらず熱しやすく冷めやす……
○中島眞人君 自由民主党の中島眞人でございます。 六人の参考人の方々には、大変御多忙の中を貴重な御意見を賜りまして大変感謝をいたしております。 実は、世論調査を見てみますと、介護保険制度の導入に賛成か反対かという世論調査は、日とともに上がってきている。八月三十、三十一日の実施では七六%、なるべく早くというのが八〇%というふうなデータが出てきているわけであります。 そこで、全員の先生方にお聞きをしたいと思うのでありますけれども時間の関係上できませんので、まず実践をなさっていらっしゃる北さんと、そして、この制度が定着しない段階で既に御熱心な取り組みをなさっておりました山崎さん、それに、私ども……
○中島眞人君 自由民主党の中島でございます。 もう既に、我が党の各先生方が介護保険のまさに専門的分野の中での質問をさせていただいております。私は地方議会の出身でございます。地方は今介護保険はつくらなければならない、やっていただかなければならない、しかしそれには大変な問題がある、そしてどうしたらいいんだろうかということを苦しみながらも、介護保険実施に向けての大変強烈な取り組みをなさっていらっしゃるわけであります。私はそういう意味で、時間もございませんから端的に御質問を申し上げます。 まず、新ゴールドプランというのがございますね。この新ゴールドプランというのは、既に質問が出ておりますが、いろい……
○中島眞人君 本日は、公述人の皆さん方には大変貴重な御意見をいただきまして心から御礼を申し上げたいと思います。 それぞれ皆さん方全員にお話をお聞きしたいわけでございますけれども、時間の限りもございますから、まず天野知事さんにお聞きをいたしたいと思います。 先ほど、平成十一年度までに目標値、施設整備はほぼ達成をされると。これは大変な御努力だろうというふうに思います。ただし、私どもしばしば国会の中でも指摘をしているのでありますけれども、平成十二年以降の整備計画というのは現在のところ出ていないわけですね。これは特に本県の場合は高齢化率が四年も進行している。同時に、介護保険導入が十二年でありますか……
○中島眞人君 十一ページに在宅のサービスの柱になっているホームヘルパー、老人訪問看護ステーション、平成五年度予算の五万二千四百五人、括弧実績六万九千二百九十八人。そうすると、予算以上に実績の方が多いというんだけれども、累積てくるとホームヘルパーはまだ足りないんじゃないですか、目標率に達していないんじゃないですか。同時に、老人訪問看護ステーションというものが出てきたんですけれども、訪問看護の実態も、実態的には目標値に達していないんじゃないか。 たまたま五年度とか四年度では予算に対して実績は達しているけれども、ずっと累積をしてきた一つの目標値には達していないんじゃないかと思うわけですけれども、そ……
○中島眞人君 関連でいいですか。
【次の発言】 私も高等学校の教師の経験がございます。
例えば、初等中等教育、小中学校、高等学校の国際化に対応した問題というのがありますけれども、はっきり言って微視的にしか一つの問題の解決策というのはできないと思うんです。例えば、日本の小中高等教育の中でやっている外国語は英語だけです。国際化時代になって英語だけでいいのかどうかというような問題をこの中でも指摘をしております。同時に、外国人の講師を頼んでいる。これが日本の教師との関係で外国人を教師にすることができるかどうかというような問題等々もあります。かなりいろんな問題がある。
私は、国民生活の調査会というの……
○中島眞人君 時間がございませんので、質問を先にさせていただきます。 まず、八代先生の人口高齢化の問題の中で、働きたくとも六十五歳というハードル以降はこれは働く一つの条件がそろっていない、制度的に。笑い話に、六十五歳以上でも現役でいるのは政治家と力のある者だ、あと国民の大多数はいわゆる働けないという一つの制度が厳然としてある。 例えば、労働省の高齢者雇用対策の助成対象も六十五歳を過ぎますとこれで打ち切りになっちゃうわけです。しかし、そういうものに対する問題点をやはり克服していかなければいけないんではないか、それは私どもが政治の場にいる中でこの論議をしていかなきゃならない問題だという点で、大……
○中島眞人君 両参考人の方々には大変御多忙の中をおいでいただき、御足労いただきまして、感謝を申し上げます。 まず、鷲尾さんにお聞きしたいんですが、今、春闘真っ盛りなんですけれども、春闘の中でも悩みが、賃上げか時短かというふうな問題が今まさにあります。私も新聞等で見る限りしか状況がわからないものですから、私の地元の山梨から資料を取り寄せてみました。率直に言って、大変厳しい。要求組合も昨年より減少しているし、あるいは妥結状況も昨年より悪いということでございますけれども、この春季賃上げ要求状況を、トップとしてお取り組みいただいている鷲尾さん、御感想をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○中島眞人君 地方財政のところの六ページの中で、特に平成四年度以降、各都道府県、各市町村、大変な財政逼迫をいたしております。中でも市町村の間で高齢化あるいは過疎が顕在をしていることは御指摘どおりだと思います。 そこで、ほとんどの町村が各県段階では積立金をほぼ取りまし終わったというのが実態ではなかろうか。にもかかわらず、公債比率が四割に達しているという大変厳しい状況ですけれども、これが平成六年度です。七年度、八年度の見通し等はどうなんだろうか、こんなことを心配するのでありますけれども、悪くなってもよくなる状況というのは見られないんではなかろうか。そういう面の中で、特に一五%から二〇%が二八・七……
○中島眞人君 お二人の先生にちょっとお聞きしますけれども、地方出身の私は、何かお二人の先生のお話を聞いていると都市だけでよろしいと。私は聞いておりまして、地方はますます寂れていくのかなと、こんな感じもしておるんです。 例えば、地方財政という面から公共工事等をいろいろ見てまいりますと、平成三年をピークに地方税はもうはい上がれないような低迷をしているんですね。同時に地方の産業というのを見ますと、昭和四十年代のころに地方に工業立地がされました。すべてそれは製造業です。そういう中で、ますます地方で産業のいわゆる空洞化が起きる、そして低迷をしていく。そういう中で地方自治体は一生懸命歯ぎしりをしているん……
○中島眞人君 学者先生から大変ショッキングな発言を、私は特に正村先生の農業などは切り捨てろ、要りもしない農道などはっくる必要はないというお言葉を聞きまして、確かに社会保障とかそういう面からいけばそういう論理も成り立つだろう。 しかし片方で、私は、今規制緩和という問題が一つの風潮として大変流れております。これは結構なことだし、そこまで日本が来たのかと思うんですけれども、この狭い日本列島の中で、少なくとも規制緩和を必要とする中で、それぞれの分野のものがそれぞれに自立をしてきた歴史的な経過というものも私どもは真剣に考えてみなければいけない。そのことがあったことによって日本のいわゆるいろんな企業とか……
○中島眞人君 財政構造改革の中の特に医療改革で、特に十年度予算に向かって言うなれば五千億の切り込みをしていくという大変な御苦労をしていただいている中で、きのうきょうの新聞の中にも薬価を二千億くらい切り込んでいくというような報道がなされております。率直に言って、大変な御努力をいただいているという点については敬意を表すわけですけれども、どうも重箱の隅をつつくような形で取り組んでいるんじゃなかろうか。 去年からことしにかけては介護保険一色ですけれども、おととしから昨年の春にかけては薬そのもの、例えば薬害とかそういうふうな問題。ところが、昨今では薬害とか薬というふうな問題そのものについては何ら論議が……
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