井上美代 参議院議員
19期国会発言一覧

井上美代[参]在籍期 : 18期-|19期|
井上美代[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井上美代参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院19期)

井上美代[参]本会議発言(全期間)
18期-|19期|
第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 参議院本会議 第14号(2001/11/28、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、雇用対策臨時特例法案について質問をいたします。  九月の完全失業率は五・三%、過去最悪となりました。求職をあきらめた潜在的な失業者を加えれば、十人に一人が失業をしております。また、先日発表された全国私立学校教職員組合連合会の調査によると、親のリストラ、破産、廃業などで授業料が払えず、停学に追い込まれた子供が急増をしております。  昨年一年間の自殺者は三万一千九百五十七人で、過去最高です。親がリストラ自殺した遺児は、昨年度百四十四人に上り、日本育英会の調査によると、奨学金出願の理由の項には、ここでは一例しか紹介できませんけれども、父は二年前にリストラで会……


■ページ上部へ

第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 参議院本会議 第5号(2002/11/13、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党を代表して、母子及び寡婦福祉法等の一部改正法案について質問をいたします。  今回の法案は、今年三月に出された母子家庭等自立支援対策に基づくものですが、この対策の中で、法案を待たずして八月実施となったのが児童扶養手当の見直しでした。満額支給される場合の所得制限二百四万八千円を百三十万円未満にまで大幅に引き下げたことで、児童扶養手当受給者の約半数、三十三万人が減額となったのです。  大臣、母子家庭の命綱である児童扶養手当の削減を真っ先に行うことがどうして自立支援対策と言えるのですか。  今、母子家庭の母親たちから切実な訴えが連日寄せられております。  例を挙げれば、育ち盛り……


■ページ上部へ

第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 参議院本会議 第18号(2003/04/18、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、雇用保険法案について坂口厚生労働大臣に質問をいたします。  完全失業者は三百五十万人、社会保障負担と増税による四兆円の国民負担増で、不況の一層の深刻化が懸念されております。再就職は大変難しく、失業の長期化が進んでおります。失業は、本人にとっては、人間としての尊厳を奪われ、自殺につながることさえ少なくありません。家族の生活も脅かされております。日本国憲法は第二十七条で国民の勤労の権利とそして義務を規定し、国、自治体が就労を保障できない場合は相当の生活を要求できる権利を定めております。  小泉総理は、構造改革により失業者が出るのは当然だと述べました。国策と……


■ページ上部へ

第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 参議院本会議 第27号(2004/06/04、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案のあった厚生労働委員長国井正幸君の解任決議案に対する賛成の討論を行います。  まず、私は、昨日の参議院厚生労働委員会で行われた、議会制民主主義を破壊し、良識の府であるはずの参議院の歴史に取り返しの付かない汚点を残した暴挙に対し、満身の怒りを込めて糾弾をいたします。  小泉総理が答弁に、答弁不能に陥る中、野党の総理大臣への質問権を一方的に奪い去り、総理の国民への説明責任を投げ捨てて行われたこの採決なるものを、採決なるものを、総理の国民への説明責任を投げ捨てて行われたこの採決なるものを、国民は絶対に、絶対にですよ、認めることはできません。  委……

井上美代[参]本会議発言(全期間)
18期-|19期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院19期)

井上美代[参]委員会統計発言一覧(全期間)
18期-|19期|
第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 厚生労働委員会 第3号(2001/10/18、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、狂牛病の対策についてまず最初に御質問をします。  狂牛病の発生は、日本の畜産や酪農、そして関連産業、肉販売業者、そしてまた消費者等にもう本当に深刻な影響を与えております。政府が一九九六年四月にWHOの勧告をきちんと受けとめて、そして万全の体制をとっていれば狂牛病の日本への侵入は防げたというふうに思います。そういう意味では、政府の責任というのは非常に大きい、重大であるというふうに思っております。  きょうは十八日ですけれども、きょうの十八日からは全頭の検査が行われるということですけれども、食肉店だとか、それから飲食店、焼き肉屋などを訪問してみます……

第153回国会 厚生労働委員会 第5号(2001/10/30、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、最初に個別接種とそして本人の同意の問題でお尋ねをしたいと思います。  まず、一つ目ですけれども、これは平成六年に義務接種が廃止されて、そして個別接種が推進されるようになるわけなんですけれども、そういう中で、ワクチンは集団接種の時代から個別接種の時代になっているというふうに言われているんですけれども、個別接種とそして集団接種はどのような状況になっているかということを御答弁願います。
【次の発言】 今御答弁がありましたけれども、学校内の施設において学童を対象としてインフルエンザの集団接種を行っている県がまだあるんですね。長崎県で二町あります……

第153回国会 厚生労働委員会 第6号(2001/11/06、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  きのう、薬害ヤコブ訴訟の生存原告の一人であります千葉県の山村桂子さんが亡くなられました。十月五日に超党派のヤコブ病問題を考える国会議員の会で千葉県の病院にお見舞いに伺ったばかりです。どんなに無念だったことでしょうか。桂子さんと御家族、そしてたくさんの被害者とまたその御家族の皆さんの無念を込めて、私はきょう質問をさせていただきたいと思っております。  まず初めに、ヤコブ病の病原因子に汚染された可能性があるアルカリ未処理のライオデュラを使った手術を受けた人は日本に二十万人以上いると言われております。少なくない人が自分はヤコブ病を発症するのではない……

第153回国会 厚生労働委員会 第7号(2001/11/08、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、皆さんも触れられた、まず不利益扱いの問題について質問をしたいというふうに思います。  本改正法案によって、育児休業を取得したことを理由とした解雇禁止、これを解雇その他の不利益扱いの禁止としました。そのほか、不利益扱いについて、せめて育児休業を取得したことを理由とした賃金、そして昇給また昇格などの不利益と、こういうふうに明記していただければ大変いいというふうに思っておりまして、私ども共産党はそこを一生懸命今提案しているところでございます。  私は、まず女性労働者の現状、特に育児休業法、介護休業法の問題と関連しまして、現状がどうなっているか……

第153回国会 厚生労働委員会 第8号(2001/11/22、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  待機児童の増加は本当に深刻で、その解消の問題というのは大変急がれているというふうに思います。厚生労働省は四月段階の待機児童数しか余りお使いになりませんけれども、昨年の十月段階では五万六千人と前年を上回っているんですね。今、資料を皆さん方のお手元に配っておりますけれども、それを見ますとそのことがはっきりいたします。四月一日と十月一日では数字が違っているということがはっきりするというふうに思います。保育所の整備計画そのものをやはり政府が持ってこなかったということ、やはりこの責任が問われているというふうに思うんです。  私ども日本共産党は、保育所の……

第153回国会 厚生労働委員会 第10号(2001/11/29、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、きょうの重要なこの法案にすぐ入りたいのですが、この間、二十二日の児童福祉法の審議の中で答弁をいただいていない内容がありますので、それを一問だけ、本当は幾つかあるんですけれども、ほんの一問だけやらせていただきたいというふうに思います。  この児童福祉法の改正によりまして保育所事業に株式会社が参入してくるというのが出たわけなんですけれども、株式会社というのはやはり営利追求を目的としているというふうに思うんですね。利益を生み出すということがありますので、そしてその生み出した利益については配当していくというふうになるわけですよね。だから、保育所……

第153回国会 厚生労働委員会 第12号(2001/12/06、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、先日の本会議の質問で、政府の雇用対策の最大の問題点というのはルールなき大量解雇を野放しにしていることだということを指摘いたしました。今重要なことは長時間労働の抜本的改善で、そして雇用拡大を急ぎ進めていくことだというふうに考えております。しかしながら、残念ですけれども、今回の雇用対策の臨時特例法案もその点ではやはり大リストラ、合理化から労働者を救うものではないというふうに私は読みました。  電機だとか自動車、これ二十社とそしてあとNTT、これだけで三十万にも上る人員削減が出されております。これがまた雇用不安を、そしてまた将来不安を募らせて……

第153回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2001/11/14、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  きょうは、北川参考人、そして高橋参考人、遠いところからわざわざおいでくださいまして感謝申し上げます。  私は、東京に長く住んでいるものですから、首都といいますとやはり東京だという気がしているんですけれども、私、このたび初めてこの委員会に参加させていただきましたので、大いに勉強をいたしまして、皆様方といろいろお話し合いができるといいというふうに思っております。  まず、私は、時間もそうたくさんありませんので、二問をお願いしたいというふうに思います。  一つは、予算の問題を考えているのですが、今、日本は、国とそして地方自治体、両方合わせましたら六……

第153回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(2001/11/15、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  きょうは岐阜の方からわざわざお越しくださいまして、いろいろ今お話を伺いながら、相当力を入れて、そして遠大なプランを持っておられるということを改めて勉強させていただきました。ありがとうございます。  最後の方では国会決議によってやっているのだから損害補償を要求するとまで言われまして、私も驚いて、びっくりしているわけなんですけれども、でも考えてみますと、岐阜県は移転誘致に過去三億七千万円という全国一の宣伝費を使っておられるということを聞いておりまして、さらに予算も六千五百万円計上をしておられるということですので、知事としても相当苦悩もしながらこの……


■ページ上部へ

第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 厚生労働委員会 第2号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  まず、私は介護保険の保険料について質問をさせていただきます。  先日、医療保険の改正法案が国会に出されました。サラリーマンの自己負担を三割に引き上げるということとともに、高齢者の自己負担をも引き上げるというふうになっております。  私は、行く先々でお年寄りの方とお目に掛かるんですけれども、話合いをしてみますと、必ず出てくるのが介護保険の負担で大変なのに医療費もまた上がるのですかと、こういうふうに非常に痛切な声で問い掛けられます。特に所得の低い高齢者は非常に大変だというのが実感です。  高齢者の介護保険料につきましては、一昨年の十月から半額徴収……

第154回国会 厚生労働委員会 第5号(2002/03/28、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  日本共産党は、今日審議の二法案につきましては、本当に不況が長引いていて、もうこれだけ景気が悪い中で、いずれも当然の措置だと思います。賛成をいたします。  まず、私は年金にかかわって質問をいたします。  昨年の八月三十一日に国連の社会権規約委員会が日本政府に対して勧告を出しました。この条約というのは、一九六六年に成立をし、そして一九七九年に国際人権規約が批准され、そして本来、政府は一九九〇年までに政府報告をしなければならなかったのですけれども、八年四か月も遅れて一九九八年に提出をいたしました。  社会権についての勧告は今回が初めてのものでありま……

第154回国会 厚生労働委員会 第8号(2002/04/23、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私、常々障害者の方々が非常にやはり自立を求めておられるということを感じているんです。働くということはやはり自立にもつながるし、またそれが言ってみれば治療にもなるというふうに感じているんです。  精神障害者の話も出ましたけれども、やはり精神障害者の私は雇用率が入らなかったということについては非常に残念に思っておりまして、ほかの障害と同じようにそれが入ればよかったなというふうには思っているんですけれども、やはりこの雇用率があってこそこの支援制度が非常に実効あるものになっていく、その基本ではないかなというふうに思っているところです。  今日、四人の……

第154回国会 厚生労働委員会 第9号(2002/04/25、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  中小企業の退職金共済制度改正法案について質問をいたします。  私は、まず最初に、不況下で一層将来不安が増している、こういう中での改正はやめるべきだというふうに思っているんです。今回の改正というのは、中退金の財政的な問題とともに、特殊法人の整理合理化という政府方針の下で進められているというふうに考えております。  中退金の予定運用利回りは三%から一%に引き下げるということですが、退職金は二十年の場合で三百三十万円受け取っていたのが二百六十九万円になって、そして六十一万円の減額になるんです。三十年の人はどうかというと、五百八十二万円から四百二十五……

第154回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/05/21、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、初めに補助犬法案について質問をいたします。  この法案の意義と基本理念についてお聞きをしたいと思います。障害者が補助犬を同伴して公共的な施設やそして交通機関を利用できることを明記した初めての法律として、私も多くの関係者から歓迎の声を聞いております。補助犬がある施設に入ることを拒否される、これは犬を拒否しているように見えるんですけれども、実際には犬のユーザーである障害者の利用を拒否しているのだという認識に立たなければならないというふうに思います。  この法案は、補助犬法案という名称ではありますが、犬の法案というよりも、障害者の社会参加の権……

第154回国会 厚生労働委員会 第11号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今日は具体的にリストラの問題、非常に大変になってきているわけです、それを具体的に挙げながら大臣に質問していきたいというふうに思っております。  まず一つは、横暴とも言える、無法とも言えるリストラによる首切りというのが国民生活をやはり破壊しているというふうに考えておりまして、将来への不安をやっぱりかき立てているというふうに思います。  これがもう不況をより一層深刻にしているというふうに思っているわけなんですが、特に最近、NTTに代表されるように、子会社をわざわざ利用した形で企業再編という手法を用いながらリストラを広げていっているということ……

第154回国会 厚生労働委員会 第13号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今回の薬事法改正の中の副作用の問題にかかわりますが、私は、スティーブンス・ジョンソン症候群、以下SJSと呼びたいと思いますが、このSJSの問題と副作用被害の公的な救済制度について質問をさせていただきます。  SJSは、市販の風邪薬、鎮痛剤を始め、数千種類の薬剤によって引き起こされる深刻な副作用被害で、あらゆる薬で発症の危険があります。原因はまだ分かっておらず、予防法は確立されておりません。発症は百万人に一人から六人、こういうふうに言われておりますけれども、老若男女を問わず、だれでもこの発症の可能性があります。  その症状は、皮膚に発疹が出、そ……

第154回国会 厚生労働委員会 第16号(2002/07/04、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今回の健康保険等改正法案が高齢者に及ぼす影響について質問をいたします。  今回の法案が成立すると、来年度には国民全体で一兆五千億円もの負担増となることは既に明らかになっております。高齢者の外来では、一回八百五十円の定額制を廃止して、そして一割負担が徹底された上に、患者の自己負担上限額が例えば外来では三千二百円から八千円、また一万二千円と、このように大幅に引き上げられます。  お年寄りからは、一昨年の公的年金の削減、そしてまた介護保険料、利用料の負担、そしてまた医療費の値上げでは本当にたまらないという、こういう声が上がっております。私は、……

第154回国会 厚生労働委員会 第19号(2002/07/16、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、健康増進について非常にやっぱり保健所の役割が大きいというふうに思います。しかしながら、今日、保健所の統廃合が進んでおりまして、保健所は減ってきているんですね。これは、平成八年、一九九六年の三月三十一日で八百四十五か所ありました保健所が、今年になりますと四百五十九になっているんです。これは三百八十六か所減っていることになります。非常に大きいというふうに思います。  地域では、やはり保健所を統廃合しないでくれという要求が強く出ているわけです。全国的にいろんな動きがありますけれども、私は横浜市の話を聞きました。ここでも、もう本当に困ると保健所側も言っておりますし、地域の人も言って……

第154回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2002/05/08、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、これまでの経過のお話がありました。また調査の報告もありました。それらを聞きながら、四点ほどについて国会等移転の問題点について述べたいと、こういうふうに思います。  一つ目の問題なんですけれども、何を指して国会等移転と言うのかという、こういう問題点なんです。  九二年の国会移転法、これは移転するものとして、国会並びに行政及び司法に関する機能のうちの中枢的なもの、これを新首都に移すと、こうなっているわけなんです。それが九六年の改正法では、国会並びにその活動に関連する国政に関する機能及び司法の中枢的なものと、こういうふうに変わりました。  ここに国土交通省が作ったポスターを私、持……

第154回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(2002/05/15、19期、日本共産党)

○井上美代君 参考人、石原知事、本当に御苦労さまでございます。日本共産党の井上美代でございます。  私は二つ質問をしたいというふうに思います。一つは、一極集中の解消にならないということと、それからもう一つ、財政問題についてお聞きしたいというふうに思っております。  首都移転を推進しようとしている人たちというのは、東京への一極集中の解消とか、それから大規模災害などを取り上げてその必要性を述べておられますけれども、私は、もう最初に首都移転は絶対に反対であるという立場でこの委員会でやっております。  国会等移転の審議会の試算では、数十年後に人口が五十六万の都市を造ると、こういうふうに言っているわけで……


■ページ上部へ

第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 厚生労働委員会 第3号(2002/11/05、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今日は、学童保育だとか、それから医療の二割負担の問題だとかヘルパー問題などについて質問をしたいというふうに思っております。  最初に、学童保育について質問をいたします。  働く女性が非常に増えているんですけれども、そうした下で、子育てとそして働くということと、これがやはり両立できる社会というのを多くの女性たちは求めております。厚生労働省も少子化対策を大きな施策と位置付けておられますけれども、小学校に入学した子供たちを放課後や夏休みなどに受け入れる、これが学童保育というものなんです。  まず、一つですけれども、留守家庭の子供たちの生活と遊びの場……

第155回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/11/19、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、まず厚生労働省が今回の法案に先立って今年の八月に行った児童扶養手当の見直しについて質問をしたいと思います。  児童扶養手当法では手当額についての規定は全部支給のみです。全部支給が手当の基本となり、別に条件を付けて一部支給停止があるということなんです。八月の見直しでは、全部支給が受けられる所得の上限は、母一人そして子一人の母子家庭の場合には、年収が二百四万八千円未満というところから今度は百三十万円未満に引き下げられました。年収が二百万円に満たないような母子家庭からも給付額を引き下げたのです。非常に意見がたくさん来ております。  そもそも、八月の見……

第155回国会 厚生労働委員会 第7号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今日、参考人のお話を伺いながら、本当に今の長期になっている不況の中、リストラやそしてまた失業、倒産、いろいろ起きているんですけれども、この荒波という、そういうところに母子家庭として船出をさせられているわけなんですけれども、そういう中で頑張ってきておられるというその姿を一人一人の陳述の中でお聞きすることができました。改めて今日における母子家庭に何がどのように必要なのかということを強く感じております。本当にお忙しい中をおいでくださいましてありがとうございます。  私は今度の法案の中で一番重要なところというのは何だろうかというふうに思うんです……

第155回国会 厚生労働委員会 第10号(2002/12/02、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今日は、貴重な時間を、重要ないろいろな御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。まず感謝を申し上げたいと思います。  私は、まず藤山参考人にお聞きしたいと思います。  参考人のお話の中でもちょっと触れられましたけれども、日本製薬団体連合会が本法案についての説明を最初に厚生労働省からお受けになったのはいつだろうかというのを、関心が広がっているようですので、是非お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  被害者の皆さんが説明をお受けになったのは九月の中旬ですので、それよりも早く説明をお受けになったということです……

第155回国会 厚生労働委員会 第11号(2002/12/03、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  独立行政法人医薬品医療機器総合機構について質問をいたします。  まず、副作用被害の救済業務について質問いたします。  独立行政法人を作る目的というのは行政サービスの質の向上にあると、こういうふうにされております。この点でいえば、何よりもまず救済業務の抜本的な改善が求められていると思っております。しかし、今回の法案では救済業務は総合機構に引き継がれるだけで、給付対象、給付水準は改善されません。現在の給付業務は余りに貧弱なため、どれだけ多くの方が涙をのまなければならなかったかということを、私はいろいろな話を聞きながら考えております。  この間、私……

第155回国会 厚生労働委員会 第14号(2002/12/12、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  院内保育所について質問をいたします。  政府は今後の国立病院や独立行政法人の病院に政策医療を大きく位置付けようとしております。交代勤務に組み込まれ、早出だ、遅出だ、そして二交代だ、深夜勤だと、もう本当に不規則な勤務の多い病院の勤務者にとって、結婚をしそして子育てをしても継続して働く上で、この病院に設置されました院内保育所は非常に重要な役割を果たしているというふうに思っております。  まず、お聞きをいたしますけれども、現在、国立病院そして療養所の院内保育所の設置数と利用している児童数はどうなっているか、答弁を願います。参考人。

第155回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2002/11/20、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  何しろ貴重なお話を伺いまして、何か非常に感動した感じで聞いておりました。どうもいろいろ御苦労さまです。  まず私は、吉村英祐先生の論文を読ませていただき、また今御説明をいただきまして、国会等の移転審議会は首都機能移転費用をやはり十二兆三千億円と試算しているのですが、「これはあまりにも巨額であり、財政改革にも逆行するという批判も生じよう。」と、「今後優先すべきは、華やかな都市再開発プロジェクトよりも、一極集中によるリスク軽減のための公共投資ではないだろうか。」と、こういうふうに書かれているんですね。私はそこに目が止まりました。  今、東京という……

第155回国会 災害対策特別委員会 第2号(2002/12/04、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  二〇〇〇年の夏の大噴火、そして東京に避難されてから三年目、そして今もガスが噴出して島に帰りたくても帰れない、東京各地でばらばらに避難をしておられる、これからどうなるのだろうかということで、生活のことや島にいつ帰れるのか、また東京各地にいらっしゃるので心配事を電話でするのもお金が要るしということで、非常に大きな不安を持ちながら暮らしておられる三宅島の問題について質問をしたいと思います。  大臣の今日の所信のところでもページを割いていただいておりますので、恐らく御努力中であるというふうに思うんですけれども、私は幾つか質問させていただきます。  ま……


■ページ上部へ

第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 厚生労働委員会 第4号(2003/03/26、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党を代表して質問をいたします。  私は、三月十四日に発表されました去年の十月一日現在の我が国の人口統計を見ておりまして、人口増加率が本当に戦後最悪になった、最低になった、少子化が一層進行しており、そして子育て支援への社会整備が待ったなしのものになっているということを感じております。そうしたさなかに日本航空が行おうとしております深夜業の免除制限の問題を取り上げたいと思います。  育児・介護休業法では、育児を行う労働者の深夜業制限を定め、そして就学前の子供がいる労働者が申請すれば夜の十時から朝の五時までの深夜労働をさせてはならないと、こういうふうに規定をしております。日本航空……

第156回国会 厚生労働委員会 第5号(2003/03/27、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  日本共産党は、戦没者等特別給付金支給法の改正案については賛成をいたします。  戦中、戦後の問題がいまだにたくさん残っておりますが、今日は、戦後、極寒の地シベリアで強制労働に従事させられていた人たちに対する未払賃金の問題について質問をいたします。資料が今皆さんに配られていると思いますが、資料に当たりながら少し説明をさせていただきます。  このシベリア抑留者に対する未払賃金の問題というのは、第二次世界大戦後、南方で連合軍の捕虜になりその後帰国した兵士に対しては、日本政府は労働証明書、すなわち未払賃金の証明書ですが、これと引換えに労働賃金を支払いました。と……

第156回国会 厚生労働委員会 第8号(2003/04/17、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  駐留軍の関係の離職者等の臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正するこの法律には賛成です。  私は、軍需産業で働く労働者の問題を質問いたします。  これは昨年十一月の十五日に衆議院の厚生労働委員会でも問題にしましたが、石川島播磨重工が会社として作成しておりますZC管理対象者名簿というのがあります。これについてですけれども、このZCというのはゼロ・コミュニストの頭文字で、共産党員撲滅の意味です。名簿では労働者をA、B、C、Dとランク付けをしております。Aは共産党員です。Bは有力支持者などに分類しております。この名簿で……

第156回国会 厚生労働委員会 第10号(2003/04/24、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  まず私は、質問に入る前に、本日、雇用保険改正法案の採決を行うことを決めたことに対し強く抗議をいたします。  国民生活に多大な影響をもたらすこの法案だけに、慎重な審議が求められております。今日午前、参考人の質疑をお聞きいたしましたけれども、その日に採決を行うということは正にこれはルール違反で、だから、参考人の意見を審議に生かす道を閉ざしたものになるわけなんです。言ってみれば、参考人に午前中意見を聞きながら、私どもが今日質問するのは、これは言ってみれば、昨日通告をしているわけですから、生かされないということになるわけなんです。やっぱりこれは議会制……

第156回国会 厚生労働委員会 第12号(2003/05/13、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、公益法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案について反対討論を行います。  本法案は、指定制度や認可制度などを登録制度に移行させるだけであり、公益法人の天下り人事や財政、予算の実態について、国民が求める抜本改革になっていません。  内閣府に設置された行政改革推進事務局が二〇〇一年七月に提出した「公益法人制度についての問題意識」では、公務員の再就職先として安易に用いられているのではないか、また、その在り方につき見直すべきではないかと提起されています。  しかし、今回の改革では、例えば年金保養協会、勤労者福祉振興財団などの天下り……

第156回国会 厚生労働委員会 第13号(2003/05/15、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  今回のこの食品衛生法の改正については、私どもが求めてきていた内容が一定反映されているというふうに思っておりまして、消費者にとってもこたえたものということで、よかったなというふうに思っております。  改めて法律を見てみまして、その第一条のところに法の目的が明記されております。そこには、「食品の安全性の確保」というのが明記されておりますし、そしてまた、国民の健康の保持を図るという、こういうこともきちんと明記されております。その観点に立って今日の状況というのを見てみたいというふうに思うんです。この法律が実行化していくわけなんですけれども、それにしても、まだ……

第156回国会 厚生労働委員会 第14号(2003/05/21、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は十分の時間を持っておりますけれども、質問をまず四人の方に申し上げて、そして十分が終わるまで、短い時間になってしまいますが、御答弁をお願いしたいというふうに思っております。  私は、まず丸井先生と丸山先生とお二人にお聞きしたいんですけれども、ハイリスクのグループの問題なども出ましたけれども、やはり私、個別の問題として個別的対応が重要だということを丸井先生もおっしゃったんですけれども、食品媒介のリステリア症の問題についてお聞きしたいんです。  丸山先生は、国立公衆衛生院の衛生獣医学部長をやっておられたときに食品媒介リステリア症の予防対策という論文をお……

第156回国会 厚生労働委員会 第15号(2003/05/22、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、幾つかに分かれておりますが、まず最初に食品添加物の問題で質問をしたいと思います。  今、人工甘味料としてステビアが広く使われているようです。これが人間の生殖機能に支障を与えるおそれがあるということで、人工甘味料がスクラロースに転換をされつつあるところです。このスクラロースについて内部からの重大な告発がありましたので、それについて質問をさせていただきます。  イギリスのテイト・アンド・ライル社というのがこれを開発をいたしております。一九九九年に食品添加物として厚生労働省は指定をされました。人工甘味料スクラロースについてですけれども、最近、私もスー……

第156回国会 厚生労働委員会 第16号(2003/05/27、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、不妊治療の問題について大臣に質問をしたいと思います。  子供が欲しい、治療を受けたいと、今日、不妊に悩む御夫婦というのは十組に一組というふうに言われております。不妊の人は精神面でも肉体面でも、また金銭面でもとても多くの負担を抱えています。私のところには悩んだ末のお手紙を幾つもいただいているんですけれども、私が所属をしております女性団体では署名も集めて、そしてまた女性の声も聞いております。  何といっても経済的な負担を訴える声が最も深刻です。あるお手紙では、間もなく三回目の体外受精の準備を進めている者です、費用負担はとても大変です、排卵誘発剤を打……

第156回国会 厚生労働委員会 第18号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、初めに中村参考人と、そして和田参考人に質問をしたいと思います。  まず中村参考人に、派遣、特に登録派遣の問題がありますが、雇用契約期間の短期化だとか低賃金化が進んでいることがありますけれども、それについてどういうふうに考えておられるのかということを中村参考人、これは和田参考人にもお聞きしたいというふうに思っておりますが、お願いします。  そして中村参考人には、派遣労働の範囲を製造業にまで拡大することになるわけなんですけれども、既に請負会社などでやられて、違法と言われておりますけれどもやられている。言ってみれば、今度の法改正が合法化するこ……

第156回国会 厚生労働委員会 第19号(2003/06/05、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、まず最初に、今日は傍聴席にもたくさんおいでくださっているんですけれども、日本中央競馬会の従事員の問題について質問をしたいと思います。  この法案と日本中央競馬会で働いている従事員の人たちについて、この法案が皆様方のところに影響があるのではないかということで大変心配されております。  日本中央競馬会の話によりますと、昨年の有馬記念、これは去年の十二月の二十二日に開かれておりますが、中山だとか、そして阪神だとか、中京の競馬会の三つを取ってみましても、その時点で日本中央競馬会の職員というのは定数で約一千九百人おられます。従事員は約一万八千三百人であっ……

第156回国会 厚生労働委員会 第21号(2003/06/10、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  今日は有期労働を中心に質問をしたいと思います。  今回、解雇ルールについては衆議院で修正をされたことが先ほど質問の中でもはっきりしましたけれども、これ自身は大変大きな成果ですが、修正された法案にもやはり重大な問題点がまだ残っておりますので、有期雇用の契約期間の上限を一年から三年に延長する問題、そして裁量労働制の拡大の問題、こういう問題について質問します。  私は有期雇用の問題を取り上げたいというふうに思っているんですけれども、有期雇用の問題では、契約期間の延長により雇止めが広がることが一番懸念されております。労働政策審議会の建議でも事実上の若年定年制……

第156回国会 厚生労働委員会 第24号(2003/06/26、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  今回の法案は、衆議院において解雇規定に関して修正がなされたものです。これらは、労働団体、法曹界など国民的な運動の成果であり、野党四党の共同要求が実現したものとして我が党としても評価をしています。しかし、それでもなお本法案には労働者と国民の生活と権利を脅かす重大な問題点が残されております。  反対理由の第一は、有期雇用契約の期間を現行の一年から三年に延長し、専門的知識などを有する労働者と六十歳以上の労働者には三年を五年に延長することで、有期雇用労働者の雇用の一層の不安定化を招くからです。  今ま……

第156回国会 厚生労働委員会 第26号(2003/07/03、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  児童福祉法の改正案と、そして次世代の育成支援対策推進法案に関連して質問をいたします。  まず最初に、現在の保育所の実態に関連して質問したいものですから、現在の公立だとか認可保育所だとか認可外保育所だとかいろんな、東京都でいきますと認証保育、そして認定保育室、ベビーホテルなどというのがあるんですけれども、一体そこに幾つ施設があり、何人ぐらいの子供たちが行っているのだろうかということを教えてほしいんですけれども。
【次の発言】 いろいろな保育所があるものですから、今後とも厚生労働省が子供たちの人数、そしてまた施設、これを調査を押さえていただきたい……

第156回国会 厚生労働委員会 第27号(2003/07/08、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  法案に関連して質問をいたします。  今回の児童福祉法の改正案には、子育て支援事業の情報提供、そして相談だとかあっせん、調整、要請の事務の分野を市町村以外の者に委託するとあります。現在、これらの業務を行っている民間企業、そしてNPOは幾つあるのでしょうか。  それと、あっせん、調整、要請などの分野は、決して利益の出る分野ではないというふうに思いますが、参考人、どうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 民間営利企業がこれらの分野に入ってまいりますと、どうしてももうけをしなければということになっていって、利益が出ないと分かったら、やはり手放していくとい……

第156回国会 厚生労働委員会 第28号(2003/07/17、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  本日は、国民健康保険に関する質問をさせていただきたいと思います。  小泉内閣の構造改革路線の下で大変な負担が国民生活を圧迫しておりますけれども、国民健康保険の保険料負担というのは正に負担能力のもう限界を超えていると、やはり国民の命と健康を脅かす事態に迫っているということが言えるのではないかなというふうに考えております。  そうした中で、八〇年代以降の保険料の引上げと、この間の長期不況によります国民健康保険料の滞納者が非常に増えているということです。資料を皆さんのお手元にお配りしております。これを見ますと、滞納世帯、それから数などがどういうふう……

第156回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2003/04/23、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今日は、お忙しい中を福井参考人とそして市来参考人がおいでくださいまして、貴重なお話をいただきましたこと、お礼申し上げます。  お二人に意見をお伺いしたいと思います。  私は、福井参考人の「首都機能移転論の再検証」という論文をあらかじめ読ませていただきましたので、この論文も参考にして質問をさせていただきたいと思います。  福井参考人は、最初に、首都機能の移転についてこれまで多数の論拠が示されてきたが理論的実証的な検証に堪えるものは少ないと、このように述べられておりますが、私もそのとおりだというふうに思います。それでも、参考人は、一九九九年の答申……


■ページ上部へ

第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 厚生労働委員会 第2号(2004/03/18、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、最初に、戦没者遺骨の国費によるDNA鑑定について質問をしたいというふうに思います。  私はこれまでに、戦没者の遺骨を国費でDNA鑑定するということに関しまして、遺骨と遺族のDNA鑑定が一致した場合に遺骨を遺族にお返しするべきだということで、この委員会でこれまで四回質問をしてまいりました。そして、今日で五回目になるわけなんですけれども、政府、厚生労働省は今年度から初めて国費でDNA鑑定を行われました。そして、遺骨を遺族にお返しするという、そういう措置に踏み切られたわけなんです。  このたび、八体の遺骨の身元が初めて確認をされました。新聞で……

第159回国会 厚生労働委員会 第5号(2004/03/25、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、質問の前に、昨日の、学生無年金障害者訴訟の判決が東京地裁で言い渡されましたけれども、この問題について質問をしたいというふうに思います。  この判決というのは障害者の基礎年金の不支給処分取消し請求についてということで出されておりまして、原告は四人です。そして、その一人については二十歳未満時に初めて医師の診療を受けているので違法だということで、これは本当にもう気の毒なことですけれども、二十歳未満はもうそのときから受けられたのにそうなっていなくて、間違った審査でやられていたということで国側が敗訴をしたわけなんです。また、残りの三人についてはそ……

第159回国会 厚生労働委員会 第6号(2004/03/30、19期、日本共産党)

○井上美代君 私は、ただいま議題となっております平成十六年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案に対し、日本共産党を代表して修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  我が党は、昨年度も、二〇〇〇年から二〇〇二年まで実施された物価スライド凍結の特例措置を継続し、物価の下落を給付に反映させない措置を取るべきとの修正案を提出いたしました。本修正案は、二〇〇三年の物価下落〇・三%分を二〇〇四年度の年金給付などに反映させない措置を取ろうとするものです。  言うまでもなく年金の実……

第159回国会 厚生労働委員会 第9号(2004/04/08、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今回のこの改正案については、私ども日本共産党は賛成でございます。しかしながら、今回の法改正だけでは解決にならない問題が、深刻な現状が、この浴場にしてもクリーニングにしてもあるなというふうに思っているところなんですが、法案作るに当たりましていろいろ調査もされたんじゃないかというふうに思いますけれども、その辺はどのように認識をされているか、提案者にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、深刻な事態が出されましたけれども、私もこの質問をするに当たりましていろいろ聞き取りをしたり調査をしたりいたしました。そういう中で、やはりこの銭湯というのが今地……

第159回国会 厚生労働委員会 第11号(2004/04/15、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党を代表して、独立行政法人医薬基盤研究所法案に対して反対の討論を行います。  本法案は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が創設されたときに、副作用被害救済業務や審査承認業務と相反する医薬品、医療機器の研究開発振興業務が同一法人で行われることに世論が猛反発し、そして、参議院厚生労働委員会で研究開発振興業務を分離することを求める決議がされたことを受けたものであります。  しかし、分離された研究開発振興業務と国立医療品食品研究所大阪支所と研究所の業務の一部である薬用植物栽培試験場などや、国立感染症研究所の業務の一部である遺伝子バンク、実験動物開発、医学実験用霊長類センターを統……

第159回国会 厚生労働委員会 第12号(2004/04/20、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  日歯、日歯連問題、本当に深刻だというふうに思います。何としても、このようなことが起きない、そういう政治にしていかなければいけないと強く感じております。  逮捕された臼田会長は、二〇〇〇年四月、日本歯科医師会の会長就任後、日歯連の会長も兼ねて厚生労働省への働き掛けを強めました。その一つが中央社会保険医療協議会だというふうに思います。先週の十五日に我が党の小池議員がこの当委員会で、逮捕された中医協の下村容疑者そしてまた加藤容疑者がこの診療報酬改定の内容について働き掛けたのは中医協の場以外にあったのかどうか調査を求め、大臣も調査をすると答弁されまし……

第159回国会 厚生労働委員会 第13号(2004/04/22、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私たちの党は、この今審議されております法案については賛成でございます。先ほどからいろいろ出ておりますけれども、やはり心配なこともありますので、質問させていただきます。  日本の結核の罹患率というのは、私もこの勉強をして初めてこんなにも違うのかと思いましたけれども、やはりアメリカの五倍、イギリス、フランスの二・八倍で、先進諸国の中でも極めて高いということですね。そして、結核は依然として軽視できない感染症であるということです。そして、多剤耐性結核の出現ということで複数の薬で結核を治療しているということですが、なかなか治らないということが出ているよ……

第159回国会 厚生労働委員会 第14号(2004/04/27、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  今回の事件で、公正透明であるはずの中医協が日歯連のマネーによってゆがめられていたということが明らかになりました。歯科業界をめぐる政そして官そして業のこの癒着を徹底的に究明し、国民の命に直結するこの厚生行政が日歯連のマネーによってどのようにゆがめられたのか、そして、全容を明らかにし、正していかなければいけないというふうに思います。  私は、先日の当委員会で、厚生労働省のいろんな幹部、局長、審議官、課長など多くの職員が、日歯とそして日歯連会長、兼務をしておられるんですが、この会長でもある臼田氏に面会するために日歯本部を頻繁に訪問していることを細か……

第159回国会 厚生労働委員会 第15号(2004/05/11、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。質問をさせていただきます。  まず、私はホームヘルパーについて質問をいたします。  大変長生きをする時代になっておりまして、女性は更に男性と比較しても長生きをすると。そしてまた、ホームヘルパーをやっている方たちの中でも女性が圧倒的に多いんですね。そういうことを考えながら、私はホームヘルパーの問題というのは非常に重要な内容であるというふうに思っております。このやはりホームヘルパーのいろいろな労働条件や、またホームヘルパーの質的な水準が上がるという問題、こうした問題についてどうしても前進をしなければいけないのではないだろうかというふうに思っておりまし……

第159回国会 厚生労働委員会 第16号(2004/05/13、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  法案審議に入る前に大臣にお伺いしたいと思います。  本日、この後、年金改革関連法案の趣旨説明が行われようとしておりますけれども、その前に、この法案に責任を持つ大臣と、そして副大臣、そしてまた政務官の皆さん方の年金の加入状況、そして保険料の支払状況を明らかにすることは最低限の責任だと思いますけれども、大臣、どのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 私はやはり趣旨説明の前にきちんとした方がいいというふうに思います。そうすべきだと思うんです。  やはりもう国民の関心というのは非常に大きくて、この参議院の厚生労働委員会への注目というのも大変なものに……

第159回国会 厚生労働委員会 第18号(2004/05/20、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  冒頭、今朝、読売新聞の報道について取り上げられた委員がいらっしゃいましたけれども、私も、この日歯側、五月一日には特捜部の捜索を受けている厚労省が、二幹部に現金が渡っているというのが報道されているんです。これは、二〇〇一年から二〇〇三年、吉田前議員を介して受け取っているということが報道されているんですが、私は、この問題について、四月の二十日の本委員会の質問で、厚生労働省の課長補佐以上の幹部が臼田会長を訪ねて、歯科医師会を本当に頻繁に訪問している事実を取り上げました。私、もう本当にあれには調べてびっくりしましたけれども、二〇〇一年の八月から三年弱……

第159回国会 厚生労働委員会 第21号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  法案の質問に入る前に、谷畑厚生労働副大臣の副大臣としての資格にかかわる新たな問題について質問をしたいと思います。  谷畑副大臣のホームページによりますと、ホームページはここにありますけれども、ホームページによりますと、何しろ副大臣としての問題がいろいろ出てくるわけなんですけれども、副大臣は、現在、自民党の大阪府の支部連合会の副会長を務めておられます。その自民党大阪府連の二〇〇一年分の政治資金収支報告書を見ますと、国産牛肉買上げ事業をめぐる偽装事件で逮捕された浅田容疑者が会長を務めていたハンナンからパーティー券の購入という形で三十万円の資金提供……

第159回国会 厚生労働委員会 第23号(2004/06/10、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  まず最初に、年金改革法案採決に当たり、理事会であれだけ決定していたのに、最後まで審議すべきを本当に裏切って、小池議員、そして福島議員、西川議員、三人の審議権を奪って強行したあの暴挙、私は本当に脳裏に刻まれてしまっております。国会史上に恥ずべき汚点を残したこの暴挙に対して、怒りを込めて抗議をいたします。  質問に入っていきますが、私も今朝新聞を見ました。そして、合計特殊出生率が、〇二年の一・三二に続き、更に一・二九に低下をしたというのを見ました。これは戦後初めての落ち込みだということで、改めて私は子供たちの、もっと子供たちが増えることを改めて真剣に考え……

第159回国会 厚生労働委員会 第24号(2004/06/14、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  質問に入ります前に、今、遠山委員から、国会の場を利用して、直後が選挙になっているんですけれども、この選挙向けに不当な日本共産党への攻撃がやられました。私は強く抗議をいたします。  そして、質問に入ります。  私が議員としての最後の質問となりますけれども、今回の児童手当法の改正案というのは、財源問題としてはここ区別しなきゃいけないと思いますが、賛成の立場です。  安心して子育てのできる社会をどう作るか、そのために、女性に限らず、男性も含めて働き方をどう変えていくかがこれから二十一世紀の大きなテーマであると私思っております。とりわけ、女性が結婚を……

第159回国会 予算委員会 第9号(2004/03/12、19期、日本共産党)

○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今日、最低賃金制度を中心に質問をいたします。  最近、民間のシンクタンクは、急増するフリーターがGDPを二%近く押し下げているという、こういう試算をしたレポートを提出、発表しております。  近年は、若者や女性だけではなくて、働き盛りの男性たちの中にもパートなど不安定雇用が大変増えていることは、もう皆様方御存じのとおりであります。サラリーマンの所得というのはもう本当に連続して下落しており、そして年収三百万円時代と言われ、低賃金、不安定雇用の急増というのは国民の購買力の低下と消費不況の長期化をもたらすとともに、今、国会の争点となっている年金……


井上美代[参]委員会統計発言一覧(全期間)
18期-|19期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院19期)

 期間中、各種会議での発言なし。

井上美代[参]委員会統計発言一覧(全期間)
18期-|19期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

井上美代[参]在籍期 : 18期-|19期|
井上美代[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 19期在籍の他の議員はこちら→19期参議院議員(五十音順) 19期参議院議員(選挙区順) 19期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。