このページでは加納時男参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 本日は、岸会長そして田中理事長、神田先生、大変貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。私ども、今、公的資金の注入といったことも大きなテーマにして議論しているところでございますが、きょう先生方からは、ただいま公的資金じゃなくて知恵を注入していただきまして、まことにありがとうございました。これから、私の持ち時間は四十一分でございますが、なるべくポイントを絞ってお伺いしたいと思っております。 今お話を伺いまして、三つほど論点があるような感じがいたしました。第一は、岸参考人からお話がございました、特に重点を置かれました金融システムの安……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 三点ございますが、第一は中小企業における貸し渋り対策についてお伺いしたいと思います。 ちょうど一週間前でございますが、この席で通産大臣のごあいさつを伺っておりました。その中で、無担保保険及び特別小口保険については保険限度額を引き上げる、これを貸し渋り対策の重要な柱にすると大臣から決意を伺ったわけでございます。確かに、現在、中小企業の経営実態は深刻でございます。金融機関の貸し渋りに加え、債権回収まで始まっておりまして、このために資金繰りが苦しくなって経営が行き詰まり倒産に至る例も多く伺っているところでございます。 ところで、信用保証協会の保……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。
中小企業の金融実態、相変わらず大変でございます。昨年の十二月に政府が中小企業を重点とした貸し渋り対策、金融対策、さまざまなものを実施に入っているわけでありますが、今日までの状況とこれからの課題といったことを中心に質問させていただきます。
まず初めに、政府系の金融機関の貸出額、この推移はどうなっておりますでしょうか。あわせて、民間金融機関の融資動向についても伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。政府系のはよくわかりました。
一方、今金融監督庁からの御報告でありますが、日銀の統計と全銀協の統計が違う、これはわかりますけれ……
○加納時男君 おはようございます。自民党の加納時男でございます。 石油公団の問題について質問させていただきたいと思います。 堀内前通商産業大臣が石油公団には一兆三千億円の不良債権があるというような御指摘をされまして、通産省においてもいろいろ調査をされてこられ、石油公団再建検討委員会報告書が九月二十九日にまとまり、この席でも御報告をいただきました。読んでまいりました。読んだ上で御質問させていただきたいと思います。 この報告書、現状分析ですとか、抱えている課題を非常に鮮明に出していると思います。また、今まで我々が知らなかったデータが非常に率直に公表されていること、私はその点は評価したいと思っ……
○加納時男君 新事業創出促進法案の究極の目的といいますか、この法案を提出された背景、その奥にあるものに絞ってまず大臣にお伺いしたいと思います。 昨日の予算委員会での林芳正委員への御回答あるいはこの委員会での前川忠夫委員との質疑、これを通じて私は非常に印象深く感じたことがございます。それは、確かに現象的にはこの法案は消費者の新しいニーズあるいは地域のニーズに、あるいは今度はシーズ側として技術でありますとか経営ノウハウ、資金といった、そういうシーズとニーズを結びつける環境整備だという大臣の御答弁、もちろんそのとおりだと思うんですが、大臣が端々に言われたことをずっと伺ってメモしてみたんですが、どう……
○加納時男君 同じく自由民主党の加納時男でございます。 今、大手行の中小向け貸し出しについて岩井委員から御質問があり、これに対して柳沢委員長からお答えがあり、それを伺っておりました。 その中で、十五行中八行が未達であるということを言われました。新聞情報では、最大の未達の銀行は相変わらず五千億円を超えている、全体を合計して七千百億円を超える未達になったということが指摘されているわけでございます。 先ほどの大臣の御答弁では、繰り返さないようにしますけれども、健全化計画のスタートはことし十一年四月である、これは私も存じておりますが、そういうことでスタートの状況を把握したんだ、あくまでも十二年三……
○加納時男君 加納時男でございます。 今回の事故はまことに遺憾であったというのは、中曽根長官が言われたとおりであります。日本初の臨界事故。今まで原子力では、メディアでは事故だ事故だと言っていますけれども、国際的に見るとアクシデントというのは一件も起こっていなかった。今回が初めての国際的に見てもアクシデントという事故レベルのもの、現実に放射線による影響が出た事故でございます。 また、今回の事故は、ジェー・シー・オーの違法な作業、違法行為とあえて言いたいと思いますが、違法な作業によって引き起こされたものであり、その根底には臨界事故に対する危機意識が欠けていたと言わざるを得ない、これが第二の特徴……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。
きょう午前中に山下委員からだったと思いますが、中小企業の金融安定化特別保証制度について質問があり、非常に効果が上がっているという大臣の御回答がありました。
全体として確かに大きな効果が上がっていると思うんですが、特徴といいますか、月次の動きですとか現在までの状況からどういう御印象を持っていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 月次の動きはどうでしょうか。
今おっしゃった十三・五兆円というのは累積だと思います。これは長官にお願いしたいと思うんですが、十月から二月までどんなぐあいでしょうか。
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 けさ大臣からお話のございました予算説明、これに沿いまして二つほど御質問させていただきたいと思います。一つは新事業創出に関する問題、もう一つはエネルギーであります。 今、同僚の梶原敬義議員からも新事業創出に関連する質問がございましたが、少し深めて質問させていただきます。 産業の再生そして経済の活性化、これが急務であるということが大臣のお話の中にございました。この根本には、私は、アントルプルヌールといいますか、起業ですね、アントルプルヌールの精神が殊のほか大事であり、先ほど鴇田長官もちょっと触れられましたけれども、一九八二年にアメリカのSBI……
○加納時男君 本日は、舟橋さん、小暮さん、村さん、三人の参考人の方には貴重なお時間をいただき、有益な御示唆をいただきましたことをまず厚く御礼申し上げたいと思います。 今、三人の参考人のお話を伺っていて、おかげさまで私なりに問題点の整理が少しできたような気がします。第一は、今回四業種予定されておりますが、四業種が妥当であるかどうか、二つ目には、書面交付なりクーリングオフ、中途解約といった中身の問題、それから三つ目は、抗弁権の接続、このあたりが私は共通の問題かなという感じがしましたので、これに区分してそれぞれ参考人にお伺いしたいと思います。 まず、舟橋参考人に伺いたいと思うんですが、先ほどの資……
○加納時男君 おはようございます。自由民主党の加納時男でございます。私は、訪問販売法と割賦販売法に絞りまして質問させていただきたいと思います。 一昨日参考人質疑を行いまして、その結果幾つかの問題点が明確になってきたかと思いますので、参考人質疑を踏まえて質問させていただきたいと思います。 第一は、対象業種をどう考えるかということでございます。継続的役務取引における消費者トラブルが急増しているということで今回の法改正になったわけでございますが、適用対象とする業種が今想定されております四業種でいいのかどうか、エステ、外国語会話、学習塾、家庭教師派遣事業、いずれも確かに苦情はございますが、これでよ……
○加納時男君 加納時男でございます。 事前に質問のポイントを通告させていただくのを例としておりますが、例に倣わずに、きょうは、異例でございますけれども、通告外の質問を冒頭にさせていただきたいと思います。 けさ起きまして、ここに来る前に新聞を見ましたら、朝日新聞、読売新聞、日経新聞、すべてにここにいらっしゃる有馬大臣の大きなお写真が写っております。こういう新聞でございます。(資料を示す) これは、原子力委員会の円卓会議モデレーター、東京工大の前学長の木村さんが座長をなさり、中島篤之助さんですとか小沢遼子さん、石川迪夫さん、茅陽一さんがメンバーでモデレーター会議がありますが、その座長さんのお……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。 初めに、ガス事業法から入ってみたいと思います。 エネルギー政策全体としてその政策目的を考えていくときに、コスト、セキュリティーそして環境適合性が大事だということは既に合意が得られている話かと思っております。また、前回の当委員会におきまして、科学技術庁長官から、化石燃料に代替していくエネルギーとして原子力と新エネルギーの比較があり、新エネルギーについては非常に魅力のあるものだけれども現状のウエートも小さく、将来的にも大きくは期待できないということから、原子力が非常に重要だというお話があったかと思います。 一方、化石エネルギーの中で考……
○加納時男君 加納時男でございます。 けさ一番で質問に立たれました同僚の長谷川議員の質疑を通じて、大臣並びに稲川長官の回答に非常に私は大事な点があったような印象を受けました。 それは、エネルギー種別を、エネルギーを選ぶ場合の価値基準として三つほどきょう挙げられたような気がします。 一つは量、量的にどの程度賄えるのか。これは先ほどの数字でいうと三五、六%という表現でございましたが、全発電電力量の三分の一を日本全体で超えており、そしてまたところによっては四〇%を超え五〇%近いところもあるわけでありまして、量的にどの程度賄っているのか、将来的にも量的にほとんど期待できないエネルギーであるのか、……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。 先週のこの時間に質問させていただき、さらに勉強する、調査するとおっしゃったことが若干ございましたので、そのことを一つ最初に伺いたいと思います。 その話といいますのは、先週の火曜日、五月二十五日に発売された六月八日号の写真週刊誌フラッシュの記事の件でございます。ちょうど今から一週間前、五月二十七日のこの委員会においてその問題が取り上げられました。 これは、「私は原発で「放射線濃度」のデータを改ざんした」という大変おどろおどろしたタイトルが表紙に載り、全国の主な日刊紙の朝刊の広告に大きくこれが載ったので、たくさんの方々の目に触れている……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。短い時間でございますから、端的に質問させていただきます。
基準・認証の整理合理化は、つとに大事だということが言われておりましたけれども、今回法律が出てきたわけでございます。今なぜ法改正なのか、通産大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 非常によくわかりました。今のお答えをベースにこれからの二十分間は質問を集中してみたいと思います。
今のお話の中で非常に共感しましたのは、技術進歩であるとか品質管理体制の確立であるとか自己責任とか国際基準との整合、これは私は一々もっともだと思うんです。
だとしますと、総務庁に伺いたいと思うんですけ……
○加納時男君 自由民主党の加納時男であります。 けさの通産大臣の提案理由を伺っておりますと、生産性という言葉が非常に大きなキーワードになっているようであります。経済の潜在的な成長力を大きく左右する生産性の伸び率が近年大きく低下している、国際的に見てもOECD加盟国の平均を下回るなど憂慮すべき状況という認識のもとに、我が国の生産性向上のための一連の施策を講じ、我が国産業の活力の速やかな再生を実現するために本法律案を提案するんだという御説明がありました。 その後の同僚議員との質疑の中で繰り返しおっしゃったことは、生産性の低い分野からより高い分野へ経営資源を移動していくことがこれの目的だと。私は……
○加納時男君 加納時男でございます。 きょうは全般的質疑ということでございますので、環境問題に焦点を絞りながら、各省庁にまたがる問題をいろいろお伺いしたいと思っております。 四点に分けまして、一つは、環境と健康という観点からダイオキシンを取り上げます。二つ目には、環境と外交、特にODAに重点を当てたいと思います。三つ目は、地球温暖化問題であります。四つ目は、エネルギー・環境教育ということで、この四点にわたって質問させていただきたいと思っております。 初めに、ダイオキシン問題について、環境庁長官及び厚生大臣の御見解を伺いたいと思います。 去る二月二十三日、参議院予算委員会で真鍋環境庁長官……
○加納時男君 加納時男でございます。 今、同僚の平田耕一委員の質問に対して、深谷通産大臣は冒頭、中小企業対策について二つのことを言われたように思います。非常に重要な点だと思うんです。 一つは、緊急対策として金融の流れを円滑化していくこと、貸し渋り対策に全力を挙げること、これは今回の決算対象となった年度を通じてやってこられたことであり、これからもやっていかれるということ、これは大事なことだと思います。もう一つ、これから前を向いて起業の創造、いわば業を起こす方の起業でございますが、アントルプルヌールでございますが、こういったこと、産業の活性化といった前向きの施策。緊急課題と前向きと二つに分けて……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 去る十一月五日に、原子力安全委員会ウラン加工工場臨界事故調査委員会の中間報告が発表されました。きょうはそれに基づいて質問させていただきたいと思います。 この報告書によりますと、ジェー・シー・オーから科学技術庁に第一報が入ったのが事故発生後約四十分ぐらいたった十一時十五分ということでございます。そのときに、臨界事故の可能性があるということがついていたということがこの中間報告にはっきりと載っております。 それから見まして、十一時十五分から見て、政府が具体的に臨界事故であると認識しアクションを起こすまでに大分時間がかかっているということがこの報……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 本日は、河瀬市長さん、そして前田委員長さん、秋元社長さん、中島先生、四人の参考人の方から大変貴重なお時間を割いていただきまして、有益なお話をいただき、ありがとうございました。 きょうは、今お話しになられたことに沿いまして極力質問させていただきたいと思います。私も、この仕事に入る前に参考人で呼ばれたことがあるんですけれども、せっかく説明したのにそれと関係ないことだけ聞かれてがっかりしたことがありますので、きょうはなるべくお話しされたことに触れて伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず第一なんですけれども、まず河瀬市長に伺いたいと……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 さきに成立しました中小企業基本法の改正、それから、きょう提案されております中小企業の事業活動の活性化に関する七つの法律及び関連する法律の改正、そして新事業創出促進法といった今回の各論レベルと、両方パッケージにした基本理念の変化というのがまず大事だろうと思います。その基本理念の確認を初めにさせていただき、個別の問題に入りたいと思います。 大臣に伺いたいと思いますが、先般もここで議論されましたように、昭和三十八年の中小企業基本法の制定以来、大きく世の中変わってまいりましたけれども、旧法と新しい基本法との最大の違いというのは、古い法律では、中小企……
○加納時男君 おはようございます。 ただいま堺屋長官は、景気動向の的確な把握が重要であるとおっしゃいました。全く同感でございます。 先日、四半期別国民所得統計、いわゆるQEでありますけれども、十―十二月期が発表になりまして、昨日も長官からいろいろお話がございました。それで、本日は一点に絞りまして、民間最終消費の的確な把握、この一点に絞って質問させていただきたいと思います。 昨日までの御説明によりますと、十―十二月期ではGDPの前期比が一・四%マイナスになっている。その中の大きな原因として、GDPの六〇%を占める民間最終消費、前に個人消費と言っていたものですが、これが前期比で一・六%マイナ……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。 中小企業指導法の一部改正案について先週のこの委員会で大臣は冒頭に提案説明をされたわけでありますが、そのときに、経済活力の源泉である中小企業の活性化を図ることは我が国経済の新生を実現するため非常に重要な政策課題である、そのことが一つと、それからもう一つ、多様な中小企業に対しその個々の必要に応じてきめ細かく経営資源の確保を支援することは、地域における経済の活性化など我が国経済の活力の維持及び強化にとって非常に重要な役割を果たすものであるといった理由を述べておられます。この二つの点、つまり中小企業の活性化を図ること、そのために経営資源の確保……
○加納時男君 加納時男でございます。 初めに、堺屋長官に、今なぜ消費者契約法なのかということについて伺いたいと思います。 昨日からきょうの午前中までの本会議並びに委員会での同僚の質疑を真剣に伺いました。私の印象では、ほとんどの大筋において同僚議員の意見は一致していると思います。一つだけ、一つというか一カ所違いがあるだけだと思っております。 私なりに整理してみますと、消費者契約というのは消費者と事業者の合意で成立するものであり、契約自由の原則といって両者は対等のものである、そして自己責任が原則であるというのが自由主義市場経済での原則であろう、これはどなたも別に異論はないと思います。 二つ……
○加納時男君 加納時男でございます。特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案について質問させていただきたいと思います。 これまで私ども人類は、さまざまな夢を描き、これを実現してまいりました。病気を治して長生きをしたい、風のように地上を走りたい、あるいは鳥のように空を飛びたい、地球の裏側の人と話したい、さまざまな夢は実現してまいりましたが、これは科学技術によるものだったと思います。 科学技術にはこのような光の面と同時にリスクがございます。原子力も同様だと思います。 石油に代替しエネルギーの安全保障を実現する、あるいは発電端では自然エネルギーと同じようにCO2を発生しないというクリーンさ、あ……
○加納時男君 加納時男でございます。 きょうは、三人の参考人の先生方に非常に詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。 初めに、森嶌参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど森嶌先生がお話しなさった、引用されました平成十年五月二十九日付だったですか、高レベル廃棄物処分懇談会の「基本的考え方について」、これを読ませていただきました。きょうのお話と重ね合わせまして質問させていただきたいと思います。 きょうも先生が冒頭にお話しされたように、処分懇では高レベル廃棄物に関する日本の立ちおくれ、欧米に対して、きょうもおっしゃっていましたけれども、十年ないし二十年おくれていると。おっしゃると……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。 まず、本日の質問はネーミングから始めたいと思います。 特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案という名称で出ておりますが、この名称について先週この場で行われた参考人質疑で、富士常葉大学の学長の徳山明参考人から次のようなお話がございました。自分は、というのは徳山先生ですが、二十年以上この問題に取り組んできているけれども、これまで高レベル放射性廃棄物の地層処分ということで理解をし議論をしてきた。この言葉はかなり定着しているのに今回の法律の名前がそうなっていないのはなぜかというような御指摘がございました。 これについて伺いたいと思います……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。
阪神・淡路大震災から五年たちました。この間、災害復旧とか地震対策で種々の対策が講じられてきたところでございます。その一つにDIS、ディザスター・インフォメーション・システム、地震防災情報システムというんでしょうか、があるというふうに承っております。まず、このねらいについて伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
今お話しのように、限られた情報下で大まかな推計をすると政務次官はおっしゃいましたけれども、そういうねらいがまずEESにあると思います。
先日、実は私は国土庁三階の防災対策本部を見学させていただきました。……
○加納時男君 加納時男でございます。 ジェー・シー・オー事故の教訓と対策について伺いたいと思います。 ジェー・シー・オーの臨界事故が起こったのは去年の九月三十日でありますから、約一年たつわけであります。あの事故は、違法な作業によるものである、また実験炉用の特殊な燃料の加工工場という特殊なところで起こった事故である、放射能事故ではなくて放射線事故である、いろんなことがありますけれども、私は言いわけはだめと思っております。起こったものは起こった、この事故を真剣に受けとめなければならない。何よりも、我が国で初めて作業を行っていた方二名が亡くなるという事故でありました。また、国際的な原子力の事故評……
○加納時男君 おはようございます。自由民主党の加納時男でございます。 初めに、国民生活センターの糠谷理事長に伺いたいと思います。今いろいろ御説明いただきましてありがとうございました。 きょう、糠谷理事長のお話を伺う前にちょっと新聞を見ていましたら、これはけさの読売新聞の二十五面ですか、かなり大きな記事で、今のお話に直接関係のあることがたくさん載っておりました。タイトルは「「内職・モニター商法」苦情急増」ということでございます。ここに書いてあることと今のお話を絡めて理事長に伺いたいと思うわけでございます。 先ほど糠谷さんの御説明で、この四年間ですか、内職・モニター、それからマルチ商法に関す……
○加納時男君 自民党の加納時男でございます。 先ほど平沼大臣から経済産業省関係予算等の説明があり、しっかりお聞きしました。 その中で、第四の柱としてエネルギー政策が取り上げられており、「国民生活及び産業経済の基盤となるエネルギーの安定供給の確保や温室効果ガスの排出抑制等の地球環境問題への対応を図ることはもとより、こうした問題を新たな成長要因に転換できる経済社会システムを構築していくことが重要」ということに伺ったわけであります。この趣旨、全く賛成でございます。全面的に賛成でございます。ぜひこの方向で政策調整をやっていただきたいと思います。 その観点から、まず大臣に伺いたいと思います。 き……
○加納時男君 おはようございます。自由民主党の加納時男でございます。
平沼経済産業大臣にお伺いいたしたいと思います。
一昨日、五月二十七日に新潟県の刈羽村でプルサーマルに関する住民投票が行われました。この結果についての大臣の御所感を伺いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
今、大臣の御答弁の中で、十分な理解が得られていないということは非常に残念である、これに対して対策を講じていきたい、十分なもっと情報を提供してわかっていただきたいということですが、きょうはこの委員会は実はいろんな方が注目して、国民の中でも注目している方が多うございますので、十分な理解が得られないという……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 藤目さん、関岡さん、石黒さん、三人の参考人の方、きょうは非常に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、三人の方にそれぞれ伺いたいと思いますが、まず最初に藤目参考人に伺いたいと思います。 先ほど御説明のあった資料の、ページ数で言いますと三枚目の左の下でございますが、ここのところで先ほどお話があったのは、アジア地区の特に途上国の石油需要がふえてくる、そのふえてくるのは自動車等の輸送用のエネルギーであるという御説明がありました。 確かに、現状、五MBDといいますから五百万バレル・パー・デー程度の輸入量が二〇二〇年には五倍……
○加納時男君 おはようございます。自民党の加納時男でございます。
石油備蓄法の改正につきまして質問させていただきます。
まず、大臣に伺いたいと思いますが、石油備蓄法と言っているんですけれども、石油備蓄の目的は何でしょうか。
【次の発言】 石油の安定供給を確保することによって国民生活を脅威から守るという御説明、よくわかりました。
だとしますと、そのための方策として、国の役割と民間の役割というのは日本は二本立てでやっていると思いますけれども、このそれぞれの役割は何でしょうか。国家備蓄と民間備蓄です。
【次の発言】 それぞれの役割、よくわかりました。
今、大臣のお話を伺っていますと、一つ疑問……
○加納時男君 おはようございます。自由民主党の加納時男でございます。
商工会法につきまして、質問をさせていただきたいと思います。
初めに、商工会と商工会議所でございます。どちらも商工会法、商工会議所法という法律に基づいた法人でございますけれども、いずれも読んでみますと、一定の地域における商工業の改善と発展を期するものということになっております。同じような目的ですけれども、なぜ二つの団体があるのでしょうか。
【次の発言】 今の副大臣の御説明で、組織運営面、それから事業展開面並びに規模の面で違うということが御説明ありました。
法律を読んでいますと、もう一つ違いがあるかなと思うのは、商工会の方……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 本日は、外務省、それもODA一本に絞って質問させていただきたいと思います。 本年の一月二十日に内閣府から外交に関する世論調査の概要が発表になりました。その中でODAに関する質問があります。ODAを積極的に推進すべきだという意見は、ひところは四〇%を超えていたんですけれども、今回の世論調査を見ますと、この十年間で激減をしまして二三%に、約半分ぐらいに減っております。また、ODAを縮小すべきだというネガティブな意見は、ひところは一〇%ぐらいだったんですが、これも十年間で倍増して二二%ぐらいにふえております。つまり、ODAについてはふやせというの……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 中小企業の問題とエネルギーの問題と二つに分けまして質疑をさせていただきたいと思います。 中小企業金融安定化特別保証制度は、ことしの三月に終了いたしました。これは、中小企業信用保険法の一部を改正する法律という名前で一九九八年の十月一日から実施されてきたものでございます。この間にどのような実績が上がり、成果があったのか、課題があるのか、決算を中心に質問させていただきたいと思います。 初めに伺いたいと思いますけれども、この間の特別保証の承諾件数は何件あり、保証金額は幾らになったのでしょうか。
○加納時男君 自由民主党の加納時男であります。 三点伺いたいと思いますが、一点目はエネルギーの安全保障について、二点目は地球温暖化防止対策について、三点目が、今、塩川財務大臣から御報告いただきました予備費の使用状況についてであります。 まず、エネルギーの安全保障でありますけれども、これは経済産業省並びに防衛庁に関するものでございます。 ブッシュ大統領が、五月十七日の日に、アメリカの国家エネルギー政策というものを発表いたしました。この中で非常に印象深かったのは、アメリカはペルシャ湾岸への石油の依存を高めている、輸入石油もふえてきている、これはアメリカにとって非常に脅威である、エネルギーの安……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。
田中大臣、先週は日米外相会談、お疲れさまでした。ちょうど一週間前の十八日、アメリカのパウエル国務長官に対して、田中大臣は、アメリカのミサイル防衛構想を理解すると発言されたと伝えられておりますが、事実でしょうか。
【次の発言】 関係国との協力、理解をしながら考えていくというのはおっしゃるとおり私も賛成でございます。
質問でございますけれども、理解したと今おっしゃったんですけれども、これはいわゆるTMD、シアター・ミサイル・ディフェンス、それから今までアメリカでクリントンのときに出てまいりましたナショナル・ミサイル・ディフェンス、いろんなものが……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 去る五月十六日、この席におきまして村井防災担当大臣からごあいさつがありました。その中で、地震防災対策の強化に努めるということ、そして発災時、災害発生時の初動体制については、防災対策にITを活用し、中央防災無線網及び地震防災情報システム、DISを引き続き充実していくというごあいさつがございました。 そこで、そのごあいさつに沿いまして、地震防災情報システムについてまず質問させていただきたいと思います。 阪神・淡路大震災がありましたのは一九九五年一月十七日でありますから、あれから六年を経過し七年目に入ったところでございます。あの大震災の反省の一……
○加納時男君 おはようございます。自由民主党の加納時男でございます。 まず、PRTRのコンセプトから入ってみたいと思います。 通産大臣にお伺いしたいと思います。 OECDのガイダンスマニュアルによりますと、PRTRとは、潜在的に有害な化学物質の排出量及び移動量を事業者がみずから把握し、これを行政に報告し、行政がこれを公表するということになっておりますが、世界の流れを見ていますと、二つ違った動きがあったように思います。 一つはアメリカでございまして、ライト・ツー・ノウ、知る権利という言葉で呼ばれておりますように、バルディーズ号の原油流出事故、あるいはインド・ボパールでのイソシアンエステル……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 栗山、平山、冨澤三公述人の先生方には、大変有意義なお話をありがとうございました。今のお話に基づいて一、二質問させていただきたいと思います。 最後にお話しなされました冨澤暉公述人から集団的自衛権と個別的自衛権のお話がございました。ここからスタートしてみたいと思います。 日本国憲法の中に、今お話しの集団的自衛権、これはないとか、個別的自衛権、これはあるというふうに明文では書いていない、これは確かでございます。したがって、憲法解釈の問題だというふうに理解しております。 集団的自衛権というのはこの席で何度も実は議論されてまいりました。これは国際……
○加納時男君 両公述人の先生方、ありがとうございました。 初めに、中島公述人に伺いたいと思います。 先生のお書きになったもので最近、日経新聞の二月二十五日ですか、円の国際化を考えるという、非常に興味深く読ませていただきました。きょうまた今お話を伺ったのでそれに関連して一、二伺いたいと思います。その後、青山公述人にお伺いしますので、ちょっとお待ちいただけたらと思います。 最近の経済情勢と円の国際化の関係でございます。今、先生お話しございましたように、ユーロの登場というのは大変大きな話題でございます。これはおっしゃるとおり基軸通貨になる可能性も秘めたものであり、さすればこそポートフォリオにお……
○加納時男君 どうもお二人の参考人の方、ありがとうございました。 初めに、横浜の合田さんにお伺いしたいと思います。 私も横浜に十年間住んで、子供が四人、孫が七人ということで、保育所にも大変お世話になりました。きょうは身近なお話を伺ったわけでございます。 きょうのお話でちょっと伺いたいことは、横浜の保育室というのは私は大変すばらしいアイデアでありますし、実によくなさったと思います。 それで、質問が二つ三つあるんですけれども、一つは「横浜市の少子化対策について」の資料の三ページ目でありますけれども、三ページのところに認可保育所と横浜保育室の計画と進捗状況の一覧表があります。これを見て非常に……
○加納時男君 加納時男でございます。非常に参考になるお話を伺いました。 まずは小倉参考人に伺いたいと思うんですが、先ほどのお話の中で、婚外子の出生率が日本は一・一%と世界の中でも最も低いというお話がありました。確かに、私も外国の状況を見ておりますけれども、おっしゃったとおり、スウェーデンですとかフランスとか非常に婚外子の比率が高いところがあります。 そこで、日本の場合に、例えば婚外子であっても社会でそう違和感なく生きていけるという状況をつくり出していくということも一つのアイデアかと思うんです。そのためには男女の別姓の問題、これを選択制であれ取り入れていくということも一つあるのかなと。 私……
○加納時男君 ありがとうございます。自民党の加納時男でございます。 清家先生、先にお帰りというので清家先生に一点に絞ってお伺いしたいと思います。 先生のお話で、日本が高齢社会というのは二つ特徴があって、一つは高齢者の比率が高くなること、現に高くなったし、先生の先ほどの御紹介だと、エージングソサエティーじゃなくてエージドソサエティーに既に入ったということ。それからもう一つは、高齢化のスピードが非常に速いと、こういうことでございました。 私の根本的な疑問は、六十五歳以上を高齢者と考えることに問題があるのではないかということでございます。 これは、六十五歳以上を高齢者と決めたのは、かつて国連……
○加納時男君 ありがとうございます。 中條さん、田尻さん、大変いいお話、感銘を持って伺いました。 中條さんのお話の中で、最後のページだったと思いますけれども、これまでにセイコーエプソンさんで八百四十一名ですか育児休業の休暇をとられたというんですけれども、その中で男性の方が三名だけですよね、先ほど伺うと。非常に先進的な企業だと思うんですけれども、セイコーエプソンさんは、それでもなおかつ男性三名というのは、今、田尻さんがおっしゃったようないろんな社会的なプレッシャーがあるのかなという感じもします。 それはなぜなのかということが一つと、それから先ほどの御説明で、十二ページだったですか、表彰制度……
○加納時男君 自民党の加納時男でございます。 お二人の参考人の方からとても目からうろこが落ちるようなお話を伺って、ありがとうございました。大変勉強になりました。特に、今、後半でお話しされた八代参考人のお話の中で、例えば、私の問題意識は仕事と子育てをどのようにして両立していくのか、それを阻んでいる障壁は何か、その中で社会的障壁があるとすればそれを打破していくのが政治の役割だというふうな理解のもとに質問をしたいと思っております。 御提案のあった、例えば都市部での家族向けの住宅の充実、これは民間を活用すること、あるいは保育に関するバウチャー制ですね、そういう御提案、それから夫婦の姓の、別姓、同姓……
○加納時男君 ありがとうございます。加納時男です。 各会派の御意見を伺いまして、それぞれごもっともな御主張だと思います。 少子化の背景というところにきょうは焦点があって、まとめに入ると思っておりますけれども、中原委員が冒頭に言われました六つの要因、経企庁とか人口問題研究所の調査に基づくものとして提示されたこの六つの要因はそのとおりだと思います。 その中で、だけれども、濃淡があるというか、我々の取り組む姿勢としてちょっと区分できると思うのは、例えば経済的負担、教育費の問題、それから住宅の問題、この三つをまず挙げられたと思うんですが、この三つはいずれも私は経済的な問題だと。経済的な要因であり……
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