このページでは中川義雄参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○中川義雄君 自民党の新人の中川義雄です。どうぞよろしくお願いいたします。 実は、私自身北海道出身なものですから、日ロ関係、特に北方四島問題というのは大変関心が多いわけであります。私自身へ道議会議員、その前に道庁の職員をしておりまして、北海道の将来にとって日ロ、当時は日ソ、日ソの経済協力、これが北海道の将来にとってキーワードだということで北方圏構想というものを提唱しまして、今日までずっと関心を持ってきたわけであります。しかし、いろいろ体制の違いや領土問題その他がありまして、なかなかうまくいきそうでもいかなかったのが今日まででございました。 しかし、五五年体制が崩れ、そしてまた、世界も大きな……
○中川義雄君 この八月の集中豪雨と台風五号、七号、八号と立て続けに国土を襲ったわけですが、その中で農業も大変な被害をこうむった。ちょっと重複しますので、農業の災害について農地災害にポイントを置いてお聞きしたいと思います。
今回の集中豪雨等で農地災害を受けた被害額、面積等について既にまとめていたらちょっと教えていただきたいと思います。
【次の発言】 農業にとって農地というのは、御承知のように唯一の生産手段と言ってもいいわけですから、その農地が流失してしまうということになりますと、農家にとっては、特に北海道のように専業農家にとっては生産手段を全く失ってしまうという悲惨な例も見られるわけであります……
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。 まず最初に、沖縄問題について若干聞いておきたいと思います。 特に、いわゆるSACO合意の行方についてどうなるのか、私自身も大変心配になってきましたものですから、その点から伺いたいと思っています。 あの本当に忌まわしい事件を契機にいたしまして沖縄の基地問題がまた大きな関心を呼び、それを解決するために日米特別行動委員会、いわゆるSACO基地返還合意に至るまで大変な苦労があったわけであります。 しかし、今見てみますと、十一の合意事項のうち、これまで実現しているのは北部訓練場の縮小に関する項目だけでありまして、その他につきましては見通しも立っていない……
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。
きょうは、大変忙しい中、この場まで来ていただいて御意見を述べていただきまして、本当にありがとうございました。
そこで、今、杉原先生から憲法上の問題から国旗・国歌を肯定するお話が出ましたが、逆に石田先生は、憲法の中の天皇制というような観点も踏まえて、過去の歴史その他から国旗・国歌を否定するというお話だったと思うんですけれども、憲法第一条を石田先生はどういうふうに理解し、それを否定的に考えているのかどうか、ちょっと意見を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、石田先生にお聞きしますが、国際的に見ても、現国歌・国旗というものは、あらゆる……
○中川義雄君 おはようございます。 今、間もなく二十一世紀という中で、我々のかけがえのない地球、大変大きなたくさんの課題を掲げられて、どうやってこれを乗り切っていくか、大きな課題だと思います。我が国の農政もそういった大きな中で今後の方針をしっかりしていかなければ大変なことになると思うわけであります。特に、地球環境の保全、資源的ないろんな制約、さらには人口の爆発、それに伴う食料危機、これらの行方を視野に入れて二十一世紀に向けての新しい農業の展望を持つことが大切であり、このため農業についての政策を抜本的に見直して、発想を転換して新しい価値観に基づいた農業への挑戦が求められております。 このたび……
○中川義雄君 きょうは、主に乳価のことにつきまして質問してまいるわけですけれども、畜産局の皆さん方にはきのう遅くまで大変御苦労されて、朝九時半からまた衆議院で、昼飯もとらないで引き続きということでございますので、本当に御苦労なことだと思いますが、数点お聞かせ願いたいと思います。
第一点は、新たな酪農・乳業対策における牛乳・乳製品の価格政策、これをこれまでとどのように変えていくのか、そしてスケジュール的にどんな形でそれを実施していくのかについて説明していただきたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、新たな農業基本法におきましては、価格は市場のメカニズムに基づいて決めていきたい、しかしそ……
○中川義雄君 自民党の中川義雄です。 きょうは本当に忙しい中、御苦労さまでありました。そして、先ほど来、率直な御意見をお聞かせいただきまして私も大変感銘しているわけでありますが、特に主婦連の甲斐さんのお話に私も全面的に同じ気持ちだということを述べさせていただきたいと思っております。 今回のこの政策決定に当たって、本来ならば国民的な合意を得る、それを前提にすべきところを、時間がなくてこんな形になったことを政府・与党の一人としても深くおわびしながら、しかしこれからの新たな問題に対してここがまた一つの出発点という角度からぜひ御協力いただきたいものだと、こう思っているわけであります。 この問題は……
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。
今、昭和三十六年当時制定された現行農業基本法を三十八年経て新しい基本法に制定し直すという大きな節目にあるわけですが、私自身はあの安保の混乱の中で社会に第一歩をしるしたその年でありまして、それが中川大臣のもとで新しい基本法が制定される、非常に感無量なものを感じているわけです。
そこで、第一点お伺いしたいわけですが、昭和三十六年当時の我が国の農業を取り巻く環境や諸条件が今日の間では大きく変化し、だからこそ抜本的な改定になったと思いますが、その点について農林省の認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 今回提案されております新しい基本法の名称を食料・農……
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。 WTOの問題に入る前に、緊急問題が発生しておりますので、二、三点そのことについてお伺いしたいと思います。 実は、北海道の襟裳岬から釧路にかけて非常に優良な漁場なんですが、二百海里時代を迎えて日韓漁業協定が成立しないとき、その地域は韓国漁船によって大変荒らされた地域なんです。しかし、日韓漁業協定が結ばれて、今、平静を取り戻してほっとしていた時期に、中国漁船がそこの水域に入ってきている。聞くところによると二百そうからの漁船が入ってきております。しかも最近、その海域が大変なしけを生んだときあたり、漁船が日本の水域にまで入ってきて日本漁船に大変な被害を与……
○中川義雄君 自民党の中川義雄です。どうぞよろしくお願いします。 いよいよもって、あと三カ月少々で沖縄県におきましてサミットが開催されます。東京以外で我が国初めてと、大変国民も期待しておりますが、私自身も実は感無量のものを持っているんです。ちょうど二年前の三月の当委員会におきまして、そのころサミットの開催をどこにするかという話題が全国それぞれ期待を持って要請が続けられておりましたが、私どもの北海道札幌市からもその要請が強く出されておりました。 しかし、私は本委員会で、当時の野中官房長官と議論したときに、ぜひ沖縄で開催していただきたい、沖縄県民のこれまでの苦渋、そういったものを考えたとき、沖……
○中川義雄君 自由民主党の中川であります。どうぞよろしく。 私は北海道出身ということで特に出席させていただいて、広い北海道の中でこの地域の受けたダメージはもう大変なものでございまして、これは物的な損失ばかりじゃなくて、精神的に与えている影響というものを考えますと、本当に一日も早い復興に着手していただきたいものだ、こう思っているわけです。 ただ、北海道の場合は根深いものでありまして、世紀末というような言葉は使いたくありませんが、拓銀の破綻に始まって経済が大混乱をする中で、そして二十世紀の最後の年にこの大噴火、しかもそれに加えて農業の中心であった十勝のど真ん中で口蹄疫が発生する。悪い話ばかり次……
○中川義雄君 きょう実は、最初五十分ぐらいの時間を割り当てられておったのですけれども、他の委員会との関係で三十分ということになったものですから、通告した項目のうち大事なものをピックアップしていきますので、順不同になると思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 最初に、今ちょうど酪農部会で乳価の諮問をしている最中だと思いますが、その辺から最初に聞いていきたいと思います。 現行の保証乳価制度というのは、昭和四十一年から始まりまして、ことしで終わって、来年からは新しい制度に移換する、こう聞いているわけであります。これまでは生産費等で乳価の総体を想定して、それから基準取引価格を差し引い……
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。 まず最初に、有珠山の件で、大臣初め農林省挙げて取り組んでいただきまして、被害を最小限に抑えていただきました。心から道民の一人として御礼申し上げます。 しかしまだ、これからいよいよ農繁期に向かって難しい課題、また漁業にも大変な課題がありますが、たくさんありますので、これは後ほど地元の要望をまとめて申し上げたい、こう思っております。 それでは、質問に入らせていただきます。 今回の法の改正に当たって、私はしみじみ一つのことを考えました。それは、私の住んでいる北海道の十勝の北部で、大雪山国立公園の東端に当たる町に士幌町という町があります。私は、この士……
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。 きょうは加工乳の問題を質問するつもりで用意しておりましたが、突如として北海道で、しかも私の生まれたすぐそばで口蹄疫ウイルスが発見されたという大きな事件がございまして、とりあえず先にその問題から質問をさせていただきたいと思っております。 三月二十五日だったと思いますが、宮崎県でこのウイルスが発見されたというニュースで我々も大変びっくりしたわけであります。九十数年来、日本にはもうないと思われたものが日本で発見されたということで、畜産業界そのものが恐れおののいたというような感じでありました。しかし、正直な話を申しますと、宮崎県だったものですから、北海道……
○中川義雄君 自民党の中川義雄です。 質問に入る前に、口蹄疫問題で大臣初め農林省挙げて大変な御苦労をいただきまして、まずもって厚く感謝申し上げると同時に、なお一層の御配慮をいただきたい、こう思っております。 きょうは糖価安定法ということで、砂糖といえば、これまた本当にこの国では特殊な話でありまして、北端の北海道と南端の沖縄、鹿児島の一部というような南北に偏っておりますが、いわゆる本州というところでは全然栽培されておりません。しかし、北海道のてん菜は畑作の貴重な輪作体系の中でしっかりとした基盤を持ち、またサトウキビにつきましては、御承知のように、非常に風の強い、しかも干ばつもあるというような……
○中川義雄君 自由民主党の中川義雄であります。 今回のこの雪印の事故、私はそれを聞いて何とも言えない怒りを感じたものであります。 御承知のように雪印乳業というのは、北海道の農業の中興の祖と言われている黒沢酉蔵先生や佐藤貢先生が、北海道の冷涼な気候の中で米などをつくっていたら北海道の将来はなくなる、気候風土が非常によく似ているデンマークなど北欧の農業、それを取り入れて、何としても北海道の農業に活力を求めたい、そのためには幾ら酪農だけを振興してもやはりその販路をしっかりとつくらなければならないということで、生産者がみずからつくった会社なんです。 生産組合としてつくり、酪農の振興のためにつくっ……
○中川義雄君 自由民主党の中川義雄であります。 私は、北海道出身ということで、有珠山関係では本委員会の皆さん方にも、そしてまた政府関係者にも大変温かい御理解と心強い事業の展開をさせていただいたことに対して、まず心から厚く感謝を申し上げる次第であります。 最初に大臣にお伺いしたいわけですけれども、ことしは全くこの国にとって珍しいと思われる火山と地震と水害、風害、全部大変な勢いで押し寄せてまいりました。今いろんな財政等困難な事情がたくさんある中でそれに対処していかなければなりません。私は、保守党の党首として有珠山を視察していただいて以来、大臣のいろんな発言を聞いておって大変心強く思っております……
○中川義雄君 自民党の中川であります。どうぞよろしくお願いします。
まず、大臣に基本的な姿勢をお聞きしたいと思いますけれども、新しい食料・農業・農村基本法においては、価格は市場の原理を大切にしながら、しかし農家経営が大変困難な状態に陥る、そんな事態になったら政策でそれをカバーするということが基本になって、そして食料と農村を守っていく、このことが基本になっていると思いますが、大臣の、これから農政を担っていくためにこの基本をどのように遵守していくか、まず基本姿勢をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういうことで、経営は政策で何とか、担い手対策その他をやって食料の自給率の向上その他に……
○中川義雄君 ことしの三月に突如として九十二年ぶりに口蹄疫が発生したと。その際も、私もびっくりしながらこの委員会で玉沢大臣にいろいろと質問しまして、それがまた北海道の十勝へ飛んでいったと。そのときも、またこの問題でこの委員会で質疑をしたわけでありまして、その中で質問したことの確認を最初にさせていただきたいと思います。 口蹄疫については人に絶対感染しないんだと、こう言われておりましたが、しかし国内で発売されている主要な辞典ではほとんどが人に感染する場合もあるというようなことで、そういう記述が非常に多いと思う。これを直していただかないと、これはやっぱり口蹄疫に対する国民の理解というものが大きく間……
○中川義雄君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○中川義雄君 自民党の中川義雄であります。 私は北海道出身でありまして、橋本大臣が北方担当大臣になって大変道民は期待しております。 と申しますのは、クラスノヤルスクそしてまた川奈会談という形の中で、北方問題で大変な前進を得たその責任者に担当大臣になっていただく、期待は大きいわけでございまして、今後ともよろしくお願いしたい、こう思っております。 まず、北方領土問題について伺いますが、例の北方基金保有額、平成三年度に目標の百億円に達したわけであります。大変喜んでおりましたが、その当時は金利がある程度あったものですから六億ほどの運営費が出てきたわけですが、御承知のように、ずんずん金利が低下して……
○大臣政務官(中川義雄君) 委員御指摘のとおり、このたびの司法制度改革審議会の意見書の中で特に労働関係事件について取り上げておりまして、労働関係訴訟事件の審理期間をおおむね半減することを目標にしなさいということが言われております。そんなこともありまして、労働事件を初めとしまして、知的財産権、医療過誤等の専門的知見を要する事件に迅速かつ的確に対応するとの観点から、法曹人口の大幅な増加を図り、その中で裁判官を大幅に増員するとともに、法曹の専門性を強化していくということを強く指摘されているわけであります。 これを受けまして、政府といたしましては、今後しかるべき推進体制、この七月には司法制度改革推進……
○中川義雄君 大臣、大変朝から御苦労さまでございます。 先ほど、予算の委嘱審査を聞いておりましたが、ほとんど予算の内容がなくて、いろいろと一般的な質疑に終始しまして、本当に御苦労さんだったと、こう思っております。委員長も委員長報告をどうやってつくるのか、非常に困難なことかもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。 それで、私は今ちょうど本議会におきまして、昨年の農業基本法に引き続いて林業そして水産業の基本法が上程されていると、こう聞いておりますので、その点に主に話題を引きながらやっていきたいと思います。 最初に、これは農業の問題でありますが、一点だけ聞かせていただきたいと思います。……
○大臣政務官(中川義雄君) このたび法務大臣政務官に就任しました中川義雄であります。 時局柄、大任ではございますが、森山法務大臣、横内法務副大臣のもとで、よき補佐役として、時代の要請にかなった法務行政の遂行のために誠心誠意努力してまいりたいと思います。 委員長初め委員の皆様方の特段の御指導、御支援をよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(中川義雄君) 府中刑務所は外国人専用ではありません。外国人も入っている刑務所であります。 現状を申し上げますと、平成十三年四月末現在で、外国人には二通りございまして、永住外国人とそれから来日外国人がおりまして、その全部を合わせますと全国で三千三百六十八人、府中には五百十九人で一五・四%であります。そのうち、先ほど言った日本人とは区別しなければならない、言葉だとか食生活だとか、そういう方々が全国では二千七十三人、府中刑務所では四百六十七人、二二・五%となっております。
○大臣政務官(中川義雄君) 法律の専門家である佐々木先生に答弁するというのは非常に難しい問題でありますが、私なりに。 御承知のように、規制緩和三カ年計画の中で、閣議決定でこの法人化問題を取り上げております。平成十二年の三月にも、それからことしの三月にも取り上げられておりまして、それに基づいて法制化になったということが一つ大きな前進だと、こう考えております。 さらに、この法律の内容を見ましても、私が一政治家の一人として国民の目線に立って見ても、非常に準則主義により簡単にできること、それからまた最低資本金制度を設けていないこと、それに社員数の制限もないこと、それから複数事務所の設置禁止を法人に……
○中川義雄君 きょうは、大変御多忙のところ当委員会に出席されまして、貴重な意見を述べていただきまして、本当にありがとうございました。 私は自民党の中川義雄であります。数点について公述人の皆さん方に質問させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、山田さんにお聞きいたします。 今、JAグループとしては最低五〇%以上の自給率ということを主張されました。私も正直言いますとそういったものを本当に具体化したいと思うんですが、今、大内公述人やいろんな人が言うように、農業の現実を考えたときに、本当に自給率を向上させるということは難しいな、こう考えているわけであります。しかも、自給率の……
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