このページでは加納時男参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○大臣政務官(加納時男君) ありがとうございます。文部科学大臣政務官に就任いたしました加納時男でございます。 日本は無資源国、資源のない国と言われておりますが、私はそう思いません。日本には人材、そして知的資産という、潜在的ではありますが、すぐれた資源があると思っております。これらを顕在化する、その役割を担っていくのが教育、科学技術、学術、スポーツ、文化を一体的に推進することとなった文部科学省の役割かと思っております。そういうところに参加させていただきましたことを本当に光栄に思っているところでございます。 子供たちの教育について、今、大臣からお話がございました。全くそのとおりだと思っておりま……
○大臣政務官(加納時男君) 今、先生がおっしゃいましたとおり、十月三十一日に高速増殖炉「もんじゅ」の実験炉であります「常陽」のメンテナンス建屋で火災が発生しました。これも今、先生がおっしゃいましたとおり、幸いといいますか、大きな事故にはなっておりませんで、周辺に対する放射能の影響はもちろん全くなかったわけでございますが、こういった事故が続いていくということは、非常に原子力の平和利用、開発研究、いろいろやっております我が省といたしましてもこれは残念なことでございまして、再発を防止したいということでございます。 現在までにわかっている状況でございますが、直ちに調査チームをつくり、また専門の、外部……
○大臣政務官(加納時男君) 教育の中でエネルギーの理解が重要だという藤原委員の御指摘は全く同感でございます。率直に申し上げまして、これまでエネルギー教育が行われてはまいりましたけれども、必ずしも十分ではなかったというところは深く反省しているところでございます。 たまたまでございますが、省庁の再編とこの問題を絡めてお話しさせていただきますと、これまでエネルギーとか原子力の研究開発、こういった分野は科学技術庁が、そして教育の現場を担当しているのは文部省ということで分かれていたわけでございますが、この両省庁が一緒になって文部科学省になった、このことが大きなシナジー効果といいますか、融合した効果が現……
○大臣政務官(加納時男君) 国際熱核融合実験炉、いわゆるITER計画に我が国が参加するか、そして我が国への誘致をするかということにつきましては、現在、関連する国際動向も踏まえ、総合科学技術会議において検討が行われているところでございます。 今、先生が正に御指摘なさったとおり、昨年の十二月二十五日に科学技術政策担当大臣と有識者が会合の結果を科学技術政策会議の本会議に示されました。その中では、結論としまして、はしょりますと、このITER計画への我が国の参加は望ましく、そして誘致は意義があると。それで、結論として、どうするかということでございますが、我が国の政府は総合的な観点に立って参加ないし誘致……
○加納時男君 おはようございます。 一昨日、十月の二十九日、原子力安全委員会は原子力の安全の信頼の回復に関する勧告を出しました。松浦委員長の名前で出されました。一九七八年、昭和五十三年に原子力安全委員会が発足して以来、このような厳しい勧告が出ましたのは初めてのことと私は認識しております。これをどのように受け止めているのか、伺いたいと思います。 初めに、参考人に伺いたいと思います。 原子力安全委員会は、事業者に対して自主性、責任感に基づく品質保証の体制の下で保安活動をしっかりやれということを言っておりますが、これまでの反省を含めまして、改善策、所感を伺いたいと思います。
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 小柴昌俊先生、野間口有先生、松尾和子先生、三人の参考人の方、今日はありがとうございました。大変示唆に富んだ有意義なお話をいただきました。ありがとうございました。このお話に基づきまして質問させていただきたいと思います。 初めに小柴先生でございますが、お話の中で、冒頭に、企業の目先の利益に資する技術開発も大事だろうが、それだけではない、国民的観点から見るともっと長期の、十年、二十年、三十年先の人類の知的財産、これに関する基礎研究も大事だよと、こういった分野はむしろ国が非常に大事な役割を果たすよというお話、私も小柴先生と同じ大学で教師を十三年やっ……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 三人の参考人の方には、大変貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。 まず、佐藤参考人にお伺いしたいと思います。 冒頭おっしゃったように、一連の原子力の記録の不正事件、これは原子力の安全文化の欠如であり、許し難い行為であるとおっしゃるのは、全く同感でございます。これはあったことでその後の保守管理の作業をやりにくくするとおっしゃったのも、非常にこれまた実務面まで行き届いた御配慮のある発言だと承っております。けしからぬ、企業はなっていない、改めろということ。それからまた、その企業の経営者が責任を取ったというのも事実でございます。二つ目の……
○加納時男君 委員長、右足負傷のため、座ったまま質問することをお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
それでは、午前中の質疑に引き続きまして、なるべく重複を避けつつ伺いたいと思います。
初めに、原子力発電所における不正記録事件でございます。
八月三十日、それから十月二十八日までに掛けまして、数次にわたり経済産業省原子力安全・保安院から各社に対して自主点検作業等の総点検を指示され、その結果が、中間報告が十一月十五日にあったと聞いております。その結果について、まず概要を伺いたいと思います。
【次の発言】 分かりました。
ということは、二つ確認したいと思うんです……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。 何点かお伺いしたいと思いますが、初めに、現在止まっております原子力発電所の問題について伺いたいと思っております。 原子力は、我が国のエネルギー政策の上から見ますと、セキュリティーを確保すること、それから環境に適合することという点から不可欠なオプションであると考えておりますが、自主点検記録をめぐる不祥事件によりまして現在停止をしているということは誠に残念なことであると思っております。 そこで質問をしたいと思いますが、まず停止中の原子力発電所の現状はどうかということ、このまま止まったままで推移した場合の、これから需要期を迎えます夏場の……
○加納時男君 おはようございます。自由民主党の加納時男でございます。
先般、電気事業法等の一部改正に関する提案理由説明を平沼大臣からお伺いしました。その中に、三年後の見直し規定があることによる見直しもあったけれども、もう一つ、エネルギー政策基本法の制定を踏まえて今回見直しを行ったと、こういうふうに御説明があったと思うんですが、どのように踏まえられたのでしょうか。お伺いしたいと思います。
【次の発言】 安定供給と環境適合という大原則の上に、需要家、消費者の選択肢を拡大する、競争原理を発展させるという大臣のお考えは全く基本法の精神に一致するものであり、納得のいくものだと思っています。
少し具体……
○加納時男君 ありがとうございます。自由民主党の加納時男でございます。 本日は、千速会長、荻野先生、そして植草先生、すばらしいプレゼンテーションをありがとうございました。感激しつつ、時々ユーモアで笑わせていただきまして、ありがとうございました。大変勉強になりました。 三人の参考人の方にそれぞれ五分程度ずつ質問させていただくことをお許しいただきます。まず、千速会長にお伺いいたしたいと思います。 先ほど三つのEが大切だということをお話の中でございました。資源の乏しい我が国にありまして、安定供給を達成しつつ地球温暖化問題等の環境問題にも対応していくためには、これも三月に千速さんの属しておられま……
○加納時男君 おはようございます。加納時男でございます。 まず、工業標準化法の一部を改正する法律案につき伺いたいと思いますが、最初に大臣にお尋ねしたいと思います。 工業標準化法、いわゆるJIS法が制定されたのは戦後間もない昭和二十四年でございました。この制度は、それ以降、まだ疲弊していた我が国の産業の合理化、効率化を図り、品質の向上を図る上で大きな役割を果たし、その結果、国際競争力も強化されてきたものと私は認識しているところであります。その歴史を持つJIS法について、今回の改正はどのような趣旨でどのような改正を行うものであるのか、そのねらいについて、大きなねらいだけで結構でございますが、大……
○加納時男君 どうも調査団の方々、大変すばらしいレポートをありがとうございました。 先ほどからジハードとテロ、大分議論があるんですけれども、もうこの話題そろそろ終わりかと思うので、一言だけ感想を申し上げますと、自己の生命とか土地だとか財産を守るのがジハードで、無実の子供とか人を殺すのがテロだというので、違うんだという御説明を繰り返し伺っているんですが、伺えば伺うほど私は合点がいかないのは、この今の説明は、自己の生命や財産を守るというのは目的ですよね。それがジハードだと、それに基づくものがジハードだと。これは目的というより原因だと思うんです。それから、無実の人々を殺すというのは結果の行動なんで……
○加納時男君 加納でございます。 お話を伺ったことに関連して三点伺いたいと思います。五分以内で終わるようにします。 第一点は、デュアルトラック方式についてであります。 先ほど外務省の矢野副大臣からお話がありました。また、高市さんからもお話がございましたけれども、本年十一月五日の日本・ASEAN首脳会議で日本が提案し、共同宣言に入ったデュアルトラック方式です。 これはもう抽象的に考えるとおっしゃるとおりでありまして、例えば、バイも大事だけれどもマルチも大事だと。それで、先ほど、高市さんの資料の七ページでいくと、コア部分はマルチで、そして飛び出した部分、突出した部分、先端分野というか先行部……
○加納時男君 自由民主党の加納時男でございます。 今日は、三人の参考人の方、非常に有益なお話をいただきまして、ありがとうございました。限られた五分間という時間で、私の発言時間ですが、二点に絞ります。 一つは、田中参考人に伺いたいと思っております。 今日、鋭くもおっしゃったように、現代の経済外交の特徴は、多数、複雑な交渉、対内、対外のツーレベルのゲーム、そしてマルチとバイの外交の併存と。私風に言うと三点、先生は四点ということですが、こういうふうな特徴というのは同感でございます。 そこで、例えば対外交渉をやるときに、相手は一人なのに対して、日本は三省あるいは四省のそれぞれトップ、準トップが……
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