このページでは吉田博美参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○吉田博美君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成十七年度決算について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 御案内のとおり、これまで参議院は、決算並びにODAについて参議院改革の重要な柱として積極的に取り組んでまいりました。 決算審査については、平成十五年の参議院改革協議会での合意を皮切りに、早期審査、審議の充実が図られ、十三年度からは四年連続で常会内において審査を終えてまいったところであります。また、昨年十月には、会計検査院の強化や活用を図るため、随時報告を可能とするなどの改正会計検査院法を成立させました。 参議院の独自性の発揮等という観点から、検査院の協力も得な……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 質問に先立ちまして、度重なる台風並びに新潟県中越地震の、おきましてのお亡くなりになった方に対しまして、心からお悔やみ申し上げ、また被災者の皆さん方に対し、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 さて、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 現在、全国四十七の都道府県におきまして合併協議が進められている中で、十月一日には二十三の新たな市や町が誕生いたしました。そして、今月じゅうには五つ、十一月一日には十九の新たな市や町が誕生すると聞いておるわけでございますが、そうした合併ラッシュの中……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 民法の一部を改正する法律案及び債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 今回の民法改正案は、大きく二つに分けて保証契約の適正化と民法の現代語化、二つだと考えますが、保証契約の適正化につきましては、この見直しの発端ともなった背景として商工ローン等による過酷な取立てが社会的な問題となったことが考えられますが、これも一つではないかと思います。また、民法の現代語化につきましては、法律の中に一般の国民が理解できない、あるいは現代では使われていない語句が用いられているとすれば、それは現代語に書……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 参考人の先生方におかれましては、大変お忙しい中を当法務委員会に御出席をいただきまして、それぞれのお立場から御所見を賜りまして、ありがとうございます。 まず私は、民法の一部の改正につきまして、保証契約の適正化についてお伺いをしたいと思います。 この見直しの発端となったのは、先ほど御説明にもございましたように、商工ローン等の過酷な取立てが大きな社会問題となったことも考えられるわけでありますが、私はむしろ古くて新しい課題ではないかなと、こう思っておるところでございます。 私自身のことでございますが、四十六年前、父が連帯保証人になって、それが起……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 現在、全国各地で市町村の合併が続いておりますが、この合併ラッシュと言われるような中で今月二十一日に新しい新潟市が誕生し、それに伴う簡易裁判所の管轄区域等を改めるとのことでございますが、昨年秋の臨時国会でも同様のケースによる法改正がありました。その際に、実態が変わらないのであれば法改正を必要としない方法を検討していただきたいと申し上げましたところ、早速に今回改正案として、合併しても自動的に従前の管轄区域の範囲を維持できる規定が盛り込まれました。短期間で……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 我が国は、従来、世界一安全な国とうたわれ、諸外国と比較しても治安は格段に安定し、国民の皆さん方は安心、安全に暮らし、そのことを一つの誇りとしてまいりました。ところが、近年とみに犯罪が増え始め、この十年間でおよそ百万件もの犯罪が増えてしまいました。また、その犯罪の内容も年々凶悪、多様化し、社会にその都度衝撃を与える事件が多発しております。特に、ごく最近では、性犯罪者や仮出獄者の再犯及び青少年による重大な犯罪も発生しております。さらには、人身取引問題なども発生し、国際的な問題となっております。 本日は、このような背景を踏まえ、幾つかの質問をさせ……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 昨年も同じことを申し上げましたが、平成十三年四月の司法制度改革審議会に対し、最高裁からシミュレーションの結果として、現状の審理期間を半減させるためには、事件数が現状のとおり推移するとして今後十年間で約五百人の増員が必要とされ、更に事件数が増加すると想定されますと三百人から四百人の増員が必要であるとの見解が報告をされたわけでございますが、一方、平成二十一年からは裁判員制度が導入予定であり、裁判迅速化の体制整備には裁判官はまだまだ大幅に増員することが必要だと考えております。それ……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 不動産登記法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。 一昨年の六月、政府の都市再生本部は、都市再生の円滑な推進に土地の境界及び面積等の地籍を整備することが不可欠であるとして、全国の都市部における登記所備付地図の整備事業を強力に推進する必要がある旨の方針が示されました。しかしながら、近年は土地の境界をめぐる紛争が多発しており、境界を公的に明らかにする方法は境界確定訴訟しかないわけでございますよね。隣り合って暮らしている人と訴訟を起こさなければ解決できないというのは大変悲しい話で、早急に何らかの方策を打たなければならないと感じていたや……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。 元々、海運は非常に国際性が高いことから、十九世紀後半より主要海運国が中心となって灯台業務や海難防止、海難救助等に至るまで、海上の安全確保を目的とする国際条約などの取決めがなされてきたと聞いておるところでございます。 一方、船舶の所有者、すなわち船主の海難事故等で生じた損害賠償債務については、民事責任の一般原則により無限の責任を負うべきところでございますが、世界の海運国では自国の海運等を保護、奨励するため船主の有限責任を認めてきたとも聞いております。しか……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 まず、質疑に先立ちまして、去る七月七日、ロンドンでの爆破テロ事件におきましての、尊い人命を失われた皆様方に心から御冥福をお祈り申し上げます。また、負傷されました皆様方に心からお見舞いを申し上げるところでございます。 私たちの国は、戦後、非常に厳しい経済状況の中から先人の皆さん方が大変な努力をされまして、今や世界第二位のGDP、一人当たりの国民所得もルクセンブルク、スイス、ノルウェーに次いで世界第四位だと言われる。しかし、これが本当にその豊かさを感じるかと、いろいろな中で感じておりますけれども、スイスにおきまして、IMD、国際経営開発研究所と……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び最高裁判所裁判官退職手当特例法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 この法案を審議するに当たりまして、改めて日本国憲法に目を通してまいりました。憲法第七十九条及び第八十条におきまして、最高裁判所の裁判官及び下級裁判所の裁判官については、「裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。」と規定をされております。一方、今回の法案は明らかに報酬を減額するものだと考えます。しかしながら、こ……
○大臣政務官(吉田博美君) お答え申し上げます。 今、伊達政務官の方から、このような状況について、特に資料を見せていただきまして、かなり……(発言する者あり)ああ政務官、申し訳ございません、前の政務官でございます。伊達委員の方から、この地図を見てかなりの広範囲にわたって軽減措置がなされたなと思っているところでございます。八十二億というかなりの額でございますが。 実を申しますと、私どもの、羽田委員長も御存じでございますが、長野県にもございまして、長野県には野沢温泉村と栄村にございまして、本当に一定の地域でございますが、いまだにまだ軽減措置を行っているわけでございまして、ある意味では、そこには……
○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。 タクシー業務適正化特別措置法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 いわゆる流し営業中心の地域におきまして、輸送の安全性、利用者の利便性の低下が懸念されている状況の中にあって、タクシー運転者の質の確保、向上を図ることにより、輸送の安全、利用者の利便をより確実に確保していくことが近々の課題となっております。このような状況を踏まえ、このたびの法律案が提案されたものと考えております。 これは法案には直接関係はありませんが、最近景気が回復してきたと言われますが、地方におきましてほど遠い現状であります。そうした中、地方のタクシーを取……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。