このページでは国井正幸参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○国井正幸君 私は、ただいま議題となりました介護保険法等の一部を改正する法律案について、自由民主党を代表して総理並びに厚生労働大臣に質問いたします。 冒頭、イラクでの日本人拘束の件について申し上げます。 報道によりますと、五月八日、齋藤昭彦氏と見られる日本人男性がイラクの武装勢力に拘束されたとのことであります。誠に遺憾なことであり、政府におかれましては、正確な情報収集に努められるとともに、救出に万全を尽くすよう、取り組まれるよう強く要望いたしておきたいと思います。 法案の質問に入る前に、社会保障制度の一体的見直しに関してお伺いいたします。 昨年、通常国会における年金制度改革法の審議の過……
○国井正幸君 私は、自由民主党を代表して、平成十六年度決算検査報告につき、総理に質問をいたします。 まず、冒頭、昨年から続く豪雪により亡くなられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお雪と闘い、耐えておられる皆様に心からお見舞いを申し上げます。 被害に遭っている地方自治体は、既に今年度の除雪費を使い切っておられるとのことであります。ただいまは決算審査の場でありますが、国民がこのような災害で苦しんでいるとき、厳しい財政事情にはありますが、それとは別の観点で救いの手を差し伸べる必要があると考えます。総理、内閣、政府を挙げて温かい救済の手を差し伸べられますよう、まず要請しておきたい……
○委員長(国井正幸君) ただいまから厚生労働委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。
去る七月三十日の本会議において、厚生労働委員長に選任されました国井正幸でございます。
委員各位の御指導、御協力を賜り、公正かつ円滑な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に武見敬……
○理事(国井正幸君) 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時二十分まで休憩といたします。
午後零時三十一分休憩
【次の発言】 ただいまから厚生労働委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、介護保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。 昨日、平成十八年度政府予算、衆議院を通過をいたしました。そこで、本院に送付されたわけでありますが、国民の皆さんからしますと、予算審査の中でなぜ決算の審査なのかと、率直のところ国民の皆さん思っていらっしゃるかと思います。したがって、今委員長からもお話ありましたように、参議院においては決算を重視すると、こういう立場でありますので、今日はテレビ及びラジオで全国に放送されていると、こういうことでもありますので、若干国民の皆さんにこの決算重視というものについて御説明をちょっとさせてもらいたいなと、こう思っております。 参議院では、総理の冒頭の所信表明……
○理事(国井正幸君) 帆刈第四局長、指名を受けてからお答えください。
【次の発言】 どなたに質問ですか。
【次の発言】 どなたにですか、質問。
○国井正幸君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十六年度決算外二件に対し、是認することに賛成するとともに、委員長提案の内閣に対する警告案並びに内閣及び会計検査院に対する措置要求決議案に賛成の意を表するものであります。 是認に賛成する理由の第一は、我が国の厳しい財政状況等を踏まえ、適切な経済財政政策の運営が行われたことであります。 平成十六年度当初予算は、歳出全体にわたる徹底的な見直しを行うなど引き続き改革断行予算を堅持する一方、科学技術や治安対策など、活力ある社会経済の実現や国民の安心の確保に配慮し、めり張りある予算配分を行い、一般会計歳出及び一般歳出を実質……
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。 若干の時間、特にWTO関係、それから品目横断対策等について質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、米国産牛肉の輸入問題についてでありますが、結局、特定危険部位が混じってきたという事実があって今止まっているわけでありますが、これは率直なところ、私はやっぱり、アメリカの現場において事の深刻さを含めてしっかりとやっぱり認識ができてなかったんではないかなというふうに私は思っているんです。だから、結局やるべきことがやられていないということがこういうミスにつながったというふうに思いますので、今回は両国ともにしっかりとそれを検証する方向で今やってい……
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。 この委員会に私も何年ぶりかに戻させていただきまして久しぶりに質問させていただきますので、どうぞ、限られた時間でありますが、よろしくお願いをしたいと思います。 まず初めに、当初予定もしていなかったわけでありますが、伺うところによりますと、十八日かに、BSEですね、アメリカに対して二十数項目のたしか質問をしておったと思いますが、これが、その回答があったというふうなことで伺っておりまして、これに対して余り時間を掛けるつもりはありませんが、是非政府委員の方からこの回答の概要についてちょっと御説明をいただきたいと思っておるわけでございます。 あわせ……
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。 今日は、本当に参考人の皆さん、お忙しいところお出掛けをいただきまして貴重な御意見を開陳いただきまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。 私、与党でありますので、今回のこの経営所得安定対策ですね、この法案は政府と一体となって作ってきた立場でありますから、基本的に今次国会で何としても成立をさせなければならぬと、こういう立場であることは冒頭申し上げておきたいと思います。 ただ、私も自民党の中でそれなりの農政上の立場をいただいて、政府と一体となってこの法案の作成に努めてまいりました。そういう中で、今日的な国際規律との整合性、特にWTO交渉のこれ……
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。 この質疑も随分回を重ねてまいりまして、午前中は参考人の質疑等も行わさせていただきました。そういう意味で、今も視察の、あるいは地方公聴会の報告もあったわけでありますけれども、私は残念ながら行けなかったんでありますが、大変こう、何といいましょうかね、やはり全国どこでも同じような考え方があるんだなと思って今の委員派遣の報告もちょっと聞いておったわけでございます。 率直に申し上げて、今回の品目横断的な経営安定対策というものに対して、やっぱり両論、率直のところあると思っているんです。一つは、いや、これで期待できるぞという評価の声というか、頑張っていこ……
○副大臣(国井正幸君) 今、中川先生の方からありましたが、農林水産業の適切な営みというのはそのこと自体がこれ温暖化の防止に大変寄与しているというふうに思っておりますが、そこの中でも特にその森林の果たすべき役割、これについて、今農林水産省においても、間伐等の適切な執行によって成長期の木をしっかり作っていくと、こういうふうなことで努力をしているところでございます。 しかし、事務方によくこれ調べてもらったところでありますが、間伐が予算の関係で遅れているのは間違いのない事実でございまして、このまま推移したんでは三・九%を森林によって吸収するというのは達成は困難だと、このように思っておりますので、私ど……
○副大臣(国井正幸君) これまで北海道は今先生御案内のとおり二地区やってきたということで、もう終わる間際になってと、こういうふうなことでございますが、確かにこれ二つやってきて、今日、私も役所の中でいろいろ聞きましたら、民有林の直轄治山、これはやっぱりしっかり都道府県に渡していくと。国有林の部分はこれはやっぱり国の役目としてやっていくわけでありますんで、そういう役割分担の中でしっかりやったらどうかと。 ただ、先ほども中越地震の山古志村のお話も出ておりましたが、こういう大規模な部分が出た場合は、民有林であっても国の支援というものはやっぱり考えておってもいいではないかと。そんなことで、これからこれ……
○副大臣(国井正幸君) このたび、農林水産副大臣を拝命いたしました国井正幸でございます。 松岡大臣を補佐させていただきまして、山本副大臣、福井、永岡両大臣政務官共々、農林水産行政の推進に取り組んでまいりたいと思っております。 委員長を始め委員の先生方の御支援、御指導をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○副大臣(国井正幸君) 今の野村先生からの御質問でありますが、実は、先生も御案内のとおり、昨年の三月に農業構造の展望というのを農林水産省で出させていただきまして、ここの中では、家族経営体が三十三万から三十七万、それから集落営農経営が二万から四万、それから法人経営が一万と、こういうふうなこと、一応の目指すべき姿として掲げてあって、今、御案内のとおり、大運動を展開中でございます。 しかし、やっぱり精神論だけで運動を展開してもなかなか実効が上がらないということでございまして、これまた与党の先生方は御案内のとおりでありますが、来年度の予算ですね、概算要求に際しましては、融資主体型補助やあるいは無利子……
○副大臣(国井正幸君) 今年の災害が一つは豪雪がありました。さらに、梅雨前線の活発化による水害等があり、さらに台風十号及び十三号という台風の災害があって、さらに十月の初めには低気圧等の災害がありました。 これらにつきまして、特に梅雨前線の関係の集中豪雨及び台風十三号に対しましては激甚災害に指定をさせていただきまして、補助率のかさ上げ等を行うとともに早期に共済金の支払等を実施するなど、そういう対応をさせていただきました。 それから、低気圧に伴う被害でございますが、特にこれは北海道とそれから東北地方を中心に行われたわけでありますが、私自身、東北には現地調査に行かせていただきましたが、これらにつ……
○副大臣(国井正幸君) やはり、私どもはこの研究会の最終報告をどういうふうにまとめるかという時点があったわけですよね、オーストラリアの事務当局と我が国の事務当局で共同研究会をやってきたと。その考え方を最終的にどういうふうにまとめるかと。 そういうときに、私どもは、私としてでも結構でありますが、やはりオーストラリア、今まで議論になってきたように、オーストラリアという国は、対外的にはアメリカとの砂糖だけを例外にしてきたという経過は私どもも承知していますし、あるいは我が国もこれまでのFTAで重要品目についてはそれぞれの国と除外をしてきた、こういう経過があるわけですから、そういう意味で、安全性を考え……
○副大臣(国井正幸君) このFTAにつきましては、農林水産分野から見ていきますと極めて、関税が撤廃された場合は極めて重大な影響があると。特に、委員御指摘のようにオーストラリアとの関係でいいますと、オーストラリアが関心を示しておりますのが牛肉でありあるいは乳製品であり小麦であり砂糖であり米であると。こういうふうなことからしますと、いずれも我が国の重要な農業上の位置付けにありますので、そういう意味からすると極めて大きな悪影響があるであろうというふうに私どもは承知をいたしております。 したがって、先ほど外務大臣おっしゃっていただいておりますように、是非、農林省も政府の一角でありますが、守るべきもの……
○副大臣(国井正幸君) 今の先生御指摘のように、確かにこれまで農林水産物を利用いただいて地域の産業の活性化を図ってきたと、こういう部分について、農林水産省としても鋭意取り組んできたところでございますが、さりとて課題がないわけではありません。 主に、私どもはこの課題として三つとらえておりまして、一つはやはり、先ほど甘利大臣の答弁にもありましたが、中小企業の皆さんがなかなかマーケティング対応が十分じゃないというふうなことも含めて、ましてや農業者等はそういう部分になかなか不得手な部分等々もこれまでありまして、したがって、消費者ニーズをいかにやっぱりしっかりつかまえるかということ。それから、そのニー……
○副大臣(国井正幸君) 今の御指摘の点はさきの都知事選でも政策の争点になったようでございまして、私どもが伺っているところによりますと、再度専門家の御意見等もしっかり聴くと、こういうふうに東京都が再調査に向けて取組を始めるような話を聞いています。 今先生御指摘のように、これはやっぱり食べ物ということで消費者にとっても大変重要なことでありますし、あるいはそこで勤務をして、常時働いている人たちの健康状況にも極めて重大な問題を含んでいるというふうに思いますので、しっかりと、これは第一義的には東京都の問題でありますが、農林水産省としてもしっかり働き掛けて、少なくとも疑義が挟まれないように、そういう努力……
○副大臣(国井正幸君) 詳細な数値につきましては事務方の方から後ほど申し述べさせていただきたいと思うわけでございますが、今先生御指摘のように、農林漁業の資金の特徴としまして、非常に長い期間やっぱり掛かるという、一つの作物を育てるにも、特に果樹等におきましては栽培期間が非常に長かったり、そういう部分がありますし、なかなかそれから付加価値をすぐに高く取れるというふうなこともないものですから、そういう意味ではなかなか資金需要全体は大きくないかもしれませんが、やはり長期間で低利の資金は是非農業の現場で多くを必要としているわけでございます。 特に、今先生御指摘のように、一兆円という部分につきましては、……
○副大臣(国井正幸君) 配合飼料の高騰に関しては、大変に影響が大きいわけでございまして、これは安定制度の中で適切に処理していくことは畜産経営の安定のために極めて重要だという認識を私どもも持っているところでございます。そういう中で、本制度によって畜産農家への影響を緩和しつつ、生産段階でコスト削減などの取組を進めるとともに、必要な制度資金を融通するなどの対応を現在考えておるところでございます。 一方、このようなコスト削減の努力を尽くしつつも、生産段階で吸収し切れないコスト上昇分が小売価格に適切に反映されるように求めていくというのがこれ基本ではないかと、このように思っておる次第でございまして、是非……
○副大臣(国井正幸君) 確かに先生おっしゃるように、なかなか中山間地域における面的な集約というのは大変困難だというふうに思っております。したがいまして、農林水産省としても、担い手に農地を集積した場合の促進費、これは中山間地だけではありませんが、全体的な予算措置を一つは講じさせていただいている。 それから二つ目には、やはり担い手の労力の軽減を図っていくためには、特に中山間地等においては畦畔等も多いわけでございますから、これは不十分という御指摘もいただいておりますが、農地・水・環境保全対策等で地域全体を守ると、こういうふうなことで、兼業農家あるいは非農家等の御参加も得てしっかりとその辺は地域全体……
○副大臣(国井正幸君) 先生御指摘のような危惧は、実はこれ、与党の中で議論をしたときも、率直のところ、これありました。たまたま当時、松岡大臣が自民党の基本政策小委員長であられて、こういう議論も確かに自民党の中でも議論がありました。 一つは、なぜこういうふうな政策を選択したかということでありますが、特にWTOの農業協定上、緑の政策、御案内のとおりでありますが、削減対象とならない部分と、それから黄色で削減対象となる部分と、こうあるわけでございまして、過去実績についてはその削減対象にならない部分なんですね。それで、これを一つやっぱり農業予算上位置付けをする必要があるという点で、一つしっかりとした位……
○副大臣(国井正幸君) 今、先生御指摘のように、林木育種センター、いろいろ調べてみますと、安全で快適な国民生活の確保及び森林の有する多面的な機能、これの発揮に向けてどのような形で森林を整備していったらいいのか、そういうことを中心的にやってきたわけでございまして、特に先ほど来お話ありましたように、花粉の少ない杉の開発とかあるいはマツノザイセンチュウに抵抗性を持った品種の開発等々を既に行ってきているところでございまして、今度森林総合研究所との統合によって、先ほど大臣からもお話ありましたように、その管理部門等は合理化をしながら、しかし実質的な研究開発、そういう部分には重心を置きながら、しかも基礎研究……
○副大臣(国井正幸君) 先生御指摘のように、この紅秀峰の問題等については相当品種保護Gメンが活躍できたというふうに思っておるところでございまして、農林省としては、この権利侵害に関する相談の受付や助言活動というほかに、さらに情報の収集や提供ですね、そういうこと、さらには品種同一性の判断の支援としての品種類似性試験の実施をするということ、さらには育成者権侵害状況の記録をしっかり取ること、さらには証拠品となる侵害疑義の植物体を保管すると、こんなふうなこともしっかり体制としてやっていきたいということでございます。 それから、先ほどお話ありましたように、わずかな数でありますが、これまで十人であったもの……
○副大臣(国井正幸君) 先生今御指摘のように、十六年に改正されたわけでありますが、この改正の視点はおおむね三点であったというふうに思っています。 一つは、馬券の販売等の民間委託をするということ、あるいは二つ目には、主催者の連携を支援する競馬連携計画を策定をするということ、それから三点目が、交付金納付猶予制度の措置を講じると、こういうふうなことで、何とか地方競馬の収支を改善したいと、こういうふうなことでやってまいりました。そういう中で、おかげさまで一部効果を上げているところも出てきたわけでありますが、必ずしも十分であったということではありませんでした。 そこへ今度新たに、十七年の十二月に行政……
○副大臣(国井正幸君) 今先生御指摘のように、総合的に連携することは極めて重要なことだというふうに思っています。 今回の法律案は、農山村の居住者をいかに増やして地域経済活性化するかということでございますが、これまでも地域の強みを生かして、あるいは特徴を生かした地域産業活性化法による地域産業の活性化という取組もやってきたところでございますし、あわせて、交通インフラの整備等も含めて、広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律案による広域的な基盤の整備ということもこれまた必要でありまして、今次国会に提出されているわけでございます。 あわせて、内閣官房副長官と私も含めてでございますが、副大臣会議……
○副大臣(国井正幸君) 今先生御指摘のように、一種から四種までそれぞれ役割分担が不明確だったと、こういうふうなことでございますが、今回の改正で、御指摘のように、第三種、これは広く利用者が多岐にわたっている、広い範囲で利用される漁港、これはひとつ国がしっかり整備をしようじゃないかと。あるいは、離島等で避難港になるようなところ、これはまたやっぱりどこの県の漁船であっても避難してくるようなところ、こういうものは基本的に国で整備をすることにしようではないかというふうにしたわけでございます。 そして、三種、四種の漁港については、地方公共団体も事業主体になり得るわけでありますが、国だけではなくて、国は三……
○副大臣(国井正幸君) 今先生おっしゃるように、五月の一日、二日と、特にWTOの漁業補助金見直し交渉におきまして、米国の主張を中心に検討されたようでございます。おっしゃるように、アメリカについては、すべての漁業補助金を原則禁止すべきだと、こういうふうな主張のようでございますが、これに対して、もちろん賛成する国もあるようでございますが、我が国を始めとしてこの米国の主張に対して反対をしている国もあるわけでございまして、そういう意味で、これからしっかり交渉していきたいというふうに思っています。 我が国はちなみに、すべての補助金というんではなくて、過剰漁獲につながるようなそういう補助金については一定……
○副大臣(国井正幸君) 今、野村委員御指摘のように、相当やはりこれは強力に合併は指導していかなけりゃできないというふうに思います。 実は私も農協系統にお世話になっておって、合併に業務上携わったことがあるわけでございます。そこの中で、特に、まず現在値を公正に把握するというのがいかに大変かというのを私どもも身をもって感じたわけでございます。Aという単協、Bという単協がありまして、財務内容等々正確にやはり把握をしなくちゃならない。そしてまた、その把握したものをそれぞれの組合に対して、あるいは組合員に対して情報開示をしっかりしていくという、その現在値の確認そのものがこれは極めて重要でありますし、その……
○副大臣(国井正幸君) 今、三浦委員の方からお話ありましたが、伺うところによりますと、昨年、三浦先生が副大臣当時に提唱されまして、今日まで省内において鋭意検討中でございまして、結論から申し上げますと、今月中に省内の取りまとめが終わると、こういうふうなことでございます。 しかし、それを一刻も早く具体化すべきというふうなことでありまして、今次国会におきましても、知的財産をしっかり保護をすると、こういう観点から種苗法の改正法案を今次国会で提出をさせていただいておる次第でございます。 いずれにしても、新品種の開発あるいは新技術の開発、さらには遺伝情報の保護、こういうものをしっかり利活用しながら、我……
○副大臣(国井正幸君) 委員おっしゃるように、美しい農山村、漁村というのは、都市住民だけではなくて、私たち国民に安らぎとゆとりをもたらしてくれるものだと、このように思っております。そういう意味で、都市と農村の、あるいは山村、漁村の交流というのは極めて重要な事業でございまして、今大臣からも答弁がありましたが、農山村、漁村の活性化のためにも都市住民の皆さんにいらしていただいて、そしてやはりお金を使ってもらうことも含めて経済効果があるというふうに思っております。 平成十六年の統計ですと、農山村、漁村の交流施設等の宿泊人員がおよそ六百六十万人と、こういうふうに言われておりますが、今後三年間に更に百十……
○副大臣(国井正幸君) 今先生御指摘のように、外国人労働者については、専門的、技術的分野の方については、積極的に受入れを我が省でもやっていると。あわせて、単純労働者については今お話ありましたように慎重に対処をするという政府方針の下でありますので、そのように対処しているわけでありますが、農業の現場におきましてはやはりいろんなニーズがあります。現実には今御指摘もありましたように農業従事者が減少しているという状況もありまして、是非これを置き換えると言ってはなんでありますが、そういうふうなニーズも農業現場においてあるのも確かでございます。 しかし、それ以上にもろもろの問題があろうというふうに思います……
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