このページでは加藤敏幸参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸です。 ただいま提案されました中小企業経営革新支援法の一部を改正する法律案につきまして、民主党・新緑風会を代表して質問を行います。 初めに、景気の現況について質問いたします。 去る三月十四日に、内閣府は、昨年十月から十二月までの四半期GDPの改定値を発表いたしました。これによると、この四半期のGDPは三四半期ぶりにプラス成長に転じ、年率換算で実質〇・五%増になるとしています。これをもって政府部内では景気は再浮揚するとの見方が強まっていますが、果たして景気が確実に浮揚していくのかどうか、私は予断は許されないと思います。 その理由は、昨年来、我が国の……
○加藤敏幸君 民主党の加藤敏幸でございます。 民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案について質問いたします。 今から三十年前の一九七五年十二月、第三十回国連総会は障害者権利宣言を満場一致で採択いたしました。宣言では、障害者はその人間としての尊厳が尊重される、生まれながらの権利を有する、そして、障害者が最大限に多様な活動分野においてその諸能力を発達させることを援助し、できる限り通常の生活への彼らの統合を促進する必要性を高らかにうたっています。その後、国連は一九八一年を国際障害者年として定め、具体的な国際障害者年行動計画を打ち出し……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。 質問に当たり、冒頭、八月九日に発生いたしました美浜発電所第三号機の事故で亡くなられました五名の方の御冥福を心からお祈り申しますとともに、併せて、重軽傷を負われました方々の一日も早い回復を心よりお祈りいたしたいと思います。 さて、今回の美浜発電所三号機の配管破損事故は、原子力発電所内で起きた事故といたしましては十一名の死傷者を出すという極めて深刻なものでございました。もちろん二次系配管の破損ということで、放射線漏れなどの重大事故には至りませんでしたが、この事故は単なる配管破損による労働災害という次元にとどまらず、今後の原子力発電安全対策上多……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。 最初に、度重なる台風や今回の新潟中越地震の犠牲になられました方々に心より御冥福のお祈りを申し上げますとともに、被害を受けられました方々に心よりお見舞い申し上げます。 さて、今回の震災で多くの中小零細企業が被害に遭っておりました。それぞれ今、操業再開に向けて努力をされておりますけれども、大きな障害を抱えていることも事実であります。経済産業省として、そういった方々、また流通、インフラなどの被害をどのように把握されているのか、また被災地の個々の企業のニーズをどのように把握され、またされようとしているのか、この点について最初にお伺いします。
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。 今回の労働委員会の制度改革は、午前中の同僚議員の指摘にもございましたけれども、ある意味で遅きに失した感もございますが、ともあれ、労使また行政がそれぞれ努力をされ、労働委員会の抜本的改革案を策定してこられましたこの御努力に対しましては、敬意を表したいと思います。 既にお二人の同僚議員が、今回の法改正にかかわる基本的課題から、あるいはまた現場における詳細な問題にまで、そしてまた労働者が置かれているバックグラウンド、そういったことに質疑をされ、流れとしては法改正の理解が深まりつつあると、このように思いますけれども、残された幾つかの課題について御……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 過日、本会議で代表質問をさせていただきまして、その質問に引き続き、具体的な内容等を含めながら中小企業経営革新支援法改正案についてより深めていきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いします。 まず、中小企業の経営を取り巻く状況についてお伺いいたします。 大臣は本会議の答弁で、昨今の景気の調整局面を反映し、中小製造業の景況感にも弱い動きが見られる、それから、小売業等の非製造の業況は、個人消費が横ばいに推移していること等を反映し、厳しい状況にあると、現在の中小企業が置かれている経営環境について述べられまし……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 藤原委員に引き続きまして質問をさせていただきます。 午前中は大変プロフェッショナルなお二方の御質問を聞かせていただきまして、少なからず感銘をいたしておりました。私はアマチュアの目線でいろいろと御質問をさせていただきたいと、このように思いますのでよろしくお願いいたします。 まず、この法案は、原子力発電の一層の推進ということと核燃料サイクルの必要性ということを前提として提案をされていると思います。そして、その理由として、一つはエネルギーセキュリティーの確保並びに地球環境保全の二点が挙げられています。石油、石炭を始めとする化石燃料の今後長……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 午前中の平田先輩議員の質問に引き続きまして、私も不正競争防止法を中心に質問をさせていただきます。 この不正競争防止法につきましては、営業秘密の侵害に対する刑事罰に関する規定、これ二年前に改正をされました。今回、この営業秘密に関する罰則の適用に関する基本的な改正が行われることになっておりますし、今後、従業員の転職あるいは個人的な起業、独立とか、また事業連携にとって様々な問題が生ずることも予想されますので、企業秘密の不正使用と職業選択の自由との微妙な関係等について慎重な審議が必要であると考えまして、以下、このことを念頭に質問を進めていきた……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸であります。 本日は、物づくり政策全般の一般質問を予定しておりますけれども、冒頭、大臣の方からお話がございましたので、研究剰余金の私的流用問題について少しく御意見も申し上げたいと思います。 経済産業省として続いての不祥事ということでございますが、今回は外部専門家による調査委員会によって更なる調査を厳正に続けられるということでありますので、今日時点においては、先ほどの加納議員の質問、御意見、私も同感でございますので、重なるところは省略はしていきたいというふうに思います。当面は、省内においてこれ以上不正行為や公務……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。簡単に御質問いたします。
バランスシート上の評価をどうされているかということで、国によってはバランスシートを作っているところ作っていないところと多々あると思いますけれども、国が、国自身あるいは国が出資している法人など、それぞれ債権債務を含めて、あるいは政府保証を含めて、それらの資産の劣化等について各国はどういうふうな対応をされているのか、あるいはそういう議論があるのかないのかということについて、米国については後参考人に、それ以外については片山参考人に御質問したいと思います。
【次の発言】 済みません。
政府自身が持っている資産がいろんな形で劣化をしていく……
○加藤敏幸君 委員長、ありがとうございます。 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 本日は、同僚議員から航空機の安全確保策についていろいろ質問、意見等ございました。私の方は、空を飛ぶ方ではなくて、それを受け止める空港の問題について少しく御質問申し上げたいというふうに思います。ポイントは国際ハブ空港なり国際ハブ港湾と、こういう視点での質問でございます。 よく言われることでありますけれども、我が国の空港使用料は非常に高い、世界に比べてもトップクラスだと。また、港についても、費用の問題もありますけれども、手続が煩雑であると。そういうふうなことから、産業立地といいますか、私は物づくり日本と、……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 引き続き、経済産業省、特に中小企業関連、これを中心に質問をしていきたいというふうに思います。 本会議質問でも新連携の中小企業の質問をさせていただきまして、このシリーズは中小企業を徹底的にと、こういう思いでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 まず初めに、会計検査院が約二十ページにわたって指摘をされております中小企業信用補完制度の赤字問題についてお伺いをしたいと思います。 中小企業総合事業団の信用保険事業の平成十五年度の収支報告によりますと、収入に当たる、これは保険料と回収金、約三千六百億円、これに対して支出に当たる保……
○加藤敏幸君 御質問いただきまして、大変ありがとうございます。 松井委員の御質問の中にも松井委員のお考えがあったわけでございますけれども、正にそのことが私ども視察をした団員のある思いでありました。それは、言葉を換えれば国別に、それぞれの国のやっぱり実情というふうなものを我が国がいかに把握をするか、そこが出発点であるというふうに思います。 ベトナムは、御存じのように政治体制は非常に言わば一党が支配的な状況にあり、ある意味では非常に継続性のある政権であるということから、この国は石川プロジェクトという形で自らの国の経済発展のプランを他国の学者にゆだねた、そしてそのことをまた取り入れたという大変、……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。初めて国土交通委員会で質問をさせていただくことになりました。新人ですのでこれからもよろしく御指導お願いを申し上げまして、質問に入りたいと思います。 私も実は阪神・淡路大震災の不動産物件の被害者、被災者ということでございましたし、十七日の日には連合の組織局長として直ちに現地に赴きまして以降、救援活動のボランティアをやってきたと、そういうふうな経験がございます。正に惨状と申しましょうか、大変な状況にあったわけでございますけれども、本当にこの阪神・淡路大震災の死亡者、八三%、また地震による直接的死亡者の八八%が建物倒壊による……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 本日は、三名の参考人の皆さん方、本当にありがとうございます。 被害住民の皆さん方に対する救済策、何ができるのか、何をすべきか、そのことを含めて、また、今後、このようなことが起こらないためには何をすべきか、国会、議会として真剣に考えるべきことはたくさんあると、このように思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 まず初めに、清水参考人にお伺いをいたします。 「構造計算書偽装並びに建築制度被害住民の支援に係る要望について」ということで、もう既に文書でもって私どものところに届けていただいております。 まず最初に、このタイト……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 本日は、経済産業省を中心にいろいろ御質問をさせていただきたいと思います。 まず第一に、中小企業高度化事業の不良債権問題についてお伺いしたいと思います。 この中小企業高度化事業の不良債権問題に関しましては昨年も取り上げさせていただきました。今回、会計検査院の方で十八都道府県について厳密な調査を実行されて、その結果が報告書に詳細に記載されております。ここを中心に御質問申し上げたいと思います。 まず、中小企業高度化事業に関する全体的な問題点として、一、延滞債権の管理期間が長期化し、その保全も不十分である。二、都道府県の債権管理の体制が不……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。神本委員に引き続きまして、関連質問を幾つかやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 大きく言って四つの項目についてお伺いをしていきたいと、このように思います。その前に、今日はテレビで多くの方がごらんになっていられる。よく、決算委員会って何なのと、それやって何が良くなるのと、こういう質問も結構受けますので、少しまとめてみました。(資料提示)お手元に資料があるというふうに思います。 最近、PDCAということで、プラン・ドゥー・チェック・アクト、こういうふうなことがよく言われるようになりました。これは会社経営で管理改……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。藤原先輩議員に引き続きまして、関西三連続、質問を続けたいというふうに思います。 まず冒頭、この行政改革というテーマは、私のような労働界で仕事をしてきた人間にとっても長年の課題であったわけであります。土光臨調時代、既に一九七〇年代から、私どもはこの行政改革あるいは行財政改革について政府に対しても要望を続けてきたと、こういうふうな立場でございます。 また、私は、労働組合の労働戦線の統一という、こういう仕事に携わってきたわけでありますけれども、一九八七年民間連合、一九八九年現在の官民統一された連合をつくると、そういう時代からやっておったわけで……
○加藤敏幸君 おはようございます。 山下先輩議員に引き続きまして民主党・新緑風会、加藤が大臣所信に関しまして質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、北側大臣は平成十六年九月に国土交通大臣に就任されて、一年半にわたり小泉内閣の中で要職を務められておりました。そこで、その小泉内閣の旗印である改革が国土交通省の行政の中でどのように実現されてきたのか、お伺いしたいと思います。 大臣所信では、社会資本整備の効率化、公団の民営化や独立行政法人の推進などを改革として並べておられますけれども、小さな政府あるいは聖域なき構造改革、こういった視点から国土交通省としての改革の……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。提案されております運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案に関しまして、民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきます。 まず、この法律改正の契機になりました昨年四月のJR福知山線脱線事故においてお亡くなりになりました百七名の方々に哀悼の意を表したいと思います。あわせて、負傷され、現在も身体的苦痛や、PTSD、心的外傷後ストレスなど精神的な苦しみを負っておられる五百五十五名の負傷者の皆さん方の一日も早い御回復をお祈りをしつつ、是非ともすばらしい法律の制定、またその実行を祈念しながら質問も行っていきたいと思います。 ま……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 海上物流基盤強化のための港湾法等の改正について、前回に引き続き質問をさせていただきます。短い時間ですけれども、七十分間お付き合いをお願いをしたいと思います。 私は、前回も申し上げましたけれども、製造業を基盤とする、いわゆる職域を背景とした議員でありますから、日本のこの製造業をいかに復興させていくか、回復させていくかというのが一番大きなねらいであります。産業の発展なくして雇用の確保とあるいは働く皆さん方の生活の向上はなかなかなし難いと、こういう視点に立って、やはりこの製造業、物づくり日本と、これをいかに今後発展さすか……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 既に、基本的な項目につきましては本会議において代表質問を行っておりますので、本日は、具体的な課題、あるいは本会議場での答弁でなお不明確というよりも、私としては不足だったと、そういうふうなこと等について今日は議論を深めると、そういう視点で御質問をさしていただきたいというふうに思います。 本件のこのバリアフリー化法に入る前に少し御意見等を申し上げたいと思いますけれども、甚だ私としては残念なんですけれども、国交省の談合問題についてこの前報道がございました。国土交通省発注の水門工事をめぐる官製談合事件で、業界側の幹事社三社が九九年以降、談合廃……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 ただいま民主党・新緑風会、日本共産党並びに社会民主党・護憲連合により提案されました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案の修正動議に関し、同じ会派に属する者ですが、修正案の内容に関して一つ質問さしていただきたいと思います。よろしゅうございますか。 提案されております修正内容の全般につきましては、それぞれこの委員会の場において、法案審議あるいは参考人意見聴取の場でも取り上げられたテーマに関連しており、その中には、与党の委員の先生の方々を含め、恐らく共通した問題意識も幾つかあると、このように思っております……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 午前中の佐藤先輩議員に引き続きまして、住生活基本法案について、住宅問題全般にわたる課題等具体的な質問を含めながら、本法案の持つ問題点、課題などについて順次触れていきたいと、このように思います。 まず最初に、今回、住宅建設五か年計画から、豊かな住生活の実現を目的とする住生活基本法に切り替えようとする一種の政策の大転換と、こういうふうに受け止めておりますけれども、第一に、なぜ転換しなければならないのか、その動機は何なんだと、ここが一つ大切なポイントではないかというふうに思います。 私がとらえている問題の背景を少……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会加藤敏幸が質問をいたします。 本日は、こちらから、こちら側の四名が質問をするということで、よろしくお願いをしたいと、このように思います。 まず最初に、最近明るみになった国交省職員の贈収賄事件に関してお伺いをしたいというふうに思います。 さきの水門工事をめぐる官製談合問題に続きまして、今月に入って二つの不祥事が明るみになりました。一つは首都圏中央連絡自動車道建設工事の測量業務をめぐる競売入札妨害事件、これは関東地方整備局がかかわった事件で、担当者が入札の予定価格を漏らし、その見返りを求めた事件であります。二つ目に中国地方整備局に起きた事件で……
○加藤敏幸君 加藤敏幸でございます。 こういう機会を与えていただきまして大変有り難いのですけれども、ただ、派遣したときから、また決算委員会でも幾つかのやり取りをした後々も今のこの時点まで、このODAについて考えれば考えるほどなかなか問題の、難しいといいますか、あるいは非常に複雑な構造を持っているのではないかと、このように思いつつ、団の報告につきましては、この立派な報告書の中の六十一ページ以降、小泉顕雄団長を含めまして詳細な報告がございますので、そちらの方でお読みをいただきたいと思います。 本日は、私として、ややつたないんですけれども、感想を少し申し述べさしていただきまして、自後の討論の素材……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。通常国会では九回質問させていただきました。久しぶりの質問でございますので、皆さん方の御支援、御協力もお願いしたいというふうに思います。 それでは、冬柴先生が国土交通大臣に就任をされましてお祝いを申し上げたいというふうに思います。しかし、国土交通政策、国土交通行政というのは大変幅も広いし、多くの課題を抱えているということも事実でございますので、是非とも御奮闘をお願いしつつ、私としては幾つか御質問をさせていただきたいと、このように思います。 まず初めに、先ほどの所信表明をお聞きしながら、国土交通行政、何が課題なのか、私は四つの課題を中心にいろい……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 今日も、建築法改正案について幾つか質問させていただきたいと思います。 まず初めに、この法改正の意義と、それから、先ほど小池委員の方からもるる御指摘がありました、国民が抱えている不安、この問題について、あるいは現実の問題に対してどういうふうに問題を解決していくのか、この展望等について冒頭大臣に御質問を申し上げたいと、このように思います。 姉歯元一級建築士による耐震構造偽装事件が発覚してはや一年が経過をいたしました。昨年の今ごろ、いろいろと質問等国会で議論があったわけでありますけれども、事件の背景にあったものや問題点……
○加藤敏幸君 おはようございます。 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 前回に引き続きまして、建築士法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。 免許の更新問題について少し議論をいただきたいというふうに思います。 建築士法の改正にかかわるこれまでの審議会での議論におきまして、建築士免許の更新問題が様々な議論が行われてきました。医療関係、弁護士など法曹関係、あるいは公認会計士などの経済関係の国家資格においても何度ともなくこの更新の問題が議論されてきましたけれども、御承知のとおり、実現するには至っておりません。恐らく、免許更新に伴う負……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 都市再生特別措置法等改正案についていろいろな視点から御質問を申し上げたいと、このように思います。 まず最初に、五年前に都市再生特別措置法が成立をして、先ほども大臣のお話にありましたとおり、五年間月日がたったということでございます。この五年間の間、この法律がどうであったのかと。国民にとって良かったのか悪かったのか、どういう反省点があるのかということも含めまして、いわゆる政策評価という観点からまず議論をしたいというふうに思います。 小泉前内閣による都市再生政策は、正に政権の目玉政策として推進されてきました。振り返りますと、小泉内閣発足直……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。 本日は、お三方の参考人のお話を聞かせていただきまして、大変参考になるといいましょうか、なるほどと思うこともたくさんございました。全般的に本改正案について、前に向かっての御発言、御意見が多かったというふうに受け止めております。 そこで、まず最初に村上参考人にお伺いをいたしますけれども、御指摘の点は非常に実践家という大変な御経験の上に立って、非常に私は現実的な問題提起をされているというふうに受け止めました。特に、密集市街地における居住実態が高齢者ということで、これが負の遺産と位置付けられてはいけないんだと、こういうふうな御指摘はなるほどと、こ……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。この住宅瑕疵担保責任保険法案に関連をいたしまして幾つか御質問をしたいというふうに思います。 姉歯元一級建築士による構造偽装問題が発生してから一年半と。経過につきましては小池委員の方から述べられたとおりで、重複いたしますので私の方は省略をしたいと、このように思います。 そういう背景の中で、最終的な法案の処理ではないかということで、私も昨年の臨時国会で大臣に御質問を申し上げまして、言わば被害者救済の保険的な制度の導入についてはいかがですかと、こういう質問に対しまして、来年通常国会でやるんだと。普通は検討するとかその程度で……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 テーマの質問に入る前に、エキスポランドのジェットコースター死亡事故について、これは通告をしておりませんでしたので、答弁をいただくということではなくて、少し要望をさせていただきたいと、このように思います。 去る五月五日に発生したエキスポランドのジェットコースター事故は国民に大きな衝撃を与えましたが、特に遊園地の安全管理のずさんさに日々報道に接するたびにやっぱり怒りを新たにする、そういうふうな今日ではないかと思いますし、また亡くなられた方の大変残念な思いと、御家族、御遺族の気持ちも察しまして、またけがをされた方々を含め……
○加藤敏幸君 おはようございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 今回の法案審議は、単に廃棄物埋立護岸等の整備事業費用の国の補助率を引き上げるということに限定するのではなく、港湾整備の在り方の問題として論じることも大切だと考えております。 港湾というのは、物流や工場立地などの経済活動を支える場、そういう役割、それから都市市街地の一部、例えば公園としての利用、あるいは今回の法案に関連する廃棄物の最終処理場としての港湾、言わば生活インフラとしての港湾、そういう視点、加えて、生態系を維持し様々な自然の資源を提供する場、こういうふうないろいろな機能を持っているということでございまして、そ……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。加藤でございます。 今日は、本当にいろいろとお話をしていただきまして、ありがとうございました。 まず、少し基本的過ぎて困るかなと思いますけれども質問させていただきたいことは、ODAのことについていろいろと考えてきたんですけれども、特にここ一、二年、論点が少し変わってきたなと。 それは、私なりに整理をさせていただきますと、昔は、貧困対策であったとか、喜ばれたいシンドロームだとか、そういう、そしてここ近年は、戦略的なODAだとか、外交の手段としてのODA、あるいは基盤、インフラとしてのODA、いろんな形で議論がされてきたんですけれども、加えて、私は、今日の……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。民主党・新緑風会の加藤敏幸でございます。 木俣委員に引き続きまして、提案されています公務員制度等改革関連法案、これについての質問を続けたいと思います。 木俣委員は経団連御出身ということですけれども、私は連合ということでございまして、別に敵味方というわけじゃないんですけれども、労使がいろいろ真剣に議論をして、正にいい国をつくっていこう、いい制度をつくろう、いい企業をつくろうと、そういうことで戦後いろいろ実績のある努力をしてきたと、そういうことも踏まえながら私は質問の大きなテーマをつくっていきたいと、このように思います。 そこでまず、衆議院でもいろいろ議論……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。民主党・新緑風会の加藤でございます。 今日はお話を聞きながら、なるほどと素直にこう理解が進んでいったという私も感想を持っておりまして、本当にありがとうございました。 そこで、松谷参考人にお伺いをしたいんですけれども、人口が徐々に減少をしていくということの中で、今まで人口が増加するときに拡大した居住地ですよね、従来余り人が住んでいなかったけれども、土地が足らない、そういうふうなことから山際だとか海際におうちを建てていった、あるいはそういうところに都市、道路を造り、工業用地を造っていったと。言わば人口増大とともに国土の一番の端っこ、それもやっぱり拡大、利用し……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。 今日、各省庁のお話をお伺いをいたしまして、現実にいろいろ施策をされているということでございます。 民主党の加藤でございます。遅れながら申し上げます。 二つ、御質問をいたします。 一つは、いろいろお話をお伺いをして、やはり政策の限界といいましょうか、私はそういうことがにじみ出ているというのがあると思うんです。 先ほど山本委員の方から、人口減少社会というバックグラウンドをとらえて財政的な制約を含めた議論と、こういうふうな提起もございました。そういうふうなことを考えれば、ますます政策の限界というところで、当事者、行政責任のお立場としてどういう点、どうい……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。 今日は、本調査会にて議論すべき課題といいましょうか、それについての議論だというふうに思いますので、私個人としての関心事項を発言させていただきます。ちょっと紙を用意しておりますので。 一つは、政策評価ということで、少子高齢社会への対応について二つの大綱がございますけれども、こういうふうな国の基本方針が担うべき役割について、国民合意、対象の範囲、対象期間というか時系列的な展開その他について政策評価ということで少しく議論が必要なのではないのかと。また、個々の少子高齢社会への対応策について、その効果についての検証、評価も必要であるというふうに思いますし、このこ……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。民主党・新緑風会の加藤です。 樋口参考人にお伺いをしたいと思います。 一つは、育児休業手当の一般財源化が必要だと言われましたけれども、育児休業手当からこの支払制度を作った当時の、携わった人間として、そろそろそういう意見も出てくるのかなと、こう思いますので、これを一つお願いします。 二つ目は、家族政策費という言葉なり概念が、例えば図の三を見ますと家族政策費とそれから出生率との相関関係を出されていまして、ぱっと見ると非常に魅力的な図であって、これをベースに何か一言二言それぞれ考えたいなということになりますけれども、しかし、家族政策費とこう一言で言っても、そ……
○加藤敏幸君 民主党の加藤です。だれもいないんなら手挙げたんですけれども、どうも本当にありがとうございました。 八代先生にお伺いをしたいんですけれども、パワーポイントの番号で九番ですか、私どもいただいたのでは五ページ、「子育ての最大の費用は良い就業機会の喪失」と、それからその下に「職場復帰できない雇用慣行」ということで、確かにこのことについていろいろ議論がされてきたし、今もされているわけですけれども、例示されているこのグラフは比較的年功型の賃金カーブで、あるステージで少し職務レベル上がっていくという典型的なものを出されていると思うんです。 ただ、最近の現実の賃金カーブというのは相当フラット……
○加藤敏幸君 どうも今日はありがとうございました。 まず、赤枝参考人にお伺いをいたしますけれども、お話をいただいたことについては項目項目しっかりと受け止めるべき現実だというふうに思っておりますけれども、ただ、言われて、御紹介いただいた現象が、ある意味で一般化していく一般的問題として考えていくべきことなのか、現実にあることについてしっかりと対処しなければならないのかと、そういうふうな仕分も私は必要ではないかと。 こういうふうな思いの中から、またお話の中から、やはり今、社会全体にセックスを一つの商業主義といいますか、金もうけの手段としてやっている、メディアとかそうは言いませんけれども、そういう……
○加藤敏幸君 第一の「結婚、子育て、家庭」という項目で、ちょっと全然視点は今までも出てないんですけれども、実は平安時代は通い婚であったと。こんな話も昔勉強したり、だから第一のここの項目というのが、日本の歴史の中で、今私たちが思い込んでいる家庭像だとか結婚観というものは、非常に二千年とか三千年ということからいくと、ある瞬間とは言いませんけれども、非常に幅の狭いある時期に確立されたことではないのか。 そういうようなことで、歴史的にはなかなか解明されてはいないんですけれども、非常に家庭観ということだって、江戸時代の現実の庶民のレベルはどうだったのかと。しかし、そういう状況の中でもやっぱり子供を産み……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。民主党の加藤でございます。 まず鈴木参考人にお伺いいたしますけれども、お話を端的に少しまとめてみますと、団塊世代については速やかに非労働力化を図りと、そういうことによって設備投資なり潜在化している労働力が開発されるとか、あるいは若年雇用問題の解決が、そのことが少子高齢化対策につながっていくと、こういうふうな印象を受けたんですけれども、ということは結果として、こういう調査会で議論をするのはいいけれども、政策的にはもう余り手を掛けない、特に団塊世代の対策については余り考えなくてもいいんではないかと、そういうふうな総体的な受け止め方でいいのかどうかということにつ……
○加藤敏幸君 民主党・新緑風会の加藤でございます。まとめて質問するトップバッターで、簡単に申し上げますけれども。 一年前に内閣府の副大臣と議論をさせていただいたので、今日は後任の大臣、山口副大臣に御質問したいんですけれども、政策評価の議論をしまして、今まで政府が取ってきた少子対策、少子化対策というものが政策的にどういうふうに機能しているのか、どういう視点で評価できるのかという議論なんですけれども、引き続いて、今日はちょっと言葉を換えて質問したいんですけれども。 今両省から大変御努力の結晶ともいうべき予算案に関するいろいろな説明ありましたけれども、ただ、冷たいこと言うわけじゃないんですけれど……
○加藤敏幸君 ありがとうございます。 民社党・新緑風会の加藤で──民主党でした。最近、民主党と使いにくい雰囲気があって。済みません。 多田参考人にまずお伺いをしたいと思います。 今日は政策の実践レベルでの大変貴重なお話を聞かしていただきまして、興味深く、また非常に感動しながらもう聞いておるんですけれども、やはり首長さんといいますか、実践される最高責任者の皆さん方の思いだとか政策の目指す方向だとかあるいはマネジメントスタイルだとか、そういうふうなものがこういう少子化対策という場面においては非常に大きな成果に影響を与えるというふうにも少し感じましたんで、その辺り、もう少し、体験上そうなんだと……
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