このページでは山本孝史参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○山本孝史君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、内外の金融情勢の変化に対応し、金融資本市場の構造改革を促進する必要性を踏まえ、預金者等の利便性の向上等を図るため、銀行等の代理店制度の見直しを行うとともに、子会社規制の緩和等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、銀行代理業の参入許可及び兼業承認の具体的要件、顧客情報の流用を防止するための方策、銀行代理店に対する検査・監督体制の在り方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は多数をもって……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史です。 質問に入る前に、衆議院厚生労働委員会において、議論が尽くされないまま与党が本法案を強行採決したことに強く抗議します。前回健保法改正案の審議時間五十一時間三十分と比べても、今回はわずか三十四時間余り、しかも大改正となる医療法の改正案の審議も含めてです。与党に猛省を求めるとともに、患者本位の良質な医療を実現するため、本院では十分な審議時間を確保することを与党に強く求めます。 それでは、理想の医療を目指された故今井澄先生の志を胸に、また、私事で恐縮ですが、私自身がん患者として、同僚議員始め多くの方々の御理解、御支援をいただきながら国会活動を続け、本……
○山本孝史君 おはようございます。 民主党・新緑風会、山本孝史でございます。 まず最初にお伺いをしたいのは、さきの国会で強行採決をされまして、形の上では成立したことになっております国民年金法等の一部を改正する法律案に大変条文の誤りがたくさんあったと。十五種類四十か所あったわけですが、このことについて、官報で修正をするという措置を与党側は強行でこれまたやっているわけです。 なぜこれ、再提出するのではなく官報に修正するというこそくな手段を取ったのか、またそれを、一体だれがその手段を取ることを認知したのか。厚生大臣、あるいは内閣官房から来ていただいています参事官、お答えいただきたいと思います。
○山本孝史君 私は、ただいま可決されました労働組合法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 労働組合法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一 今回の不当労働行為審査制度の見直しの趣旨にかんがみ、計画的な審査及び迅速・的確な事実認定が行われるよう、必要な措置を講ずること。 二 公益委員の任命に当たっては、労働分野における専門的な知識能力を持つ適切な人材が選出で……
○山本孝史君 尾辻大臣、御苦労さまでございます。 今日は社会保障制度の再構築ということで、これから、年金だけに限らず医療、介護あるいは生活保護等々含めて、どういう考えに基づいてこの改正に臨まれるのか、とりわけ大臣のお立場として、お考えとしてお聞かせをいただきたいというふうに思っています。 先週金曜日に、こういうことで質問しますのでということで、ほぼ質問内容をそのまま書いたものをお渡しをしておりますので、今日は横にいろいろと局長お座りですが、大臣と一問一答でやらせていただければということで、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 時間に限りがありますので、早速最初の質問で恐縮でございま……
○山本孝史君 私は、ただいま可決されました児童福祉法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 児童福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、児童福祉司等専門職員の資質の向上を図るとともに、その配置基準を見直す等、児童相談所の体制の拡充に努めること。また、全市町村における要保護児童対策地域協議会の速やかな設置を目指すとともに、新たに窓口となる市町村においても専……
○山本孝史君 よろしくお願いをします。 有期雇用者で休業を取得できる者の範囲、休業給付のされ方等、今後詳細を決めていくわけですけれども、政省令の内容をやはり私は国会でできるだけ示していただくということが大変重要で、法案は上げてくださいと、あとは私たちがやりますからというような御答弁は困るということをまず申し上げておきたいと思いますし、国会の審議は決して参考意見ではございませんので、その思いをきちっと受け止めていただきたいと思います。 それから、これまでの質問者と若干違う角度から御質問を申し上げたいと思います。 結論を先に申し上げますと、第一に、民間企業の労働者にも公務員の育児・介護休業制……
○山本孝史君 私は、ただいま可決されました特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、国民年金制度の発展過程で生じた無年金障害者の福祉の増進を図ることは喫緊の課題であるとの認識の下、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、無年金障害者の生活を支える家族の高齢化等の実情を踏まえ、国民年金制度に加入できなかった在日外国人その他の……
○山本孝史君 民主党の山本孝史でございます。 今回の参議院ODA調査の対インドネシア班に参加をさしていただきました。今回、発言の機会を与えていただきました決算委員の皆さん方に心から感謝を申し上げます。また、現地で大使館、佐藤さんもおられましたけれども、ありがとうございました。JBICの皆さん、JICAの皆さん、あるいは両政府、現地関係者の皆さん、大変に御協力をいただきまして、心からまず感謝を申し上げたいと思います。 この調査を国会がするということについては私も賛成でございます。ただ、一回目でございますので、ですけれども、実施方法には改善の余地が多分にあると思っております。 今回視察をしま……
○山本孝史君 民主党の山本孝史でございます。 参考人の先生方には、大変お忙しいところ、また遠いところお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。また、本委員会の委員の先生方にも、この今日の開催について御理解また御協力をいただきまして、本当にありがとうございます。 今日、三人の先生方の話をお伺いをしておりまして、最終局面では心の健康、うつの問題だというふうに私も思っておりますけれども、そこが余り強調されてしまいますと、うつ対策だけをやればいいんだという形になってしまうのではないかと。厚生労働省もそこしかできないものですから、そこばかりやっているという感じがしております。やはり個人的な……
○山本孝史君 委員派遣について御報告申し上げます。 去る十二月八日、九日の二日間、岸委員長、武見理事、国井理事、辻理事、西島委員、藤井委員及び私、山本の七名により、山形県、福島県の社会保障及び労働問題等に関する実情を調査してまいりました。 以下、その概要を御報告いたします。 一日目は、まず山形県天童市にある介護老人保健施設・特別養護老人ホーム「あこがれ」を訪問し、概況説明を聴取した後、施設を視察いたしました。当施設では認知症の専門棟を備えており、認知症の高齢者に対しては、すべて個室で画一的な対応をするのではなく、二床室や四床室を組み合わせることによって、個々の症状に応じたきめ細かな対応を……
○山本孝史君 民主党・新緑風会、山本孝史でございます。 まず、ちょっと順番入れ替えまして、今の母子家庭のお母さん方のお話です。 尾辻大臣もお父さんを戦争で亡くされた母子家庭でいらっしゃいますから、母子家庭のことをよく御存じだと思います。 私も、毎年二月の十一日に大阪で大阪府母子寡婦福祉連合会の大会がございまして、時間が合えば毎年必ず寄せていただいております。今年は、後で差し上げますが「私の仕事さがし ホップ・ステップ・ジャンプ」という、お母さん方の仕事を探して今働いておられる状態についての訴えのパンフレットをいただきました。一生懸命資格を得るために勉強して、そして仕事を探しておられますけ……
○山本孝史君 今井副大臣、お忙しい中お越しをいただきましてありがとうございます。三位一体の補助金、交付金の改革でございますのでお越しをいただきまして、よろしくお願いいたします。
最初の質問でございますけれども、生活保護の国庫負担割合の引下げが議論になったわけですけれども、これは引き下げるという方向で既に確定した事項なんでしょうか。大臣にお尋ねをします。
【次の発言】 国としては、国庫負担割合を引き下げたいという思いは今も持っているということですね。
【次の発言】 生活保護費の国庫負担額が大変大きくて、毎年補正予算を組まないと総額の確保ができない。毎年補正予算を組むのはおかしいじゃないかと、本……
○山本孝史君 民主党・新緑風会を代表して、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 反対する第一の理由は、提出法案が、地方分権の理念に基づいた税源の移譲、国庫補助負担金の削減、交付税改革といういわゆる三位一体の改革に沿った内容となっていないことです。そもそも三位一体の改革が目指したのは、地方財政の確立による地方の自立、自治の尊重であったはずです。ところが、提出法案の内容は、小泉政権の下で破綻状態に陥った国家財政の再建を進めるため、国民健康保険の安定的な運営における国の責任と役割を放棄し、これまでの国庫負担を一方的に地方自治体に押……
○山本孝史君 山本でございます。 まず、冒頭、職員の皆さんにいろんな資料を作っていただきまして、ありがとうございました。ただ、作っていただいたのが、こちらの要求しているのとは違う資料が先ほど届きまして、うちの部屋のコピー用紙がまた裏を使えるのが一杯できて有り難いんですが、本当は一枚でよかったものがこんなに来てしまったので、ちょっとそこは、後の質問のところで触れますが、困っております。 限られた時間ですので早速質問に入りたいと思いますが、まず大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、今回のこの法案の提案の説明のこの文章の中に謝罪の言葉が一つもないんですけれども、これはどういうことでしょうか。 ……
○山本孝史君 民主党の山本孝史でございます。 今回の法案が成立しますと、運営委託をされております各公益法人にも大きな影響が出てまいります。切捨て御免は駄目だよと、こう申し上げて、与党の理事の御了解もございまして本日皆様方には参考人としてお越しをいただきました。お忙しい中、大変にありがとうございました。 最年長者でいらっしゃいますので、代表して加藤参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 加藤参考人も、社会保険庁の年金保険部の業務課長、あるいは長官官房の経理課長、厚生省の大臣官房会計課長、御歴任でございます。その当時にこれらの施設が建設をされたという経緯もございます。また、今回は全国……
○山本孝史君 民主党・新緑風会を代表して、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案に反対する立場から討論を行います。 年金や健康保険の保険料を使って建設や運営を支えてきた福祉施設等に対して、これ以上保険料から資金を投入しないことは当然の措置です。しかし、そのことと厚生年金病院などの各種の福祉施設等を廃止、売却するということは次元を異にする問題であり、慎重な対応が求められます。政府・与党は一円でも高く売ることを強調するばかりで、極めて乱暴です。迅速になすべきことと拙速に行うことは全く違います。 以下、反対する主な理由を申し述べます。 第一に、売却に当たっては一般競争入札が取られるため……
○山本孝史君 私は、ただいま可決されました臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、検査技術・検査機器の高度化、複雑化に十分対応できるよう臨床検査技師の資質の向上に努めること。 二、臨床検査技師が行うことのできる生理学的検査の範囲については、……
○山本孝史君 連休前でございますけれども、ちょっと数が少ないのが気掛かりでございますが、今日、被爆者援護の問題とそれから自殺の問題について、委員の皆さん方と言って、おられないのがあれなんですが、委員の皆さん方に是非御理解をいただきたいという思いがあって質問させていただきたいと思います。 まず、大臣、ここしばらく中国残留邦人の問題について、中国に帰れるような、その旅費あるいはその他様々手当を出してあげるということで御努力をいただきまして、ありがとうございました。また、中国残留邦人の日本への帰国にかかわる継子と養子の問題について、南野法務大臣も中国からの引揚者だということで、御本人の体験の中で大……
○山本孝史君 民主党・新緑風会、山本孝史でございます。何回かの質問の第一回目ということで、質問させていただきたいと思いますが。
大臣、被保険者、受給者の範囲の拡大の問題でございますが、このことについて是非とも実現したいというお考えでしょうか。まず、お考えをお聞かせください。
【次の発言】 それは今までの答弁の繰り返し。私が冒頭に持ってきたことの意味はどうだ、私もそう思うというんで、その響きの中に、自分も大切だと思っているという響きをにおわされたのかどうか知らないけれども、政治がリーダーシップを発揮しないとここは実現しない。あるいは、厚生省として社会保障制度をどう考えるかということがあるわけだ……
○山本孝史君 民主党の山本孝史でございます。 参考人の皆様方には、お忙しいところ、また遠いところからもお越しをいただきまして、本当にありがとうございます。 まず、宮城参考人にお聞かせをいただきたいと思います。 御発言の中で広域連合任せの風潮が生まれてきたというふうに、こうこれまでの運営を評価されたわけですけれども、今度の改正で、市町村が介護保険制度の責任主体になる、あるいは高齢者の介護福祉についてのその責任が一段と重くなってくると理解をしておりますけれども、市町村とそれから包括支援センターとのかかわりですね、広域連合を運営されておられるという中で、この市町村と包括支援センターというのはど……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本でございます。 冒頭、まず、先月五月三十日に、NPO法人のライフリンク主催の自殺予防シンポジウムに、大臣もお忙しい中、四十五分を超えて御出席をいただきまして、私からもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。 省内の連絡会議を厚生労働省内に設けられたということもお聞きをしております。また、先日来から総務省の行政評価局が、厚生労働省がおつくりになった健康日本21で二〇一〇年に自殺者を二万二千人以下にするという目標を立てているが、なかなか実現しそうにはないのではないかというようなことで、総務省の方も行政評価をスタートさせているわけです。 そんな……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史です。 我が会派の最後の質問者でございますので、これまでの審議を通じて明らかにされた重要な項目について、再度、厚生労働大臣に確認答弁を求めたいと思います。 なお、衆議院で行われた確認答弁の事項を再度取り上げることは時間の関係から極力避けましたけれども、衆参両院での確認答弁が民主党に対する確認答弁であると御理解をいただきたいと思います。 全部で三十三項目ございます。時間の関係もございますので、順次お尋ねをしますので、よろしくお願いを申し上げます。 今も辻議員からの御指摘があり、厚生労働大臣は最大の課題であるという御認識を示されました被保険者、受給者……
○山本孝史君 私は、ただいま可決されました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。二十項目ございます。 障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、附則第二条に規定する検討は、平成二十一年度末までに結果が得られるよう関係審議会において行うこと。また、その際、雇用義務の対象に精神障害者を加えることも含めて……
○山本孝史君 私は、ただいま可決されました建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 建設労働者の雇用の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律が建設業務を労働者派遣事業の適用除外としていることについては、その趣旨及び建設業の実情を踏まえ、これを堅持すること。 二、建……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史でございます。 冒頭、大臣、この委員会の冒頭で大臣から、アスベスト問題に対しての副大臣、事務次官等々の御発言について言わば統一見解をお示しをいただきました。そのことについて大臣の御所見をお伺いをさせていただきたいと思います。 西副大臣の御発言の、理由は何であれ行政の側に落ち度があったという認識を西副大臣はお示しになったと思います。理由は何であれ行政の側に問題があったという認識を示されたと私は思います。そのことについて事務次官は、連絡に問題があったかもよく見極めなければならないと、こう発言されておられますが、この発言は、判断を留保したとも取れるし、西副……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史でございます。
今日は、幾つかの提案を交えて質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをします。
最初の問題は、昨年の暮れに総理が先頭で旗を振られましたいわゆる混合診療の解禁の問題でございますが、特に未承認薬の使用と先進医療技術について最終的にどのような決着になったのか、厚生労働大臣、御説明をお願いをします。
【次の発言】 総理にお尋ねします。
今のこの決着した姿は何点ぐらいの採点をされるんでしょうか。また、その点数の根拠を聞かせてください。
【次の発言】 今おっしゃいましたように、衆参の厚生労働委員会で決議をしまして、混合診療の解禁に伴っ……
○山本孝史君 新緑風会・民主党の山本孝史でございます。どうぞよろしく。あっ、民主党・新緑風会です。失礼しました。 今お話ありましたように、年金改革についての与野党間の話合いが持たれているようでございますけれども、与党の皆さん方は、自民党と公明党と民主党の三党で国会の外で話合いをしようと、こうおっしゃっておられるようでございます。民主党は、かねて申し上げておりますのは、すべての政党が参加して国会の中で国民に見える形で協議をしたいと、こういうふうに申し上げておりますので、何か今の与党の皆さん方の思いは、国会の何か外の密室で幹部が集まって談合で物事を決めようと言っておられるようで、そういう企てに私……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史でございます。
最初に、中国残留孤児の継子、連れ子を強制退去処分とした問題で、福岡高裁は国はそのやり方は間違っているという判決をしました。それを受けて法務大臣は上告を断念されました。私はそれは当然だと考えておりますが、法務大臣はどのような考え方に基づいて上告を断念されたんでしょうか。
【次の発言】 今お話しになりましたように、判決は、継子は残留孤児の養父の世話をして実子以上の存在だったと。実はこの事件はたくさんありまして、その都度法務大臣に在留特別許可を求めているわけですね。しかしながら、ここが大切だと思うんですが、本件の遠因には日本国自身の過去の施策……
○委員長(山本孝史君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。
去る九月二十六日の本会議におきまして財政金融委員長に選任されました山本孝史でございます。
本委員会は、財政、金融全般にわたる極めて広範な所管事項を取り扱う重要な委員会であり、その委員長を承りまして、重責を痛感しておる次第でございます。
本委員会の運営につきましては、委員の皆様方の格別の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、愛知……
○委員長(山本孝史君) ただいまから財政金融委員会を開会します。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、山下英利君、犬塚直史君、津田弥太郎君及び松下新平君が委員を辞任され、その補欠として関口昌一君、池口修次君、富岡由紀夫君及び広田一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として防衛庁長官官房審議官徳地秀士君外八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(山本孝史君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、関口昌一君、段本幸男君及び池口修次君が委員を辞任され、その補欠として小泉顕雄君、山下英利君及び加藤敏幸君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山下英利君を指名いたします。
○委員長(山本孝史君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小泉顕雄君及び加藤敏幸君が委員を辞任され、その補欠として段本幸男君及び池口修次君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として金融庁総務企画局長三國谷勝範君外六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたしま……
○山本孝史君 民主党の山本孝史でございます。 久しぶりの質問なのでちょっと動揺しております。時間が四十五分と短いので、早速質問に入りたいというふうに思います。 今日は、大臣と議論をさせていただきたい最初のトータルとして医療制度を真ん中に置きながら、これからの日本の社会保障の全体をどう考えていくのかということについてもう少し広い視野で展開すべきじゃないか、この間の本会議での質問をもう少し深掘りさせていただくような形で大臣に御質問させていただきたいというふうに思っております。 まず、この委員会、衆参ともにそうですけれども、医療費の将来推計が妥当かどうかということで議論がありましたけれども、私……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史でございます。 冒頭、先週金曜日に神戸地方裁判所で示されました、国は中国残留孤児に対して早期帰国促進義務や自立支援義務を怠ったとの判決に関して、総理のお考えをお伺いしたいと思います。 総理と私が衆議院議員に初当選をしました平成五年のその選挙のちょうど九月、十二人の中国残留婦人の方が強行帰国されまして、成田の飛行場で一夜を明かされるということがございました。私はそれ以来、微力ですけれども、日本の敗戦によって中国に置き去りにされた、あるいは中国にとどまらざるを得なかった人々への支援の充実を訴えてまいりました。さきの総選挙の前には、超党派で議員が集まりまし……
○山本孝史君 民主党・新緑風会、山本孝史でございます。 今日は、櫻井、津田両理事に御配慮いただいてお時間をいただき、一時間質問をさせていただきます。せきをしておりますのは風邪を引いているわけではありませんので、どうぞ御心配なく。 本題に入ります前に、二つほど質問させていただきたいと思います。 一つは、先ほど西島先生お触れになりましたいじめ自殺の問題でございます。 この自殺問題については、今日は公務で御出張中だそうでございますけれども、武見副大臣が与党の筆頭理事でおられましたときに御一緒に取組をさせていただきまして、昨年二月の衆議院の予算委員会を開いているときに、参議院がまあ開店休業中も……
○山本孝史君 民主党・新緑風会の山本孝史でございます。よろしくお願いします。 間もなく十二月一日になります。御承知のように、国連が提唱する世界エイズデーでございます。それに先立って、本日、厚労省とエイズ予防財団が、渋谷で夕方からレッドリボンライブ二〇〇六を開催されて、主に若者世代にHIV、エイズの予防啓発を呼び掛けられる、ちょっとお天気が悪いのが残念ですけれども、そういう行事が今日はございます。 今日は感染症予防法の質疑でございますけれども、時間の前半をこのHIV、エイズの問題について、後半は国立高度医療センターの問題について関連して御質問させていただきたいというふうに思います。 御承知……
○山本孝史君 山本です。
本題に入る前に、中国残留孤児と在外被爆者の問題について、厚生省にとっては大変重要な問題ですので、お尋ねをしたいと思います。
大臣は、二月の九日、中国残留孤児の皆さんと面会し、謝罪をされたと聞いております。
そこで、お尋ねをしますが、何について謝罪をされたのか。帰国を妨げた、早期帰国を図る義務を怠ったことを謝られたのか、あるいは帰国後の自立支援策が十分でなかったとして謝罪をされたのか、あるいはその双方で謝罪をされたのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 済みません、時間が押しているんですけれども。何を謝罪したのか。
○山本孝史君 山本でございます。
ありがとうございます。皆さんに大変御心配いただきまして、また今日はこうして質問の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。恐れ入ります、立ったり座ったりがちょっとあれですので、座らせてやらせていただきます。申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。
今日は、日本のがん対策について中心的に、私の体験を踏まえてお話をして、また大臣と皆さんの御見解を承りをしたいというふうに思います。
去年の六月に成立をしましたがん対策基本法、この四月一日から施行をされております。その後の動きについて、喜びとともに御報告申し……
○山本孝史君 山本孝史でございます。 冒頭、済みません。がん対策基本計画が決まりましたので、そのことについて大臣等に質問させていただきたいと思います。 この五月三十日にがん対策推進協議会が開催をされまして、今後五年間の国のがん対策の方針を決めるがん対策推進基本計画が了承されました。委員十八人のうち四人ががん患者、家族、遺族の代表でございまして、私は、自らのことにかかわる重大な政策が協議され決定される場にはそれらの者が当事者として参画をしているのは当然のことだというふうに思っておりますし、今回の厚労省の対応を高く評価をしております。その英断にエールを送る一人でもございます。 そこで、お尋ね……
○山本孝史君 民主党の山本孝史でございます。 まず、松谷参考人と原田参考人とお二人に同じ質問なんですけれども、お二人の御主張は、人口減少社会を恐れているのではなくて、そのことを踏まえた上で現在の制度をきちんと手直しをすることが非常に重要なんだと、こういう御主張だと思います。 そのときに、今とにかく産めよ育てよとは言いませんが、少子化対策、少子化対策という、声高に言われているんですが、そのことの政策効果ということもありますけれども、そのことよりもまずやっぱり年金なり財政状況なりということの見直しの方が急務であるというふうに受け止めているのですが、そういうことでよろしいかということでございます……
○山本孝史君 少し、委員長というんでしょうか、会長さんにこれから先の話も含めて、私の思いですけれども、衆議院の議員をやっておりましたときに参議院の方を見ていて、こういう調査会があるということは非常に参議院らしいというか、ユニークな取組をしておられるなと、こう思っておりました。国民生活に関する調査会で高齢者の問題を取り上げられ、あるいはその後、少子化の問題をやられている。共生社会に関する調査会ができて、DV法とかも作られたわけですが、共生社会ということであれば、障害者の問題、あるいは外国人、多民族の共生どうするのかといったような観点からもあるなと思っていたんですが、今回少子高齢社会に関する調査会……
○山本孝史君 調査会に初めて山本孝史、参加をさせていただきまして、前に申し上げましたように、衆議院から見ているとなかなかいい調査会やっているなと、こう思っていました。 ただ、ちょっと気にしていたのは、三年一サイクルでやっておられるような感じで、三年目は選挙の年なものだから割と手薄になるというか、というような形で、最後は急いでしまうような形があって、しかし世の中の反応はもう少し早い結論を待っているみたいなところもあって、テーマの立て方として、非常に大きなテーマを立てるとなかなか雑駁なものになってしまう。割と、何でしょう、一年単位ぐらいで中間報告というか、一つのテーマについての考えが一つまとまる……
○山本孝史君 最初に会長にお願いなんですが、今後の進め方なんですけれども、今日は内閣府というか政府が作った子ども・子育て応援プランの概要を説明いただいて、各議員、委員がそれをどう肉付けしていくかというようなことで今後もし進めていくのであれば、その日のテーマを絞っていただいて、事前に知らせていただければもう少し準備ができるというか、もう少し参考人が呼べるだろうし、全部の役所から来る必要性がないし、さっきみたいに医政局長が来ないというような話もないんで、今後の進め方をもう少し委員の側にお知らせいただけると、うちの理事から聞きゃいいのかもしれぬけれども、そういうふうに思いますが。 それと、そのテー……
○山本孝史君 ありがとうございます。 今日はありがとうございました。長年母子家庭の方々へのかかわる活動をしてきました中で、母性を発揮したいというか、是非こういうふうに育てたいと思っても、ささやかな望みもかなえることができない、非常に依然として母子家庭への偏見が強いということだけはまず申し上げておきたいというふうに思います。 今日の質問は、済みません、松尾先生に二点お伺いしたいんですが、一点は、今のその出産期の話ではございませんが、出産期の経済的な費用が非常に掛かるので、それを、今健康保険で三十万円等々ございますけれども、もう少し別途の手だてを考えた方がいいのではないかという意見があります。……
○山本孝史君 先生方、今日はありがとうございます。 奥山参考人にお伺いをさせていただきたいんですが、子育て中の親が社会的にも精神的にも孤立しないようにしなければいけないというのがもうかなり前からの子育て支援策の中の重点的な課題だったと思います。 私も、五年ほど前に秋田県の大森町という農村地帯の中で高齢者の施設の一角を利用しながらお母さん方がいつでも遊びに来れるようにという場所を提供されて、そこが非常に、雨の日になるともう一杯になるんだとかっておっしゃっていましたけれども、人気があって、やっぱりこういう取組だなというふうに思っていました。 それ、皆さん方でいろいろと今度取組をされておられる……
○山本孝史君 今日は三人の先生方、ありがとうございました。 無藤先生にお伺いをしたいんですが、白梅というと保育、幼児教育で大変実績のある学校でいらっしゃいますけれども、今の、これからの保育所あるいは幼稚園の在り方というものについて、大変大きな質問で恐縮でございますが、思っておられることがありましたらお聞かせをいただけますでしょうか。
○山本孝史君 お三方、ありがとうございました。大変興味深く聞かしていただきました。 森泉さんと篠原さんとにお聞きをしたいと思っています。 森泉さんの、この若年世帯の持家率の推移というのは、大変興味深いグラフを見せていただいているのですが、これは「若年世帯」と書いてありますので、二十代で結婚をした人たちがその家をどう持っているかという図だというふうに考えれば、二十代で結婚した人が家を持っている確率というのは日本の場合に非常に少ないんじゃないかなと、私などは直観的にこう思うわけです。 実は、今なかなか若い人が家を持ちにくくなっているのは、やはり団塊の世代の親がまだ生きていて自分で家を持ってい……
○山本孝史君 お三方、ありがとうございました。 まず、宮島先生に、私、世代間不公平よりも世代内の不公平というか、この格差が広がってきていることがかなり重要な問題だと思っておりますが、所得税の最高税率あるいは課税最低限という問題と、それからいわゆるトーゴーサンピンあるいはクロヨンというのでしょうか、所得捕捉のこの二点の問題についてコメントをいただきたいと思います。 それから、堀先生、いつもありがとうございます。 この年金の積立金を奨学金制度に使えというお声がたくさんあるんですが、奨学金団体に長年勤めてきた私から思いますと、実は卒業した後の返済という問題がありまして、保険料を、今度は年金の保……
○山本孝史君 今日はお三方ありがとうございました。それぞれのお立場で一生懸命にお取り組みをいただいているということがひしひしと感じられて、私どもも頑張らなければいけないというふうに思います。 今日、北村先生のお話をお伺いしながら、私もそうだというふうにかねてから思っていたことと一致したので、あえて申し上げたいというふうに思うんですが、性教育という言葉だけが独り歩きをしていて、一体それは何を本当にちゃんとどの段階で教えるべきかということの冷静な議論になっていないということを私は非常に危惧をしておりました。同じような御指摘をいただいたので本当に良かったと思っています。 それぞれの医療現場なり学……
○山本孝史君 会長御指定の最初のパートで言いましたら、伝統的な家族観あるいは結婚観、日本人らしさというか日本らしさと言ってきているようなものをもう一度見直しをするということが、一番大変なところではなかろうかと思います。
【次の発言】 企業が社会的責任をしっかり認識をするということと、働いている人あるいは企業も含めてですが、お金よりももっと大切なものがあるということの認識をどれだけみんなが共有できるかに尽きているんだと私は思います。どこまで少子化の出生率を回復しなければいけないかというような話ではなくて、今の世の中が進んでいくときに、いかなる状態であってもきっちりシステムとして対応していけるよう……
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