このページでは加納時男参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○加納時男君 ただいま議題となりました地球温暖化対策基本法案について、私は自由民主党を代表して、鳩山総理並びに関係大臣に国益を考える立場から質問をいたします。 鳩山総理は、就任早々、国内的議論もないまま、国連の会合で国内の温室効果ガス排出量を二〇二〇年には一九九〇年比で二五%削減すると発表されました。その後、デンマークで開催されましたCOP15では、総理の存在感は薄く、政府が考えていたような成果は得られませんでした。産業界や労働団体を始め各方面から政府の地球温暖化対策を不安視する声が上がってきているにもかかわらず、議論を深めることもないままにこの度の法案提出となったことは極めて遺憾であります……
○加納時男君 初めに、資源外交とその課題についてお伺いをしたいと思います。 近年、資源ナショナリズムは極めて高まってきております。例えば、資源国、中東で見ますと、サウジアラムコでありますとかADNOCといった会社はすべて一〇〇%国有であります。南米におきましても、チャベス大統領によりましてベネズエラが外国資本を一〇〇%国有化し、これにボリビアやエクアドルが続いております。ロシアでは、ウクライナやベラルーシに対する天然ガスの供給を制約するという条件を出して政治的取引にすると同時に、また、我が国に関係のありますサハリン2におきましては、これまでロシア以外の、日本を含めて、企業の努力で開発してきた……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 大臣は、所信表明の中で、福田内閣としての経済成長戦略の具体策作りに取り組むと述べられまして、その中で、三月十八日の経済財政諮問会議でこれに関して大臣が書類を提出しておられます。それはアジア経済・環境共同体構想であります。本日午前中、増子理事からの質疑の中で大臣はこれに触れられまして、この構想は、アジアと世界との連携、それからまたアジアの発展に貢献すること、さらにアジアとともに成長する日本であると、こういうようなねらいを語られました。そのとおりだと思っています。 そこで、質問がありますのは、このアジア共同体構想というのは非常に実現に向かって障……
○加納時男君 加納時男でございます。 質問に先立ちまして、大変なサイクロン被害を受けましたミャンマーの方々、そして地震被害を受けられた中国の方々に心からお見舞いを申し上げ、一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。 質問に入ります。ちょっと時間を短くして質問させていただこうと思っています。そのように努力いたします。 さて、原油の価格の高騰が続いております。先週、ニューヨークの先物市場、NYMEXと申しておりますが、そこのWTI、ウエスト・テキサス・インターミディエートの原油価格が一バレル当たり百二十六ドルを記録いたしました。日本が付き合っているのはドバイが多いんですけれども、そのドバイの原油も……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 初めに、バイオ燃料について伺いたいと思います。 バイオ燃料は地球温暖化に有効であると言われておりまして、政府は二〇一〇年に五十万キロリットル、石油換算の導入を目指しておられます。 ところで、どんなものにも便利なものには必ずリスクがあります。このバイオエネルギーにもリスクがあると思います。例えば、不適正な混和が行われるということによって混入濃度の限界を超えた混和品が生ずることであるとか、流通段階で水分が混入してしまうといったような様々なリスクが懸念される、こういう指摘がありますけれども、具体的にはどんなリスクがあるんでしょうか、伺いたいと思……
○加納時男君 ほかにも質問者いらっしゃるようですから、私のは三十秒ぐらいずつ二問です。 まず、柏木先生に伺います。 この委員会で甘利大臣が、温暖化防止にとって原子力とヒートポンプが欠かせないと、こういうことを言われたわけです。一番民生部門でも熱需要、これがかぎ握っていると思うんですが、先生はヒートポンプについてどのようにお考えですかというのを伺いたいと思います。 そしてもう一つ、石井先生に伺いたいと思います。 確かに、先生の作品、明かりは単なる暮らしの手段じゃなくて、今や都市の文化になってきた。そして、さらにはオペラやミュージカル等の芸術の世界の私は主役に明かりがなってきているんじゃな……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。関連質疑をさせていただきたいと思います。 原油の高騰は著しいものがあります。ひところは二十ドルから三十ドルで推移しておりましたが、これが五十ドル、七十ドル、どんどん上がってまいりまして、今年の年初め、年初には百ドルを、大台を超えました。この今日の予算委員会の始まる前にインターネットで調べましたら、昨日でWTI、九十二ドル・パー・バレルでございます。依然、高値のところに付いております。この原油高が我が国の国民生活各面におきまして大きな影響を与えているばかりでなく、国際的にも大変な経済の下振れ、そしてさらには途上国において生活苦からの暴動すら起こっ……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 本日は、日中関係を中心に質疑をさせていただきたいと思います。 最近、日中関係はその関係、非常に改善が目覚ましいと思っております。首脳間の往復、これが活発になりました。それからまた、貿易額で言いますと、輸出と輸入、貿易の往復ベースで見て、中国にとって日本は世界で第三位の国となり、日本にとっては日中貿易が往復で見るとアメリカを抜いて最近では第一位になったというふうな統計もございます。また、昨年の十二月には日中間のハイレベルの経済対話も行われております。昨年は、日中国交正常化三十五周年、今年は平和友好条約三十周年の年に当たりますので、これを記念し……
○副大臣(加納時男君) 国土交通副大臣を任命されました加納時男でございます。 担当いたしますのは、安全危機管理関係、交通政策、海洋関係、そして観光対策、加えて北海道開発関係でございます。 委員長を始め委員、先生方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(加納時男君) 二点ございました。 一つは、現在出発いたしました海上警備行動について、特別の事情については国土交通省としてはどのように伝えたのかということでございます。 海上保安庁は、対処が不可能又は著しく困難である旨を伝える決められた手続は、我々はないと考えております。 ただし、今回の海上警備行動につきましては、海賊が現実に展開をしております地域の地理的な条件、日本から非常に遠くて、これに対して、第一義的に海上治安を担当しております海上保安庁として派遣できる船の能力、それからまた現地における海賊の持っているロケットランチャー等の装備、こういったことを考え、また各地に展開している……
○副大臣(加納時男君) 私は海洋政策担当の副大臣でもございますので、今のことは非常に大事なところが議論されていますので、一言発言を補足させていただきたいと思っています。 委員の御質問、特に第一条の書き方のところが前段と後段と実は二つあるわけですね。 前段のところ、「海に囲まれ、」から始まっているところはどこまでが一つの文章かというと、第一条の三行目の安全が極めて重要であること、ここまでが一つの文でございます。つまり、これは、別の言葉で言えば、日本の経済社会及び国民生活にとって航行の安全が不可欠に、決定的に大事だということを言っている。その説明として、海に囲まれているとか主要な資源の大部分を……
○副大臣(加納時男君) 使用する武器の範囲ということでございます。
この海賊行為への対処に当たる保安官や自衛官でございますけれども、本法案においてはどういう規定になっているかといいますと、警察官職務執行法第七条の規定を準用することになっております。それからまた、本法案第六条の規定に基づきまして、具体的には現場の状況を踏まえ、事態に応じて合理的に必要とされる限度において武器を使用することができるということでございます。
【次の発言】 今先生がおっしゃったとおり、海賊対処要項の中に部隊の規模、構成と並んで装備ということが明記してございますので、当然その装備というのは対処要項の中に入るということで……
○副大臣(加納時男君) この問題は、委員の御指摘は、派遣が例えば長期に及んだ場合のその間の報告をどうするのかというのに関連していることだと思います。 二つ問題がありまして、一つは派遣期間の設定でありますけれども、これが、国会に対する適切な報告を確保することも頭に入れながら期間を設定するということが一つのポイントだろうと思っています。それから、派遣期間は設定して、それを国会に報告しているわけでございますから、その期間が間もなく切れる、しかしまだ必要性がある、派遣の必要性、継続して必要性がある場合にはどうするのかということだと思います。 そのときの国会関与の御質問だと思いますけれども、これは、……
○副大臣(加納時男君) いろんな要素を含んだ御質問だと思います。 全体を通じてのことを申し上げますと、この発着枠の問題につきましては、一般的な確実性に加えまして、頭を柔軟にしまして具体的な妥当性、二つの、一瞬、一見矛盾するようですけれども、これを組み合わせていくということが基本にあるべきだろうと思っています。 具体的にいろんなことを想定されての御質問だろうと思うんですけれども、例えば、お互いに合意すればどんどんどんどん増便したり減便したり、自由にやったらいいんじゃないだろうか、二国間協定なんというのは政府が介入しなくてもいいんじゃないかとか、いろんな御意見も実は踏まえた御質問のように伺って……
○副大臣(加納時男君) エコツーリズムについての私ども国土交通省の取組についての御質問でございます。 今、吉野環境副大臣が四つの理念と申されましたけれども、全く同じ認識でございます。特に、環境と経済を持続的に両立させていくという観点からも非常に重要な取組だと認識しております。 具体的に観光庁でやっておりますことを申し上げたいと思います。 エコツーリズムを含みます新しいタイプの旅行商品、これを作り上げたり、これがまた流通できるようそれを支援するという観点から、ニューツーリズム創出・流通促進事業という名前の事業をスタートさせております。そして、自然観光資源などの地域の観光資源を活用した観光地……
○副大臣(加納時男君) 運輸審議会委員の保田眞紀子氏は二月十三日に任期満了となりましたが、再任いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○副大臣(加納時男君) 運輸審議会委員の榊誠氏は七月五日に任期満了となりますが、同氏の後任として松田英三氏を任命いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○副大臣(加納時男君) 白眞勲委員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。 先生御指摘のとおり、訪日外国人旅行者を二〇一〇年に一千万人にしようということで努力してきたところでございますけれども、今、これも委員御指摘のとおり、世界的な景気後退等もありまして、昨年の後半以降、これがだんだん悪くなりまして、第四・四半期にはかなり落ち込み、昨年は全部で八百三十五万人と約前年並みにとどまったところでございます。本年に入りましても、この一―三月、前年同月と比べまして約二七%の減少ということになっております。 こういった状況から、二〇一〇年に一千万人に向けて努力はしているものの、これの達成は非常に……
○副大臣(加納時男君) この第五十八寿和丸の転覆沈没事故によりまして、地元で漁業に携わっておられた十七名の乗組員の方の尊い命が一度に失われたということは誠に痛ましいことでございまして、心から御冥福をお祈り申し上げているところでございます。 今、御質問の事故原因の調査でございます。これにつきましては、もちろん、専門的な知見を有し独立した調査機関である運輸安全委員会で科学的かつ客観的に行われておりまして、今いろいろ質疑がございましたように、生存された乗組員や僚船等の関係者からの口述ですとか、当時の気象それから海象状況、それからまた、専門機関へ委託していろいろ調べてきたところでございます、また調べ……
○副大臣(加納時男君) 四月四日から八日までの間、IMO、ICAO等に対して通告があったということは伺っております。まさに先生がおっしゃったとおり、しっかりした体制を組んでいかなければいけないということを感じております。 国土交通省は交通事業を所管する立場でございます。その点から、船舶とか航空機の安全を確保することが基本的に重要だと認識しているところであります。 具体策はどうかという御質問でございます。 今申し上げた認識の下、私どもは海事・航空分野において、三月十二日から十三日にかけ、北朝鮮からの通報に対応したIMO及びICAO、国際民間航空機関でありますが、の動きを受けまして、航行警報……
○副大臣(加納時男君) 今提案者から御説明があったことと政府の見解とは一致しております。 附則の、今御質問のありました当分の間というのは附則の第五項でございます。そこの前にあるのが第三項でありまして、第三項のところを今まさに福井先生が読まれたわけでございますけれども、政府は、一般乗用旅客自動車運送事業等の許可、その次、運賃及び料金とはっきり書いてありまして、それからあと文字がいろいろありますが、等々につきまして、早急に検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。この項の次の次に出てくるのが当分の間でありますので、したがって、今御説明があったとおりの見解を私どもも持っております……
○副大臣(加納時男君) 供給過剰の原因は何かというお尋ねでございます。秋元委員が御指摘なさったように、これは、長期的な需要の減少の中で供給の増加が顕著であった、その結果供給過剰になったということが、一言で言うとそういうことだと思っております。 タクシー事業におきましては、その長期的な需要の減少に加えまして、車両価格が相対的には低いんですね、経営としては、増車が比較的容易であるというのがあります。多くの場合、また運転者の賃金がここでもいろいろ議論になりました歩合制となっておりまして、増車に伴うリスクをある程度運転者に転嫁することが可能だという業界の特徴もございます。こういうこともありまして、個……
○副大臣(加納時男君) お答えいたします。
日本航空に対する政策投資銀行等による融資については、現在、関係金融機関及び関係省庁へ要請を行っているところでございます。
昨日、閣僚懇談会がございまして、国土交通大臣から財務大臣に対し、日本航空の経営改善が図られるよう指導監督をしっかり行っていくことを前提として、政策投資銀行による危機対応融資の実施について協力を要請したところでございます。
【次の発言】 大臣はほかの委員会、自分の担当でしゃべっておりますので、私、副大臣でございますが、失礼いたします。
今、経営状況についての具体的なチェックをしているのかということでございますが、当然のことなが……
○副大臣(加納時男君) 海賊対処法案の担当副大臣でございます加納として、お答えをさせていただきます。
海賊対処法案におきましては、先生お尋ねの海賊についての定義はしておりませんが、海賊行為というものはしっかりと定義しております。ですから、ちょっとお答えになるかどうか分かりませんけど、海賊とは何かという御質問については、海賊行為を行った者を海賊と呼ぶというふうに、ちょっと大変失礼なんですが、そんなふうに理解しております。海賊行為についてでしたらばいろいろ規定をいたしました。
【次の発言】 海賊行為は、現在の、つまり法律を今作っておりますけれども、作る前の段階のことと作った後とありますけれども、……
○副大臣(加納時男君) 今、岩城先生からいただきました御質問でございますけれども、この第五十八寿和丸の転覆沈没事故は、地元で漁業に携わっておられます十七名の乗組員の方々の貴重な命が一度に失われた大変に痛ましい事故であるということを私ども感じております。 御家族、御関係の方の御心情を考えますと、先ほど岩城先生がおっしゃいましたように、私どもとしては何としてもこの原因を追及したいというふうに考えているところでございます。亡くなられた十七名の乗組員の方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げ、そして原因追及ということになってくるところでございます。 今答弁がございま……
○加納時男君 ただいまのに関連いたしまして、地球温暖化対策に絞ってお伺いしたいと思います。
今もお話がございましたように、二〇二〇年に一九九〇年に比べて二五%削減するという公約がなされて発表されておりますが、具体的な道筋がどうも私にはよく見えません。そこで、どのような具体策を講じていくのか、その場合のコストはどのくらいになるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 今大臣がお答えになられたタスクフォースでございます。昨日十一月十六日に、今おっしゃった政府のタスクフォースが家計負担について三つの試算を公表しております。今日の新聞等にも載っておりますが、それによっては家計負担が十三万円から大きい……
○加納時男君 自由民主党・改革クラブの加納時男でございます。 初めに、内閣法制局に通告してありますが、質問をさせていただきます。 総理は、二つの前提条件付で、今同僚委員が言われた条件付で二五%温室効果ガスを削減することを中期目標にするということを宣明しておられ、これが今回の温暖化対策基本法の第十条の第一項にも記載されているところであります。 実は、先般三月五日の予算委員会で、私は通告を行った上でこの前提条件付の数値目標を掲げた法律はあるんですかということを法制局に聞きましたところ、法制局からは、数値目標のあるものは三本ある、中央省庁改革法、行革推進法、そして財政構造改革推進法の三本がある……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 今朝起きて新聞を見ましたら、びっくりする記事が載っておりました。新聞をたくさん取っているんですけれども、たくさん見た中で私が気付いたのはたった二紙、日本経済新聞と毎日新聞です。本日三月十九日に開かれる中長期ロードマップ検討会だと思うんですけれども、これに有識者懇談会と書いてあります、有識者の検討会に小沢環境大臣の試案が示されるということで、その試案、これはロードマップのことを言っていますけれども、ロードマップの概要が紹介されていました。 この記事は正しいですか、そしてロードマップ検討会が公開の場で今朝は開かれたと思うんですけれども、公開され……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 今、レアメタルが世界から注目されております。資源、環境の制約が高まる中で持続的な成長を図っていくために不可欠なのが低炭素戦略だと思っております。ディカーボナイゼーションと我が党では言っておりますけれども、炭素分を少しでも減らしていくんだと、低炭素社会をつくっていくんだということでございます。 そういう中で出てきている様々な新しい動きがあります。例えば、先ほどはパソコン、携帯のお話が同僚議員からございましたけれども、自動車なんかはその典型でございまして、特にこれ、百年以上にわたって、自動車の燃料というとガソリンとか軽油といった石油製品がほぼ一……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 地球温暖化対策一本に絞って質問をさせていただきます。 ロードマップもない、国民負担額の明示もない、密室議論であって国民の理解がない。ないない尽くしの中で二つだけある。一つは産業界や労働組合からの強い懸念がある。もう一つは個別の経済措置についての疑念がたくさんある。こんなような状況の中でなぜ強引に二五%削減や地球温暖化対策基本法の制定を急ぐのか。こういう問題意識の下に、以下、具体的に質問させていただきたいと思います。 総理にまず伺いたいと思います。通告してありますが。温室効果ガスの削減目標をどう考えるのか。二五%という数値の根拠は何でしょう……
○加納時男君 ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
本院規則第八十条の八において準用する第八十条により、年長のゆえをもちまして私が会長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより会長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの藤本君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、会長に矢野哲朗君が選任されました。(拍手)
○加納時男君 加納時男でございます。じゃ、座ったままでということで。 まず、高齢社会対策について伺いたいと思います。 高齢社会対策基本法に基づく高齢社会対策大綱が現在見直し中であると先ほど中川副大臣が言われました。私の問題意識は、一体高齢者とは何なのかということであります。 現在は高齢者といいますと六十五歳以上ということにしておりますけれども、実はこれは大分昔に、人生わずか五十年とか六十年、七十歳といったらこれはめったにないので、古来まれなりといった大昔の話なんですね。そのころ国連で一体どのくらいが高齢者かというのを調べて、そのときに、これ極めて比率が少ないところで線を引いたら六十五だっ……
○加納時男君 まず、文科省に質問をしたいと思います。 先ほど副大臣のお話の中で、次世代スーパーコンピューターに触れられました。これまでのところ、科学技術の振興が重要だという総論についてはどなたも異議がなかったわけでありますけれども、限られた予算の中で科学技術に重点を置いていこうということで、これまでは重点四分野、ライフサイエンスですとか、それから情報技術であるとか、環境とか、ナノテク・材料と、重点四分野に予算をシフトしてきました。 それはそれで私は成功だったと思うんですけど、反面、日本のセキュリティー、安全保障、国の安全保障にもかかわるような、あるいは科学技術の国際競争力に関係のあるような……
○加納時男君 今、藤本理事の御説明ですべて尽きていると思います。ですから、中身に付け加えるというよりも、今御説明いただいたものは理事会で意見一致したものでございますが、ここに至った経過といいますか、その背景を若干補足させていただきたいと思います。 このテーマを決めるまでに、まず理事懇でフリートーキングを行いました。その後、与野党それぞれ各筆頭理事が各理事と相談をしまして案を持ち寄ろうということになりました。 二つの案がございました。一つの案は、持続可能な国民生活・経済を目指して、サブタイトルとして安全・安心な暮らし、活力ある経済、誇りある国というのが持続可能なものではないか、目標ではないだ……
○加納時男君 加納時男でございます。 お二人の参考人のお話伺って非常に感銘を受けました。ありがとうございました。私の質問は、お二人に共通するキーワードとしては夢ということで質問させていただきたいと思います。 初めに、中村桂子参考人のお話でございますけれども、お話の中で私非常に関心を持ったのは、農業を取り上げられたことであります。農業というのは非常に極めて重要なものでありますけれども、先生のお書きになったもの等を読んでいますと、農業の特徴の一つは自然との触れ合いにある、今日もおっしゃった、自然の中にあって、人間が人為的につくるものじゃなくて育っていくものだと。人間がかかわるとすると、自然の営……
○加納時男君 加納時男でございます。 山崎先生にまず一つ伺いたいと思います。 今日、幸せの達人であるとおっしゃいました。本当にお話を伺い、またお書きになったものを拝見しまして感動しているところです。 御自身がお父様に子供のころいろいろ失敗してもいつも褒められたと、それが積もり積もって自信になったと。とてもいいお話書いていらっしゃいますけれども、褒めるというのは、私は、だれでもできるようだけど、これ難しいんですね。 実は、目利きといいますか、その人のどういうところをどのような角度で褒めるかで相手が、ああ、調子いいこと言ってるわって思うか、本当に心にぽっと火が付くか、もう非常に際どいところ……
○加納時男君 三点ほど申し上げたいと思います。 一つは、これまでの総括といいますか、感想ですけれども、当初計画どおり幸福度についての議論がよくなされてきたと思います。これは関係した皆様方に厚く御礼を申し上げたいと思っております。良かったというのが第一であります。 第二でございますけれども、今後の話、今数値化のお話もありましたけれども、二年目を迎えるに当たって何をしたらいいのか。前に藤本理事から、初回のころだったですか、御提案があった仮説の検証というのが私はずっと頭に残っていまして、今の数値化の話と絡めて、例えば仮説の検証をやるのに幾つかの切り口があるのかなと、例としてですね。 一つは、例……
○加納時男君 ありがとうございます。加納時男でございます。 短く質問させていただきます。 まず、清水参考人に伺います。 先ほど、日本の優位性があるというお話がありました。私も、アイミーブを始めとしてこの電気自動車、ファンの一人として応援してきたつもりでありますけれども、この中で、発展途上国が今、自動車の急激な生産を増やしています。今までの自動車産業と違って、例えばこの電気自動車になった場合には全く生産体系が変わってくるという先生の御指摘です。そのとおりだと思います。部品の膨大な数が減ってくる、それから工程が割と簡単になってくる。 そうすると、今まで日本が得意としていた精緻な品質管理です……
○加納時男君 自民党の加納時男でございます。 山本先生に一点伺い、それから椋田先生、佐和先生に一つずつ伺いたいと思います。 まず山本先生ですけれども、先ほどジオエンジニアリングの話、冒頭に伺って、百五十万キロメートルぐらい先の宇宙に遮へい板を乗っけるという研究もある、御提案もあるというお話で、非常に刺激的なお話だったと思うんですけど、もうちょっと具体的に、手近な話で、今私は太陽光をファンで応援しているつもりなんですけど、地上の太陽光、どうにもこうにも低効率で非常に高コストで往生しているわけですね、何とかお金付けてというのが今の政府の方針ですけど。 もうちょっと科学的な観点で見ると、太陽光……
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