このページでは藁科満治参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○藁科滿治君 私は、民主党・新緑風会を代表し、さきに行われました財政演説に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 最初に、予算編成をめぐる基本的な問題ですが、政府は、経済新生対策を発表したその日に今年度の経済見通しについても見直しております。それによりますと、実質成長率は当初見通しの〇・五%から〇・六%へ〇・一%の上方修正となっておりますが、一方で、名目成長率は当初見通しの〇・五%からマイナス〇・三%へ〇・八%の下方修正となっています。 政府は、今年度ははっきりとしたプラス成長を達成すると公約しましたが、名目ベースの成長がマイナスということは、はっきりとしたプラス成長が達成されたとは……
○藁科滿治君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました森内閣総理大臣問責決議案に賛成の立場から討論を行います。(拍手) 討論の前に、まず、先日御逝去されました前小渕内閣総理大臣の御冥福を心からお祈り申し上げます。 さて、森内閣総理大臣が問責に値する最大の理由は、森総理が公の場で明らかに憲法に違反する発言をされたことにあります。 森総理は、五月十五日に開かれた神道政治連盟国会議員懇談会のあいさつの中でこのように申されました。ややもすると、政府側、今の私は政府側におるわけですが、若干及び腰になるようなことをしっかりと前面に出して、日本の国、まさに天皇を中心にしている神の国であ……
○藁科滿治君 まず最初に、大臣に御質問をさせていただきます。 大正十年に制定されました弁理士法が実に七十九年ぶりに全面改正される、こういう運びになりました。いささか時期を失したという感は免れないと思います。 特に、二十世紀の後半四半世紀を振り返りますと、国際化と情報化の流れが一気に加速をした時期でもございまして、この制度が実質的にはさまざまな面で機能しなくなっていたというふうに私は判断をしておりますけれども、まずこの点について大臣の現状認識を伺いたいと思います。 あわせて、この法改正が単に弁理士の業務拡大とかあるいは既得権の保持拡大といった側面では極めて残念なわけでございまして、私は、基……
○藁科滿治君 おはようございます。民主党・新緑風会の藁科でございます。 大量生産、大量消費、大量廃棄、こういう経済社会の構造については、地球環境を破壊したり、我々の生活の周辺にまでさまざまな弊害をもたらしております。今こそ我々は地球環境のためにも、そしてまた次の世代のためにもこの構造を転換していかなければならないと、私もそのように認識をしております。特に、省資源型、リサイクル型の構造に転換する第一歩としてこの法案を前向きに受けとめていきたい、このように考えております。 しかし、問題がないわけではないので、私も関係省庁の連携の問題、それから法的整備の問題等について幾つか具体的な質問をさせてい……
○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。 まず最初に、中小企業対策の中長期的な展望について少しくお尋ねをしたいと思います。 昨年、中小企業基本法が改正されました。この基本法の改正によりますと、我が国の中小企業政策の基本理念が従来の保護、育成から活力ある成長発展へと、こういう方向に転換をされました。二十一世紀に向けての中小企業の方向性として、私は適切な転換であったというふうに考えております。 しかし、我が国の中小企業の実態を見てまいりますと、一部の企業群で経営力、技術力を向上させ独自の成長発展というものを引き出しておりますけれども、その他の大方の集団は依然として大変難しい状況にあ……
○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。
予算に関連して数点質問をさせていただきます。
先週末、政府が月例経済報告の中で緩やかなデフレというものを認定されました。これは戦後我が国の中で初めてのことでありましょうか、先進国の各状況を見てまいりましても、これは日本だけの状況でございます。私は極めて憂慮すべき状況にあると、このように判断しておりますが、経済閣僚として大変影響力を持っております平沼大臣に、この現状認識をどのように受けとめられているか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そういう状況のもとで、今も景気低迷の一つの大きな要因として消費支出の低迷が横たわっているわけで……
○藁科滿治君 おはようございます。 私は、石油業法の廃止と石油備蓄法の一部改正に絞って幾つか質問をさせていただきます。 改めて言うまでもないことでありますが、エネルギーの安定供給政策については、国の経済あるいは国民の生活にとってまさにその源泉をなすものである、こういう認識を持っておりまして、したがって国家の最優先的な政策課題である、これは言うまでもないことであります。格別、我が国の場合には、少資源国というような制約の中での状況だけにその意義はより重いと、このように認識をしております。 さて、我が国は二度の石油ショックと湾岸戦争の体験をいたしました。率直に言って、官民の協力によってこの危機……
○藁科滿治君 ただいまから平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。
本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。
つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの風間昶君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、議長に今井澄君、副議長に山下栄一君を指名いたします。
これにて散会いたします。
午後三時三十七分散会
○藁科滿治君 私は、会長に井上裕君を推薦することの動議を提出いたします。
○藁科滿治君 私は、今回この調査会に入れていただきまして、その冒頭に有意義な調査報告を聞かせていただきまして、大変感謝をいたしております。 若干感想を申し上げたいんですけれども、まず第一に国際問題、ちょっと前にベルリンの問題を含めていろんな行事が行われました。考えてみますと、もう十年たったわけですね。私どもは、あのベルリンの壁が除去されて、これからの仮に五年、十年というのはもっと大きな平和に向けた、あるいは友好に向けた道が開けるのではないか、こういう期待感を持っていたと思うんですね。しかし、現実の流れはそうではなかった。むしろ冷戦構造という一つの仕組みの中で、その方程式に情報を入れればある程……
○藁科滿治君 それぞれ貴重なお話を承りましてありがとうございます。 特に、功刀先生からは、国連の発展に当たりましての国際NGOとの関係、いろいろ論文でも読ませていただきましたが、この両者の協力関係の向上ということが非常に重要ではないかと私どもも判断をしております。 そこで、お伺いいたしますけれども、この両者の協力関係を今後発展的に確固たるものにするためには、国連本部の機構、人事、そういった面で大胆な改革強化が必要ではないかというふうに思っております。特に、先生は国連の事務局の中枢で御活躍されておったようでございますので、ぜひそういう経験も踏まえまして、どういう対応をしていったらいいのか、ま……
○藁科滿治君 どうも貴重なお話をありがとうございました。 具体的な問題で二つ質問をさせていただきます。 先週、アナン事務総長がティモールの方に訪問されました。現地の評判は大変厳しいわけですね。マスコミの評論も、国連側の一連の取り組みは失敗だったという断定的な報道もございます。もちろん現地のもろもろの複雑な背景がありますから事は簡単ではないと思いますけれども、参考人はこの対応について、対応の方法あるいはタイミングなどを含めてもう少し何かうまい方法があったんじゃないか、特に現地に喜ばれるような対応の方法があったんじゃないかというようにお考えか、いや、あれはやむを得ないんだという御見解なのか、ま……
○藁科滿治君 それでは、田所参考人に二つ簡単に質問をさせていただきます。 先日の調査会でも私は、日本の議会における国際機関の財政問題、こういう問題に対する審議、こういうものが非常に消極的ではないかという意見を申し上げました。特に、アメリカの議会における対応と対照的に、日本の場合には聖域的な分野であるというようなことで国連とかODAとか余り踏み込んだ論議をやっていない、こういう問題があると思います。 御案内のように、日本の財政事情からいいましても、それから国連の負担率というものに見合う発言力を高揚する意味からも、もう少し積極的に国会で論議をする必要があろう、こういうふうに思っているわけでござ……
○藁科滿治君 ドイツのある研究者が常任理事国の問題で、ドイツのことを例に挙げて分析されているわけですけれども、三つの物差しに照らして判断をする必要があると。 第一は、軍事、経済、技術、この面で相応の力を持つと。それから第二は、財政負担で相応の力を持つと。それから三つ目が非常に重要なんですが、その地域でそれだけに評価される代表としてのふさわしい地位を持つと、こういう非常に客観的な論評を示しておるわけですね。 私は、きょうはこの問題がメーンのテーマではありませんけれども、国連とのかかわり合いにおいて、我が国はという思い込みではなくて、こういうクールな客観的な評価を下しながら判断をするということ……
○藁科滿治君 ちょっと途中離席いたしまして失礼いたしました。 つい最近、朝鮮半島で南北両首脳の会談が六月ですか、開かれるというニュースが入ってまいりました。我々も非常に期待感を持っているわけでございますが、こういう動向について、中国はこういう動きをどういうふうに受けとめているんでしょうか。 両先生に伺いたいと思います。
○藁科滿治君 課題は大変多いんですけれども、国連の改革がなかなか進まない、こういう状況にございます。しかし、ことしは二〇〇〇年ということですから何とかしなきゃいかぬ、また何とかしてくれるだろうという、こういう期待感が世界から注目されていると思うんですね。しかし、きょういろいろお話を伺っておりまして、事は簡単ではないと。 三先生に簡単にお答えいただければありがたいんですけれども、私はいろいろお話を伺って感じますのは、ことしが大きな節目だから勝負の年として大転換をする、そういう決断を引き出していく、こういう取り組みをしていくべきなのか、それとも、この調査会もその趣旨で今いろいろ討論しているわけで……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。