このページでは沢たまき参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○沢たまき君 私は、ただいま議題となりました経済社会の急速な変化に対応して行う中高年齢者の円滑な再就職の促進、雇用の機会の創出等を図るための雇用保険法等の臨時の特例措置に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、公明党を代表いたしまして、総理及び関係大臣に御質問いたします。 小泉総理は、景気の現状について、失業率が過去最高の五・三%を記録するなど、一層深刻化しているとの認識を示しながらも、我が国の潜在的な成長力は十分にある、これを生かすためにも構造改革が必要だと、構造改革に対し並々ならぬ決意を表明されております。 構造改革については、国際的視点からもその必要性が叫ばれてきました。世界各国の科……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 今、メディアでも大変に、松委員もおっしゃいましたけれども、炭疽菌についてちょっと御質問をさせていただきます。本論は雇用問題でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 アメリカで炭疽菌の連続の感染がアメリカの国民を震撼させております。バイオテロの疑いも出ております。一人でも珍しいんですが、一昨日は乳幼児にまで感染したと伝えられております。このアメリカの状況について、大臣はどう受けとめられていらっしゃるか。 私は、もし生物化学兵器を使う者があるとすれば、それはいかなる大義名分、正義を唱えようとも、その当事者は人間の顔をした悪魔であると世界……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、食肉関係者の経営安定のための救済について伺います。 先日、私のところに親子二代、五十年にわたって牛肉専門のしにせの料理店を経営している方がお見えになりました。今回の影響がいかに厳しいかというお話を承りました。そして、何よりも早急に牛肉に対する国民の信頼回復のために対策を講じていただき、消費の回復を図ってほしいと強い要請がありました。 また、売り上げが九月十一日から九月の末までは一六%の減少、十月の一日から十三日までが四〇%の減少、十月の十五日から二十六日までが七五%の減少という、このように短期間での急激な……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 先ほど川橋委員からも詳細な御質問がありましたので、少し重複するかもしれませんが、公明党の立場から質問をさせていただきます。 まず、男性労働者の育児休業取得の推進についてお伺いをいたします。 男性の育児休業取得率は、かすかに上昇しておりますけれども、ほとんど進んでいないというのが現状です。男女の役割の分業観とか、伝統的、文化的に形づくられたジェンダーによる男性中心社会になっておりますから、根深い男女差別意識が妨げているのではないかと考えております。新エンゼルプランや本法による育児・介護休業制度などの推進により、仕……
○沢たまき君 大脇先生にお答えいたします。 同一の専門資格であるにもかかわらず女性と男性とで名称が異なるのは、法律上は保健婦助産婦看護婦法が定める保健婦と保健士、看護婦と看護士、准看護婦と准看護士だけとなっております。このような状況を改めて、その名称を統一するとともに、助産婦も含めその名称を専門資格をあらわすのに適当なものに改めますことは男女共同参画の趣旨にも沿うものでありまして、大きな意味を持つものと考えております。 また、この改正については、ほとんど御異論はなく、それぞれの看護職種からも強い要望をいただいておるところでございます。
○沢たまき君 よろしくお願いいたします。
辻議員がワークシェアリングについていろいろと伺ってくださいましたが、私もワークシェアリングについて伺います。
小泉総理大臣は坂口厚生労働大臣にワークシェアリングの導入について検討するようにとの指示があったと伺っておりますが、この総理からの指示についてでございますが、導入を前提の指示と理解されているのか、あるいは導入の有無に関係なく検討するだけと理解されているのでしょうか、どちらでしょうか。
【次の発言】 よろしくお願いいたします。
ようやっと同じテーブルに労使ともに着くことができたと、もう少し早くだといいのになと思いますが。四、五年前から取り組ん……
○沢たまき君 公明党の沢たまきです。よろしくお願いいたします。 大臣にまずお伺いいたします。 大臣は、所信の中で、国民生活のセーフティーネットである社会保障制度については、国民全員が安心・信頼できる、公平・公正で、少子高齢化社会にふさわしい持続可能な制度に構築することが必要だと冒頭に述べられております。特に医療制度については平成十四年度中にその抜本改革をまとめられると理解をしておりますが、このことは健康保険法等改正案の附則でその骨格が示されております。 大臣は早急に具体的内容を示す旨おっしゃっていらっしゃいますが、本当に早期に示していただいて、国民に不安をなくし安心と安定を与えていただき……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、今日は児童虐待法が設置されてからのことをちょっと伺いたいと思っております。施行されて一年半になりますけれども、この法律ができてから大変この中身が一般の市民の方も御理解をされて、また学校の先生とかお医者さんについて守秘義務の運用を改めたことなどによって通報が大変多くなったと伺っております。この結果、虐待の早期発見が可能となって、早期に対応できるようになった、これは大変喜ばしいことだと思っておりますし、評価をされるべきだろうと思っております。しかし、その一方で、またいろいろな新たな問題が発生しているということも事実でご……
○沢たまき君 よろしくお願いいたします。公明党の沢たまきでございます。 昨年の六月、我が党は「「共生社会」の実現をめざして」という施策の提言をさせていただきました。その中で、これからの日本社会の目指すべき姿として、障害を持つ方もそうでない方々も同じように教育を受け、仕事を持ち、収入を得、家庭生活を営み、自由に移動し、文化、芸術、スポーツなどに参加するなど、すべての社会生活及び社会活動に参加する機会を平等に得られる社会、すなわち、すべての人が人間として大事にされ、人権が花咲く人道の社会にすべきだと訴えております。 そのために、障害者対策を推進することで障害者に対する社会環境の改善を図ることは……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 四人の参考人の皆様には、お忙しいところ、ありがとうございました。大変に参考になりました。 せんだっても私は質問をさせていただいて、松矢参考人が最初におっしゃっておりました日経連と連携をして、かなり速やかに、短期的ではございましたけれどもトライアルして、そしてちゃんと五万九千円でしょうか、も出て、大変これがすばらしい数字が出ましたね。先ほどもおっしゃいましたけれども、六千人ぐらい、合わせると常用の雇用に結び付いたとおっしゃいました。また、引き続き、今度は三か月のトライアルなしでということになりましたけれども、これだけのすばらしい数字が出ましたけれども、……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 これまで介助犬、聴導犬は、きちんとした訓練を受けていても法的にはペットの扱いのために、ホテルや駅とか、あるいは交通機関など同伴を拒否されるというケースがございました。我が党の大野由利子元衆議院議員が質問主意書として提出し、この問題を初めて国会で取り上げました。また、各会派の先生方が今日まで超党派で熱心に取り上げていただき、議員立法に至ったことを心より喜んでおります。 そこで、確認をさせていただきます。この法律案の目的は「身体障害者の自立及び社会参加の促進に寄与することを目的とする。」としておりますが、しかし、……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 時間が少し少なくなりました。通告をしております順番も多少変わりますので、よろしくお願いを申し上げます。 今回の薬事法の改正は、薬害や医療機器による健康被害の防止対策を強化するため、正に二十一世紀のニーズに合わせた大幅な見直しがなされております。私は、薬事対策の大きな柱は、一つには安全対策であり、二つ目は救済の対策であると思っております。この二本の柱をきちんと構築することが国の大きな役割だと思っております。薬害対策において、この二つの柱で万全を期していただきたいと思います。 まず最初に、大臣の御決意を伺わせていた……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 私は、健康保険法と健康増進法の両法案について伺ってまいります。 最初に、健康保険法についてお伺いいたします。 特に、本日は医療の抜本改革においてはその基本的な方向についてのみ伺わせていただきまして、具体的なことは後日伺わせていただく予定です。 今日、全国に約千七百ある健康保険組合は、その九割が赤字財政で苦しんでおります。解散する組合も続出しております。また、政府管掌健康保険も本年度中には積立金が底をつくことが見込まれて、国民健康保険の方も実質年間三千億円の赤字を出しております。さらに、将来、二〇二五年には国民医療費は七十兆円に達すると推計さ……
○沢たまき君 私は、前回の質問で時間切れで、健康増進法に関する質問を積み残しましたので、その点をまず最初に伺わせていただきたいと思います。 さて、学校、病院、介護施設などでは、食事について業者に委託しておりますが、この受託業者もこの特定給食施設に関する規定に該当するのかどうかお伺いいたしましたが、お答えは、設置者が対象になるということで該当しないという御答弁でございました。 そこで、引き続きお伺いいたします。 現在の医療保険制度では、被保険者等が病気やけがで保険医療機関に入院したときは療養の給付と併せて食事の給付が受けられることになっております。入院時の食事療養費は現在幾らになっているで……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 お三方の先生には本当にありがとうございました。御苦労さまでございます。 私は、松谷参考人に集中して伺わせていただこうと思っております。 私も、この健康増進法を読んで、栄養法がなくなった、転換しているようなものだなと思ったんでございますが、しかし、食は命をつなぐものでございますので、大変に大事なものであろうかと思います。殊に私は、このごろ子供さんあるいは大人にも大変アレルギーが多いということで、食べ物ということはもう大変に重要であろうと思っておりますが。 そこでお伺いいたしますが、健康づくり運動のポイントは、各個人が知識として身に付けたものを……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。
今日は大変御苦労さまでございます。私の方は、お答えいただく私の質問、そして参考人のお答えと往復で十一分しかございませんので、簡潔にお答えいただきたいと思います。
まず、一問目でございますが、医学部入試における合格発表につきまして、入学に対する疑惑を招かないようにするためには合否判定後できるだけ早く発表するべきだと考えておりますが、なぜ合否の判定後から合格発表まで一週間も掛かるか、空いているのか、それをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 医学部の寄附金授受の取扱いにつきまして、事務局長専管の業務として事務局長判断と責任の下行われてきたと……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 ちょっと時間がありませんのでちょっと早口になりますが、私はマスメディアによる人権の侵害に絞って伺わせていただきます。 マスメディアは、表現の自由とか報道の自由の名の下、国民の知る権利に供するものとして、社会的公器として存在をしております。そのマスメディアからターゲットにされて名誉侵害された個人は、なすすべもありません。これは実際に被害を受けた者でなければ理解はできないと思います。 そこで、人権を担当する法務大臣に伺わせていただきます。 今日の報道被害の深刻さに対する御認識について伺わせていただきたいと思います。
○沢たまき君 公明党の沢たまきです。 私は、食品の安全についてお伺いいたします。時間がありましたら、医療改革についても若干伺わせていただきたいと思っております。 その前に、私も国会議員をさせていただいておりますが、社民党の政審会長辻元さんの、辻元議員の政策秘書給与搾取の疑惑について一言触れさせていただきたいと思っております。 政治資金規正法の第二十二条などには、寄附の量的制限の違反などについては寄附をする者と寄附を受ける者両者について一年以下の禁錮又は五十万円の罰金等々がございますが、国会議員あるいは政治家は当然この規正法を知っていなければならないと考えておりますが、この政治資金規正法の……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、まず雇用問題についてお伺いをいたします。 我が国経済は、不良債権処理だけで景気が良くなるというわけにはいかないと思います。やはり、企業も国民も不良債権処理後のその先が見えなければ無用な混乱を引き起こすと思っております。不良債権処理はデフレ対策の一つであるとは思いますが、やはりそのために総合的な経済対策がなされなければならないと思っております。特に、雇用対策については万全のセーフティーネットが講じられなければならないと思っております。 坂口厚生労働大臣は、二十九日の閣議後の記者会見で、雇用対策に関連し、雇用……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 大臣には大変御苦労さまでございます。 今年の八月、私はある女性のみの研修会に伺わせていただきました。そこで、「女性と年金」という題で創作劇がありまして、女性が一生涯を通して本当に様々な人生模様があることを演じたものでありました。生涯専業主婦で人生を全うされる方、人生の途上で御主人に死別される方、また様々な理由で離婚され、母と子供で強く生き抜かれる方、また自己の才能を生かして仕事に喜びを見いだして生きられる方等々、女性の方々が想像もしていない悲喜こもごもの場面に遭遇する中で、たくましくユーモラスに生き抜く人生の創作劇でありました。 私はこれが現……
○沢たまき君 参考人の皆さん、本当にありがとうございました。御苦労さまでございました。 皆さんのそれぞれの話を聞いて、本当にそうだなというふうに感じました。私も母子家庭でございましたから皆さんのお気持ちはよく分かるつもりです。 私も先般のこの委員会で養育費のことを触れましたけれども、手前みそで大変申し訳ございませんけれども、我々女性議員が養育費を絶対に取るんだと、逃げ得なんかさせるかという思いで養育費の項目を入れさせていただいたことをまず御報告をさせていただきます。 それから、皆さんがおっしゃったように、民法の改正がまずあるべきではないかと。これも、私も与党ですけれども質問をさせていただ……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 同僚議員、先輩議員が質問なさって、少し重複するところがあろうかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。 さて、今回の特殊法人改革は、百六十三あるすべての特殊法人と認可法人の整理合理化を推進するもので、戦後最大の特殊法人改革と言われております。高度経済成長時代には、特殊法人等のシステムを使い、国の支援を受けながら民間だけでは提供することが困難な公共的サービスを行うため、特殊法人を作り、これらを効率的に遂行してまいりました。しかし、これらのシステムが長期にわたって続いた結果、既に民間で提供できるサービスでも税金に頼……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 医薬品による副作用の被害救済制度については、現在も医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構が行っているところですが、しかしながら生物由来製品による感染被害については対象となっていませんでした。そのため、我が党としては、従来から早期に救済制度を創設するよう要望を申し上げてきたところでございますし、私も国会で坂口大臣に質問をしてまいりました。今般、坂口大臣の御尽力によって、この独立行政法人法において生物由来製品の感染被害救済制度が創設されることになりました。このことは大きな前進であると思っております。 そこで、藤山参考人にお伺いいたしますが、今回の生物由来……
○沢たまき君 公明党の沢たまきです。どうぞよろしくお願いいたします。 最近、ちょっと私が地方へ行きましたときに、この本を読んでみたらというので読ませていただいた本がございました。「医療が病いをつくる」という大変ショッキングなタイトルの本を読ませていただきました。これは、熊本のある市民病院の院長から御紹介を受けて読ませていただいたんですが、内容は表題ほどショッキングではありませんで、この著者でいらっしゃる新潟大学医学部医動物・免疫学教授の安保先生は、現代の医学が検査任せの診断学に移ってしまい、専門化、細分化した科の医者が病気を局所の破綻として理解し薬を出して対症療法を行う治療学になってしまった……
○沢たまき君 委員派遣について御報告申し上げます。 去る一月十四日及び十五日の二日間、金田委員長、武見理事、山本理事、狩野委員、堀委員、風間委員、井上委員、森委員、大脇委員及び私、沢の十名により、秋田県及び宮城県の社会保障及び労働問題等に関する実情を調査してまいりました。 以下、その概要を御報告いたします。 一日目は、まず、秋田県庁におきまして、秋田県の健康福祉・生活衛生の概況及び雇用失業情勢・雇用創出プログラムの概況並びに秋田市の福祉施策の概況についてそれぞれ説明を聴取し、少子化対策の在り方、介護保険の施設整備の在り方及び多様な働き方に向けた取組等について、寺田秋田県知事、佐竹秋田市長……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。よろしくお願いいたします。
御存じだろうと思いますが、先週の水曜日に、東京労働基準監督署が二十四歳の社員が過労死したことに対して労災認定をし、上司を書類送検したことが報道されておりました。
まず、この事件の概要についてお伺いをいたします。
【次の発言】 大変悲惨な事件であろうと思っております。学卒の新入社員、あるいは勤務経験が短い若者をここまで追い込むということは極めて重大だと言わなければならないと思います。
若年者の雇用機会はもう大変厳しいわけですので、やっとの思いで就職できた若年者は、何としても一人前になるため、必死になって働いていたというふうに……
○沢たまき君 よろしくお願いいたします。
まず最初に、私は技術移転機関の整備問題についてお伺いをさせていただきます。
平成十五年度厚生労働省予算の中で、先端的技術を活用した医療の展開として七十一億円が措置されております。この中で研究開発基盤の整備として新しい事業、国立試験研究機関等の知的成果物の民間移転推進事業、いわゆる厚生労働省版のTLOが行われることになっておりますが、この概要について、この事業の概要についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
九八年制定のTLOから、翌年、九九年の日本版のバイドル法、それぞれ制定されて、二〇〇〇年に国立大学教官等の民間企……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今、褥瘡の話があって、実は一昨年母が亡くなったんでございますが、大変に褥瘡が、骨が見えるほどになって、退院をして老健にお願いをしたときに、老健の中できれいにしていただいたことがあります。それは本当にそうだなと思いました。 それでは、最初の質問をさせていただきます。 医療制度改革につきましては、二〇〇一年、坂口大臣私案、私の案に始まって、厚生労働省試案、昨年の健康保険法改正案、そして今回の基本方針が示されたわけですが、少しずつではございますが、医療制度の改革、構造改革が見えてまいりました。 日本経済研究センター……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。よろしくお願いいたします。 大変厳しい雇用失業情勢に対応するため、政府は、一昨年、総合雇用対策を取りまとめ、雇用の受皿整備、雇用のミスマッチの解消、セーフティーネットの整備を三つの柱として進められてきたところであります。 雇用の受皿整備としては、医療、福祉、環境分野での市場拡大、技術革新による新事業の創出など規制制度改革を通じた新市場、新産業育成、雇用のミスマッチの解消には官民連携をした求人情報の提供や職業紹介と職業訓練の提供による早期再就職の促進等ミスマッチのための連携強化、セーフティーネットの整備としては緊急地域雇用創出特別交付金による地域のニーズ……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。お三方の参考人には、大変にありがとうございます。 まず、龍井、佐藤両参考人に伺わせていただきます。 雇用保険の財政が現状のままでは誠に厳しいものがありますし、当面の財政破綻を回避することが今回の改正の目的の一つでございます。財政破綻の回避には国庫負担の増額、収入の増加、すなわち保険料率の引上げ、支出の削減、すなわち給付の見直しが考えられますが、労使による保険であること、国家財政が厳しいことを考慮いたしますと、既に給付の四分の一について国庫負担が行われておりますし、これ以上国民からの徴収した税をつぎ込むというのはいかがなものかという気もしております。 ……
○沢たまき君 よろしくお願いいたします。 一問目なんですが、大臣にちょっと漠とした御感想をいただきたいと思って質問をさせていただきます。 食品衛生法等の一部を改正する法律案は約半世紀ぶりの大改正になります。この五十年間、日本人の食生活、食文化というのは大変、本当に変わりました。「粗食のすすめ」というのを書いていらっしゃる幕内秀夫さんは、現代の食生活が抱える三つの問題として、第一、米を食べなくなった日本人、第二に、食生活が欧米化した日本人、第三に、栄養素にこだわり過ぎる日本人と指摘しております。また、五無の食生活と定義付けて、無国籍、無地方、無季節、無家族、無安全と今の日本人の食生活に警告を……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 私は実は、ちょっと丸井先生に伺いたいんですが、私は実はこのHACCP、もう少し、丸山先生に伺いたいんですが、HACCPの信頼をもっと回復すべきではないかという質問をこの前の委員会でさせていただいたんですが、今、先生、お話しいただきまして、HACCPの普及の推進ということでございました。これをちゃんと、更新制が導入されましたし、十四ぐらい取消しになったりしております。先生が、やっぱり中小企業、大企業にだけでなく普及するべきだとかって、私と同じようなこと、私が質問したのと同じことを言ってくださったのでう……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今回の改正案は、労働基準法の改正案と併せまして、今後の労働行政の方向性を決める大変重要な改正であると認識をしております。私は、与党の一員ではございますが、問題点は問題点として指摘をして、多少厳しいことを申し上げるかもしれませんが、厚生労働省としてきちんと御説明をいただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、高度経済成長が一段落したころからでしょうか、我が国の労働市場におきまして労働者の就業形態の多様化という言葉を多く耳にするようになりました。これは、我が国独自の傾向ではなくて、多くの先進国でも見……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 四人の先生方、本当にありがとうございました。 最初に、続きみたいなことで小島参考人に伺いたいんですけれども、働き方の、若年者、高校生といいましょうか、今おっしゃったように意識が変わってきているんですね。賃金だけではない、ほかのもの、よく言えば夢を持ちたい、それで希望を持ちたい、で、楽しくという。そういう感覚でいきますと、フリーターもその若年者にとっては意味のあることなんだろうと、このように思うんですが、しかし、もう本当に、もう私どもの年代から見ますと、それで本当に日本は大丈夫かなと大げさに考えてしまいまして、そんなところで、高校生、若年者の雇用……
○沢たまき君 公明党でございます。よろしくお願いいたします。 解雇規制につきましては、整理解雇、懲戒解雇、普通解雇とありますけれども、今まで整理解雇要件として人員の削減の必要性など四つの条件がありましたけれども、ナショナル・ウエストミンスター銀行事件決定を始めとする近時の一連の東京地裁決定・判決は、これまでの厳格な要件を相対的な要素としてとらえ直して、個別的、具体的な状況に応じた柔軟な法理として再構成することが試みられております。 解雇規制の在り方について、従来の実体的要件を重視する規制から、当事者による集団的協議・調整という手続的要件を重視する規制へと改革を進める必要があります。すなわち……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 本日、お忙しい中、わざわざお越しいただきまして、ありがとうございました。 今国会は、雇用の保険法、職業安定法、労働者派遣法等、労働分野に関する主要な法律案が提出され、当委員会において審議を行ってきたところであります。そして、最後に残されましたのがこの労働基準法の改正法案であります。労働基準法というのは、労働者の保護を基本理念としており、労働法の中でもその根幹を成すものであって、そういった意味においても慎重に審議がなされなくてはならないと考えておりますし、参考人の皆様方の貴重な御意見を今後の審議に生かしてまいりたいと、このように思っております。 ……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 先々週でしたでしょうか、六月二十一日、夜の九時十五分からのNHKのスペシャル番組の中で、「「マリナ」アフガニスタン・少女の悲しみを撮る」、サブタイトルが「映画を変えた少女の涙」という番組を見ました。この粗筋は、ソ連、タリバン政権の中で、二十三年もの間、戦争の中で荒廃した国土でストリートチルドレンとして物ごいをする人生を送る十三歳の少女の悲しみを描いた実話の物語でありました。この映画の監督は、当初はラストシーンはアフガンが解放されてにじの中を駆ける少女を撮影する予定だったそうでありますが、それでは現実と余りにも懸け離……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 まず最初に、先日成立いたしました心神喪失者医療観察法の施行後の運用についてお伺いをしたいと思います。 現在、措置入院制度によって入院させられた触法精神障害者は、自傷他害のおそれが完全に払拭できないとして、入院が長期にわたってしまう傾向があると聞いております。このような問題を抱えております現行制度に比べて、新制度に基づき裁判官も関与した上で定期的に入院、治療の必要性を判断した方が私は人権保障の面からもより良い制度となるのではないかと考えておりますが、精神科医やその他の団体からはこの新しいシステムに対して批判的な御意見が出されていることもこれまた事実であ……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 質問に先立ちまして、ちょっと矢野副大臣にお伺いをしたいと思います。 ただいま川口大臣は、最後まで平和的な解決を、に向けてイラクの臨時代理大使とお会いされているということで欠席なさっていらっしゃるようですが、私も最後まで大臣に頑張っていただきたいと心から願うものでございます。 さて、ブッシュ・アメリカ大統領が、我が国時間で本日の午前十時に、テレビでアメリカの国民全体に演説をなさいました。イラクのフセイン大統領に亡命するように求めて、四十八時間以内に亡命をしなければ攻撃を開始すると最後通告を行ったわけでございます。 このブッシュ大統領の演説を機……
○沢たまき君 今、西田局長、ちょっとお話があったのでODAなんかの力をおかりするのかなと思いましたが、私はまず一点、ODAの一〇%の予算の削減について伺わせていただきます。 聖域なき構造改革という政府の八月の方針で、来年度の予算の概算が一〇%カットと発表されました。貴重な国民の税金と貯金を使うわけでございますから精査して援助すべきは当然のこととは思いますが、今、藁科先生もおっしゃっていましたけれども、私どもの党は人道的見地、なかんずく貧困、今出ましたね、文化、環境破壊、薬物、国際犯罪組織、感染症、女性、子供の虐待、対人地雷等の人間の生命と生存と生活と尊厳に対するこのさまざまな脅威を除去する人……
○沢たまき君 きょうは大変ありがとうございます。
簡単なことをちょっと伺いたいんですが、私たちは先生のレジュメをいただいているんですが、後藤先生のレジュメの一番下の方の11のところにも書いてございますし、それから小杉先生のにも書いてあるんですが、私たちはイスラムと言っているんですが、ここではイスラームと、こう長くなっているんですけれども、これはどういうことなのか、ちょっと教えていただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
○沢たまき君 大変ありがとうございました。公明党の沢でございます。 一つは大野参考人にお伺いいたします。 東アジアにおける通貨と金融の問題について伺いたいと思うんですが、先生の書かれた論文と本日の御説明で、一国の通貨政策は単純なものではなくて、その時々の情勢に合わせて安定性と伸縮性を様々な形で混合する中間オプションの中から随時選択していくしかない、そしてドルを主体とした体制を組まなくてはならないというその現状がよく分かったわけですが、そこで大変初歩的な質問ですが、一点伺いたいと思います。 よく国際金融専門の先生方の講演を聞きますと、アメリカは経常収支が赤字で、対外純債務が止めどもなく増え……
○沢たまき君 ありがとうございました。 立山参考人にまずお伺いさせていただきます。 今日のお話と事前の配付の論文からアメリカの対中東政策の概要というのは大体分かったんで、大変いい勉強をさせていただきました。一点、アメリカの対イランに対する政策について伺わせていただこうと思うんですが、先生の御説明によりますと、アメリカは中東プロセスを推し進める一方で、イランとイラクの両方を封じ込めようとする政策を取っているんだ、しかしカスピ海のところの二千億バレルの石油ですか、が眠っていることから、イランと中央アジアとカフカス地域との密接な関係は無視はできないと。だとすると、中央アジアとカフカス地域への接近……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 両先生には本当にありがとうございました。 遠藤先生と清水先生に一問ずつさせていただきます。 今日のお話とは別に先生の論文なんかも読ませていただいた結果なんですけれども、先生の論文によりますと、アゼルバイジャンとかトルクメニスタンとかカザフスタンとか、いわゆる石油とかガスとかの資源を持っている輸出国でさえも、国民生活として自立できるその条件が整わないうちに対外債務のその返還期間がもう迫ってきているということでございました。また、徴税のシステムとか金融のシステムとか、まだ基盤が整わないというか、未成熟なときからこのガスとか石油の収入がうまく利用されにく……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。 本日は、本当に貴重なお話、お三方、大変ありがとうございました。大変勉強になりました。ありがとうございました。 最初に、板垣参考人にお伺いいたしますが、こちらの資料ちょっと読ませていただきまして、先生が述べていらっしゃいますように、日本の文明戦略においてイスラム世界の日本への特別な親近感が大変貴重である、あこがれを持っているなどという、朝日新聞のを読ませていただきました。また、「日本がテロリズムとその温床に対する明瞭な批判とともに、イスラーム文明との対話・協力を進める方向に踏み出す日本の文明戦略を明示することは、日本にしかできない主体的国際貢献と……
○沢たまき君 どうもありがとうございました。 この調査会は、もう昨年からずっと続けてやらせていただいて、五回にわたって十二名の参考人に御出席をいただいて、御意見を伺ったり、質疑応答を重ねてまいりました。また、本日は政府から御報告をいただいたわけですが、いい勉強にはなりました。ありがとうございました。 私は副大臣にお考えを伺いたいんですが、文明間の対話についてなんですが、先日おいでいただいた板垣雄三参考人は、次のように述べていらっしゃるんですが、新世紀日本の総合的な文明戦略として、イスラム世界との文明対話を推進することが緊急に必要であると。イスラム世界は今や全世界を覆うものであり、それとの文……
○沢たまき君 沢たまきでございます。 会長、それから山崎先生、それから山根先生、大体もう尽きた感じでございますが、派遣のメンバーの一人としての所見を簡単に述べさせていただきます、何しろたった一人の女でございましたから。 まず、本調査会で一年間にわたってイスラム世界と日本の対応ということで調査研究を続けてきたわけでございますが、その調査結果の成果を持って、トルコ、シリア、レバノン、エジプト、帰りにイギリスの五か国を関谷先生を団長としてそれぞれ与野党三名ずつで訪問したわけでございます。 やはり、今回、国会の調査会という立場で派遣をいただきましたことに大変な意義がある訪問ができたと思っておりま……
○沢たまき君 よろしくお願いします。 総務省にちょっとお伺いします。 デジタルデバイドについて御説明いただきましたが、六ページですが、その格差がアジアの場合激しいとありました。それからまた、御説明の後半で、二十三ページですけれども、アジア・ブロードバンド計画がありましたが、この国際的デジタルデバイドの格差の激しいことが、地域全体として世界の情報発信拠点、ハブを目指すという目標にとって大きな障害になるのではないかと心配しております。この共通目標が設定されるとのことですけれども、ハブになるためには、例えばヨーロッパを上回るスピードでインターネットが普及しないといけないんじゃないかなと考えており……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。両参考人には、本当に分かりやすく説明していただいて、本当にありがとうございました。 一つは、中国のキャッチアップについて両参考人に伺いたいんですが、現段階で中国が日本に四十年ぐらい後れている、また競合する部分も本当は一〇%ぐらいというふうにお話がありました。しかし、少徳参考人のお話からは、中国は外国から製造とか開発とか品質の管理の技術を積極的に取り入れて、驚くほど速いスピードで市場経済への対応を進めているというお話でございました。そうしますと、数字の上では四十年という開きがあっても、かつて我が国がアメリカの後を追ったように、中国が物すごいスピードで日本を……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 両参考人の先生方は、本当に今日はありがとうございました。 興味深く伺って、私は、今、諸先生が質問なさったので、円の国際化というのは幻想と書いていらっしゃるので駄目なのかなと思いつつも、ちょっと伺わせていただきたいんですが、円の国際化について。 一月、今年、財務省が円の国際化推進協議会というのを立ち上げて、その最終報告というのがまとまったわけなんですが、その中で、円をアジアの基軸の通貨として定着させるために、アジアを中心に海外の投資家に国債だとか、それから円建てで資産を持ってもらうようにして、貿易とか資本取引で円を使う機会を増やすことによって日本の市……
○沢たまき君 お二人の御参考人、本当にありがとうございました。 とても変な質問で申し訳ないと思うんですが、この前の調査会のときの参考人の方で企業の方がいらして、その方がおっしゃるのは、もう弱いというか、農業なんかよりも企業というか、もうかるというか、国益になるようなものにもっと力を注いでというような、簡単だとそういうお話を伺って、ああ、やっぱり企業、あきんどというか、どこでもうけても、日本でもうけなくても中国でもうけていればいいんだみたいなお話を伺って、ああそうなんだなと伺ったんですが。 私は、やっぱり食べることは大変大事なので、山本先生とかいろんな方がやっぱり自給力とか自給率とかっておっ……
○沢たまき君 公明党の沢でございます。 両参考人、本当にありがとうございました。 実は私、余りITというのをできないんですけれども、ちょっと伺わせていただきたい。 まず、佐賀参考人に伺わせていただくんですが、IT革命の期待と懸念、光と影というのがございましたね。私は、やっぱり文化というのは大変重要だと思っているんですけれども、この中で参考人は、「異文化交流を活発化し異文化理解を深化する」、また「ITは固有の文化を破壊し、独自性を喪失する可能性」とありましたけれども、これは文化におけるデジタルオポチュニティーとデジタルデバイドの光と影だろうと思うんですけれども、この光の部分を大きくして影の……
○沢たまき君 今、佐藤先生のお話で経産省の方がおっしゃったので、それはもう、私はその業界を、少し席を汚していた者として、遅いんだという気がしてなりません。なので、文化芸術振興基本法を作らせていただいたんですが、経産省だけじゃなくて、実はもう本当は文化庁を省にしてもらいたいし、文化大臣を作ってもらいたいと実は思っているくらいでありまして、ハリウッドなんというのはもうみんな分かっているのになかなかやってくれなかった。あれはもう本当にお金も稼ぐけれども、本当に基幹産業で、景気の悪いときにはこんなに稼ぎやすい場所がないわけですので、どうぞもっと勉強していただきたいというふうにまずは要請しておきますし、……
○沢たまき君 私は、本法律案がリスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションの三つの柱で構成されている中で、安全メッセージの在り方についてどうあるべきか、伺わせていただきます。
まず、農水省にお伺いいたしますが、検討委員会が指摘しておりますように、BSE発生直後の対応のまずさが、消費者だけではなく、畜産農家とその業界、更には外食産業までにも広がり、大きな混乱を招きました。その根本的な要因について農水省はどう認識あるいは総括されていらっしゃるでしょうか、お伺いさせてください。簡単で結構です。
【次の発言】 調査検討委員会は、食品の安全性の確保に関する基本の原則として、消費者の健康保持を最優先……
○沢たまき君 公明党の沢たまきでございます。よろしくお願いいたします。 少子高齢化がこのまま著しいスピードで進展していくことは、社会保障制度を始め今日の我が国のもろもろの制度を根本から脅かすことは明らかでございますし、この少子社会対策基本法案を制定して国を挙げて取り組むべきことは、当然であろうと思います。この少子高齢化という現象は、単に新たな制度を作れば解決するという、そういった底の浅い問題ではないんだろうと思っております。これは、戦後、日本の経済中心で取り組んできた流れ、またその中で培われてきた国民の生活意識というものが問われているんだろうと強く感じております。 私は、子供の人権に対する……
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